JPH10138478A - インクジェット記録ヘッドとその製造方法 - Google Patents
インクジェット記録ヘッドとその製造方法Info
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- JPH10138478A JPH10138478A JP29372596A JP29372596A JPH10138478A JP H10138478 A JPH10138478 A JP H10138478A JP 29372596 A JP29372596 A JP 29372596A JP 29372596 A JP29372596 A JP 29372596A JP H10138478 A JPH10138478 A JP H10138478A
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- ink
- substrate
- ink supply
- supply port
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板の剛性を強くして、インク供給部材のイ
ンク供給口への接着に使用する接着剤の選択の幅を広げ
る。 【解決手段】 複数のインク吐出口6と、各インク吐出
口6にそれぞれ連通する複数のインク流路9と、これら
のインク流路9の少なくとも1つずつにそれぞれ連通す
る複数のインク供給口8とを有し、かつ前記インク吐出
口6とインク流路9は、基板1に形成されたインク吐出
発生素子2に対応する位置に基板1とは別の部材で基板
1との間に形成され、前記インク供給口8は、基板1に
厚さ方向の貫通穴として形成されていることを特徴とす
るインクジェット記録ヘッド。
ンク供給口への接着に使用する接着剤の選択の幅を広げ
る。 【解決手段】 複数のインク吐出口6と、各インク吐出
口6にそれぞれ連通する複数のインク流路9と、これら
のインク流路9の少なくとも1つずつにそれぞれ連通す
る複数のインク供給口8とを有し、かつ前記インク吐出
口6とインク流路9は、基板1に形成されたインク吐出
発生素子2に対応する位置に基板1とは別の部材で基板
1との間に形成され、前記インク供給口8は、基板1に
厚さ方向の貫通穴として形成されていることを特徴とす
るインクジェット記録ヘッド。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録ヘッドとその製造方法に関するものである。
録ヘッドとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通称サイドシューター型のインクジェッ
ト記録ヘッドは、インク吐出発生素子が形成された基板
に貫通口(インク供給口)を設け、基板裏面よりインク
を供給する方式が取られている。この型のインクジェッ
ト記録ヘッドの製造方法は、例えば、特開昭62−26
4957及びUSP4789425の各公報において提
案されている。この製造方法は、まず、インク吐出発生
素子の形成された基板に、サンドブラスト加工、あるい
は超音波研削加工といった機械加工方法で、複数配列さ
れたインク吐出発生素子のすべてに対応する共通のイン
ク供給口となる一穴の貫通口を形成した後、インク流路
となるノズルを形成し(この工程は貫通口を形成する以
前に実施することも可能。)、ついで、インク吐出口を
形成した電鋳プレートを前記基板のインク流路,インク
吐出発生素子と相対する位置に接着する方法である。
ト記録ヘッドは、インク吐出発生素子が形成された基板
に貫通口(インク供給口)を設け、基板裏面よりインク
を供給する方式が取られている。この型のインクジェッ
ト記録ヘッドの製造方法は、例えば、特開昭62−26
4957及びUSP4789425の各公報において提
案されている。この製造方法は、まず、インク吐出発生
素子の形成された基板に、サンドブラスト加工、あるい
は超音波研削加工といった機械加工方法で、複数配列さ
れたインク吐出発生素子のすべてに対応する共通のイン
ク供給口となる一穴の貫通口を形成した後、インク流路
となるノズルを形成し(この工程は貫通口を形成する以
前に実施することも可能。)、ついで、インク吐出口を
形成した電鋳プレートを前記基板のインク流路,インク
吐出発生素子と相対する位置に接着する方法である。
【0003】また、最近では、インクジェット記録ヘッ
ドの小型化,高密度化に対応して、基板内に、半導体製
造技術を用いて、インク吐出発生素子を駆動するための
電気的制御回路(ダイオードマトリックス回路やシフト
レジスタ回路)を内蔵させる方法が提案されている。こ
のような方法で造られる高機能なインクジェット記録ヘ
ッドは、静電気や振動に非常に敏感であるため、これに
サンドブラスト,超音波研削加工のような機械加工によ
ってインク供給口を形成すれば、そのときの静電気や振
動で回路特性に悪影響を受けることになる。
ドの小型化,高密度化に対応して、基板内に、半導体製
造技術を用いて、インク吐出発生素子を駆動するための
電気的制御回路(ダイオードマトリックス回路やシフト
レジスタ回路)を内蔵させる方法が提案されている。こ
のような方法で造られる高機能なインクジェット記録ヘ
ッドは、静電気や振動に非常に敏感であるため、これに
サンドブラスト,超音波研削加工のような機械加工によ
ってインク供給口を形成すれば、そのときの静電気や振
動で回路特性に悪影響を受けることになる。
【0004】そこで、こうした問題を改善する方法とし
て、Si基板を用い、これにインク供給口を基板裏面よ
り化学的にエッチングして形成する方法で提案されてい
る。この方法では、貫通口(インク供給口)を化学的な
エッチング処理で形成するので、その形成工程をインク
ジェット記録ヘッドの製造工程中のどの時点で行うか
は、任意に決定できる。つまり、インク供給口の形成工
程を、インクジェット記録ヘッドの主たる機能部分が形
成された後の最終工程で実施することができる。
て、Si基板を用い、これにインク供給口を基板裏面よ
り化学的にエッチングして形成する方法で提案されてい
る。この方法では、貫通口(インク供給口)を化学的な
エッチング処理で形成するので、その形成工程をインク
ジェット記録ヘッドの製造工程中のどの時点で行うか
は、任意に決定できる。つまり、インク供給口の形成工
程を、インクジェット記録ヘッドの主たる機能部分が形
成された後の最終工程で実施することができる。
【0005】機械加工によるインク供給口の形成は、通
常インクジェット記録ヘッドの製造工程の比較的最初の
工程で実施される。この点を考えれば、最終工程でイン
ク供給口を形成できることは、エッチング処理による製
造方法の利点と言える。なぜなら、比較的最初の工程で
インク供給口を形成した基板は、強度が低下し、後工程
での取り扱いで破損し易くなるからである。また、この
エッチング処理による製造方法は、製造装置での取り扱
いが複雑であると言った従来の問題も解決できる。
常インクジェット記録ヘッドの製造工程の比較的最初の
工程で実施される。この点を考えれば、最終工程でイン
ク供給口を形成できることは、エッチング処理による製
造方法の利点と言える。なぜなら、比較的最初の工程で
インク供給口を形成した基板は、強度が低下し、後工程
での取り扱いで破損し易くなるからである。また、この
エッチング処理による製造方法は、製造装置での取り扱
いが複雑であると言った従来の問題も解決できる。
【0006】しかし、エッチングによりインク供給口を
形成する方法には、以下の問題点がある。
形成する方法には、以下の問題点がある。
【0007】図14〜図16に示すように、従来のイン
クジェット記録ヘッドにおいては、オリフィスプレート
材5には、その長手方向に2列に配置した複数のインク
吐出口6と、これらに通ずるインク流路9が設けられて
いる。そして、上記インク吐出口6にインク流路9を介
してインクを供給するためのインク供給口8は、Si基
板1に1つのスリット状の長穴として形成され、2列に
配置されたインク吐出口6の列と列の間に位置する。
クジェット記録ヘッドにおいては、オリフィスプレート
材5には、その長手方向に2列に配置した複数のインク
吐出口6と、これらに通ずるインク流路9が設けられて
いる。そして、上記インク吐出口6にインク流路9を介
してインクを供給するためのインク供給口8は、Si基
板1に1つのスリット状の長穴として形成され、2列に
配置されたインク吐出口6の列と列の間に位置する。
【0008】このような構成のインクジェット記録ヘッ
ドを動作させる場合には、インク供給口8にインク供給
部材を接続して、インクを供給するのが一般的である。
そして、その接続に際しては、インク供給部材の接続部
からインクが外部に漏れ出さないようにしなければなら
ず、また接続が容易でなければならない。このため、イ
ンク供給部材の接続は、接着剤による接着で行ってい
る。
ドを動作させる場合には、インク供給口8にインク供給
部材を接続して、インクを供給するのが一般的である。
そして、その接続に際しては、インク供給部材の接続部
からインクが外部に漏れ出さないようにしなければなら
ず、また接続が容易でなければならない。このため、イ
ンク供給部材の接続は、接着剤による接着で行ってい
る。
【0009】ところが、インク供給口8とインク供給部
材を接着する場合には、以下のような問題を考慮する必
要があった。
材を接着する場合には、以下のような問題を考慮する必
要があった。
【0010】 接着剤の硬化収縮により、Si基板が
長穴の長手方向に弓なりに変形し、結果的にインクジェ
ット記録ヘッドのインクの着弾位置が所定の位置になら
ない。このため、使用できる接着剤が限定される。
長穴の長手方向に弓なりに変形し、結果的にインクジェ
ット記録ヘッドのインクの着弾位置が所定の位置になら
ない。このため、使用できる接着剤が限定される。
【0011】 インク供給部材とSi基板の材質が同
じ線膨張係数を持つ材質でないと、熱によってSI基板
が変形するので、熱硬化性の接着剤は使えない。このた
め、常温硬化型の接着剤を用いることになるが、これで
は硬化までに時間がかかり実用的でない。
じ線膨張係数を持つ材質でないと、熱によってSI基板
が変形するので、熱硬化性の接着剤は使えない。このた
め、常温硬化型の接着剤を用いることになるが、これで
は硬化までに時間がかかり実用的でない。
【0012】 上記,の条件を考慮して選定した
接着剤であっても、インクとの接触により変質するもの
であってはならない。すなわち、耐インク性を満足する
接着剤でなければならない。このため、使用可能な接着
剤がさらに限定される。
接着剤であっても、インクとの接触により変質するもの
であってはならない。すなわち、耐インク性を満足する
接着剤でなければならない。このため、使用可能な接着
剤がさらに限定される。
【0013】これらの問題点は、Si基板にスリット状
の長穴が形成され基板としての剛性が弱いことに起因す
る。
の長穴が形成され基板としての剛性が弱いことに起因す
る。
【0014】本発明は、インク供給機能を損ねることな
く基板の剛性を強くすることによって、上記問題点を解
決することを目的とする。
く基板の剛性を強くすることによって、上記問題点を解
決することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインクジェ
ット記録ヘッドは、次の(1)及び(2)に記載のもの
である。
ット記録ヘッドは、次の(1)及び(2)に記載のもの
である。
【0016】(1)複数のインク吐出口と、各インク吐
出口にそれぞれ連通する複数のインク流路と、これらの
インク流路の少なくとも1つずつにそれぞれ連通する複
数のインク供給口とを有し、かつ前記インク吐出口とイ
ンク流路は、基板に形成されたインク吐出発生素子に対
応する位置に基板とは別の部材で基板との間に形成さ
れ、前記インク供給口は、基板に厚さ方向の貫通口とし
て形成されていることを特徴とするインクジェット記録
ヘッド。
出口にそれぞれ連通する複数のインク流路と、これらの
インク流路の少なくとも1つずつにそれぞれ連通する複
数のインク供給口とを有し、かつ前記インク吐出口とイ
ンク流路は、基板に形成されたインク吐出発生素子に対
応する位置に基板とは別の部材で基板との間に形成さ
れ、前記インク供給口は、基板に厚さ方向の貫通口とし
て形成されていることを特徴とするインクジェット記録
ヘッド。
【0017】上記インク流路と、これに連通するインク
供給口との間には、狭窄部が形成されないようにする必
要がある。
供給口との間には、狭窄部が形成されないようにする必
要がある。
【0018】(2)複数のインク吐出口と、各インク吐
出口にそれぞれ連通する複数のインク流路と、これらの
インク流路のすべてに連通する1つの第1インク供給口
と、この第1インク供給口に連通する複数の第2インク
供給口とを有し、かつ前記インク吐出口とインク流路
は、基板に形成されたインク吐出発生素子に対応する位
置に基板とは別の部材で基板との間に形成され、前記第
1インク供給口は、基板に1つの溝として形成され、前
記第2インク供給口は、基板の前記溝部分に厚さ方向の
貫通口として形成されていることを特徴とするインクジ
ェット記録ヘッド。
出口にそれぞれ連通する複数のインク流路と、これらの
インク流路のすべてに連通する1つの第1インク供給口
と、この第1インク供給口に連通する複数の第2インク
供給口とを有し、かつ前記インク吐出口とインク流路
は、基板に形成されたインク吐出発生素子に対応する位
置に基板とは別の部材で基板との間に形成され、前記第
1インク供給口は、基板に1つの溝として形成され、前
記第2インク供給口は、基板の前記溝部分に厚さ方向の
貫通口として形成されていることを特徴とするインクジ
ェット記録ヘッド。
【0019】上記(1),(2)に記載の基板として
は、面方位が<110>面のSi基板を使用することが
できる。
は、面方位が<110>面のSi基板を使用することが
できる。
【0020】また、本発明に係るインクジェット記録ヘ
ッドの製造方法は、上記(1)または(2)に記載のイ
ンクジェット記録ヘッドの製造方法であって、同ヘッド
におけるインク供給口を、Si異方性エッチングにより
形成することを特徴とするものである。
ッドの製造方法は、上記(1)または(2)に記載のイ
ンクジェット記録ヘッドの製造方法であって、同ヘッド
におけるインク供給口を、Si異方性エッチングにより
形成することを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例によって説明する。
例によって説明する。
【0022】(実施例1)本実施例では、インク吐出発
生素子2として発熱抵抗素子を使用したインクジェット
記録ヘッド、すなわち、所謂バブルジェット記録方式の
インクジェット記録ヘッドを例にして説明する。
生素子2として発熱抵抗素子を使用したインクジェット
記録ヘッド、すなわち、所謂バブルジェット記録方式の
インクジェット記録ヘッドを例にして説明する。
【0023】一般の半導体製造技術においては、Si基
板に素子を複数個配列した多数個処理により多数個取り
が行われているが、本実施例のインクジェット記録ヘッ
ドも同様に多数個取りが可能である。図では、多数個取
りをしたうちの1つのインクジェット記録ヘッドを示し
た。
板に素子を複数個配列した多数個処理により多数個取り
が行われているが、本実施例のインクジェット記録ヘッ
ドも同様に多数個取りが可能である。図では、多数個取
りをしたうちの1つのインクジェット記録ヘッドを示し
た。
【0024】まず、実施例1のインクジェット記録ヘッ
ドの構成を図1〜図3によって説明する。
ドの構成を図1〜図3によって説明する。
【0025】図において、1はSi基板、5はSi基板
1に形成したオリフィスプレート材、6はオリフィスプ
レート材5に設けたインク吐出口である。インク吐出口
6はオリフィスプレート材5の長さ方向に2列に配置さ
れている。9は、同じくオリフィスプレート材に設け
た、各インク吐出口6に通ずるインク流路である。10
は長さ方向に隣り合うインク流路9を仕切るインク流路
壁である。
1に形成したオリフィスプレート材、6はオリフィスプ
レート材5に設けたインク吐出口である。インク吐出口
6はオリフィスプレート材5の長さ方向に2列に配置さ
れている。9は、同じくオリフィスプレート材に設け
た、各インク吐出口6に通ずるインク流路である。10
は長さ方向に隣り合うインク流路9を仕切るインク流路
壁である。
【0026】8はSi基板1に形成した8個のインク供
給口である。これらのインク供給口8はSi基板1の厚
さ方向の貫通口で、前記2列に配置したインク吐出口6
の間に位置するように設けられている。1つのインク供
給口8は2つのインク流路9に連通している。
給口である。これらのインク供給口8はSi基板1の厚
さ方向の貫通口で、前記2列に配置したインク吐出口6
の間に位置するように設けられている。1つのインク供
給口8は2つのインク流路9に連通している。
【0027】次に、上記構成のインクジェット記録ヘッ
ドの製造方法の一例を、図4〜図9を引用しながら工程
順に説明する。
ドの製造方法の一例を、図4〜図9を引用しながら工程
順に説明する。
【0028】(1)図4に示すように、<110>面の
結晶方位を持つSi基板1を用いて、半導体製造技術に
より、インク吐出発生素子2と、これを駆動されるため
の駆動素子を形成した。ついで、インク吐出発生素子2
と外部制御機器との電気的取り出し電極を形成した。さ
らに、Si基板裏面は後述する異方性エッチング工程で
必要とするエッチングマスク材3を形成した。エッチン
グマスク材3としては、半導体製造工程における酸化工
程で形成される熱酸化膜やプラズマCVD等によるSi
N膜が望ましい。本実施例では、熱酸化膜を用いたが、
異方性エッチング液に耐える材料であれば、特に限定す
るものではない。製造方法も特に限定するものではな
い。
結晶方位を持つSi基板1を用いて、半導体製造技術に
より、インク吐出発生素子2と、これを駆動されるため
の駆動素子を形成した。ついで、インク吐出発生素子2
と外部制御機器との電気的取り出し電極を形成した。さ
らに、Si基板裏面は後述する異方性エッチング工程で
必要とするエッチングマスク材3を形成した。エッチン
グマスク材3としては、半導体製造工程における酸化工
程で形成される熱酸化膜やプラズマCVD等によるSi
N膜が望ましい。本実施例では、熱酸化膜を用いたが、
異方性エッチング液に耐える材料であれば、特に限定す
るものではない。製造方法も特に限定するものではな
い。
【0029】上記工程は、発明と直接関係がないので詳
細は省略する。
細は省略する。
【0030】(2)図5に示すように、インク流路9と
なる除去可能な型材4を、Si基板1のインク吐出発生
素子2側の面に、フォトリソグラフィー技術により形成
した。本実施例では、ポジ型フォトレジストPMER−
AR900(東京応化工業(株))を用い、所望の膜厚
でパターンで形成した。このパターンによってインク流
路9が形成される。
なる除去可能な型材4を、Si基板1のインク吐出発生
素子2側の面に、フォトリソグラフィー技術により形成
した。本実施例では、ポジ型フォトレジストPMER−
AR900(東京応化工業(株))を用い、所望の膜厚
でパターンで形成した。このパターンによってインク流
路9が形成される。
【0031】(3)図6に示すように、上記(2)の工
程で形成されたインク流路9となる除去可能な型材4の
上に、これを被覆するようにオリフィスプレート材5を
フォトリソグラフィー技術により形成し、これにインク
吐出口6を形成した。オリフィスプレート材5として
は、感光性エポキシ樹脂,感光性アクリル樹脂等があげ
られる。
程で形成されたインク流路9となる除去可能な型材4の
上に、これを被覆するようにオリフィスプレート材5を
フォトリソグラフィー技術により形成し、これにインク
吐出口6を形成した。オリフィスプレート材5として
は、感光性エポキシ樹脂,感光性アクリル樹脂等があげ
られる。
【0032】このオリフィスプレート材5は、常にイン
クと接触するため、以下の点を考慮して、選択する必要
がある。
クと接触するため、以下の点を考慮して、選択する必要
がある。
【0033】 オリフィスプレート材5がインクと接
触したとき、その材5より不純物がインクに溶出しない
こと。
触したとき、その材5より不純物がインクに溶出しない
こと。
【0034】 オリフィスプレート材5とSi基板と
の密着性がよく、経時変化により剥がれが起こらないこ
と。
の密着性がよく、経時変化により剥がれが起こらないこ
と。
【0035】これらの点を考慮すると、オリフィスプレ
ート材5としては、光反応によるカオチン重合化合物が
適している。
ート材5としては、光反応によるカオチン重合化合物が
適している。
【0036】また、オリフィスプレート材5の選択は、
使用するインクによっても、大きく左右されることか
ら、必ずしも本発明者の推奨する材料に限らなくてもよ
い。それ以外の材料でも、目的にあった材料であれば、
その種類を問わない。
使用するインクによっても、大きく左右されることか
ら、必ずしも本発明者の推奨する材料に限らなくてもよ
い。それ以外の材料でも、目的にあった材料であれば、
その種類を問わない。
【0037】(4)図7に示すように、Si基板1の裏
面(インクジェット記録ヘッドとしての機能素子が形成
された面の反対側)に形成されたエッチングマスク材3
にパターン7をエッチングにより形成した。パターン7
の形成は、エッチングマスク材3をフォトレジストによ
るフォトリソグラフィー技術により行った。このパター
ン7がSi基板1に形成するインク供給口8の平面形状
となる。インク供給口8の役割は、インクをインク流路
9に速やかに供給することである。仮りに、インク流路
9に隔壁11がきた場合には、1回目のインク吐出後の
次の吐出のためのインク供給が遅くなり、結果的に吐出
周波数の遅いインクジェット記録ヘッドになる。このた
め各インク流路9ごとにインク供給口8を仕切る隔壁1
1が各インク流路9と重ならないように設計されてい
る。すなわち、各インク流路9を仕切るインク流路壁1
0に対応する位置にインク供給口8を仕切る隔壁11が
配置された構造になっている。このような構造によれ
ば、インク流路9とインク供給口8の間に狭窄部(ボト
ルネック部)が生じないからである。
面(インクジェット記録ヘッドとしての機能素子が形成
された面の反対側)に形成されたエッチングマスク材3
にパターン7をエッチングにより形成した。パターン7
の形成は、エッチングマスク材3をフォトレジストによ
るフォトリソグラフィー技術により行った。このパター
ン7がSi基板1に形成するインク供給口8の平面形状
となる。インク供給口8の役割は、インクをインク流路
9に速やかに供給することである。仮りに、インク流路
9に隔壁11がきた場合には、1回目のインク吐出後の
次の吐出のためのインク供給が遅くなり、結果的に吐出
周波数の遅いインクジェット記録ヘッドになる。このた
め各インク流路9ごとにインク供給口8を仕切る隔壁1
1が各インク流路9と重ならないように設計されてい
る。すなわち、各インク流路9を仕切るインク流路壁1
0に対応する位置にインク供給口8を仕切る隔壁11が
配置された構造になっている。このような構造によれ
ば、インク流路9とインク供給口8の間に狭窄部(ボト
ルネック部)が生じないからである。
【0038】上述したインク供給口8からインク流路9
を経てインク吐出口6に至るインクの流路は、必ずし
も、本実施例の通りにする必要はない。目的のインクジ
ェット記録ヘッドのスペックにより早い吐出周波数が求
められない場合やインク流路9の高さが十分であり、隔
壁11のない部分の隣り合うインク供給口8よりインク
供給が十分行われる場合には、任意のパターン設計をす
ることが可能である。インク供給口8の分割数、すなわ
ち隔壁11の数に関してもインクジェット記録ヘッドの
大きさに応じて、使用する基板の剛性が変わることか
ら、予め検討することで、必要な強度を保つ分割数で設
計が可能である。
を経てインク吐出口6に至るインクの流路は、必ずし
も、本実施例の通りにする必要はない。目的のインクジ
ェット記録ヘッドのスペックにより早い吐出周波数が求
められない場合やインク流路9の高さが十分であり、隔
壁11のない部分の隣り合うインク供給口8よりインク
供給が十分行われる場合には、任意のパターン設計をす
ることが可能である。インク供給口8の分割数、すなわ
ち隔壁11の数に関してもインクジェット記録ヘッドの
大きさに応じて、使用する基板の剛性が変わることか
ら、予め検討することで、必要な強度を保つ分割数で設
計が可能である。
【0039】(5)図8に示すように、異方性エッチン
グにより8個のインク供給口8を形成した。これらのイ
ンク供給口8は、Si基板1の厚さ方向の貫通口で、1
つのインク供給口8が2つのインク流路9に連通してい
る。Si異方性エッチング液としては、アルカリ系のエ
ッチング液として、例えば、KOH,NaOH,TMA
Hといった溶液を用いるのが一般的である。各エッチン
グ液とも、濃度,処理温度の条件によりエッチング速
度,エッチング面の平滑性が異なることから、実験によ
り選択する。本実施例では、TMAH22wt%溶液を
用いて、エッチング液温度80℃にて所定の時間、異方
性エッチングを行った。このとき、インクジェット記録
ヘッドの機能素子が形成された面は、エッチング液が触
れないような治具、あるいは保護手段を用いて保護し
た。
グにより8個のインク供給口8を形成した。これらのイ
ンク供給口8は、Si基板1の厚さ方向の貫通口で、1
つのインク供給口8が2つのインク流路9に連通してい
る。Si異方性エッチング液としては、アルカリ系のエ
ッチング液として、例えば、KOH,NaOH,TMA
Hといった溶液を用いるのが一般的である。各エッチン
グ液とも、濃度,処理温度の条件によりエッチング速
度,エッチング面の平滑性が異なることから、実験によ
り選択する。本実施例では、TMAH22wt%溶液を
用いて、エッチング液温度80℃にて所定の時間、異方
性エッチングを行った。このとき、インクジェット記録
ヘッドの機能素子が形成された面は、エッチング液が触
れないような治具、あるいは保護手段を用いて保護し
た。
【0040】(6)図9に示すように、上記(2)の工
程で形成したインク流路用の型材4を溶解除去した。以
上の(1)〜(6)の工程が、インクジェット記録ヘッ
ドの主たる製造工程である。
程で形成したインク流路用の型材4を溶解除去した。以
上の(1)〜(6)の工程が、インクジェット記録ヘッ
ドの主たる製造工程である。
【0041】(実施例2)実施例2のインクジェット記
録ヘッドは、実施例1(図3)におけるインク供給口8
を、図12に示すように、すべてのインク流路9に連通
する1つの第1インク供給口20と、第1インク供給口
20に連通する複数の第2インク供給口21の2つの供
給口で構成した例である。第2インク供給口21は、隔
壁22と隔壁23で分割された供給口で、全部で16個
設けられている。その他の構成は、実施例1と同じであ
る。
録ヘッドは、実施例1(図3)におけるインク供給口8
を、図12に示すように、すべてのインク流路9に連通
する1つの第1インク供給口20と、第1インク供給口
20に連通する複数の第2インク供給口21の2つの供
給口で構成した例である。第2インク供給口21は、隔
壁22と隔壁23で分割された供給口で、全部で16個
設けられている。その他の構成は、実施例1と同じであ
る。
【0042】次に、上記構成のインクジェット記録ヘッ
ドの製造方法の一例を、図10〜図12を引用しながら
説明する。
ドの製造方法の一例を、図10〜図12を引用しながら
説明する。
【0043】図10に示すように、結晶方位<110>
面にインク吐出発生素子やそのインク吐出発生素子を駆
動するための駆動素子を形成したSi基板に、複数ある
インク流路全部に共通する溝、すなわち第1インク供給
路20を、Si異方性エッチングにより形成した。この
とき、インク吐出発生素子やそのインク吐出発生素子を
駆動するための駆動素子の信頼性を向上させるために保
護膜(不図示)を形成するのが一般的であることから、
本実施例では保護膜として、プラズマCVDによるSi
N膜を用い、この膜で異方性エッチングマスクをも兼ね
ることとした。したがって、異方性エッチングマスクを
形成するための特別な工程は付加しなかった。溝20の
深さは、インク流路9の高さ以上にすれば、インク流抵
抗をほとんどなくすることが可能となるので、本実施例
では、0.1mmに設定した。
面にインク吐出発生素子やそのインク吐出発生素子を駆
動するための駆動素子を形成したSi基板に、複数ある
インク流路全部に共通する溝、すなわち第1インク供給
路20を、Si異方性エッチングにより形成した。この
とき、インク吐出発生素子やそのインク吐出発生素子を
駆動するための駆動素子の信頼性を向上させるために保
護膜(不図示)を形成するのが一般的であることから、
本実施例では保護膜として、プラズマCVDによるSi
N膜を用い、この膜で異方性エッチングマスクをも兼ね
ることとした。したがって、異方性エッチングマスクを
形成するための特別な工程は付加しなかった。溝20の
深さは、インク流路9の高さ以上にすれば、インク流抵
抗をほとんどなくすることが可能となるので、本実施例
では、0.1mmに設定した。
【0044】あとは、図11,図12に示すように、実
施例1と同様、インク流路21,インク吐出口6等を形
成した後、Si基板1の裏面より、図14に示す分割
(仕切)構造、すなわち、隔壁22,23を持ったイン
ク供給口21をSi異方性エッチングにより形成した。
施例1と同様、インク流路21,インク吐出口6等を形
成した後、Si基板1の裏面より、図14に示す分割
(仕切)構造、すなわち、隔壁22,23を持ったイン
ク供給口21をSi異方性エッチングにより形成した。
【0045】ただし、インク流路用の型材に用いる材料
としては、前述した液状のフォトレジストでは、溝20
を形成したSi基板に平坦で均一な塗膜を形成するのは
困難であるので、ここでは、インク流路用の型材とし
て、ドライフィルムレジストを用いた。
としては、前述した液状のフォトレジストでは、溝20
を形成したSi基板に平坦で均一な塗膜を形成するのは
困難であるので、ここでは、インク流路用の型材とし
て、ドライフィルムレジストを用いた。
【0046】(実施例3)実施例2の構造を用いれば、
溝20の部分に形成するインク供給口8は、各様のパタ
ーンで設けることができる。したがって、異方性エッチ
ングで可能な最小の径でインク供給口8を無数に形成す
ることも可能となる。無数のインク供給口8を設けた場
合には、これをインクジェット記録ヘッドとしての機能
を阻害するインク流路内へのゴミ詰まりを防止するフィ
ルターとすることができる。
溝20の部分に形成するインク供給口8は、各様のパタ
ーンで設けることができる。したがって、異方性エッチ
ングで可能な最小の径でインク供給口8を無数に形成す
ることも可能となる。無数のインク供給口8を設けた場
合には、これをインクジェット記録ヘッドとしての機能
を阻害するインク流路内へのゴミ詰まりを防止するフィ
ルターとすることができる。
【0047】例えば、インク供給口8の径を20〜50
μm角、隔壁もこの径に合わせたサイズになるようなパ
ターン設計で格子状の構造にすることで、粗いゴミの進
入を防止できる。このようにして無数のインク供給口8
を設ければ、別途外部にフィルターを設けなくても、ヘ
ッド基板内でゴミの進入を防止でき、しかもインク流路
の直前に近い位置でフィルター構造がとれることから、
フィルターとしての効果は顕著である。
μm角、隔壁もこの径に合わせたサイズになるようなパ
ターン設計で格子状の構造にすることで、粗いゴミの進
入を防止できる。このようにして無数のインク供給口8
を設ければ、別途外部にフィルターを設けなくても、ヘ
ッド基板内でゴミの進入を防止でき、しかもインク流路
の直前に近い位置でフィルター構造がとれることから、
フィルターとしての効果は顕著である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板に複数のインク供給口を設けるようにしたので、基
板の剛性が強くなり、インク供給部材のインク供給口へ
の接着に使用する接着剤の選択に従来ほど制約を受けな
くなる。
基板に複数のインク供給口を設けるようにしたので、基
板の剛性が強くなり、インク供給部材のインク供給口へ
の接着に使用する接着剤の選択に従来ほど制約を受けな
くなる。
【0049】また、本発明によれば、インク流路とイン
ク供給口の間に狭窄部が形成されないので、インク流路
に流抵抗なくインクを供給することが可能となる。
ク供給口の間に狭窄部が形成されないので、インク流路
に流抵抗なくインクを供給することが可能となる。
【0050】さらに、本発明によれば、基板に第1イン
ク供給口と第2インク供給口を設けた場合には、第2イ
ンク供給口を無数の小さい径の貫通口で形成することに
より、これにフィルターとしての機能をもたせることが
可能である。
ク供給口と第2インク供給口を設けた場合には、第2イ
ンク供給口を無数の小さい径の貫通口で形成することに
より、これにフィルターとしての機能をもたせることが
可能である。
【図1】 実施例1のインクジェット記録ヘッドの平面
図である。
図である。
【図2】 図1の背面図である。
【図3】 図1のA−A断面図である。
【図4】 図1のインク吐出発生素子とその駆動素子,
エッチングマスク材の形成されたSi基板を示す断面図
である。
エッチングマスク材の形成されたSi基板を示す断面図
である。
【図5】 図4のSi基板にノズル型材をパターン形成
したところを示す断面図である。
したところを示す断面図である。
【図6】 図5にオリフィスプレート材を積層して、吐
出口をパターン形成したところを示す断面図である。
出口をパターン形成したところを示す断面図である。
【図7】 図1で形成されたエッチングマスク材を所望
のインク供給口のパターンに形成したところを示す断面
図である。
のインク供給口のパターンに形成したところを示す断面
図である。
【図8】 異方性エッチングを行いインク供給口を形成
したところを示す断面図である。
したところを示す断面図である。
【図9】 図7で形成した型材を溶解除去して、主たる
インクジェット記録ヘッドの製造工程が完了したところ
を示す断面図である。
インクジェット記録ヘッドの製造工程が完了したところ
を示す断面図である。
【図10】 実施例2のインクジェット記録ヘッドの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図11】 実施例2のインクジェット記録ヘッドの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図12】 実施例2のインクジェット記録ヘッドの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図13】 実施例2のインクジェット記録ヘッドの製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
【図14】 従来のインクジェット記録ヘッドの平面図
である。
である。
【図15】 図14の背面図である。
【図16】 図14のB−B断面図である。
1 Si基板 2 インク吐出発生素子 3 エッチングマスク材 4 インク流路用の型材 5 オリフィスプレート材 6 インク吐出口 7 インク供給口となるパターン 8 インク供給口 9 インク流路 10 インク流路壁 11,22,23 隔壁 20 第1インク供給口(溝) 21 第2インク供給口
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のインク吐出口と、各インク吐出口
にそれぞれ連通する複数のインク流路と、これらのイン
ク流路の少なくとも1つずつにそれぞれ連通する複数の
インク供給口とを有し、かつ前記インク吐出口とインク
流路は、基板に形成されたインク吐出発生素子に対応す
る位置に基板とは別の部材で基板との間に形成され、前
記インク供給口は、基板に厚さ方向の貫通口として形成
されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッ
ド。 - 【請求項2】 複数のインク吐出口と、各インク吐出口
にそれぞれ連通する複数のインク流路と、これらのイン
ク流路のすべてに連通する1つの第1インク供給口と、
この第1インク供給口に連通する複数の第2インク供給
口とを有し、かつ前記インク吐出口とインク流路は、基
板に形成されたインク吐出発生素子に対応する位置に基
板とは別の部材で基板との間に形成され、前記第1イン
ク供給口は、基板に1つの溝として形成され、前記第2
インク供給口は、基板の前記溝部分に厚さ方向の貫通口
として形成されていることを特徴とするインクジェット
記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記インク流路と、これに連通するイン
ク供給口との間に狭窄部が形成されていない請求項1記
載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項4】 前記基板は、面方位が<110>面のS
i基板である請求項1,2または3記載のインクジェッ
ト記録ヘッド。 - 【請求項5】 請求項1または2記載のインクジェット
記録ヘッドにおけるインク供給口を、Si異方性エッチ
ングにより形成することを特徴とするインクジェット記
録ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29372596A JPH10138478A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | インクジェット記録ヘッドとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29372596A JPH10138478A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | インクジェット記録ヘッドとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10138478A true JPH10138478A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17798441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29372596A Withdrawn JPH10138478A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | インクジェット記録ヘッドとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10138478A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002154209A (ja) * | 2000-09-06 | 2002-05-28 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法 |
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JP2010179608A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Canon Inc | 液体吐出ヘッドおよびインクジェット記録装置 |
JP2010179595A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッド |
EP2263879A1 (en) | 2009-06-17 | 2010-12-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing liquid discharge head |
JP2012206524A (ja) * | 2012-08-03 | 2012-10-25 | Canon Inc | 液体吐出ヘッド |
JP2012206525A (ja) * | 2012-08-03 | 2012-10-25 | Canon Inc | 液体吐出ヘッド |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP29372596A patent/JPH10138478A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
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US8721047B2 (en) | 2009-02-06 | 2014-05-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection head and ink jet printing apparatus |
EP2263879A1 (en) | 2009-06-17 | 2010-12-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing liquid discharge head |
JP2011020442A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-02-03 | Canon Inc | 液体吐出ヘッドの製造方法 |
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JP2012206524A (ja) * | 2012-08-03 | 2012-10-25 | Canon Inc | 液体吐出ヘッド |
JP2012206525A (ja) * | 2012-08-03 | 2012-10-25 | Canon Inc | 液体吐出ヘッド |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |