JPH10136679A - 電動機用制御回路 - Google Patents

電動機用制御回路

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JPH10136679A
JPH10136679A JP9282609A JP28260997A JPH10136679A JP H10136679 A JPH10136679 A JP H10136679A JP 9282609 A JP9282609 A JP 9282609A JP 28260997 A JP28260997 A JP 28260997A JP H10136679 A JPH10136679 A JP H10136679A
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JP
Japan
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speed
winding
motor
control circuit
low
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Application number
JP9282609A
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English (en)
Inventor
Robert R Bogwicz
ロバート・アール・ボグウィッツ
John E Durkee
ジョン・イー・ダーキー
Jason S Anderson
ジェイソン・エス・アンダーソン
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Emerson Electric Co
Original Assignee
Emerson Electric Co
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/16Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/42Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual single-phase induction motor
    • H02P1/44Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual single-phase induction motor by phase-splitting with a capacitor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/04Single phase motors, e.g. capacitor motors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二速式電動機のための改良された制御回路を
提供する。 【解決手段】 始動巻線42と低速運転巻線24と高速
運転巻線16とを有する電動機Mのための制御回路。制
御回路は電動機が低速運転巻線又は高速運転巻線の何れ
にて運転されているかに応じて異なる低い電動機速度に
於いて始動巻線を付勢する。電動機が低速運転巻線にて
運転されている状況に於いて始動巻線を付勢することに
より、自動的に低速運転巻線が消勢されると共に高速運
転巻線が付勢される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御回路の技術分
野に係り、更に詳細には電動機のための制御回路に係
る。特に本発明はコンデンサ始動型の二速式電動機に適
用可能なものであり、これについて本発明を説明する
が、本発明は広い局面を有し、本発明は他の電動機にも
使用可能である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】遠心ス
イッチにより制御される始動巻線を有する二速式電動機
は、該電動機が高速運転巻線又は低速運転巻線の何れに
より運転されているかに拘らず一つの再付勢速度に於い
てみ始動巻線を再度付勢する。従って電動機が高速運転
巻線又は低速運転巻線の何れにより運転されているかに
応じて二つの互いに異なる低い電動機速度に於いて始動
巻線を再度付勢する制御装置が望ましい。
【0003】
【発明の概要】本発明の二速式電動機用制御回路は、電
動機がその高速運転巻線又は低速運転巻線の何れにて運
転されているかに応じて二つの互いに異なる低い電動機
速度に於いて電動機の始動巻線を再度付勢する。
【0004】一つの好ましい構成に於いては、電動機が
低速運転巻線にて運転されている状況に於いて始動巻線
が再度付勢されると、自動的に低速運転巻線が消勢され
ると共に高速運転巻線が付勢される。
【0005】本発明の制御回路は低速運転巻線が付勢さ
れているか否かを検出する低速検出器を含んでいる。
【0006】また本発明の制御回路は電動機の始動巻線
を付勢し消勢すべく電動機速度に対応する電動機電流を
検出する。
【0007】一つの構成に於いては、制御回路は電動機
の電源電圧に対応する基準値及び電動機電流に対応する
検出値を監視する。基準値及び検出値が互いに比較され
ることにより始動巻線が付勢され消勢される。
【0008】基準値及び検出値は状態を変化することに
より始動巻線を付勢し消勢する比較器により比較され
る。検出値が基準値を越えているときには、比較器の出
力がハイになって始動巻線を付勢する。逆に基準値が検
出値を越えているときには、比較器の出力がローになっ
て始動巻線を消勢する。
【0009】検出値は増幅器により増幅され、増幅器は
電動機の何れの巻線が付勢されているかに応じて互いに
異なるゲインを有する。増幅器のゲインは始動巻線及び
高速運転巻線の両方が付勢されているときには低い値で
あり、高速運転巻線のみが付勢されているときには中間
の値であり、低速運転巻線のみが付勢されているときに
は高い値である。
【0010】電動機が低速運転巻線にて運転されている
状況に於いて制御回路が始動巻線の付勢を要求すると、
交流リレーが低速運転巻線を消勢すると共に高速運転巻
線を付勢する。リレーは交流により駆動されるリレーで
あって、動作にライン電圧のリレーコイル電圧を必要と
するリレーであることが好ましい。
【0011】本発明の主要な目的は、二速式電動機のた
めの改良された制御回路を提供することである。
【0012】また本発明の一つの目的は、電動機がその
低速運転巻線又は高速運転巻線の何れにて運転されてい
るかに応じて二つの互いに異なる低い電動機速度に於い
て電動機の始動巻線を再度付勢する制御回路を提供する
ことである。
【0013】本発明の他の一つの目的は、始動巻線が付
勢され消勢される際に低速運転巻線が付勢されているか
否かを検出する制御回路を提供することである。低速運
転巻線が付勢されていれば、制御回路は始動巻線の付勢
時に自動的に低速運転巻線を消勢し高速運転巻線を付勢
する。
【0014】本発明の更に他の一つの目的は、交流によ
り駆動されるリレーであって、低速運転巻線が付勢され
た状態にて始動巻線が付勢されるときには低速運転巻線
を消勢すると共に高速運転巻線を付勢するリレーを有す
る制御回路を提供することである。
【0015】本発明の更に他の一つの目的は、低速運転
巻線のみが付勢されているときには最も高いゲインを有
し、高速運転巻線のみが付勢されているときには中間の
ゲインを有し、始動巻線及び高速運転巻線の両方が付勢
されているときには最も低いゲインを有する増幅器を含
む二速式電動機用制御回路を提供することである。
【0016】
【発明の実施の形態】添付の図に於いて、符号1〜7は
図1の右側に於いて切断された回路の導線を示してお
り、特にこれらの導線が図2の左側に於いて同一の符号
1〜7により示された導線とそれぞれ対応していること
を示している。
【0017】二速式のコンデンサ始動電動機Mが、メイ
ンスイッチ12及び高速位置14及び低速位置14aを
有する速度選択スイッチにより交流電源10の導線L1
及びL2を横切って接続されている。
【0018】速度選択スイッチの実線にて示された高速
位置14は電動機Mをその高速設定にて運転させるべく
導線L1を導線1に接続する。また速度選択スイッチの
破線にて示された低速位置14aは電動機Mをその低速
設定にて運転させるべく導線L1を導線2に接続する。
【0019】電動機Mは導線18により導線1に接続さ
れ導線20により導線L2に接続された高速運転巻線1
6を含んでいる。また電動機Mは導線26及び28によ
り交流リレーAに接続された低速運転巻線24を含んで
おり、リレーAは導線30により導線2に接続されてい
る。またリレーAは常閉の低速運転巻線位置32を有す
るリレースイッチを有し、リレーコイル34が付勢され
ると常開の高速運転巻線位置32aに移動可能である。
リレーAは動作にライン電圧のコイル電圧を必要とする
交流駆動式のリレーであることが好ましい。
【0020】速度選択スイッチが導線L1を導線2に接
続する低速位置14aにあるときには、低速運転巻線2
4が導線30、リレーAの常閉の位置32、導線28、
導線26、導線20、導線L2を介して付勢される。リ
レースイッチの接点が高速運転巻線位置32aへ移動す
ると接点は常閉の位置32より離れるので、リレーコイ
ル34が付勢されると低速運転巻線24が消勢される。
速度選択スイッチが導線2に接続された低速位置14a
に留まっているときには、高速運転巻線16が導線3
0、リレースイッチの位置32a、導線1に接続された
導線36、導線18、導線20、導線L2を介して付勢
される。リレーAが消勢されると、リレースイッチが位
置32aより位置32へ戻ることによりリレースイッチ
は自動的に低速運転巻線24と直列に接続される。
【0021】電動機Mは始動巻線42を含み、始動巻線
42と直列に接続されたコンデンサ40が始動巻線42
を流れる電流と高速運転巻線16を流れる電流との間に
約90°の位相ずれを与える。コンデンサ40及び始動
巻線42は導線44により導線L1に接続されている。
【0022】始動巻線42と直列に接続された電子始動
スイッチBが始動巻線42を付勢し消勢する。電子始動
スイッチBは電子スイッチCにより制御され、電子スイ
ッチCは導線48により導線2に接続されたリレーコイ
ル34と直列に接続されている。電子スイッチCがオン
位置に切り換えられると、リレーコイル34が付勢さ
れ、また電子始動スイッチBがオン位置に切り換えられ
て始動巻線42が付勢される。
【0023】速度選択スイッチが低速位置14aに設定
されることにより電動機Mが低速運転巻線24にて運転
されている状況に於いて、制御回路が始動巻線42の付
勢を要求すると、電子スイッチCはオン位置に切り換わ
り、リレーコイル34を付勢し、またリレースイッチを
位置32より位置32aへ移動して低速運転巻線24を
消勢すると共に高速運転巻線16を付勢する。これと同
時に電子スイッチCのオン位置への切り換わりにより電
子始動スイッチBがオン位置に切り換えられて始動巻線
42が付勢される。
【0024】図示の構成に於いては、制御回路が始動巻
線42の付勢を要求した時点に於いて電動機Mが高速運
転巻線又は低速運転巻線の何れにて運転されているかに
拘らず、高速運転巻線16は始動巻線42が付勢される
と常に付勢される。
【0025】電動機が所定の速度に戻ると、制御回路は
電子スイッチCをオフ位置に切り換え、リレーAのスイ
ッチBをオフ位置に切り換えて始動巻線42を消勢す
る。リレースイッチは位置32aより位置32へ戻り、
これにより低速運転巻線24が接続されると共に高速運
転巻線16が遮断される。
【0026】速度選択スイッチが実線にて示された高速
位置14にあり、導線L1が導線1に接続されて電動機
Mが高速運転巻線16にて運転されているときには、制
御回路は電動機Mを始動させると共に電動機の速度を適
正な速度に維持すべく、電子スイッチBをオン、オフし
て始動巻線42を付勢し消勢する。電子スイッチCがオ
ン位置に切り換えられてもリレーAは付勢されない。何
故ならば、導線48より導線2へ至り更に導線L1へ至
るリレーコイル34のための回路は、速度選択スイッチ
が導線L1を導線1に接続する実線にて示された高速位
置14にあるときには遮断されるからである。
【0027】本発明の制御回路は電動機が高速運転巻線
16又は低速運転巻線24の何れにて運転されているか
に応じて電動機の互いに異なる低い速度に於いて始動巻
線42を再度付勢する。このことは低速運転巻線24が
付勢されているか否かを検出する低速運転巻線検出器D
を設けることにより、また何れの巻線が付勢されている
かに応じて増幅器に互いに異なるゲインを与えることに
よって達成される。
【0028】低速運転巻線検出器Dは導線7及び28に
よりリレースイッチの常閉の位置32に接続されてい
る。交流90Vよりも高い電圧がリレースイッチの常閉
の位置32に存在するときには、検出器Dにより比較器
52の正の入力端子50に与えられる直流電圧は比較器
52の負の入力端子54に於ける電圧よりも高くなり、
比較器52の出力はハイになる。このことにより、始動
巻線を低い電動機速度に於いて付勢するためのゲインで
あって、電動機Mがその高速運転巻線にて運転されてい
るときよりも高いゲインが増幅器に与えられることによ
って制御回路が調節される。制御回路のこの点について
はこれ以降より一層詳細に説明する。
【0029】低速運転巻線検出器Dは抵抗器56、58
を含み、これらの抵抗器はライン電圧の値を基準値に低
減する分圧器を構成している。ダイオード60がライン
電圧を正の直流パルス電圧に整流し、電流制限抵抗器6
2と直列に接続されている。ツェナーダイオード64が
所望の直流電圧値をクランプする。コンデンサ66が正
のパルス電圧を定常的な直流電圧にフィルタリングし、
抵抗器68がフィルタコンデンサ66のための制御され
た放電経路を与える。ダイオード70及び抵抗器72が
リレーAがその常閉の位置32よりその常開の位置32
aに切り換わる際にコンデンサ66の迅速な放電経路を
与える。
【0030】検出抵抗器80が導線20に於いて電動機
Mと直列に接続されている。検出抵抗器80は温度変化
に伴う抵抗の変化が温度変化に伴う電動機巻線の抵抗の
変化に対応する短い長さのワイヤであることが好まし
い。試験された一つの構成に於いては、ワイヤは長さ1
5inch(38cm)の18ゲージの銅線であり、ワイヤゲ
ージは米国ワイヤゲージ規格に対応していた。ワイヤは
他の長さ、他のゲージ又は他の金属のものであってもよ
く、また短い長さのワイヤ以外の検出抵抗器が使用され
てもよい。検出抵抗器は電動機のハウジング内に配置可
能であることが好ましく、特に電動機の巻線内に組み込
まれ、或いは電動機の巻線と実質的に同一の温度に曝さ
れるよう電動機の巻線に近接して配置されることが好ま
しい。但し検出抵抗器の温度が電動機巻線の温度に近似
し或いは電動機巻線の温度と対応関係を有する限り、検
出抵抗器は電動機のハウジング外の如き他の位置に配置
されてもよい。
【0031】電動機Mを通過する電流は図3のグラフに
示されている如く電動機の回転速度に対応している。ま
た電動機電流は検出抵抗器80を通過して流れ、検出抵
抗器80を横切る電圧降下を測定することは電動機電流
に対応する被検出値を測定する一つの方法である。電圧
降下は電動機電流に対応しており、電動機電流は電動機
速度に対応しているので、電圧降下も電動機速度に対応
している。
【0032】電動機電流は電動機巻線の温度変化に応じ
て変化する。しかし温度変化のみに起因する電動機電流
の変化は電動機速度に殆ど影響を及ぼさない。かかる電
動機電流の変化に敏感な制御回路が電動機速度の変化に
応じて電動機電流を遮断し、始動巻線の付勢及び消勢を
切り換える切り換え点電動機速度の不正確さを大きく改
善する。
【0033】検出抵抗器80の抵抗は温度と共に変化
し、検出抵抗器は電動機巻線と実質的に同一の温度環境
に曝されるよう配置されている。従って電流はVを電圧
とし、Iを電流とし、Rを抵抗としてV=IRの関係が
あることを示すオームの法則に従って抵抗の増大につれ
て電流が低下するので、温度の変化に起因する電流の変
化が自動的に補償される。従って検出抵抗器80を横切
る電圧降下は、電動機電流の変化(電動機巻線の温度変
化のみにより発生され電動機速度に殆ど影響を及ぼさな
い)に拘らず、実質的に一定に維持される。
【0034】検出抵抗器80に対し電動機Mとは反対の
側の点86に接続された導線84は、基準電位を示すべ
く矢印88にて終わっている。図1及び図2の回路に於
ける他の全ての矢印は矢印88と同一の電位にあること
を示している。
【0035】導線6は電動機Mと検出抵抗器80との間
の点90に於いて増幅器E内の演算増幅器94の正の入
力端子92に接続されている。検出抵抗器80を横切る
電圧は直流電圧に変換されるよう増幅器Eにより増幅さ
れる。演算増幅器94の入力端子92に於ける入力電圧
はミリボルトの範囲の正弦波であり、演算増幅器94の
出力はシングルディジットボルトの範囲の正の直流パル
ス電圧である。増幅器Eはインピーダンス適合化抵抗器
96と、増幅器により与えられる電圧ゲインの大きさを
設定する抵抗器98及び100とを含んでいる。
【0036】ピーク検出器Fが導線102により増幅器
Eの出力端子に接続されており、増幅器Eよりの正の直
流パルス電圧を定常的な直流電圧に変換する。定常的な
直流電圧の大きさは増幅器Eよりの直流パルス電圧のピ
ーク値に近く、電動機Mの速度に対応している。ピーク
検出器Fは正の直流パルス電圧を定常的な直流電圧にフ
ィルタリングするコンデンサ104を含み、ダイオード
106がコンデンサ104によって増幅器Eへ逆流放電
されることを防止する。抵抗器108がコンデンサ10
4のための制御された放電経路を与え、ツェナーダイオ
ード110が所望の直流電圧値をクランプする。入力イ
ンピーダンス適合化抵抗器112がピーク検出器Fの出
力端子を比較器Gの正の入力端子に接続する導線114
に設けられている。
【0037】比較器Gの負の入力端子は導線120によ
り基準電源Hに接続されており、基準電源Hは導線12
2によりダイオード124及び126を介して導線1及
び2に接続されている。基準電源Hはライン電圧の大き
さを基準電圧値に低減する分圧器を構成する抵抗器13
0及び132を含んでいる。基準電源により比較器Gの
負の入力端子に与えられる基準電圧は、ライン電圧に対
する基準電圧の比が実質的に一定に維持されるよう、ラ
イン電圧の変動に応じて変動する。またライン電圧の変
動により電動機電流が変動され、このことにより検出抵
抗器80を横切る電圧降下が変化され、この電圧降下の
変化は基準電圧の変化に実質的に比例する。従って基準
電圧の増減は検出抵抗器80を横切る電圧降下が対応し
て増減することにより実質的に適合化されるので、制御
回路はライン電圧の変化に起因する電動機電流の変動を
自動的に補償する。このことにより始動巻線の消勢及び
付勢を切り換える切り換え点電動機回転速度の精度が改
善される。実際の切り換え点電動機回転速度は最適の切
り換え点電動機回転速度より±150rpm 以上逸れるこ
とはない。
【0038】基準電源Hは正弦波を正の直流パルス電圧
に整流するダイオード130を含んでいる。コンデンサ
136が正の直流パルス電圧を定常的な直流電圧にフィ
ルタリングし、抵抗器138がコンデンサ136のため
の制御された放電経路を与える。
【0039】導線1及び2に接続された直流電源Jが交
流ライン電圧を直流電圧を必要とする回路素子のための
直流電圧に変換する。直流電源Jにより与えられる直流
電圧140は符号140a、140b、140c、14
0d、140eにて示されている如き他の回路素子に接
続されている。直流電源Jはライン電圧を正の直流パル
ス電圧に整流するダイオード144を含んでいる。コン
デンサ146が正の直流パルス電圧を定常的な直流電圧
140にフィルタリングし、ツェナーダイオード148
が所望の直流電圧値をクランプする。ダイオード144
と直列に接続された抵抗器150は電流を制限し電圧を
降下させる抵抗器である。
【0040】符号変換器Kが符号変換比較器152を使
用することによって比較器Gの出力を符号反転するため
に設けられている。導線154が比較器Gの出力端子を
インピーダンス適合化抵抗器158を介して符号変換比
較器152の負の入力端子156に接続している。
【0041】符号変換比較器152よりの出力導線16
0は導線162により比較器Gの負の入力導線120に
接続されている。符号変換比較器152の正の入力導線
164は電流制限抵抗器166及びインピーダンス適合
化抵抗器168を含んでいる。ツェナーダイオード17
0が正の入力端子を所望の直流電圧値にクランプし、符
号変換器Kのための基準電圧を設定する。
【0042】比較器Gの出力がローになると、導線15
4による符号変換比較器152の負の入力端子156に
対する接続部の電圧が入力導線164に於ける制御され
た正の基準電圧入力以下に低下し、これにより符号変換
比較器152の出力はハイになる。導線162に設けら
れたコンデンサ172はヒステリシスを与え、符号変換
器Kの出力がハイになると比較器Gへの負の入力を高く
する。このことにより切り換わり時、即ち比較器Gがハ
イの状態とローの状態との間に切り換わる際に於ける比
較器Gのチャタリングが防止される。符号変換器Kの出
力がローになると、コンデンサ172は比較器Gへの負
の入力を低くし、これにより比較器Gが逆の状態に変化
する際に於ける比較器Gのチャタリングが防止される。
【0043】始動巻線が消勢状態にあるときの増幅器E
のゲインを調節する始動巻線ゲイン調節器Pが設けられ
ている。始動巻線42が付勢状態にあるときには、電動
機電流と電動機速度との間の関係は図3のグラフに示さ
れている如く始動巻線42が消勢状態にある場合とは異
なる。ゲイン調節器Pの目的は電動機回転速度及び始動
巻線42の付勢及び消勢を切り換える切り換え点電動機
電流を最適化するよう増幅器Eのゲインを調節すること
である。
【0044】比較器Gの出力がハイになり始動巻線42
が付勢されると、ゲイン調節器PのNPN型のトランジ
スタ180がオフの状態になる。何故ならば、符号変換
比較器152の負の入力端子156に与えられる導線1
54の入力電圧は正の入力端子164に与えられる基準
電圧よりも高く、導線160に与えられる出力がローに
なるからである。かかる条件下に於いては、ゲイン調節
器Pは始動巻線42が付勢状態にあっても動作せず、従
って増幅器Eのゲインは調節されない。
【0045】比較器Gの出力はローになり、これにより
始動巻線42が消勢され、符号変換比較器152の負の
入力端子156に与えられる導線154の基準電圧は正
の入力端子164に於ける基準電圧よりも低くなる。こ
のことにより符号変換比較器152の出力がハイにな
り、トランジスタ180のベースに接続された電流制限
抵抗器184を介してトランジスタ180をオンに切り
換える。この状態に於いては、ゲイン調節器Pの抵抗器
182は増幅器Eの抵抗器100と並列に接続され、こ
れにより抵抗器100と182との間の関係により増幅
器Eの電圧ゲインが高くされる。トランジスタ180が
オフに切り換えられると、抵抗器182は増幅器Eに全
く影響を与えなくなる。
【0046】低速運転巻線ゲイン調節器Rが低速検出器
Dの出力端子及び演算増幅器94の負の入力端子190
に接続されている。リレーAのスイッチが電動機Mをそ
の低速運転巻線24にて運転させる実線にて示された常
閉の位置32にあるときには、電流と速度との間の関係
は図3に示されている如く変化する。ゲイン調節器Rは
低速運転巻線24が付勢状態にあるときに適正な切り換
え点が得られるよう増幅器Eのゲインを調節する。切り
換え点は始動巻線24の付勢及び消勢を切り換える際の
電動機の回転速度及び電動機電流である。
【0047】リレーAのスイッチがその常閉の位置32
にあり、スイッチ14aが閉じられて電動機Mを低速運
転巻線24にて運転させる状況にあるときには、比較器
52の正の入力端子50に於いて検出される電圧値は負
の入力端子54に於ける基準電圧値よりも高い。従って
電流制限抵抗器202を介して導線200に与えられる
比較器52の出力はハイになり、NPN型のトランジス
タ204がオンに切り換えられる。このことにより抵抗
器206が増幅器E内の抵抗器100と並列に接続さ
れ、これにより抵抗器100と206との間の関係によ
り電圧ゲインが高くされる。
【0048】電動機速度選択スイッチが実線にて示され
た高速位置14にあるときには、或いはリレースイッチ
が位置32aにあるときには、低速検出器Dはリレース
イッチが位置32にあるときの交流90Vよりも低い電
圧を検出する。従って比較器52の正の入力端子50に
於ける電圧は負の入力端子54に於ける基準電圧よりも
低く、比較器52の出力はローになり、従ってトランジ
スタ204はオフの状態を維持し、ゲイン調節器Rは低
速運転巻線が消勢状態にあるときには増幅器Eに影響を
及ぼさない。
【0049】制御回路が始動巻線の付勢を要求すると、
比較器Gの出力はハイになる。電子スイッチCの論理ト
ライアック210がオンに切換えられ、リレーAが付勢
され、電子スイッチB内の論理トライアック212がオ
ンに切り換えられる。論理トライアック212がオンに
切り換わると、高電流スナッバレストライアック214
がオンに切り換えられて始動巻線42が付勢される。
【0050】比較器Gの出力端子と論理トライアック2
10のゲートとの間には電流制限抵抗器220が設けら
れている。プルダウン抵抗器222が論理トライアック
210が誤ってトリガされることを防止する。またプル
ダウン抵抗器224が電子スイッチB内の論理トライア
ック212が誤ってトリガされることを防止する。電子
スイッチBに設けられた電流制限抵抗器230が高電流
スナッバレストライアック214のゲートに流れる電流
を制限する。論理トライアック210及び212は高電
流スナッバレストライアック214よりも実質的に低い
ゲート駆動電流しか必要としない。
【0051】検出抵抗器80を横切る電圧降下により与
えられる検出値は常時監視され、増幅器Eはピーク検出
器Fと共に比較器Gの正の入力端子へ検出値を入力す
る。比較器Gの負の入力端子にはライン電圧を監視する
基準電源Hより基準値が供給される。増幅器E及びピー
ク検出器Fより比較器Gに入力される正の検出値が基準
電源Hより比較器Gへ入力される負の基準値よりも大き
いときには、比較器Gの出力はハイになり、電子始動ス
イッチB及びCがオンに切り換えられてリレーA及び始
動巻線42が付勢される。
【0052】検出抵抗器80を横切る電圧降下は電動機
電流に対応しているので、ピーク検出器Fよりの出力の
大きさは電動機電流に対応しており、電動機電流は図3
に示されている如く電動機速度に対応している。基準電
源Hにより比較器Gの負の入力端子に与えられる基準電
圧の大きさはライン電圧の大きさに対応している。これ
らの関係により、ライン電圧の変動によって電動機電流
が変動される場合に始動巻線42の再付勢及び消勢を切
り換える切り換え点電動機回転速度の精度が改善され
る。
【0053】電動機速度選択スイッチが実線にて示され
た高速位置14にある状況にて電動機Mがオンに切り換
えられると、検出抵抗器80を横切る電圧降下が増幅器
E及びピーク検出器Fが比較器Gの出力をハイにする正
の検出値を比較器Gへ入力するに十分な値になるまで、
高速運転巻線16を通過する電流が増大する。電子スイ
ッチCはオンに切り換えられるが、リレーAは付勢され
ない。何故ならば、電動機速度選択スイッチが実線にて
示された高速位置14にあるときにはリレーAには導線
2を経て電力が供給されないからである。また比較器G
がハイになることにより電子スイッチBがオンに切り換
えられ、始動巻線42が付勢される。これにより電動機
は高速運転巻線16及び始動巻線42の両方が付勢され
る速度まで上昇する。
【0054】比較器Gの出力がハイになり始動巻線が付
勢されると、符号変換器Kの出力がローになってゲイン
調節器Pがオフに切り換えられ、従って制御回路は高速
運転巻線16及び始動巻線42の両方が付勢されること
に起因する高い電動機電流を自動的に補償する。高速運
転巻線16及び始動巻線42を通過する電流は、電動機
の速度がその予め設定された所望の回転速度に近付くに
つれて低下する。検出抵抗器80を横切る電圧降下によ
り与えられる検出値も電動機電流の低下と共に低下し、
遂には増幅器E及びピーク検出器Fより導線114を経
て比較器Gへ供給される正の入力が比較器Gの負の入力
端子210へ供給される基準電圧よりも低くなり、比較
器Gの出力がローになる。このことにより電子スイッチ
B及びCがオフに切り換えられ、始動巻線42が消勢さ
れる。またこのことにより符号変換器Kの出力がハイに
なり、ゲイン調節器Pがオンに切り換えられる。
【0055】電動機の回転速度が低下すると、電動機は
より高い電流を消費し、検出抵抗器80を横切る電圧降
下は増幅器E及びピーク検出器Fより比較器Gに与えら
れる正の入力がもう一度電子スイッチBをオンに切り換
えて始動巻線42を付勢するに十分な値になるまで再度
増大する。
【0056】電動機速度選択スイッチがその低速位置1
4aにある状態にて電動機Mがオンに切り換えられる
と、低速運転巻線検出器DがリレーAの常閉のスイッチ
位置32に於ける電圧を検出し、検出器D内の比較器5
2の出力がハイになって低速ゲイン調節器Rが付勢され
る。これと同時に検出抵抗器80を横切る電圧降下が増
幅器E及びピーク検出器Fより比較器Gへ入力を与えて
比較器Gの出力がハイになるまで、低速運転巻線24及
び検出抵抗器80を通過する電流が増大する。検出器D
及びゲイン調節器Rは、高速運転巻線16又は低速運転
巻線24の何れが付勢されているかに応じて増幅器Eの
ゲインを調節し、これにより電動機Mを流れる電流が異
なることを補償する。ゲイン調節器Rは低速運転巻線2
4が消勢されと消勢される。
【0057】低速運転巻線24が付勢され、比較器Gの
出力がハイになって始動巻線42がスイッチBを介して
付勢されると、電子スイッチCもオンに切り換えられて
リレーAが付勢される。このことによりリレースイッチ
が常閉の位置32より位置32aへ移動され、これによ
り低速運転巻線24が消勢されると共に高速運転巻線1
6が付勢される。またゲイン調節器P及びRの何れもオ
フに切り換えられる。従って電動機の回転速度は高速運
転巻線16及び始動巻線42の両方が付勢される速度ま
で漸次上昇する。電動機Mの回転速度が予め設定された
所望の回転速度に到達すると、検出抵抗器80を横切る
電圧降下が基準電源よりの負の入力よりも低い正の入力
が増幅器E及びピーク検出器Fより比較器Gに与えられ
比較器Gの出力がローになるまで、電動機を通過する電
流が低下する。このことにより電子スイッチCがオフに
切り換えられ、リレーAが消勢される。リレーAのスイ
ッチは位置32aより位置32へ戻り、これにより低速
運転巻線24が付勢されると共に高速運転巻線16が消
勢される。また比較器の出力がローになることにより電
子スイッチBが開かれ、これにより始動巻線42が消勢
され、ゲイン調節器P及びRがオンに切り換えられる。
従って低速運転巻線24及び検出抵抗器80を通過する
電流が比較器Gの出力をハイに切り換える電圧降下を発
生するに十分なほど電動機の回転速度が低下するまで、
電動機は低速運転巻線24によってのみ運転される。
【0058】電動機Mは三つの互いに異なる運転状態を
有する。第一の状態は高速運転巻線16及び始動巻線1
2の両方が付勢される状態である。この状態に於いて
は、ゲイン調節器P及びRの何れも動作しない。この状
態は電動機電流が最も高く且つ検出抵抗器80を横切る
電圧降下が最も大きい図3の曲線250に対応してい
る。第二の状態は低速運転巻線24のみが付勢される状
態である。この状態に於いては、ゲイン調節器P及びR
の両方が動作する。この状態は電動機電流が最も低く且
つ検出抵抗器80を横切る電圧降下が最も小さい図3の
直線262に対応している。この条件下に於いては、増
幅器Eには最も高いゲインが与えられる。第三の状態は
高速運転巻線16のみが付勢される状態である。この状
態に於いては、ゲイン調節器Pは動作するが、ゲイン調
節器Rは動作しない。従って増幅器Eのゲインは第二の
状態の場合よりも低い。この第三の状態は電動機電流が
第一及び第二の状態に於ける電動機電流の中間値である
図3の曲線260に対応している。
【0059】図3に於いて、電動機が直線262により
示されている如く低速運転巻線24によってのみ運転さ
れているときには、低速ゲイン調節器R及び始動ゲイン
調節器Pの両方がオン状態になり、これにより最も高い
ゲインが増幅器Eに与えられる。電動機が曲線260に
より示されている如く高速運転巻線16によってのみ運
転されているときには、低速ゲイン調節器Rはオフの状
態になり、始動ゲイン調節器Pはオンの状態になり、こ
れにより増幅器Eは中間のゲインを有するようになる。
更に電動機が曲線250により示されている如く始動巻
線42及び高速運転巻線16の両方により運転されてい
るときには、ゲイン調節器P及びRの両方がオフの状態
になり、増幅器Eはゲイン調節器P又はRの何れからも
ブーストされない状態で組み込まれる最も低いゲインを
有するようになる。
【0060】比較器Gの出力がハイになると、始動巻線
42及び高速運転巻線16の両方が付勢され、低速運転
巻線24は消勢され、ゲイン調節器P及びRはオフに切
り換えられる。逆に比較器Gの出力がローになると、始
動巻線42が消勢され、ゲイン調節器Pがオンに切り換
えられ、電動機は速度選択スイッチの位置が14である
か14aであるかに応じて高速運転巻線16又は低速運
転巻線24の何れかにより運転される。速度選択スイッ
チが低速運転巻線24を付勢する位置14aにある状態
で比較器Gの出力がローになると、ゲイン調節器Rがオ
ンに切り換えられ、速度選択スイッチが高速運転巻線1
6を付勢する位置14にある状態で比較器Gの出力がロ
ーになると、ゲイン調節器Rがオフの状態に維持され
る。
【0061】比較器Gの出力は検出抵抗器80を通過す
る電動機電流が高いことに応答してハイになり、検出抵
抗器80を通過して流れる電動機電流が低いことに応答
してローになる。
【0062】図3に於いて、曲線250は始動巻線及び
高速運転巻線の両方が付勢された場合に於ける電動機速
度と電動機電流との間の関係を示している。電動機速度
が約1250rpm であるときには、始動巻線が消勢さ
れ、水平の矢印の線252及び254により示されてい
る如く電動機電流が低下する。電動機は曲線260によ
り示された高速運転巻線のみによって運転される状態を
維持し、或いは曲線262により示された低速運転巻線
のみによって運転される状態を維持する。
【0063】約1250rpm の速度に於いて始動巻線が
消勢され、電動機が高速運転巻線のみによって運転され
る状態を維持する場合には、電動機の速度は約1600
〜1800rpm の運転速度まで上昇する。
【0064】約1250rpm の電動機速度に於いて始動
巻線が消勢され、電動機が低速運転巻線のみによって運
転される状態を維持する場合には、電動機速度は約10
00〜1200rpm の運転速度まで僅かに低下する。
【0065】電動機が高速運転巻線のみによって運転さ
れる場合には、約1600〜1800rpm の通常の運転
速度より約1150rpm の再付勢速度まで電動機の速度
が低下することにより、図3に於いて曲線260より曲
線250までの水平の矢印の線270により示されてい
る如く、始動巻線が再度付勢される。
【0066】電動機が約1000〜1200rpm の通常
の運転速度に於いて低速運転巻線のみによって運転され
る場合には、約800rpm の再付勢速度まで速度が低下
することにより、図3に於いて曲線262より曲線25
0まで延在する水平の矢印の線272により示されてい
る如く、始動巻線が再度付勢される。
【0067】ゲイン調節器Pのみによって或いはゲイン
調節器P及びRによって増幅器Eに与えられる互いに異
なるゲインにより、電動機が高速運転巻線又は低速運転
巻線の何れにより運転されているかに応じて互いに異な
る電動機速度に於いて始動巻線を再度付勢することが可
能にされる。始動巻線の付勢及び消勢を切り換える図3
の切り換え点は例示に過ぎず、本発明を限定するもので
はない。用途に応じて多数の種々の切り換え点が設定さ
れてよく、切り換え点は概略値であり、少なくとも±1
50rpm 又はそれ以上変化する。
【0068】増幅器Eのゲインを調節することは、始動
巻線の消勢及び付勢を切り換える切り換え点電動機速度
を調節する有利な方法である。増幅器のゲインは増幅器
E及びゲイン調節器P内の抵抗100及び182の抵抗
値を変化させることによって調節される。増幅器のゲイ
ンを調節することにより検出抵抗器80を横切る検出値
と比較器Gにより受けられる検出値入力との間の偏差の
大きさが調節される。このことにより比較器Gの出力が
ハイ又はローになる電動機電流の大きさが調節され、こ
れにより始動巻線が消勢され再度付勢される電動機速度
が調節される。増幅器のゲインを増大させることによ
り、始動巻線が消勢され再度付勢される電動機速度が増
大調節される。電動機速度と電動機電流との間に反比例
の関係があるので、このことは始動巻線が消勢され再度
付勢される電動機電流の大きさを低減調節することに対
応している。増幅器のゲインを低減することは上述の効
果とは逆の効果を有する。更に低速ゲイン調節器R内の
抵抗器206の抵抗値を変化させることにより、電動機
がその低速運転巻線にて運転されている状況に於いて始
動巻線が付勢される電動機速度が調節される。増幅器E
のゲインを増大させる抵抗器206の抵抗の変化によ
り、電動機が低速運転巻線のみにて運転されている状況
に於いて始動巻線が付勢される際の電動機速度が増大さ
れ電動機電流が低下される。始動巻線が付勢されると、
ゲイン調節器Rがオフに切り換えられる。ゲイン調節器
Pは電動機がその低速運転巻線のみにて運転されている
ときにも動作するので、抵抗器182の抵抗が変化する
ことも電動機がその低速運転巻線のみにて運転されてい
る状況に於いて始動巻線が付勢される際の電動機速度に
影響する。
【0069】本発明の構成に於いては、リレーAは電動
機Mが低速運転巻線にて運転されるよう速度選択スイッ
チを介して接続される状況に於いて始動巻線が再度付勢
される際に低速運転巻線を消勢し高速運転巻線を付勢す
る制御スイッチを郭定している。
【0070】また本発明の制御回路は電動機が速度選択
スイッチにより低速運転巻線又は高速運転巻線の何れに
て運転されるよう接続されるかに応じて互いに異なる電
動機速度に於いて始動巻線を再度付勢する始動巻線制御
を行う。この制御は電動機が低速運転巻線にて運転され
るよう接続された状況に於いて増幅器に高いゲインを与
えることによって達成される。低速のゲインは低速運転
巻線が付勢されている状況を検出する検出器により与え
られる。
【0071】増幅器及びピーク検出器は、電動機電流に
対応する検出値を検出しその検出値を比較器へ入力する
検出回路として効果的に機能する。また基準電圧は検出
値と比較して始動巻線を付勢し消勢するための基準値を
比較器に与える。
【0072】図3のグラフは比較器の出力がハイ又はロ
ーになってそれぞれ始動巻線を付勢し消勢する電動機電
流のための基準を示している。比較器は高速運転巻線又
は低速運転巻線の何れが接続されるかに応じて互いに異
なる低い電動機速度に対応する互いに異なる電動機電流
に於いてハイになる。このことは低速運転巻線が接続さ
れることによって増幅器用の低速ゲイン調節器が動作さ
れることによる。
【0073】低速曲線262の場合には、低速ゲイン調
節器及び始動ゲイン調節器の両方が動作し、比較器の出
力は約19Aよりも高い任意の電動機電流に於いてハイ
になる。このことにより低速運転巻線が消勢され、低速
ゲイン調節器及び始動ゲイン調節器の両方がオフに切り
換えられるが、始動巻線及び高速運転巻線が付勢され、
全電動機電流は曲線250へ移行する。
【0074】高速曲線260の場合には、ゲイン調節器
Pがオン状態にあり、ゲイン調節器Rがオフ状態にあ
り、比較器の出力は約28Aよりも高い任意の電動機電
流に於いてハイになる。このことにより始動巻線が付勢
され、全電動機電流は曲線250へ移行するが、ゲイン
調節器Rはオフの状態を維持し、ゲイン調節器Pはオフ
に切り換えられる。
【0075】始動巻線及び高速運転巻線の両方が曲線2
50により示されている如く接続される場合には、比較
器の出力がハイになり、始動ゲイン調節器P及び低速ゲ
イン調節器Rの何れも動作せず、従って比較器の出力は
約31Aよりも低い任意の電動機電流に於いてローにな
る。このことにより始動巻線が消勢され、始動ゲイン調
節器Pが再度動作され、全電動機電流は速度選択スイッ
チが高速位置にあるか低速位置あるかに応じて曲線26
0又は曲線262の何れかまで低下する。速度選択スイ
ッチが低速位置にある場合には、低速ゲイン調節器Rも
オンに切換えられる。
【0076】基準電源Hはライン電圧に対応する基準値
を与え、検出抵抗器80を横切る電圧降下は電動機電流
(電動機速度に対応している)に対応する検出値を与え
る。これらの基準値及び検出値は比較器Gに基準値及び
検出値の入力を与える。
【0077】本発明の制御回路は、0と低速運転巻線が
付勢される低い再付勢速度との間の任意の電動機速度に
於いて始動巻線を付勢し、0と高速運転巻線が付勢され
る高い再付勢速度との間の任意の電動機速度に於いて始
動巻線を付勢する。図3のグラフに使用される特定の電
動機及び制御回路の構成の場合には、上述の低い再付勢
速度は約800rpm であり、上述の高い再付勢速度は約
1150rpm である。これらの速度は例示に過ぎず、電
動機及び電動機が使用される用途に応じて変更されてよ
い。
【0078】以上に於いては検出抵抗器としてある長さ
の銅線について説明したが、電動機電流は例えば電流変
圧器、ホール効果センサ、他の電流検出装置を使用する
等の他の方法により検出されてもよい。また電子スイッ
チのためのトライアックはゼロクロシング型又はノンゼ
ロクロシング型のソリッドステートリレーに置き換えら
れてもよい。またトライアックやソリッドステートリレ
ーの代わりにゼロクロシングの検出器又は回路やオプト
アイソレイテッドトライアックが使用されてもよい。更
に図示し説明した各アナログ素子は用途に固有の集積回
路に置き換えられ集積回路に組み込まれてもよい。更に
制御回路は検出される電動機電流に応答して上述の制御
機能を果たす適当なソフトウェアを有するマイクロコン
トローラであってもよい。
【0079】以上に於いては本発明を特定の実施形態に
ついて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の
実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御回路の一部を示す回路図であ
る。
【図2】本発明による制御回路の残りを示す回路図であ
る。
【図3】始動巻線の消勢点及び付勢点と共に種々の巻線
が付勢状態にあるときの電動機速度と電動機電流との間
の関係を示すグラフである。
【図4】本発明の制御回路に使用される電動機電流検出
抵抗器について抵抗と温度との間の関係を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
A…リレー B…始動スイッチ C…電子スイッチ D…低速運転巻線検出器 E…増幅器 F…ピーク検出器 G…比較器 H…基準電源 J…直流電源 K…符号変換器 M…電動機 P…始動巻線ゲイン調節器 R…低速運転巻線ゲイン調節器 10…交流電源 12…メインスイッチ 16…高速運転巻線 24…低速運転巻線 42…始動巻線 52…比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・イー・ダーキー アメリカ合衆国 14572 ニューヨーク州、 ウェイランド、ストラット・ストリート 7601 (72)発明者 ジェイソン・エス・アンダーソン アメリカ合衆国 14629 ニューヨーク州、 ロチェスター、アンソニー・ストリート 41

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動巻線と低速運転巻線と高速運転巻線と
    を有する電動機のための制御回路にして、前記制御回路
    は電動機電流に対応する検出値を監視し、前記高速運転
    巻線が付勢されることによって前記電動機が一つの再付
    勢速度よりも高い高速運転域にて運転されている状況に
    於いて電動機速度が前記高速運転域より前記一つの再付
    勢速度まで低下すると前記一つの再付勢速度に於いて前
    記始動巻線を再度付勢し、前記低速運転巻線が付勢され
    ることによって前記電動機が他の一つの再付勢速度より
    も高い低速運転域にて運転されている状況に於いて電動
    機速度が前記低速運転域より前記他の一つの再付勢速度
    まで低下すると前記他の一つの再付勢速度に於いて前記
    始動巻線を再度付勢し、前記他の一つの再付勢速度は実
    質的に前記一つの再付勢速度よりも低いことを特徴とす
    る制御回路。
  2. 【請求項2】前記他の一つの再付勢速度に於いて前記始
    動巻線が再度付勢されると前記低速運転巻線を消勢する
    と共に前記高速運転巻線を付勢する制御スイッチを含ん
    でいることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 【請求項3】前記制御スイッチは交流により駆動される
    リレーを含んでいることを特徴とする請求項2に記載の
    制御回路。
  4. 【請求項4】前記制御回路はライン電圧に対応する基準
    値を監視し、前記基準値及び検出値を比較して前記始動
    巻線を消勢し付勢することを特徴とする請求項1に記載
    の制御回路。
  5. 【請求項5】前記制御回路は前記検出値を増幅する増幅
    器を含み、更に前記制御回路は前記始動巻線及び前記高
    速運転巻線の両方が付勢されているときには前記増幅器
    に低いゲインを与え、前記高速運転巻線のみが付勢され
    ているときには前記増幅器に中間のゲインを与え、前記
    低速運転巻線のみが付勢されているときには前記増幅器
    に高いゲインを与えるゲイン調節器を含んでいることを
    特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  6. 【請求項6】前記制御回路は前記検出値を増幅する増幅
    器と、前記増幅器のゲインを選択的に調節する始動ゲイ
    ン調節器及び運転ゲイン調節器とを含み、前記始動巻線
    及び前記高速運転巻線の両方が付勢されているときには
    前記始動ゲイン調節器及び前記運転ゲイン調節器の何れ
    も動作せず、前記高速運転巻線又は前記低速運転巻線の
    一方が付勢されているときには前記始動ゲイン調節器が
    動作し、前記低速運転巻線のみが付勢されているときに
    は前記運転ゲイン調節器が動作することを特徴とする請
    求項1に記載の制御回路。
  7. 【請求項7】前記低速運転巻線が付勢されているか否か
    を検出して前記運転ゲイン調節器をオン、オフする低速
    検出器を含んでいることを特徴とする請求項6に記載の
    制御回路。
  8. 【請求項8】前記低速運転巻線が付勢されているか否か
    を検出する低速検出器を含んでいることを特徴とする請
    求項1に記載の制御回路。
  9. 【請求項9】高速運転巻線と低速運転巻線と始動巻線と
    を有する電動機のための制御回路にして、前記制御回路
    は前記低速運転巻線が付勢されているときには0と低い
    再付勢速度との間の任意の電動機速度に於いて前記始動
    巻線を付勢し、前記制御回路は前記高速運転巻線が付勢
    されているときには0と高い再付勢速度との間の任意の
    電動機速度に於いて前記始動巻線を付勢し、前記高い再
    付勢速度は実質的に前記低い再付勢速度よりも高いこと
    を特徴とする制御回路。
  10. 【請求項10】前記制御回路は増幅器と増幅器ゲイン調
    節器とを含み、前記ゲイン調節器は前記始動巻線及び前
    記高速運転巻線の両方が付勢されているときには前記増
    幅器に低いゲインを与え、前記高速運転巻線のみが付勢
    されているときには前記増幅器に中間のゲインを与え、
    前記低速運転巻線のみが付勢されているときには前記増
    幅器に高いゲインを与えることを特徴とする請求項9に
    記載の制御回路。
  11. 【請求項11】前記制御回路はそれぞれライン電圧及び
    電動機電流に対応する基準値及び検出値を監視し、前記
    制御回路は前記基準値と前記検出値とを比較して前記始
    動巻線を付勢し消勢する比較器を含んでいることを特徴
    とする請求項9に記載の制御回路。
  12. 【請求項12】前記電動機と直列に接続された検出抵抗
    器を含み、前記検出値は前記検出抵抗器を通過する電動
    機電流により発生される電圧を含んでいることを特徴と
    する請求項11に記載の制御回路。
  13. 【請求項13】前記検出抵抗器は前記電動機巻線と実質
    的に同一の温度環境に曝されるよう配置されていること
    を特徴とする請求項12に記載の制御回路。
  14. 【請求項14】前記制御回路は高速位置及び低速位置を
    有する速度選択スイッチと、前記速度選択スイッチが前
    記低速位置にあるときには前記低速運転巻線又は前記前
    記高速運転巻線に選択的に接続可能な制御スイッチとを
    含んでいることを特徴とする請求項9に記載の制御回
    路。
  15. 【請求項15】前記制御スイッチは前記速度選択スイッ
    チが前記低速位置にある状況にて前記始動巻線が付勢さ
    れると、前記高速運転巻線に自動的に接続されることを
    特徴とする請求項14に記載の制御回路。
  16. 【請求項16】前記制御スイッチは交流により駆動され
    るリレーを含んでいることを特徴とする請求項14に記
    載の制御回路。
  17. 【請求項17】低速運転巻線及び高速運転巻線を有する
    二速式電動機の始動巻線を制御する方法にして、電動機
    速度を監視する工程と、前記電動機が予め設定された速
    度にて運転されているときには前記始動巻線を消勢する
    工程と、前記電動機が前記高速運転巻線にて運転されて
    いるときには前記予め設定された速度よりも低い第一の
    速度に於いて前記始動巻線を再度付勢する工程と、前記
    電動機が前記低速運転巻線にて運転されているときには
    前記第一の速度よりも低い第二の速度に於いて前記始動
    巻線を付勢する工程とを含んでいることを特徴とする方
    法。
  18. 【請求項18】前記低速運転巻線が付勢されているか否
    かを検出する工程と、前記始動巻線の付勢時に前記低速
    運転巻線を消勢し前記高速運転巻線を付勢する工程とを
    含んでいることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記監視工程は電動機電流に対応する検
    出値及び前記電動機の電源電圧に対応する基準値を監視
    することにより実行され、前記消勢工程、前記再度の付
    勢工程、前記付勢工程は前記検出値と前記基準値とを比
    較することにより実行されることを特徴とする請求項1
    7に記載の方法。
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