JPH10136640A - スイッチング電圧レギュレータ回路およびスイッチング電圧レギュレータを制御する方法 - Google Patents

スイッチング電圧レギュレータ回路およびスイッチング電圧レギュレータを制御する方法

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JPH10136640A
JPH10136640A JP9265267A JP26526797A JPH10136640A JP H10136640 A JPH10136640 A JP H10136640A JP 9265267 A JP9265267 A JP 9265267A JP 26526797 A JP26526797 A JP 26526797A JP H10136640 A JPH10136640 A JP H10136640A
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    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/618Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series and in parallel with the load as final control devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチングレギュレータ回路の低ドロップ
アウト電圧での動作を実現するための回路および方法を
提供すること。 【解決手段】 スイッチングレギュレータ回路は、スイ
ッチングトランジスタと、電流を調整された電圧で負荷
に供給するように構成された出力回路とを備えている。
本回路および方法は、このスイッチングトランジスタ
が、所定数の発振器サイクルのあいだ連続的に導通状態
を維持できるようにするリミッタ信号を発生させるもの
である。所定数の発振器サイクルは、好ましくは、スイ
ッチングトランジスタをオフする信号を初期化するカウ
ンタにより設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチングレギ
ュレータ回路に関する。より具体的には、本発明は、低
ドロップアウト電圧での動作を実現するスイッチングレ
ギュレータアーキテクチャに関する。
【0002】
【従来の技術】電圧レギュレータの目的は、仕様が十分
に規定されていない電圧源、または変動する電圧源か
ら、負荷へと実質的に一定の出力電圧を供給することに
ある。電圧レギュレータ回路が正常に機能するために
は、入力供給電圧と、調整された出力電圧との間の電圧
差分を最小化する必要がある。この電圧差分は、レギュ
レータのドロップアウト電圧としても知られている。降
圧型レギュレータの場合、ドロップアウト電圧は、負荷
に供給可能な最大の調整電圧を限定する。逆にいうと、
ある与えられた出力電圧について、ドロップアウト電圧
は、調整を維持するのに必要な最小の供給電圧を決定す
ることになる。
【0003】従来の電圧レギュレータに存在する可能性
のある欠陥としては、例えば、出力電圧が低下するにつ
れて、そのようなレギュレータが消費する供給電力の割
合が高くなる傾向があることが挙げられる。例えば、1
ボルトのドロップアウト電圧で10ボルトの出力を供給
するリニア電圧レギュレータは、結果として10%の電
力を損失するが、同じ1ボルトのドロップアウト電圧で
2ボルトの出力(すなわち出力電圧)を供給すると、結
果として50%の電力を損失することになる。しかし、
電圧レギュレータをますます低い電圧で動作させようと
する要求が高まってきており(例えば、マイクロプロセ
ッサに電力を供給する際の電圧は、5ボルトから3ボル
ト未満へと低下の一途をたどっている)、マイクロプロ
セッサ電圧がこのように絶えず低下していく一方で、そ
のクロック速度および供給電流は増加し続けている。よ
って、例えば、今日のマイクロプロセッサに調整された
電圧入力を効率よく供給するためには、ドロップアウト
電圧を低くすることが必要である。
【0004】よって、ドロップアウト電圧の低い電圧レ
ギュレータは、ドロップアウト電圧の高い電圧レギュレ
ータに比べて、より低い供給電圧で調整された出力電圧
を供給することができる。また、ドロップアウト電圧の
低い電圧レギュレータは、より高い効率で動作すること
もできる。なぜなら、このレギュレータの入力/出力電
圧差分に出力電流を掛け合わせれば、その積は、このレ
ギュレータが電力を負荷へと伝達する際に消費した電力
に等しくなるからである。少なくともこれらの理由によ
り、ドロップアウト電圧が低い電圧レギュレータ回路
は、多くの応用分野で有用であり、そのようなレギュレ
ータ回路を用いれば、これに関連するその他の回路のパ
フォーマンスを向上させ、そのコストを下げることも可
能になる。
【0005】一般に、レギュレータは、いくつかのカテ
ゴリーに分類することができる。すなわち、降圧型ある
いは昇圧型、リニア型あるいはスイッチング型などのレ
ギュレータがある。
【0006】降圧型レギュレータは、電力の伝達がより
高い電圧からより低い電圧へとおこなわれるレギュレー
タである。昇圧型レギュレータは、電力の伝達がより低
い電圧からより高い電圧へとおこなわれるレギュレータ
である。
【0007】リニアレギュレータは、負荷と直列に結合
された制御可能な可変抵抗素子(例えば、パワートラン
ジスタ)を用い、その可変抵抗素子上の電圧降下を制御
することによって、負荷に現れる電圧を調整する。これ
に対して、スイッチングレギュレータは、負荷と直列ま
たは並列に結合されたスイッチング素子(例えば、パワ
ートランジスタ)を有するスイッチを用いる。スイッチ
ングレギュレータは、スイッチング素子をオン/オフす
るタイミング(すなわちデューティ比)を制御すること
によって、負荷への電力の流れを制御する。典型的なス
イッチングレギュレータは、スイッチングされた電流パ
ルスを安定した負荷電流へと変換するのに、誘導性エネ
ルギー蓄積素子を用いる。よって、スイッチングレギュ
レータでは、電力は、複数の不連続電流パルスのかたち
でスイッチを通して伝達されるが、リニアレギュレータ
では、電力は、安定した電流のかたちで可変抵抗素子を
通して伝達される。
【0008】一般に、スイッチングレギュレータのほう
が、リニアレギュレータよりも効率が高い(ここで、効
率とは、レギュレータに供給された電力に対するレギュ
レータにより供給された電力の比と定義される)。この
ため、スイッチングレギュレータは、例えば、セルラー
電話や、コードレス電話や、ページャや、パーソナルコ
ミュニケータや、無線モデムのようなさまざまなバッテ
リ駆動型通信システムで用いられることが多い。
【0009】スイッチングレギュレータにおいて動作
上、損失を招く重要な要素として、スイッチング素子に
より消費される電力が挙げられる。ここでの電力消費量
は、スイッチング素子における電圧降下と、このスイッ
チング素子を通る電流との関数である。この電圧降下の
量、さらに回路の効率は、スイッチングレギュレータの
特定の構成に依存しうる。スイッチをオンするのに必要
な電圧が、レギュレータの入力電圧よりも高い時には、
ブートストラップを用いたスイッチ駆動が通常行われ
る。
【0010】降圧型スイッチングレギュレータの場合、
ドロップアウトとは、レギュレータの出力電圧が調整か
ら外れ始める点へとレギュレータの入力電圧が降下した
状態を指す。ドロップアウト電圧は、出力電圧が調整か
ら外れ始める時の、電圧レギュレータの入力電圧および
出力電圧間の電圧差分である。例えば、もし調整された
5Vの出力電圧を生成するように設計された降圧型レギ
ュレータが、6Vの入力電圧で調整から外れたのなら、
そのようなレギュレータのドロップアウト電圧は1Vに
なる。
【0011】このようなスイッチに必要なデューティ比
(スイッチの切り替え周期に対するスイッチのオン時間
の比として規定される)は、入力電圧および出力電圧に
より設定される。理想的な降圧型スイッチングレギュレ
ータの場合、デューティ比は、VINに対するVOUTの比
に等しいことが示されうる。理想的な昇圧型スイッチン
グレギュレータの場合、デューティ比は、VOUTに対す
る(VOUT−VIN)の比に等しいことが示されうる。
【0012】降圧型スイッチングレギュレータにおいて
ドロップアウトに近い状態(すなわち、入力電圧が出力
電圧を大きく上回っているわけではない時)では、調整
された出力電圧を維持するためには、高いデューティ比
が必要になる。従来の降圧型スイッチングレギュレータ
では、適切なブートストラップを用いたスイッチ駆動を
維持しつつ、ドロップアウト電圧を低くするために必要
な高いデューティ比を実現するためには、非常に短い最
短のオフ時間または低い動作周波数が要求される。これ
らの要求には、それぞれに関連した問題が存在する。
【0013】オフ時間を最短にすることについての問題
としては、スイッチドライバがある程度の遅延時間を有
することが挙げられる。それは、立上がりおよび立下が
り時間の存在により、ある時間より短い時間では制御信
号に応答することができないことによるものである。
【0014】動作周波数を低くする場合も、それに関連
した問題が生じる。通常動作の間は、動作周波数が低い
場合、大きなインダクタを用いなければ、大きなインダ
クタ脈流が生じる。また、レギュレータを低い周波数で
動作させるためには、大きなキャパシタが必要になるこ
とも多い。その結果、スイッチングレギュレータは、大
型で、重く、高価なものになってしまう。さらには、動
作周波数が低いと、耳につきやすいノイズを発生した
り、オーディオ周波数帯域や中間周波数帯域のような比
較的低い周波数帯域に干渉が生じたりする。
【0015】これに対応して、昇圧型スイッチングレギ
ュレータの場合、低ドロップアウト電圧を実現するため
には、最短のオン時間が要求される。よって、低ドロッ
プアウト電圧であって高/低デューティ比を有しつつ
も、動作に最短のオフ/オン時間を必要としたり、低い
動作周波数を必要としたりする欠点のない降圧型/昇圧
型スイッチングレギュレータが必要とされている。
【0016】本発明の目的は、低ドロップアウト電圧で
あって高/低デューティ比を有する降圧型/昇圧型スイ
ッチングレギュレータを提供することにある。
【0017】本発明の別の目的は、動作に最短のオフ/
オン時間を必要とすることなく、低ドロップアウト電圧
であって高/低デューティ比を有する降圧型/昇圧型ス
イッチングレギュレータを提供することにある。
【0018】本発明のさらに別の目的は、通常の動作条
件下では動作に低い周波数を必要とすることがなく、低
ドロップアウト電圧であって高/低デューティ比を有す
る降圧型/昇圧型スイッチングレギュレータを提供する
ことにある。
【0019】本発明のさらに別の目的は、低ドロップア
ウト電圧であってブートストラップを用いたスイッチ駆
動を行う降圧型/昇圧型スイッチングレギュレータを提
供することにある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来は、降圧型/昇圧
型スイッチングレギュレータでは、適切なブートストラ
ップを用いたスイッチ駆動を維持しつつ、ドロップアウ
ト電圧を低くするために必要な高/低デューティ比を実
現するためには、最短のオフ/オン時間または低い動作
周波数が要求されるという問題があった。
【0021】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、ドロップア
ウト電圧を低くするために高/低デューティ比を有しつ
つも、動作に最短のオフ/オン時間を必要としたり、低
い動作周波数を必要としない、ブートストラップを用い
たスイッチ駆動を行う降圧型/昇圧型スイッチングレギ
ュレータを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明によるスイッチン
グ電圧レギュレータ回路は、入力電圧源に結合されたス
イッチ回路であって、スイッチノードに結合された第1
のスイッチング素子を有する、スイッチ回路と、該第1
のスイッチング素子に結合された第1のドライバを有す
る駆動回路と、該スイッチ回路に結合された出力回路で
あって、出力端子と接地との間に結合された誘導性蓄積
素子および容量性蓄積素子を有する、出力回路と、発振
回路からの発振信号に少なくとも部分的には基づいて制
御信号を発生する制御回路であって、該駆動回路に結合
されることにより、該制御信号を該駆動回路に供給す
る、制御回路と、該第1のスイッチング素子が、所定数
の発振器サイクルのあいだ連続的に導通状態にあった
時、該制御信号の状態を変化させるように該制御回路に
結合されているリミッタ回路を備えており、そのことに
より上記目的が達成される。
【0023】ある実施の形態では、本発明のスイッチン
グ電圧レギュレータ回路は、前記スイッチノードと接地
との間に結合された第2のスイッチング素子をさらに備
えている。
【0024】さらに、前記駆動回路は、前記第2のスイ
ッチング素子に結合された第2のドライバを備えていて
もよい。
【0025】さらに、前記制御回路は、前記誘導性蓄積
素子を通って流れる電流に対応するフィードバック信号
と、前記出力端子における電圧に対応するフィードバッ
ク信号とに少なくとも部分的には基づいて出力を発生す
るパルス幅変調器コントローラを備えていてもよい。
【0026】また、ある実施の形態では、本発明のスイ
ッチング電圧レギュレータ回路は、駆動電圧源と前記ス
イッチノードとの間に結合された第2の容量性蓄積素子
をさらに備えている。
【0027】また、ある実施の形態では、前記リミッタ
回路は、前記発振器信号により駆動されるクロック入力
と、リセット入力と、出力と、を有するカウンタであっ
て、該カウンタが所定数の発振器サイクルをカウントし
た時に該出力が状態を変化させ、前記第1のスイッチン
グ素子がオフされる度にリセットされる、カウンタと、
該カウンタおよび前記制御回路に結合された論理回路で
あって、該カウンタの該出力が状態を変化させた結果、
前記制御信号の前記状態を変化させる、論理回路を備え
ている。
【0028】さらに、前記論理回路は、前記発振器信号
により駆動されるクロック入力と、前記カウンタの前記
出力に結合された信号入力とを有するフリップフロップ
であって、該信号入力における信号がハイであり、かつ
該クロック入力が該発振器信号によりハイに駆動される
時に、ローからハイへと変化する出力を有する、フリッ
プフロップと、該発振器信号を反転させる第1のリミッ
タ回路論理ゲートと、該第1のリミッタ回路論理ゲート
に結合された第1の入力と、該フリップフロップ回路の
該出力に結合された第2の入力とを有する、第2のリミ
ッタ回路論理ゲートであって、前記第1のスイッチング
素子が所定数の発振器サイクルのあいだ連続的に導通状
態にあった時に状態を変化させる出力信号を生成する、
第2のリミッタ回路論理ゲートを備えていてもよい。
【0029】また、ある実施の形態では、前記第1のス
イッチング素子はMOSFETである。
【0030】また、ある実施の形態では、前記第1のス
イッチング素子は、前記入力電圧源と前記スイッチノー
ドとの間に結合されている。
【0031】また、ある実施の形態では、本発明のスイ
ッチング電圧レギュレータ回路においては、前記誘導性
蓄積素子は、前記スイッチノードと前記出力端子との間
に結合されている。
【0032】さらに、前記制御回路は、前記リミッタ回
路に結合された第1の入力と、前記パルス幅変調器コン
トローラの前記出力に結合された第2の入力とを備えた
第1の制御回路論理ゲートであって、第1の制御回路論
理ゲート信号を生成する、第1の制御回路論理ゲート
と、該第1の制御回路論理ゲートに結合された第2の制
御回路論理ゲートであって、該第1の制御回路論理ゲー
ト信号を反転させる、第2の制御回路論理ゲートと、を
さらに備えていてもよい。
【0033】さらに、前記第1のドライバは、前記第2
の制御回路論理ゲートに結合された入力を有していても
よい。
【0034】さらに、前記第2のドライバは、前記第1
の制御回路論理ゲートに結合された入力を有していても
よい。
【0035】さらに、前記リミッタ回路は、前記発振器
信号により駆動されるクロック入力と、リセット入力
と、出力と、を有するカウンタであって、該カウンタが
所定数の発振器サイクルをカウントした時に該出力が状
態を変化させ、前記第1のスイッチング素子がオフされ
る度にリセットされる、カウンタと、該カウンタおよび
前記制御回路に結合された論理回路であって、該カウン
タの該出力が状態を変化させた結果、前記制御信号の前
記状態を変化させる、論理回路を備えていてもよい。
【0036】さらに、前記論理回路は、前記発振器信号
により駆動されるクロック入力と、前記カウンタの前記
出力に結合された信号入力とを有するフリップフロップ
であって、該信号入力における信号がハイであり、かつ
該クロック入力が該発振器信号によりハイに駆動される
時に、ローからハイへと変化する出力を有する、フリッ
プフロップと、該発振器信号を反転させる第1のリミッ
タ回路論理ゲートと、該第1のリミッタ回路論理ゲート
に結合された第1の入力と、該フリップフロップ回路の
該出力に結合された第2の入力とを有する、第2のリミ
ッタ回路論理ゲートであって、前記第1のスイッチング
素子が所定数の発振器サイクルのあいだ連続的に導通状
態にあった時に状態を変化させる出力信号を生成する、
第2のリミッタ回路論理ゲートを備えていてもよい。
【0037】さらに、前記第2のドライバは、ワンショ
ット回路を備えていてもよい。
【0038】また、ある実施の形態では、本発明のスイ
ッチング電圧レギュレータ回路は、前記スイッチノード
と接地との間に結合された、前記第1のスイッチング素
子がオフである時に該導電性素子が導通する導電性素子
を備えている。
【0039】また、ある実施の形態では、前記第1のス
イッチング素子は、前記スイッチノードと前記出力端子
との間に結合されている。
【0040】また、ある実施の形態では、前記誘導性蓄
積素子は、前記入力電圧源と前記スイッチノードとの間
に結合されている。
【0041】さらに、前記制御回路は、前記パルス幅変
調器コントローラの前記出力に結合された入力を備え、
該パルス幅変調器コントローラの該出力を反転させる、
第1の制御回路論理ゲートと、前記リミッタ回路に結合
された第1の入力と、該第1の制御回路論理ゲートに結
合された第2の入力とを備えた第2の制御回路論理ゲー
トであって、第2の制御回路論理ゲート信号を生成す
る、第2の制御回路論理ゲートと、該第2の制御回路論
理ゲートに結合された第3の制御回路論理ゲートであっ
て、該第2の制御回路論理ゲート信号を反転させる、第
3の制御回路論理ゲートと、をさらに備えていてもよ
い。
【0042】さらに、前記第1のドライバは、前記第3
の制御回路論理ゲートの出力に結合された入力を有して
いてもよい。
【0043】さらに、前記第2のドライバは、前記第2
の制御回路論理ゲートの出力に結合された入力を有して
いてもよい。
【0044】さらに、前記リミッタ回路は、前記発振器
信号により駆動されるクロック入力と、前記第3の制御
回路論理ゲートの前記出力により駆動されるリセット入
力と、出力とを有するカウンタであって、該カウンタが
所定数の発振器サイクルをカウントした時に該出力が状
態を変化させ、前記第1のスイッチング素子がオフされ
る度にリセットされる、カウンタと、該カウンタおよび
前記制御回路に結合された論理回路であって、該カウン
タの該出力が状態を変化させた結果、前記制御信号の前
記状態を変化させる、論理回路を備えていてもよい。
【0045】さらに、前記論理回路は、前記発振器信号
により駆動されるクロック入力と、前記カウンタの前記
出力に結合された信号入力とを有するフリップフロップ
であって、該信号入力における信号がハイであり、かつ
該クロック入力が該発振器信号によりハイに駆動される
時に、ローからハイへと変化する出力を有する、フリッ
プフロップと、該発振器信号を反転させる第1のリミッ
タ回路論理ゲートと、該第1のリミッタ回路論理ゲート
に結合された第1の入力と、該フリップフロップ回路の
該出力に結合された第2の入力とを有する、第2のリミ
ッタ回路論理ゲートであって、前記第1のスイッチング
素子が所定数の発振器サイクルのあいだ連続的に導通状
態にあった時に状態を変化させる出力信号を生成する、
第2のリミッタ回路論理ゲートを備えていてもよい。
【0046】また、本発明によるスイッチング電圧レギ
ュレータを制御する方法は、発振器信号に少なくとも部
分的には基づいて第1の制御信号を生成するステップ
と、該第1の制御信号を駆動回路に供給するステップで
あって、該駆動回路が、第1のドライバ信号を生成する
第1のドライバを備えている、ステップと、該第1のド
ライバ信号を用いて、入力電圧源に結合されたスイッチ
回路を駆動するステップであって、該スイッチ回路が、
スイッチノードに結合された第1のスイッチング素子を
有している、ステップと、該スイッチ回路から、調整さ
れた出力信号を生成する出力回路へとスイッチ信号を供
給するステップと、該調整された出力信号をモニタする
ステップと、該調整された出力信号に少なくとも部分的
には基づいて該第1の制御信号を変更するステップと、
該第1のスイッチング素子が、所定数の発振器サイクル
のあいだ連続的に導通状態でありうるようにするリミッ
タ信号に、該制御信号を結合するステップを含み、その
ことにより上記目的が達成される。
【0047】ある実施の形態では、本発明のスイッチン
グ電圧レギュレータを制御する方法においては、前記駆
動回路は第2のドライバをさらに備えており、前記スイ
ッチ回路は、前記スイッチノードと接地との間に結合さ
れ、該第2のドライバにより駆動される第2のスイッチ
ング素子をさらに備えており、かつ前記第1のスイッチ
ング素子は、前記入力電圧源と該スイッチノードとの間
に結合されている。
【0048】さらに、前記駆動回路は、ワンショット回
路を備えた第2のドライバをさらに備えており、前記ス
イッチ回路は、前記スイッチノードと接地との間に結合
され、該第2のドライバにより駆動される第2のスイッ
チング素子をさらに備えており、かつ前記第1のスイッ
チング素子は、前記入力電圧源と該スイッチノードとの
間に結合されていてもよい。
【0049】さらに、前記駆動回路は第2のドライバを
さらに備えており、前記スイッチ回路は、前記スイッチ
ノードと接地との間に結合され、該第2のドライバによ
り駆動される第2のスイッチング素子をさらに備えてお
り、かつ前記第1のスイッチング素子は、該スイッチノ
ードと前記出力端子との間に結合されていてもよい。
【0050】以下に作用を説明する。
【0051】上述した従来のスイッチングレギュレータ
の欠点および限界は、高い周波数で効率よく動作するス
イッチングレギュレータを提供する本発明により克服さ
れる。本発明によるスイッチングレギュレータは、ドロ
ップアウト近くでデューティ比要件を満たすのに低い周
波数が必要な場合には、周波数を所定の低いレベルに下
げるだけで効率のよい動作を実現する。この動作は、1
サイクルを上回る時間のあいだ供給スイッチを連続的に
オン/オフに維持して、より高い/低いデューティ比を
実現することにより、降圧型/昇圧型レギュレータ回路
において実現される。このような高/低デューティ比
は、供給スイッチが1サイクル毎に強制的にオフ/オン
される場合に比べて、ドロップアウト電圧をより低くす
る。オン/オフ時間が所定の限界を超えないようにする
ために、さらなる制御回路も設けられる。これは、耳に
つくノイズを防止したり、ブートストラップを用いたゲ
ート駆動による損失のため起こる過熱のためにスイッチ
の部品がダメージを受けるのを防止したりするためであ
る。
【0052】
【発明の実施の形態】本発明の上記目的および利点、な
らびに、その他の目的および利点は、添付の図面を参照
しながら以下に述べる詳細な説明を考慮すれば、明らか
になるであろう。なお、全図面を通して、同一の参照番
号は、同一の部分を指す。
【0053】本発明は、高/低デューティ比を実現する
ために、短く最小のオフ/オン時間を伴って動作した
り、一定の低い動作周波数で動作したりする必要がな
く、低ドロップアウト電圧での動作を実現する降圧型/
昇圧型スイッチングレギュレータのためのアーキテクチ
ャを含んでいる。
【0054】図1は、負荷50を駆動するために出力端
子60において調整されたDC出力電圧VOUT(例え
ば、5V)を供給する従来の降圧型スイッチングレギュ
レータ70を図示している。負荷50は、例えば、携帯
型あるいはラップトップのコンピュータでもよいし、そ
の他のバッテリ駆動型システムでもよい。
【0055】駆動回路45は、2つのドライバ24およ
び26を備えている。これらのドライバとしては、例え
ば、CMOS電力インバータの段が用いられる。ドライ
バ24は、接地を基準とする論理信号を、スイッチノー
ド110における電圧を基準とするゲート駆動論理信号
に変換する回路を備えている。
【0056】駆動回路45は、スイッチ回路15を駆動
するのに用いられる。スイッチ回路15は、供給レール
電圧VINと接地との間でスイッチノード110において
直列に積層された一対の同期スイッチング型スイッチン
グトランジスタ32および34を有するプッシュプルス
イッチである。なお、ここで、用語「同期スイッチング
型」とは、調整された電圧において電流を負荷50に供
給するために、2つのスイッチングトランジスタが互い
にその位相をずらして駆動されることを意味する。必要
な動作電圧をドライバ24に供給するには、ブートスト
ラップキャパシタ106(CB)が必要である。なぜな
ら、スイッチングトランジスタ32のソースにおける電
圧は、接地とVINとの間を遷移するからである。入力キ
ャパシタ108(CIN)は、供給レール電圧VINにおけ
る変化を平滑化する。
【0057】スイッチングトランジスタ32および34
は、出力回路72へと電流をスイッチングして供給す
る。出力回路72は、インダクタ120(L1)と、出
力キャパシタ122(COUT)とを備えている。スイッ
チングトランジスタ32がオフである時、スイッチング
トランジスタ34はオンであり、導通している。ダイオ
ード94は、デッドタイム(すなわち、トランジスタ3
2および34が共にオフである時間)に導通する。出力
回路72は、スイッチノード110のスイッチング電圧
を平滑化する。その結果、負荷50には、調整された電
圧VOUTが供給される。インダクタ120に電流を供給
するために、スイッチングトランジスタ32および34
は、それぞれドライバ24および26により駆動され
る。これらのドライバ24および26は共に、パルス幅
変調器(「PWM」)制御回路14により制御される。
【0058】ドライバ24は、インバータ22の出力に
より制御される。インバータ22の入力は、NANDゲ
ート20の出力である。NANDゲート20の出力は、
発振器12からの信号16と、PWM制御回路14の出
力からの制御信号18とに基づいて生成される。ドライ
バ26は、NANDゲート20の出力信号により直接、
制御される。PWM制御回路14は、発振器12からの
信号と、出力電圧VOUTと、インダクタ電流ILに比例す
るフィードバック電流IFBとを用いて、制御信号18を
生成する。ドロップアウト時には、制御信号18がハイ
になる。その結果、発振器12の出力信号16がハイで
ある時にはいつも、スイッチングトランジスタ32はオ
ンになり、スイッチングトランジスタ34はオフにな
る。
【0059】図1に示されているスイッチングレギュレ
ータ70の欠点としては、例えば、たとえ制御信号18
が連続的にハイであっても、スイッチングトランジスタ
32は、発振器のパルス10(すなわち出力信号16の
一部)により、発振器12の1サイクル毎に最小の時間
のあいだ強制的にオフされることが挙げられる。この最
小のオフ時間は、スイッチングレギュレータ回路70
が、低ドロップアウト電圧での動作に必要なスイッチデ
ューティ比で動作するためには、非常に短くなければな
らない。しかし、もしこの最小のオフ時間が短すぎる
と、ドライバ24および26は応答できなくなり、スイ
ッチノード110は、ブートストラップキャパシタ10
6を再び充電するのに十分なほど低くスイングできなく
なる。いっぽう、ドライバ24および26をこのように
短い信号に対して強制的に正しく応答させると、ピーク
電流および電流スルーレートを増大させることになる。
その結果、電磁干渉が増大するという問題が生じる。
【0060】図1のスイッチングレギュレータ回路70
に伴う別の問題点としては、たとえスイッチングトラン
ジスタ32の最小のオフ時間の長さをドライバ24およ
び26に適合する長さに維持したとしても、デューティ
比を高くするためには、動作周波数を下げるしかないと
いうことが挙げられる。しかし、既に述べたように、そ
のように動作周波数を低くすると、スイッチングレギュ
レータのサイズ、重量およびコストがすべて大きくなっ
てしまう。
【0061】図2は、降圧型スイッチングレギュレータ
の低ドロップアウト電圧での動作を実現するために、本
発明の好ましい実施の形態を取り入れた場合の模式的ブ
ロック図である。本発明によるスイッチングレギュレー
タ回路は、PWM制御回路14がより完全なかたちでス
イッチングトランジスタ32および34を制御できるよ
うにするリミッタ回路80を設けることにより、従来の
スイッチングレギュレータの欠点を克服する。
【0062】なお、図1〜図4に示されている回路は、
スイッチングトランジスタ32および34としてnチャ
ネルMOSFETを用いて動作するが、このような構成
は単なる設計上の選択事項にすぎないこと、および本発
明の原理は、他の回路に小さな改変を施せば、NPNバ
イポーラトランジスタを用いても同様に実施可能である
ことは、当業者には理解できるであろう。
【0063】図2の回路のドロップアウト動作が、図1
の回路のドロップアウト動作と異なるのは、発振器パル
ス10には、1サイクル毎にスイッチングトランジスタ
32を強制的にオフすることが許されていないことであ
る。スイッチングトランジスタ32がオフされる度に、
カウンタ40がセットされる。これにより、カウンタ4
0の反転Q出力42は、論理ローになる。信号42は、
フリップフロップ44のD入力からフリップフロップ4
4のQ出力46へとクロックにより伝えられる。その結
果、NANDゲート20の入力48において論理ハイに
なる。これにより、PWM制御回路14が、発振器の出
力信号16の1サイクルを超える時間のあいだスイッチ
ングトランジスタ32を連続的にオンすることが可能に
なる。その結果、ドロップアウト時に発振器パルス10
により1サイクル毎にスイッチングトランジスタ32を
強制的にオフする場合に比べて、デューティ比を高くす
ることができ、より低いドロップアウト電圧での動作を
実現することができる。
【0064】いったんカウンタ40がセットされると、
カウンタ40は、スイッチングトランジスタ32がオン
されている間の発振器12のサイクル数をモニタする。
N回目のカウントと同時に、カウンタ40の反転Q出力
42は、ローからハイへと変化する。N+1回目のカウ
ントと同時に、ハイの信号が、フリップフロップ44の
D入力からフリップフロップ44のQ出力46へとクロ
ックにより伝えられる。同時に、発振器の出力信号16
は、インバータ47により反転される(すなわち、イン
バータ47の出力がローになる)。その結果、入力48
における信号は、N+2番目の発振器パルス10までハ
イであり続ける。そのとき、発振器パルス10(ローに
なっている)が、NANDゲート20およびインバータ
22に通されることによって、その発振器パルス10の
持続時間のあいだ、スイッチングトランジスタ32をオ
フさせ、スイッチングトランジスタ34をオンさせる。
同時に、カウンタ40が再びセットされると、反転Q出
力42はローになる。後続する発振器パルス10と同期
して、このローの出力信号が、Dフリップフロップ44
のQ出力46へと再びクロックにより伝えられる。その
結果、入力48ではハイになる。入力48におけるこの
ハイの信号が、再びスイッチングトランジスタ32をオ
ンに維持し、スイッチングトランジスタ34をオフに維
持する。
【0065】よって、このレギュレータは、連続的にハ
イである制御信号18によりドロップアウト状態に維持
されるので、スイッチングトランジスタ32は、発振器
12のN+2個のサイクル毎に1回だけオフされる。な
お、Nの値は、ドロップアウト時における耳ざわりな動
作を防止しつつ、最大デューティ比を拡大するように調
整されてもよい。
【0066】図3は、非同期降圧型スイッチングレギュ
レータの低ドロップアウト電圧での動作を実現するため
に、本発明の別の好ましい実施の形態を取り入れた場合
の模式的ブロック図である。
【0067】図3の非同期降圧型スイッチングレギュレ
ータ回路は、ドライバ26をワンショット回路90に置
き換えた点を別にすれば、図2のスイッチングレギュレ
ータ回路と同様である。図1および図2の降圧型スイッ
チングレギュレータにおけるスイッチングトランジスタ
34とは異なり、図3のスイッチングトランジスタ34
は、スイッチングトランジスタ32がオフになった後、
短い時間のあいだだけオンになる。スイッチングトラン
ジスタ34をオンすると、ブートストラップキャパシタ
106(CB)の下側の極板は、接地近くにプルされ
る。その結果、ブートストラップキャパシタ106(C
B)を確実にリチャージすることができ、ドライバ24
に必要な動作電圧を供給することができる。スイッチン
グトランジスタ34は、ブートストラップキャパシタ1
06(CB)をリチャージするのに必要な時間のあいだ
だけオンであるので、トランジスタ34を、スイッチン
グトランジスタ32よりも小さくすることができる。
【0068】図4は、同期昇圧型スイッチングレギュレ
ータの低ドロップアウト電圧での動作を実現するため
に、本発明のさらに別の好ましい実施の形態を取り入れ
た場合の模式的ブロック図である。
【0069】駆動回路45は、スイッチ回路15を駆動
するのに用いられる。スイッチ回路15は、一対の同期
スイッチング型スイッチングトランジスタ32および3
4を有するプッシュプルスイッチである。スイッチング
トランジスタ34は、スイッチノード110と接地との
間に結合されている。スイッチングトランジスタ32
は、スイッチノード110と出力端子60との間に結合
されている。
【0070】スイッチングトランジスタ32および34
は、出力回路へと電流をスイッチングして供給するのに
用いられる。出力回路72は、入力端子61とスイッチ
ノード110との間に結合されたインダクタ120(L
1)と、出力端子60と接地との間に結合された出力キ
ャパシタ122(COUT)とを備えている。出力回路
は、スイッチノード110の波形のピーク値を出力端子
60へと結合する。その結果、負荷50には、調整され
た電圧VOUTが供給される。インダクタ120に電流を
供給するために、スイッチングトランジスタ32および
34は、それぞれドライバ24および26により駆動さ
れる。これらのドライバ24および26は共に、パルス
幅変調器(「PWM」)制御回路14により制御され
る。
【0071】ドライバ24は、インバータ22の出力に
より制御される。インバータ22の入力は、NANDゲ
ート20の出力である。NANDゲート20の出力は、
発振器12からの信号16と、PWM制御回路14の出
力からの制御信号18とに基づいて生成される。ドライ
バ26は、NANDゲート20の出力信号により直接、
制御される。PWM制御回路14は、発振器12からの
信号と、出力電圧VOUTと、インダクタ電流ILに比例す
るフィードバック電流IFBとを用いて、制御信号18を
生成する。
【0072】図4の同期昇圧型スイッチングレギュレー
タがドロップアウト動作するあいだ、リミッタ回路80
は、発振器のパルス10が、1サイクル毎にスイッチン
グトランジスタ32を強制的にオフしたり、スイッチン
グトランジスタ34を強制的にオンしたりしないように
する。スイッチングトランジスタ32がオフされる度
に、カウンタ40がセットされる。これにより、カウン
タ40の反転Q出力42は、論理ローになる。信号42
(論理ローになっている)は、フリップフロップ44の
D入力からフリップフロップ44のQ出力46へとクロ
ックにより伝えられる。その結果、NANDゲート20
の入力48において論理ハイになる。これにより、PW
M制御回路14が、ドライバ26をオフし、発振器の出
力信号16の1サイクルを超える時間のあいだスイッチ
ングトランジスタ32を連続的にオンし、スイッチング
トランジスタ34を連続的にオフすることが可能にな
る。その結果、ドロップアウト時に発振器パルス10に
より1サイクル毎に、スイッチングトランジスタ32を
強制的にオフし、スイッチングトランジスタ34を強制
的にオンする場合に比べて、デューティ比を低くするこ
とができ、より低いドロップアウト電圧での動作を実現
することができる。
【0073】いったんカウンタ40がセットされると、
カウンタ40は、スイッチングトランジスタ32がオン
されている間の発振器12のサイクル数をモニタする。
N回目のカウントと同時に、カウンタ40の反転Q出力
42は、ローからハイへと変化する。N+1回目のカウ
ントと同時に、ハイの信号が、フリップフロップ44の
D入力からフリップフロップ44のQ出力46へとクロ
ックにより伝えられる。同時に、発振器の出力信号16
は、インバータ47により反転される(すなわち、イン
バータ47の出力がローになる)。その結果、入力48
における信号は、N+2番目の発振器パルス10までハ
イであり続ける。そのとき、発振器パルス10(ローに
なっている)が、NANDゲート20およびインバータ
22に通されることによって、その発振器パルス10の
持続時間のあいだ、スイッチングトランジスタ32をオ
フさせ、スイッチングトランジスタ34をオンさせる。
同時に、カウンタ40が再びセットされると、反転Q出
力42はローになる。後続する発振器パルス10と同期
して、このローの出力信号が、Dフリップフロップ44
のQ出力46へと再びクロックにより伝えられる。その
結果、入力48ではハイになる。入力48におけるこの
ハイの信号が、再びスイッチングトランジスタ32をオ
ンに維持し、スイッチングトランジスタ34をオフに維
持する。
【0074】よって、図4の同期昇圧型レギュレータ
は、連続的にローである制御信号18によりドロップア
ウト状態に維持されるので、スイッチングトランジスタ
34は、発振器12のN+2回のサイクル毎に1回だけ
オンされる。
【0075】ドロップアウト動作の間に高/低デューテ
ィ比を有する降圧型/昇圧型スイッチングレギュレータ
は、このようにして提供される。以上に、本発明による
3つの特定の実施形態例を開示したが、本発明は、以上
に(例示を目的とし、限定を意図せずに)開示された実
施の形態以外でも実施可能であること、および、本発明
は請求の範囲によってのみ限定されることは、当業者に
は理解できるであろう。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも以下の効果
が得られる。
【0077】本発明によるスイッチングレギュレータ
は、高い周波数で効率よく動作し、ドロップアウト近く
でデューティ比要件を満たすのに低い周波数が必要な場
合には、周波数を所定の低いレベルに下げるだけで効率
のよい動作を実現する。この動作は、1サイクルを上回
る時間のあいだ供給スイッチを連続的にオン/オフに維
持して、より高い/低いデューティ比を実現することに
より、降圧型/昇圧型レギュレータ回路において実現さ
れる。このような高/低デューティ比は、供給スイッチ
が1サイクル毎に強制的にオフ/オンされる場合に比べ
て、ドロップアウト電圧をより低くする。オン/オフ時
間が所定の限界を超えないようにするために、さらなる
制御回路が設けられると、耳につくノイズを防止した
り、ブートストラップを用いたゲート駆動による損失の
ため起こる過熱のためにスイッチの部品がダメージを受
けるのを防止したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスイッチングレギュレータを示す回路図
である。
【図2】本発明の原理に基づいて構成された降圧型スイ
ッチングレギュレータの実施の形態の一例を示す回路図
である。
【図3】本発明の原理に基づいて構成された非同期降圧
型スイッチングレギュレータの実施の形態の一例を示す
回路図である。
【図4】本発明の原理に基づいて構成された同期昇圧型
スイッチングレギュレータの実施の形態の一例を示す回
路図である。
【符号の説明】
12 発振器 14 パルス幅変調器コントローラ 20 第1の制御回路論理ゲート 22 第2の制御回路論理ゲート 24 第1のドライバ 26 第2のドライバ 32 第1のスイッチング素子 34 第2のスイッチング素子 40 カウンタ 41 第2のリミッタ回路論理ゲート 44 フリップフロップ 47 第1のリミッタ回路論理ゲート 80 リミッタ回路 VIN 入力電圧

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧源に結合されたスイッチ回路で
    あって、スイッチノードに結合された第1のスイッチン
    グ素子を有する、スイッチ回路と、 該第1のスイッチング素子に結合された第1のドライバ
    を有する駆動回路と、 該スイッチ回路に結合された出力回路であって、出力端
    子と接地との間に結合された誘導性蓄積素子および容量
    性蓄積素子を有する、出力回路と、 発振回路からの発振信号に少なくとも部分的には基づい
    て制御信号を発生する制御回路であって、該駆動回路に
    結合されることにより、該制御信号を該駆動回路に供給
    する、制御回路と、 該第1のスイッチング素子が、所定数の発振器サイクル
    のあいだ連続的に導通状態にあった時、該制御信号の状
    態を変化させるように該制御回路に結合されているリミ
    ッタ回路と、を備えているスイッチング電圧レギュレー
    タ回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチノードと接地との間に結合
    された第2のスイッチング素子をさらに備えている、請
    求項1に記載のスイッチング電圧レギュレータ回路。
  3. 【請求項3】 前記駆動回路が、前記第2のスイッチン
    グ素子に結合された第2のドライバをさらに備えてい
    る、請求項2に記載のスイッチング電圧レギュレータ回
    路。
  4. 【請求項4】 前記制御回路が、 前記誘導性蓄積素子を通って流れる電流に対応するフィ
    ードバック信号と、前記出力端子における電圧に対応す
    るフィードバック信号とに少なくとも部分的には基づい
    て出力を発生するパルス幅変調器コントローラを備えて
    いる、請求項3に記載のスイッチング電圧レギュレータ
    回路。
  5. 【請求項5】 駆動電圧源と前記スイッチノードとの間
    に結合された第2の容量性蓄積素子をさらに備えてい
    る、請求項1に記載のスイッチング電圧レギュレータ回
    路。
  6. 【請求項6】 前記リミッタ回路が、 前記発振器信号により駆動されるクロック入力と、リセ
    ット入力と、出力と、を有するカウンタであって、該カ
    ウンタが所定数の発振器サイクルをカウントした時に該
    出力が状態を変化させ、前記第1のスイッチング素子が
    オフされる度にリセットされる、カウンタと、 該カウンタおよび前記制御回路に結合された論理回路で
    あって、該カウンタの該出力が状態を変化させた結果、
    前記制御信号の前記状態を変化させる、論理回路と、を
    備えている、請求項1に記載のスイッチング電圧レギュ
    レータ回路。
  7. 【請求項7】 前記論理回路が、 前記発振器信号により駆動されるクロック入力と、前記
    カウンタの前記出力に結合された信号入力とを有するフ
    リップフロップであって、該信号入力における信号がハ
    イであり、かつ該クロック入力が該発振器信号によりハ
    イに駆動される時に、ローからハイへと変化する出力を
    有する、フリップフロップと、 該発振器信号を反転させる第1のリミッタ回路論理ゲー
    トと、 該第1のリミッタ回路論理ゲートに結合された第1の入
    力と、該フリップフロップ回路の該出力に結合された第
    2の入力とを有する、第2のリミッタ回路論理ゲートで
    あって、前記第1のスイッチング素子が所定数の発振器
    サイクルのあいだ連続的に導通状態にあった時に状態を
    変化させる出力信号を生成する、第2のリミッタ回路論
    理ゲートと、を備えている、請求項6に記載のスイッチ
    ング電圧レギュレータ回路。
  8. 【請求項8】 前記第1のスイッチング素子がMOSF
    ETである、請求項1に記載のスイッチング電圧レギュ
    レータ回路。
  9. 【請求項9】 前記第1のスイッチング素子が、前記入
    力電圧源と前記スイッチノードとの間に結合されてい
    る、請求項1に記載のスイッチング電圧レギュレータ回
    路。
  10. 【請求項10】 前記誘導性蓄積素子が、前記スイッチ
    ノードと前記出力端子との間に結合されている、請求項
    1に記載のスイッチング電圧レギュレータ回路。
  11. 【請求項11】 前記制御回路が、 前記リミッタ回路に結合された第1の入力と、前記パル
    ス幅変調器コントローラの前記出力に結合された第2の
    入力とを備えた第1の制御回路論理ゲートであって、第
    1の制御回路論理ゲート信号を生成する、第1の制御回
    路論理ゲートと、 該第1の制御回路論理ゲートに結合された第2の制御回
    路論理ゲートであって、該第1の制御回路論理ゲート信
    号を反転させる、第2の制御回路論理ゲートと、をさら
    に備えている、請求項4に記載のスイッチング電圧レギ
    ュレータ回路。
  12. 【請求項12】 前記第1のドライバが、前記第2の制
    御回路論理ゲートに結合された入力を有している、請求
    項11に記載のスイッチング電圧レギュレータ回路。
  13. 【請求項13】 前記第2のドライバが、前記第1の制
    御回路論理ゲートに結合された入力を有している、請求
    項12に記載のスイッチング電圧レギュレータ回路。
  14. 【請求項14】 前記リミッタ回路が、 前記発振器信号により駆動されるクロック入力と、リセ
    ット入力と、出力と、を有するカウンタであって、該カ
    ウンタが所定数の発振器サイクルをカウントした時に該
    出力が状態を変化させ、前記第1のスイッチング素子が
    オフされる度にリセットされる、カウンタと、 該カウンタおよび前記制御回路に結合された論理回路で
    あって、該カウンタの該出力が状態を変化させた結果、
    前記制御信号の前記状態を変化させる、論理回路と、を
    備えている、請求項11に記載のスイッチング電圧レギ
    ュレータ回路。
  15. 【請求項15】 前記論理回路が、 前記発振器信号により駆動されるクロック入力と、前記
    カウンタの前記出力に結合された信号入力とを有するフ
    リップフロップであって、該信号入力における信号がハ
    イであり、かつ該クロック入力が該発振器信号によりハ
    イに駆動される時に、ローからハイへと変化する出力を
    有する、フリップフロップと、 該発振器信号を反転させる第1のリミッタ回路論理ゲー
    トと、 該第1のリミッタ回路論理ゲートに結合された第1の入
    力と、該フリップフロップ回路の該出力に結合された第
    2の入力とを有する、第2のリミッタ回路論理ゲートで
    あって、前記第1のスイッチング素子が所定数の発振器
    サイクルのあいだ連続的に導通状態にあった時に状態を
    変化させる出力信号を生成する、第2のリミッタ回路論
    理ゲートと、を備えている、請求項14に記載のスイッ
    チング電圧レギュレータ回路。
  16. 【請求項16】 前記第2のドライバがワンショット回
    路を備えている、請求項3に記載のスイッチング電圧レ
    ギュレータ回路。
  17. 【請求項17】 前記スイッチノードと接地との間に結
    合された導電性素子をさらに備えており、前記第1のス
    イッチング素子がオフである時に該導電性素子が導通す
    る、請求項1に記載のスイッチング電圧レギュレータ回
    路。
  18. 【請求項18】 前記第1のスイッチング素子が、前記
    スイッチノードと前記出力端子との間に結合されてい
    る、請求項1に記載のスイッチング電圧レギュレータ回
    路。
  19. 【請求項19】 前記誘導性蓄積素子が、前記入力電圧
    源と前記スイッチノードとの間に結合されている、請求
    項1に記載のスイッチング電圧レギュレータ回路。
  20. 【請求項20】 前記制御回路が、 前記パルス幅変調器コントローラの前記出力に結合され
    た入力を備え、該パルス幅変調器コントローラの該出力
    を反転させる、第1の制御回路論理ゲートと、 前記リミッタ回路に結合された第1の入力と、該第1の
    制御回路論理ゲートに結合された第2の入力とを備えた
    第2の制御回路論理ゲートであって、第2の制御回路論
    理ゲート信号を生成する、第2の制御回路論理ゲート
    と、 該第2の制御回路論理ゲートに結合された第3の制御回
    路論理ゲートであって、該第2の制御回路論理ゲート信
    号を反転させる、第3の制御回路論理ゲートと、をさら
    に備えている、請求項4に記載のスイッチング電圧レギ
    ュレータ回路。
  21. 【請求項21】 前記第1のドライバが、前記第3の制
    御回路論理ゲートの出力に結合された入力を有してい
    る、請求項20に記載のスイッチング電圧レギュレータ
    回路。
  22. 【請求項22】 前記第2のドライバが、前記第2の制
    御回路論理ゲートの出力に結合された入力を有してい
    る、請求項20に記載のスイッチング電圧レギュレータ
    回路。
  23. 【請求項23】 前記リミッタ回路が、 前記発振器信号により駆動されるクロック入力と、前記
    第3の制御回路論理ゲートの前記出力により駆動される
    リセット入力と、出力とを有するカウンタであって、該
    カウンタが所定数の発振器サイクルをカウントした時に
    該出力が状態を変化させ、前記第1のスイッチング素子
    がオフされる度にリセットされる、カウンタと、 該カウンタおよび前記制御回路に結合された論理回路で
    あって、該カウンタの該出力が状態を変化させた結果、
    前記制御信号の前記状態を変化させる、論理回路と、を
    備えている、請求項20に記載のスイッチング電圧レギ
    ュレータ回路。
  24. 【請求項24】 前記論理回路が、 前記発振器信号により駆動されるクロック入力と、前記
    カウンタの前記出力に結合された信号入力とを有するフ
    リップフロップであって、該信号入力における信号がハ
    イであり、かつ該クロック入力が該発振器信号によりハ
    イに駆動される時に、ローからハイへと変化する出力を
    有する、フリップフロップと、 該発振器信号を反転させる第1のリミッタ回路論理ゲー
    トと、 該第1のリミッタ回路論理ゲートに結合された第1の入
    力と、該フリップフロップ回路の該出力に結合された第
    2の入力とを有する、第2のリミッタ回路論理ゲートで
    あって、前記第1のスイッチング素子が所定数の発振器
    サイクルのあいだ連続的に導通状態にあった時に状態を
    変化させる出力信号を生成する、第2のリミッタ回路論
    理ゲートと、を備えている、請求項23に記載のスイッ
    チング電圧レギュレータ回路。
  25. 【請求項25】 発振器信号に少なくとも部分的には基
    づいて第1の制御信号を生成するステップと、 該第1の制御信号を駆動回路に供給するステップであっ
    て、該駆動回路が、第1のドライバ信号を生成する第1
    のドライバを備えている、ステップと、 該第1のドライバ信号を用いて、入力電圧源に結合され
    たスイッチ回路を駆動するステップであって、該スイッ
    チ回路が、スイッチノードに結合された第1のスイッチ
    ング素子を有している、ステップと、 該スイッチ回路から、調整された出力信号を生成する出
    力回路へとスイッチ信号を供給するステップと、 該調整された出力信号をモニタするステップと、 該調整された出力信号に少なくとも部分的には基づいて
    該第1の制御信号を変更するステップと、 該第1のスイッチング素子が、所定数の発振器サイクル
    のあいだ連続的に導通状態でありうるようにするリミッ
    タ信号に、該制御信号を結合するステップと、を含む、
    スイッチング電圧レギュレータを制御する方法。
  26. 【請求項26】 前記駆動回路が第2のドライバをさら
    に備えており、 前記スイッチ回路が、前記スイッチノードと接地との間
    に結合され、該第2のドライバにより駆動される第2の
    スイッチング素子をさらに備えており、かつ前記第1の
    スイッチング素子が、前記入力電圧源と該スイッチノー
    ドとの間に結合されている、請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記駆動回路が、ワンショット回路を
    備えた第2のドライバをさらに備えており、 前記スイッチ回路が、前記スイッチノードと接地との間
    に結合され、該第2のドライバにより駆動される第2の
    スイッチング素子をさらに備えており、かつ前記第1の
    スイッチング素子が、前記入力電圧源と該スイッチノー
    ドとの間に結合されている、請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記駆動回路が第2のドライバをさら
    に備えており、 前記スイッチ回路が、前記スイッチノードと接地との間
    に結合され、該第2のドライバにより駆動される第2の
    スイッチング素子をさらに備えており、かつ前記第1の
    スイッチング素子が、該スイッチノードと前記出力端子
    との間に結合されている、請求項25に記載の方法。
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