JP2909101B2 - Ncデータ作成装置 - Google Patents

Ncデータ作成装置

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JP2909101B2
JP2909101B2 JP21927089A JP21927089A JP2909101B2 JP 2909101 B2 JP2909101 B2 JP 2909101B2 JP 21927089 A JP21927089 A JP 21927089A JP 21927089 A JP21927089 A JP 21927089A JP 2909101 B2 JP2909101 B2 JP 2909101B2
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守昭 坂倉
誠 伊川
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、両面から加工する必要がある段付穴のNCデ
ータを作成する装置に関する。
【従来技術】
従来、第4図に示したように、穴径が深さによって変
化し、且つ最小穴径部分が穴の途中に存在するような貫
通穴(以下、両面加工段付穴という)は、通常、表と裏
の両面から加工する必要がある。 そして、上記両面加工段付穴を加工するためのNCデー
タを自動プログラミング装置で作成する場合には、両面
加工段付穴を一方の加工面である表面から加工する部分
と他方の加工面である裏面から加工する部分とに分割し
て二つの穴として定義する必要があった。
【発明が解決しようとする課題】
上記両面加工段付穴は本来一つの穴であるにも拘わら
ず、二つの穴として定義する必要があると共に何方の面
を表面として先に加工するか、更に、後から加工する裏
面については表面側の加工により何処まで加工済となる
かを想定して二つの穴を定義しなければならなかった。 従って、一つの穴の入力データ量と比較して入力デー
タ量が増えると共に表面側において加工終了となる位置
等を考慮して二つの穴を定義することは非常に煩雑さを
伴う作業であり、上記両面加工段付穴のNCデータの作成
は多くの時間を要する作業となっていた。 本発明は、上記の課題を解決するために成されたもの
であり、その目的とするところは、工作物の加工すべき
段付穴が両面加工段付穴であっても表裏それぞれの面に
分けて穴データを入力する必要がなく、一方の面からの
穴データを入力すれば、その加工終了位置に応じて他方
の面からの穴データを自動的に算出してNCデータを作成
できる装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための発明の構成は、工作物の加
工すべき段付穴の形状に対応した穴データ及び工具の工
具情報等に基づいてNCデータを作成する装置において、
工作物の段付穴の形状に対応した穴データを記憶する穴
データ記憶手段と、穴データ記憶手段に記憶された穴デ
ータに基づき、段付穴が工作物の表裏面の開口穴部より
も小さな径の中間穴部をこれら表裏面の開口穴部間に有
するか否かにより両面加工の要否を判定する穴データ判
定手段と、 穴データ判定手段が両面加工が必要であると判定する
とき、穴データ記憶手段に記憶された穴データに基づ
き、段付穴を表裏面の一方側から加工するための第1穴
データを算出する第1穴データ演算手段と、 第1穴データ演算手段により算出された第1穴データ
と穴データ記憶手段に記憶された穴データとに基づき、
段付穴の第1穴データにより加工されない部分を表裏面
の他方側から加工するための第2穴データを算出する第
2穴データ演算手段とを備えたことを特徴とする。
【作用】
穴データ判定手段は穴データ記憶手段に記憶された穴
データに基づき、段付穴が工作物の表裏面の開口穴部よ
りも小さな径の中間穴部をこれら表裏面の開口穴部間に
有するか否かにより両面加工の要否を判定する。そし
て、穴データ判定手段により両面加工が必要と判定され
ると、第1穴データ演算手段は穴データ記憶手段に記憶
された穴データに基づき、段付穴を表裏面の一方側から
加工するための第1穴データを算出する。更に、第2穴
データ演算手段は第1穴データ演算手段により算出され
た第1穴データと穴データ記憶手段に記憶された穴デー
タとに基づき、段付穴の第1穴データにより加工されな
い部分を表裏面の他方側から加工するための第2穴デー
タを算出する。 従って、工作物の仕上げ穴形状に対応した穴データに
対して両面加工の必要性が自動的に判定されると共に両
面加工が必要な場合には、表裏面の一方から加工するた
めの第1穴データに続いて他方の面から加工するための
第2穴データが算出され、それらのデータに基づいてNC
データが作成される。
【実施例】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。 第1図において10は数値制御装置であり、この数値制
御装置10には、サーボモータ駆動回路DUX,DUY,DUZ、シ
ーケンスコントローラ11が図略のインタフェースを介し
て接続されている。 一方、20は前記構成の数値制御装置10によって制御さ
れるマシニングセンタ形の工作機械であり、前記サーボ
モータ駆動回路DUX,DUY,DUZのそれぞれによって駆動さ
れるサーボモータ21,22,23の回転によって、工作物Wを
支持する工作物テーブル25と、主軸モータSMによって駆
動される主軸26を軸架する主軸ヘッド24との間の相対位
置が三次元的に変更される。又、27は複数種類の工具を
保持する工具マガジンであり、図略のマガジン割出装置
と工具交換装置28とによって工具マガジン27内の工具が
選択的に主軸26に装着されて工作物Wの加工が行われ
る。 又、シーケンスコントローラ11には、コンピュータ12
と主軸モータSMの回転数を制御する主軸モータ駆動回路
15とが接続されている。このコンピュータ12はマイクロ
プロセッサ12a、クロック信号発生回路12b、ROM12c、RA
M12d、固定ディスク12e、インタフェース12f,12g,12hに
よって主に構成され、インタフェース12hにはキーボー
ド13とCRT表示装置14が接続されている。 次に、MPU12aの処理手順を第2図のフローチャートに
基づいて説明する。 ここで、第7図に示したような、工具情報を前以てキ
ーボード13からRAM12dに入力しておく。 先ず、穴データ記憶手段を達成するステップ100で仕
上げ穴形状に対応した穴データをキーボード13からRAM1
2dに入力する。 次に、加工判定手段を達成するステップ102に移行
し、ステップ100で入力された穴データによる仕上げ穴
形状に対して両面加工段付穴であり両面加工が必要か否
かが判定される。つまり、上記穴データによる仕上げ穴
形状において、穴径が深さによって変化し、且つ最小穴
径部分が穴の途中に存在しているか否かを穴データから
加工深さ毎の穴径を読み込むことにより判定される。そ
して、最小穴径部分が穴の途中に存在している両面加工
段付穴で両面加工が必要であるとステップ102の判定はY
ESとなり、第1穴データ演算手段を達成するステップ10
4に移行する。 ステップ104では、後述する表面の穴データ演算のプ
ログラムを実行し、第1穴データである表面の穴データ
が算出される。 そして、ステップ106に移行し、ステップ104で算出さ
れた表面の穴データに基づいて表面のNCデータが生成さ
れる。 次に、第2穴データ演算手段を達成するステップ108
に移行し、裏面の穴データ演算のプログラムが実行さ
れ、後述のように第2穴データである裏面の穴データが
算出される。 そして、ステップ110に移行し、ステップ108で算出さ
れた裏面の穴データに基づいて裏面のNCデータが生成さ
れる。 次にステップ112に移行して、上記ステップ106及びス
テップ110で生成された表面及び裏面のNCデータが出力
され、本プログラムを終了する。 尚、上述のステップ100で入力された穴データによる
仕上げ穴形状が両面加工段付穴でないと、ステップ102
の判定はNOとなり、ステップ100で入力された穴データ
に基づいてNCデータが生成された後、ステップ112に移
行し、そのNCデータが出力され、本プログラムを終了す
る。 次に、第3図のフローチャートに基づき表面の穴デー
タ演算プログラムの手順について、工作物の仕上げ穴形
状である穴データに対応した穴形状を示した第4図、表
穴データに対応した穴形状を示した第5図及び工具情報
を示した第7図を参照して説明する。 ステップ200で第4図に示された段付穴形状におい
て、表面の最初の穴径であるφD1をDminとし、2をiと
して初期設定する。 そして、ステップ202に移行し、Di≦Dminの不等号が
成立するか否かが判定される。つまり、表面から2段目
の穴径であるφD2よりD2≦D1の不等号が成立するか否か
が判定される。ここで、D2≦D1の不等号が成立するので
ステップ202の判定はYESであり、ステップ204に移行す
る。 ステップ204ではDiをDminとする。つまり、2段目の
穴径であるφD2をDminに置き換えた後、ステップ206に
移行する。 ステップ206ではi≧nの不等号が成立するか否かが
判定される。この場合においては、加工段が3段であり
n=3であるので、2≧3となり、不等号は成立しない
ので、ステップ206の判定はNOであり、ステップ208に移
行する。 ステップ208ではi+1である2+1=3をiに置き
換えた後、ステップ202に戻り、上述と同様の処理が実
行される。つまり、表面から3段目の穴径であるφD3
上述のステップ206でDminに置き換えた2段目の穴径で
あるφD2とによりD3≦D2の不等号が成立するか否かが判
定される。ここで、D3≦D2の不等号は成立しないのでス
テップ202の判定はNOとなり、ステップ210に移行する。 ステップ210では表面よりの深さhnをhi-1に置き換え
る。つまり、上述のように、加工段が3段でn=3であ
り、又、i=3であるので、表面よりの深さh3をh3-1
示す2段目の穴径であるφD2の表面よりの深さh2に置き
換えて、本プログラムを終了する。 従って、上記表面の穴データ演算のプログラムが実行
され、表面より加工するための表穴データが算出される
と、穴径が深さによって変化し、且つ最小穴径部分が穴
の最終部分に存在して表面のみから加工できる第5図に
示されたような段付穴形状に対応した穴データとなる。 次に、上記裏面の穴データ演算のプログラムについ
て、特に、表面からの加工が途中で終了する場合の表裏
の穴データに対応した段付穴形状を示した第6図(a)
〜(c)を参照して詳述する。 工作物の仕上げ穴形状(第6図(a))に対応した穴
データから表面より加工するための穴形状(第6図
(b))に対応した表穴データを差し引いた形状データ
が裏面より加工するための穴形状(第6図(c))に対
応した裏穴データとなる。 ここで、例えば、第6図(a)に示した段付穴形状か
ら表穴データ及び工具情報等により生成された表面のNC
データにより加工される段付穴形状が第6図(b)に示
したように、工具情報に基づいた工具のセッティング長
等による加工可能深さの関係により工作物を貫通する位
置まで穴加工が行われず加工残りが生ずる場合がある。
このような場合には、その穴加工終了深さ位置が表面の
NCデータの生成時に分かっているので、裏面より加工す
るための第6図(c)に示した段付穴形状に対応した裏
穴データにおいては、加工残りの穴形状も含めて算出さ
れることになる。 従って、工作物の加工穴形状が例え両面加工段付穴で
あっても、一方の面からの穴データを入力するだけで、
その面からの加工終了状態に応じて他方の面からの穴デ
ータを自動的に算出し、それらの穴データ及び工具情報
等に基づいてNCデータの作成できる装置を提供すること
ができる。
【発明の効果】
本発明は、穴データに基づき、段付穴が工作物の表裏
面の開口穴部よりも小さな径の中間穴部をこれら表裏面
の開口穴部間に有するか否かにより両面加工の要否を判
定する穴データ判定手段と、両面加工が必要な場合に
は、穴データに基づき、段付穴を表裏面の一方側から加
工するための第1穴データを算出する第1穴データ演算
手段と、段付穴の第1穴データにより加工されない部分
を表裏面の他方側から加工するための第2穴データを算
出する第2穴データ演算手段とを備えている。 したがって、工作物の仕上げ穴形状に対して両面加工
の必要性が判定され、その仕上げ穴形状に対応した穴デ
ータから表裏の穴データが自動的に算出されるので作業
者等が二つの穴として定義しなくても、それらの穴デー
タ等に基づいてNCデータが作成できる。 従って、NCデータの作成時間が大幅に短縮できるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な一実施例に係るNCデータ作成
装置を有する数値制御装置及び工作機械の構成を示した
構成図。第2図は同実施例装置で使用されているMPU12a
の処理手順を示したフローチャート。第3図は第2図の
表面の穴データ演算プログラムを詳述したフローチャー
ト。第4図は同実施例に係る穴データに対応して工作物
の仕上げ形状である穴径及び深さを示した説明図。第5
図は第4図の穴データから算出された表穴データに対応
して工作物の表面よりの穴径及び深さを示した説明図。
第6図(a)〜(c)は裏面の穴データ演算のプログラ
ムを説明した説明図。第7図は同実施例に係る工具情報
を示した説明図である。 10……数値制御装置、12……コンピュータ 12a……マイクロプロセッサ 12e……固定ディスク、20……工作機械 21,22,23……サーボモータ 25……工作物テーブル、SM……主軸モータ W……工作物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/4093

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作物の加工すべき段付穴の形状に対応し
    た穴データ及び工具の工具情報等に基づいてNCデータを
    作成する装置において、 前記工作物の段付穴の形状に対応した穴データを記憶す
    る穴データ記憶手段と、 前記穴データ記憶手段に記憶された穴データに基づき、
    前記段付穴が前記工作物の表裏面の開口穴部よりも小さ
    な径の中間穴部をこれら表裏面の開口穴部間に有するか
    否かにより両面加工の要否を判定する穴データ判定手段
    と、 前記穴データ判定手段が両面加工が必要であると判定す
    るとき、前記穴データ記憶手段に記憶された穴データに
    基づき、前記段付穴を前記表裏面の一方側から加工する
    ための第1穴データを算出する第1穴データ演算手段
    と、 前記第1穴データ演算手段により算出された第1穴デー
    タと前記穴データ記憶手段に記憶された前記穴データと
    に基づき、前記段付穴の前記第1穴データにより加工さ
    れない部分を前記表裏面の他方側から加工するための第
    2穴データを算出する第2穴データ演算手段と、 を備えたことを特徴とするNCデータ作成装置。
JP21927089A 1989-08-26 1989-08-26 Ncデータ作成装置 Expired - Lifetime JP2909101B2 (ja)

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JPH0383107A JPH0383107A (ja) 1991-04-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62140740A (ja) * 1985-12-13 1987-06-24 Hitachi Seiki Co Ltd 自動加工機における加工領域分割処理装置
JPS62140741A (ja) * 1985-12-13 1987-06-24 Hitachi Seiki Co Ltd 自動加工機における加工領域分割処理装置
JPS63240606A (ja) * 1987-03-27 1988-10-06 Toshiba Corp Ncデ−タ作成方法

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JPH0383107A (ja) 1991-04-09

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