JPH10138717A - リムからの取り外しを容易にするように設計されたビード付きタイヤ - Google Patents

リムからの取り外しを容易にするように設計されたビード付きタイヤ

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JPH10138717A
JPH10138717A JP9298112A JP29811297A JPH10138717A JP H10138717 A JPH10138717 A JP H10138717A JP 9298112 A JP9298112 A JP 9298112A JP 29811297 A JP29811297 A JP 29811297A JP H10138717 A JPH10138717 A JP H10138717A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤビードを傷つけることなしに、かつ、
使用性能を損なうことなしに、タイヤの連続的な取り外
しを容易にするようになったタイヤビードの改良。 【解決手段】 使用後の取り外し時にホイールリム(1
7)のシート上で容易に滑り、これにより損傷のおそれ
を減少させるように、ビード(3)の表面の部分にスリ
ップ層(7)が設けられているタイヤ(1)が提供され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、タイヤに関
する。より詳細には、本発明は、タイヤを容易に取り外
せるようになったタイヤビードの改良された設計に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】タイヤビードの役割
は、公知のように、タイヤが取り付けられているホイー
ルリムにタイヤを「固定」することである。このため、
カーカスコードは全て、ビードの底部のところで合致
し、カーカスが運転時の引張荷重に耐えることができる
ように、ビードの底部にしっかりと固定されている。タ
イヤは、実際の使用に伴う応力に加えて、不確定な数多
くの取り外し並びにその後の使用のための再取り付けに
耐えることも必要である。特に、取り外しの際には、ホ
イールリムのフランジ付近又はフランジを少し超えたと
ころでビードに非常に大きな力が加えられる。この力
は、回転軸線と平行に方向付けられ、通常、約60度の
円弧に相当するビードの円周の次々の部分にプレスによ
って加えられる。これは、取り外しの第1段階であり、
この第1段階の目的は、ビードを引き離すこと、即ち、
ビードをホイールリムのフランジから遠去かる方へ動か
しホイールリムの中央ウェルまで運ぶことによってビー
ドをシートすなわち半径方向内壁から移動させることで
ある。この第1段階の際、タイヤビードは、比較的局部
的な非常に大きな延伸力を受ける。
【0003】次いで、一般的にはレバーを使用して、ビ
ードをホイールリムフランジに押しつける。実際には、
(旅客車両のタイヤでは極く普通である)一体型のホイ
ールリムの場合には、ホイールリムの形状は、周囲を増
大させることなしにビードを楕円形にすることによっ
て、タイヤの取り付けと取り外しを可能にするように設
計されている。これは特に、中央取付けウェルおよびホ
イールリムに側方で接しビードの取付け位置を定めるフ
ランジの設計を左右する。この第2段階の際、ビード
は、全体変形を受けるが、この変形は、第1段階の際に
生ずる応力よりも悪影響を及ぼさない。タイヤを不注意
に取り外した場合には、取り外しの第1段階の際に受け
る局部的な大きな延伸力のため、タイヤに修復不能な損
傷(カーカスコードの破損、ハンプによって通常保持さ
れているビードのヒールの引裂き等)が生ずることがあ
るのは周知である。
【0004】これは、ホイールリムのフランジに対して
ビードの大きな局部的オフセットを生じさせることによ
って圧縮で即座にビードを引き離そうとする場合に発生
しやすい。ビードは、数カ月又は数年の使用後、シート
とホイールリムのフランジにしっかりとくっつくのが普
通である。したがって、特に、このかなりの局部的オフ
セットにより、ビードワイヤが長くなり、タイヤのビー
ドに修復不能な損傷を与えることがある。本発明の目的
は、タイヤビードを傷つけることなしに、かつ、使用性
能を損なうことなしに、タイヤの連続的な取り外しを容
易にするようになったタイヤビードの改良である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内部キ
ャビティを構成するビードによって延長されたクラウン
および側壁を備えたタイヤであって、各ビードが、軸線
方向外側部分および軸線方向内側部分を有する実質的に
截頭円錐形の半径方向内壁によって、半径方向内側に定
められており、前記壁が、タイヤの内部キャビティの側
で軸線方向内壁によってホイールリムに載るようになっ
ており、スリップ層が、半径方向内壁の軸線方向内側部
分および軸線方向内壁の少なくとも半径方向最下部分を
被覆していることを特徴とするタイヤが提供される。好
ましくは、スリップ層で被覆された軸線方向内壁の部分
は、少なくとも10mmの長さにわたって半径方向に延
びている。
【0006】スリップ層は、半径方向内壁の軸線方向内
側部分(即ち、タイヤの内部キャビティの側に置かれた
半径方向内壁の部分)のみを被覆している。この限定
は、タイヤの使用性能(特に、ハンプの着座外れ防止有
効性)を損なわないようにし、かつ、ホイールリム上で
のタイヤの回転を阻止するため、極めて重要である。タ
イヤを取り外すとき、ビードは、取り外し工具(プレ
ス)の作用を受けて、ビードの軸線方向内壁と半径方向
内壁が合致する領域を中心として傾斜運動を始める。傾
斜の量は、ビードの回転剛性で決まる。最も広範囲の場
合、即ち回転しにくいビードでは、傾斜は、極めて限定
される。しかしながら、この運動は、タイヤの内部キャ
ビティに最も近い半径方向内壁の領域、即ちスリップ層
を有する領域での接触圧を増大させ、半径方向内壁の残
部とホイールリムとの間のクランプ力を減少させる。こ
の結果、ホイールリムにクランプされたビードによる力
は、半径方向内壁とホイールリムとの間のスリップ係数
が極めて小さい領域に伝達され、これは、ビードを非常
に引き離し易くし、ハンプ上でビードを一層容易に通過
させ、圧縮によって加えられるオフセットの所定量に対
して引き離されたビードの円弧の長さを増大させる。
【0007】タイヤがさほど回転しにくくないビードを
有しているときには、圧縮によって伝達される力によ
り、完全な傾斜が引き起こされ、ビードの軸線方向内壁
をホイールリムと接触させる。ビードの軸線方向内壁自
体もスリップ層で被覆されていると、ビードとホイール
リムとの接触領域は、小さな摩擦係数を有し、これは、
ビードを引き離し易くし、ハンプ上でビードを一層容易
に通過させ、プレスによって加えられるオフセットの所
定量に対して引き離されたビードの円弧の長さを増大さ
せる。かくして、ビードの設計にかかわりなく、スリッ
プ層の存在は、取り外しの際にビードワイヤに加えられ
る長さ方向の延伸を減少させ、ビードワイヤが損傷する
おそれを制限する。
【0008】スリップ層の機能は、タイヤの寿命全体に
わたってビードとホイールリムとの間に小さな摩擦係数
を提供することである。このスリップ層は特に、JP4
−40208において提案されているように、ジメチル
シロキサンに基礎を置くゴム片によって構成してもよ
い。好ましくは、スリップ層は、ビードの半径方向およ
び軸線方向内壁の被覆部分に隣接したゴム混合物のコン
パウンドの表面への移動(migration) によって構成され
る。スリップ層で被覆されたビードの壁の部分に隣接し
たゴム混合物のコンパウンドは、脂肪酸アミド、好まし
くはオレアミドであるのがよい。これらのうち、エチレ
ンビスオレアミドは、融点が高いという利点を有してお
り、かくして、移動によって形成された後、スリップ層
に良好な安定性を提供する。
【0009】隣接するゴム混合物は、天然ポリブタジエ
ン、SBR、ブチルゴムによって構成される群から選定
された少なくとも1のエラストマーを含んでおり、ブチ
ルゴムの含有量が、前記コンパウンドのエラストマーの
50重量%に等しいか或いはそれ以下であり、エラスト
マーの少なくとも3重量%である。本発明は、添付図面
を参照して、非限定的な例として提供されている以下の
詳細な説明によって、より良く理解されるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるタイヤ1の
ビード3の一例の断面図である。このビード3は、欧州
特許出願EP0582196において最近提案されてい
る構造を有している。このビード3は、ビードワイヤの
まわりに折り返されたカーカスの普通の設計を有してい
ない。その代わりに、カーカス補強要素11が、定着箇
所のところに列をなして配列されている。全てのカーカ
ス補強要素11の配列を見ると、カーカス補強要素11
は、列内で略部分円錐台を形成しており、部分円錐台の
軸線は、タイヤの回転軸線と一致している。カーカス補
強要素11の側方には、円周方向補強要素15の3つの
パイル12、13、14が接している。これらのパイル
は、例えば螺旋巻きによって作られている。パイル12
は、カーカス補強要素11に対してタイヤの内部キャビ
ティ6と同じ側に置かれている。パイル13、14は、
タイヤの外側に置かれている。パイル12、13、14
とカーカス補強要素11との間に置かれたゴム混合物に
より、互いに直角に配向されている補強要素11、1
2、13、14は、荷重を吸収することができる。
【0011】ビードは、ホイールリム17の半径方向外
壁又はシート16に載るようになった実質的に截頭円錐
形の半径方向内壁又はシート4によって、並びに、タイ
ヤ1の内部キャビティ6と同じ側の軸線方向内壁5によ
って、そしてタイヤの外側の軸線方向外壁18によって
範囲が定められる(図2参照)。タイヤ1の内部キャビ
ティ6と同じ側のシート4の部分に隣接した箇所、並び
に軸線方向内壁5の半径方向最下部分10のところに、
ゴム混合物8が設けられている。ビード3は、タイヤ1
の側壁2によって、半径方向に延長されている。ゴム混
合物8の組成は、部分9、10の表面に移動してスリッ
プ層7を形成する部分溶解コンパウンドを含んでいる点
を除いて、ごく普通のものである。このコンパウンド
は、3ph(エラストマーの重量に対する%)以上の割
合で含まれている。このコンパウンドは、ブチルゴムに
基礎をおくゴム混合物に極く微量溶解されることに留意
すべきである。したがって、ゴム混合物8がブチルゴム
を含んでいる場合には、ブチルゴムの最大含有量を50
phに制限することが必要である。
【0012】このコンパウンドは、例えばエチレンビソ
レアミド(クロダミドEBO)である。このコンパウン
ドの表面への移動は、摩擦係数が特に小さい(0.1以
下)安定スリップ層を得ることを可能にする。シート4
は、軸線方向長さbを有している。この長さは、図1お
よび図2では、ホイールリムフランジ25の半径方向部
分27に置かれるようになった軸線方向外壁18の領域
26から、軸線方向内壁5を軸線方向に分離する距離と
して定義される。部分9のゴム混合物8に隣接した(し
たがって、スリップ層7で被覆された)軸線方向長さa
は3〜4mm程度である。この長さaは、タイヤの使用
性能(特に、ハンプ29の着座外れ防止有効性)を落と
さないように、かつ、ホイールリム上での回転を阻止す
るように、シート4の軸線方向長さbの1/4程度に制
限しなければならない。
【0013】軸線方向内壁5に沿ったゴム混合物8の半
径方向高さは、10mm程度である。この高さは、当該
ビードの回転剛性の関数として、大きく変動する。この
高さは、タイヤビードの回転剛性が小さい程、大きいの
が好ましい。図2は、取り外しの第1段階の際に傾斜
し、フランジ25およびホイールリム17のシート16
から引き離されるビード3の現象を示している。図2で
は、パイル12、13、14は、図1において円周方向
補強要素15に対して施された区別をすることなしに、
より図式的に示されている。タイヤ1は、位置Iでは、
ホイールリム17に取付けられている。位置IIでは、ビ
ードをdだけオフセットさせた後(即ち、dだけ軸線方
向にずらした後)、軸線方向内壁5がシート4の端部に
合致する領域28のみがホイールリム17と接触するよ
うに、ビード3は部分的に傾斜している。この領域28
は、上述のコンパウンドによって構成されるスリップ層
7で被覆されている。したがって、ビードとホイールリ
ムとの摩擦係数は非常に小さく、ビードを引き離し易く
する。
【0014】図3は、より過酷な状態で実施される引き
離し作業の際に完全に傾斜したビード3を示している。
この場合には、ビード3とホイールリム17との接触領
域は、ビード3の軸線方向内壁5の半径方向最下部分1
0に相当する。この領域は、スリップ層7によって十分
に潤滑され、かくして引き離しが一層容易になる。図4
は、取り外しの第1段階の際のホイールリム17のフラ
ンジ25に対するビード3の位置の変化を図式的に示し
ている。図4では、ホイールリム17の2つの外形が示
されており、ビード3がハンプ29、シート16、およ
びフランジ25に当接している。これは、図2における
位置Iに対応する。図の中央は、ビード3にプレスが当
てられる領域Aに相当し、この領域は、約60°の円弧
にわたって延びている。この領域では、ビード3は、ひ
っくり返された位置で示されている。これは、図2にお
ける位置IIに対応する。“ビードのホイールリムフラン
ジに対するオフセット”は、シートおよびホイールリム
フランジに当接している初期位置からのビードの分離を
意味している。図4は、ビードの引き離された領域B
(即ち、ビードが初期位置から立ち退かされた円弧)並
びに圧縮に対する角度位置の関数としてのオフセットの
変化を示している。
【0015】図5は、ビードワイヤの伸びε(%)を、
引き離し角度α(度)(この角度は、実際に引き離され
ているビードの円周での円弧の半分に相当する)および
圧縮によってビードに加えられるオフセットd(mm)
(図4参照)の関数として示している。角度が90度以
下の場合の伸びの概算値は、次式で与えられる。
【0016】
【数1】 ここで、Rは、ビードワイヤの半径である。図5の曲線
から分かるように、オフセットが40mmであれば、ビ
ードワイヤ又は円周方向補強要素が受ける伸びを4%以
下の値に制限するには、角度αの値は、60度であるの
が望ましい。本発明によるスリップ層を有するビード付
きタイヤについて試験を行ったところ、オフセットが4
0mmであれば、角度αは60度以上であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタイヤビードの断面図である。
【図2】図1のビードの取り外しの際の概略図である。
【図3】より過酷な状態での取り外し際の図2と同様な
図である。
【図4】部分的にひっくり返されているビードの位置の
変化を角度位置の関数として示した概略図である。
【図5】ビードワイヤに及ぼされる平均伸び、引き離し
角度、およびビードのオフセットの量の関係を示したグ
ラフである。
【符号の説明】
1 タイヤ 3 ビード 6 内部キャビティ 7 スリップ層 8 ゴム混合物 11 カーカス補強要素 15 円周方向補強要素 17 ホイールリム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペドロ コスタ ペレーラ フランス 63000 クレルモン フェラン リュー ラモー 16 (72)発明者 ジャン ジャック プラデール フランス 63000 クレルモン フェラン リュー ヴィヴィアーニ 79

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部キャビティを構成するビードによっ
    て延長されたクラウンおよび側壁を備えたタイヤであっ
    て、各ビードが、軸線方向外側部分および軸線方向内側
    部分を有する実質的に截頭円錐形の半径方向内壁によっ
    て、半径方向内側に定められており、前記壁が、タイヤ
    の内部キャビティの側で軸線方向内壁によってホイール
    リムに載るようになっており、スリップ層が、半径方向
    内壁の軸線方向内側部分および軸線方向内壁の少なくと
    も半径方向最下部分を被覆していることを特徴とするタ
    イヤ。
  2. 【請求項2】 スリップ層で被覆された半径方向内壁の
    軸線方向内側部分が、半径方向内壁の軸線方向長さbの
    4分の1以下である長さaにわたって軸線方向に延びて
    いることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
  3. 【請求項3】 スリップ層で被覆された軸線方向内壁の
    部分が、少なくとも10mmの長さにわたって半径方向
    に延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    タイヤ。
  4. 【請求項4】 前記部分を被覆するスリップ層が、前記
    部分に隣接したゴム混合物のコンパウンドの表面への移
    動によって構成されることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載のタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記コンパウンドが、脂肪酸アミドであ
    ることを特徴とする請求項4に記載のタイヤ。
  6. 【請求項6】 前記コンパウンドが、オレアミドである
    ことを特徴とする請求項5に記載のタイヤ。
  7. 【請求項7】 前記コンパウンドが、エチレンビスオレ
    アミドであることを特徴とする請求項6に記載のタイ
    ヤ。
  8. 【請求項8】 前記ゴム混合物が、天然ポリブタジエ
    ン、SBR、ブチルゴムによって構成される群から選定
    された少なくとも1のエラストマーを含んでおり、ブチ
    ルゴムの含有量が、前記コンパウンドのエラストマーの
    50重量%に等しいか或いはそれ以下であり、エラスト
    マーの少なくとも3重量%であることを特徴とする請求
    項4〜7のいずれか1項に記載のタイヤ。
JP29811297A 1996-10-30 1997-10-30 リムからの取り外しを容易にするように設計されたビード付きタイヤ Expired - Fee Related JP4065588B2 (ja)

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DE69720366D1 (de) 2003-05-08
ES2196233T3 (es) 2003-12-16
EP0839674B1 (fr) 2003-04-02
JP4065588B2 (ja) 2008-03-26
BR9705175A (pt) 1999-03-09
DE69720366T2 (de) 2003-12-18
EP0839674A1 (fr) 1998-05-06

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