JPH10142111A - 車両診断コントローラ - Google Patents

車両診断コントローラ

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JPH10142111A
JPH10142111A JP9272306A JP27230697A JPH10142111A JP H10142111 A JPH10142111 A JP H10142111A JP 9272306 A JP9272306 A JP 9272306A JP 27230697 A JP27230697 A JP 27230697A JP H10142111 A JPH10142111 A JP H10142111A
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execution
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JP9272306A
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English (en)
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Behzad Parvahan
ベザッド・パルバハン
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/88Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means
    • B60T8/885Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means using electrical circuitry
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2270/00Further aspects of brake control systems not otherwise provided for
    • B60T2270/40Failsafe aspects of brake control systems
    • B60T2270/406Test-mode; Self-diagnosis

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の独立した実行チャンネルを通して高デ
ータ速度を達成することのできる車両診断システムを提
供する。 【解決手段】この車両診断システムの実行コントローラ
は、装置周辺インターフェース手段と、装置周辺インタ
ーフェース手段と実行コントローラとを電気的に接続す
るための第1バスと、仲裁制御手段と、デバイスインタ
ーフェース手段とを含み、仲裁制御手段はデバイスイン
ターフェース手段と電気的に接続されている。実行コン
トローラは、レジスタをベースとして構成されるので、
プロセッサをベースとして実行するのに比べ高速で車両
の診断を実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車などの車
両の診断テストシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されている電子システムは
ますます複雑化してきている。今日の自動車は、多くの
場合、エンジンのタイミング、トランスミッションのシ
フトポイント、エミッション、駆動体のインターフェー
スの制御、といった種々の機能を制御するために、複数
のマイクロコントローラを備えている。車の機能不良の
診断にも、同様に複雑な自動車診断テストシステム及び
装置が必要となる。例えば、コイルオンプラグ(ディス
トリビュータレス)を使用しているシリンダについて
は、シリンダの点火ミスの診断には、高速のオシロスコ
ープの使用が必要となる。
【0003】現在の自動車診断テストシステムは、
(1)車載マイクロコントローラとの情報交換をすると
ともに障害情報を取り出し、(2)信号を測定/生成の
機能をサポートしなければならない。自動車診断テスト
システムと車載マイクロコントローラとの情報交換に
は、診断テストシステムが、特定の自動車が使っている
異なったプロトコルを理解できることが必要となる。診
断テストシステムがサポートする必要のある第2の機能
は、信号の測定/生成の機能である。必要な測定には、
電圧及び電流の測定を含む多数の作業がある。これら測
定では、単一の測定値(例えば、オームメータの値)や
連続する値(例えば、オシロスコープ)が生成される。
前記測定情報からは、信号の周波数といった他のデータ
を得ることができる。
【0004】図1は、従来のマイクロコントローラ制御
による自動車テスト診断システムのブロック図である。
このテスト診断システムには、計算手段102と、バス
106と、バスインターフェース118と、デュアルポ
ートRAM130と、マイクロコントローラ132と、
アナログ回路部138とが含まれる。計算手段102に
は、ホストプロセッサ112と、チップセット114
と、ホストメモリ116とが含まれる。マイクロコント
ローラ132は、アナログ回路部138に電気的に接続
されており、それぞれのアナログ回路138は、診断シ
ステムに接続するケーブルを介して、検査対象となる異
なる自動車システム部品又はシステム(例えば、電気シ
ステム、スパークプラグ)に接続させることができる。
【0005】図2は、図1に示したテスト診断システム
において使用可能な形式のマイクロコントローラ132
のブロック図である。マイクロコントローラ132に
は、処理手段140と、記憶手段142(ROM144
及びRAM146の記憶装置を含んでいる)と、タイマ
148と、入力ポート150と、出力ポート152と、
シリアルインターフェース154とが含まれる。処理手
段140、記憶手段142、タイマ148、入力ポート
150、出力ポート152、シリアルインターフェース
154は、すべてバス156を介して電気的に接続され
ている。バス156はマイクロプロセッサのバスインタ
ーフェース158を介してデュアルポートRAM130
に接続されている。シリアルインターフェース154は
シリアルバス160を介してアナログ回路部138に接
続されている。
【0006】従来の自動車テスト診断システムは主に、
(1)データ変換、(2)データ処理、および(3)デ
ータ出力を実行する。アナログ回路部(一般に、入力チ
ャネルに対するA/Dコンバータを含んでいる)は、ア
ナログの測定値をデジタル形式に変換するために用いら
れる。データ処理はマイクロコントローラによって実行
される。処理のステップには主に、アナログ回路部の制
御、アナログ回路部からのデータの取得、使用可能性を
決定するためのデータの認定及び除去、RAMシステム
へのデータ記憶、必要な形式へのデータ値の変換、が含
まれる。処理後は、アプリケーションプログラムが必要
とする時に、データが検索され出力される。
【0007】従来の自動車診断システムでは、マイクロ
コントローラ132はデータ処理のタスクを実行する。
マイクロコントローラ132が設定され、データが収集
された後における、マイクロコントローラ132からホ
ストプロセッサ112へのデータ転送に関する処理の主
な流れは次の通りである。まず、ホストプロセッサ11
2がマイクロコントローラ132によって割り込まれ
る。次に、ホストプロセッサ112は収集された入力デ
ータをデュアルポートRAM130から読み、メモリ1
16にデータ値を記憶する。データは必要な形式に変換
され、ホストプロセッサ112がアプリケーションプロ
グラムに、メインメモリ116に利用できるデータが存
在することを通知する。
【0008】マイクロコントローラからのデータ転送処
理は遅い、というのは、マイクロコントローラ132は
命令(Xクロック周期)を呼び出すためにメモリへアク
セスしなければならず、その後、命令(Yクロック周
期)を実行するためである。マイクロコントローラ13
2は、各入力チャネルに対して、アナログ回路を制御
し、サンプル値を除去/認定し、データ値を次のサンプ
ル値が到着する前に記憶しなければならない。
【0009】一例として、入力チャンネルの閾値と交差
した値がデジタル領域に存在するか否かを決定するタス
クを考えてみる。閾値と交差したか否かの測定には、マ
イクロコントローラによるテスト診断システムにおいて
は、後述する一連のステップの実行が必要となる。ホス
トアプリケーションは、新たな命令(例えば、特定の閾
値、チャンネル番号、サンプリングレートをチェックす
る等)をデュアルポートRAM130に書込み、マイク
ロコントローラ132は新たな命令を取り出すために割
り込まれる。マイクロコントローラ132は割込みルー
チン(まず、ISRを準備し、次に、プログラムROM
から手順を呼び出す)を始める。マイクロコントローラ
132は次に、新しい装置命令をデュアルポートRAM
130から読み、アナログ回路138を適切に設定す
る。マイクロコントローラ132は、アナログデジタル
コンバータ(ADC)を制御し、ADCのサンプルデー
タを読む。マイクロコントローラ132はそれぞれのサ
ンプルについて、閾値と交差したか否かを測定するため
にサンプルの値をチェックする。マイクロコントローラ
132が閾値と交差したことを確定すると、マイクロコ
ントローラ132は、閾値と交差する条件が満たされた
際の時刻を示すために時刻値を読む。次に、マイクロコ
ントローラ132はタイムスタンプの値をデュアルポー
トRAM130に格納し、ホストに割り込んでデュアル
ポートRAM130から情報を取り出すべきことを通知
する。それから、ホストと同等なデバイスドライバが割
込ルーチンを開始し、デュアルポートRAMから情報を
読み、その情報をホストメモリに書き込む。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図1に示した車両診断
システム100の欠点は、マイクロコントローラ132
が関係する作業毎に命令を実行する必要があることであ
る。その上、データを取り出すためにホストプロセッサ
112に割り込みをかけるために、デュアルポートRA
M130からホストメモリ116へのデータ転送にホス
トプロセッサ112が絶え間なく影響されることとな
る。これは、ホストプロセッサには重い負担となる。ホ
ストプロセッサのシステムの帯域幅の一連のブロックを
周辺装置104からメインメモリへのデータ移動タスク
にあてることとなるためである。
【0011】マイクロコントローラを基礎においたソリ
ューションは、実行チャンネルをほとんど有していない
低速のシステムに対してはよく働くものの、高速チャン
ネル(又は、多数の低速チャンネル)に対する実時間デ
ータの取扱要求をサポートする場合には、問題が発生す
る。例えば、割込みを基礎においたシステムでは、2K
Bのデータを保持することのできるデュアルポートRA
Mは、典型的な高速チャンネルのデータ速度である1秒
間におよそ2MBといった必要とされるスループットを
支えるために、一秒に1000回ホストに割込みをかけ
ることになる。デュアルポートRAMの容量が増えれば
問題は軽減されるが、改善にも限界があり、たくさんの
費用も掛かる。例えば、デュアルポートメモリのサイズ
が10乗で増加してもまだ、データの転送だけで1秒に
少なくとも100回のホストへの割込みが必要である
(各割込みは長い場合は10回続く)。
【0012】マイクロコントローラをベースとするソリ
ューションは、ホストの処理帯域幅に大きく影響を与え
ることなく、高速のデータチャネルでの実時間データ解
析を行うことができない。複数の精巧で、独立したチャ
ンネルでの実時間データ処理が可能な自動車テスト診断
システムが必要とされている。本発明は、複数の、独立
した実行チャンネルを介して高いデータ速度を達成する
ことのできる自動車テスト診断システム構造を提供す
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のテスト診断シス
テムは、装置周辺インターフェース手段と、実行コント
ローラ(instrumentation contoroller)と、装置周辺
インターフェース手段と実行コントローラとを電気的に
接続するための第1バスと、を備え、実行コントローラ
には、仲裁制御手段と、デバイスインターフェース手段
とが含まれており、仲裁制御手段はデバイスインターフ
ェース手段に電気的に接続されている。好ましい態様と
しては、実行コントローラには、更にデータ認定手段と
データを記憶するためのデータ記憶手段とが含まれる。
しかしながら、データ転送の割合、計算の必要性等によ
っては、データ記憶手段は特定のチャンネルには必要と
されない。
【0014】この実行コントローラは、レジスタをベー
スとしたものであり、再プログラムが可能なデータ処理
ソリューションである。実行コントローラはレジスタを
ベースとしているので、本発明の実行コントローラは、
ソフトウエアの処理に依存するマイクロコントローラを
ベースとする従来のソリューションより、速いデータ速
度を達成することができる。実行コントローラの速さが
増すことにより、アナログ回路の制御及びデータの排除
が実時間で実行されることとなる。更に、実行コントロ
ーラはハードウエアをベースとしているので、作業の実
行の遅れは、正確に検知される。このように、本発明
は、ソフトウエアをベースとしたソリューションより非
常に決定的なソリューションを提供し、このように広範
囲に及ぶオブジェクトの実行を可能にする。
【0015】一般に、マイクロコントローラは、順々に
各命令を実行する。これは、複数のチャンネルへの作業
が並行に実行され得る実行コントローラとは対照をなし
ている。マイクロコントローラ資源は種々のステップで
共有されることが必要であるので、活動可能な速さが限
られている。そのうえ、実行コントローラのモジュラー
の内部構造はステップを組として、パイプラインの様式
で実行することが可能であり、このため、異なったステ
ップの独立した並行動作により各ステップの処理速度が
より速くなる。従って、複数の比較を並行して、マイク
ロ秒又はミリ秒ではなくナノ秒の枠内ですべてを行うこ
とができる。更に、複数のチャンネルのそれぞれは、異
なった実行頻度で実行することができ、システムの有用
性を大きく向上させる。
【0016】各処理の経路に単一資源(すなわち、マイ
クロコントローラ)が存在することでの問題は、複数の
チャンネルが必要となるときに発生する。ADCデバイ
スがサンプルする速度およびチャンネルの数が増加する
と、マイクロコントローラの能力は実行飽和点に達し、
データの喪失、及び/又は、自動車テスト診断システム
のすべての機能悪化をもたらす。これに対して、実行コ
ントローラのモジュラー構造は、複数のチャネルの同時
制御をサポートし、システムの帯域幅を大幅に増加させ
る。
【0017】高速での最大実行能力をサポートするため
に、実行コントローラは特別仕様のハードウエアデバイ
スを通して制御される。その目的は、ハードウエアで可
能な限りのタスクを実行し、これによってシステムが実
行コントローラの動作の影響を受けないようにすること
である。システムのレベルでは、入力チャンネルについ
て実行コントローラが実行する機能には、アプリケーシ
ョンによる使用のためのデータの獲得、およびホストメ
モリへのデータ転送が含まれる。データ獲得の過程は、
パススルーモードにおいて電圧値を収集するか、又は、
信号の特定の状態をチェックするといったような機能で
ある。信号の状態のチェックには、信号のピーク及び谷
のモニタ及び記録(ピーク検出)、又は、信号が或る電
圧レベル(閾値)を交差した時のタイムスタンプの記録
が含まれる。
【0018】本発明の一態様では、装置周辺インターフ
ェース手段にはPCIバスが含まれる。PCIバスは、
待ち時間が小さく、確実性が高い、優れたバスであり5
24MB/秒のデータ転送速度まで扱うことができる。
PCIバスはバス統制を実行する能力を有しているの
で、データは実行コントローラとホストプロセッサメモ
リとの間をホストプロセッサの介在なくして転送され
る。バス統制によってデータ移動の処理に、ホストの介
在が不要となる。ホストはすべてのデータの転送後に通
知されることとなる。
【0019】このテスト診断システムの更なる利点はシ
ステムに用いられているプロセッサやマザーボードの変
更といった、将来の変更や更新に対する適応性である。
【0020】本発明の本質及び利点は、明細書の以下の
記載及び添付図面を参照することにより更に理解され
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の好ましい態様に
係るテスト診断システム200のブロック図である。テ
スト診断システム200は、装置周辺インターフェース
手段204と、実行コントローラ220と、装置周辺イ
ンターフェース手段204と実行コントローラ220と
を電気的に接続するための第1バス221と、が含ま
れ、実行コントローラ220には、更に仲裁制御手段2
22と、デバイスインターフェース手段228とが含ま
れており、仲裁制御手段222はデバイスインターフェ
ース手段228と電気的に接続されている。
【0022】好ましい態様では、実行コントローラ22
0には更に、データ認定手段226と、データを記憶す
るためのデータ記憶手段224とが含まれる。しかしな
がら、必要とされる機能又は装置チャンネルのモード、
データ転送の速度、計算の必要等によっては、データ記
憶手段224又はデータ認定手段226は特定のチャン
ネルには必要とされない。通常は、データ記憶手段22
4は仲裁制御手段222と電気的に接続され、データ認
定手段226はデバイスインターフェース手段228と
電気的に接続される。
【0023】テスト診断システムには、計算手段202
と、装置周辺インターフェース手段204と、計算手段
202と装置周辺インターフェース手段204とを電気
的に接続する第3バス206と、実行コントローラ22
0と、装置周辺インターフェース手段204と実行コン
トローラ220とを電気的に接続するための第1バス2
21と、が含まれ、実行コントローラ220には、更に
仲裁制御手段222と、デバイスインターフェース手段
228とが含まれている。
【0024】図3に示した態様では、計算手段202、
第3バス206、装置周辺インターフェース手段204
のコンポーネントは、メインシステム・マザーボード2
30上に物理的に配置されている。計算手段202には
ホストプロセッサ232と、チップセット234と、ホ
ストメモリ236と、が含まれる。
【0025】計算手段202は、第3バス206によっ
て装置周辺インターフェース手段204と電気的に接続
されている。図3に示す構成では、第3バス206はP
CIバスである。装置周辺インターフェース手段204
は、計算手段202と実行コントローラ220とを電気
的に接続する。データはISA、PCI、P1394等
といったI/Oバス、又は、無線又は有線のLAN等と
いった広範囲の媒体を介して計算手段から転送される。
【0026】実行コントローラ220がデータを受けと
ると、データはホストメモリ236に転送される。図3
に示すように、装置周辺インターフェース204は、バ
スインターフェースであっても、ネットワークインター
フェースであっても良い。装置インターフェース204
がネットワークインターフェースの場合は、有線でも無
線でも良い。装置インターフェース204がバスインタ
ーフェースの場合は、ISA、PCI、P1394バス
に限らず多数のバスを含むことができる。
【0027】一態様では、装置周辺インターフェース手
段204には、PCIバスが含まれる。PCIバスを用
いることにより、高性能(一秒あたり500MB以上の
帯域幅が可能である)、プラグアンドプレイシステムの
サポート、3ボルト信号の使用による低電力システムの
サポート及び、バスの統制が可能となる。実行コントロ
ーラ220は、(PCIバスイニシエータとして動作す
る)バスマスターモードで情報を転送する。バス統制
(bus mastership)を使用することによって、情報の獲
得と転送動作の間には、ホストプロセッサの関与が不要
となる。ホストプロセッサは、すべてのデータが転送さ
れた後に通知される。実行コントローラ220は、各チ
ャンネルのデータを個別にホストメモリに転送する。デ
ータは、ホストメモリに転送された後に処理される。こ
のステップは、ホストプロセッサがデータ獲得のために
実行コントローラを設定して以来、初めてのホストプロ
セッサの関与するステップとなる。
【0028】図3に示した態様では、装置周辺インター
フェース手段204には、第1データインターフェース
手段238と、第2データインターフェース手段239
と、第1データインターフェース手段238と第2デー
タインターフェース手段239とを電気的に接続する第
2バス214と、が含まれる。
【0029】第1データインターフェース手段238に
は、接続論理制御手段240と物理インターフェース手
段242とが含まれる。同様に、第2データインターフ
ェース手段239には、接続論理制御手段246と物理
インターフェース手段248とが含まれる。一態様で
は、第2バス214は、IEEE1394ケーブルであ
る。従って、両接続論理制御手段240、246と、両
物理インターフェース手段242、248は、P139
4ケーブルによって結ばれる。
【0030】実行コントローラ220には、仲裁コント
ローラ222と、データ認定ユニットと、データの制御
及び獲得を行うためのデバイスインターフェース・ユニ
ット228と、データ記憶ユニット224とが含まれ
る。デバイスインターフェース・ユニット228の主な
役割は、アナログ部分の接続及び制御、データ入力チャ
ンネル(ADC)からのデータの獲得、出力チャンネル
(DAC)へのデータの送付、アナログ部の設定であ
る。アナログ部の設定は、主に、アナログ部のラッチ
(アナログリレー、スイッチ、マルチプレクサを設定す
るために使用される)のようなシリアルシフトレジスタ
を初期化するシリアルバスを介して行われる。なお、実
行コントローラのピンの容量に制限がない場合には、信
号は直列ではなく並列となる。
【0031】データ認定ユニット226の主な役割に
は、データの取り扱いの決定(チャンネルに使用されて
いるモードに関わっている)、データ記憶ユニットへの
提出データの認定(入力チャンネルの場合)、出力のた
めのデバイスインターフェースユニットへのデータの送
付(出力チャンネルの場合)、デバイスインタフェース
ユニット及びデータ記憶ユニットとの間の連続するデー
タの流れの制御及び保証、必要な場所への状態フィール
ド及びタイムスタンプの付与が含まれる。
【0032】データ記憶ユニット224は、出入りする
データを一時的に記憶することにより、システムの性能
を増大させる。データ記憶ユニットのサイズは、チャン
ネルに必要とされる性能によって調整することが可能で
ある。異なった形式のメモリ記憶デバイスが使われても
良い。例えば、データ記憶ユニットは、FIFOや、循
環性のバッファや、小型デュアルポートRAMでもよ
く、また、単純に数個のレジスタでもよい。さらに、デ
ータ記憶容量は、実行コントローラの外部の追加メモリ
を利用することによって増加されるがその場合、装置周
辺カードに含まれている必要がある。
【0033】バスインターフェースユニットは実行コン
トローラをシステムバスと接続させる。これにより、実
行コントローラをホストや実行コントローラ周辺カード
の外部のプロセッサによって設定することが可能とな
る。バスインターフェースユニットはホストメモリや他
の外部メモリとの双方向のデータ転送を行う。
【0034】図4には、図3に示した構成に係るデータ
獲得のための処理の流れが示されている。デバイスイン
ターフェース過程の最初のステップ(310)はホスト
プロセッサ232からの要求であり、実行コントローラ
220からのデータサンプルを求めるものである。ホス
トプロセッサが要求を行った後に、実行コントローラ2
20はデータサンプル要求を処理する。データ処理ステ
ップ(312)の間、実行コントローラ220は、個別
にアナログ回路部229を制御し、データの認定、収集
を行い、ホストプロセッサ232が他のタスクを実行で
きるようにする。十分な数のデータサンプルが収集され
ると、実行コントローラ220はデータを指定されたメ
モリ位置に転送する(314)。データが指定されたメ
モリ位置に転送された後に、ホストプロセッサ232に
データがメモリ236に記憶されたことが通知される。
これにより、ホストプロセッサ232上で動作している
アプリケーションプログラムが、メモリ236に記憶さ
れているデータを読むことができる。
【0035】次に、閾値を越えた値が、デジタル領域に
存在するか否かを決定するタスクのステップについて述
べる。マイクロコントローラの場合(及び、従来の技術
の記載)と比較すると、多くのステップが削除され、タ
スクを実行するための時間も短くなっている。実行する
タスクの最初のステップは、新しい命令を記載する装置
デバイスドライバを介してのホストアプリケーションに
よる実行コントローラ220への要求である。実行コン
トローラ220はアナログ回路部229を適切に設定す
る。実行コントローラ220はアナログ回路部229の
アナログデジタルコンバータ(ADC)を制御し、AD
Cのサンプルデータを読む。実行コントローラ220は
それぞれのサンプルを読み、サンプルデータについて、
閾値を越えたか否をチェックする。実行コントローラ2
20は閾値を越えたことを確定したときには、適切なデ
ータ記憶位置にタイムスタンプを付与する。実行コント
ローラ220は、装置周辺インターフェース204を介
してデータをシステムメモリ236の適切な位置に転送
する。次に、実行コントローラ220は、ドライバやア
プリケーションにシステムメモリ236にデータが存在
することを通知する。
【0036】実行コントローラ220を使用する利点
は、複数チャンネルへの動作が並行に実行されることに
ある。一般的に、マイクロコントローラをベースとする
ソリューションではそれぞれの命令を順番に実行する必
要がある。上述のステップの連続は、単一の値、この場
合には閾値を越えた時間、が返される場合についてのも
のである。アプリケーションがチャンネルにADC22
9のサンプリングを続け、かつ、各閾値を越えた場合に
ついてのタイムスタンプ値を返送することを要求した場
合、或いは、特定の条件が満足されるまでサンプリング
を続行することを要求した場合には、アナログ回路部2
29を設定するステップ以降のステップは、終了条件が
満足されるまで、無制限に繰り替えされる必要がある。
マイクロコントローラを基礎とする資源にとって、これ
は、資源が種々のステップ間で共有されることとなり、
動作可能な速度が限られることを意味する。これに対し
て、実行コントローラのモジュラーの内部構造ではステ
ップが複合的に実行されることが可能であり、従って、
異なったステップが独立して並列に動作することとな
り、各ステップのより速い処理速度が可能となる。さら
に、各チャンネルがパイプライン形式で間断なく動作す
れば、非常に高速のデータ獲得速度も実現される。
【0037】各動作の経路に単一の資源(マイクロコン
トローラ)が存在することについての問題は、複数のチ
ャンネルが必要となった時に発生する。ADCデバイス
のサンプリング速度や、実行されるチャンネルの数によ
って、マイクロコントローラの能力はいずれ実用に適さ
なくなり、結果として、データの喪失、及び又は、車両
テスト診断システムのすべての機能不良をもたらす。こ
れに対して、実行コントローラのモジュラー構造は、複
数の独立したチャンネルの制御を同時にサポートするこ
とができ、システムの帯域幅を大幅に増加させる。
【0038】図5は、実行コントローラ220のブロッ
ク図である。図5に示した態様では、仲裁制御手段22
2と、第2データインターフェース239の機能は結合
されている。点線は、図5に示した実行コントローラの
中の異なるチャンネル430を表現している。各チャン
ネル430は、データ及び当該データに必要な制御の経
路を表現している。
【0039】図6は、実行コントローラカードに物理的
に配置されている構成部品のブロック図である。実行コ
ントローラカードには、実行コントローラ220と第2
データインターフェース239とが含まれる。各チャン
ネルには仲裁制御手段222とデバイスインターフェー
スユニット228とが含まれる。実行コントローラに
は、データ記憶手段224とデータ認定手段226とが
含まれていても良い。データ記憶手段224は仲裁制御
手段222と電気的に接続されており、データ認定手段
226はデバイスインターフェース手段228に電気的
に接続されているが、仲裁制御手段222、データ認定
手段226、デバイスインターフェース手段228、デ
ータ記憶手段224の間も相互に接続することが可能で
ある。
【0040】装置周辺インターフェース手段204は、
実行コントローラの内部、実行コトローラの外部、実行
コントローラが物理的に配置されている装置ボードの内
部又は外部、のいずれに配置されても良い。いずれに配
置するかは、バスインターフェースのサイズとハードウ
エア装置のサイズにより決定される。同様に、データ記
憶手段も実行コントローラの内部又は外部のいずれに設
けても良い。記憶位置の区分けも柔軟に行うことがで
き、実行コントローラに必要なサイズに基づいて決定さ
れる。使用する組み合わせにより、これらステップにつ
いて異なるレベルの実行コントローラ動作を持つことが
できる。
【0041】図6は、PCIバスのための車両実行サブ
システムボードのブロック図を示す。図7は、ISAバ
スのための車両実行サブシステムボードのブロック図で
ある。図6及び図7に示した態様では、実行コントロー
ラボード上の構成物には、実行コントローラ220と、
第2データインターフェース手段239と、実行構成
(instrumentation configuration)記憶手段510
と、実行コントローラ記憶手段520とが含まれる。
【0042】第2データインターフェース手段239
は、実行コントローラバス221によって実行コントロ
ーラ220と電気的に接続されている。実行構成記憶手
段510及び実行コントローラ記憶手段520は、実行
コントローラバス221に電気的に接続されている。実
行構成記憶手段510は、性能を向上した時に、実行コ
ントローラの構成を容易にするために用いられる。
【0043】一つの態様では、SRAMをベースとした
再プログラム可能なデバイス(例えば、FPGA)が実
行コントローラに用いられる。これは、当該分野におけ
る将来の高性能化又は機能の変更をシステムボードを変
更することなく可能とする。実行コントローラにASI
Cを用いることも可能であり、ASICは性能向上の場
合の設定を必要としない。しかしながら、ASICでは
大幅な変更は行えない。SRAMをベースとするFPG
Aは、性能向上にあたってはプログラムされる必要があ
る。この場合は、ホストに性能向上のプログラム作成を
直接実行させる、又は、搭載型性能向上設定メモリを使
用することによって達成できる。
【0044】FPGA又はCPLD形式のデバイスが使
用されている場合には、実行コントローラには更にパワ
ー向上構成(power-up configuration)記憶手段が備え
られる。一つの態様では、パワー向上構成記憶手段に
は、1対の32K×8フラッシュROMが含まれる。ホ
ストがパワー向上構成を実行する場合は、パワー向上構
成記憶手段は構成可能のPALである。しかしながら、
ホストがパワー向上構成を実行する場合に、パワー向上
構成記憶手段を必要としない場合がある。設定PAL
は、実行コントローラFPGAのホストによる設定を容
易にする。実行構成記憶手段としては電気的にプログラ
ム可能な記憶デバイスが好ましい。電気的にプログラム
可能な記憶デバイスを使用することによって、装置サブ
システムの設定を、実行構成メモリ510を物理的に移
動させることなく実行することが可能となる。
【0045】実行コントローラ記憶手段520は、主
に、任意の波形データをバッファリングして、図6に示
す出力チャンネルに対するデータ記憶手段に送る。実行
コントローラ記憶手段520の容量は可変であるが、一
般的に、単一の32K×8RAMである。更に、大容量
のメモリ520を用いて、内部のデータ記憶手段224
の容量を増加しても良い。
【0046】アナログ回路モジュール229は、検査さ
れる箇所からの信号(主には、アナログ信号)を実行コ
ントローラ220へ伝送するための回路部を備えてい
る。アナログ回路モジュール229には、コネクタ、減
衰器、AC又はDCの接続部品、アナログマルチプレク
サ、アンプ、アナログスイッチ、リレー、入力チャンネ
ルのためのADC、出力チャンネルのためのDAC、レ
ジスタやキャパシタのような受動素子が含まれる。図6
に示した態様では、4つの入力チャンネルと1つの出力
チャンネルとの5つのデータチャンネル430が示され
ている。チャンネル430には、2つの高速並列入力チ
ャンネル430a、430bと、2つの低速直列入力チ
ャンネル430c、430dと、低速直列出力チャンネ
ル430eとが含まれる。専用装置チャンネル430に
はアナログ回路部229が含まれる。専用装置チャンネ
ルは異なる車両構成部又はシステムに電気的に接続され
る。
【0047】データ記憶ユニット224は、入力チャン
ネル及び出力チャンネルからのデータを記憶するために
用いることができる。データの流れの方向は逆である
が、動作は類似している。更に、データ記憶ユニット2
24のサイズは調整可能である。実行コントローラの内
部データの記憶部分を外部メモリによって追加すること
や、外部メモリによってそっくり取り替えることが可能
である。図8及び図9は、実行コントローラの内部デー
タ記憶部分を外部メモリによって追加する場合の2つの
異なる構成を示すブロック図である。
【0048】データ記憶ユニットのサイズや、データ記
憶ユニットを外部メモリによって追加する、又は、置き
換えることが必要か否かは、必要なチャンネルの数、チ
ャンネルの望ましい動作速度、使われているシステムバ
ス、求められるシステムの性能に従って考慮される必要
がある。通常は、内部データ記憶ユニットが望ましく、
外部追加記憶ユニットはバスが遅く且つ広範囲の多量の
データ収集が必要とされている場合にふさわしい。
【0049】実行コントローラ220内のデータ記憶ユ
ニットは、バス装置周辺インターフェースユニット20
4と、種々のデバイスインターフェースユニット226
との間を接続し、同期させる、入力データ(入力チャン
ネルの場合)又は出力データ(出力チャンネルの場合)
のための待ち行列として動作する、システムの調整(必
要とされる装置性能と、ホストシステムやバス特性の限
界を調和させる)を可能にする、といったいくつかの機
能を提供する。これらの要件は、データ記憶部分の機構
及び深さを選択するときに考慮される必要がある。例え
ば、2つのチャンネルのデータ速度が非常に遅く、テス
ト診断システムが混じり合ったデータポイント(inter-
mixed data points)を許容する場合には、2つのチャ
ンネルはひとつのバッファを共有すればよい。前述の場
合には、装置周辺インターフェースユニット204がデ
ータを分離し、それらを異なるホストメモリ位置(入力
の場合)に送信することができ、又は、ホストと同等の
ドライバ又はアプリケーションソフトウエアがデータを
分離することができる。同様に、記憶ユニットの深さ
も、単一値の深さから非常に深いものまで任意である。
単一値の深さを有する記憶ユニットは、各チャンネルに
求められる機能がシステム/システムバスの帯域幅より
大幅に少ない場合には適切である。多量のデータ記憶が
必要な場合は、外部のメモリを付加して実行コントロー
ラ220の内部にいくらか一時的に保持することが適当
であるその他にデータ記憶ユニット224の詳細を決定
する中で変更可能なものは、記憶の形式である。FIF
O、複合ピンポンFIFO、デュアルポートRAM、循
環性のバッファが、実行コントローラに用いられる一般
的なデータ記憶形式である。同時に使用されるチャンネ
ルの組み合わせも、記憶ユニットの構成に影響を与え
る。つまり、内部ユニットを接続するための最小のデー
タ記憶部分の少なくともいくつかによって、実行コント
ローラ構造を最大限に利用することが望まれる。
【0050】ホストコンピュータ202は実行コントロ
ーラ220に対して命令を発することができるアプリケ
ーションソフトウエアを動作させる。これらの命令は、
実行コントローラ220に含まれるレジスタの初期化及
び設定に変換される。実行コントローラ220には、P
Cアドレス空間に位置付けられる一連のレジスタが含ま
れる。これらレジスタは実行コントローラのステートマ
シーンを制御し、要求された命令を交代で実行する。命
令がデータの獲得を含んでいる場合には、データが獲得
されて、ホストコンピュータのメインメモリ236に送
られる。波形発生装置の場合のように実行コントローラ
がデータを発生させることとなっている場合には、同様
な過程が実行される。データが出力される場合には、デ
ータ転送方向がデバイスインターフェースのデータ転送
方向と反対向きになる。
【0051】図10は、実行コントローラサブシステム
の低速入力チャンネル1及び2の概念図である。ユーザ
定義の構成レジスタ910、912は対応するチャンネ
ルの特定の構成に相当する情報を記憶する。例えば、チ
ャンネル1が閾値検知のタスクを実行するための構成が
なされた場合には、サンプル値が比較される閾値がユー
ザ定義の構成レジスタ910に記憶される。ユーザ定義
の構成レジスタ910及び912はチャンネルの特性と
実行機能を制御し、ユーザによって定義される。
【0052】アプリケーションプログラムは、実行ドラ
イバを介して、バスインターフェースにアクセスし、ユ
ーザに指定された情報をユーザ定義の構成レジスタ91
0、912へ書き込む。チャンネル1及び2はチャンネ
ルモジュール430のADC229に電気的に接続され
ている。実行コントローラは、ユーザ定義の構成レジス
タに記憶された情報を用いて、アナログチャンネルモジ
ュール430のアナログ回路部を設定する。そして、デ
ータ獲得手段228はアナログ回路部229からデータ
をサンプルする。データ獲得手段の機能は各チャンネル
に限定されたステートマシーンによって制御される。ス
テートマシーンの論理構成はハードウエア回路内に存在
する。
【0053】データ獲得手段228によってデータがサ
ンプルされた後に、データ認定手段226によってデー
タが予め設定された条件を有するかどうかがチェックさ
れるる。データ認定手段の機能はチャンネルに対応する
ステートマシーンによって制御される。
【0054】ひとつのデータが予め設定された条件を満
たすと、実行コントローラはデータ記憶手段224の適
切なデータ記憶位置に、サンプルした値、タイムスタン
プ、それら両方、又は、動作モードによる状態情報を配
置する。次に、実行コントローラはデータをバスマスタ
ーインターフェースを介してシステムメモリの適切な位
置に転送する。
【0055】図11は、実行コントローラサブシステム
の高速入力チャンネル3及び4の概念図である。チャン
ネル3及び4の構成は図10に示したチャンネル1及び
2と同様である。しかしながら、デバイスインターフェ
ース手段の構成は並列ADCインターフェースをサポー
トするために変更されている。図12は、実行コントロ
ーラサブシステムの出力チャンネルとアナログ構成部の
概念図である。
【0056】図13は、本発明に係る実行コントローラ
220の動作理論の状態図である。図14、図16、図
18乃至20に示された状態図は、図13に示されたア
イドル(イネーブルされていない、ただし構成可能)、
実行待ち(イネーブルされ構成されている、トリガ待
ち)、トリガされ稼動という3つすべての状態を含んで
いる。
【0057】図14は、本発明に係る装置コントロール
サブシステムでの閾値動作を実行するタスクの状態図を
示し、入力チャンネルは閾値時刻記録モードに構成され
ている。この入力モードでは、実行コントローラ220
はユーザに指定された速度でチャンネルからデータをサ
ンプルし、各サンプルをチェックして条件が満たされた
か否かをチェックする。条件は、入力信号が上昇してい
る時、下降している時、又は両方の時に、特定の閾値を
越えることである。更に、信号をチェックする際に、ユ
ーザに指定されたノイズレベルを検出の範囲から除くこ
とができる。このことにより、さらに、必要とするデー
タに影響を与えることなく、ユーザがヒステリシス許容
量を指定することが可能となる。条件が合致したときに
は、実行コントローラは、発生時刻を示すタイムスタン
プをセーブ(保存)し、ホストプロセッサ236(及び
アプリケーションソフトウエア)に配送する。
【0058】図14によると、チャンネルがディスエー
ブルのときはチャンネルはアイドルである。状態1で
は、チャンネルはイネーブルされる前にアプリケーショ
ンによって構成(configure)されなければならない。
この構成手順には、チャンネルに対する各レジスタを設
定して要求される機能に合致させるステップが含まれて
いる。以下は、構成することができるレジスタ機能の例
である。すなわち、モード(例えば、この場合には上
昇、下降、又は両方の閾値交差)、サンプリングレー
ト、テストの継続時間、結果を記憶するための実行コン
トローラ220のホストメモリ位置、ホストプロセッサ
236に通知する方法、使われるコネクタを指定するリ
レーとスイッチの設定、AC/DCの接続等がある。構
成が完了し、チャンネルが求められる動作を始めると、
ホストプロセッサ236はチャンネルの動作をイネーブ
ルする。その時には、ホストプロセッサ236は他のタ
スクを始めることができ、実行コントローラ236は機
能を完了させることになる。
【0059】イネーブルされた後(1320)は、チャ
ンネルは実行待ち(状態2)とみなされる。状態2(閾
値モード)では、実行コントローラ220は能動的にア
ナログ部229を制御し、指定されたレートでADCか
らサンプルを取り出す。サンプルの利用可能性を判断す
るため各サンプルに対して多数の処理を実行する。説明
のため、ノイズ拒絶の上昇閾値モードが指定されている
とする。まず、実行コントローラ220は現在のサンプ
ルを比較して信号が上昇しているか下降しているかを判
断する。現在のサンプルが前のものより大きい場合に
は、信号は上昇している。ノイズが信号に存在する場合
はデジタル方式で除去し、且つ、ノイズによって誤った
結果を生成することを防ぐために、実行コントローラ2
20は、更に比較動作を実行する。信号が上昇している
と判断されると、コントローラは現在のサンプルを上昇
閾値の下方ヒステリシス(すなわち低い方の閾値)レジ
スタと比較する。レジスタはアプリケーションによって
すでに初期化されている。信号が低い閾値より小さい場
合には、移行条件(1320)が満たされ、閾値条件が
部分的に満たされる(状態3)。次のサンプルが得られ
ると、このサンプルは上昇閾値の上方のヒステリシス
(すなわち上の閾値)レジスタの内容と比較される。こ
のレジスタもまたチャンネル構成の一部としてアプリケ
ーションによってすでに初期化されている。サンプルが
上の閾値よりも大きい場合には、上昇閾値条件が完全に
満たされたと考えられる。従って、上昇閾値の下側の閾
値と上昇閾値の上側閾値との差がユーザが設定すること
のできるノイズマージンである。条件が満たされた後
に、コントローラは条件が満たされた時刻(状態4)を
チャンネルの各データ記憶ユニットに記憶する。この時
点で、チャンネルがまだイネーブルされていれば、チャ
ンネルは実行待ち(トリガ待ち)状態(状態2)に戻
る。いずれの時点においても、チャンネルがアプリケー
ションによってディスエーブル(抑止)された場合に
は、チャンネルはアイドル状態に戻る。
【0060】チャンネルが特定の下降閾値条件を検知す
るよう構成された場合には、動作は類似しているが、方
向は逆である。実行コントローラ220は、各チャンネ
ルでのすべての個々のサンプルについての上昇閾値及び
下降閾値の両方の閾値を検知することもできる。
【0061】図15は、本発明に係る実行コントローラ
サブシステムでの閾値動作の作業に相当するサンプルデ
ータのポイントを表すグラフである。図の例では、上昇
トリガの状態が示されているが、下降トリガの状態も同
様である。図の縦線はサンプルを行う時点を表してい
る。丸印が閾値のトリガ待ちとなった時刻を表してい
る。四角印はトリガが完了し、タイムスタンプが記憶さ
れた時刻を表している。
【0062】図16は、入力チャンネルがピーク検出モ
ードのために構成されている実行コントローラサブシス
テムでのピーク検出動作を実行するタスクの状態図であ
る。図21は、図16に示したピーク検出動作の構成の
一部分を示すステップのフローチャートである。ピーク
検出モードでは、実行コントローラ220はユーザに指
定された速度でチャンネルからデータをサンプルし、信
号に表れたピーク及び谷をチェックする。各ピーク又は
谷の結果の値について、実行コントローラ220は、発
生時刻を示すタイムスタンプとともにピーク又は谷の値
をセーブ(記憶)する。ピーク検出モードでは、ユーザ
に指定された時間中ピーク又は谷の検知を行うことがで
きる。
【0063】図16では、チャンネルがイネーブルされ
ていない場合はアイドルである。チャンネルは、イネー
ブルされる前にアプリケーションによって構成されなけ
ればならない。この構成手順には、各チャンネルに対す
る各レジスタを必要な機能に応じて設定することが含ま
れている。以下は、構成することができるレジスタの機
能の例である。すなわち、モード(例えば、この場合に
はピーク検出、ピーク検出はピーク、谷、又は両方を探
すことを含んでいる。)、サンプリング速度、テストの
継続時間、結果を記憶するための実行コントローラ22
0のホストメモリ位置、ホストプロセッサ236に通知
する方法、使われるコネクタを指定するリレーとスイッ
チの設定、AC/DCの接続等がある。構成が完了し、
チャンネルが求められる動作を始めると、ホストプロセ
ッサ236はチャンネルの動作をイネーブルする(ステ
ップ1410)。その時には、ホストプロセッサ236
は他のタスクを始めることができ、実行コントローラ2
36は機能を完了させることになる。
【0064】イネーブルされた後には、チャンネルは実
行待ち(armed)(状態2)とみなされる。状態2では、
実行コントローラ220は能動的にアナログ部分229
を制御し、指定された速度でADCからサンプルを取り
出す。各サンプルに対してサンプルの利用可能性を決定
するために複数の処理を実行する(この場合には、アプ
リケーションは信号に発生するピークの検知に関わって
いる)。ピークを検出するために、実行コントローラ2
20は連続的に更新される流動的な評価基準を保持す
る。実行コントローラ220によって得られた最初のサ
ンプルは、開始時点の評価基準として、以降の測定ポイ
ントについて用いられる。(チャンネルの構成時にアプ
リケーションに開始時の評価基準を指定させることもで
きる。)次のサンプルが実行コントローラ220によっ
て得られると、実行コントローラは新たなサンプルをピ
ーク評価基準と比較する。新たな値が評価基準より大き
い場合には、その新たな値が新しいピーク評価基準とな
る(状態3)。実行コントローラ220は、現在のピー
ク値が検出された時刻の記録も保持する。処理は後続す
るサンプルに対して続行され、入力値に基づいてピーク
値は継続して更新される。
【0065】チャンネル構成の処理の間に、アプリケー
ションは実行コントローラ220がピーク値に関して講
ずる動作について2つの異なる方法を実行コントローラ
にプログラムすることができる。第1のチャンネル構成
では、実行コントローラ220は信号を追跡し、常に、
更新されたピーク値を(タイムスタンプとともに)記憶
する。第1のチャンネル構成においては、アプリケーシ
ョンは処理を開始することができ、後に、アプリケーシ
ョンはチャンネルがイネーブルされた時間枠の間にピー
ク値がどのようであったを測定するために実行コントロ
ーラ220に戻ってくることができる。第2のチャンネ
ル構成では、アプリケーションは実行コントローラ22
0がピークを報告する周期として使う時間間隔を特定し
て自動的に処理を実行する。この場合には、実行コント
ローラ220は各時間間隔のすべてのピーク値を返す。
つまり、ピーク値及び各発生時刻をアプリケーションに
よって指定されたメモリ位置に配置する。さらに、所望
する時間枠の間の谷(最小)又は、ピーク(最大)及び
谷の両方を検知することもできる。谷もまた検知される
場合には、谷評価基準も保持及び更新されることを除い
ては、動作は前述したものと同様である。いずれの場合
も、チャンネルがアプリケーションによってディスエー
ブル(抑止)されると、チャンネルはアイドル状態(状
態1)に戻る。
【0066】図17は、本発明に係る実行コントローラ
サブシステムでのピーク検知動作の作業に相当するサン
プルデータのポイントを示すグラフである。図17で
は、縦線はサンプルするポイントを表し、丸印は最小の
サンプル値と相当するタイムスタンプが記憶された時を
表し、四角印は最大のサンプル値と相当するタイムスタ
ンプが記憶された時を表している。
【0067】図18は、実行コントローラサブシステム
での入力チャンネルに対するパススルー動作を実行する
タスクの状態図であり、入力チャンネルはパススルーモ
ードのために設定されている。図22は、図16に示し
たピーク検出動作の構成の一部分の処理ステップのフロ
ーチャートである。パススルーモードでは、実行コント
ローラ220はユーザに指定された速度でチャンネルで
のサンプルを収集し、サンプルをホスト(又は他の)メ
モリに転送する。実行コントローラは、収集された最初
の値に、収集された時間を示すタイムスタンプを付す。
処理を開始する及び終了するための閾値条件を指定する
ことができる。所望するデータの量(又は、期間)もま
た指定することができる。停止トリガ処理によって動作
が停止されると、ホストプロセッサ236に割り込ん
で、ホストプロセッサのメモリ内にデータがあることを
通知することができる。さらに、割込ルーチン手順によ
って、収集されてメモリに送られたデータをホストが使
うこともできる。
【0068】図18では、チャンネルがディスエーブル
されている場合にはアイドルである(状態1)。チャン
ネルは、イネーブルされる前にアプリケーションによっ
て構成されなければならない。この構成手順には、各チ
ャンネルに対する各レジスタを必要な機能に合致するよ
うに設定することが含まれている。以下は、構成するこ
とができるレジスタの機能の例である。すなわち、モー
ド(この場合には、パス・スルーモード)、サンプリン
グ速度、テストの継続時間、結果を記憶するための実行
コントローラ220のホストメモリ位置、ホストプロセ
ッサ236に通知する方法、使われるコネクタを指定す
るリレーとスイッチの設定、AC/DCの接続等があ
る。構成が完了し、チャンネルが要求された動作を始め
ると、ホストプロセッサ236はチャンネルの操作をイ
ネーブルする。その時には、ホストプロセッサは他のタ
スクを始めることができ、実行コントローラ236は機
能を完了させることになる。
【0069】イネーブルされた後は、チャンネルは実行
待ち(状態2)とみなされる。パススルーモードの目的
は、実行コントローラ220に値をサンプルさせ、これ
らをホストメモリ236に転送させることである。パス
スルーモードでは、2つの異なる開始オプションがサポ
ートされる。パススルーモードでは、チャンネルがイネ
ーブルされると、チャンネルはデータの獲得を開始する
か(ステップ1510)(モードの記憶トリガはチャン
ネルのイネーブルと等しい)、又は、獲得したデータの
セーブを開始する(ステップ1530)前に、信号の特
定の傾き又は/及びレベルの検出を行う(ステップ15
20)。後者のトリガモードは閾値モードの動作と同様
であるが、閾値条件が検出された場合には、実行コント
ローラ220はサンプルしたデータすべての保持を開始
するようにトリガされる点は異なっている1540。い
ずれの場合も、保持された最初のサンプルには、開始時
刻を示すタイムスタンプが組み合わされている。記憶の
トリガに合致すると、実行コントローラ220は、チャ
ンネルがディスエーブルされるまで、指定された数のサ
ンプルが獲得されるまで、又は、チャンネルのディスエ
ーブルのトリガとなる閾値条件を見出すまで(ステップ
1550)データを記憶する(状態3)。
【0070】パススルーモードは、アプリケーション
が、すべてのデータを後に使用する目的でファイルに保
持すること、又はデジタルオシロスコープの画面に表示
することを要求しているときに有用である。パススルー
モードでは、データは中断されることなく連続的に収集
される(システムメモリとハードディスクの容量の制限
内で)。これは、標準のオシロスコープではサポートさ
れない特性である。記憶されたデータを使用して出力チ
ャンネルに同じ信号を生成することもできる。このこと
は、診断されるユニットの或る状態をユーザが解析する
場合に、当該状態を再現することを試みる時にに有用で
ある。
【0071】図19には、入力チャンネルのデータ記憶
ユニット(FIFO形式)の動作の実例を示す。状態1
では、チャンネルはアイドル状態にあり、FIFOは空
としてリセットされている。データ認定ユニット226
がFIFOを有効と認定すると、データ認定ユニットは
FIFOにデータを送ることができる。データを受け取
った後、FIFOはデータを記憶し続けることがができ
る(状態2)。ユーザがプログラム可能なFIFOフラ
グ(例えば、一部フルフラグ)は、FIFOが装置周辺
インターフェースユニット204から処理要求、つま
り、FIFOがホストへデータの転送を開始する時を決
定することができる。記憶、取り出し、又は、記憶及び
取り出し(状態3)を行う”伸縮(ラバーバンド)”処
理はチャンネルが停止されるまで続けられる。
【0072】データ記憶ユニットは1データの転送もサ
ポートする。この場合には、FIFOはひとつの値を受
け取り、ホストがデータを読み出すことを試みたとき
に、装置周辺インターフェースユニット204に当該値
を渡す(状態5)。更に、ホストはユーザに指定された
条件の場合に(割込によって、又は、メイルボックスの
更新によって)通知を受けることができる。条件として
は、或る一定量のデータの転送の完了(状態4)のよう
なものがある。テスト診断システム構造のハードウエア
とソフトウエアの区分けによって、データの予めの記憶
(チャンネルの開始トリガ条件が発生する前にデータを
記憶すること)を直接に実行コントローラ220内に、
又は、ドライバ/アプリケーションと同等のレベルにお
いて実行することができる。実行コントローラ220の
内部のデータ記憶ユニットの容量と予めの記憶に必要な
容量によって決定される。
【0073】図20は、本発明に係る実行コントローラ
220内の出力チャンネルのための動作を実行するタス
クの状態図である。実行コントローラ220の出力能力
にはアナログ回路部229へのデータの送り込みとアナ
ログ出力回路の制御とが含まれる。アナログ出力回路部
229は、オーム関連の電流出力も含まれる電圧又は電
流の出力をサポートする。DC出力用(単独の値がそれ
ぞれのDACに送られる)、又は任意の出力波形のため
の波形出力の生成用(一連の値がそれぞれのDACに送
られる)に実行コントローラを構成することもできる。
実行コントローラ220は、ホストメモリ236内又は
局部記憶部内の予め生成されたテーブルからデータ値を
取り出すことによって後者のタスクを果たす。
【0074】出力チャンネルは、始めはアイドル状態に
あり(状態1)、出力動作は行われていない。アプリケ
ーションは(デバイスドライバを介して)まず出力チャ
ンネルを初期化し、そして、(コネクタの使用、オーム
又は直接出力、DC又は波形出力、波形テーブルの所在
等といったことについて)出力チャネルを構成する。D
C機能の場合のDACへの単一出力(single outputs)
については、値は所望されたDACに送られる(状態
2)。波形モードが選択されているときには、コントロ
ーラは波形テーブルからデータを取り出し、要求されて
いるDACに送る(状態3A、状態3B)。出力チャン
ネルのデータ記憶デバイス224の存在及び深さは、主
に波形モードでのDACへの出力の速度に関係がある。
テーブルの全体を検討するのか、テーブルの一部のみと
するかを指定することができる。波形テーブルを一度検
討するか、繰り返し行うかも指定することができる。波
形テーブルが繰り返して検討される場合には、動作は無
期限に、又は所定の数又は繰り返しが終了するまで繰り
返される。ホストプロセッサ232にはタスクの終了を
異なった方法で通知することができる(状態4)。チャ
ンネルがディスエーブルされた場合は常に、出力論理は
アイドル状態になる(状態1)。図23は、本発明の他
の態様に係るテスト診断システムのブロック図であり、
ここでは実行コントローラと計算手段との間の情報伝達
を無線LANを介している。
【0075】装置周辺インターフェース204はバスイ
ンターフェースであってもネットワークインターフェー
スであっても良い。装置周辺インターフェースがネット
ワークインターフェースの場合には、有線でも無線でも
良い。図23は、本発明の他の態様に係るテスト診断シ
ステムのブロック図であり、ここでは実行コントローラ
200と計算手段202との間の情報伝達を無線LAN
を介している。図23に示された態様では、装置周辺イ
ンターフェース204には、マイクロコントローラ20
10、LAN記憶手段2012、第1LANコントロー
ラ2014、無線通信用第1手段2016、第2LAN
コントローラ2018、無線通信用第2手段2020が
含まれている。
【0076】装置周辺インターフェースには、第1デー
タインターフェース手段238と、LAN記憶手段20
12と、第1LANコントローラ2014と、無線通信
用第1手段2016とが含まれる。第1データインター
フェース手段には、第2LANコントローラ2018
と、無線通信用第2手段2020と、マイクロコントロ
ーラ2010が含まれている第2データインターフェー
ス手段239とが含まれている。電気的な接続は一様で
はないが、マイクロコントローラ2010と、LAN記
憶手段2012と、第1LANコントローラ2014
と、無線通信用第1手段2016は、電気的に接続され
ている。また、第2LANコントローラ2018は無線
通信用第2手段2020に電気的に接続されている。無
線通信用第1手段2016及び無線通信用第2手段20
20は第1データインターフェース手段238と第2デ
ータインターフェース手段との間のデータ転送に関する
無線通信を行う。
【0077】図24は本発明の他の態様に係るテスト診
断システムのブロック図である。図24に示した態様は
図3に示した態様と類似しているが、図3に示した態様
に更にマイクロコントローラ2120が含まれている。
図24に示した態様では、第1データインターフェース
手段に、接続論理制御手段240及び物理インターフェ
ース248に電気的に接続されているマイクロコントロ
ーラ2120が含まれている。
【0078】本発明によるモジュラー診断テスト情報シ
ステムは、種々のアプリケーションにおいて使用される
ことが可能であるが、車両の保守のための診断及び修理
において特に有利である。従って、ここではシステムを
車両に適用した場合について記述されている。しかしな
がら、本発明は動力車以外のアプリケーションに対して
も適用可能である。
【0079】以上の記載は実例を示すものであり、それ
に限定されないことは言うまでもない。例えば、m個の
計算手段と情報伝達を行うn個の実行コントローラを備
えることもできる。なお、ここでのn及びmは1以上の
整数値である。発明の範囲は、添付された請求項、及
び、請求項に表されているものと同等のすべてのものを
参考に決められるべきである。
【0080】この発明は、例として次の実施形態を含
む。 1 車両診断システムのための診断コントローラであっ
て、装置周辺インターフェース手段と、実行コントロー
ラと、上記装置周辺インターフェース手段および実行実
行コントローラを電気的に接続する第1バスとを備え、
上記実行コントローラは、仲裁制御手段およびデバイス
インターフェース手段を備え、該仲裁制御手段は該デバ
イスインターフェース手段に電気的に接続されている車
両診断コントローラ。 2 実行コントローラには、更にデータ記憶手段が含ま
れ、データ記憶手段は仲裁制御手段と電気的に接続され
ている上記1に記載した診断コントローラ。 3 更に、データ認定手段が含まれ、データ認定手段
はデバイスインターフェース手段と電気的に接続されて
いる上記1に記載した診断コントローラ。 4 実行制御手段には、更にデータ記憶手段が含まれ、
データ記憶手段は仲裁制御手段及びデータ認定手段と電
気的に接続されている上記3に記載した診断コントロー
ラ。 5 装置周辺インターフェース手段はバスの統制を実行
することができる上記3に記載した診断コントローラ。 6 装置周辺インターフェース手段には、更に、第1デ
ータインターフェース手段と、第2データインターフェ
ース手段と、第1データインターフェース手段と第2デ
ータインターフェース手段を電気的に接続するための第
2バスと、が含まれる上記1に記載した診断コントロー
ラ。 7 第2バスはIEEE1394ケーブルである上記6
に記載した診断コントローラ。 8 第2バスはPCIケーブルである上記6に記載した
診断コントローラ。 9 第2バスはLANコネクターケーブルである上記6
に記載した診断コントローラ。 10 更に、第1バスに電気的に接続されたマイクロ
コントローラが含まれる上記6に記載した診断コントロ
ーラ。 11 周辺装置インターフェース手段は無線インターフ
ェースである上記6に記載した診断コントローラ。 12 実行コントローラは再プログラム可能な論理デバ
イスによって構成される請求項1に記載した診断コント
ローラ。
【0081】13 車両診断テストシステムには、計算
手段と、装置周辺インターフェース手段と、計算手段と
装置周辺インターフェース手段を電気的に接続する第3
バスと、実行制御手段と、装置周辺インターフェース手
段と実行制御手段とを電気的に接続する第1バスとが含
まれ、実行制御手段には、更に仲裁制御手段とデバイス
インターフェース手段とが含まれ、仲裁制御手段とデバ
イスインターフェース手段とが電気的に接続されてい
る。 14 計算手段にはホストプロセッサとホストメモリと
が含まれ、アプリケーションプログラムがホストメモリ
に記憶されている上記13に記載した車両診断テストシ
ステム。 15 計算手段において動作するアプリケーションプロ
グラムが実行制御手段に一連のタスクの実行を指示し、
実時間タスクのすべてが実行制御手段で実行される上記
14に記載した車両診断テストシステム。 16 第1チャンネルとホストメモリとの間で転送され
たデータは第2チャンネルとホストメモリとの間で伝送
されたデータに依存しない上記14に記載した車両診断
テストシステム。 17 計算手段において動作するアプリケーションプロ
グラムが実行制御手段に一連のタスクの実行を指示し、
第1チャンネル及び第2チャンネル上で実行されるタス
クはパイプラインになっている上記14に記載した実行
コントローラ。 18 実行制御手段は第1チャンネル上のヒステリシス
値の上下の値によってユーザに指定されたノイズレベル
を排除するタスクを実行する上記14に記載した実行コ
ントローラ。 19 実行制御手段は少なくともひとつのチャンネル
上の転送データのピーク及び谷検出のタスクを実行する
上記14に記載した実行コントローラ。 20 第1の周波数は第1チャンネルによってサポート
され、第2の周波数は第2チャンネルによってサポート
される上記15に記載した実行コントローラ。
【0082】
【発明の効果】複数の実行チャンネルを介して高いデー
タ速度を達成することのできる診断システムが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 テスト診断システムを制御するマイクロコン
トローラのブロック図である。
【図2】 マイクロコントローラのブロック図である。
【図3】 本発明の一態様に係るテスト診断システムの
ブロック図である。
【図4】 本発明の複合ブロック図と、本発明の処理の
構成とを示す図である。
【図5】 実行コントローラのブロック図である。
【図6】 PCIバスとともに使用される実行コントロ
ーラのシステム構成のブロック図である。
【図7】 ISAバスとともに使用される実行コントロ
ーラのシステム構成のブロック図である。
【図8】 本発明の他の態様に係る実行コントローラの
ための他のメモリシステム構成を示す図である。
【図9】 本発明の他の態様に係る実行コントローラの
ための他のメモリシステム構成を示す図である。
【図10】 実行コントローラの低速入力チャンネル1
及び2の概念図である。
【図11】 実行コントローラの高速入力チャンネル3
及び4の概念図である。
【図12】 実行コントローラの出力チャンネルとアナ
ログシステム構成の概念図である。
【図13】 本発明に係る実行コントローラサブシステ
ムのための動作理論の状態図である。
【図14】 本発明に係る実行コントローラサブシステ
ムでの閾値動作を実行するタスクの状態図である。
【図15】 本発明に係る実行コントローラサブシステ
ムでの閾値動作請求項15に記載した実行コントローラ
において、の実行に対応するサンプルされたデータポイ
ントのグラフである。
【図16】 本発明に係る実行コントローラサブシステ
ムでのピーク検出動作を実行するタスクの状態図であ
る。
【図17】 本発明に係る実行コントローラサブシステ
ムでのピーク検出動作の実行に対応するサンプルされた
データポイントのグラフである。
【図18】 本発明に係る実行コントローラサブシステ
ムの入力チャネルのためのパススルー動作を実行するタ
スクの状態図である。
【図19】 本発明に係る実行コントローラサブシステ
ムの入力チャネルのためのデータ記憶動作を実行するタ
スクの状態図である。
【図20】 本発明に係る実行コントローラサブシステ
ムの出力チャネルのための動作を実行するタスクの状態
図である。
【図21】 本発明に係るピーク検出動作のステップを
示すフローチャートである。
【図22】 本発明に係るパス・スルー動作のステップ
を示すフローチャートである。
【図23】 本発明の他の態様に係る診断システムのブ
ロック図であり、実行コントローラと計算手段との間の
情報伝達を無線LANを介している。
【図24】 本発明の他の態様に係るテスト診断システ
ムのブロック図である。
【符号の説明】
200 診断システム 220 実行コントローラ 222 仲裁コントローラ 204 装置周辺インターフェース 228 デバイスインターフェース 224 データ記憶手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両診断システムのための診断コントロ
    ーラであって、 装置周辺インターフェース手段と、 実行コントロール手段と、 上記装置周辺インターフェース手段および上記実行コン
    トロール手段を電気的に接続する第1バスとを備え、 上記実行コントロール手段は、仲裁制御手段およびデバ
    イスインターフェース手段を備え、該仲裁制御手段は該
    デバイスインターフェース手段に電気的に接続されてい
    る車両診断コントローラ。
JP9272306A 1996-10-07 1997-10-06 車両診断コントローラ Pending JPH10142111A (ja)

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US726,972 1996-10-07

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