JPH10136012A - 受信規制電子メールシステム、受信規制方法および記憶媒体 - Google Patents
受信規制電子メールシステム、受信規制方法および記憶媒体Info
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- JPH10136012A JPH10136012A JP8291823A JP29182396A JPH10136012A JP H10136012 A JPH10136012 A JP H10136012A JP 8291823 A JP8291823 A JP 8291823A JP 29182396 A JP29182396 A JP 29182396A JP H10136012 A JPH10136012 A JP H10136012A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】送信元に応じて受信を規制することができる受
信規制電子メールシステムを提供する。 【解決手段】受信可否情報記憶部7には、メールの送信
元識別情報毎に、全てのメールフォーマットのメールを
受信する(無制限)か、特定のメールフォーマットのと
きに限り受信する(限定)か、または、全てのメールフ
ォーマットのメールを拒否する(拒否)かが、ユーザイ
ンタフェース部3を介して予め登録される。メールを受
信したときには、コンテント判定部6が、受信メールの
メールフォーマットを判定する。受信判定部5は、受信
可否情報記憶部7を参照し、受信メールの送信元識別情
報およびメールフォーマットに従い、受信メールをメー
ル管理部4に記憶させるか廃棄するかを判定する。
信規制電子メールシステムを提供する。 【解決手段】受信可否情報記憶部7には、メールの送信
元識別情報毎に、全てのメールフォーマットのメールを
受信する(無制限)か、特定のメールフォーマットのと
きに限り受信する(限定)か、または、全てのメールフ
ォーマットのメールを拒否する(拒否)かが、ユーザイ
ンタフェース部3を介して予め登録される。メールを受
信したときには、コンテント判定部6が、受信メールの
メールフォーマットを判定する。受信判定部5は、受信
可否情報記憶部7を参照し、受信メールの送信元識別情
報およびメールフォーマットに従い、受信メールをメー
ル管理部4に記憶させるか廃棄するかを判定する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数の情報処理装置間で電子メールを送受信す
る電子メールシステムに関する。
続された複数の情報処理装置間で電子メールを送受信す
る電子メールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業内及び企業間の円滑なコミュニケー
ションを実現する手段として、LAN(Local Area Net
work)等のネットワークを介して、PC(Personal Com
puter)等の情報処理装置で作成した文書を送受信する
電子メールシステムの普及が進んでいる。
ションを実現する手段として、LAN(Local Area Net
work)等のネットワークを介して、PC(Personal Com
puter)等の情報処理装置で作成した文書を送受信する
電子メールシステムの普及が進んでいる。
【0003】また、世界各地のネットワークを相互接続
したインターネットの急速な普及に伴い、企業、教育機
関の利用者に限らず、各家庭でもPC等をインターネッ
トに接続し、電子メールシステム、WWW(World Wide
Web)等の情報サービス、電子ショッピング等を利用す
るユーザが増加し始めている。
したインターネットの急速な普及に伴い、企業、教育機
関の利用者に限らず、各家庭でもPC等をインターネッ
トに接続し、電子メールシステム、WWW(World Wide
Web)等の情報サービス、電子ショッピング等を利用す
るユーザが増加し始めている。
【0004】このように企業内、企業間、そして個人ま
で電子メールシステムが普及し始めた要因として、イン
ターネットのメール配送手順であるSMTP(Simple M
ailTransfer Protocol)やメールの読み出し手順である
POP(Post Office Protocol)、そしてCCITTの
勧告であるX.400等の標準プロトコルにより各シス
テムの相互運用性が確保されていることが挙げられる。
で電子メールシステムが普及し始めた要因として、イン
ターネットのメール配送手順であるSMTP(Simple M
ailTransfer Protocol)やメールの読み出し手順である
POP(Post Office Protocol)、そしてCCITTの
勧告であるX.400等の標準プロトコルにより各シス
テムの相互運用性が確保されていることが挙げられる。
【0005】さらに、最近では、アプリケーションプロ
グラムで作成されたデータ等をメールに同封可能とした
システムや、文字情報に加え、図形、静止画像、動画
像、音声等のマルチメディア情報を送受信可能な電子メ
ールシステムも実用化に至っており、様々な分野に適用
されつつある。
グラムで作成されたデータ等をメールに同封可能とした
システムや、文字情報に加え、図形、静止画像、動画
像、音声等のマルチメディア情報を送受信可能な電子メ
ールシステムも実用化に至っており、様々な分野に適用
されつつある。
【0006】今日、広く利用されている電子メールシス
テムは、送信者が作成した文書データを、宛先として指
定された受信者側の情報処理装置において、ネットワー
クを介して受信し、メールボックスと呼ばれる記憶領域
に格納する機能、及び、受信者の要求に応じて、メール
ボックスに格納された文書を読み出す機能を備える。通
常、各ユーザのメールボックスは、メールサーバと呼ば
れる情報処理装置上に配置され、複数のユーザが1台の
メールサーバを共有する。受信者は、手近の情報処理装
置からメールサーバにアクセスし、自分のメールボック
スに格納された受信メールを順次読み出す。
テムは、送信者が作成した文書データを、宛先として指
定された受信者側の情報処理装置において、ネットワー
クを介して受信し、メールボックスと呼ばれる記憶領域
に格納する機能、及び、受信者の要求に応じて、メール
ボックスに格納された文書を読み出す機能を備える。通
常、各ユーザのメールボックスは、メールサーバと呼ば
れる情報処理装置上に配置され、複数のユーザが1台の
メールサーバを共有する。受信者は、手近の情報処理装
置からメールサーバにアクセスし、自分のメールボック
スに格納された受信メールを順次読み出す。
【0007】図2は、従来の電子メールシステムにおけ
るネットワーク配送情報のフォーマットを示す。図2に
示す構成は、メールの本文そのものを配送する場合の構
成であり、このような構成を利用する電子メールシステ
ムを、以下、本文配送型メールシステムと呼ぶ。
るネットワーク配送情報のフォーマットを示す。図2に
示す構成は、メールの本文そのものを配送する場合の構
成であり、このような構成を利用する電子メールシステ
ムを、以下、本文配送型メールシステムと呼ぶ。
【0008】従来の本文配送型電子メールシステムで
は、メールの受信者である宛先13と、送信日時14
と、メールの送信者の識別情報である送信元15と、メ
ールの内容を簡単に表したタイトル16とを備えるメー
ルヘッダに、実際のメールの中身である本文17が付加
されて、受信者側の情報処理装置に送られる。
は、メールの受信者である宛先13と、送信日時14
と、メールの送信者の識別情報である送信元15と、メ
ールの内容を簡単に表したタイトル16とを備えるメー
ルヘッダに、実際のメールの中身である本文17が付加
されて、受信者側の情報処理装置に送られる。
【0009】しかし、このような本文配送型電子メール
システムでは、長大なメールや同報メール等を扱う場
合、受信者側の情報処理装置に、そのメールを記憶する
ための大容量の記憶装置(ハードディスクドライブ等)
が必要となる。
システムでは、長大なメールや同報メール等を扱う場
合、受信者側の情報処理装置に、そのメールを記憶する
ための大容量の記憶装置(ハードディスクドライブ等)
が必要となる。
【0010】上記のような問題を解決するために、例え
ば、特開平3−273732号公報、特開平5−144
05号公報、特開平5−48644号公報、特開平5−
167613号公報および特開平6−152641号公
報等に記載されているように、メールを送信者側の情報
処理装置で保持し、メールの保持位置を示すリンク情報
のみを受信者側に送信するシステム(以下、リンク配送
型メールシステムと呼ぶ)が提案されている。
ば、特開平3−273732号公報、特開平5−144
05号公報、特開平5−48644号公報、特開平5−
167613号公報および特開平6−152641号公
報等に記載されているように、メールを送信者側の情報
処理装置で保持し、メールの保持位置を示すリンク情報
のみを受信者側に送信するシステム(以下、リンク配送
型メールシステムと呼ぶ)が提案されている。
【0011】図3に、リンク配送型電子メールシステム
におけるネットワーク配送情報のフォーマットを示す。
におけるネットワーク配送情報のフォーマットを示す。
【0012】リンク配送型電子メールシステムでは、本
文配送型電子メールシステムと同様のメールヘッダ情報
に、送信者側における実際のメールの保持位置を指し示
すポインタであるリンク情報18が付加されて、受信者
側の情報処理装置に送られる。受信者は、メールボック
スに格納されたリンク情報18をもとに、送信者側の情
報処理装置からメールを読み出すことができる。
文配送型電子メールシステムと同様のメールヘッダ情報
に、送信者側における実際のメールの保持位置を指し示
すポインタであるリンク情報18が付加されて、受信者
側の情報処理装置に送られる。受信者は、メールボック
スに格納されたリンク情報18をもとに、送信者側の情
報処理装置からメールを読み出すことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の各電子
メールシステムには、以下に示すような問題がある。
メールシステムには、以下に示すような問題がある。
【0014】家庭への電子メールの普及が進展するにつ
れ、現在、郵便システム上で提供されている各種ダイレ
クトメールサービスが、電子メールベースに移行するこ
とも考えられる。前述した本文配送型電子メールシステ
ムによると、例えば、様々な企業が、画像等を含んだ長
大なダイレクトメールを一方的に送信してきた場合、受
信者のメールボックス容量がすぐに満杯となり、以降の
メールが受信不可能となる。一方、リンク配送型電子メ
ールシステムによれば、メールボックス容量は考慮する
必要は無くなるが、不必要なメールを受信してしまう場
合もある。この場合、受信者は、送信者側の情報処理装
置に格納された文書を一々読み出すことになり、ネット
ワークの帯域幅や使用状況によってはメールが表示され
るまで長時間待たされかねない。
れ、現在、郵便システム上で提供されている各種ダイレ
クトメールサービスが、電子メールベースに移行するこ
とも考えられる。前述した本文配送型電子メールシステ
ムによると、例えば、様々な企業が、画像等を含んだ長
大なダイレクトメールを一方的に送信してきた場合、受
信者のメールボックス容量がすぐに満杯となり、以降の
メールが受信不可能となる。一方、リンク配送型電子メ
ールシステムによれば、メールボックス容量は考慮する
必要は無くなるが、不必要なメールを受信してしまう場
合もある。この場合、受信者は、送信者側の情報処理装
置に格納された文書を一々読み出すことになり、ネット
ワークの帯域幅や使用状況によってはメールが表示され
るまで長時間待たされかねない。
【0015】そこで、本発明の目的は、送信元に応じて
受信を規制することができる受信規制電子メールシステ
ムを提供することにある。
受信を規制することができる受信規制電子メールシステ
ムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の受信規制電子メールシステムは、メールを
受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたメ
ールを記憶する記憶手段とを備える電子メールシステム
において、メールの送信元の識別情報に対応させてメー
ルの受信を許可するか否かを記憶する受信可否情報記憶
部と、前記受信可否情報記憶部に記憶された内容を参照
し、前記受信手段により受信されたメールの送信元の識
別情報に対応してメールの受信が許可されている場合に
は、当該メールを前記記憶手段に記憶させ、メールの受
信が許可されていない場合には、当該メールを廃棄する
判定部とを有するものである。
め、本発明の受信規制電子メールシステムは、メールを
受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたメ
ールを記憶する記憶手段とを備える電子メールシステム
において、メールの送信元の識別情報に対応させてメー
ルの受信を許可するか否かを記憶する受信可否情報記憶
部と、前記受信可否情報記憶部に記憶された内容を参照
し、前記受信手段により受信されたメールの送信元の識
別情報に対応してメールの受信が許可されている場合に
は、当該メールを前記記憶手段に記憶させ、メールの受
信が許可されていない場合には、当該メールを廃棄する
判定部とを有するものである。
【0017】本発明の受信規制電子メールシステムによ
れば、受信可否情報記憶部は、メールの送信元の識別情
報に対応させてメールの受信を許可するか否かを記憶し
ておき、受信手段がメールを受信したときに、判定部
が、前記受信可否情報記憶部に記憶された内容を参照
し、前記受信手段により受信されたメールの送信元の識
別情報に対応してメールの受信が許可されている場合に
は、当該メールを前記記憶手段に記憶させ、メールの受
信が許可されていない場合には、当該メールを廃棄す
る。
れば、受信可否情報記憶部は、メールの送信元の識別情
報に対応させてメールの受信を許可するか否かを記憶し
ておき、受信手段がメールを受信したときに、判定部
が、前記受信可否情報記憶部に記憶された内容を参照
し、前記受信手段により受信されたメールの送信元の識
別情報に対応してメールの受信が許可されている場合に
は、当該メールを前記記憶手段に記憶させ、メールの受
信が許可されていない場合には、当該メールを廃棄す
る。
【0018】以上のように本発明の受信規制電子メール
システムによれば、許可している送信元からのメールの
みを受信して記憶しておくことができる。
システムによれば、許可している送信元からのメールの
みを受信して記憶しておくことができる。
【0019】さらに、前記受信可否情報記憶部は、予め
定めた複数種類のメールフォーマットにしたがって、前
記メールの受信を許可するか否かを、メールの送信元の
識別情報に対応させてさらに記憶し、前記判定部は、前
記受信手段により受信されたメールフォーマットに従
い、受信が許可されていないメールフォーマットの場合
には、当該メールを、前記記憶手段に記憶させずに廃棄
するようにしてもよい。この場合、受信が許可されてい
る送信元であっても、メールフォーマットが許可されて
いないメールフォーマットのときには、メールは廃棄さ
れる。
定めた複数種類のメールフォーマットにしたがって、前
記メールの受信を許可するか否かを、メールの送信元の
識別情報に対応させてさらに記憶し、前記判定部は、前
記受信手段により受信されたメールフォーマットに従
い、受信が許可されていないメールフォーマットの場合
には、当該メールを、前記記憶手段に記憶させずに廃棄
するようにしてもよい。この場合、受信が許可されてい
る送信元であっても、メールフォーマットが許可されて
いないメールフォーマットのときには、メールは廃棄さ
れる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図中、同一の機能を備える部
分には同一の符号を付加する。
て図面を用いて説明する。図中、同一の機能を備える部
分には同一の符号を付加する。
【0021】図1に、本発明の実施の形態の受信規制電
子メールシステム9の構成図を示す。受信規制電子メー
ルシステム9は、情報処理装置であり、LAN等のネッ
トワーク10を介して他の電子メールシステムと接続さ
れている。ユーザインタフェース部3は、送信メールの
作成や送信宛先の指定、受信メールの一覧表示や内容表
示等、ユーザの操作を支援し、ユーザからの指示を受け
付けるキーボードやポインティングデバイス等の入力部
や画面表示を行う表示装置等を備える。また、メール管
理部4は、送信するメール及び受信したメールを保管す
る記憶部であり、ハードディスク装置等の記憶装置で構
成される。通信制御部8は、ネットワーク10上のデー
タ伝送を制御し、メール管理部4に保管された送信メー
ルを送信制御部1を介して読み出し、ユーザにより指示
された宛先へ送信し、また、受信制御部2を介して他の
電子メールシステムからのメールを受信することによ
り、メールを授受する。送信制御部1は、メール管理部
4に保管された送信メールを読みだす。受信制御部2
は、受信したメールをメール管理部4に保管させる。コ
ンテント判定部6は、予め定められたメールフォーマッ
トを判定する。受信可否情報記憶部7は、メール送信元
の識別情報と、それに対応させてメールの受信を許可す
るか否かを記憶する。受信判定部5は、コンテント判定
部6の判定結果と受信可否情報記憶部7に記憶された内
容とを比較することにより、受信メールをメール管理部
4に記憶させるかまたは廃棄するかを判定する。
子メールシステム9の構成図を示す。受信規制電子メー
ルシステム9は、情報処理装置であり、LAN等のネッ
トワーク10を介して他の電子メールシステムと接続さ
れている。ユーザインタフェース部3は、送信メールの
作成や送信宛先の指定、受信メールの一覧表示や内容表
示等、ユーザの操作を支援し、ユーザからの指示を受け
付けるキーボードやポインティングデバイス等の入力部
や画面表示を行う表示装置等を備える。また、メール管
理部4は、送信するメール及び受信したメールを保管す
る記憶部であり、ハードディスク装置等の記憶装置で構
成される。通信制御部8は、ネットワーク10上のデー
タ伝送を制御し、メール管理部4に保管された送信メー
ルを送信制御部1を介して読み出し、ユーザにより指示
された宛先へ送信し、また、受信制御部2を介して他の
電子メールシステムからのメールを受信することによ
り、メールを授受する。送信制御部1は、メール管理部
4に保管された送信メールを読みだす。受信制御部2
は、受信したメールをメール管理部4に保管させる。コ
ンテント判定部6は、予め定められたメールフォーマッ
トを判定する。受信可否情報記憶部7は、メール送信元
の識別情報と、それに対応させてメールの受信を許可す
るか否かを記憶する。受信判定部5は、コンテント判定
部6の判定結果と受信可否情報記憶部7に記憶された内
容とを比較することにより、受信メールをメール管理部
4に記憶させるかまたは廃棄するかを判定する。
【0022】また、本実施の形態における送信制御部
1、受信制御部2、受信判定部5およびコンテント判定
部6の各々の機能を、コンピュータに実現させるための
プログラムとしてメモリなどの記憶媒体に記憶しておく
ことができる。
1、受信制御部2、受信判定部5およびコンテント判定
部6の各々の機能を、コンピュータに実現させるための
プログラムとしてメモリなどの記憶媒体に記憶しておく
ことができる。
【0023】本実施の形態における電子メールシステム
は、従来の電子メールシステムにおける、図2に示すよ
うな本文配送型メール11と、図3に示すような、メー
ルの識別子もしくは送信側のメールの保持位置をポイン
タなどにより指し示すリンク情報18を含むリンク配送
型メール12と、図4に示すような、本文17とリンク
情報18とを含む本文・リンク配送型メール37とのメ
ールフォーマットを取り扱うことができる。例えば、本
文・リンク配送型メール37は、実際の文書の格納位置
をリンク情報18として記述し、その文書に関する前書
きやコメント等を本文17に記述する場合や、文書中の
文字部分(テキスト)を本文17に記述し、文書中の図
形や画像情報等の格納位置をリンク情報18により指す
ことができる。一般的に、本文・リンク配送型メール3
7によると、大量のディスクスペースを必要とする情報
は送信者側のシステムに格納されるため、受信者のメー
ルボックスに格納される情報は少量で済む。そこで、本
実施の形態では、本文・リンク配送型メール37をリン
ク配送型メール12と同等に扱う。
は、従来の電子メールシステムにおける、図2に示すよ
うな本文配送型メール11と、図3に示すような、メー
ルの識別子もしくは送信側のメールの保持位置をポイン
タなどにより指し示すリンク情報18を含むリンク配送
型メール12と、図4に示すような、本文17とリンク
情報18とを含む本文・リンク配送型メール37とのメ
ールフォーマットを取り扱うことができる。例えば、本
文・リンク配送型メール37は、実際の文書の格納位置
をリンク情報18として記述し、その文書に関する前書
きやコメント等を本文17に記述する場合や、文書中の
文字部分(テキスト)を本文17に記述し、文書中の図
形や画像情報等の格納位置をリンク情報18により指す
ことができる。一般的に、本文・リンク配送型メール3
7によると、大量のディスクスペースを必要とする情報
は送信者側のシステムに格納されるため、受信者のメー
ルボックスに格納される情報は少量で済む。そこで、本
実施の形態では、本文・リンク配送型メール37をリン
ク配送型メール12と同等に扱う。
【0024】図5に、メール管理部4の受信メールを管
理する際の受信メールに関する情報および受信メールの
本文のデータ構造を示す。また、メール管理部4は、送
信メールに関する情報および送信メールの本文も保管す
ることができる。
理する際の受信メールに関する情報および受信メールの
本文のデータ構造を示す。また、メール管理部4は、送
信メールに関する情報および送信メールの本文も保管す
ることができる。
【0025】メール管理部4は、受信メールの属性情報
を記憶する属性記憶領域19と、受信メールの本文を記
憶する本文記憶領域20とを受信メールごとに備え、属
性記憶領域19と本文記憶領域20とをそれぞれ複数備
える。さらに1つの受信メールに関する属性記憶領域1
9は、送信日時を記憶する送信日時記憶領域21、送信
元の識別情報であるメールアドレスを記憶する送信元記
憶領域22、メールの内容を簡単に表すタイトルを記憶
するタイトル記憶領域23、当該メール受信時の、後述
する受信モードを記憶する受信モード領域24、そして
メール本文が格納されている位置を指し示すポインタ情
報を記憶するポインタ情報記憶領域25を備える。
を記憶する属性記憶領域19と、受信メールの本文を記
憶する本文記憶領域20とを受信メールごとに備え、属
性記憶領域19と本文記憶領域20とをそれぞれ複数備
える。さらに1つの受信メールに関する属性記憶領域1
9は、送信日時を記憶する送信日時記憶領域21、送信
元の識別情報であるメールアドレスを記憶する送信元記
憶領域22、メールの内容を簡単に表すタイトルを記憶
するタイトル記憶領域23、当該メール受信時の、後述
する受信モードを記憶する受信モード領域24、そして
メール本文が格納されている位置を指し示すポインタ情
報を記憶するポインタ情報記憶領域25を備える。
【0026】受信制御部2は、メールを受信したとき
に、受信したメールが本文17を含むメール(前述した
本文配送型メール11または本文・リンク配送型メール
37)である場合には、本文17を本文記憶領域20に
保管するとともに、領域20のアドレス情報をポインタ
情報記憶領域25に登録することで、このメールに関す
る属性記憶領域19と本文記憶領域20とを関連付け
る。
に、受信したメールが本文17を含むメール(前述した
本文配送型メール11または本文・リンク配送型メール
37)である場合には、本文17を本文記憶領域20に
保管するとともに、領域20のアドレス情報をポインタ
情報記憶領域25に登録することで、このメールに関す
る属性記憶領域19と本文記憶領域20とを関連付け
る。
【0027】一方、受信制御部2は、受信したメールが
リンク配送型メール12である場合には、メール中のリ
ンク情報18をポインタ情報記憶領域25に登録する。
本文領域20は使用しない。
リンク配送型メール12である場合には、メール中のリ
ンク情報18をポインタ情報記憶領域25に登録する。
本文領域20は使用しない。
【0028】図6に、受信可否情報記憶部7のデータ構
造を示す。
造を示す。
【0029】受信可否情報記憶部7は、2列と複数行か
ら成る表構造を持つ。1行は、送信元の識別情報である
メールアドレスを記憶するメールアドレス記憶領域26
と、その送信者からのメールの受け入れ(メール管理部
4への記録)を許可するか否かを記憶する受信許容範囲
記憶領域27とを備える。また、受信許容範囲記憶領域
27には、特定のメールフォーマットのみを受け入れる
(限定)というように規定しておくことができる。
ら成る表構造を持つ。1行は、送信元の識別情報である
メールアドレスを記憶するメールアドレス記憶領域26
と、その送信者からのメールの受け入れ(メール管理部
4への記録)を許可するか否かを記憶する受信許容範囲
記憶領域27とを備える。また、受信許容範囲記憶領域
27には、特定のメールフォーマットのみを受け入れる
(限定)というように規定しておくことができる。
【0030】本実施の形態では、インターネットの電子
メールシステムに本発明を適用したケースを説明する。
インターネットの電子メールシステムでは、DNS(Do
mainName Service)をベースにしたメールアドレスが送
信者及び受信者の識別情報として使用される。例え
ば、"mno@pqr.co.jp"というメールアドレスは、"pqr"と
いう名前の日本の企業に所属する"mno"というユーザを
意味する。
メールシステムに本発明を適用したケースを説明する。
インターネットの電子メールシステムでは、DNS(Do
mainName Service)をベースにしたメールアドレスが送
信者及び受信者の識別情報として使用される。例え
ば、"mno@pqr.co.jp"というメールアドレスは、"pqr"と
いう名前の日本の企業に所属する"mno"というユーザを
意味する。
【0031】受信可否情報記憶部7のメールアドレス記
憶領域26には、メール受信の許容範囲を設定する送信
元ユーザのメールアドレスが登録される。また、図6に
示すように、メールアドレス記憶領域26に登録される
メールアドレスは、一部分だけでも良い。この場合、設
定されている部分だけが比較されるため、複数の送信元
ユーザに対して同一の受信許容範囲が設定可能である。
例えば、メールアドレス記憶領域26に"abc.co.jp"を
登録すると、"abc"という名前の日本の企業に所属する
全ての送信元ユーザに対して同一の受信許容範囲を設定
できる。また、例えば、メールアドレス記憶領域26
に"ac.jp"を登録すると、日本の全ての学術機関に所属
する全ての送信元ユーザに対して同一の受信許容範囲を
設定できる。
憶領域26には、メール受信の許容範囲を設定する送信
元ユーザのメールアドレスが登録される。また、図6に
示すように、メールアドレス記憶領域26に登録される
メールアドレスは、一部分だけでも良い。この場合、設
定されている部分だけが比較されるため、複数の送信元
ユーザに対して同一の受信許容範囲が設定可能である。
例えば、メールアドレス記憶領域26に"abc.co.jp"を
登録すると、"abc"という名前の日本の企業に所属する
全ての送信元ユーザに対して同一の受信許容範囲を設定
できる。また、例えば、メールアドレス記憶領域26
に"ac.jp"を登録すると、日本の全ての学術機関に所属
する全ての送信元ユーザに対して同一の受信許容範囲を
設定できる。
【0032】受信許容範囲記憶領域27は、具体的に
は、送信元ユーザのメールアドレスに対応させて、"無
制限"、"限定"、"拒否"の予め定めた許容範囲のうちの
いずれか一つが登録される。この場合、"無制限"は、対
応するメールアドレス記憶領域26に登録されたユーザ
からのメールについて、全てのメールフォーマットのメ
ールを受け入れることを意味する。また、"限定"は、受
信したメールがリンク情報18を含むメールフォーマッ
ト(リンク配送型メール12または本文・リンク配送型
メール37)の場合に限り受け入れることを意味す
る。"拒否"は、全てのフォーマットのメールを受け入れ
ないことを意味する。
は、送信元ユーザのメールアドレスに対応させて、"無
制限"、"限定"、"拒否"の予め定めた許容範囲のうちの
いずれか一つが登録される。この場合、"無制限"は、対
応するメールアドレス記憶領域26に登録されたユーザ
からのメールについて、全てのメールフォーマットのメ
ールを受け入れることを意味する。また、"限定"は、受
信したメールがリンク情報18を含むメールフォーマッ
ト(リンク配送型メール12または本文・リンク配送型
メール37)の場合に限り受け入れることを意味す
る。"拒否"は、全てのフォーマットのメールを受け入れ
ないことを意味する。
【0033】また、図6において、メールアドレス記憶
領域26に"未登録"が設定された行は、受信可否情報記
憶部7に登録されていない送信元からのメールを受信し
た場合の受信許容範囲を示すものである。
領域26に"未登録"が設定された行は、受信可否情報記
憶部7に登録されていない送信元からのメールを受信し
た場合の受信許容範囲を示すものである。
【0034】例えば、未登録の送信元ユーザに対する受
信許容範囲として"限定"を設定すれば、見知らぬ相手か
らはリンク情報18を含むメールのみ受け入れる。この
ため、本文配送型メール11は受け入れないので、見知
らぬ相手からのメールによるディスクスペースの消費量
を削減することができる。
信許容範囲として"限定"を設定すれば、見知らぬ相手か
らはリンク情報18を含むメールのみ受け入れる。この
ため、本文配送型メール11は受け入れないので、見知
らぬ相手からのメールによるディスクスペースの消費量
を削減することができる。
【0035】また、本文配送型メール11を受け入れた
い場合には、ユーザは予めその相手のメールアドレスを
メールアドレス記憶領域26に登録し、それに対応させ
て”無制限”を設定しておく必要がある。この操作の煩
わしさを解消するために、未登録の送信元ユーザに対し
て受信許容範囲に"無制限"を設定すれば良い。これによ
り、受信可否情報記憶部7に登録されていない送信元か
らのメールを受信した場合に、全てのメールフォーマッ
トについて受信をすることができる。ユーザは、見知ら
ぬ相手からの最初のメールをとりあえず受信し、内容か
ら判断して、それ以降の、その相手に対する受信許容範
囲を決めることができる。
い場合には、ユーザは予めその相手のメールアドレスを
メールアドレス記憶領域26に登録し、それに対応させ
て”無制限”を設定しておく必要がある。この操作の煩
わしさを解消するために、未登録の送信元ユーザに対し
て受信許容範囲に"無制限"を設定すれば良い。これによ
り、受信可否情報記憶部7に登録されていない送信元か
らのメールを受信した場合に、全てのメールフォーマッ
トについて受信をすることができる。ユーザは、見知ら
ぬ相手からの最初のメールをとりあえず受信し、内容か
ら判断して、それ以降の、その相手に対する受信許容範
囲を決めることができる。
【0036】本実施の形態において、ユーザは、未登録
の送信元ユーザに対する受信許容範囲を、システム構成
や用途に応じて選択できる。上述したように、ディスク
消費量の削減を優先する場合は、未登録の送信元ユーザ
に対する受信許容範囲として"限定"を設定すれば良い。
またユーザの使い勝手を優先する場合には、"無制限"を
設定すれば良い。
の送信元ユーザに対する受信許容範囲を、システム構成
や用途に応じて選択できる。上述したように、ディスク
消費量の削減を優先する場合は、未登録の送信元ユーザ
に対する受信許容範囲として"限定"を設定すれば良い。
またユーザの使い勝手を優先する場合には、"無制限"を
設定すれば良い。
【0037】つぎに、図7および図8を参照して受信可
否情報記憶部7の登録方法について説明する。図7は、
受信許容範囲を設定する際の画面の表示例、図8に受信
許容範囲の設定に伴うユーザインタフェース部3におけ
るフローチャートを示す。
否情報記憶部7の登録方法について説明する。図7は、
受信許容範囲を設定する際の画面の表示例、図8に受信
許容範囲の設定に伴うユーザインタフェース部3におけ
るフローチャートを示す。
【0038】図7に示す画面表示例28において、29
はメールアドレスの入力領域、30は受信許容範囲の選
択領域、31は登録の指示ボタン、32はキャンセルの
指示ボタンである。
はメールアドレスの入力領域、30は受信許容範囲の選
択領域、31は登録の指示ボタン、32はキャンセルの
指示ボタンである。
【0039】図8において、ユーザが、マウス等のポイ
ンティングデバイスを操作してOKボタン31をクリッ
クすると、ユーザインタフェース部3は、入力領域29
にメールアドレスが入力された否か判定する(S70
1)。入力されている場合には、図6に示すような受信
可否情報記憶部7の有効領域を選択する(S702)。
ここで有効領域とは、入力されたメールアドレスが既に
受信可否情報記憶部7に登録されている場合はそのメー
ルアドレスに対応する行であり、未登録の場合は空き領
域の行となる。ユーザインタフェース部3は、入力領域
29に入力されたメールアドレスを、メールアドレス記
憶領域26に登録し(S703)、さらに選択領域30
で選択された受信許容範囲を、図6に示すような受信許
容範囲記憶領域27に登録し(S705)、処理を終え
る。
ンティングデバイスを操作してOKボタン31をクリッ
クすると、ユーザインタフェース部3は、入力領域29
にメールアドレスが入力された否か判定する(S70
1)。入力されている場合には、図6に示すような受信
可否情報記憶部7の有効領域を選択する(S702)。
ここで有効領域とは、入力されたメールアドレスが既に
受信可否情報記憶部7に登録されている場合はそのメー
ルアドレスに対応する行であり、未登録の場合は空き領
域の行となる。ユーザインタフェース部3は、入力領域
29に入力されたメールアドレスを、メールアドレス記
憶領域26に登録し(S703)、さらに選択領域30
で選択された受信許容範囲を、図6に示すような受信許
容範囲記憶領域27に登録し(S705)、処理を終え
る。
【0040】一方、S701において、メールアドレス
が入力されなかった場合には、未登録ユーザからの受信
メールに対する許容範囲の設定であると判断して、受信
可否情報記憶部7のメールアドレス記憶領域26に"未
登録"が登録された行を選択し(S704)、領域30
で選択された受信許容範囲を、受信許容範囲記憶領域2
7に登録し(S705)、処理を終える。
が入力されなかった場合には、未登録ユーザからの受信
メールに対する許容範囲の設定であると判断して、受信
可否情報記憶部7のメールアドレス記憶領域26に"未
登録"が登録された行を選択し(S704)、領域30
で選択された受信許容範囲を、受信許容範囲記憶領域2
7に登録し(S705)、処理を終える。
【0041】次に、メール受信時の動作について説明す
る。
る。
【0042】図9は、本実施の形態の受信制御部2の動
作を示すフローチャートであり、図10は受信判定部5
の動作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートであり、図10は受信判定部5
の動作を示すフローチャートである。
【0043】図9において、受信制御部2は、通信制御
部8を介して他の電子メールシステムからメールを受信
したとき、メールのメールヘッダ情報及び内容を受信判
定部5に通知し、受信判定を依頼する(S801)。
部8を介して他の電子メールシステムからメールを受信
したとき、メールのメールヘッダ情報及び内容を受信判
定部5に通知し、受信判定を依頼する(S801)。
【0044】図10において、受信判定部5は、受信制
御部2から通知されたメールヘッダ情報から送信元メー
ルアドレス15を取り出し、その情報をキーとして受信
可否情報記憶部7内の対応する行を検索する(S90
1)。S901において受信判定部5は、まずキーであ
る送信元メールアドレス15とメールアドレス記憶領域
26の全一致を調査する。全部が一致する行を発見しな
かった場合、さらに部分一致を調査する。この調査で
は、メールアドレス記憶領域26に登録された文字列の
全てが送信元メールアドレス15に含まれている場合
は、一致とみなす。例えば、送信元メールアドレス15
が"def@ghi.ac.jp"、メールアドレス記憶領域26に登
録された文字列が"ac.jp"である場合、一致とみなす。
S902において受信判定部5は、受信可否情報記憶部
7を検索し、全部または部分的に一致した行を発見した
場合、S903に移行する。全部または部分的に一致し
た行が存在しない場合は、メールアドレス記憶領域26
に"未登録"が登録された行を選択し(S907)、S9
03に移行する。
御部2から通知されたメールヘッダ情報から送信元メー
ルアドレス15を取り出し、その情報をキーとして受信
可否情報記憶部7内の対応する行を検索する(S90
1)。S901において受信判定部5は、まずキーであ
る送信元メールアドレス15とメールアドレス記憶領域
26の全一致を調査する。全部が一致する行を発見しな
かった場合、さらに部分一致を調査する。この調査で
は、メールアドレス記憶領域26に登録された文字列の
全てが送信元メールアドレス15に含まれている場合
は、一致とみなす。例えば、送信元メールアドレス15
が"def@ghi.ac.jp"、メールアドレス記憶領域26に登
録された文字列が"ac.jp"である場合、一致とみなす。
S902において受信判定部5は、受信可否情報記憶部
7を検索し、全部または部分的に一致した行を発見した
場合、S903に移行する。全部または部分的に一致し
た行が存在しない場合は、メールアドレス記憶領域26
に"未登録"が登録された行を選択し(S907)、S9
03に移行する。
【0045】S903において、受信判定部5は、S9
01で検索した行(またはS907で選択された行)の
受信許容範囲記憶領域27を参照し、"拒否"の場合には
(S904)、受信制御部2に受信拒否を通知する(S
910)。また"拒否"でもなく"限定"でもない場合、つ
まり"無制限"の場合には(S905)、受信制御部2に
受信許可を通知する(S906)。一方、S905にお
いて、受信許容範囲記憶領域27が"限定"の場合、受信
判定部5は、コンテント判定部6に対しメール内容の判
定を依頼する(S908)。依頼を受けたコンテント判
定部6は、受信メールを解析し、リンク情報18を含む
メールであるか否かを判定し、結果を受信判定部5に返
す。S909において受信判定部5は、受信メールがリ
ンク情報18を含むメールである場合、受信制御部2に
受信許可を通知する(S906)。リンク情報18を含
まないメールである場合には、受信制御部2に受信拒否
を通知する(S910)。なお、S906またはS91
0において、受信判定部5は、受信制御部2に対して受
信許可または受信拒否を通知する際、併せて受信モード
およびメール形態も通知する。ここで、受信モードと
は、受信許容範囲記憶領域27に登録された内容であ
り、"無制限"、"限定"もしくは"拒否"のいずれかであ
る。また、メール形態とは、メールフォーマットを示
す。
01で検索した行(またはS907で選択された行)の
受信許容範囲記憶領域27を参照し、"拒否"の場合には
(S904)、受信制御部2に受信拒否を通知する(S
910)。また"拒否"でもなく"限定"でもない場合、つ
まり"無制限"の場合には(S905)、受信制御部2に
受信許可を通知する(S906)。一方、S905にお
いて、受信許容範囲記憶領域27が"限定"の場合、受信
判定部5は、コンテント判定部6に対しメール内容の判
定を依頼する(S908)。依頼を受けたコンテント判
定部6は、受信メールを解析し、リンク情報18を含む
メールであるか否かを判定し、結果を受信判定部5に返
す。S909において受信判定部5は、受信メールがリ
ンク情報18を含むメールである場合、受信制御部2に
受信許可を通知する(S906)。リンク情報18を含
まないメールである場合には、受信制御部2に受信拒否
を通知する(S910)。なお、S906またはS91
0において、受信判定部5は、受信制御部2に対して受
信許可または受信拒否を通知する際、併せて受信モード
およびメール形態も通知する。ここで、受信モードと
は、受信許容範囲記憶領域27に登録された内容であ
り、"無制限"、"限定"もしくは"拒否"のいずれかであ
る。また、メール形態とは、メールフォーマットを示
す。
【0046】一方、S802において、受信制御部2
は、受信判定部5の判定結果が受信許可である場合、受
信したメールのメールヘッダ情報から、図2に示す送信
日時14、送信元15およびタイトル16を取り出し、
図5に示す、メール管理部4の送信日時記憶領域21、
送信元記憶領域22およびタイトル記憶領域23に、各
々、登録し(S803)、さらに、受信判定部5から通
知された受信モードを受信モード記憶領域24に登録す
る(S804)。
は、受信判定部5の判定結果が受信許可である場合、受
信したメールのメールヘッダ情報から、図2に示す送信
日時14、送信元15およびタイトル16を取り出し、
図5に示す、メール管理部4の送信日時記憶領域21、
送信元記憶領域22およびタイトル記憶領域23に、各
々、登録し(S803)、さらに、受信判定部5から通
知された受信モードを受信モード記憶領域24に登録す
る(S804)。
【0047】次に、受信制御部2は、受信判定部5から
通知されたメール形態を確認する(S805)。本文1
7を含むメールである場合には、受信メール中の本文1
7を本文記憶領域20に格納すると共に(S806)、
格納した領域20を指し示すアドレス情報をポインタ情
報記憶領域25に登録した後(S807)、処理を終え
る。S805において、本文17を含まないメールであ
る場合には、受信メール中のリンク情報18をポインタ
情報記憶領域25に登録した後(S808)、処理を終
える。
通知されたメール形態を確認する(S805)。本文1
7を含むメールである場合には、受信メール中の本文1
7を本文記憶領域20に格納すると共に(S806)、
格納した領域20を指し示すアドレス情報をポインタ情
報記憶領域25に登録した後(S807)、処理を終え
る。S805において、本文17を含まないメールであ
る場合には、受信メール中のリンク情報18をポインタ
情報記憶領域25に登録した後(S808)、処理を終
える。
【0048】一方、S802において、受信判定部5の
判定結果が受信拒否である場合、受信制御部2は、受信
したメールを廃棄すると共に、相手電子メールシステム
に対し、メールの受信を拒否する旨を通知し(S80
9)、処理を終える。また、S809において、受信判
定部5から通知された受信モードが"限定"の場合には、
受信拒否と共に、リンク情報18を含むメールとしての
再送を促す通知を発行しても良い。
判定結果が受信拒否である場合、受信制御部2は、受信
したメールを廃棄すると共に、相手電子メールシステム
に対し、メールの受信を拒否する旨を通知し(S80
9)、処理を終える。また、S809において、受信判
定部5から通知された受信モードが"限定"の場合には、
受信拒否と共に、リンク情報18を含むメールとしての
再送を促す通知を発行しても良い。
【0049】図11は、受信メールの表示に関する画面
例である。
例である。
【0050】ユーザインタフェース部3は、ユーザから
の受信メールの表示要求を受けて、画面33を表示す
る。画面33は、フォルダ一覧表示領域34、メール一
覧表示領域35、内容表示領域36で構成されている。
の受信メールの表示要求を受けて、画面33を表示す
る。画面33は、フォルダ一覧表示領域34、メール一
覧表示領域35、内容表示領域36で構成されている。
【0051】フォルダは、複数のメールを分類、整理す
るために利用される。例えば、受信したメールは、まず
受信一覧フォルダに配置される。ユーザは、受信一覧フ
ォルダ内のメールを、所望のフォルダへ移動できる。
るために利用される。例えば、受信したメールは、まず
受信一覧フォルダに配置される。ユーザは、受信一覧フ
ォルダ内のメールを、所望のフォルダへ移動できる。
【0052】ユーザがフォルダ一覧表示領域34内のい
ずれかのフォルダを選択すると、フォルダ内のメール一
覧が領域35に表示される。ユーザインタフェース部3
は、図5に示すようなメール管理部4の属性記憶領域1
9から、送信日時21、送信元22、タイトル23およ
び受信モード24を取り出し、表示領域35を作成す
る。
ずれかのフォルダを選択すると、フォルダ内のメール一
覧が領域35に表示される。ユーザインタフェース部3
は、図5に示すようなメール管理部4の属性記憶領域1
9から、送信日時21、送信元22、タイトル23およ
び受信モード24を取り出し、表示領域35を作成す
る。
【0053】ユーザがメール一覧表示領域35内のいず
れかのメールを選択すると、そのメールの内容が領域3
6に表示される。ユーザインタフェース部3は、まず属
性記憶領域19のポインタ情報25を参照し、ポインタ
情報25が指し示す本文記憶領域20から内容を取り出
して、領域36に表示する。また、本文記憶領域20に
格納されたデータ中にリンク情報18が含まれる場合
は、通信制御部8を介して、他のメールシステムから内
容を読み出し、領域36中の該当部分に表示する。ま
た、ポインタ情報25がリンク情報18である場合に
は、通信制御部8を介して、他のメールシステムから内
容を読み出し、領域36に表示する。
れかのメールを選択すると、そのメールの内容が領域3
6に表示される。ユーザインタフェース部3は、まず属
性記憶領域19のポインタ情報25を参照し、ポインタ
情報25が指し示す本文記憶領域20から内容を取り出
して、領域36に表示する。また、本文記憶領域20に
格納されたデータ中にリンク情報18が含まれる場合
は、通信制御部8を介して、他のメールシステムから内
容を読み出し、領域36中の該当部分に表示する。ま
た、ポインタ情報25がリンク情報18である場合に
は、通信制御部8を介して、他のメールシステムから内
容を読み出し、領域36に表示する。
【0054】ところで、図11に示す画面例では、全て
の受信メールを受信一覧フォルダ内に表示している。ま
た、図12に示す画面例に示すように、限定受信一覧フ
ォルダを新たに設け、受信モード24が"無制限"の受信
メールを受信一覧フォルダに表示し、"限定"の受信メー
ルを限定受信一覧フォルダに表示するようにしても良
い。これにより、受信したメールを重要度に応じて自動
的に分類できるため、ユーザの使い勝手を向上可能であ
る。
の受信メールを受信一覧フォルダ内に表示している。ま
た、図12に示す画面例に示すように、限定受信一覧フ
ォルダを新たに設け、受信モード24が"無制限"の受信
メールを受信一覧フォルダに表示し、"限定"の受信メー
ルを限定受信一覧フォルダに表示するようにしても良
い。これにより、受信したメールを重要度に応じて自動
的に分類できるため、ユーザの使い勝手を向上可能であ
る。
【0055】以上、本発明の受信規制電子メールシステ
ムの一実施の形態を説明した。従来の本文配送型電子メ
ールシステムによると、ダイレクトメール等の氾濫に伴
い、ディスクスペースの浪費が深刻な問題となる。また
従来のリンク配送型電子メールシステムによると、送信
者側のシステムからメールの内容を読み出すため、レス
ポンスの低下が発生する。これに対し本発明の電子メー
ルシステムは、本文配送型メールとリンク配送型メール
との受信機能を併せ持ち、相手毎にいずれの手段で受信
するかの選択が可能である。例えば、ダイレクトメール
等、重要度の低いメールの送信元に対して、受信許容範
囲として"限定"を設定しておけば、本文だけのメールは
廃棄され、リンク情報を含むメールに限り受信されるの
で、ディスクスペースの浪費を抑止可能である。また重
要度の高い送信元に関しては、受信許容範囲として"無
制限"を設定しておけば、本文だけのメールはメールボ
ックスに格納され、ユーザの要求に対して高速に読み出
すことができる。
ムの一実施の形態を説明した。従来の本文配送型電子メ
ールシステムによると、ダイレクトメール等の氾濫に伴
い、ディスクスペースの浪費が深刻な問題となる。また
従来のリンク配送型電子メールシステムによると、送信
者側のシステムからメールの内容を読み出すため、レス
ポンスの低下が発生する。これに対し本発明の電子メー
ルシステムは、本文配送型メールとリンク配送型メール
との受信機能を併せ持ち、相手毎にいずれの手段で受信
するかの選択が可能である。例えば、ダイレクトメール
等、重要度の低いメールの送信元に対して、受信許容範
囲として"限定"を設定しておけば、本文だけのメールは
廃棄され、リンク情報を含むメールに限り受信されるの
で、ディスクスペースの浪費を抑止可能である。また重
要度の高い送信元に関しては、受信許容範囲として"無
制限"を設定しておけば、本文だけのメールはメールボ
ックスに格納され、ユーザの要求に対して高速に読み出
すことができる。
【0056】ところで本実施の形態では、未登録の送信
元ユーザに対する受信許容範囲をユーザが選択可能とし
ているが、システムを運用している管理者が全ユーザに
同一の受信許容範囲を設定しても良い。また開発元がシ
ステムとして固定的な受信許容範囲を決めても良い。
元ユーザに対する受信許容範囲をユーザが選択可能とし
ているが、システムを運用している管理者が全ユーザに
同一の受信許容範囲を設定しても良い。また開発元がシ
ステムとして固定的な受信許容範囲を決めても良い。
【0057】さらに、本実施の形態によると、受信可否
情報記憶部7は、メールを無制限に受信する”無制
限”、リンク情報18を含むメールに限定して受信す
る”限定”、全てのメール受信を拒否する”拒否”の3
種類に分けて受信許容範囲を管理しているが、必ずしも
3種類に分ける必要はなく、これらの”限定”のみの1
種類、もしくは、”限定”/”拒否”、”無制限”/”
拒否”、または、”無制限”/”限定”の2種類の組み
合わせで分類するようにしてもよい。この場合にも、類
似の効果を得ることが可能である。例えば、受信許容範
囲を”限定”/”拒否”の2種類で管理する場合には、
各メールアドレスごとに、”限定”か”拒否”かのいず
れかを設定する。また、受信許容範囲を”無制限”/”
拒否”の2種類で管理する場合には、各メールアドレス
ごとに、”無制限”か”拒否”かのいずれかを設定す
る。
情報記憶部7は、メールを無制限に受信する”無制
限”、リンク情報18を含むメールに限定して受信す
る”限定”、全てのメール受信を拒否する”拒否”の3
種類に分けて受信許容範囲を管理しているが、必ずしも
3種類に分ける必要はなく、これらの”限定”のみの1
種類、もしくは、”限定”/”拒否”、”無制限”/”
拒否”、または、”無制限”/”限定”の2種類の組み
合わせで分類するようにしてもよい。この場合にも、類
似の効果を得ることが可能である。例えば、受信許容範
囲を”限定”/”拒否”の2種類で管理する場合には、
各メールアドレスごとに、”限定”か”拒否”かのいず
れかを設定する。また、受信許容範囲を”無制限”/”
拒否”の2種類で管理する場合には、各メールアドレス
ごとに、”無制限”か”拒否”かのいずれかを設定す
る。
【0058】また、未登録のメールアドレスについて
は、受信可否情報記憶部7に登録せずに、システムにお
いて、あらかじめ”無制限”か"限定"か”拒否”かをデ
フォルトとして設定しておいてもよい。
は、受信可否情報記憶部7に登録せずに、システムにお
いて、あらかじめ”無制限”か"限定"か”拒否”かをデ
フォルトとして設定しておいてもよい。
【0059】また、本実施の形態では、受信許容範囲と
して"限定"が設定された送信元ユーザからのメール受信
に対し、メールの内容にリンク情報18が含まれるか否
かで受信の許可または拒否を判断しているが、メールの
サイズにより判断しても良い。例えば、受信許容範囲と
して"限定"が設定された送信元ユーザからのメール受信
でも、メールのデータ長が予め決められた値を超えない
場合は受信を許可する。このように制御しても、ディス
クの消費量の増大を抑えることができる。
して"限定"が設定された送信元ユーザからのメール受信
に対し、メールの内容にリンク情報18が含まれるか否
かで受信の許可または拒否を判断しているが、メールの
サイズにより判断しても良い。例えば、受信許容範囲と
して"限定"が設定された送信元ユーザからのメール受信
でも、メールのデータ長が予め決められた値を超えない
場合は受信を許可する。このように制御しても、ディス
クの消費量の増大を抑えることができる。
【0060】さらに、本実施の形態では、受信許容範囲
に"限定"が登録された送信元からのメール受信時、図4
に示す本文17とリンク情報18とが混在した本文・リ
ンク配送型メール37を、リンク配送型メール12と同
様に受け入れているが、本文・リンク配送型メール37
の場合には受信を拒否するよう制御しても良い。また
は、受信した本文・リンク配送型メール37のデータ長
が予め決められた値を超えない場合に限り、受信許容範
囲に"限定"が登録された送信元に対して受信を許可する
よう制御しても良い。
に"限定"が登録された送信元からのメール受信時、図4
に示す本文17とリンク情報18とが混在した本文・リ
ンク配送型メール37を、リンク配送型メール12と同
様に受け入れているが、本文・リンク配送型メール37
の場合には受信を拒否するよう制御しても良い。また
は、受信した本文・リンク配送型メール37のデータ長
が予め決められた値を超えない場合に限り、受信許容範
囲に"限定"が登録された送信元に対して受信を許可する
よう制御しても良い。
【0061】本発明の実施の形態の受信規制電子メール
システムによれば、送信元に応じて受信を規制すること
ができる。また、送信元とメールフォーマットとにより
受信すべきか否かを判断するため、不要なメールによる
ディスクスペースの浪費を削減可能である。
システムによれば、送信元に応じて受信を規制すること
ができる。また、送信元とメールフォーマットとにより
受信すべきか否かを判断するため、不要なメールによる
ディスクスペースの浪費を削減可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明の受信規制電子メールシステムに
よれば、送信元に応じて受信を規制することができる。
よれば、送信元に応じて受信を規制することができる。
【図1】本発明の一実施の形態のシステム構成図であ
る。
る。
【図2】本文配送型メールのデータ構成を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】リンク配送型メールのデータ構成を示す説明図
である。
である。
【図4】本文・リンク配送型メールのデータ構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】メール管理部4のデータ構造を示す説明図であ
る。
る。
【図6】受信可否情報記憶部7のデータ構造を示す説明
図である。
図である。
【図7】受信モード設定時の画面表示例を示す説明図で
ある。
ある。
【図8】受信モード設定時におけるユーザインタフェー
ス部3の動作の説明図である。
ス部3の動作の説明図である。
【図9】受信制御部2の動作の説明図である。
【図10】受信判定部5の動作の説明図である。
【図11】受信メール参照時の画面表示例を示す説明図
である。
である。
【図12】受信メール参照時の画面表示例を示す説明図
である。
である。
1…送信制御部、 2…受信制御部、 3…ユーザインタフェース部、 4…メール管理部、 5…受信判定部、 6…コンテント判定部、 7…受信可否情報記憶部、 8…通信制御部、 9…メールシステム、 10…ネットワーク、 11…本文配送型メール、 12…リンク配送型メール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小瀧 伯泰 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内
Claims (13)
- 【請求項1】メールを受信する受信手段と、前記受信手
段により受信されたメールを記憶する記憶手段とを備え
る電子メールシステムにおいて、 メールの送信元の識別情報に対応させてメールの受信を
許可するか否かを記憶する受信可否情報記憶部と、 前記受信可否情報記憶部に記憶された内容を参照し、前
記受信手段により受信されたメールの送信元の識別情報
に対応してメールの受信が許可されている場合には、当
該メールを前記記憶手段に記憶させ、メールの受信が許
可されていない場合には、当該メールを廃棄する判定部
とを有することを特徴とする受信規制電子メールシステ
ム。 - 【請求項2】請求項1において、前記受信可否情報記憶
部は、予め定めた複数種類のメールフォーマットにした
がって、前記メールの受信を許可するか否かを、メール
の送信元の識別情報に対応させてさらに記憶し、 前記判定部は、さらに前記受信手段により受信されたメ
ールフォーマットに従い、受信が許可されていないメー
ルフォーマットの場合には、当該メールを、前記記憶手
段に記憶させずに廃棄することを特徴とする受信規制電
子メールシステム。 - 【請求項3】請求項2において、前記複数種類のメール
フォーマットを、メールの本文を有する本文配送型電子
メールと、送信元にメールの本文を保持する場合に、当
該本文の保持位置を示すリンク情報を有するリンク配送
型メールと、メールの本文および前記リンク情報を有す
る本文リンク配送型メールとすることを特徴とする受信
規制電子メールシステム。 - 【請求項4】請求項1において、前記判定部は、前記受
信手段により受信されたメールが、 予め定めたデータ長を超える場合に、当該メールを廃棄
することを特徴とする受信規制電子メールシステム。 - 【請求項5】請求項1において、前記受信可否情報記憶
部に記憶されている送信元の識別情報以外の送信元から
メールが送信された場合に、当該メールの受信を許可す
るか否かを、前記受信可否情報記憶部にさらに記憶する
ことを特徴とする受信規制電子メールシステム。 - 【請求項6】請求項1において、前記メールの送信元の
識別情報と、当該送信元からのメールの受信を許可する
か否かとについて、ユーザからの指示を受け付け、前記
受信可否情報記憶部に登録するユーザインタフェース手
段をさらに有することを特徴とする受信規制電子メール
システム。 - 【請求項7】請求項2において、前記記憶手段に記憶さ
れているメールを、前記複数種類のメールフォーマット
にしたがって、一覧表示する表示手段をさらに有するこ
とを特徴とする受信規制電子メールシステム。 - 【請求項8】メールを受信する受信手段と、前記受信手
段により受信されたメールを記憶する記憶手段とを備え
る電子メールシステムにおける受信規制方法であって、 メールの送信元の識別情報に対応させてメールの受信を
許可するか否かをあらかじめ記憶するステップと、 前記記憶された内容を参照し、前記受信手段により受信
されたメールの送信元の識別情報に対応してメールの受
信が許可されている場合には、当該メールを前記記憶手
段に記憶させるステップと、 前記受信手段により受信されたメールの送信元の識別情
報に対応してメールの受信が許可されていない場合に
は、当該メールを廃棄するステップとを有することを特
徴とする受信規制方法。 - 【請求項9】コンピュータに、請求項8記載の方法の前
記ステップを実行させるためのプログラムを記憶する記
憶媒体。 - 【請求項10】請求項1において、前記受信可否情報記
憶部は、予め定めた複数種類のメールフォーマットにし
たがって、前記メールの受信を許可するか否かを、メー
ルの送信元の識別情報に対応させてさらに記憶し、 前記判定部は、前記受信手段により受信されたメールフ
ォーマットとあらかじめ定めた、メールのデータ長とに
従い、受信が許可されていないメールフォーマットの場
合であって、前記データ長を超える場合には、当該メー
ルを、前記記憶手段に記憶させずに廃棄することを特徴
とする受信規制電子メールシステム。 - 【請求項11】請求項1において、前記受信可否情報記
憶部は、前記送信元の識別情報毎に、当該送信元からの
メールを無制限に受信する(以下、「無制限」という)
か、あらかじめ定めたメールについての規定にしたが
い、当該規定に適応する、当該送信元からのメールのみ
限定して受信する(以下、「限定」という)か、当該送
信元からの全てのメールを許可しない(以下、「拒否」
という)かのうちいずれかを記憶し、 前記判定部は、前記受信可否情報記憶部に記憶された内
容を参照し、前記受信手段により受信されたメールの送
信元の識別情報に対応し、前記「無制限」の場合には、
当該送信元からのメールを無制限に前記記憶手段に記憶
させ、前記「限定」の場合には、前記あらかじめ定めた
メールについての規定にしたがい、当該規定に適応す
る、当該送信元からのメールのみ限定して前記記憶手段
に記憶させ、前記「拒否」の場合には、当該メールを廃
棄することを特徴とする受信規制電子メールシステム。 - 【請求項12】請求項11において、前記「無制限」の
場合と、前記「限定」の場合との分けて前記メールを一
覧表示する表示手段をさらに有することを特徴とする受
信規制電子メールシステム。 - 【請求項13】請求項1において、前記受信可否情報記
憶部に記憶する前記メール送信元の識別情報は、1また
は2以上の送信元を示すことを特徴とする受信規制電子
メールシステム。
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---|---|---|---|
JP29182396A JP3455033B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 電子メールシステム |
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---|---|---|---|
JP29182396A JP3455033B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 電子メールシステム |
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---|---|---|---|
JP11244860A Division JP2000066975A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 電子メール受信方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=17773884
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29182396A Expired - Fee Related JP3455033B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 電子メールシステム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3455033B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006121353A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Vodafone Kk | 移動体通信端末 |
US7151613B1 (en) | 1999-02-18 | 2006-12-19 | Minolta Co., Ltd. | Printer |
US7310514B2 (en) | 2001-03-16 | 2007-12-18 | Nec Corporation | Transmission-origin mobile telephone capable of detecting the media types and data formats of a multimedia message receivable by destination mobile telephones in a multimedia communication system |
WO2008062499A1 (fr) * | 2006-11-20 | 2008-05-29 | Pioneer Corporation | Dispositif de livraison du courrier, terminal de courrier, procédé, programme et support de traitement du courrier |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP29182396A patent/JP3455033B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7151613B1 (en) | 1999-02-18 | 2006-12-19 | Minolta Co., Ltd. | Printer |
US7679771B2 (en) | 1999-02-18 | 2010-03-16 | Minolta Co., Ltd. | Printer capable of refusing receipt of printed materials sent from an unintended source |
US7982897B2 (en) | 1999-02-18 | 2011-07-19 | Minolta Co., Ltd. | Printer capable of refusing receipt of printed materials sent from an unintended source |
US8149446B2 (en) | 1999-02-18 | 2012-04-03 | Minolta Co., Ltd. | Printer capable of refusing receipt of printed materials sent from an unintended source |
US7310514B2 (en) | 2001-03-16 | 2007-12-18 | Nec Corporation | Transmission-origin mobile telephone capable of detecting the media types and data formats of a multimedia message receivable by destination mobile telephones in a multimedia communication system |
JP2006121353A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Vodafone Kk | 移動体通信端末 |
WO2008062499A1 (fr) * | 2006-11-20 | 2008-05-29 | Pioneer Corporation | Dispositif de livraison du courrier, terminal de courrier, procédé, programme et support de traitement du courrier |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3455033B2 (ja) | 2003-10-06 |
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