JPH10138561A - マルチビームレーザー光量制御方法 - Google Patents

マルチビームレーザー光量制御方法

Info

Publication number
JPH10138561A
JPH10138561A JP31411696A JP31411696A JPH10138561A JP H10138561 A JPH10138561 A JP H10138561A JP 31411696 A JP31411696 A JP 31411696A JP 31411696 A JP31411696 A JP 31411696A JP H10138561 A JPH10138561 A JP H10138561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light amount
light emitting
emission points
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31411696A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Hori
浩文 堀
Hideyuki Miyamoto
英幸 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP31411696A priority Critical patent/JPH10138561A/ja
Publication of JPH10138561A publication Critical patent/JPH10138561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 潜像形成領域外において短時間で複数のレー
ザー光量を制御する。 【構成】 半導体レーザー光源14内に2個のフォトダ
イオード21a、21bを配置し、画像形成領域外にお
いてレーザーチップ20の2個の発光点を同時に点灯
し、このときレーザーチップ20の後方へ出射されるレ
ーザー光の光量を各フォトダイオード21a、21bに
よりモニタする。そして、レーザー発光用電気回路にお
いて各光量に対応したモニタ電圧が所定電圧となるよう
に光量制御を行う。これによりレーザー光の光量変化に
より感光体上に形成される潜像の濃度レベルの変化を防
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばレーザービ
ームプリンタやレーザービーム複写機等の画像記録装置
に使用するマルチビームレーザー光量制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像記録装置においては、半導体
レーザー光源の1個所の発光点から出射したレーザー光
を回転多面鏡で偏向走査し、レンズ群を介して感光体の
面上に結像し、潜像を形成している。この潜像形成の際
に、半導体レーザー光源から出射する光量が昇温等で変
化して、潜像レベルが変わることを防ぐために、図5に
示すように半導体レーザー光源1の内部には、発光点を
有するレーザーチップ2と共に、発光点の後方への発光
量をモニタするフォトダイオード3が設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上述
の従来例の画像記録装置は、発光点が1個であるため
に、1度に1ライン走査の潜像しか形成できず、レーザ
ープリンタの高速度化や高解像度化に限界がある。この
ために、マルチビームレーザー光源を使用して高速度及
び高解像度に対応する方法が採用されているが、光量を
制御する際に光量センサが1個しか配置されていないの
で、各発光点を時分割して1個ずつ発光させなければな
らず、光量制御に長時間を要するという欠点がある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
潜像形成領域外において短時間で複数のレーザー光量を
制御するマルチビームレーザー光量制御方法を提案する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るマルチビームレーザー光量制御方法は、
1個の半導体レーザーチップ上にn(n>=2)個の発
光点を設け、これらの発光点と同数の光量センサを配置
したときに、これら各光量センサの出力P1、P2、・・・ 、
Pnを、前記各発光点の光量L1、L2、・・・ 、Ln、前記光量
センサが有する定数A11 〜Ann によって、次のn元連立
一次方程式で表示し、 P1= A11・L1+ A12・L2+・・・ + Aln・Ln P2= A21・L1+ A22・L2+・・・ + A12・Ln : Pn= An1・L1+ An2・L2+・・・ + Ann・Ln
【0006】前記定数A11 〜Ann のマトリックス表示が
次式のように正則であるような、前記発光点と前記光量
センサの位置関係又は前記光量センサの受光部形状と
し、前記全発光点を同時に発光させ、前記全光量センサ
を使用して前記発光点の光量を一括して検出することに
より、前記発光点の光量調整を行うことを特徴とする。
【0007】
【数2】
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例のレ
ーザープリンタの偏向走査装置の平面図を示し、筐体1
0の内部にはモータ11が固定されており、モータ11
を構成するロータ11a上に回転多面鏡12が固定され
ている。筐体10の壁面にはレーザー光源ユニット13
が取り付けられており、このレーザー光源ユニット13
においては、回転多面鏡12に向かってレーザー光を出
射する半導体レーザー光源14がホルダ15に固定さ
れ、ホルダ15はレーザー発光用電気回路16に半田付
けされている。
【0009】また、筐体10上のレーザー光が回転多面
鏡12により反射される位置に、レンズ群17a、17
bが配置されており、レンズ群17a、17bの斜め後
方位置には、回転多面鏡12による走査レーザー光の一
部を反射するミラー18が設けられ、ミラー18の反射
方向には光センサ19が取り付けられている。
【0010】図2は半導体レーザー光源14の斜視図を
示し、半導体レーザー光源14の内部には2個の発光点
を有するレーザーチップ20が配置され、レーザーチッ
プ20の後方位置に2個のフォトダイオード21a、2
1bが配置されている。そして、フォトダイオード21
a、21bにより、レーザーチップ20の2個の発光点
のそれぞれの後方への発光量がモニタされるようになっ
ている。
【0011】このとき、2個のフォトダイオード21
a、21bの出力P1、P2は、2個の発光点の光量L1、L2
を使用して、次式により表すことができる。なお、A、
B、C、Dはフォトダイオード21a、21bが有する
定数である。
【0012】P1=A・L1+B・L2 P2=C・L1+D・L2
【0013】そして、2個のフォトダイオード21a、
21bと2個の発光点との位置関係は、定数A、B、
C、Dのマトリックスが次式のように正則となるような
配置とされている。
【0014】
【数3】
【0015】上述の構成において、2つのレーザー光は
モータ11の回転に伴って回転する回転多面鏡12によ
り偏向走査され、レンズ群17a、17bを透過して図
示しない感光体の面上に結像する。ここで、回転多面鏡
12に反射された直後において非等速度走査であったレ
ーザー光は、光学的に補正されて2つの等速度の走査光
に変換される。
【0016】また、走査レーザー光の一部はミラー18
により偏向され、光センサ19に受光されてレーザー変
調を開始する同期信号となる。この同期信号を基に、2
つのレーザー光は画像データに応じたオン/オフ変調が
行われ、感光体上の2個所に同時に電位差による潜像を
形成する。
【0017】この潜像形成中において、半導体レーザー
光源14から出射されるレーザー光の光量が、昇温等に
より変化して潜像レベルが変わることを防ぐために、2
個のフォトセンサ21a、21bはレーザーチップ20
の後方への発光量をモニタし、各フォトダイオード21
a、21bの出力に対して、レーザー発光用電気回路1
6は、電気抵抗により各光量に対応したモニタ電圧を得
るように調整を行う。なお、実際のレーザープリンタの
使用時には、画像形成領域外において2個の発光点を同
時に点灯して、各モニタ電圧が所定電圧になるようにし
て光量制御を行う。
【0018】このように、2個所に発光点を有する半導
体レーザー光源14を使用して、2つの走査を同時に行
うことにより、処理速度を速くすることができる。ここ
で、同時に2個所を発光させたときの、各発光点の光量
L1、L2は、次式から求めることができる。
【0019】 L1=(D・P1−B・P2)/(A・D−B・C) L2=(C・P1−A・P2)/(B・C−A・D)
【0020】そして、これら各フォトダイオード21
a、21bの定数A、B、C、Dは、レーザー発光用電
気回路16内の電気抵抗により表すことができるので、
潜像形成領域外において短時間で光量調整を行うことが
できる。
【0021】なお、発光点が3個以上の場合も、各フォ
トダイオードの出力を表す各発光量のマトリックスが正
則となるようにして、同様の調整及び制御を行って同様
の効果を得ることができる。
【0022】図3は第2の実施例のレーザーチップ20
の斜視図を示し、レーザーチップ20の2つの発光点の
後方側発光面に対応して配置したフォトダイオード22
a、22bの位置と形状を示している。
【0023】ここで、2つの発光点の光量L1、L2により
2つのフォトダイオード22a、22bの出力P1、P2は
次式で表される。なお、E、F、G、Hはフォトダイオ
ード22a、22bが有する常数である。
【0024】P1 =E・L1+F・L2 P2 =G・L1+H・L2
【0025】そして、2つのフォトダイオード22a、
22bの受光部の形状は、定数E、F、G、Hのマトリ
ックスが次式のように正則となるような形状にする。な
お、フォトダイオード22a、22bの受光面がこのよ
うな正則となるようにマスクで覆ってもよい。
【0026】
【数4】
【0027】このように、フォトダイオード22a、2
2bの一部をそれぞれの後方側発光点の照射位置に配置
することにより、遠い発光点の光量でも確実に受光する
ことができ、複数の発光点を同時に発光しても全ての発
光点の光量をモニタすることができる。更に、位置関係
のみでマトリックスの条件を満たすようにすることがで
きないものに関しても、受光面形状を変更することによ
り条件を満たすことができる。
【0028】図4は第3の実施例の面発光を行うレーザ
ーチップ23の斜視図を示し、面発光レーザーチップ2
3は表面にn(n≧2)個の発光点24を有し、各発光
点24から出射したレーザー光はハーフミラー25によ
り一部が偏向され、n個のフォトダイオード26に受光
される構成となっている。
【0029】ここで、フォトダイオード26の出力P1、
P2、・・・ 、Pnは、各発光点の光量L1、L2、…、Lnを使用
して、次のn元連立一次方程式で表すことができる。な
お、A11 〜Ann はフォトダイオード26が有する定数で
ある。
【0030】 P1= A11・L1+ A12・L2+・・・ + A1n・Ln P2= A21・L1+ A22・L2+・・・ + A2n・Ln : Pn= An1・L1+ An2・L2+・・・ + Ann・Ln
【0031】更に、定数A11 〜Ann のマトリックス表示
が次式のように正則であるように、発光点24とフォト
ダイオード26の位置関係又はフォトダイオード26の
受光部形状が調整されている。
【0032】
【数5】
【0033】このように、面発光レーザーチップ23に
おいても、複数の発光点24を同時に発光させて、全て
の発光点24の光量を制御することができるので、潜像
形成領域外において短時間で光量を制御することが可能
となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るマルチ
ビームレーザー光量制御方法は、複数の発光点を有する
半導体レーザー光源及び発光点と同数の光量センサを設
け、全光量センサにより全発光点の光量を一括して検出
することにより、1度に複数ラインの潜像を形成するこ
とができ、複数の発光点に対し時分割に発光させて光量
をモニタする必要がなくなり、潜像形成領域外において
短時間で複数のレーザー光量を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の光偏向走査装置の平面図であ
る。
【図2】半導体レーザー光源の斜視図である。
【図3】第2の実施例のレーザーチップの構成図であ
る。
【図4】第3の実施例の面発光型半導体レーザー光源の
斜視図である。
【図5】従来の半導体レーザー光源の斜視図である。
【符号の説明】
10 筐体 11 モータ 12 回転多面鏡 13 レーザー光源ユニット 14 半導体レーザー光源 16 レーザー発光用電気回路 17a、17b レンズ群 19 光センサ 20 レーザーチップ 21a、21b、22a、22b、26 フォトダイオ
ード 23 面発光レーザーチップ 25 ハーフミラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個の半導体レーザーチップ上にn(n
    >=2)個の発光点を設け、これらの発光点と同数の光
    量センサを配置したときに、これら各光量センサの出力
    P1、P2、・・・ 、Pnを、前記各発光点の光量L1、L2、・・・
    、Ln、前記光量センサが有する定数A11 〜Ann によっ
    て、次のn元連立一次方程式で表示し、 P1= A11・L1+ A12・L2+・・・ + Aln・Ln P2= A21・L1+ A22・L2+・・・ + A12・Ln : Pn= An1・L1+ An2・L2+・・・ + Ann・Ln 前記定数A11 〜Ann のマトリックス表示が次式のように
    正則であるような、前記発光点と前記光量センサの位置
    関係又は前記光量センサの受光部形状とし、前記全発光
    点を同時に発光させ、前記全光量センサを使用して前記
    発光点の光量を一括して検出することにより、前記発光
    点の光量調整を行うことを特徴とするマルチビームレー
    ザー光量制御方法。 【数1】
  2. 【請求項2】 前記光量センサを半導体レーザーパッケ
    ージ内に配設した請求項1に記載のマルチビームレーザ
    ー光量制御方法。
  3. 【請求項3】 前記発光点の光量それぞれに対応したモ
    ニタ電圧を有し、該モニタ電圧が前記光量センサの出力
    それぞれに対して所定の電圧値となるように電気抵抗に
    より調整を行って前記各発光点の光量を制御する請求項
    1に記載のマルチビームレーザー光量制御方法。
  4. 【請求項4】 前記光量センサはフォトダイオードとし
    た請求項1に記載のマルチビームレーザー光量制御方
    法。
JP31411696A 1996-11-12 1996-11-12 マルチビームレーザー光量制御方法 Pending JPH10138561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31411696A JPH10138561A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 マルチビームレーザー光量制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31411696A JPH10138561A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 マルチビームレーザー光量制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10138561A true JPH10138561A (ja) 1998-05-26

Family

ID=18049443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31411696A Pending JPH10138561A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 マルチビームレーザー光量制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10138561A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013228587A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Canon Inc 光走査装置及び該光走査装置を備える画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013228587A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Canon Inc 光走査装置及び該光走査装置を備える画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6429956B2 (en) Optical scanning device and image forming apparatus having the same
US7515167B2 (en) Multi-beam scanning device and image forming apparatus using the scanning device
EP1844940B1 (en) Image forming apparatus, optical scanning apparatus, and auto light power control method
JPH0876039A (ja) マルチビームレーザ記録装置
JP2009157014A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2001004948A (ja) マルチビーム光源走査装置
US6236040B1 (en) Image forming apparatus
US7639273B2 (en) Image forming apparatus
JP2575849B2 (ja) 画像露光方法およびその装置
JPH09197316A (ja) 露光装置
JP4792723B2 (ja) 画像形成装置
US6696681B2 (en) F-θ lens, beam scanning device, and imaging apparatus
JPH10138561A (ja) マルチビームレーザー光量制御方法
EP0785077A2 (en) Image recording apparatus with an array light source
JP2006116968A (ja) 記録材料上に描画可能な描画装置
JP2003266761A (ja) 画像形成装置
JP5527133B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2977034B2 (ja) 光走査ユニットモジュール
JP2004009328A (ja) 画像形成装置
JP2984023B2 (ja) レーザビーム走査位置検出構造
JP2003270564A (ja) 光走査装置
JP4408007B2 (ja) レーザ出力装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2002127489A (ja) 露光装置および露光装置を使用した記録装置
JPH1134388A (ja) 画像形成装置
JP2000272167A (ja) 画像形成装置