JPH10136452A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH10136452A
JPH10136452A JP8284141A JP28414196A JPH10136452A JP H10136452 A JPH10136452 A JP H10136452A JP 8284141 A JP8284141 A JP 8284141A JP 28414196 A JP28414196 A JP 28414196A JP H10136452 A JPH10136452 A JP H10136452A
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JP
Japan
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data
call
message data
personal data
storage area
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Application number
JP8284141A
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Inventor
Katsumi Muroi
克己 室井
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発呼者を通知するためのデータを発呼と同時に
送信する際にその手間を簡略化する。 【解決手段】メッセージデータを記憶するエリア(M
A)及び個人データを記憶するエリア(PA)を有する
RAM19と、発呼を指示するキーを有するキー入力部20
と、この発呼の指示に伴って上記RAM19のエリア(M
A)にメッセージデータが記憶されていればそのメッセ
ージデータを、記憶されていなければエリア(PA)に
記憶されている個人データを発呼と同時に送信させる制
御部17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージデータ
を付加して発呼を行なうことが可能な携帯電話端末等の
無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、PHS(Personal
Handyphone System:簡易型携帯電話
システム)では、発信時に発呼要求信号と共にメッセー
ジデータを付加して送信することが可能な端末機があっ
た。
【0003】この種の端末機では、送信するメッセージ
データを作成し、あるいはすでに作成してあるメッセー
ジデータを選択した上で、そのメッセージデータを送信
するか否かを選択設定するようになるもので、送信先の
端末機では着呼と同時に表示部に該メッセージデータが
表示されるようになる。
【0004】したがって、通話を開始する前に、誰から
の発呼であるのか、用件は何であるのか、などを知るこ
とができ、実際に回線を接続して通話を行なうまでもな
く、簡単な用件であれば伝達することができ、且つ通話
料が課金されることもない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなPHSの
端末機にあっては、発呼側となる端末機側でメッセージ
データを作成し、あるいはすでに作成してあるメッセー
ジデータを選択する操作と、メッセージデータを送信す
ることを設定するための選択操作とを行なわなければな
らず、その操作が繁雑で煩わしいものであった。
【0006】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、発呼者を通知する
ためのデータを発呼と同時に送信する際にその手間を簡
略化することが可能な無線通信装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
メッセージデータを記憶する第1の記憶手段と、個人デ
ータを記憶する第2の記憶手段と、発呼を指示する指示
手段と、この指示手段での指示に伴って上記第1の記憶
手段にメッセージデータが記憶されていればそのメッセ
ージデータを、記憶されていなければ上記第2の記憶手
段に記憶されている個人データを発呼と同時に送信させ
る送信制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】このような構成とすれば、メッセージデー
タを作成してしない場合であっても個人データが自動的
に発呼者を通知するためのデータとして発呼と同時に送
信されるようになるので、発呼者を通知するための手間
を簡略化することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、発呼先の識別番号を複数記憶した第3
の記憶手段をさらに具備し、上記指示手段は上記第3の
記憶手段に記憶されている発呼先の識別番号を選択指示
することを特徴とする。
【0010】上記のような構成とすれば、上記請求項1
記載の発明の作用に加えて、発呼先を選択する操作のみ
で発呼者を通知するためのデータが発呼と同時に送信さ
れるようになるので、発呼時の操作をより大幅に簡略化
することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、上記第2の記憶手段は複数種類の個人
データを記憶し、上記第3の記憶手段は発呼先の識別番
号毎に対応して個人データの種別を示す識別情報を記憶
し、上記送信制御手段は個人データを送信させる際に発
呼先の識別番号毎に対応した種別の個人データを送信さ
せることを特徴とする。
【0012】上記のような構成とすれば、上記請求項2
記載の発明の作用に加えて、発呼先の種別に対応して適
切な個人データが発呼者を通知するためのデータとして
発呼と同時に送信することができ、さらに種別情報の設
定の仕方によっては発呼者を通知するためのデータの送
信を必要により抑制することも可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明をPHSに適用した場
合の実施の一形態について図面を参照して説明する。図
1はそのシステム全体の構成を示すもので、1はデジタ
ル公衆網、2はこのデジタル公衆網1を統括管理するセ
ンタ装置、3はこのセンタ装置2が有する各種情報を格
納したデータベース(図では「DB」と示す)、4,
4,…はデジタル公衆網1に接続され、それぞれ担当の
エリア内に存在するPHSの端末子機との無線交信を行
なうべく付設された複数の基地局(図では「PBS」と
示す)、6は自宅5に固定配設され、上記デジタル公衆
網1に接続された端末親機、7はこの端末親機6と対を
なし、携帯使用される端末子機である。
【0014】図2は上記端末子機7内の回路構成を示す
もので、11はアンテナであり、このアンテナ11には
送受信部12を接続している。この送受信部12は、周
波数変換部とモデムとで構成されるもので、周波数変換
部の受信側では、アンテナ11から入力された信号が送
信/受信を振分けるアンテナスイッチを介して入力さ
れ、PLLシンセサイザから出力される所定周波数の局
部発振信号と混合することにより、1.9GHz帯から
1MHz付近のIF信号に周波数変換する。一方、送信
側では、モデムから入力されたπ/4シフトQPSKの
変調波をPLLシンセサイザから出力される所定周波数
の局部発振信号と混合することにより、1.9GHz帯
に周波数変換し、アンテナスイッチを介してアンテナ1
1より輻射するようにしている。
【0015】また、モデムの受信側では、周波数変換部
からのIF信号が復調されてIQデータに分離され、デ
ータ列になって通信処理部13に転送するようにしてい
る。一方、送信側では、通信処理部13から転送されて
きたデータからIQデータを生成し、π/4シフトQP
SKに変調して周波数変換部に出力する。
【0016】そして、この送受信部12に、通信処理部
13、音声処理部14を順に接続し、この音声処理部1
4にスピーカ15及びマイクロフォン16を接続してい
る。ここで、通信処理部13は、フレーム同期及びスロ
ットのデータフォーマット処理を行なうもので、受信側
では、送受信部12のモデムから送られてくる受信デー
タから所定タイミングで1スロット分のデータを取出
し、このデータの中からユニークワード(同期信号)を
抽出してフレーム同期をとり、且つ制御データ部及び音
声データ部のスクランブルなどを解除した後、制御デー
タは後述する制御部17に送り、音声データは音声処理
部14に転送する。一方、送信側では、音声処理部14
から送られてくる音声データに制御データなどを付加
し、スクランブルなどをかけた後にユニークワードなど
を付加して1スロット分の送信データを作成し、所定タ
イミングでフレーム内の所定スロットに挿入して送受信
部12のモデムに送出する。
【0017】音声処理部14は、スピーチコーディック
及びPCMコーディックにより構成され、このうちスピ
ーチコーディックは、デジタルデータの圧縮/伸長処理
を行なうもので、受信側では、通信処理部13から送ら
れてきたADPCM音声信号(4ビット×8kHz=3
2Kbps)をPCM音声信号(8ビット×8KHz=
64Kbps)に復号化することにより伸長してPCM
コーディックに出力する。一方、送信側では、PCMコ
ーディックから送られてきたPCM音声信号をADPC
M音声信号に符号化することにより圧縮して通信処理部
13に出力する。
【0018】また、PCMコーディックは、アナログ/
デジタル変換処理を行なうもので、受信側では、スピー
チコーディックから送られてくるPCM音声信号をD/
A変換してそのアナログ音声信号をスピーカ15に出力
する。一方、送信側では、マイクロフォン16から入力
されたアナログ音声信号をA/D変換してそのPCM音
声信号をスピーチコーディックに出力する。
【0019】そして、これら送受信部12、通信処理部
13、音声処理部14、制御部17を接続し、この制御
部17にROM18、RAM19、キー入力部20、及
び表示部21を接続している。
【0020】ここで制御部17は、所定のプロトコルに
従って装置全体を制御するものであり、ROM18はこ
の制御部17での制御プログラムを記憶したものであ
る。また、RAM19は制御部17での制御により取扱
われる各種データを一時記憶する、ダイヤルキーのキー
情報をバッファ保持するダイヤルバッファを含んだワー
クエリアと、図3に示すような電話帳記憶エリアTA、
個人データ記憶エリアPA、及びメッセージデータ記憶
エリアMAを有する。
【0021】電話帳記憶エリアTAは、図4に示すよう
に複数の電話番号を名前、及び個人データの種別情報と
共に記憶するものである。個人データ記憶エリアPA
は、この端末子機7を所有する個人のデータを記憶する
もので、ここでは個人のデータを構成する個々の情報と
して図5に示すように姓(a)、名(b)、会社名
(c)、電話番号(d)、住所(e)、血液型(f)、
及び生年月日(g)を記憶すると共に、上記電話帳記憶
エリアTAに記憶される個人データの種別情報を定義す
る定義情報を複数、例えば4個記憶するものである。
【0022】例えば、第1の種別情報(図では「種別
1」と示す)はa,b,dよりなるので、この第1の種
別情報を設定している電話番号に対して発呼を行なう際
には、メッセージデータが別に設定されていなければ、
発呼と同時に姓、名、及び電話番号からなる個人データ
が送信されることとなる。
【0023】また、第4の種別情報を定義する定義情報
は、図示する如く個人データを構成する個々の情報を全
く設定していないため、この第4の種別情報を設定して
いる電話番号に対して発呼を行なう際には、メッセージ
データが別に設定されていなければ、個人データも送信
しないこととなる。
【0024】メッセージデータ記憶エリアMAは、発呼
と同時に発呼先に対して送信するメッセージデータを記
憶するためのもので、図6に示すようにそのメッセージ
データの送信が有効であることを示す有効フラグ(F)
とメッセージデータのデータ長を表わすデータに続け
て、実際のメッセージデータを記憶するものである。
【0025】上記キー入力部20は、通話を開始するた
めの「通話」キー、通話を終了するための「切」キー、
「1」〜「9」,「0」,「#」,「*」キーからなる
ダイヤルキー、その他各種機能を設定するためのキーを
備え、これらのキー操作により制御部17に対して入力
する。そして、表示部21は各種制御のための入力デー
タ、着呼時に同時に送られてきたメッセージデータ等を
表示するものである。
【0026】次いで上記実施の形態の動作について説明
する。図7は発呼側となる端末子機7における主として
制御部17による発呼時の処理内容を示すもので、その
当初には、表示部21にRAM19の電話帳記憶エリア
TAに記憶されている複数の送信先の名前と電話番号と
を一覧表示した上で、キー入力部20におけるいずれか
のキーの押下げ操作を待機し(ステップA01)、キー
の押下げ操作があったと判断した時点で、次にその押下
げられたキーがダイヤルキーあるいは送信先を選択する
ための機能キーであるか否か判断する(ステップA0
2)。
【0027】ダイヤルキーあるいは送信先を選択するた
めの機能キーが操作されたと判断した場合には、操作さ
れたのがダイヤルキーであればそのキー情報を、また送
信先を選択するための機能キーであればその選択された
送信先の電話番号に対応した一連のキー情報をRAM1
9のワークエリア内のダイヤルバッファに保持させた後
(ステップA03)、上記ステップA01からの処理に
戻る。
【0028】また、ステップA02で押下げ操作された
キーがダイヤルキーあるいは送信先を選択するための機
能キーではないと判断した場合には、次いで押下げ操作
されたキーが通話を終了するための「切」キーであるか
否か判断する(ステップA04)。ここで押下げ操作さ
れたのが「切」キーであると判断した場合には、RAM
19のワークエリア内のダイヤルバッファをクリアした
後に(ステップA05)、再び上記ステップA1からの
処理に戻る。
【0029】さらに、ステップA04で押下げ操作され
たのが「切」キーではないと判断した場合には、次いで
操作されたキーが通話を開始するための「通話」キーで
あるか否かを判断する(ステップA06)。
【0030】ここで押下げ操作されたのが「通話」キー
ではないと判断した場合には、そのまま上記ステップA
01からの処理に戻るが、「通話キー」であると判断し
た場合には、発信動作に移行するべく、RAM19のワ
ークエリア内のダイヤルバッファにキー情報が保持され
ていることを確認した上で(ステップA07)、次にR
AM19のメッセージデータ記憶エリアMAにメッセー
ジデータが記憶されており、その有効フラグ「1」がセ
ットされているか否かにより、メッセージデータの送信
を有効とするか否かを判断する(ステップA08)。
【0031】ここで、メッセージデータの有効フラグ
「1」がセットされており、当該メッセージデータの送
信を有効とすると判断した場合には、発呼要求信号に上
記ダイヤルバッファに保持されている送信先の電話番号
のキー情報とこのRAM19に記憶される付加情報とし
てのメッセージデータ(例えば、サブアドレスに付加し
て)とを付加した上で(ステップA09)、これら付加
情報を含む発呼要求信号を通信処理部13に転送し、所
定のフォーマットに従って送信データを作成させ、送受
信部12、アンテナ11により最寄りの基地局4に対し
て送信させ(ステップA13)、以上でこの発呼処理を
終了する。
【0032】また、上記ステップA08でメッセージデ
ータの有効フラグ「1」がセットされておらず、当該メ
ッセージデータの送信を無効とすると判断した場合に
は、次にメッセージデータに代えて個人データの送信が
有効であるか否かを判断する(ステップA10)。
【0033】これは、上記RAM19のワークエリア内
のダイヤルバッファに保持されているキー情報が、同R
AM19の電話帳記憶エリアTAから送信先を選択する
機能キーの操作によって保持されたものであり、且つこ
のキー情報に対応する電話帳記憶エリアTAの個人デー
タの種別情報から同RAM19の個人データ記憶エリア
PAの定義情報を検索して、その定義情報で個人データ
を構成する個々の情報が少なくとも1つは定義設定され
ているか否かにより判断するものである。
【0034】しかるに、このステップA10で個人デー
タの送信が有効であると判断した場合には、上記定義情
報により個人データ記憶エリアPAから個人データを構
成する個々の情報を読出して上記種別情報に対応した個
人データを作成し、発呼要求信号に上記ダイヤルバッフ
ァに保持されている送信先の電話番号のキー情報とこの
付加情報としての個人データとを付加した上で(ステッ
プA11)、これら付加情報を含む発呼要求信号を通信
処理部13に転送し、所定のフォーマットに従って送信
データを作成させ、送受信部12、アンテナ11により
最寄りの基地局4に対して送信させ(ステップA1
3)、以上でこの発呼処理を終了する。
【0035】また、上記ステップA10で個人データの
送信が無効であると判断した場合には、発呼要求信号に
上記ダイヤルバッファに保持されている送信先の電話番
号のキー情報のみを付加した上で(ステップA12)、
この発呼要求信号を通信処理部13に転送し、所定のフ
ォーマットに従って送信データを作成させ、送受信部1
2、アンテナ11により最寄りの基地局4に対して送信
させ(ステップA13)、以上でこの発呼処理を終了す
る。
【0036】なお、上記ステップA07で「通話キー」
が操作されたものの、RAM19のワークエリア内のダ
イヤルバッファにキー情報が保持されていないと判断し
た場合には、発信動作を行なうことができないので、上
記ステップA1からの処理に戻る。
【0037】次に、上記のような発呼処理による発呼を
受けた着呼側の端末子機7での処理について説明する。
図8は主として制御部17による着呼時の処理内容を示
すもので、その当初には着信信号の到来を待機し(ステ
ップB01)、着信信号を検出した時点で、最寄りの基
地局4と発呼要求信号の受信を含む着信に必要な信号の
送受を行ない、また着信があったことをこの報知する
(ステップB02)。
【0038】次いで、受信した発呼要求信号を解析し、
付加情報が存在するか否かを判断するもので(ステップ
B03)、付加情報が存在すると判断した場合には、そ
の付加情報を表示データに変換して表示部21で表示し
(ステップB04)、以上でこの着呼処理を終了する。
【0039】図9は上記図7のステップA09の処理に
よりメッセージデータが付加情報として付加されている
発呼要求信号を着信した場合での着呼側の端末子機7の
表示部21での表示例を示すものである。この場合、上
記図6に示した発呼側の端末子機7におけるRAM19
のメッセージデータ記憶エリアMAに記憶されていたメ
ッセージデータがそのまま着呼側の端末子機7の表示部
21に表示されている。
【0040】また、図10は上記図7のステップA11
の処理により個人データが付加情報として付加されてい
る発呼要求信号を着信した場合での着呼側の端末子機7
の表示部21での表示例を示すものである。この場合、
発呼側の端末子機7では、着呼側の端末子機7が上記図
4に示した「鈴木一郎」さんの所有するものであること
として、その個人データの種別情報「2」を読出し、こ
の種別情報「2」に対応して図5のRAM19の個人デ
ータ記憶エリアPAで定義情報を検索し、その定義に基
づいて個人データを構成する個々の情報として「会社
名」と「姓」とを読出すことにより、該個人データが着
呼側の端末子機7の表示部21に表示されている。
【0041】さらに、上記ステップB03で受信した発
呼要求信号に付加情報が存在しないと判断した場合に
は、単に着信があったことのみを例えば図11に示すよ
うな表示データにより表示部21で表示し(ステップB
05)、以上でこの着呼処理を終了する。
【0042】以上のように、メッセージデータ記憶エリ
アMAに作成したメッセージデータを記憶してしない場
合、あるいはその送信を無効としている場合であって
も、自動的に個人データを発呼者を通知するためのデー
タとして発呼と同時に送信するようになるので、発呼者
を通知するための手間を簡略化することができる。
【0043】また特に、送信する個人データは発呼先の
種別に対応して適切な個人データを自動的に選択して送
信することができると共に、その種別の定義設定の仕方
によっては該個人データの送信を抑制することも可能と
なる。
【0044】なお、上記実施の形態では、携帯電話端末
としてPHSによるものを明示したが、これに限るもの
ではなく、PDC(Personal Digital
Cellular)など、他の携帯電話システムによ
るものであっても全く問題はない。その他、本発明はそ
の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施すること
が可能であるものとする。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、メッセー
ジデータを作成してしない場合であっても個人データが
自動的に発呼者を通知するためのデータとして発呼と同
時に送信されるようになるので、発呼者を通知するため
の手間を簡略化することができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、発呼先を選択する操作の
みで発呼者を通知するためのデータが発呼と同時に送信
されるようになるので、発呼時の操作をより大幅に簡略
化することができる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明の効果に加えて、発呼先の種別に対応して
適切な個人データが発呼者を通知するためのデータとし
て発呼と同時に送信することができ、さらに種別情報の
設定の仕方によっては発呼者を通知するためのデータの
送信を必要により抑制することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るPHSのシステム
全体の構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係る端末子機内の回路構成を示
すブロック図。
【図3】図2のRAMのエリア構成を示す図。
【図4】図3の電話帳記憶エリアの記憶内容を例示する
図。
【図5】図3の個人データ記憶エリアの記憶内容を例示
する図。
【図6】図3のメッセージデータ記憶エリアの記憶内容
を例示する図。
【図7】同実施の形態に係る発呼処理の内容を示すフロ
ーチャート。
【図8】同実施の形態に係る着呼処理の内容を示すフロ
ーチャート。
【図9】同実施の形態に係る着呼時の表示状態を例示す
る図。
【図10】同実施の形態に係る着呼時の表示状態を例示
する図。
【図11】同実施の形態に係る着呼時の表示状態を例示
する図。
【符号の説明】 1…デジタル公衆網 2…センタ装置 3…データベース(DB) 4…基地局(PBS) 5…自宅 6…端末親機 7…端末子機 11…アンテナ 12…送受信部 13…通信処理部 14…音声処理部 15…スピーカ 16…マイクロフォン 17…制御部 18…ROM 19…RAM 20…キー入力部 21…表示部 TA…電話帳記憶エリア PA…個人データ記憶エリア MA…メッセージデータ記憶エリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージデータを記憶する第1の記憶
    手段と、 個人データを記憶する第2の記憶手段と、 発呼を指示する指示手段と、 この指示手段での指示に伴って上記第1の記憶手段にメ
    ッセージデータが記憶されていればそのメッセージデー
    タを、記憶されていなければ上記第2の記憶手段に記憶
    されている個人データを発呼と同時に送信させる送信制
    御手段とを具備したことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 発呼先の識別番号を複数記憶した第3の
    記憶手段をさらに具備し、 上記指示手段は上記第3の記憶手段に記憶されている発
    呼先の識別番号を選択指示することを特徴とする請求項
    1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の記憶手段は複数種類の個人デ
    ータを記憶し、 上記第3の記憶手段は発呼先の識別番号毎に対応して個
    人データの種別を示す識別情報を記憶し、 上記送信制御手段は個人データを送信させる際に発呼先
    の識別番号毎に対応した種別の個人データを送信させる
    ことを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
JP8284141A 1996-10-25 1996-10-25 無線通信装置 Pending JPH10136452A (ja)

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JP8284141A JPH10136452A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 無線通信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7567816B2 (en) 2003-10-03 2009-07-28 Nec Corporation Radio communications system and method for radio communications

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7567816B2 (en) 2003-10-03 2009-07-28 Nec Corporation Radio communications system and method for radio communications

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