JPH10137720A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理装置

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JPH10137720A
JPH10137720A JP8298506A JP29850696A JPH10137720A JP H10137720 A JPH10137720 A JP H10137720A JP 8298506 A JP8298506 A JP 8298506A JP 29850696 A JP29850696 A JP 29850696A JP H10137720 A JPH10137720 A JP H10137720A
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garbage
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box
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sensor
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JP8298506A
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Masahisa Tosaka
昌久 登坂
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋を開けないでも、処理槽内の生ゴミと分解
残留物との混合物が上限高さになったことが判り、しか
も、測定装置が生ゴミに接触せず、長期的に安定して稼
働する生ゴミ処理装置を提供するにある。 【解決手段】 生ゴミ混合物が分解処理される処理槽2
と、攪拌翼8と、吸気口21、排気口22、換気ファン
26と、表示盤11を有する制御部10とを備えた微生
物分解による生ゴミ処理装置1であって、処理槽2内に
は、生ゴミ混合物の上限高さ近傍に上限高さ測定装置1
2が設けられ、制御部10では、この上限高さ測定装置
12で測定された測定値を絶えずチェックしていて、生
ゴミ混合物が上限高さを超えたことを制御部10が判断
すると、上限高さを超えたことを表示盤11に表示する
生ゴミ処理装置1において、上限高さ測定装置12が底
面の開いた箱体5と、箱体5内のセンサー3とからなる
ことを特徴とする生ゴミ処理装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミを微生物を
利用して、分解処理する生ゴミ処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、有機物及び水分を含有する生ゴミ
を、微生物の利用で分解処理する生ゴミ処理装置が知ら
れている。この生ゴミ処理装置としては、特開平7−2
04608号公報記載のものが知られている。特開平7
−204608号公報記載の生ゴミ処理装置は、生ゴミ
を分解処理する処理槽と、処理槽内に配置された攪拌翼
と、処理槽の換気を行うための換気ファンとが設けら
れ、攪拌翼の攪拌トルクを検知する攪拌トルク検知手段
により検知した攪拌トルクにより処理槽内の水分量を推
定し、攪拌トルクに対応して攪拌翼と換気ファンとの運
転を行うものである。この生ゴミ処理装置は、攪拌トル
クから処理槽内の水分量を推定し、水分量に応じて効率
よく水分を蒸発させて、生ゴミの処理が効率よく行うも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の生ゴ
ミ処理装置では、生ゴミ量を測定する手段を設けていな
い。従って、従来では、処理槽内の生ゴミと分解残留物
との混合物が上限高さになっているかを確かめるため、
処理槽の蓋を度々開けて処理槽を覗き込んで確認する必
要がある。このように、処理槽の蓋を度々開けて処理槽
を覗き込むと、不衛生であると同時に、悪臭によって気
持ちが悪くなる。更に、この悪臭が部屋の中に入り、部
屋内に悪臭が立ち込めるという問題があった。検知器具
等で電気抵抗を測定する検知器具の一部に生ゴミ混合物
が接触するため、汚れ、水分等で腐食、劣化が起こり、
不正確になり長期的に安定した測定は難しいという問題
があった。又、検知器具が劣化した際に、処理槽内の不
潔な場所での検知器具の交換に手間がかかるという問題
があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記問題に着目
してなされたもので、蓋を開けないでも、処理槽内の生
ゴミ混合物が上限高さになったことが判り、しかも、測
定装置が生ゴミ混合物に接触せず、長期的に安定して稼
働する生ゴミ処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
生ゴミ処理装置は、生ゴミ混合物が分解処理される処理
槽と、処理槽内に配置された攪拌翼と、処理槽の上部に
設けられている換気を行うための吸気口、排気口と、表
示盤を有する制御部とを備えた微生物分解による生ゴミ
処理装置であって、前記処理槽内には、生ゴミ混合物の
上限高さ近傍に上限高さ測定装置が設けられ、前記制御
部では、この上限高さ測定装置で測定された測定値を絶
えずチェックしていて、生ゴミが上限高さを超えたこと
を制御部が判断すると、上限高さを超えたことを表示盤
に表示する生ゴミ処理装置において、上限高さ測定装置
が底面の開いた箱体と、この箱体内に設けられたセンサ
ーとからなるものである。
【0006】本発明の請求項2記載の生ゴミ処理装置
は、上限高さ測定装置が底面の開いた箱体と、この箱体
内に設けられたセンサーとからなり、このセンサーは、
温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭素の少なくとも一つ
を感知するものであり、制御部では、センサーで測定さ
れた測定値を絶えずチェックしていて、このセンサーの
測定値の変化によって生ゴミが上限高さを超えたことを
判断するものである。
【0007】本発明の請求項3記載は、上限高さ測定装
置が底面の開いた箱体と、この箱体内に設けられた箱体
内センサーと、箱体外の処理槽内の上部に設けられた処
理槽内センサーとからなり、箱体内センサーと、処理槽
内センサーとは、温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭素
の少なくとも一つを感知する同じ種類のセンサーであ
り、制御部では、この2つのセンサーで測定された測定
値を絶えず比較して、この比較した結果により生ゴミが
上限高さを超えたことを判断するものである。
【0008】本発明での生ゴミ混合物とは、生ゴミと微
生物と微生物担体と分解残留物(最初の段階では分解残
留物は無)とが混合されたものをさし、微生物担体と
は、微生物を住まわせるこができるおが屑、木片等の多
孔質材料をさす。又、本発明では、生ゴミ等に付着して
いる好気性菌を利用する微生物分解方法を採用している
が、この方法としては、処理槽を好気性菌が活動出来や
すい湿度や温度を保つことが好ましい。処理槽内を処理
槽を好気性菌が活動出来やすい湿度にするために、水分
を含み易い微生物担体(おが屑、木片等)が生ゴミと微
生物に混入される。尚、温度については後述説明する。
【0009】生ゴミ混合物が分解処理される処理槽の材
質は適宜でよいが、例えば、合成樹脂製が防錆性があ
り、軽量であるので好ましい。又、処理槽の形状は適宜
でよいが、例えば、底面がほぼ半円状の筒体にしている
と、攪拌翼で生ゴミ混合物を攪拌するとき、溜まりがで
きないので好ましい。又、処理槽の上端部に生ゴミ投入
口を設け、この生ゴミ投入口に開閉式の扉を取り付けて
おくと、処理槽からの悪臭漏れを防げるので好ましい。
又、本発明においては、生ゴミ混合物を加熱するため、
ヒーターを設けているが、このヒーターを処理槽の側壁
部に設けると、攪拌翼で生ゴミ混合物を攪拌したとき
に、効率よく加熱できるので好ましい。又、温度調節器
を取り付けておくと、上記のごとく、好気性菌が活動出
来やすい温度(40−60°C)に保つことができるの
で好ましい。
【0010】請求項1記載の発明に使用する生ゴミ混合
物の上限高さ測定装置としては適宜でよい。例えば、上
限高さ近傍に棒状体を突出させていて、上限近傍まで蓄
積された生ゴミ混合物が攪拌されてこの棒状体を押す力
を感知する装置であってもよいし、上限高さ近傍を一方
から光を通し、上限高さ近傍の生ゴミ混合物によって光
が遮蔽されると、これを感知する装置であってもよい。
しかし、請求項2及び3記載のようにすると、センサー
に生ゴミ混合物が付着せず、いつまでも正確に測定でき
るので好ましい。
【0011】(作用)請求項1記載の発明では、処理槽
内の上限高さ近傍に上限高さ測定装置が設けられ、制御
部では、この上限高さ測定装置で測定された測定値を絶
えずチェックしていて、生ゴミ混合物が上限高さを超え
たことを制御部で判断すると、上限高さを超えたことを
表示盤に表示するから、測定装置で処理槽内の生ゴミ混
合物の上限高さを測定していて、処理槽内の生ゴミ混合
物が上限高さを超えると、表示盤に上限高さが表示され
るので生ゴミ混合物が上限高さになったことが判る。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
生ゴミ処理装置において、上限高さ測定装置が底面の開
いた箱体と、この箱体内に設けられた箱体内センサーと
からなり、このセンサーは、温度、湿度、風量、酸素、
二酸化炭素の少なくとも一つを感知するものであり、制
御部では、センサーで測定された測定値を絶えずチェッ
クしていて、このセンサーの測定値の変化によって、生
ゴミ混合物が上限高さを超えたことを制御部で判断する
から、処理槽内の生ゴミ混合物が溜まり、この混合物の
上限高さが底面の開いた箱体まで達すると、箱体の開口
が塞がれ、吸気口から排気口に流れる処理槽内の空気
が、箱体内にほとんど入らなくなり、箱体内の温度、湿
度、風量、酸素、二酸化炭素の測定値が急激に変化す
る。この測定値の変化で、処理槽内の生ゴミ混合物が上
限高さに到ったと、制御部で判断でき、表示盤に表示す
るので、生ゴミ混合物が上限高さになったことが判る。
【0013】又、箱体の開口が生ゴミ混合物等で塞がれ
ると箱体内は、空気で充填されるために内部に生ゴミ混
合物等が入りにくく、従って、この箱体内にもうけられ
ている箱体内センサーは、生ゴミ混合物と直接接しな
い。その結果、箱体内センサーが汚れ、水分等で腐食、
劣化が起こりにくく、処理槽内の不潔な場所での検知器
具の一部の交換する手間が省け、長期的に安定した測定
ができる。
【0014】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
生ゴミ処理装置において、上限高さ測定装置が底面の開
いた箱体と、この箱体内に設けられた箱体内センサー
と、箱体外の処理槽の上部に設けられた処理槽内センサ
ーとからなり、箱体内センサーと処理槽内センサーと
は、温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭素の少なくとも
一つを感知する同じ種類のセンサーであり、制御部で
は、この2つのセンサーで測定された測定値を絶えず比
較して、この比較した結果により生ゴミ混合物が上限を
超えたことを判断するから、処理槽内に生ゴミ混合物が
溜まり、この混合物の上限高さが底面の開いた箱体まで
達すると、箱体の開口が生ゴミ混合物等で塞がれ、吸気
口から排気口に流れる処理槽内の空気が箱体内にほとん
ど入らなくなくなり、混合物からの熱、水蒸気、ガスが
溜まり、箱体内の温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭素
の測定値が急激に変化する。一方、処理槽内の箱体外の
上部空間では、吸排気口によって空気が絶えず流れてい
るので、処理槽内に温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭
素の測定値がほとんど変化しない。このため、箱体内セ
ンサーと、処理槽内センサーと同じ種類のセンサーで、
それぞれの状態の温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭素
の少なくとも一つを測定していて、制御部がこの測定値
を比較して、その結果によって、上限高さを超えたと判
断でき、表示盤で表示するから、生ゴミ混合物が上限高
さになったことが判る。
【0015】又、箱体の開口が生ゴミ混合物等で塞がれ
ると箱体内は、空気で充填されるために内部に生ゴミ混
合物等が入りにくく、従って、この箱体内に設けられて
いる箱体内センサーは、生ゴミ混合物と直接接していな
い。その結果、箱体内に設けられている箱体内センサー
が汚れ、水分等で腐食、劣化が起こりにくく、処理槽内
の不潔な場所での検知器具の一部の交換する手間が省
け、長期的に安定した測定ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて説
明する。図1及び図2は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は生ゴミ処理装置の断面説明図、図2の(イ)
は生ゴミ混合物の上限高さが底面の開いた箱体まで達し
ていない状態での空気の流れを示す説明図、(ロ)は生
ゴミ混合物の上限高さが底面の開いた箱体まで達してい
る状態での処理槽内の上部の空気の流れを示す説明図で
ある。
【0017】図1及び図2において、1は生ゴミ処理装
置であり、生ゴミ処理装置1は、生ゴミを分解処理する
処理槽2と、処理槽2内に配置された攪拌翼8と、処理
槽2の上部に設けられ、換気を行うための吸気口21、
排気口22、換気ファン26と、生ゴミ混合物を加熱す
るための処理槽2のほぼ側壁中央部に設けられたヒータ
ー23と、表示盤11を有する制御部10と上限高さ測
定装置12とからなっている。処理槽2は屋外に設けら
れており、処理槽2の底部は半円形状になされた筒体
で、この半円形状のほぼ中心に攪拌翼8が設けられ、こ
の攪拌翼8が処理槽2の半円形状の底部に沿って攪拌で
きるようになされている。この攪拌翼8は下部に設置さ
れている攪拌モーター7で回転される。
【0018】処理槽2の一方の側壁上端部には吸気口2
1と、反対側の他方側壁上端部には排気口22と、この
排気口22の下部側壁近傍に換気ファン26と脱臭剤容
器25とが設けられている。処理槽2の使用方法は予め
処理槽2の中に微生物担体を入れていて、投入口6より
投入された生ゴミ混合物とを攪拌翼8で均一に混ざるよ
うに攪拌すると、同時に換気ファン26を稼働して吸気
口21から新鮮な空気を入れて、処理槽2内の空気を排
気項から出す。すると、微生物に酸素が供給され、微生
物の動きが活発になって、生ゴミ混合物を分解するよう
になっている。
【0019】上限高さ測定装置12は、この換気ファン
26の下部の生ゴミ混合物の上限高さ近傍に設けられ、
底面が開いた箱体5と、この箱体5内上端面に設けられ
た箱体内センサー3と箱体5外の処理槽2内の上端部に
設けられている同じ種類の処理槽内センサー4とからな
っている。これらの箱体内センサー3と処理槽内センサ
ー4は、箱体内及び処理槽内のそれぞれの状態の風量を
測定するもので、箱体内センサー3と処理槽内センサー
4とは、信号線で上限高さ測定装置12と制御部10と
表示盤11とに繋がれている。処理槽2に面している建
物の一部が開口されて、生ゴミ投入口6となっている。
この生ゴミ投入口6には開閉扉9が設けられている。こ
の生ゴミ投入口6近傍の上部に表示盤11と制御部10
と、下部に操作盤13とが設けられている。
【0020】ヒーター23は、処理槽2内の生ゴミ混合
物を暖めるために使用されるもので、又、温度センサー
24は、処理槽2内の生ゴミ混合物の温度を感知するも
のである。温度センサー24は、処理槽2内の温度が約
40度から60度に保つように設定され、約40度以下
になったら、ヒーター23が作動して処理槽2が温めら
れ、約60度以上になったら、ヒーター23が切れるよ
うにされている。ヒーター23と温度センサー24とは
操作盤13に、又、攪拌モーターも操作盤13に繋がれ
ている。又、換気を行うための換気ファン26も操作盤
13に繋がれている。又、この攪拌モーター7は、1時
間毎に1分間運転され、生ゴミ混合物が均一に混ざるよ
うになされている。又、処理槽2の排気口22近傍の脱
臭剤容器25が設けられていて、排出口22から出る空
気の悪臭防止をしている。
【0021】制御部10は、上記の上限高さ測定装置1
2の箱体内センサー3と処理槽内センサー4で測定する
測定値を絶えず比較していて、この測定値が異常に異な
ると、制御部10で生ゴミ混合物の上限高さになったと
判断して、上限高さを超えることを表示盤11に設けら
れているLEDを点滅させることによって表示するよう
になっている。即ち、生ゴミ混合物の上限高さが箱体に
達すると、箱体内と処理槽2内とは、空気の流れが異な
り、箱体内センサー3と箱体5外の処理槽内センサー4
で感知した風量の値を比較するこにより、上限高さを知
ることができる。
【0022】次に、このように構成された生ゴミ処理装
置1の使用方法について簡単に説明する。まず、生ゴミ
投入口6の開閉扉9を開けて、一定量の生ゴミを投入
し、開閉扉9を閉じる。投入された生ゴミはシューター
を通って、処理槽2内に投入される。操作盤13上の換
気ファン26のスイッチを入れ換気を行う。処理槽2内
の温度は約40−約60度に保たれ、温度が低くなった
ら、温度センサー24が働き、ヒーター23が作動し暖
められる。投入された生ゴミ混合物は、攪拌モーター7
で、1時間毎に1分間、生ゴミ混合物を均一に混ざるよ
うに攪拌する。すると、生ゴミは微生物の活動によって
分解される。
【0023】生ゴミ投入口6より次々と生ゴミを投入す
ると、図2の矢印で示すように、生ゴミと微生物担体と
分解残留物の上限高さが箱体5に達する。すると、箱体
5の開口が塞がれ、吸気口21から排気口22に流れる
処理槽23内の空気が箱体5内にほとんど入らなくな
り、箱体5内の温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭素の
測定値が急激に変化する。一方、処理槽2内の箱体5外
の上部空間では、吸・排気口21、22によって空気が
絶えず流れているので、処理槽2内に温度、湿度、風
量、酸素、二酸化炭素の測定値がほとんど変化しない。
このため、箱体内センサー3と、処理槽内センサー4と
同じ種類のセンサーで風量を測定していて、制御部10
がこの測定値を比較して、この測定値を比較することに
より、上限高さを超えることが判ると、表示盤11で表
示するから、生ゴミ混合物が上限高さになったことが判
る。
【0024】又、箱体5の開口が生ゴミ混合物等で塞が
れると箱体5内は、空気で充填されるために内部に生ゴ
ミ混合物等が入りにくく、従って、箱体内センサー3
は、生ゴミ混合物と直接接していないから、箱体内セン
サー3が汚れ、水分等で腐食、劣化が起こりにくく、処
理槽2内の不潔な場所での検知器具の一部の交換する手
間が省け、長期的に安定した測定ができる。
【0025】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、上限高さ測定
装置12が底面の開いた箱体5となっているが、箱体5
の代わりに筒体でもよく、この筒体の場合は筒体の上端
部が閉じていなければならない。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
では、処理槽内の上限高さ近傍に上限高さ測定装置が設
けられ、制御部では、この上限高さ測定装置で測定する
数値を絶えずチェックしていて、生ゴミ混合物が上限高
さを超えたことを制御部で判断すると、上限高さを超え
たことを表示盤に表示するから、処理槽内の生ゴミ混合
物が上限高さを超えると、表示盤に上限高さが表示され
るので、生ゴミ混合物が上限高さになったことが判り便
利である。又、生ゴミ混合物が上限高さになったことが
容易に判るから、生ゴミを過剰に入れることがなく、生
ゴミ処理装置が故障することがなくなる。
【0027】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
生ゴミ処理装置において、上限高さ測定装置が底面の開
いた箱体と、この箱体内に設けられた箱体内センサーと
からなり、このセンサーは、温度、湿度、風量、酸素、
二酸化炭素の少なくとも一つを感知するものであり、制
御部では、センサーで測定された測定値を絶えずチェッ
クしていて、このセンサーの測定値の変化によって、生
ゴミ混合物が上限高さを超えたことを制御部で判断する
から、処理槽内の生ゴミ混合物が溜まり、この混合物の
上限高さが底面の開いた箱体まで達すると、箱体の開口
が塞がれ、吸気口から排気口に流れる処理槽内の空気
が、箱体内にほとんど入らなくなり、箱体内の温度、湿
度、風量、酸素、二酸化炭素の測定値が急激に変化す
る。この測定値の変化で、処理槽内の生ゴミ混合物が上
限高さに到ったと、制御部で判断でき、表示盤に表示す
るので、生ゴミ混合物が上限高さになったことが判る。
【0028】又、箱体の開口が生ゴミ混合物等で塞がれ
ると箱体内は、空気で充填されるために内部に生ゴミ混
合物等が入りにくく、従って、この箱体内にもうけられ
ている箱体内センサーは、生ゴミ混合物と直接接しな
い。その結果、箱体内センサーが汚れ、水分等で腐食、
劣化が起こりにくく、処理槽内の不潔な場所での検知器
具の一部の交換する手間が省け、長期的に安定した測定
ができる。
【0029】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
生ゴミ処理装置において、上限高さ測定装置が底面の開
いた箱体と、この箱体内に設けられた箱体内センサー
と、箱体外の処理槽の上部に設けられた処理槽内センサ
ーとからなり、箱体内センサーと処理槽内センサーと
は、温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭素の少なくとも
一つを感知する同じ種類のセンサーであり、制御部で
は、この2つのセンサーで測定された測定値を絶えず比
較して、この比較した結果により生ゴミ混合物が上限を
超えたことを判断するから、処理槽内に生ゴミ混合物が
溜まり、この混合物の上限高さが底面の開いた箱体まで
達すると、箱体の開口が生ゴミ混合物等で塞がれ、吸気
口から排気口に流れる処理槽内の空気が箱体内にほとん
ど入らなくなくなり、混合物からの熱、水蒸気、ガスが
溜まり、箱体内の温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭素
の測定値が急激に変化する。一方、処理槽内の箱体外の
上部空間では、吸排気口によって空気が絶えず流れてい
るので、処理槽内に温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭
素の測定値がほとんど変化しない。このため、箱体内セ
ンサーと、処理槽内センサーと同じ種類のセンサーで、
それぞれの状態の温度、湿度、風量、酸素、二酸化炭素
の少なくとも一つを測定していて、制御部がこの測定値
を比較して、その結果によって、上限高さを超えたと判
断でき、表示盤で表示するから、生ゴミ混合物が上限高
さになったことが判る。
【0030】又、箱体の開口が生ゴミ混合物等で塞がれ
ると箱体内は、空気で充填されるために内部に生ゴミ混
合物等が入りにくく、従って、この箱体内に設けられて
いる箱体内センサーは、微生物担体と生ゴミ混合物と直
接接していない。その結果、箱体内に設けられている箱
体内センサーが汚れ、水分等で腐食、劣化が起こりにく
く、処理槽内の不潔な場所での検知器具の一部の交換す
る手間が省け、長期的に安定した測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、図1は生ゴミ
処理装置の断面説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示すもので、(イ)は生ゴ
ミ混合物の上限高さが底面の開いた箱体まで達していな
い状態での空気の流れを示す説明図、(ロ)は生ゴミ混
合物の上限高さが底面の開いた箱体まで達している状態
での処理槽内の上部の空気の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
1 生ゴミ処理装置 10 制御部 11 表示盤 12 上限高さ測定装置 2 処理槽 21 吸気口 22 排気口 23 ヒーター 24 温度センサ− 25 脱臭剤容器 26 換気ファン 3 箱体内センサー 4 処理槽内センサー 5 箱体 6 生ゴミ投入口 7 攪拌モーター 8 攪拌翼 9 開閉扉 A、B 生ゴミ混合物の上限高さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミ混合物が分解処理される処理槽
    と、処理槽内に配置された攪拌翼と、処理槽の上部に設
    けられている換気を行うための吸気口、排気口と、表示
    盤を有する制御部とを備えた微生物分解による生ゴミ処
    理装置であって、 前記処理槽内には、生ゴミ混合物の上限高さ近傍に上限
    高さ測定装置が設けられ、 前記制御部では、この上限高さ測定装置で測定された測
    定値を絶えずチェックしていて、生ゴミが上限高さを超
    えたことを制御部が判断すると、上限高さを超えたこと
    を表示盤に表示する生ゴミ処理装置において、上限高さ
    測定装置が底面の開いた箱体と、この箱体内に設けられ
    たセンサーとからなることを特徴とする生ゴミ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 このセンサーは、温度、湿度、風量、酸
    素、二酸化炭素の少なくとも一つを感知するものであ
    り、 制御部では、センサーで測定された測定値を絶えずチェ
    ックしていて、このセンサーの測定値の変化によって生
    ゴミが上限高さを超えたことを判断することを特徴とす
    る請求項1記載の生ゴミ処理装置。
  3. 【請求項3】 上限高さ測定装置が底面の開いた箱体
    と、この箱体内に設けられた箱体内センサーと、箱体外
    の処理槽の上部に設けられた処理槽内センサーとからな
    り、 箱体内センサーと、処理槽内センサーとは、温度、湿
    度、風量、酸素、二酸化炭素の少なくとも一つを感知す
    る同じ種類のセンサーであり、制御部では、この2つの
    センサーで測定された測定値を絶えず比較して、この比
    較した結果により生ゴミが上限高さを超えたことを判断
    することを特徴とする請求項1記載の生ゴミ処理装置。
JP8298506A 1996-11-11 1996-11-11 生ゴミ処理装置 Pending JPH10137720A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009136803A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Canon Electronics Inc 廃棄物処理装置

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