JPH10141493A - 車両用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の変速制御装置

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JPH10141493A
JPH10141493A JP8295045A JP29504596A JPH10141493A JP H10141493 A JPH10141493 A JP H10141493A JP 8295045 A JP8295045 A JP 8295045A JP 29504596 A JP29504596 A JP 29504596A JP H10141493 A JPH10141493 A JP H10141493A
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JP
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vehicle
gear
wheel
automatic transmission
speed
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JP8295045A
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Yoshio Ito
良雄 伊藤
Hiroya Nakamura
泰也 中村
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停止のための比較的低車速での車両の制動に
際して従動輪のロックに起因する制動性能の低下を防止
できる車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。 【解決手段】 最低速ギヤ段走行判定手段112により
最低速ギヤ段での車両の走行が判定され、且つ制動操作
判定手段114により車両の制動操作が判定されたと
き、最低速ギヤ段禁止手段118により、車輪回転状態
検出手段116により検出された車輪の回転状態に基づ
いて自動変速機14の最低速ギヤ段が禁止されることか
ら、制動時における駆動輪の駆動力が低減されて制動時
のおける駆動輪と従動輪との間の制動力の配分比が改善
されるので、制動性能が高められるとともに、前輪のロ
ックの発生が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用自動変速機の変
速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のギヤ段が選択される車両用自動変
速機では、予め記憶された変速線図から、たとえばスロ
ットル弁開度および車速により表される実際の車両状態
に基づいて変速判断が行われるとともに、その判断され
た変速を実現するための変速出力に従ってギヤ段が自動
的に切り換えられる。このような自動変速機を備えた車
両では、その停止直前に、たとえば予め設定された2→
1ダウン変速線から定まる変速点車速を実際の車速が下
回ると、自動的に最低速ギヤ段へ切り換えられ、自動変
速機の最低速ギヤ段で車両の再発進が行われるようにさ
れている。
【0003】上記に対し、車両の制動操作が行われたと
き、車輪のロックを防止するように制動力を制御するA
BS制御装置が作動した場合には、そのときの路面が圧
雪路や凍結路などの路面摩擦係数が低い低μ路であると
判断し、自動変速機の最低速ギヤ段を禁止する変速パタ
ーンに切り換え、低μ路での再発進を容易とする変速制
御装置が提案されている。たとえば、特開平5−141
521号公報に記載された変速制御装置がそれである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、たとえば低
μ路における車両の制動に際して、エンジンのアイドル
回転速度により発生するクリープ力により駆動輪の駆動
力が増加させられることに起因して制動時における駆動
輪と従動輪との間の制動力の配分比が変化することか
ら、従動輪が先にロックする傾向が発生し、制動性能が
損なわれる場合があった。特に、エンジン補機の負荷の
発生や冷却水温度低下に起因してエンジンのアイドル回
転速度が上昇させられている場合には、かかる不都合が
顕著となる。
【0005】しかしながら、上記従来の変速制御装置で
は、自動変速機の最低速ギヤ段を禁止する変速パターン
に切り換える際の実際のギヤ段を考慮していないため、
上記のような制動過程の従動輪のロックを防止すること
に対して、たとえABS制御装置を備えていても何ら寄
与できなかった。一般に、ABS制御装置は、低車速走
行では作動しないように構成されているのである。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、停止のための比
較的低車速での車両の制動に際して従動輪のロックに起
因する制動性能の低下を防止できる車両用自動変速機の
変速制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の、本発明の要旨とするところは、車両用自動変速機の
変速を制御する変速制御装置であって、(a) 前記自動変
速機が最低速ギヤ段とされた状態での車両の走行を判定
する最低速ギヤ段走行判定手段と、(b) 車両の制動操作
を判定する制動操作判定手段と、(c) 車両の車輪の回転
状態を検出する車輪回転状態検出手段と、(d) 前記最低
速ギヤ段走行判定手段により最低速ギヤ段での車両の走
行が判定され、且つ前記制動操作判定手段により車両の
制動操作が判定されたとき、前記車輪回転状態検出手段
により検出された車輪の回転状態に基づいて前記自動変
速機の最低速ギヤ段を禁止する最低速ギヤ段禁止手段と
を、含むことにある。
【0008】
【発明の効果】このようにすれば、最低速ギヤ段走行判
定手段により最低速ギヤ段での車両の走行が判定され、
且つ前記制動操作判定手段により車両の制動操作が判定
されたとき、最低速ギヤ段禁止手段により、車輪回転状
態検出手段により検出された車輪の回転状態に基づいて
前記自動変速機の最低速ギヤ段が禁止される。このた
め、自動変速機のギヤ段が最低速ギヤ段よりも相対的に
変速比が小さいギヤ段とされることから、制動時におけ
る駆動輪の駆動力が低減されて制動時の駆動輪と従動輪
との間の制動力の配分比が改善されるので、制動性能が
得られるとともに、従動輪のロックが好適に抑制され
る。
【0009】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記車両は、駆
動輪として機能する後輪と従動輪として機能する前輪と
を備えたものであり、前記最低速ギヤ段禁止手段は、前
記車輪回転状態検出手段によりその前輪のロックが検出
されたことに基づいて前記自動変速機の最低速ギヤ段を
禁止するものである。このようにすれば、前輪のロック
が発生し易い所謂FR車両(前置きエンジンで後輪を駆
動する車両)において、制動操作時における制動性能が
高められ、前輪のロックが効果的に抑制される。
【0010】また、好適には、前記車両は、急制動時に
おいて車輪のロックを防止するABS制御手段を備え、
前記最低速ギヤ段禁止手段により自動変速機の最低速ギ
ヤ段が禁止されると、上記ABS制御手段のABS制御
作動を要求するABS制御作動要求手段が設けられる。
このようにすれば、車両の停止のための比較的低車速で
の制動時においても制動性能が高められ、前輪のロック
が抑制される。
【0011】また、好適には、前記車輪回転状態検出手
段は、制動時の車輪のロックを防止するために制動力を
制御する所謂ABS制御手段、或いは車両の旋回挙動を
安定化させるためにエンジン出力や車輪の制動力を制御
する所謂VSC制御手段からの信号に基づいて、従動輪
のロックを検出するものである。このため、既にABS
制御手段或いはVSC制御手段を備えた車両では、その
ABS制御手段或いはVSC制御手段をそのまま利用で
きる。
【0012】また、好適には、最低速ギヤ段禁止手段
は、前記自動変速機の変速制御に用いる変速線図から1
−2変速線を備えない変速線図に切り換えることによ
り、その自動変速機の最低速ギヤ段を禁止するものであ
る。このようにすれば、自動変速機の変速制御に用いる
変速線図を1−2変速線を備えない変速線図に切り換え
ることにより、制動時の最低速ギヤ段がそれよりも1段
上のギヤ段へ切り換えられる。
【0013】また、好適には、変速線図から判断される
ギヤ段が、自動変速機の最高速ギヤ段よりも1段下のギ
ヤ段以上のギヤ段であるか否かを判定する上段ギヤ段判
定手段と、アクセルペダルが踏み込まれたパワーオン
(加速)走行時に、変速線図から判断されるギヤ段が、
前記最低速ギヤ段禁止手段により最低速ギヤ段が禁止さ
れたときの自動変速機のギヤ段よりも1段下のギヤ段以
下のギヤ段であるか否かを判定する下段ギヤ段判定手段
と、最低速ギヤ段を禁止するスノーモードを選択するた
めのスノーモードスイッチによりスノーモードが解除さ
れたか否かすなわち解除要求があったか否かを判定する
スノーモード手動解除判定手段と、路面の摩擦抵抗が凍
結路や圧雪路よりも充分に高い高μ路であるか否かを判
定する高μ路判定手段との少なくとも1つがさらに備え
られるとともに、それらの手段のいずれか1つの判定が
肯定された場合には、前記最低速ギヤ段禁止手段による
最低速ギヤ段の禁止を解除する最低速ギヤ段禁止解除手
段が備えられる。このようにすれば、最低速ギヤ段を禁
止する必要のない状態において最低速ギヤ段禁止手段に
よる最低速ギヤ段の禁止が解除されるので、少々車両走
行状態が変化しても最低速ギヤ段禁止および解除が繰り
返されることが防止される。
【0014】
【発明の好適な実施の態様】以下、本発明の一実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例が適用された車
両用動力伝達装置の骨子図である。図において、エンジ
ン10の動力はロックアップクラッチ付トルクコンバー
タ12および3組の遊星歯車ユニットなどを備えた有段
式自動変速機14を経て、図示しない差動歯車装置およ
び駆動輪すなわち後輪へ伝達されるようになっている。
なお、本実施例の車両は、その前輪が従動輪であり、前
置きのエンジン10により上記駆動輪が駆動される所謂
FR式の車両である。
【0016】上記トルクコンバータ12は、エンジン1
0のクランク軸16と連結され、外周部において断面U
字状に曲成されるとともにエンジン10側へ向かう方向
成分を有する作動油の流れを発生させる羽根を有するポ
ンプ翼車18と、上記自動変速機14の入力軸20に固
定され、ポンプ翼車18の羽根に対向する羽根を有し、
そのポンプ翼車18の羽根からのオイルを受けて回転さ
せられるタービン翼車22と、一方向クラッチ24を介
して非回転部材であるハウジング26に固定されたステ
ータ翼車28と、軸方向に移動可能且つ軸まわりに相対
回転不能にタービン翼車18のハブ部に設けられたダン
パー30を介して上記入力軸20に連結されたロックア
ップクラッチ32とを備えている。
【0017】自動変速機14は、同軸上に配設された3
組のシングルピニオン型遊星歯車装置34,36,38
と、前記入力軸20と、遊星歯車装置38のキャリヤと
ともに回転する出力軸40とを備えている。それら遊星
歯車装置34,36,38の構成要素の一部は互いに一
体的に連結されるだけでなく、3つのクラッチC0 ,C
1 ,C2 によって互いに選択的に連結されている。ま
た、上記遊星歯車装置34,36,38の構成要素の一
部は、4つのブレーキB0 ,B1 ,B2 ,B3 によって
ハウジング26に選択的に連結されるとともに、さら
に、構成要素の一部は3つの一方向クラッチF0 ,F
1 ,F2 によって正駆動状態において相互に若しくはハ
ウジング26と係合させられるようになっている。
【0018】上記クラッチC0 ,C1 ,C2 、ブレーキ
0 ,B1 ,B2 ,B3 は、例えば多板式のクラッチや
1本または巻付け方向が反対の2本のバンドを備えたバ
ンドブレーキ等にて構成されてそれぞれ油圧アクチュエ
ータにより作動させられるようになっており、後述の変
速用電子制御装置84によりそれ等の油圧アクチュエー
タの作動がそれぞれ制御されることにより、図2に示さ
れているように変速比I(=入力軸20の回転速度/出
力軸40の回転速度)がそれぞれ異なる前進4段・後進
1段の変速段が得られる。図2において、「1」,
「2」,「3」,「4 (オーバドライブ)」は、それぞ
れ前進側の第1速ギヤ段,第2速ギヤ段,第3速ギヤ
段,第4速ギヤ段を表しており、上記変速比は第1速ギ
ヤ段から第4速ギヤ段に向かうに従って順次小さくな
る。上記トルクコンバータ12および自動変速機14
は、軸線に対して対称的に構成されているため、図1に
おいては入力軸20の回転軸線の下側を省略して示して
ある。なお、図2の○印は係合状態を示し、◎印は正駆
動時の係合を示している。
【0019】図3は、車両の制御装置の構成を説明する
図である。図3において、油圧制御回路44には、上記
自動変速機14のギヤ段を制御するための変速制御用油
圧制御回路と、ロックアップクラッチ32の係合を制御
するためのロックアップクラッチ制御用油圧制御回路と
が設けられている。変速制御用油圧制御回路は、それぞ
れオンオフ駆動される第1電磁弁S1および第2電磁弁
S2を備えており、それら第1電磁弁S1および第2電
磁弁S2の作動の組み合わせによって図示しないシフト
弁が切り換えられることにより、図2に示すようにクラ
ッチおよびブレーキが選択的に作動させられて前記第1
速ギヤ段乃至第4速ギヤ段のうちのいずれかが成立させ
られるようになっている。
【0020】また、上記ロックアップクラッチ制御用油
圧制御回路は、オンオフ作動させられて切換用信号圧を
発生する第3電磁弁S3と、その切換用信号圧に従って
ロックアップクラッチ32を解放状態とする解放側位置
とロックアップクラッチ32を係合状態とする係合側位
置とに切り換えられるロックアップリレー弁と、変速用
電子制御装置84から供給される駆動電流ISLU に対応
したスリップ制御用信号圧を発生するリニアソレノイド
弁SLUと、リニアソレノイド弁SLUから出力される
スリップ制御用信号圧PSLU に従ってロックアップクラ
ッチ32のスリップ量を制御するロックアップコントロ
ール弁とを備えている。
【0021】車両には、エンジン10の回転速度NE
なわちポンプ翼車18の回転速度N P (=入力軸20の
回転速度NIN)を検出するエンジン回転センサ50、吸
気配管を通してエンジン10へ吸気される吸入空気量Q
を検出する吸入空気量センサ52、吸気配管を通してエ
ンジン10へ吸気される吸入空気の温度TAIR を検出す
る吸入空気温度センサ54、アクセルペダル56の操作
により開閉されるスロットル弁58の全閉状態および開
度θを検出するアイドルスイッチ付スロットルセンサ6
0、自動変速機14の出力軸40の回転速度NOUT すな
わち車速Vを検出する車速センサ62、エンジン10の
冷却水温TWAを検出する冷却水温センサ64、ブレーキ
ペダル65が操作されたことを検出するブレーキセンサ
66、シフト操作レバー68の操作位置Ps すなわち
L、S、D、N、R、Pレンジのいずれかを検出するた
めの操作位置センサ70、タービン翼車22の回転速度
Tすなわち自動変速機14の入力軸20の回転速度を
検出するタービン回転センサ72、油圧制御回路44の
作動油の温度TOIL を検出する油温センサ74、駆動輪
の駆動力を低減して低μ路におけるスリップを防止する
ために第2速ギヤ段から車両を発進させるスノーモード
を選択するスノーモードスイッチ76が設けられてい
る。そして、エンジン用の電子制御装置82と変速用の
電子制御装置84とは通信インターフェイスを介して相
互連結されており、入力信号などが必要に応じて相互に
供給されるようになっており、上記各センサから出力さ
れた信号は、エンジン用の電子制御装置82および変速
用の電子制御装置84にそれぞれ直接または間接的に供
給されるようになっている。
【0022】変速用の電子制御装置84は、変速制御装
置として機能するものであって、CPU、ROM、RA
M、インターフェースなどから成る所謂マイクロコンピ
ュータから構成され、そのCPUは、RAMの一時記憶
機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに
従って入力信号を処理し、自動変速機14の変速制御お
よびロックアップクラッチ32の係合制御を図示しない
メインルーチンに従って実行して、第1電磁弁S1、第
2電磁弁S2、第3電磁弁S3、およびリニアソレノイ
ド弁SLUをそれぞれ制御する。
【0023】上記変速制御では、たとえば図4に示す予
めROMに記憶された複数種類の変速線図から実際の変
速ギヤ段に対応した変速線図が選択され、その変速線図
から車両の走行状態、たとえばスロットル弁開度θと車
速Vとに基づいて変速ギヤ段が決定され、その変速ギヤ
段が得られるように第1電磁弁S1、第2電磁弁S2が
駆動されることにより、自動変速機14のクラッチC
0 ,C1 ,C2 、およびブレーキB0 ,B1 ,B2 ,B
3 の作動が制御されて前進4段のうちのいずれかのギヤ
段が成立させられる。また、上記変速制御では、車両の
降坂路走行を検出し、降坂路走行が検出された場合には
降坂路走行用変速線図が選択され、或いは最高速ギヤ段
(第4速ギヤ段)が禁止されることにより、第4速走行
時においては強制的に第3速ギヤ段とされる。
【0024】また、エンジン用電子制御装置82も、変
速用の電子制御装置84と同様のマイクロコンピュータ
であって、そのCPUは予めROMに記憶されたプログ
ラムに従って入力信号を処理することにより種々のエン
ジン制御を実行する。たとえば、燃料噴射量制御では燃
焼状態を最適とするために燃料噴射弁86を制御し、点
火時期制御では、遅角量を適切とするためにイグナイタ
88を制御し、トラクション制御では、車両の駆動力を
抑制するためにスロットルアクチュエータ90により第
2スロットル弁92を制御し、フューエルカット制御で
は、燃費を高めるために惰行走行においてエンジン回転
速度NE が予め設定されたフューエルカット回転速度N
CUT を上まわる期間だけ燃料噴射弁86を閉じる。さら
に、エンジン用電子制御装置82では、エヤコンのコン
プレッサの作動、発電機の負荷の増大、エンジン冷却水
温の低下などに関連して高い値に決定される目標アイド
アル回転速度と実際のエンジン回転速度NE とが一致す
るようにアイドル制御弁94の開度を制御するアイドル
回転制御が実行される。
【0025】さらに、ABS用電子制御装置96も前記
変速用の電子制御装置84と同様のマイクロコンピュー
タであって、そのCPUは予めROMに記憶されたプロ
グラムに従って入力信号を処理することにより、車輪の
ロックを防止するために制動力を制御する。たとえば、
ABS用電子制御装置96は、各車輪に設けられた車輪
速度センサ98によりそれぞれ検出された各車輪の車輪
速度W に基づいて推定車体車速VSOを算出するととも
に、その推定車体車速VSOと車輪速度W とに基づいて制
動時の各車輪のスリップ率S〔=(VSO−VW )/
SO〕を算出し、所定の車速以上の速度で走行する車両
において、そのスリップ率Sが車輪の摩擦係数が大きい
予め設定された範囲内となるように、ABS用油圧制御
回路100を作動させることにより各車輪にそれぞれ設
けられたホイールシリンダ102の制動油圧を制御す
る。
【0026】図5は、上記変速用電子制御装置84など
の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
図5において、ABS制御手段108は、各車輪の車輪
速度 W に基づいて推定車体車速VSOを算出するととも
に、その推定車体車速VSOと車輪速度W とに基づいて制
動時の各車輪のスリップ率S〔=(VSO−VW )/
SO〕を算出し、たとえば第2速ギヤ段或いは第3速ギ
ヤ段以上のギヤ段に対応する車速以上の速度で走行する
車両において、そのスリップ率Sが車輪の摩擦係数が大
きい予め設定された範囲内となるように、ABS用油圧
制御回路100を作動させることにより各車輪にそれぞ
れ設けられたホイールシリンダ102の制動油圧を制御
して、急制動時の車輪のロックを防止する。
【0027】変速制御手段110は、たとえば図4に示
す予めROMに記憶された変速線図から実際の車両の走
行状態たとえばスロットル弁開度θと車速Vとに基づい
て変速判断を行い、その判断された変速ギヤ段が得られ
るように第1電磁弁S1、第2電磁弁S2を駆動するた
めの変速出力を行う。
【0028】最低速ギヤ段走行判定手段112は、自動
変速機14が最低速ギヤ段すなわち第1速ギヤ段とされ
ている走行か否かを、変速用電子制御装置84からの変
速出力或いは自動変速機14に設けられた図示しないセ
ンサからの信号に基づいて判定する。また、制動操作判
定手段114は、図示しないブレーキペダルによる車両
の制動操作をブレーキセンサ66からの信号に基づいて
判定する。また、車輪回転状態検出手段116は、車両
の車輪の回転状態、たとえば車両の走行に拘わらず前輪
の回転が停止したロック状態であるか否かを、ABS用
電子制御装置96からの各車輪の車輪速度VW を示す信
号に基づいて検出する。
【0029】最低速ギヤ段禁止手段118は、上記最低
速ギヤ段走行判定手段112により最低速ギヤ段での車
両の走行が判定され、且つ上記制動操作判定手段114
により車両の制動操作が判定されたとき、上記車輪回転
状態検出手段116により検出された車輪の回転状態に
基づいて、自動変速機14の最低速ギヤ段を禁止し、自
動的にスノーモードとする。たとえば、車両の制動時に
おいて自動変速機14が第1速ギヤ段とされているとき
に前輪のロックが検出された場合は、エンジンのアイド
ル回転による後輪のクリープ力により後輪の制動力が減
少させられて前輪と後輪との間の制動力の配分比が変化
して前輪のロックが発生したと考えられるので、後輪の
制動力を高めるために自動変速機14の変速比が引き下
げられて制動力が高められるのである。
【0030】上記最低速ギヤ段禁止手段118は、たと
えば、自動変速機14の変速制御に用いられる図4の変
速線図から、その変速線図の1→2アップ変速線および
2→1ダウン変速線を除去した変速線図に切り換えるこ
とにより、その自動変速機14の第1速ギヤ段を禁止す
る。これにより、自動的にスノーモードとされ、第1速
ギヤ段に対応する低車速において車両を停止させるため
の制動時に前輪がロックすると、低μ路と考えられるこ
とから、自動変速機14のギヤ段が第1速ギヤ段よりも
1段上の第2速ギヤ段へ切り換えられる。
【0031】また、上記最低速ギヤ段禁止手段118に
より自動変速機14の第1速ギヤ段が禁止されると同時
に、ABS作動要求手段119は、ABS制御手段10
8に対してABS作動を要求することにより、変速線図
により第1速ギヤ段が判定されるような比較的低い車速
に拘わらずABS制御手段108によるABS作動を開
始させて前輪のロックを解除させる。
【0032】また、上段ギヤ段判定手段120は、図4
の変速線図から実際の車速Vおよびスロットル弁開度θ
に基づいて判断されるギヤ段が、自動変速機14の最高
速ギヤ段よりも1段下のギヤ段(第3速)以上のギヤ段
であるか否かを判定する。また、下段ギヤ段判定手段1
22は、アクセルペダル56が踏み込まれたパワーオン
(加速)走行時に、上記変速線図から実際の車速Vおよ
びスロットル弁開度θに基づいて判断されるギヤ段が、
前記最低速ギヤ段禁止手段118により最低速ギヤ段が
禁止されたとき(スノーモード時)の自動変速機14の
ギヤ段(第2速)よりも1段下のギヤ段以下のギヤ段
(第1速)であるか否かを判定する。スノーモード手動
解除判定手段124は、自動変速機14の最低速ギヤ段
を禁止するスノーモードを選択するためのスノーモード
スイッチ76によりスノーモードが解除されたか否かす
なわち解除要求があったか否かを判定する。高μ路判定
手段126は、たとえばABS用電子制御装置96から
の信号に基づいて、路面の摩擦抵抗が凍結路や圧雪路よ
りも充分に高い高μ路であるか否かを判定する。
【0033】上記の各手段120、122、124、1
26の判定は、いずれも最低速ギヤ段を禁止する必要の
ない状態を判定するものであり、最低速ギヤ段禁止解除
手段128は、上記の各手段120、122、124、
126のいずれか1つの判定が肯定された場合には、前
記最低速ギヤ段禁止手段118による最低速ギヤ段の禁
止を解除する。
【0034】以下、変速用の電子制御装置84の制御作
動の要部を、図6のフローチャートを用いて説明する。
なお、前記ABS制御手段108および変速制御手段1
10に対応するフローチャートは、よく知られたもので
あるので省略されている。
【0035】図6において、前記制動操作判定手段11
4に対応するステップS1(以下、ステップを省略す
る。)では、車両の制動操作が行われているか否かがブ
レーキセンサ66からの信号に基づいて判定される。ま
た、このS1の判断が肯定された場合は、前記最低速ギ
ヤ段走行判定手段112に対応するS2において、自動
変速機14の実際のギヤ段が最低速ギヤ段すなわち第1
速ギヤ段であるか否かが変速用電子制御装置84からの
変速出力に基づいて判断される。また、このS2の判断
が肯定された場合は、前記車輪回転状態検出手段116
に対応するS3において前輪のロックが検出されたか否
かが判断される。
【0036】上記S1乃至S3の判断のうちのいずれか
が否定された場合は最低速ギヤ段の禁止からの復帰処理
のための後述のS6以下が実行されるが、上記S1乃至
S3の判断が共に肯定された場合は、前記最低速ギヤ段
禁止手段118に対応するS4において、スノーモード
フラグXsnowa の内容が「1」にセットされることによ
り、前記変速制御手段110において用いられる変速線
図が図4に示す変速線図からその2→1ダウン変速線お
よび1→2アップ変速線が除かれた変速線図へ切り換え
られることにより、第2速ギヤ段とされる。
【0037】次いで、前記ABS作動要求手段119に
対応するS5において、ABS制御手段108のABS
作動を実行させるABS作動要求が行われる。このよう
な車両停止のための制動操作が行われ且つ第1速ギヤ段
で前輪ロックが発生するようなたとえば10km/h程度の
低車速においてはABS作動を実行しないように構成さ
れているABS制御手段108ではあるが、上記のAB
S作動要求に応じて、ABS制御手段108のABS作
動が実行され、前輪が所定のスリップ率で回転させられ
そのロックが解消される。
【0038】次に、最低速ギヤ段を禁止するスノーモー
ドから最低速ギヤ段を禁止しない通常変速モードへの復
帰処理がS6以下において実行される。先ず、S6にお
いてスノーモードフラグXsnowa の内容が「1」にセッ
トされているか否かが判断される。このS6の判断が否
定された場合は復帰処理を必要としないので本ルーチン
が終了させられる。
【0039】しかし、上記S6の判断が肯定された場合
は、前記上段ギヤ段判定手段120に対応するS7にお
いて、図4の変速線図上のギヤ段すなわち図4の変速線
図から実際のスロットル弁開度θおよび車速Vに基づい
て判断されるギヤ段が、自動変速機14の最高速ギヤ段
(O/D)よりも1段下のギヤ段すなわち本実施例では
第3速ギヤ段以上のギヤ段であるか否かが判断される。
このS7は、最低速ギヤ段を禁止するスノーモードから
最低速ギヤ段を禁止しない通常変速モードへの復帰条件
として、最低速ギヤ段の禁止を全く必要としない車両走
行条件の1つを判定するものである。
【0040】上記S7の判断が肯定された場合は、前記
最低速ギヤ段禁止解除手段128に対応するS8におい
て、スノーモードフラグXsnowa の内容が「0」にクリ
アされ、最低速ギヤ段を禁止するスノーモードから最低
速ギヤ段を禁止しない通常変速モードへの復帰が行われ
る。これにより、変速制御手段110において用いられ
る変速線図が、それまでの2→1ダウン変速線および1
→2アップ変速線を備えない変速線図に代えて図4の変
速線図とされる。
【0041】しかし、上記S7の判断が否定された場合
は、前記下段ギヤ段判定手段122に対応するS9およ
びS10が実行される。すなわち、S9では、図4の変
速線図上のギヤ段が、スノーモード発進時のギヤ段より
も1段下のギヤ段すなわち本実施例では第1速ギヤ段以
下のギヤ段であるか否かが判断される。また、S9の判
断が肯定されたときに実行されるS10では、車両のパ
ワーオン走行であるか否かが、たとえばスロットル弁開
度θが予め設定された判断基準値aよりも大であること
に基づいて判断される。上記S9およびS10の判断が
共に肯定された場合は、S8において、スノーモードフ
ラグXsnowa の内容が「0」にクリアされ、最低速ギヤ
段を禁止するスノーモードから最低速ギヤ段を禁止しな
い通常変速モードへの復帰が行われる。
【0042】しかし、上記S9およびS10の判断の少
なくとも一方が否定された場合は、前記スノーモード手
動解除判定手段124に対応するS11において、手動
によるスノーモード操作が行われたか否かがスノーモー
ドスイッチ76からの信号に基づいて判断される。この
S11の判断が肯定された場合は、S8において、スノ
ーモードフラグXsnowa の内容が「0」にクリアされ、
最低速ギヤ段を禁止するスノーモードから最低速ギヤ段
を禁止しない通常変速モードへの復帰が行われる。
【0043】しかし、上記S11の判断が否定された場
合は、前記高μ路判定手段126に対応するS12にお
いて、車両の走行路面の摩擦係数が高い高μ路であるか
否かが、車両加速度が所定値以上であるときに駆動輪の
スリップが検出されないことに基づいて判断される。そ
の車両加速度は、たとえば車速Vの変化率或いは自動変
速機14の出力軸40の回転加速度から決定され、上記
駆動輪(後輪)のスリップは、たとえば非制動走行或い
はパワーオン走行時における前輪と後輪との回転速度
差、車両の旋回挙動を安定化させるためにエンジン出力
および制動力を制御する図示しないVSC制御装置、或
いは車両発進時における車輪のスピンを抑制するために
エンジン出力および制動力を制御する図示しないトラク
ション制御装置からのスリップ非判定信号に基づいて決
定される。
【0044】上記S12の判断が肯定された場合は、S
13において車両の加速度が所定値bより大きいと判断
されたことを条件として、S8において、スノーモード
フラグXsnowa の内容が「0」にクリアされ、最低速ギ
ヤ段を禁止するスノーモードから最低速ギヤ段を禁止し
ない通常変速モードへの復帰が行われるが、否定された
場合は、本ルーチンが終了させられ、上記のステップが
繰り返し実行される。
【0045】上述のように、本実施例によれば、最低速
ギヤ段走行判定手段112(S2)により最低速ギヤ段
での車両の走行が判定され、且つ前記制動操作判定手段
114(S1)により車両の制動操作が判定されたと
き、最低速ギヤ段禁止手段118(S4)により、車輪
回転状態検出手段116(S3)により検出された車輪
の回転状態に基づいて自動変速機14の最低速ギヤ段が
禁止されることから、制動時における駆動輪の駆動力が
低減されて制動時の駆動輪と従動輪との間の制動力の配
分比が改善されるので、制動性能が高められるととも
に、前輪のロックの発生が抑制される。
【0046】また、本実施例によれば、最低速ギヤ段禁
止手段118(S4)は、車輪回転状態検出手段116
(S3)によりその前輪のロックが検出されたことに基
づいて前記自動変速機の最低速ギヤ段を禁止するもので
あるので、前輪のロックが発生し易い所謂FR車両にお
いて、制動操作時における制動性能が高められ、前輪の
ロックが抑制される。
【0047】また、本実施例によれば、車輪回転状態検
出手段116(S3)は、制動時の車輪のロックを防止
するために車輪の制動力を制御するABS制御手段10
8からの信号に基づいて前輪のロックを判定するもので
あるため、既にABS制御手段108を備えた車両で
は、そのABS制御手段108をそのまま利用できる利
点がある。
【0048】また、本実施例によれば、変速線図から判
断されるギヤ段が、自動変速機の最高速ギヤ段よりも1
段下のギヤ段以上のギヤ段であるか否かを判定する上段
ギヤ段判定手段120(S7)と、アクセルペダル56
が踏み込まれたパワーオン(加速)走行時に、変速線図
から判断されるギヤ段が、前記最低速ギヤ段禁止手段1
18により最低速ギヤ段が禁止されたときの自動変速機
14のギヤ段よりも1段下のギヤ段以下のギヤ段である
か否かを判定する下段ギヤ段判定手段122(S9、S
10)と、最低速ギヤ段を禁止するスノーモードを選択
するためのスノーモードスイッチ76によりスノーモー
ドが解除されたか否かすなわち解除要求があったか否か
を判定するスノーモード手動解除判定手段124(S1
1)と、路面の摩擦抵抗が凍結路や圧雪路よりも充分に
高い高μ路であるか否かを判定する高μ路判定手段12
6(S12)がさらに備えられるとともに、それらの手
段のいずれか1つの判定が肯定された場合には、最低速
ギヤ段禁止手段118(S4)による最低速ギヤ段の禁
止を解除する最低速ギヤ段禁止解除手段128(S8)
が備えられる。このため、最低速ギヤ段を禁止する必要
のない状態において最低速ギヤ段禁止手段118による
最低速ギヤ段の禁止が解除されるので、少々車両走行状
態が変化しても最低速ギヤ段禁止および解除が繰り返さ
れることが防止される。
【0049】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0050】たとえば、前述の実施例の自動変速機14
は前進4段であったが、前進5段以上のギヤ段を備えた
ものであっても差し支えない。この場合、最低速ギヤ段
禁止手段118(S4)により禁止される最低速ギヤ段
は、第1速ギヤ段および第2速ギヤ段とされ、車両停止
のための比較的低車速の制動時に最低速ギヤ段が禁止さ
れることにより、1→3アップ変速となる。
【0051】また、前述の実施例の車輪回転状態検出手
段116は、ABS制御手段108からの信号に基づい
て前輪のロックを検出していたが、車両の旋回挙動を制
御する図示しないVSC制御手段からの信号に基づいて
前輪のロックを検出するものであっても差し支えない。
【0052】また、前述の実施例の車輪回転状態検出手
段116は前輪のロックを検出していたが、車両の前輪
(従動輪)と後輪(駆動輪)との回転速度差を検出する
ものであってもよい。この場合、最低速ギヤ段禁止手段
118は、前輪(従動輪)と後輪(駆動輪)との回転速
度差から制動作動の異常を判定し、最低速ギヤ段を禁止
する。
【0053】なお、上述したのはあくまでも本発明の一
実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の変速制御装置が適用された
車両用動力伝達装置を示す図である。
【図2】図1の自動変速機において、第1電磁弁および
第2電磁弁の作動の組み合わせとそれにより得られる変
速段との関係を説明する図表である。
【図3】図1の車両に備えられている制御装置の構成を
説明するブロック線図である。
【図4】図1の変速用電子制御装置において変速制御の
ために用いられる変速線図を示す図である。
【図5】図1の変速用電子制御装置の制御機能の要部を
説明する機能ブロック線図である。
【図6】図1の変速用電子制御装置の制御作動の要部を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
14:自動変速機 112:最低速ギヤ段走行判定手段 114:制動操作判定手段 116:車輪回転状態検出手段 118:最低速ギヤ段禁止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用自動変速機の変速を制御する変速
    制御装置であって、 前記自動変速機が最低速ギヤ段とされた状態での車両の
    走行を判定する最低速ギヤ段走行判定手段と、 車両の制動操作を判定する制動操作判定手段と、 車両の車輪の回転状態を検出する車輪回転状態検出手段
    と、 前記最低速ギヤ段走行判定手段により最低速ギヤ段での
    車両の走行が判定され、且つ前記制動操作判定手段によ
    り車両の制動操作が判定されたとき、前記車輪回転状態
    検出手段により検出された車輪の回転状態に基づいて前
    記自動変速機の最低速ギヤ段を禁止する最低速ギヤ段禁
    止手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の
    変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記車両は、駆動輪として機能する後輪
    と従動輪として機能する前輪とを備えたものであり、前
    記最低速ギヤ段禁止手段は、前記車輪回転状態検出手段
    により該前輪のロックが検出されたことに基づいて前記
    自動変速機の最低速ギヤ段を禁止するものである請求項
    1の車両用自動変速機の変速制御装置。
JP8295045A 1996-11-07 1996-11-07 車両用自動変速機の変速制御装置 Pending JPH10141493A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108960A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
JP2019095016A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 三菱ロジスネクスト株式会社 荷役車両の走行制御装置および荷役車両

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JP2009108960A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
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