JPH10140609A - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機

Info

Publication number
JPH10140609A
JPH10140609A JP30337196A JP30337196A JPH10140609A JP H10140609 A JPH10140609 A JP H10140609A JP 30337196 A JP30337196 A JP 30337196A JP 30337196 A JP30337196 A JP 30337196A JP H10140609 A JPH10140609 A JP H10140609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swivel
cover
wall part
swivel base
base cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30337196A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Yugawa
勝彦 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP30337196A priority Critical patent/JPH10140609A/ja
Publication of JPH10140609A publication Critical patent/JPH10140609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立効率の向上とコスト低減を図ったバック
ホーを提供する。 【解決手段】 走行装置上に上下方向の軸心廻りに回動
自在に支持された旋回フレーム6を旋回台カバー7で覆
ってなる旋回台8を備えた旋回作業機において、前記旋
回台カバー7を一体成形すると共に、旋回台カバー7を
旋回フレーム6に対して上方から被せ得るように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バックホーにあっては、走行装置上に、
旋回台を上下方向の軸心廻りに回動自在に支持し、この
旋回台の前部にバケットを備えた掘削装置を取付け、旋
回台の後部にエンジン、ラジエータ等を覆うボンネット
を備えてなる。前記旋回台は、エンジンその他の機器を
取付支持すると共に走行装置に取付けられる旋回フレー
ムを旋回台カバーで覆ってなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、旋回台カバーは左右に分割状に形成されていて、
旋回フレームに左右両側から取付けられる。このため、
組付けの際、手間がかかり面倒であって生産性がわるい
と共に、コスト高でもあった。また、キャビン仕様のバ
ックホーにあっては、旋回台とは別体でキャビンを組立
てて、該キャビンを旋回台に搭載しており、これについ
ても、組付けの際手間がかかり面倒であって生産性がわ
るいと共に、コスト高でもあるという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、組立効率(生産性)の
向上とコスト低減を図った旋回作業機を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、走行装置2上に上下方
向の軸心廻りに回動自在に支持された旋回フレーム6を
旋回台カバー7で覆ってなる旋回台8を備えた旋回作業
機において、前記旋回台カバー7を一体成形すると共
に、旋回台カバー7を旋回フレーム6に対して上方から
被せ得るように構成したことを特徴とするまた、旋回台
カバー7の前部及び後部の左右両側に、キャビン11の
支柱25,26を立設するのがよい。
【0006】また、キャビン11の前面・左右側面のパ
ネル27,28及び前支柱25を着脱自在とするのがよ
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図4において、1は旋回作業機と
して例示する小型バックホーを示しており、このバック
ホー1は、走行装置2と、旋回体3と、掘削装置4とか
ら主構成されている。
【0008】なお、以下、バックホー1の走行方向を前
後方向といい、この前後方向に直交する横方向を左右方
向という。走行装置2は、ゴム製履帯を有するクローラ
走行体5を左右一対備えると共に、これら走行体5を油
圧モータで駆動するようにしたクローラ式走行装置が採
用されている。
【0009】旋回体3は、図1、図2及び図4に示すよ
うに、板材からなる枠材を組み合わせて構成された旋回
フレーム6を外郭となる旋回台カバー7で覆ってなる旋
回台8と、該旋回台8の後部に備えられたウェイト9及
びボンネット10と、キャビン11と、旋回台8及びボ
ンネット10内に収納されたエンジン,ラジエータ,油
圧ポンプ,燃料タンク,作動油タンク,各種油圧機器等
とを備えてなり、旋回フレーム6底部の支持板6Aが、
走行装置2の左右クローラ走行体5間の中央部に設けら
れた軸受体12に支持されることで、旋回体3が上下方
向の軸心廻りに回動自在とされており、この旋回体3
は、旋回フレーム6に支持された油圧モータによって回
動されるように構成されている。
【0010】なお、前記エンジン,ラジエータ,油圧ポ
ンプ,燃料タンク,作動油タンク,各種油圧機器等及び
ウェイト9は旋回フレーム6に取付支持されている。こ
の旋回体3の前部には前記掘削装置4が装着され、後部
のウェイト9によって重量バランスが図られている。こ
の掘削装置4は、旋回フレーム6の前部に設けた支持部
材6Bに上下軸廻りに揺動自在に支持された揺動ブラケ
ット13と、この揺動ブラケット13に左右軸廻りに揺
動自在に枢着されたブーム14と、このブーム14の先
端側に左右軸廻りに揺動自在に枢着されたアーム15
と、アーム15の先端側にスクイ・ダンプ自在に取付け
られたバケット16とを備えてなる。
【0011】ブーム14は、揺動ブラケット13とブー
ム14の中途部との間に設けられたブームシリンダ17
によって揺動動作され、アーム15は、ブーム14の中
途部とアーム15の基部との間に設けられたアームシリ
ンダ18によって揺動動作され、バケット16は、アー
ム15の基部とバケット16の取付部との間に設けられ
たバケットシリンダ19によってスクイ・ダンプ動作さ
れる。
【0012】なお、旋回体3の後面側は、平面視、略旋
回軸心を中心とする円弧状に形成されると共に、旋回し
たときにこの旋回体後面が描く旋回軌跡円は、左右クロ
ーラ走行体5の左右幅内に収められている。また、旋回
体3の左右幅は前記機体後面が描く旋回軌跡円の直径よ
り幅狭に形成されている。また、キャビン11内には運
転席20が配置され、運転席20の前方には走行装置
2、旋回体3、掘削装置4等に備えられた油圧機器操作
用のレバー、表示パネル等を備えた操縦装置が設けられ
ている。
【0013】図1乃至図4に示すように、旋回台カバー
7は樹脂で一体形成されており、フロアを構成する床壁
部7aと、この床壁部7aの前縁から下方に延出された
前壁部7bと、床壁部7aの後縁から上方に向かうにし
たがって後方に傾斜する方向に延出されると共に上端側
が後方に向けて延出された立上り壁部7cと、床壁部7
aの左右方向外端縁,立上り壁部7cの左右方向外端縁
及び前壁部7bから延出された側壁部7dと、左右側壁
部7dの後縁から延出された後部壁7eとから構成され
ている。
【0014】この旋回台カバー7は下方に開放状とされ
ていて、旋回フレーム6に、該旋回フレーム6及びウェ
イト9に対して上方から被せ得るように構成され(した
がって、旋回台カバー7の下端開口部から旋回フレーム
6及びウェイト9が挿入可能とされている)、旋回フレ
ーム6にボルト等によって固定されている。また、旋回
台カバー7は後部の上部側(立上り壁部7cの背面側)
も後方に向けて開放状とされており、エンジン、ラジエ
ータ、油圧ポンプ等が旋回フレーム6に取付支持可能と
されており、この開放部分はボンネット10によって閉
塞され、ボンネット10は、その上部前側がヒンジ22
によって旋回台カバー7の立上り壁部7c後部側に取付
けられることによって、前記エンジン等の収納室23が
開閉自在とされている。
【0015】前記構成のものにあっては、ボンネット1
0を旋回台カバー7に取付けられた状態で、該旋回台カ
バー7を旋回フレーム6に取付けることができる。しか
し、旋回台カバー7を旋回フレーム6に取付けた後にボ
ンネット10を旋回台カバー7に取付けるようにしても
よい。なお、ボンネット10も旋回台カバー7と一体形
成すると共に、該ボンネット10に蓋体によって開閉自
在に閉塞されるメンテナンス用の開口部を形成するよう
にしてもよい。
【0016】旋回台カバー7の前部及び後部の左右両側
コーナー部分には、ウレタン製のバンパー24がボルト
等によって取付けられている。図1及び図4に示すよう
に、キャビン11は、旋回台カバー7前後の左右両側に
前後支柱25,26を立設し、左右前支柱25間にキャ
ビン前面を構成するフロントパネル(前面のパネル)2
7を、左右各前後支柱25,26間にキャビン側面を構
成するサイドパネル(側面のパネル)28を、左右後支
柱26間にキャビン後面を構成するリヤパネル(後面の
パネル)29をそれぞれ嵌め込むと共に、上部にルーフ
30を設けて成る。
【0017】したがって、キャビン11の下部が旋回台
カバー7によって構成され、部品の兼用化が図られ、組
立効率・生産性の向上が図られている。なお、フロント
パネル27及びリヤパネル29は枠体27A,29Aに
フロントガラス27B,リヤガラス29Bが嵌め込まれ
てなるが、フロントガラス,リヤガラスのみでフロント
パネル27,リヤパネル29を構成してもよい。また、
左右一方又は両方のサイドパネル28は、開閉自在なド
ア28A及びサイドガラス28Bを有する。
【0018】これらフロントパネル27,サイドパネル
28及びリヤパネル29は着脱自在とされると共に、左
右前支柱25は、ルーフ30及び旋回台カバー7に対し
て着脱自在とされており、フロントパネル27,サイド
パネル28及び左右前支柱25を取外すことによって、
バックホー1をキャノピ仕様とできるようになってい
る。
【0019】また、左右後支柱26もルーフ30及び旋
回台カバー7に対して着脱自在とされている。なお、前
支柱25及び後支柱26は旋回台カバー7と一体成形さ
れていてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、旋回台カバー7を一体
成形すると共に、旋回台カバー7を旋回フレーム6に対
して上方から被せ得るように構成することによって、組
付けの効率が向上すると共に、コスト低減が図れる。ま
た、旋回台カバー7の前部及び後部の左右両側に、キャ
ビン11の支柱25,26を立設することによって、キ
ャビン11の下部を旋回台カバー7によって構成でき、
さらに、組付けの効率が向上すると共に、コスト低減が
図れる。
【0021】また、キャビン11の前面・左右側面のパ
ネル27,28及び前支柱25を着脱自在とすることに
よって、バックホーをキャビン仕様とキャノピ仕様とに
仕様態様の変更が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回台の側面断面図である。
【図2】旋回台の正面断面図である。
【図3】バックホーの旋回台及びキャビンの斜視図であ
る。
【図4】バックホーの全体側面図である。
【符号の説明】
2 走行装置 6 旋回フレーム 7 旋回台カバー 8 旋回台 11 キャビン 25 前支柱 26 後支柱 27 フロントパネル 28 サイドパネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2)上に上下方向の軸心廻り
    に回動自在に支持された旋回フレーム(6)を旋回台カ
    バー(7)で覆ってなる旋回台(8)を備えた旋回作業
    機において、 前記旋回台カバー(7)を一体成形すると共に、旋回台
    カバー(7)を旋回フレーム(6)に対して上方から被
    せ得るように構成したことを特徴とする旋回作業機。
  2. 【請求項2】 旋回台カバー(7)の前部及び後部の左
    右両側に、キャビン(11)の支柱(25),(26)
    を立設したことを特徴とする請求項1記載の旋回作業
    機。
  3. 【請求項3】 キャビン(11)の前面・左右側面のパ
    ネル(27),(28)及び前支柱(25)を着脱自在
    としたことを特徴とする請求項2記載の旋回作業機。
JP30337196A 1996-11-14 1996-11-14 旋回作業機 Pending JPH10140609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30337196A JPH10140609A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 旋回作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30337196A JPH10140609A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 旋回作業機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10140609A true JPH10140609A (ja) 1998-05-26

Family

ID=17920202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30337196A Pending JPH10140609A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 旋回作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10140609A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3572719B2 (ja) 油圧作業機
WO2008069297A1 (ja) ホイールローダ
JPH09296481A (ja) 油圧ショベルにおける上部旋回体の機器取付構造
JP4922050B2 (ja) 旋回作業車
JP2003064724A (ja) 旋回作業機
JP3691750B2 (ja) 旋回作業機
JP3155463B2 (ja) 作業機の支持フレーム構造
JPH10140609A (ja) 旋回作業機
JP2005048380A (ja) 建設機械
JP2004116048A (ja) 作業機
JP3115794B2 (ja) 旋回作業機の上部構造
JP4381364B2 (ja) バックホー
JP2007092327A (ja) バックホー
JP2003064721A (ja) 旋回作業機のボンネット装置
JP3650298B2 (ja) 作業機のキャビン構造
JP2001011898A (ja) 旋回作業機の日除け装置
JPH10140607A (ja) 旋回作業機
JP3393987B2 (ja) 旋回作業機
JP2001180412A (ja) 作業車両
JPH11269928A (ja) バックホー並びにバックホーのキャビン装置
JP3626131B2 (ja) 小型旋回作業機のキャビン
JP4703334B2 (ja) バックホー
JP3280193B2 (ja) バックホー
JP3648418B2 (ja) バックホー
JP2007092281A (ja) バックホー