JPH10141279A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JPH10141279A
JPH10141279A JP29474296A JP29474296A JPH10141279A JP H10141279 A JPH10141279 A JP H10141279A JP 29474296 A JP29474296 A JP 29474296A JP 29474296 A JP29474296 A JP 29474296A JP H10141279 A JPH10141279 A JP H10141279A
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resin
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shroud
heat
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Hiroyuki Kayama
博之 香山
Toru Hirose
徹 広瀬
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂製前面シュラウド吸込口側先端部が摩擦
熱により変形及び摩耗により損傷せず、気流の環流によ
る損失の発生を抑えた、吸い込み能力を高めた電動送風
機を提供することを目的とする。 【解決手段】 前面シュラウド23の吸込口側先端部に
耐熱耐摩耗性の塗料皮膜29を設けることにより、樹脂
製前面シュラウド23吸込口側先端部の摩擦熱による変
形及び摩耗による損傷を抑えて、樹脂製シール部28と
前面シュラウド23吸込口間の隙間が生じることによ
る、環流による損失の発生を抑え、高い吸い込み能力を
持った電動送風機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機等に使
用される電動送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電動送風機を用いた電気掃除機
は、じゅうたん掃除などを効果的に行うため高出力化の
傾向にある。
【0003】以下に従来の電動送風機について、図7に
基づいて説明する。図7(a)はインペラ、ファンケー
ス及びモータの一部破断側面図であり、同図(b)は
(a)のG部分の拡大図である。
【0004】図において、1はインペラ本体で、このイ
ンペラ本体1は、樹脂製の後面シュラウド2、これに対
向する樹脂製前面シュラウド3、1対のシュラウド2、
3内に設けた3次元的な曲面形状を持つ複数枚の樹脂ブ
レード4から構成されている。樹脂製ブレード4は後面
シュラウド2と一体に成型されており、さらに前面シュ
ラウド3とは溶着により固定されている。5はインペラ
本体1を駆動するモータで、6はエアガイドである。7
はインペラ本体1・エアガイド6を内包しモータ5の外
周に気密に取り付けた中央部に吸気孔を有するファンケ
ースであり、8はファンケース7の吸気孔に設けられ、
かつ前面シュラウド3の吸込口側先端部に接する樹脂製
シール部である。
【0005】以上の構成における動作について説明する
と、インペラ本体1が高速回転して、インペラ本体1の
吸込口から空気流を吸い込み、インペラ本体1外周部か
ら排出する。さらに空気流はエアガイド6を通過し、モ
ータ5内部へ排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この電動送風機におい
ては、樹脂製の前面シュラウド3の吸込口側先端部はフ
ァンケース7の樹脂製シール部8と圧接しながら摺動す
るため、前面シュラウド3の吸込口が摩擦熱により変形
及び摩耗により損傷する。その結果樹脂製シール部8と
前面シュラウド3の吸込口との間に隙間が生じ、環流に
よる損失が発生するもという課題を有していた。
【0007】本発明は、樹脂製前面シュラウド吸込口側
先端部の環流による損失の発生を抑えることにより、吸
い込み能力を高めた電動送風機を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、樹脂製前面シュラウド吸込口側先端部の摩
擦熱による変形及び摩耗による損傷を抑えるため、前面
シュラウド吸込口側先端部に耐熱耐摩耗部を設けたもの
である。
【0009】これにより樹脂製シール部と前面シュラウ
ド吸込口間の隙間が生じることによる、環流による損失
の発生を抑え、高い吸い込み能力を持った電動送風機が
得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、後面シュラウドと、これに対向する樹脂製前面シュ
ラウドと、この1対のシュラウド内に設けた複数枚の樹
脂製ブレードと、前記各シュラウド及びブレードからな
るインペラに対向するファンケースと、ファンケース吸
気孔に設けられ、かつ前面シュラウドの吸込口側先端部
に接する樹脂製シール部と、この樹脂製シール部に接す
る前面シュラウドの吸込口側先端部に施された耐熱耐摩
耗部を備えたものであり、前面シュラウドの吸込口が摩
擦熱による変形及び摩耗による損傷を抑えることができ
る。
【0011】本発明の請求項2〜4に記載の発明は、被
膜による耐熱耐摩耗部、特に塗装やメッキによる被膜を
備えることで、容易な処理で、前面シュラウドの吸込口
が摩擦熱による変形及び摩耗による損傷を抑えることが
できる。
【0012】本発明の請求項5、6に記載の発明は、耐
熱耐摩耗部を前面シュラウドと比べて耐熱耐摩耗性の高
い樹脂や金属環とし、かつ前面シュラウドと同時成型す
るもので、前面シュラウドの吸込口が摩擦熱による変形
及び摩耗による損傷を抑えることができ、さらに後加工
無しで短時間にインペラ本体を完成することができる。
【0013】本発明の請求項7〜9に記載の発明は、耐
熱耐摩耗部が前面シュラウドと別部品、特に耐熱耐摩耗
部が前面シュラウドと比べて耐熱耐摩耗性の高い樹脂や
金属環により構成され、かつ前面シュラウドと耐熱耐摩
耗部が接合されているもので、前面シュラウドの吸込口
が摩擦熱による変形及び摩耗による損傷を抑えることが
でき、さらに複雑な形状を型どることができ、圧接面積
の増加により空気流の漏れを防ぐ。
【0014】本発明の請求項10に記載の発明は、後面
シュラウドと、これに対向する樹脂製前面シュラウド
と、この1対のシュラウド内に設けた複数枚の樹脂製ブ
レードと、前記各シュラウド及びブレードからなるイン
ペラに対向するファンケースと、ファンケース吸気孔に
設けられ、かつ前面シュラウドの吸込口側先端部に接す
る金属製シール部を備えるもので、前面シュラウドの吸
込口が金属製シール部に沿った形状で切削され、摩擦熱
により変形することが少なく、さらに樹脂シール部を必
要とせず、簡便にファンケース吸気孔を形成することが
できる。
【0015】本発明の請求項11に記載の発明は、後面
シュラウドと、これに対向する樹脂製前面シュラウド
と、この1対のシュラウド内に設けた複数枚の樹脂製ブ
レードと、前記各シュラウド及びブレードからなるイン
ペラに対向するファンケースと、ファンケース吸気孔に
設けられ、かつ前面シュラウドの吸込口側先端部に接す
る樹脂製シール部と、この樹脂製シール部に接する前面
シュラウドの吸込口側先端部に施された溶融変形部を備
えたものであり、摩擦熱によって溶融変形部は溶融しな
がら変形し、樹脂製シール部の形状に沿った状態で形成
され、樹脂製シール部と前面シュラウド吸込口との間に
隙間が生じることがないものである。
【0016】本発明の請求項12に記載の発明は、後面
シュラウドと、これに対向する樹脂製前面シュラウド
と、この1対のシュラウド内に設けた複数枚の樹脂製ブ
レードと、前記各シュラウド及びブレードからなるイン
ペラに対向するファンケースと、ファンケース吸気孔に
設けられ、かつ前面シュラウドの吸込口側先端部に接す
る溶融変形型シール部を備えたものであり、摩擦熱によ
って溶融変形型シール部は溶融しながら変形し、前面シ
ュラウド吸込口の形状に沿った状態で形成され、ファン
ケースの吸気孔である溶融変形型シール部と前面シュラ
ウド吸込口との間に隙間が生じることがないものであ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1から図
6を用いて説明する。
【0018】(実施例1)本発明の第1の実施例を図1
により説明する。図1(a)はインペラ、ファンケース
及びモータの一部破断側面図であり、同図(b)は
(a)のA部分の拡大断面図である。
【0019】図1において、21はインペラ本体で、こ
のインペラ本体21は、樹脂製の後面シュラウド22、
これに対向する樹脂製前面シュラウド23、この1対の
シュラウド22、23内に設けた3次元的な曲面形状を
持つ複数枚の樹脂ブレード24から構成されている。樹
脂製ブレード24は後面シュラウド22と一体に成型さ
れており、さらに前面シュラウド23とは溶着により固
定されている。25はインペラ本体21を駆動するモー
タで、26はエアガイドである。27はインペラ本体2
1・エアガイド26を内包し、モータ25の外周に気密
に取り付けたファンケースで、中央部に吸気孔を有す
る。28はファンケース27の吸気孔に設けられ、かつ
前面シュラウド23の吸込口側先端部に接する樹脂製シ
ール部である。29は耐熱耐摩耗性で、かつ摩擦係数の
小さい塗料による薄被膜である。
【0020】以上の構成における動作について説明する
と、インペラ本体21が高速回転して、インペラ本体2
1の吸込口から空気流を吸い込み、インペラ本体21外
周部から排出する。さらに空気流はエアガイド26を通
過し、モータ25内部へ排出される。ここで前面シュラ
ウド23の吸込口が摺動するとき、ファンケース27の
樹脂製シール部28は塗料被膜29に圧接するため、前
面シュラウド23の吸込口が摩擦熱により変形及び摩耗
により損傷することがない。その結果樹脂製シール部2
8と前面シュラウド23吸込口との間に隙間が生じるこ
とがなく、環流による損失の発生を抑えるものである。
さらに樹脂製シール部28と塗料被膜29との摺動抵抗
が小さく、摩擦損失の発生を抑えている。加えて塗料被
膜29層の厚さは極めて薄いため、これによる空気抵抗
損失の発生を抑えている。
【0021】以上のように本実施例の電動送風機用イン
ペラによれば、樹脂製シール部28が前面シュラウド2
3吸込口と圧接する箇所に耐熱耐摩耗性で、かつ摩擦抵
抗の小さい薄い塗料被膜29を設けることにより、前面
シュラウド23の吸込口が摩擦熱による変形及び摩耗に
よる損傷を抑えることができる。その結果樹脂製シール
部28と前面シュラウド23吸込口との間に隙間が生じ
ることがなく、環流による損失の発生を抑え、さらに樹
脂製シール部28と塗料被膜29との摺動抵抗が小さ
く、摩擦損失の発生を抑え、加えて塗装被膜29付近の
流れの乱れを低減した高い吸い込み能力を得ることがで
きる。
【0022】なお塗装被膜の代わりにメッキ被膜を用い
ることで、長時間熱や摩耗に対して高い強度を得ること
ができる。
【0023】(実施例2)本発明の第2の実施例を図2
により説明する。図2(a)はインペラ、ファンケース
及びモータの一部破断側面図であり、同図(b)は
(a)のB部分の拡大断面図である。
【0024】図2おいて、41はインペラ本体で、この
インペラ本体41は、樹脂製の後面シュラウド42、こ
れに対向する樹脂製前面シュラウド43、この1対のシ
ュラウド42、43内に設けた3次元的な曲面形状を持
つ複数枚の樹脂ブレード44から構成されている。樹脂
製ブレード44は後面シュラウド42と一体に成型され
ており、さらに前面シュラウド43とは溶着により固定
されている。45はインペラ本体41を駆動するモータ
で、46はエアガイドである。47はインペラ本体41
・エアガイド46を内包し、モータ45の外周に気密に
取り付けたファンケースであり、中央部に吸気孔を有す
る。48はファンケース47の吸気孔に設けられ、かつ
前面シュラウド43の吸込口側先端部に接する樹脂製シ
ール部である。49は前面シュラウド43と比べて耐熱
耐摩耗性の高い樹脂とし、かつ前面シュラウド43と同
時成型した耐熱耐摩耗部である。
【0025】以上の構成における動作について説明する
と、インペラ本体41が高速回転して、インペラ本体4
1の吸込口から空気流を吸い込み、インペラ本体41外
周部から排出する。さらに空気流はエアガイド46を通
過し、モータ45内部へ排出される。ここで前面シュラ
ウド43の吸込口が摺動するとき、ファンケース47の
樹脂製シール部48は耐熱耐摩耗部49に圧接するた
め、前面シュラウド43の吸込口が摩擦熱による変形及
び摩耗による損傷を抑えることができる。その結果樹脂
製シール部48と前面シュラウド43吸込口との間に隙
間が生じることがなく、環流による損失の発生を抑える
ものである。さらに耐熱耐摩耗部49は前面シュラウド
43と同時成型のため、これらの継ぎ目による空気抵抗
損失の発生を抑えている。
【0026】以上のように本実施例の電動送風機用イン
ペラによれば、樹脂製シール部48が前面シュラウド4
3吸込口と圧接する箇所に前面シュラウド43と比べて
耐熱耐摩耗性の高い樹脂で、かつ前面シュラウド43と
同時成型した耐熱耐摩耗部49を設けることにより、前
面シュラウド43の吸込口が摩擦熱により変形及び摩耗
により損傷することがない。その結果樹脂製シール部4
8と前面シュラウド43吸込口との間に隙間が生じるこ
とがなく、環流による損失の発生を抑え、さらに耐熱耐
摩耗部49付近の流れの乱れを低減し高い吸い込み能力
を得ることができる。
【0027】なお耐熱耐摩耗部49を金属環とし、かつ
前面シュラウド43にインサート成型することで、長時
間熱や摩耗に対して高い強度を得ることができる。
【0028】(実施例3)本発明の第3の実施例を図3
により説明する。図3(a)はインペラ、ファンケース
及びモータの一部破断側面図であり、同図(b)は
(a)のC部分の拡大断面図である。
【0029】図3において、61はインペラ本体で、こ
のインペラ本体61は、樹脂製の後面シュラウド62、
これに対向する樹脂製前面シュラウド63、この1対の
シュラウド62、63内に設けた3次元的な曲面形状を
持つ複数枚の樹脂ブレード64から構成されている。樹
脂ブレード64は、後面シュラウド62と一体に成型さ
れており、さらに前面シュラウド63とは溶着により固
定されている。65はインペラ本体41を駆動するモー
タで、66はエアガイドである。67はインペラ本体6
1・エアガイド66を内包し、モータ65の外周に気密
に取り付けたファンケースであり、中央部に吸気孔を有
する。68はファンケース67吸気孔に設けられ、かつ
前面シュラウド63の吸込口側先端部に接する樹脂製シ
ール部である。69は前面シュラウド63と比べて耐熱
耐摩耗性の高い樹脂製耐熱耐摩耗部であり、前面シュラ
ウド63に溶着してある。さらにこの耐熱耐摩耗部69
は前面シュラウド63の板厚よりも厚く、樹脂製シール
部68との圧接面積を増している。
【0030】以上の構成における動作について説明する
と、インペラ本体61が高速回転して、インペラ本体6
1の吸込口から空気流を吸い込み、インペラ本体61外
周部から排出する。さらに空気流はエアガイド66を通
過し、モータ65内部へ排出される。ここで前面シュラ
ウド63の吸込口が摺動するとき、ファンケース67の
樹脂製シール部68は耐熱耐摩耗部69に圧接している
ため、前面シュラウド63の吸込口が摩擦熱による変形
及び摩耗による損傷を抑えることができる。その結果樹
脂製シール部68と前面シュラウド63吸込口との間に
隙間が生じることがなく、さらにそれらの圧接面積が大
きいため空気流の漏れを防ぎ、環流による損失の発生を
抑えるものである。
【0031】以上のように本実施例の電動送風機用イン
ペラによれば、樹脂製シール部68が前面シュラウド6
3吸込口と圧接する箇所に前面シュラウド63と比べて
耐熱耐摩耗性の高い樹脂である耐熱耐摩耗部69を設け
ることにより、前面シュラウド63の吸込口が摩擦熱に
より変形及び摩耗により損傷することがない。その結果
樹脂製シール部68と前面シュラウド63吸込口との間
に隙間が生じることがなく、さらに前面シュラウド63
と耐熱耐摩耗部69とが独立して成型してあるため、複
雑な形状を型どることができ、圧接面積の増加により空
気流の漏れを防ぎ、環流による損失の発生を抑えた高い
吸い込み能力を得ることができる。
【0032】なお耐熱耐摩耗部69を金属環とし、前面
シュラウド63と接着することで、長時間熱や摩耗に対
して高い強度を得ることができる。
【0033】(実施例4)本発明の第4の実施例を図4
により説明する。図4(a)はインペラ、ファンケース
及びモータの一部破断側面図であり、同図(b)は
(a)のD部分の拡大断面図である。
【0034】図4において、81はインペラ本体で、こ
のインペラ本体81は、樹脂製の後面シュラウド82、
これに対向する樹脂製前面シュラウド83、この1対の
シュラウド82、83内に設けた3次元的な曲面形状を
持つ複数枚の樹脂ブレード84から構成される。樹脂ブ
レード84は、後面シュラウド82と一体に成型されて
おり、さらに前面シュラウド83とは溶着により固定さ
れている。85はインペラ本体81を駆動するモータ
で、86はエアガイドである。87はインペラ本体81
・エアガイド86を内包し、モータ85の外周に気密に
取り付けたファンケースであり、中央部に吸気孔を有す
る。88はファンケース87の吸気孔に一体に設けら
れ、かつ前面シュラウド83の吸込口側先端部に接する
金属製シール部である。
【0035】以上の構成における動作について説明する
と、インペラ本体81が高速回転して、インペラ本体8
1の吸込口から空気流を吸い込み、インペラ本体81外
周部から排出する。さらに空気流はエアガイド86を通
過し、モータ85内部へ排出される。ここで前面シュラ
ウド83の吸込口は、ファンケース87と一体になった
金属製シール部88に圧接しながら摺動するため、前面
シュラウド83の吸込口が金属製シール部88に沿った
形状で切削され、摩擦熱により変形することが少ない。
その結果金属製シール部88と前面シュラウド83吸込
口との間に大きな隙間が生じることがなく、環流による
損失の発生を抑えるものである。
【0036】以上のように本実施例の電動送風機用イン
ペラによれば、ファンケース87と一体になった金属製
シール部88を設けることにより、前面シュラウド83
の吸込口が金属製シール部88に沿った形状で切削さ
れ、前面シュラウド83の吸込口が摩擦熱による変形を
抑えることができる。その結果樹脂製シール部88と前
面シュラウド83吸込口との間に大きな隙間が生じるこ
とがなく、環流による損失の発生を抑えた高い吸い込み
能力を得ることができる。さらに樹脂シール部を必要と
せず、簡便にファンケース87吸気孔を形成することが
できる。
【0037】(実施例5)本発明の第5の実施例を図5
により説明する。図5(a)はインペラ、ファンケース
及びモータの一部破断側面図であり、同図(b)は
(a)のE部分の拡大断面図である。
【0038】図5において、101はインペラ本体で、
このインペラ本体101は、樹脂製の後面シュラウド1
02、これに対向する樹脂製前面シュラウド103、こ
の1対のシュラウド102、103内に設けた3次元的
な曲面形状を持つ複数枚の樹脂ブレード104から構成
される。樹脂ブレード104は、後面シュラウド102
と一体に成型されており、さらに前面シュラウド103
とは溶着により固定されている。105はインペラ本体
101を駆動するモータで、106はエアガイドであ
る。107はインペラ本体101・エアガイド106を
内包し、モータ105の外周に気密に取り付けたファン
ケースであり、中央部に吸気孔を有する。108はファ
ンケース107の吸気孔に設けられ、かつ前面シュラウ
ド103の吸込口側先端部に接する樹脂製シール部であ
る。109はこの樹脂製シール部108に接する前面シ
ュラウド103の吸込口側先端部に施された溶融変形部
である。
【0039】以上の構成における動作について説明する
と、インペラ本体101が高速回転して、インペラ本体
101の吸込口から空気流を吸い込み、インペラ本体1
01外周部から排出する。さらに空気流はエアガイド1
06を通過し、モータ105内部へ排出される。ここで
前面シュラウド103の吸込口が摺動するとき、ファン
ケース107の樹脂製シール部108は溶融変形部10
9に圧接し、さらに両者の間で発生する摩擦熱によって
溶融変形部109は溶融しながら変形し、樹脂製シール
部108の形状に沿った状態で形成される。その結果樹
脂製シール部108と前面シュラウド103吸込口との
間に隙間が生じることがなく、環流による損失の発生を
抑えるものである。
【0040】以上のように本実施例の電動送風機用イン
ペラによれば、樹脂製シール部108が前面シュラウド
103吸込口と圧接する箇所に、摩擦熱により溶融し変
形する溶融変形部109を設けることにより、樹脂製シ
ール部108と前面シュラウド103吸込口との間に隙
間が生じることがなく、環流による損失の発生を抑えた
高い吸い込み能力を得ることができる。さらに溶融変形
部109が摩擦熱によって変形するため、インペラ本体
101の回転によって自動的に樹脂シール部108の形
状に沿わせることができる。そのため高度な寸法精度を
必要とせず前面シュラウド103吸込口を形成すること
ができる。
【0041】(実施例6)本発明の第6の実施例を図6
により説明する。図6(a)はインペラ、ファンケース
及びモータの一部破断側面図であり、同図(b)は
(a)のF部分の拡大断面図である。
【0042】図6において、121はインペラ本体で、
このインペラ本体121は、樹脂製の後面シュラウド1
22、これに対向する樹脂製前面シュラウド123、こ
の1対のシュラウド122、123内に設けた3次元的
な曲面形状を持つ複数枚の樹脂ブレード124から構成
される。樹脂ブレード124は、後面シュラウド122
と一体に成型されており、さらに前面シュラウド123
とは溶着により固定されている。125はインペラ本体
121を駆動するモータで、126はエアガイドであ
る。127はインペラ本体121・エアガイド126を
内包し、モータ125の外周に気密に取り付けたファン
ケースであり、中央部に吸気孔を有する。128はファ
ンケース127の吸気孔に一体に設けられ、かつ前面シ
ュラウド123の吸込口側先端部に接する溶融変形型シ
ール部である。
【0043】以上の構成における動作について説明する
と、インペラ本体121が高速回転して、インペラ本体
121の吸込口から空気流を吸い込み、インペラ本体1
21外周部から排出する。さらに空気流はエアガイド1
26を通過し、モータ125内部へ排出される。ここで
前面シュラウド123の吸込口は、ファンケース127
と一体になった溶融変形型シール部128に圧接しなが
ら摺動するため、両者の間で発生する摩擦熱によって溶
融変形型シール部128は溶融しながら変形し、前面シ
ュラウド123の吸込口の形状に沿った状態で形成され
る。その結果溶融変形型シール部128と前面シュラウ
ド123吸込口との間に大きな隙間が生じることがな
く、環流による損失の発生を抑えるものである。
【0044】以上のように本実施例の電動送風機用イン
ペラによれば、ファンケース127と一体になった溶融
変形型シール部128を設けることにより、このシール
部と前面シュラウド123吸込口との間に隙間が生じる
ことなく、環流による損失の発生を抑えた高い吸い込み
能力を得ることができる。さらに溶融変形シール部12
8が摩擦熱によって変形するため、インペラ本体121
の回転によって自動的に前面シュラウド123吸込口の
形状に沿わせることができる。そのため高度な寸法精度
を必要とせず溶融変形型シール部128を形成すること
ができる。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明は、樹脂
製前面シュラウドにおいて、吸込口側先端部に耐熱耐摩
耗部を設けることにより、前面シュラウドの吸込口が摩
擦熱による変形及び摩耗による損傷を抑えることがで
き、その結果樹脂製シール部と前面シュラウド吸込口と
の間に隙間が生じることがなく、環流による損失の発生
を抑えた高い吸い込み能力を得ることができる。
【0046】本発明の請求項2に記載の発明は、樹脂製
前面シュラウドにおいて、吸込口側先端部に被膜による
耐熱耐摩耗部を設けることにより、容易な処理で、前面
シュラウドの吸込口が摩擦熱による変形及び摩耗による
損傷を抑えることができ、その結果樹脂製シール部と前
面シュラウド吸込口との間に隙間が生じることがなく、
環流による損失の発生を抑えた高い吸い込み能力を得る
ことができる。
【0047】本発明の請求項3に記載の発明は、樹脂製
前面シュラウドにおいて、吸込口側先端部に塗装被膜に
よる耐熱耐摩耗部を設けることにより、容易な処理で、
前面シュラウドの吸込口が摩擦熱による変形及び摩耗に
よる損傷を抑えることができ、その結果樹脂製シール部
と前面シュラウド吸込口との間に隙間が生じることがな
く、環流による損失の発生を抑え、さらに樹脂製シール
部と塗装被膜との摺動抵抗が小さく、摩擦損失の発生を
抑えた高い吸い込み能力を得ることができる。
【0048】本発明の請求項4に記載の発明は、樹脂製
前面シュラウドにおいて、吸込口側先端部にメッキ被膜
による耐熱耐摩耗部を設けることにより、容易な処理
で、前面シュラウドの吸込口が摩擦熱による変形及び摩
耗による損傷を抑えることができ、その結果樹脂製シー
ル部と前面シュラウド吸込口との間に隙間が生じること
がなく、環流による損失の発生を抑え、さらに樹脂製シ
ール部とメッキ被膜との摺動抵抗が小さく、摩擦損失の
発生を抑えた高い吸い込み能力を得ることができる。さ
らにメッキ被膜により、長時間熱や摩耗に対して高い強
度を得ることができる。
【0049】本発明の請求項5に記載の発明は、樹脂製
前面シュラウドにおいて、吸込口側先端部に前面シュラ
ウドと比べて耐熱対摩耗性の高い樹脂で、かつ前面シュ
ラウドと同時成型した耐熱耐摩耗部を設けることによ
り、前面シュラウドの吸込口が摩擦熱による変形及び摩
耗による損傷を抑えることができ、その結果樹脂製シー
ル部と前面シュラウド吸込口との間に隙間が生じること
がなく、環流による損失の発生を抑えた高い吸い込み能
力を得ることができる。さらに同時成型により、後加工
無しで短時間にインペラ本体を完成することができる。
【0050】本発明の請求項6に記載の発明は、樹脂製
前面シュラウドにおいて、吸込口側先端部に前面シュラ
ウドとインサート成型した金属環の耐熱耐摩耗部を設け
ることにより、前面シュラウドの吸込口が摩擦熱による
変形及び摩耗による損傷を抑えることができ、その結果
樹脂製シール部と前面シュラウド吸込口との間に隙間が
生じることがなく、環流による損失の発生を抑えた高い
吸い込み能力を得ることができる。さらに金属環のイン
サート成型により、後加工無しで短時間にインペラ本体
を完成することができ、長時間熱や摩耗に対して高い強
度を得ることができる。
【0051】本発明の請求項7に記載の発明は、樹脂製
前面シュラウドにおいて、吸込口側先端部に前面シュラ
ウドと別部品で構成される耐熱耐摩耗部を設けることに
より、前面シュラウドの吸込口が摩擦熱による変形及び
摩耗による損傷を抑えることができ、その結果樹脂製シ
ール部と前面シュラウド吸込口との間に隙間が生じるこ
とがなく、さらに前面シュラウドと耐熱耐摩耗部とが独
立して成型してあるため、複雑な形状を型どることがで
き、圧接面積の増加により空気流の漏れを防ぎ、環流に
よる損失の発生を抑えた高い吸い込み能力を得ることが
できる。
【0052】本発明の請求項8に記載の発明は、樹脂製
前面シュラウドにおいて、吸込口側先端部に前面シュラ
ウドと別部品で構成され、かつ前面シュラウドと比べて
耐熱耐摩耗性の高い樹脂である耐熱耐摩耗部を設けるこ
とにより、前面シュラウドの吸込口が摩擦熱による変形
及び摩耗による損傷を抑えることができ、その結果樹脂
製シール部と前面シュラウド吸込口との間に隙間が生じ
ることがなく、さらに前面シュラウドと樹脂製の耐熱耐
摩耗部とが独立して成型してあるため、軽量かつ容易に
複雑な形状を型どることができ、圧接面積の増加により
空気流の漏れを防ぎ、環流による損失の発生を抑えた高
い吸い込み能力を得ることができる。
【0053】本発明の請求項9に記載の発明は、樹脂製
前面シュラウドにおいて、吸込口側先端部に前面シュラ
ウドと別部品で構成され、かつ金属環の耐熱耐摩耗部を
設けることにより、前面シュラウドの吸込口が摩擦熱に
よる変形及び摩耗による損傷を抑えることができ、その
結果樹脂製シール部と前面シュラウド吸込口との間に隙
間が生じることがなく、さらに前面シュラウドと金属環
の耐熱耐摩耗部とが独立して成型してあるため、複雑な
形状を型どることができ、圧接面積の増加により空気流
の漏れを防ぎ、環流による損失の発生を抑えた高い吸い
込み能力を得ることができる。さらに金属環により、長
時間熱や摩耗に対して高い強度を得ることができる。
【0054】本発明の請求項10に記載の発明は、樹脂
製前面シュラウドにおいて、ファンケース吸気孔に金属
製シール部を設けることにより、前面シュラウドの吸込
口が金属製シール部に沿った形状で切削され、前面シュ
ラウドの吸込口が摩擦熱による変形を抑えることができ
る。その結果樹脂製シール部と前面シュラウド吸込口と
の間に大きな隙間が生じることがなく、環流による損失
の発生を抑えた高い吸い込み能力を得ることができる。
さらに樹脂シール部を必要とせず、簡便にファンケース
吸気孔を形成することができる。
【0055】本発明の請求項11に記載の発明は、樹脂
製前面シュラウドにおいて、吸込口側先端部に溶融変形
部を設けることにより、この溶融変形部が摩擦熱によっ
て変形するため、インペラ本体の回転によって自動的に
樹脂シール部の形状に沿わせることができ、前面シュラ
ウド吸込口の形成に対し、高度な寸法精度を必要としな
い。その結果樹脂製シール部と前面シュラウド吸込口と
の間に隙間が生じることがなく、環流による損失の発生
を抑えた高い吸い込み能力を得ることができる。
【0056】本発明の請求項12に記載の発明は、樹脂
製前面シュラウドにおいて、ファンケースと一体になっ
た溶融変形型シール部を設けることにより、この溶融変
形型シール部が摩擦熱によって変形するため、インペラ
本体の回転によって自動的に前面シュラウド吸込口の形
状に沿わせることができ、ファンケースの吸気孔である
溶融変形型シール部の形成に対し、高度な寸法精度を必
要としない。その結果溶融変形型シール部と前面シュラ
ウド吸込口との間に隙間が生じることがなく、環流によ
る損失の発生を抑えた高い吸い込み能力を得ることがで
きる。また、溶融変形するのシール部側としているの
で、変形を要しない前面シュラウドの吸込口側先端部の
肉厚を薄くすることができ、インペラの軽量化による送
風効率の向上も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例による電動送風機
用インペラ及びモータの一部破断側面図 (b)同図(a)のA部拡大断面図
【図2】(a)本発明の第2の実施例による電動送風機
用インペラ及びモータの一部破断側面図 (b)同図(a)のB部拡大断面図
【図3】(a)本発明の第3の実施例による電動送風機
用インペラ及びモータの一部破断側面図 (b)同図(a)のC部拡大断面図
【図4】(a)本発明の第4の実施例による電動送風機
用インペラ及びモータの一部破断側面図 (b)同図(a)のD部拡大断面図
【図5】(a)本発明の第5の実施例による電動送風機
用インペラ及びモータの一部破断側面図 (b)同図(a)のE部拡大断面図
【図6】(a)本発明の第6の実施例による電動送風機
用インペラ及びモータの一部破断側面図 (b)同図(a)のF部拡大断面図
【図7】(a)従来の電動送風機の一部破断側面図 (b)同図(a)のG部拡大断面図
【符号の説明】
21・41・61・81・101・121 インペラ本
体 22・42・62・82・102・122 後面シュラ
ウド 23・43・63・83・103・123 前面シュラ
ウド 24・44・64・84・104・124 ブレード 25・45・65・85・105・125 モータ 26・46・66・86・106・126 エアガイド 27・47・67・87・107・127 ファンケー
ス 28・48・68・108 樹脂製シール部 29 塗料被膜 49・69 耐熱耐摩耗部 88 金属製シール部 109 溶融変形部 128 溶融変形型シール部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後面シュラウドと、これに対向する樹脂
    製前面シュラウドと、この1対のシュラウド内に設けた
    複数枚の樹脂製ブレードと、前記各シュラウド及びブレ
    ードからなるインペラに対向するファンケースと、ファ
    ンケース吸気孔に設けられ、かつ前面シュラウドの吸込
    口側先端部に接する樹脂製シール部と、この樹脂製シー
    ル部に接する前面シュラウドの吸込口側先端部に施され
    た耐熱耐摩耗部を備える電動送風機。
  2. 【請求項2】 被膜による耐熱耐摩耗部を備える請求項
    1記載の電動送風機。
  3. 【請求項3】 耐熱耐摩耗部が塗装による被膜である請
    求項1記載の電動送風機。
  4. 【請求項4】 耐熱耐摩耗部がメッキによる被膜である
    請求項1記載の電動送風機。
  5. 【請求項5】 耐熱耐摩耗部を前面シュラウドと比べて
    耐熱耐摩耗性の高い樹脂とし、かつ前面シュラウドと同
    時成型した請求項1記載の電動送風機。
  6. 【請求項6】 耐熱耐摩耗部を金属環とし、かつ前面シ
    ュラウドとインサート成型した請求項1記載の電動送風
    機。
  7. 【請求項7】 耐熱耐摩耗部が前面シュラウドと別部品
    により構成され、かつ前面シュラウドと耐熱耐摩耗部が
    接合されている請求項1記載の電動送風機。
  8. 【請求項8】 耐熱耐摩耗部が前面シュラウドと比べて
    耐熱耐摩耗性の高い樹脂である請求項7記載の電動送風
    機。
  9. 【請求項9】 耐熱耐摩耗部が金属環である請求項7記
    載の電動送風機。
  10. 【請求項10】 後面シュラウドと、これに対向する樹
    脂製前面シュラウドと、この1対のシュラウド内に設け
    た複数枚の樹脂製ブレードと、前記各シュラウド及びブ
    レードからなるインペラに対向するファンケースと、フ
    ァンケース吸気孔に設けられ、かつ前面シュラウドの吸
    込口側先端部に接する金属製シール部を備える電動送風
    機。
  11. 【請求項11】 後面シュラウドと、これに対向する樹
    脂製前面シュラウドと、この1対のシュラウド内に設け
    た複数枚の樹脂製ブレードと、前記各シュラウド及びブ
    レードからなるインペラに対向するファンケースと、フ
    ァンケース吸気孔に設けられ、かつ前面シュラウドの吸
    込口側先端部に接する樹脂製シール部と、この樹脂製シ
    ール部に接する前面シュラウドの吸込口側先端部に施さ
    れた溶融変形部を備える電動送風機。
  12. 【請求項12】 後面シュラウドと、これに対向する樹
    脂製前面シュラウドと、この1対のシュラウド内に設け
    た複数枚の樹脂製ブレードと、前記各シュラウド及びブ
    レードからなるインペラに対向するファンケースと、フ
    ァンケース吸気孔に設けられ、かつ前面シュラウドの吸
    込口側先端部に接する溶融変形型シール部を備える電動
    送風機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009024572A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Hitachi Appliances Inc 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機
JP2010071083A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Panasonic Corp 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機
JP2010248941A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Panasonic Corp 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機
JP2019031927A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 日立アプライアンス株式会社 電動送風機およびそれを搭載した電気掃除機

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