JPH10138133A - Nc研削盤による多溝研削加工方法およびnc研削盤 - Google Patents

Nc研削盤による多溝研削加工方法およびnc研削盤

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JPH10138133A
JPH10138133A JP8298893A JP29889396A JPH10138133A JP H10138133 A JPH10138133 A JP H10138133A JP 8298893 A JP8298893 A JP 8298893A JP 29889396 A JP29889396 A JP 29889396A JP H10138133 A JPH10138133 A JP H10138133A
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JP
Japan
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data
input
grinding
grinding machine
machining
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Application number
JP8298893A
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English (en)
Inventor
Shigemasa Suzuki
茂昌 鈴木
Toshiyuki Miyaji
利之 宮地
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Amada Wasino Co Ltd
Original Assignee
Amada Wasino Co Ltd
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作盤からのキー入力により簡単にデータ入
力を行うことのできるNC研削盤による多溝研削加工方
法およびNC研削盤を提供する。 【解決手段】 入力手段7から入力したデータ、あるい
は入力されてメモリ11に記憶されているデータを出力
画面9に表示するのでデータの確認を行う。この際、不
等ピッチ溝がある場合には出力画面9にデータ入力パタ
ーンであるデータ入力基準を表示するので、入力に適し
たデータ入力基準を選択してデータ入力を行う。データ
の入力が完了したら、演算部13が加工形状を計算して
出力画面9にグラフィック表示するので加工形状を確認
し、間違いなければNC加工プログラム作成部15が加
工プログラムを作成し、この加工プログラムに従って研
削加工を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、NC研削盤によ
る多溝研削加工方法およびその装置に係り、特にデータ
の入力方法に特徴を有するNC研削盤による多溝研削加
工方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8〜図10を参照するに、従来よりご
く一般的なNC研削盤による多溝研削加工のデータを入
力するには、図8に示されているような図面から加工プ
ログラムに必要なデータ、例えばワークWの長さA、幅
B、溝の番号n、溝の位置xJ、溝の深さD等を抽出し
て、まず図9のようなデータシートを作成する。その
後、このデータシートに基づいて図10に示すような加
工プログラムを作成するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、図8に示されているように
図面データの多くはワークWのセンターCLを基準に書
かれており、NC加工データを作成する時は端部からの
データに変換しなければならず面倒である。また、デー
タを変換する時に、手計算を必要とするので、計算ミス
を生じるおそれがあると共に変換に時間を要するという
問題がある。
【0004】また、等ピッチの中に不等ピッチを含むよ
うな加工の場合にはデータの入力が面倒であるし、左右
対称のデータでも全ての溝についてデータを入力しなけ
ればならないため面倒である。さらに、データ入力ミス
を生じやすいし、加工プログラムの作成に時間を要する
という問題がある。
【0005】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、操作盤からのキー入
力により簡単にデータ入力を行うことのできるNC研削
盤による多溝研削加工方法およびNC研削盤を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のNC研削盤による多溝研削
加工方法は、NC装置により制御される研削盤を用いて
ワークに多数の溝を形成するNC研削盤による多溝研削
加工方法であって、入力されたあるいはメモリに記憶さ
れている加工データを出力画面に表示し、不等ピッチ溝
がある場合には出力画面に表示されたデータ入力基準か
ら所定のデータ入力基準を選択し、この選択されたデー
タ入力基準に対応して表示された画面に従ってデータ入
力し、この入力されたデータに基づいて加工形状を出力
画面にグラフィック表示し、この加工形状を確認してか
ら加工プログラムを作成した後、この加工プログラムに
より研削加工を行うこと、を特徴とするものである。
【0007】従って、入力されたデータあるいはメモリ
に記憶されているデータを出力画面に表示して確認し、
不等ピッチを有する場合には出力画面に表示されている
なかから所定のデータ入力基準を選択し、このデータ入
力基準に対応して表示された画面に従って必要なデータ
を入力した後、入力されたデータに基づく加工形状を出
力画面にグラフィック表示するので、加工形状を確認し
てから加工プログラムを作成し、研削加工を行う。
【0008】請求項2による発明のNC研削盤は、NC
装置により制御される研削盤を用いてワークに多数の溝
を形成するNC研削盤であって、前記NC装置が、加工
データ等のデータを入力するための入力手段と、この入
力手段により入力されたデータを記憶するメモリと、前
記入力手段により入力されたデータあるいは前記メモリ
に記憶されているデータから加工形状を作成する演算部
と、不等ピッチ溝に対するデータ入力の際の入力パター
ンであるデータ入力基準および前記演算部により作成さ
れた加工形状をグラフィック表示する出力画面と、前記
入力手段により入力されたデータあるいは前記メモリに
記憶されているデータから加工プログラムを作成するN
C加工プログラム作成部と、を備えてなることを特徴と
するものである。
【0009】従って、入力手段から入力したデータ、あ
るいは入力されてメモリに記憶されているデータが出力
画面に表示されるのでデータの確認を行う。この際、不
等ピッチ溝がある場合には出力画面にデータ入力パター
ンであるデータ入力基準が表示されるので、入力に適し
たデータ入力基準を選択してデータ入力を行う。データ
の入力が完了したら、このデータに基づいて演算部が加
工形状を演算して出力画面にグラフィック表示するので
加工形状を確認し、間違いなければNC加工プログラム
作成部が加工プログラムを作成し、この加工プログラム
に従って研削加工を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて説明する。
【0011】図2には、この発明に係るNC研削盤1に
より多溝研削加工を行う場合のNC装置3が示されてい
る。なお、NC研削盤1の構成および作用等はすでに十
分知られているので詳細な説明は省略する。
【0012】図2において、前記NC研削盤1を制御す
るNC装置3の中央処理装置であるCPU5には、加工
データ等をキー入力する入力手段としての操作盤7およ
び入力されたデータ等を表示する出力画面としてのモニ
ター9が接続されている。
【0013】また、前記CPU5には、加工プログラム
や種々の加工データを記憶しておくメモリ11、入力さ
れたデータあるいはメモリ11に記憶されているデータ
から加工プログラムの作成に必要な演算を行う演算部1
3、および加工データに基づいてNC加工プログラムを
作成するNC加工プログラム作成部15が接続されてい
る。さらに、NC加工プログラムに基づいて加工を行う
べくNC研削盤1に指令する加工指令部17が接続され
ている。
【0014】図1を参照するに、前述したようなNC研
削盤1による多溝研削加工方法の手順が示されている。
【0015】まず、図面から溝本数、基準ピッチ、溝幅
を読み取って操作盤7からキー入力する(ステップS
1、図3を参照)。
【0016】次いで、入力した溝の配置に不等ピッチが
あるか否かを判断する(ステップS2)。不等ピッチが
ある場合には図面データがセンター基準で表されている
か否かを判断して(ステップS3)、センター基準の場
合には操作盤7上のキー(図3中[センタ]キー)によ
りセンター基準入力モードを選択する(ステップS4、
図3を参照)。
【0017】溝位置の寸法は溝の中心か否かを判断して
(ステップS5)、溝中心である場合には溝中心キー
(図3中[中心]キー)入力で溝中心モードにする(ス
テップS6)。溝位置の寸法が溝の中心でない場合には
さらに溝位置の寸法が溝開始位置か否かを判断して(ス
テップS7)、キー入力が溝開始部入力モードである場
合には溝開始キー(図3中[開始]キー)入力により溝
開始部入力モードにする(ステップS8)。溝位置の寸
法が溝開始位置でない場合には溝終了キー(図3中[終
了]キー)入力により溝終了部入力モードにする(ステ
ップS9)。このようなデータ入力基準の変更は、操作
盤7のキーにより容易に変更できる。
【0018】また、図4を参照するに、データ入力基準
に合せたグラフィックがモニター9に表示されるので
(図3に示されるモニター画面における(A)位置に表
示)、形状データを確認しながら図に合せて入力する。
この入力されたデータは随時メモリ11に記憶されてい
くと共に、このデータに基づいて演算部13が必要な演
算を行い、モニター9に加工形状がグラフィック表示さ
れるので(図5参照)、入力されたデータの形状が適正
か否かを容易に確認できる。
【0019】次に、前述のようにして選択した入力モー
ドで不等ピッチデータの入力を行う(ステップS1
0)。図3を参照するに、この不等ピッチデータの入力
は、モニター9を見ながらXピッチ(インクリメンタ
ル)又は合計位置(アブソリュート)のいずれかで編集
することができる。
【0020】一方、ステップS2において不等ピッチが
ないと判断された場合、および前述のようにして不等ピ
ッチデータの入力が完了した場合は、図6に示されてい
るような研削条件のデータを入力する(ステップS1
1)。この研削条件データもメモリ11に記憶され、必
要な時に読み出して使用する。
【0021】続いて、図7に示されているように、NC
加工プログラム作成部15が、入力データおよび演算結
果に基づいて仕上げ代や溝幅を考慮して1つの溝に対し
て複数回切込みを行い、設定した溝幅に仕上げる加工プ
ログラムを自動作成する(ステップS12)。
【0022】このようにして加工プログラムが作成され
ると、加工指令部17を介してNC研削盤1を制御して
研削加工を行う(ステップS13)。
【0023】以上の結果から、操作盤7のキーにより容
易にデータを入力できると共に、入力されたデータがモ
ニターに表示されるので容易に確認することができる。
また、紙面への出力によりデータのチェックをすること
もできる。
【0024】また、入力されたデータに基づいてNC加
工プログラムが作成され、研削加工が行われるので、加
工プログラムの作成ミスを防止し、且つ加工プログラム
作成時間を削減して作業の効率化を図ることができる。
【0025】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。すなわち、データ入
力基準を溝部ではなく突起部の位置で入力する方法等、
加工形状に合せて適宜設定することも可能である。ま
た、予め外部で加工データを作成しておいてから加工プ
ログラムを作成するようにすることも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるNC研削盤による多溝研削加工方法では、入力され
たデータあるいはメモリに記憶されているデータを出力
画面に表示するので容易に確認できる。また、不等ピッ
チを有する場合にはデータ入力基準を出力画面に表示
し、この表示から所定のデータ入力基準を選択するの
で、容易にデータ入力基準を選択することができると共
に、このデータ入力基準に対応して表示された画面に従
って必要なデータを入力するので、データの入力を容易
に行うことができる。さらに、入力されたデータに基づ
く加工形状を出力画面にグラフィック表示するので、デ
ータの確認を容易に行うことができ、正確な研削加工を
行うことができる。
【0027】請求項2の発明によるNC研削盤は、入力
手段から入力したデータ、あるいは入力されてメモリに
記憶されているデータが出力画面に表示されるのでデー
タの確認を容易に行うことができる。この際、不等ピッ
チ溝がある場合には、出力画面にデータ入力パターンで
あるデータ入力基準を表示するので、容易に入力に適し
たデータ入力基準を選択することができると共にデータ
入力を容易に行うことができる。データの入力が完了し
たら、演算部が加工形状を演算して出力画面にグラフィ
ック表示するので、容易に加工形状を確認することがで
き、間違いなければNC加工プログラム作成部が加工プ
ログラムを作成し、この加工プログラムに従って研削加
工を行うので、正確な研削加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るNC研削盤による多溝研削加工
方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】この発明に係るNC研削盤を示すブロック図で
ある。
【図3】モニター画面を示す説明図である。
【図4】データ入力基準のグラフィック表示を示す説明
図である。
【図5】入力データのグラフィック表示である。
【図6】研削条件設定画面である。
【図7】自動作成された加工プログラムである。
【図8】NC研削盤による多溝研削加工の加工形状を示
す図面である。
【図9】図8で示されている加工形状に対する加工デー
タである。
【図10】図9の多溝研削加工を行う加工プログラムで
ある。
【符号の説明】
1 NC研削盤 3 NC装置 7 操作盤(入力手段) 9 モニター(出力画面) 11 メモリ 13 演算部 15 NC加工プログラム作成部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NC装置により制御される研削盤を用い
    てワークに多数の溝を形成するNC研削盤による多溝研
    削加工方法であって、入力されたあるいはメモリに記憶
    されている加工データを出力画面に表示し、不等ピッチ
    溝がある場合には出力画面に表示されたデータ入力基準
    から所定のデータ入力基準を選択し、この選択されたデ
    ータ入力基準に対応して表示された画面に従ってデータ
    入力し、この入力されたデータに基づいて加工形状を出
    力画面にグラフィック表示し、この加工形状を確認して
    から加工プログラムを作成した後、この加工プログラム
    により研削加工を行うこと、を特徴とするNC研削盤に
    よる多溝研削加工方法。
  2. 【請求項2】 NC装置により制御される研削盤を用い
    てワークに多数の溝を形成するNC研削盤であって、前
    記NC装置が、加工データ等のデータを入力するための
    入力手段と、この入力手段により入力されたデータを記
    憶するメモリと、前記入力手段により入力されたデータ
    あるいは前記メモリに記憶されているデータから加工形
    状を作成する演算部と、不等ピッチ溝に対するデータ入
    力の際の入力パターンであるデータ入力基準および前記
    演算部により作成された加工形状をグラフィック表示す
    る出力画面と、前記入力手段により入力されたデータあ
    るいは前記メモリに記憶されているデータから加工プロ
    グラムを作成するNC加工プログラム作成部と、を備え
    てなることを特徴とするNC研削盤。
JP8298893A 1996-11-11 1996-11-11 Nc研削盤による多溝研削加工方法およびnc研削盤 Pending JPH10138133A (ja)

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JP8298893A Pending JPH10138133A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 Nc研削盤による多溝研削加工方法およびnc研削盤

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JP (1) JPH10138133A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100401692B1 (ko) * 2001-03-13 2003-10-17 한국생산기술연구원 금형 연마 모니터링 방법

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