JPH10202231A - 生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理装置

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Publication number
JPH10202231A
JPH10202231A JP9013483A JP1348397A JPH10202231A JP H10202231 A JPH10202231 A JP H10202231A JP 9013483 A JP9013483 A JP 9013483A JP 1348397 A JP1348397 A JP 1348397A JP H10202231 A JPH10202231 A JP H10202231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage
garbage processing
temperature
tank
garbage disposal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9013483A
Other languages
English (en)
Inventor
Harunari Tsusaka
治成 津坂
Takashi Hyodo
隆司 兵藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9013483A priority Critical patent/JPH10202231A/ja
Publication of JPH10202231A publication Critical patent/JPH10202231A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ごみ処理槽内に充填した生ごみ処理材の温
度を生ごみ処理槽内の中央部付近において測定できる。 【解決手段】 生ごみ処理槽1内に入れた生ごみ処理材
により生ごみを分解処理する生ごみ処理装置2である。
生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材を攪拌するための攪拌
手段3の攪拌軸3aを中空とする。中空の攪拌軸3aの
中空部内に温度測定器16を配置する。このことによ
り、生ごみ処理槽1内の略中央部に位置する攪拌軸3a
付近の生ごみ処理材の温度を攪拌軸3a内に配置した温
度測定器16をにより測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物の力を利用
して生ごみの分解処理を行う生ごみ処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から微生物を利用して有機物及び水
分を含有する汚泥を環境に影響を与えない程度に分解処
理(醗酵)することが行われており、この処理を行う生
ごみ処理装置が知られている。この生ごみ処理装置は生
ごみ処理槽内にバイオチップと称する木質細片を生ごみ
処理材として充填してある。生ごみ処理槽に設けた投入
口から生ごみを生ごみ処理槽内に投入し、生ごみ処理材
に生息する微生物の働きで生ごみを醗酵させて分解処理
するようになっている。
【0003】図3に従来の生ごみ処理装置2を示す。こ
こで、従来にあっては、生ごみ処理装置2の生ごみ処理
槽1内には生ごみ処理材を攪拌するための攪拌手段3、
外気を生ごみ処理槽1内に供給するための送風ファン
4、外気を温風にするための温風用ヒータ5、生ごみ処
理槽1内を加熱するための面ヒータ6、生ごみ処理槽1
で発生した排気ガスを外部に排出するための排気ファン
7等が設けてある。更に、生ごみを投入するための生ご
み処理槽1内の内壁に図3のように温度測定器16を突
出して設けてあり、この温度測定器16によって生ごみ
処理材の温度を検出し、温度測定器16で測定した生ご
み処理材の温度のデータに基づいて、面ヒータ6等の制
御をするようにしている。
【0004】そして、従来、上記温度測定器16は攪拌
手段3の攪拌の妨げにならないように、また、面ヒータ
6からの影響を受けないように、生ごみ処理槽1内の端
の方にしか設置することができないという問題があっ
た。このため、従来にあっては、生ごみ処理槽1内の中
央部付近の生ごみ処理材の温度を測定することができ
ず、生ごみ処理槽1内の端の方の生ごみ処理材の温度を
測定することになり、生ごみ処理槽1内における生ごみ
処理材の状態を正確に把握することができないものであ
った。
【0005】また、従来のように生ごみ処理槽1の内壁
に温度測定器16を突出して設けたものにおいては、端
に設けたと言えども生ごみ処理材の攪拌の際の抵抗とな
り、依然として均一な攪拌の妨げとなっており、また、
温度測定器16も生ごみ処理材内に突入しているため寿
命が短いという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、生ごみ処理槽
内に充填した生ごみ処理材の温度を生ごみ処理槽内の中
央部付近において測定でき、また、測定に当たって攪拌
手段の攪拌による影響を受けにくくて測定誤差が少なく
なる生ごみ処理装置を提供することを課題とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の生ごみ処理装置は、生ごみ処理槽1内に入
れた生ごみ処理材により生ごみを分解処理する生ごみ処
理装置2であって、生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材を
攪拌するための攪拌手段3の攪拌軸3aを中空とし、該
中空の攪拌軸3aの中空部3b内に温度測定器16を配
置して成ることを特徴とするものである。このような構
成とすることで、生ごみ処理槽1内の略中央部に位置す
る攪拌軸3a付近の生ごみ処理材の温度を攪拌軸3a内
に配置した温度測定器16により測定することができる
ものである。
【0008】また、回転する攪拌軸3a内に温度測定器
16を回転しないように配置することが好ましい。この
ような構成とすることで、回転する攪拌軸3a内に温度
測定器16を配置して生ごみ処理槽1内の略中央部に位
置する攪拌軸3a付近の生ごみ処理材の温度を測定する
ようにしたといえども、温度測定器16が回転しないよ
うになっているので、攪拌等の影響を受けにくくなり、
測定誤差が少なくなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に示す実施
形態に基づいて詳述する。図1には生ごみ処理装置2の
全体を示す斜視図が示してある。生ごみ処理装置2の上
方が開口したケース11内に上方が開口した生ごみ処理
槽1が内装してあり、この生ごみ処理槽1内には攪拌手
段3が回転自在に内装してある。攪拌手段3は中空パイ
プ状をした攪拌軸3aに攪拌羽根3cを設けて構成して
あり、攪拌軸3aの両端部がそれぞれ生ごみ処理槽1の
対向する壁部に設けた軸受け部15に回転自在に軸支し
てある。このように取付けられた攪拌手段3の攪拌軸3
aは生ごみ処理槽1の略中央部分に配置されるものであ
る。この攪拌軸3aはモータ25により回転されるよう
になっており、攪拌軸3aが回転することで攪拌軸3a
に設けた攪拌羽根3cにより生ごみ処理槽1内に入れた
生ごみ処理材を攪拌し、これにより生ごみ処理槽1内の
下部に位置する生ごみ処理材にまんべんなく酸素を供給
すると共に生ごみを生ごみ処理槽1内に充填した生ごみ
処理材と均等に分散混合させるようになっている。攪拌
手段3の回転の制御は制御部9により制御される。この
制御部9はケース11の上部に設けてある。
【0010】攪拌軸3aは上記のように中空パイプ状を
しており、内部の中空部3bには温度測定器16が配置
してある。ここで、図2に示すように、温度測定器16
は取付け部30から棒状をした支持部31を突設した支
持具32の支持部31の先端部に設けてある。そして、
生ごみ処理槽1の壁部には、軸受け部15により支持さ
れた攪拌軸3aの一端部の中空部3bと対向する部位に
孔33が設けてあり、該孔33に支持具32の長さの長
い支持部31を挿入し、取付け部30を生ごみ処理槽1
の壁部の外面に当接して固着具34により固着すること
で支持具32を生ごみ処理槽1に取付ける共に、攪拌軸
3aの中空部3b内に温度測定器16を配置するのであ
る。このようにして攪拌軸3aの中空部3b内に配置さ
れた温度測定器16は攪拌軸3aに対して接触しておら
ず、したがって、攪拌軸3aが回転しても温度測定器1
6は回転しないものである。温度測定器16は生ごみ処
理槽1内の略中央部に配置した攪拌軸3a付近の生ごみ
処理材の温度を攪拌軸3aを介して検出するものであ
り、この温度測定器16により測定した生ごみ処理槽1
内の略中央部における生ごみ処理材の温度を測定し、こ
の温度の測定情報を制御部9に入力するようになってい
る。
【0011】ケース11の上端開口部は投入口となって
おり、この投入口には後端部の軸着部を中心に回動して
開閉自在となった生ごみ投入用の蓋10が設けてある。
ケース11の上端部の開口縁部には送風路13が設けて
あり、送風路13は一端部がケース11の外部に開口
し、他端部が生ごみ処理槽1の上端開口部に開口してい
る。送風路13内には外気を生ごみ処理槽1内に供給す
るための送風ファン4と、外気を温風にするための温風
用ヒータ5とが内装してあり、送風ファン11、温風用
ヒータ5は制御部9からの信号により制御される。送風
ファン4は外気を生ごみ処理槽1内に供給することで新
鮮な酸素を生ごみ処理槽1内に供給するものであり、温
風用ヒータ5は生ごみ処理槽1内に供給する外気温度が
低い時に外気を温風にするためのものである。
【0012】ケース11内には排気路14が設けてあ
り、排気路14は一端部が生ごみ処理槽1の上端開口部
に開口し、他端部がケース11の外部に開口している。
排気路14内には排気ファン7が内装してあり、排気フ
ァン7は制御部9からの信号により制御されるようにな
っている。排気ファン7は生ごみ処理槽1内で発生した
炭酸ガスやアンモニア等の分解により生じたガス及び湿
気を外部に排気するためのものである。
【0013】また、生ごみ処理槽1の下部の外面部には
面ヒータ6が取着してある。この面ヒータ6は生ごみ処
理槽1内に充填した生ごみ処理材を加熱するためのもの
であり、生ごみ処理材の温度が低い場合に面ヒータ6に
より加熱するようになっている。この面ヒータ6は制御
部9からの信号により制御されるものである。生ごみ処
理槽1内には微生物が生息したバイオチップと称される
おが屑状の木質細片のような担体よりなる生ごみ処理材
が入れてある。この生ごみ処理材としては従来から公知
の木質細片(例えば特公平2ー30760号等)が使用
できる。
【0014】上記のような構成の生ごみ処理装置2にお
いて、生ごみ処理槽1内に生ごみが投入されると、攪拌
手段3が回転して生ごみを生ごみ処理材と攪拌混合させ
る。すると、生ごみ処理材に棲息する微生物の働きによ
り生ごみが分解処理されるものである。そして、送風フ
ァン4を運転して外気を生ごみ処理槽1内に供給するこ
とで新鮮な酸素を生ごみ処理材に供給して、微生物の働
きを活性化するものである。この際、外気温検出センサ
(図示せず)で外気温を検出して外気温度が低いと温風
用ヒータ5をオンにして外気を加温して生ごみ処理槽1
内に供給するものである。また、上記生ごみ処理により
発生する湿気やガス等の排気は排気ファン7を運転する
ことで外部に排気するものである。
【0015】また、生ごみ処理槽1の略中央部に配置し
た攪拌軸3a付近の生ごみ処理材の温度を温度測定器1
6により測定して、この生ごみ処理槽1内の略中央部分
における生ごみ処理材の温度の測定結果に基づいて制御
部9により面ヒータ6が制御され、生ごみ処理材を最適
な温度状態に保つようになっている。このように、生ご
み処理槽1の略中央部分における生ごみ処理材の温度を
検出するので、生ごみ処理材を最適な温度状態に保っ制
御が正確にできるものである。
【0016】上記実施形態においては、温度測定器16
により生ごみ処理槽1の略中央部分における生ごみ処理
材の温度を検出し、この温度の信号に基づいて制御部9
により面ヒータ6を制御するようにした例につき説明し
たが、上記測定した温度の信号の制御部9への入力に基
づいた面ヒータ6の制御に加えて、上記温度の信号の入
力の基づいて更に、攪拌手段3の回転の制御や、送風フ
ァン4の制御や、温風用ヒータ5の制御や、排気ファン
7の制御を行うようにしてもよいものである。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、生ごみ処理槽内に入れた生ごみ処理
材により生ごみを分解処理する生ごみ処理装置であっ
て、生ごみ処理槽内の生ごみ処理材を攪拌するための攪
拌手段の攪拌軸を中空とし、該中空の攪拌軸の中空部内
に温度測定器を配置してあるので、生ごみ処理槽内の略
中央部に位置する攪拌軸付近の生ごみ処理材の温度を攪
拌軸内に配置した温度測定器をにより測定することがで
きて、このようにして測定する生ごみ処理槽内の略中央
部分における生ごみ処理材の温度情報に基づいて最適な
生ごみ処理材の温度状態を保つ運転を行うことができる
ものである。しかも、攪拌軸の中空部内に温度測定器を
配置してあるので、温度測定器が生ごみ処理材の攪拌の
際の抵抗とならないものであり、また、温度測定器が生
ごみ処理材内に直接突入していないため寿命が長くなる
ものである。
【0018】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、回転する攪拌軸
内に温度測定器を回転しないように配置してあるので、
回転する攪拌軸内に温度測定器を配置して生ごみ処理槽
内の略中央部に位置する攪拌軸付近の生ごみ処理材の温
度を測定するようにしたといえども、温度測定器が回転
しないものであって、攪拌等の影響を受けにくくなり、
測定誤差が少なくなり、この結果、測定の誤差をより少
なくできて、より最適な生ごみ処理材の温度状態を保つ
運転を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ごみ処理装置の全体を示す概略斜視
図である。
【図2】同上の攪拌軸の中空部内に温度測定器を配置し
た部分の断面図である。
【図3】従来の生ごみ処理装置の全体を示す概略斜視図
である。
【符号の説明】
1 生ごみ処理槽 2 生ごみ処理装置 3 攪拌手段 3a 攪拌軸 3b 中空部 16 温度測定器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ処理槽内に入れた生ごみ処理材に
    より生ごみを分解処理する生ごみ処理装置であって、生
    ごみ処理槽内の生ごみ処理材を攪拌するための攪拌手段
    の攪拌軸を中空とし、該中空の攪拌軸の中空部内に温度
    測定器を配置して成ることを特徴とする生ごみ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 回転する攪拌軸内に温度測定器を回転し
    ないように配置して成ることを特徴とする請求項1記載
    の生ごみ処理装置。
JP9013483A 1997-01-28 1997-01-28 生ごみ処理装置 Withdrawn JPH10202231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9013483A JPH10202231A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 生ごみ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9013483A JPH10202231A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 生ごみ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10202231A true JPH10202231A (ja) 1998-08-04

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ID=11834373

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JP9013483A Withdrawn JPH10202231A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 生ごみ処理装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406