JPH10136518A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH10136518A
JPH10136518A JP8289983A JP28998396A JPH10136518A JP H10136518 A JPH10136518 A JP H10136518A JP 8289983 A JP8289983 A JP 8289983A JP 28998396 A JP28998396 A JP 28998396A JP H10136518 A JPH10136518 A JP H10136518A
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JP
Japan
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container
insulated switchgear
conductor
arrester
branch pipe
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Pending
Application number
JP8289983A
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English (en)
Inventor
Takao Yamauchi
高雄 山内
Mikio Mochizuki
幹雄 望月
Hiroshi Yamamoto
宏 山本
Noriaki Tsujimoto
規明 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが増大するとともに大形化する。 【解決手段】 導体24を介して接続される電気機器が
収納された容器16と、容器16の所定の位置から突出
し外方に開口18aを有する枝管部18と、枝管部18
の開口18aを閉塞する蓋板20と、一端が蓋板20の
内側面に支持され他端側が導体24に接続される避雷器
21とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力の送配電お
よび受変電に使用されるガス絶縁開閉装置に係り、特に
内部に収納される電気機器の絶縁を過電圧から保護する
ために設けられる避雷器の取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平2−266804号
公報に記載されたこの種の従来のガス絶縁開閉装置の避
雷器の取付構造を示す断面図である。図において、1は
中心導体1aおよび碍管1bでなる気中ブッシング、2
はこの気中ブッシング1と上方で連通し、上面で気中ブ
ッシング1を支持し、絶縁スペーサ3、4により両側が
封止された第1の容器、5はこの第1の容器2の絶縁ス
ペーサ3側に連結され、内部に電気機器(図示せず)が
収納された第2の容器、6は第1の容器2の絶縁スペー
サ4側に連結され、内部に酸化亜鉛形避雷器7が収納さ
れた第3の容器、8は両絶縁スペーサ3、4を貫通して
各容器2、5、6内に延在し、各内部の電気機器、中心
導体1aおよび酸化亜鉛形避雷器7にそれぞれ接続され
る導体である。
【0003】図10は例えば実開平3−80609号公
報に記載された図9とは異なる従来のガス絶縁開閉装置
の避雷器の取付構造を示す断面図である。図において、
9は断路機構10が内部に収納され、一側が絶縁スペー
サ11により封止された容器で、図示はしないが断路機
構10は絶縁スペーサ11を貫通する導体12により例
えば遮断器等の電気機器に接続されている。13は容器
9の一側に連結され先端が閉塞された筒状容器、14は
この筒状容器13内に配設され一端が断路機構10に接
続された避雷器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉装
置は避雷器の取付構造が以上のように構成されているの
で、まず、図9に示すガス絶縁開閉装置では、避雷器7
のための専用の容器、すなわち第3の容器6および第1
の容器2と区画するための絶縁スペーサ4が必要となる
ため、コストが増大するとともに、占有面積の増加に伴
い大形化するという問題点があった。
【0005】又、図10に示すガス絶縁開閉装置では、
図9における大形化の問題点は若干解消されるとは言う
ものの、筒状容器13が必要となるため、コストが増大
する点においては何ら変わらず、筒状容器13内に配設
されているため、避雷器14の取り付けおよび取り外し
の作業に手間を要する等の問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、大形化およびコストの増大の抑
制、避雷器の組立作業の容易化が可能なガス絶縁開閉装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るガス絶縁開閉装置は、導体を介して接続される電気機
器が収納された容器と、容器の所定の位置から突出し外
方に開口を有する枝管部と、枝管部の開口を閉塞する蓋
板と、一端が蓋板の内側面に支持され他端側が導体に接
続される避雷器とを備えたものである。
【0008】又、この発明の請求項2に係るガス絶縁開
閉装置は、請求項1において、挿脱可能に配設され避雷
器の他端側と導体との間を接続する接続部材を具備した
ものである。
【0009】又、この発明の請求項3に係るガス絶縁開
閉装置は、請求項1または2において、枝管部の根元部
の内周面に面取りを施したものである。
【0010】又、この発明の請求項4に係るガス絶縁開
閉装置は、請求項1または2において、枝管部を容器の
下部に突出させるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
ガス絶縁開閉装置の要部の構成を示す断面図、図2はガ
ス絶縁開閉装置の避雷器の取付構造を示す断面図、図3
は図1におけるガス絶縁開閉装置の高電圧試験時におけ
る状態を示す断面図である。
【0012】図において、15は中心導体15aおよび
碍管15bでなる気中ブッシング、16はこの気中ブッ
シング15を上面で支持し、内部が気中ブッシング15
内と連通する第1の容器で、一側は絶縁スペーサ17に
より封止されるとともに、他側には外方に開口18aを
有する枝管部18が突出して形成され、枝管部18の根
元部の内周面にはバーリング加工または研磨等により円
弧状の面取り18bが成されている。19は第1の容器
16の絶縁スペーサ17側に連結され、内部に電気機器
(図示せず)が収納された第2の容器である。
【0013】20は枝管18の開口18aを閉塞するよ
うに取り付けられた蓋板、21は一端が蓋板20の内側
面に支持された例えば酸化亜鉛形避雷器等の避雷器で、
図2に示すように他端側には挿脱可能な導電性を有する
棒状の接続部材22が連結されており、後述の導体とは
チューリップコンタクト23により結合されている。2
4は絶縁スペーサ17を貫通して第1および第2の容器
16、19内に延在し、一端が第2の容器19内の電気
機器(図示せず)に接続され、他端側はチューリップコ
ンタクト25を介して中心導体15aに、また、チュー
リップコンタクト23を介して接続部材22にそれぞれ
接続されている。
【0014】このように上記実施の形態1によれば、第
1の容器の他側に開口18aを有する枝管部18を突出
して形成するとともに、開口18aを閉塞する蓋板20
の内側面に避雷器21を支持して導体24と接続させる
ようにしているので、避雷器21を収納するための容器
を別途設けるものと比較して小形化が可能となり、ま
た、枝管部18は第1の容器16と同時に比較的容易に
形成することができるので、コストの低減を図ることが
可能になる。
【0015】又、避雷器21と導体24とを挿脱可能な
接続部材22で接続するようにしているので、例えば図
3に示すように、試験用電源25を気中ブッシング15
の中心導体15aに接続し、導体24を介して第2の容
器19内の電気機器(図示せず)に高電圧を印加して高
電圧試験を行う場合、避雷器21には高電圧を印加する
ことはできないが、接続部材22を取り外すことにより
避雷器21に高電圧を印加することなく、容易に高電圧
試験を実施することができるので、避雷器21をわざわ
ざ取り外す等の手間が省け作業性の向上を図ることが可
能になる。
【0016】又、枝管部18の根元部の内周面に円弧状
の面取り18bを施しているので、電界緩和効果を得る
ことができるため、枝管部18の径を減縮させることが
でき小形化が可能となる。なお、面取り18bの円弧状
の半径を5mm以上に形成するとさらに電界緩和効果は
向上する。又、枝管部18を形成する位置は第1の容器
16のできるだけ下方に設定した方が、気中ブッシング
15内のガス対流による熱影響が少なくなるため望まし
い。さらに又、接続部材22の直径は導体24等よりの
熱が避雷器21に流入するのをできるだけ抑制できるよ
うに小さい方がよく、導体24の断面積の75%以下と
なる寸法が望ましい。
【0017】尚、上記実施の形態1における構成では、
枝管部18を気中ブッシング15を支持する第1の容器
16の側面に形成するようにしたが、これに限定される
ものではなく、例えば図4に示すようにケーブルヘッド
26の容器27に形成するようにしても良く、又、図5
に示すように油ブッシング28の容器29に、又、図6
に示すように三相一括形母線30の容器31に、又、図
7に示すように断路器32の容器33に、又、図8に示
すように遮断器34の容器35にそれぞれ形成するよう
にしても良く、同様の効果を発揮し得ることは言うまで
もない。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、導体を介して接続される電気機器が収納された容
器と、容器の所定の位置から突出し外方に開口を有する
枝管部と、枝管部の開口を閉塞する蓋板と、一端が蓋板
の内側面に支持され他端側が導体に接続される避雷器と
を備えたので、大形化およびコストの増大の抑制、避雷
器の組立作業の容易化が可能なガス絶縁開閉装置を提供
することができる。
【0019】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、挿脱可能に配設され避雷器の他端側と導体
との間を接続する接続部材を具備したので、大形化およ
びコストの増大の抑制、避雷器の組立作業の容易化が可
能であることは勿論のこと、高電圧試験を容易に行うこ
とが可能なガス絶縁開閉装置を提供することができる。
【0020】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1または2において、枝管部の根元部の内周面に面取り
を施したので、大形化およびコストの増大の抑制、避雷
器の組立作業の容易化が可能であることは勿論のこと、
枝管部の径の縮小化が可能なガス絶縁開閉装置を提供す
ることができる。
【0021】又、この発明の請求項4によれば、請求項
1または2において、枝管部を容器の下部に突出させる
ようにしたので、大形化およびコストの増大の抑制、避
雷器の組立作業の容易化が可能であることは勿論のこ
と、ガス対流による避雷器への熱影響を防止することが
可能なガス絶縁開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるガス絶縁開
閉装置の要部の構成を示す断面図である。
【図2】 図1におけるガス絶縁開閉装置の避雷器の取
付構造を示す断面図である。
【図3】 図1におけるガス絶縁開閉装置の高電圧試験
時における状態を示す断面図である。
【図4】 図1におけるガス絶縁開閉装置の要部の異な
る構成を示す断面図である。
【図5】 図1におけるガス絶縁開閉装置の要部のさら
に異なる構成を示す断面図である。
【図6】 図1におけるガス絶縁開閉装置の要部のさら
に異なる構成を示す断面図である。
【図7】 図1におけるガス絶縁開閉装置の要部のさら
に異なる構成を示す断面図である。
【図8】 図1におけるガス絶縁開閉装置の要部のさら
に異なる構成を示す断面図である。
【図9】 従来のガス絶縁開閉装置の要部の構成を示す
断面図である。
【図10】 図9におけるとは異なる従来のガス絶縁開
閉装置の要部の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
15 気中ブッシング、15a 中心導体、16 第1
の容器、17 絶縁スペーサ、18 枝管部、18a
開口、18b 面取り、19 第2の容器、20 蓋
板、21 避雷器、22 接続部材、24 導体、2
7,29,31,33,35 容器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻本 規明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体を介して接続される電気機器が収納
    された容器と、上記容器の所定の位置から突出し外方に
    開口を有する枝管部と、上記枝管部の開口を閉塞する蓋
    板と、一端が上記蓋板の内側面に支持され他端側が上記
    導体に接続される避雷器とを備えたことを特徴とするガ
    ス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 挿脱可能に配設され避雷器の他端側と導
    体との間を接続する接続部材を具備したことを特徴とす
    る請求項1記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 枝管部の根元部の内周面には面取りが施
    されていることを特徴とする請求項1または2記載のガ
    ス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 枝管部は容器の下部に突出されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のガス絶縁開閉装
    置。
JP8289983A 1996-10-31 1996-10-31 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH10136518A (ja)

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