JPH10138283A - ラベル被覆筒体の成形方法と振出容器 - Google Patents

ラベル被覆筒体の成形方法と振出容器

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JPH10138283A JP30168996A JP30168996A JPH10138283A JP H10138283 A JPH10138283 A JP H10138283A JP 30168996 A JP30168996 A JP 30168996A JP 30168996 A JP30168996 A JP 30168996A JP H10138283 A JPH10138283 A JP H10138283A
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辰男 椿
Hideyuki Kimura
秀幸 木村
Tsugio Nomoto
次夫 野本
Masao Tenun
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インサート材であるラベルの成形空間内の位
置出し及び姿勢設定を、ラベルの弾力および合成樹脂材
の流体圧で達成し、また塊状の粉状内容物を振出前に細
分化し、ラベルインサート成形を効率良くかつ簡単にそ
して安定的に達成し、また粉状内容物の良好な使用状況
を得る。 【解決手段】 成形空間内にラベルを、その下端を載置
保持した状態で挿入組付けし、溶融樹脂材をラベルの上
端部内周面の複数箇所に放射状に射出し、その流頭圧で
軽く保持した状態で成形空間内に充填し、ラベルの弾力
と溶融樹脂材の押圧力とにより、ラベルの設定姿勢に正
確に位置させ、また一体設された放射片に対する粉状内
容物の衝突により、塊状を細分化して良好な振出状況を
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周面の略全域に、イ
ンサート材であるラベルを筒状に被覆溶着した肉薄筒状
のラベル被覆筒体の成形方法と、この成形方法で成形さ
れたラベル被覆筒体を使用するのが有利である振出容器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】肉薄合成樹脂製筒状成形品の外周面にラ
ベルを装着する方法の一つに、いわゆるラベルインサー
ト成形がある。
【0003】このラベルインサート成形は、成形金型の
キャビティ内にラベルをインサート材として挿入組付け
した状態で、コアを組付けて型締めし、ラベルが位置す
る成形空間内に溶融合成樹脂材を射出することによっ
て、合成樹脂製の肉薄筒状成形品の外周面にラベルを強
固にかつ密に被覆溶着するものである。
【0004】このラベルインサート成形においては、当
然のことながら、ラベルの成形空間内における正確な位
置出しと、この正確に位置出しされたラベルの不正変位
が発生しないようにすることが要求されるが、この要求
に答える手段の従来例は、例えば実公平8−4265号
公報に開示されているように、キャビティまたはコアに
吸引機能部分を設け、この吸引機能部分の吸引作用によ
りラベルを成形型面に不動に吸引固定するものとなって
いる。
【0005】また、粉チーズ等の粉状内容物振出容器に
あっては、比較的大きな開口部を形成し、この開口部に
おける振出口を複数の並列設された開口とすることによ
り、塊状となり易い粉状内容物を、その振出時に細分化
するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、インサート材であるラベルを複
数箇所で吸引固定する必要があるため、ラベルの弛みの
ない吸引固定を達成するために、吸引機能部分の構成が
複雑となるとか、ラベルの成形金型への取付け時の取扱
いが面倒となると云う問題があった。
【0007】かつ、ラベルを正確に位置出しした状態で
吸引固定する操作と、ラベルに弛みを生じさせない状態
で吸引固定する操作とを、同時に行う必要があるので、
成形金型に対するラベルの吸引固定に、充分な留意と比
較的長い作業時間とを要すると云う問題があった。
【0008】さらに、高価で複雑な成形金型に吸引機能
部分を付形すると共に、吸引駆動設備を必要とするの
で、成形装置全体が大型化すると共に設備費が高くな
り、また射出成形操作に先立って独立したラベルの吸引
固定操作を必要とするので、作業工数が増え、その分、
生産効率が低下すると云う問題があった。
【0009】また、複数の開口を並列設して振出口を構
成した粉状内容物振出容器にあっては、塊状となった内
容物が直接振出口に衝突することになるので、複数の比
較的開口面積の小さい開口が早期に内容物により塞がれ
た状態となり易いばかりか、一回の振出操作により振り
出される内容物の量が少なくなり勝ちとなるため、きわ
めて使用勝手が悪いと云う問題があった。
【0010】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、インサート
材であるラベルの成形空間内における位置出しおよび姿
勢設定を、成形材料である溶融合成樹脂材の流体圧によ
り達成すること、および塊状となった内容物を振出口に
衝突する以前に細分化することを技術的課題とし、もっ
てラベルインサート成形を簡単にかつ良好にそして効率
良く達成し、また使用勝手の優れた粉状内容物の振出容
器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明のうち、請求項1記載の発明の手段は、外周面
の略全域にインサート材であるラベルを筒状に被覆溶着
した肉薄筒状のラベル被覆筒体の成形方法であること、
インサート材であるラベルを、下端を載置支持した状態
で筒状成形空間内に丸めて挿入組付けして成形金型の型
締めを達成すること、筒状成形空間内に挿入組付けされ
たラベルの内周面上端部に対向し、かつ周方向に沿って
等間隔に射出口を開口させ、中心にゲート口を位置させ
た放射状の放射路を通して筒状成形空間に溶融合成樹脂
材を射出すること、にある。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に、射出成形完了後、放射路を成形空間として成形さ
れた放射片を、筒状成形空間を成形空間として成形され
た筒本体から切断除去すること、を追加したものであ
る。
【0013】請求項3記載の発明の手段は、外周面の略
全域を被覆したラベルを溶着固定した肉薄筒状の筒本体
の上端開口部内に、中心部から放射状に配した複数の腕
片の先端を筒本体に一体に連設した放射片を設けたラベ
ル被覆筒体を有すること、このラベル被覆筒体の上端開
口部に強固に組付いて、この上端開口部を蓋板で開閉す
るキャップを有すること、ラベル被覆筒体の下端開口部
に強固に組付いて、この下端開口部を閉鎖する有底筒状
の底蓋体を有すること、にある。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明のキャップを、ラベル被覆筒体の上端開口部に強固に
組付く有頂筒状体の頂壁としての頂板の略前半部分を、
この頂板にヒンジを介して開閉回動可能に連結して蓋板
として構成したものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明において、インサート材で
あるラベルは、その下端を載置支持した状態で筒状成形
空間内に丸まった姿勢で挿入組付けされているだけで、
ラベルの成形金型に対する位置出しした状態での不動な
組付け処理を不必要としている。
【0016】型締め後、溶融合成樹脂材は、ゲート口か
ら放射路を通って筒状成形空間に射出されるが、この放
射路から筒状成形空間に射出される際は、必ずラベルの
内面に向かって射出されるので、ラベルは成形型面に密
接状に押付けられ、ラベルと成形型面との間に溶融合成
樹脂材が侵入することはない。
【0017】そして、この溶融合成樹脂材の筒状成形空
間への射出の際に、溶融合成樹脂材は、対向するラベル
の上端部をその流頭圧により成形型面に略均等に押し付
けながら筒状成形空間に充填されるので、溶融合成樹脂
材の筒状成形空間内への充填動作時には、ラベルは成形
金型に対してその上下両端を軽く保持された状態とな
る。
【0018】溶融合成樹脂材の筒状成形空間内への充填
により、ラベルは、均等に成形型面に押圧されながら溶
融合成樹脂材の流れに従って押下げ力を受けるので、そ
の下端縁全域を筒状成形空間の底面に当接させる姿勢と
なり、この状態で筒状成形空間内への溶融合成樹脂材の
充填が達成される。
【0019】筒状成形空間内への溶融合成樹脂材の充填
中にあっては、溶融合成樹脂材によるラベルに対する成
形型面への押圧力は、ラベルを不動とする程には強力で
はないので、ラベルは、それ自体の剛性により、溶融合
成樹脂材からの押圧力に従って、その下端縁全域を筒状
成形空間の底面に当接させ、かつその外周面全域を成形
型面に密接させた適正な筒状姿勢となる。
【0020】すなわち、筒状成形空間内に丸めた姿勢で
挿入組付けされただけのラベルは、それ自体の剛性と筒
状成形空間に射出充填される溶融合成樹脂材の押圧力と
によって、正確に位置出しされると共に、適正姿勢に修
正されるのである。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の筒本体から放射片を切断除去することにより、完全
に中空となった肉薄なラベル被覆筒体を成形する。
【0022】請求項3記載の発明は、容器の本体部分で
あるラベル被覆筒体の上端開口部内に、中心から放射状
に複数の腕片を延ばした放射片が一体設されているの
で、粉チーズ等の粉状内容物は、この放射片よりも下位
の下端開口部を底蓋体で閉鎖したラベル被覆筒体内に収
納された状態となる。
【0023】それゆえ、収納された粉状内容物は、放射
片の各腕片間を通過してキャップの形成する開口部から
振り出されることになるため、例え粉状内容物が塊状と
なったとしても、放射片の腕片間を通過する際に、この
放射片に衝突して、略元来の粉状に細分化されることに
なる。
【0024】すなわち、粉状内容物は、キャップの開口
部である振出口から振り出される以前に、ラベル被覆筒
体の放射片により確実に細分化されるので、粉状内容物
の振出状況が適正で良好なものとなる。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明のキャップを、開閉操作の簡便なヒンジキャップとし
たので、振出容器の取扱いが簡単となる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照しな
がら説明する。図1および図2は、本発明方法の一実施
形態例を示すもので、まずキャビティ7内にラベル2を
丸めて挿入組付けし、次いでコア8と離型プレート9と
の組合せ物をキャビティ7に組付けて成形金型の型締め
を達成する。
【0027】ラベル2のキャビティ7への挿入組付けに
際して、丸めてキャビティ7内に挿入されたラベル2
は、それ自身の弾力により拡がってキャビティ7の成形
型面に接触し、キャビティ7に対する組付きを、重力作
用により離脱しない程度に自己保持する。
【0028】このラベル2のキャビティ7に対する挿入
組付けは、ラベル2の下端部がキャビティ7内からわず
かに突出する状態とするのが良く、このようにラベル2
の下端部がキャビティ7内からわずかに突出した状態で
コア8と離型プレート9との組合せ物をキャビティ7に
組付けて型締めを達成すると、このコア8と離型プレー
ト9との組合せ物によりラベル2がキャビティ7内に押
し込まれることになるので、型締めが達成された状態で
は、筒状成形空間10の底面を形成する離型プレート9
にラベル2の下端が当接した状態となる。
【0029】図1の型締め達成状態から、図示省略した
射出機から溶融合成樹脂材を、ゲート口13に射出し
て、ラベル2をインサート材とした筒本体3の射出成形
を達成する。
【0030】ゲート口13に射出された溶融合成樹脂材
は、図1および図2に矢印で示したように、各放射路1
1を通って各射出口12からラベル2が挿入組付けされ
ている筒状成形空間10内に、ラベル2の上端部をキャ
ビティ7の成形型面に流頭圧で押圧しながら射出充填さ
れる。
【0031】図示実施例の場合、放射路11は八本設け
られているので、ラベル2の上端部は、キャビティ7の
成形型面に周方向に沿って等間隔の八箇所で押圧される
ことになり、このためキャビティ7の成形型面に対して
周方向に沿って略均等に押圧されることになり、これに
より射出充填される溶融合成樹脂材の押圧力によるラベ
ル2の姿勢修正動作を確実に達成できるようにしてい
る。
【0032】ラベル被覆筒体1の成形金型からの離型
は、まずキャビティ7からの離型を達成してから、コア
8の離型プレート9からの相対的離脱により、コア8か
らの離型を達成し、最後に離型プレート9から離脱する
ことにより達成される。
【0033】図3は、図1および図2に示した成形手法
により成形されたラベル被覆筒体1を使用して構成した
振出容器の一実施例を示すもので、ラベル被覆筒体1
は、上端部を除く外周面全域をラベル2で被覆した筒本
体3の上端開口部内に複数(八本)の腕片を有する放射
片4と、この放射片4より上位の内周面に、複数の係止
片5とを設け、筒本体3の下端開口部内周面に係止突条
6を周設している。
【0034】ヒンジキャップ14は、筒本体3の上端部
に外嵌する外筒片16と、筒本体3の上端部に嵌入して
係止片5と係止する係止条18を有する内筒片17との
二重筒構造をした嵌着筒15で、ラベル被覆筒体1の上
端開口部に対する組付き部分を構成し、この嵌着筒15
の上端に閉鎖する形態で連設された頂板19の略前半部
分の蓋板20を、開閉回動可能に頂板19にヒンジ21
により結合している。
【0035】なお、蓋板20の前端縁に突設された指掛
け片22は、蓋板20を開放回動させる際に指先を引っ
掛かりを良くするためのものである。
【0036】底蓋体25は、ラベル被覆筒体1の下端開
口部に嵌入する組付き筒26の外周面下端部に、ラベル
被覆筒体1の係止突条6に係止する係止周条27を周設
すると共に、組付き筒26の下端縁から、ラベル被覆筒
体1の下端縁に外嵌する押さえ筒片28を反転立設して
構成され、組付き筒26は、その下位位置に底板を一体
設することにより、有底筒状となっている。
【0037】このように、ヒンジキャップ14および底
蓋体25は、そのラベル被覆筒体1に対する組付き部分
を、ラベル被覆筒体1の端部に対する内外から嵌合する
二重筒構造とすることにより、ラベル被覆筒体1に対す
る組付き強度を充分に強固なものとし、これにより安定
した組付き状態を得るようにしていると共に、ラベル2
の端面を隠し、ラベル2の端面が露出することによる振
出容器の外観体裁の劣化を防止している。
【0038】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。請求項1記載の発明にお
いては、成形空間に挿入組付けされたインサート材であ
るラベルの位置出しおよび所定姿勢での固定は、ラベル
自体の弾力と溶融合成樹脂材の押圧力とで、自然にかつ
必然的に達成されるので、ラベルの成形空間内における
設定された姿勢での位置出しを確実にかつ正確に達成で
き、もって簡単にかつ安定して良品の成形を得ることが
できる。
【0039】ラベルの固定および位置出しのための吸引
機能部分および操作を必要としないので、成形金型装置
の複雑化と価格の上昇とを防止することができると共
に、成形操作の煩雑化を防止することができ、もってラ
ベル被覆筒体を安定的にかつ効率良く成形することがで
きる。
【0040】請求項2記載の発明においては、完全に中
空の肉薄なラベル被覆筒体を安定的に効率良く成形する
ことができる。
【0041】請求項3記載の発明においては、例え収納
した粉状内容物が塊状となったとしても、振出に先立っ
て確実に細分化するので、粉状内容物の適正で安定した
振出を得ることができ、もってきわめて良好な使用勝手
を得ることができる。
【0042】放射片は、肉薄な筒本体の上端開口部近く
に、内梁状に設けられているので、この放射片が補強梁
として充分に作用することになり、これにより肉薄な筒
本体の上端開口部の機械的強度を充分に高め、もって機
械的強度の高い振出容器を提供することができると共
に、一つの容器に成形するに要する合成樹脂材の減量を
得ることができる。
【0043】請求項4記載の発明においては、簡便な開
閉切替えを得ることができるので、振出容器の適正で簡
単な取扱いを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成形方法の一実施形態を示す、成形金
型の全体縦断面図。
【図2】図1中、A−A線に沿って切断矢視した要部平
断面図。
【図3】本発明容器の一実施例を示す、一部破断した全
体分解斜視図。
【符号の説明】
1 ; ラベル被覆筒体 2 ; ラベル 3 ; 筒本体 4 ; 放射片 5 ; 係止片 6 ; 係止突条 7 ; キャビティ 8 ; コア 9 ; 離型プレート 10; 筒状成形空間 11; 放射路 12; 射出口 13; ゲート口 14; キャップ 15; 嵌着筒 16; 外筒片 17; 内筒片 18; 係止条 19; 頂板 20; 蓋板 21; ヒンジ 22; 指掛け片 23; 規制片 24; 小開口部 25; 底蓋体 26; 組付き筒 27; 係止周条 28; 押さえ筒片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野本 次夫 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内 (72)発明者 天雲 正夫 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面の略全域にインサート材であるラ
    ベル(2) を筒状に被覆溶着した肉薄筒状のラベル被覆筒
    体(1) の成形方法であって、前記ラベル(2)を、下端を
    載置支持した状態で筒状成形空間(10)内に丸めて挿入組
    付けして成形金型の型締めを達成し、前記ラベル(2) の
    内周面上端部に対向し、かつ周方向に沿って等間隔に射
    出口(12)を開口させ、中心にゲート口(13)を位置させた
    放射状の放射路(11)を通して前記筒状成形空間(10)に溶
    融合成樹脂材を射出するラベル被覆筒体の成形方法。
  2. 【請求項2】 射出成形完了後、放射路(11)を成形空間
    として成形された放射片(4) を、筒状成形空間(10)を成
    形空間として成形された筒本体(3) から切断除去する請
    求項1記載のラベル被覆筒体の成形方法。
  3. 【請求項3】 外周面の略全域を被覆したラベル(2) を
    溶着固定した肉薄筒状の筒本体(3) の上端開口部内に、
    中心部から放射状に配した複数の腕片の先端を前記筒本
    体(3) に一体に連設した放射片(4) を設けたラベル被覆
    筒体(1) と、該ラベル被覆筒体(1) の上端開口部に強固
    に組付いて、該上端開口部を蓋体(20)で開閉するキャッ
    プ(14)と、前記ラベル被覆筒体(1) の下端開口部に強固
    に組付いて、該下端開口部を閉鎖する有底筒状の底蓋体
    (25)と、から成る振出容器。
  4. 【請求項4】 キャップ(14)を、ラベル被覆筒体(1) の
    上端開口部に強固に組付く有頂筒状体の頂壁としての頂
    板(19)の略前半部分を、該頂板(19)にヒンジ(21)を介し
    て開閉回動可能に連結して蓋板(20)として構成した請求
    項3記載の振出容器。
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