JPH1065730A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JPH1065730A
JPH1065730A JP8213881A JP21388196A JPH1065730A JP H1065730 A JPH1065730 A JP H1065730A JP 8213881 A JP8213881 A JP 8213881A JP 21388196 A JP21388196 A JP 21388196A JP H1065730 A JPH1065730 A JP H1065730A
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JP
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mail
client
electronic mail
attribute
electronic
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JP8213881A
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English (en)
Inventor
Yuji Kuriyama
祐司 栗山
Hidesato Arai
秀聡 新井
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/50Reducing energy consumption in communication networks in wire-line communication networks, e.g. low power modes or reduced link rate

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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、電子メールクライアント
が、電子メールサーバーの受信した電子メールを、電子
メールクライアント側での重要度・優先度に応じて選択
的に受け取ることが可能な電子メールシステムを提供す
ることにある。 【解決手段】 電子メールサーバー2は、電子メールク
ライアント宛の電子メールを受信すると、電子メールの
情報管理部(ヘッダ部)に設定された宛先がTOかCC
かを判別し、電子メールをメールボックス28内の各ク
ライアント毎に設けられたTOメールボックス28aと
CCメールボックス28bのいずれかに分別して記憶す
る。一方、電子メールクライアント3は、電子メールの
転送を希望するに際し、転送を希望する電子メールの要
求属性を指定した転送要求情報を、電子メールサーバー
3に送信する。これに応答して、電子メールサーバー2
は、転送要求情報に対応する属性の電子メールを電子メ
ールクライアント3に転送する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムに係り、詳細には、電子メールサーバーと電子メール
クライアントとを備えた電子メールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、通信ネットワークを使ってのメ
ッセージの伝達手段として電子メールが普及している。
かかる電子メールは、オフィス間のメールサービスや郵
便サービスのコンピュータ版である。また、電子メール
は、LANと大規模な通信ネットワークの両方を活用し
て、ユーザーがメッセージや、場合によっては、図形
(グラフィックス)や音声メッセージを特定の個人(T
O)、または同報形式(CC)でグループに対して送受
信するものである。送られてきたメッセージは、そのネ
ットワーク上のユーザーに割り当てられた電子メールボ
ックスに格納され、受取人がその内容を見たり、保管し
たり、削除することができる。
【0003】また、電子メールシステムでは、電子メー
ルを有線、無線を問わず、電子メールサーバーから電子
メールクライアントに通知するシステムが構成されてい
る。電子メールの送信及び電子メールの受信は、電子メ
ールサーバ上で実行され、電子メールは、サーバー上に
ファイルとして保存される。そして、電子メールサーバ
ーは、電子メールクライアントから定期的なポーリング
等による電子メールの転送要求がなされると、電子メー
ルクライアント宛ての電子メールの転送をおこなう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子メールシステムにあっては、上記した如く、電子メ
ールサーバーは、電子メールクライアントからの電子メ
ール転送要求に対して、電子メールクライアント宛ての
電子メールを一括して転送を行っていた。そのため、電
子メールクライアント側では、本人宛にきたメッセージ
(以下、「TO」と称する)と、同報形式(参考)で送
られてきたメール(以下、「CC」と称する)との区別
を電子メールの本文を読んで初めて理解できるため、電
子メールクライアント側での重要度・優先度に応じて、
選択的に電子メールを受け取ることができず、使い勝手
が悪いという問題があった。
【0005】本発明の課題は、電子メールクライアント
が、電子メールサーバーの受信した電子メールを、電子
メールクライアント側での重要度・優先度に応じて選択
的に受け取ることが可能な電子メールシステムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電子メールサーバーと電子メールクライアントとを備
え、データ通信により電子メールを送受信する電子メー
ルシステムであって、前記電子メールサーバーは、受信
した電子メールのヘッダ情報を解析して、当該電子メー
ルを属性別に分類するメール情報解析手段と、前記メー
ル情報解析手段により分類された電子メールを記憶する
記憶手段と、前記電子メールクライアントから送出され
る転送要求情報を解析し、対応する属性の電子メールを
前記記憶手段から読み出して、前記電子メールクライア
ントに送信する要求解析手段と、を備え、前記電子メー
ルクライアントは、前記電子メールサーバーが受信した
電子メールで、自己に送信を希望する電子メールの属性
を指定した前記転送要求情報を前記電子メールサーバー
に送出する転送要求情報送出手段と、を備えたことによ
り上記課題を解決する。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、電子メ
ールサーバーと電子メールクライアントを備えた電子メ
ールシステムにおいて、電子メールサーバーは、メール
情報解析手段と、記憶手段と、及び要求解析手段とを含
み、当該メール情報解析手段は、受信した電子メールの
ヘッダ情報を解析して当該電子メールを属性別に分類
し、記憶手段には、メール情報解析手段により分類され
た電子メールが記憶され、当該転送要求情報解析手段
は、電子メールクライアントから送出される転送要求情
報を解析し、対応する属性の電子メールを記憶手段から
読み出して、電子メールクライアントに送信し、他方、
電子メールクライアントに備えられた転送要求情報送出
手段は、電子メールサーバーが受信した電子メールで、
自己に送信を希望する電子メールの属性を指定した転送
要求情報をサーバーに送出する。
【0008】従って、電子メールクライアントは、電子
メールサーバーから、転送を希望する種類の電子メール
を選択して受信することができ、操作者の使い勝手が良
くなる。
【0009】また、請求項2の発明は、電子メールサー
バーと電子メールクライアントとを備え、データ通信に
より電子メールを送受信する電子メールシステムであっ
て、前記電子メールクライアントは、前記電子メールサ
ーバーから受信した電子メールのヘッダ情報を解析し
て、当該電子メールを属性別に分類するメール情報解析
手段と、表示画面に電子メールを表示するに際し、前記
メール情報解析手段により解析された属性に応じて、異
なった表示態様で当該電子メールを表示させる表示制御
手段と、を備えたことにより上記課題を解決する。
【0010】この請求項2記載の発明によれば、電子メ
ールサーバーと電子メールクライアントとを備えた電子
メールシステムにおいて、電子メールクライアントは、
メール情報解析手段と、表示制御手段とを含み、当該メ
ール情報解析手段は、受信した電子メールのヘッダ情報
を解析して電子メールを属性別に分類し、表示制御手段
は、表示画面に電子メールを表示するに際し、前記メー
ル情報解析手段により解析された属性に応じて、異なっ
た表示態様で電子メールを表示させる。
【0011】従って、電子メールクライアントは、電子
メールサーバーから受信した電子メールを、属性別に分
類する構成であるので、電子メールの属性を容易に識別
することができ、また、電子メールを読む順番等に優先
度を付けることができるため、操作者の使い勝手が向上
する。
【0012】また、請求項3記載の発明は、電子メール
サーバーと電子メールクライアントとを備え、データ通
信により電子メールを送受信する電子メールシステムで
あって、前記電子メールクライアントは、前記電子メー
ルサーバーから受信した電子メールのヘッダ情報を解析
して、当該電子メール情報を属性別に分類するメール情
報解析手段と、前記メール情報解析手段により分類され
た電子メールを属性別に区分して記憶する記憶手段と、
を備えたことにより上記課題を解決する。
【0013】この請求項3記載の発明によれば、電子メ
ールサーバーと電子メールクライアントとを備えた電子
メールシステムにおいて、電子メールクライアントは、
メール情報解析手段と、記憶手段とを含み、当該メール
情報解析手段は、受信した電子メールのヘッダ情報を解
析して、当該電子メールを属性別に分類し、当該記憶手
段は、メール情報解析手段により分類された電子メール
を属性別に区分して記憶する。
【0014】従って、請求項2記載の発明の効果に加え
て、電子メールクライアント側で、電子メールを属性別
に区分して記憶する構成であるので、所望の属性の電子
メール情報を高速に検索して表示することが可能とな
る。
【0015】また、この場合、請求項4記載の発明のよ
うに、前記属性は、電子メールの送信先指定形式であ
り、個人宛送信(TO)と、同報送信(CC)とに分類
されることが有効である。
【0016】従って、電子メールを、個人宛送信(T
O)と、同報送信(CC)とに分類する構成であるの
で、受信した電子メールが、個人宛送信(TO)である
か、若しくは、同報送信(CC)であるかを容易に識別
することができ、所望の宛先(TO若しくはCC)の電
子メールを先に読む(表示若しくは印刷)ことが可能と
なる。
【0017】また、この場合、請求項5記載の発明のよ
うに、前記記憶手段は、前記メール情報解析手段により
分類された電子メールを、夫々異なった記憶領域に記憶
することが有効である。
【0018】従って、電子メールを属性別に、記憶手段
の異なった記憶領域に記憶する構成であるので、所望の
属性の電子メールの高速読み出しが可能となる。また、
必要な属性の電子メールの記憶領域のメモリ容量を大と
し、あまり必要でない属性の電子メールの記憶領域のメ
モリ容量を小として、メモリを有効に使用することが可
能となる。
【0019】また、この場合、請求項6記載の発明のよ
うに、前記電子メールクライアントは、携帯情報端末機
からなることが有効である。
【0020】従って、電子メールクライアントを低消費
電力、省スペース、及び携帯性とすることができ、操作
者の使い勝手が良くなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1〜図10は、本発明の電子メ
ールシステムの第1の実施の形態を示す図である。
【0022】図1は、電子メールシステムの基本構成
(LAN型)の一例を示す図である。図1に示す如く、
電子メールシステム1の伝送路は、同軸ケーブル(有線
接続部)を用いて構成され、電子メールサーバー2及び
複数の電子メールクライアント3・・・はバス接続され
る。電子メールサーバー2は、他の電子メールサーバー
と無線により接続される。電子メールサーバー2は電子
メールの送信/受信処理を行い、電子クライアント3・・
・は、電子メールサーバー2に対して、電子メールの送
信要求を行うと共に、受信した電子メールの自己への転
送を要求する。
【0023】図2は、電子メールシステムの基本構成の
他の例を示す図である。図2に示す如く、電子メールシ
ステム1の電子メールサーバー2と電子メールクライア
ント3は、無線接続されており、電子メールクライアン
ト3は、パーソナルコンピュータや携帯情報端末機(例
えば、データ系PHS)等からなる。また、電子メール
サーバー2は、他の電子メールサーバーとLAN接続さ
れている。図1及び図2に示した如く、電子メールシス
テム内の接続は、無線及び有線のいずれでも良く、ま
た、電子メールサーバー同士の接続も、無線、有線のい
ずれでも良い。
【0024】図3に電子メールのフォーマット例を示
す。電子メールは、図3に示す如く、ヘッダ部(電子メ
ール管理情報)と、ボディ部(電子メール本文)とから
構成される。ヘッダ部は、送信日付・日時を示す“Da
te”、送信先ユーザーを示す“TO”、同報送信先ユ
ーザー名を示す“CC”、表題を示す“subjec
t”、送信元ユーザ名を示す“From”等の項目から
なる。ボディ部は、実際のメッセージ内容が設定され、
図3に示す例では、“cです特許アイディア会議を1月
5日に開催します”が設定されている。
【0025】次に、上記電子メールサーバー2及び電子
メールクライアント3の要部構成を図4及び図5に夫々
示して説明する。
【0026】図4は、図1及び図2で示した電子メール
システム1における電子メールサーバー2の要部構成を
示すブロック図である。図2において、電子メールサー
バー2は、CPU21、入力装置22、RAM23、記
憶装置24、記憶媒体25、印字装置26、表示装置2
7、メールボックス28、I/Oポート29、及び通信
端末部30等から構成されており、各部はバスラインに
より接続されている。
【0027】CPU(Central Processing Unit )21
は、記憶装置24に記憶されているGUIとしてのウイ
ンドウシステムプログラム及び当該ウインドウシステム
に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指
定されたアプリケーションプログラム、入力装置22か
ら入力される各種指示あるいはデータをRAM23内の
ワークメモリ23aに格納し、この入力指示及び入力デ
ータに応じてRAM23内に格納したアプリケーション
プログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果を
RAM23内のワークメモリ23aに格納するととも
に、表示装置27に表示する。そして、ワークメモリ2
3aに格納した処理結果を入力装置22から入力指示さ
れる記憶装置24内の記憶媒体25の保存先に保存す
る。
【0028】また、CPU21は、後述するメール受信
処理を実行して、受信した電子メールのヘッダ部のアド
レスを解析して、送信先がクライアント宛で有るか否か
をRAM23内のクライアントリスト23bを参照して
判断し、さらに、送信先指定形式が、TO(個人宛)若
しくはCC(同報)で有るかを判断し、TOであれば、
各クライアント毎に割り当てられたメールボックス28
内のTOメールボックス28aに電子メールを格納し、
また、CCであれば、各クライアント毎に割り当てられ
たメールボックス28内のCCメールボックス28bに
格納する。
【0029】また、CPU21は、後述するメール転送
処理を実行して電子メールクライアント3から出力され
る転送要求情報(図6参照)の内容を分析して、対応す
る電子メールをメールボックス28から読み出して、電
子メールクライアント3に転送する。
【0030】入力装置22は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポイン
ティングデバイスであるマウスと、を備え、キーボード
で押下されたキーの押下信号をCPU21に出力すると
ともに、マウスによる操作信号をCPU21に出力す
る。
【0031】RAM(Random Accesss Memory )23
は、指定されたアプリケーションプログラム、入力指
示、入力データ及び処理結果等を格納するワークメモリ
4aと、各クライアントのアドレスデータが格納される
クライアントリスト4b(図2参照)と備えている。
【0032】記憶装置24は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体25を有しており、この記
憶媒体25は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体25は記憶装置
24に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体25には上記GUIとして
のウインドウシステムプログラム及び当該ウインドウシ
ステムに対応する各種アプリケーションプログラム、印
刷処理プログラム及び各処理プログラムで処理されたデ
ータ等を記憶する。
【0033】また、この記憶媒体25に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体
25を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶され
ているプログラム、データを通信回線を介して使用する
構成にしてもよい。
【0034】印字装置26は、CPU21から入力され
る印字データを指定された色で印刷出力する。表示装置
27は、CRT(Cathode Ray Tube)等により構成さ
れ、CPU2から入力される表示データを指定された色
で表示する。
【0035】メールボックス28は、電子メールを記憶
する機能を有し、各クライアント毎にTOメールボック
ス28aとCCメールボックス28bが備えられてい
る。即ち、各クライアント毎にTOとCC用の電子メー
ルを記憶する領域が区分されている。
【0036】通信端末部30は、汎用端末等から構成さ
れ、他の電子メールサーバーと電子メールの送受信を有
線若しくは無線で行うためのポートである。I/Oポー
ト29は、電子メールシステム1内で電子メールの送受
信を行うためのポートである。
【0037】図5は、図1及び図2で示した電子メール
システム1における電子メールクライアント3の要部構
成を示すブロック図である。図5において、電子メール
クライアント3は、CPU31、入力装置32、RAM
33、記憶装置34、記憶媒体35、印字装置36、表
示装置37、メールボックス38、及びI/Oポート3
9等から構成されており、各部はバスラインにより接続
されている。
【0038】CPU(Central Processing Unit )31
は、記憶装置34に記憶されているGUIとしてのウイ
ンドウシステムプログラム及び当該ウインドウシステム
に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指
定されたアプリケーションプログラム、入力装置32か
ら入力される各種指示あるいはデータをRAM33内の
ワークメモリ33aに格納し、この入力指示及び入力デ
ータに応じてRAM23内に格納したアプリケーション
プログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果を
RAM33内のワークメモリ33aに格納するととも
に、表示装置37に表示する。そして、ワークメモリ3
3aに格納した処理結果を入力装置32から入力指示さ
れる記憶装置34内の記憶媒体35の保存先に保存す
る。
【0039】CPU31は、後述するメール転送要求処
理を実行して、電子メールサーバー2に対して、電子メ
ールの送出を要求するに際し、転送してもらいたい電子
メールの種別を示す種別要求コードを含む、例えば、図
6の如きデータフォーマットの転送要求情報を出力す
る。転送要求情報は、図6に示す如く、メールアドレス
部と、要求属性部とから構成されている。ここで、前記
メールアドレス部には、自己のメールアドレスが設定さ
れ、また、要求属性部には、メールの要求属性として例
えば、送信先指定形式が設定され、TOメールのみ、C
Cメールのみ、若しくは、全メール(TO+CC)のい
ずれかが設定される。
【0040】入力装置32は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポイン
ティングデバイスであるマウスと、を備え、キーボード
で押下されたキーの押下信号をCPU31に出力すると
ともに、マウスによる操作信号をCPU31に出力す
る。
【0041】RAM(Random Accesss Memory )33
は、指定されたアプリケーションプログラム、入力指
示、入力データ及び処理結果等を格納するワークメモリ
33aを備えている。
【0042】記憶装置34は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体25を有しており、この記
憶媒体35は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体35は記憶装置
34に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体35には上記GUIとして
のウインドウシステムプログラム及び当該ウインドウシ
ステムに対応する各種アプリケーションプログラム、印
刷処理プログラム及び各処理プログラムで処理されたデ
ータ等を記憶する。
【0043】また、この記憶媒体35に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体
35を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶され
ているプログラム、データを通信回線を介して使用する
構成にしてもよい。
【0044】印字装置36は、CPU31から入力され
る印字データ(帳票データ等)を指定された色で印刷出
力する。表示装置37は、CRT(Cathode Ray Tube)
等により構成され、CPU2から入力される表示データ
(帳票データ等)を指定された色で表示する。
【0045】メールボックス38は、電子メールを記憶
する機能を有する。I/Oポート39は、電子メールシ
ステム1内で電子メールの送受信を行うための入出力ポ
ートである。
【0046】次に、本実施の形態の動作を図7〜図10
のフローチャートを参照して説明する。
【0047】図7は、電子メールサーバー2により実行
される電子メール受信処理を説明するためのフローチャ
ートである。図8は、図7の電子メール受信処理におけ
る電子メール分配処理を説明するためのフローチャート
である。これら図7及び図8のフローチャートに記載し
た各機能を実現するプログラムはCPU21が読み取り
可能なプログラムコードの形態で上記記憶媒体25に記
憶されている。
【0048】図7において、電子メールサーバ2は、電
子メールが転送されてくると、後述する電子メールの分
配処理(図8参照)を実行して(ステップS1)、電子
メールを送信先指定形式に応じて、電子メールボックス
28内のTO(通常の送信)メールボックス28a若し
くはCC(同報送信)メールボックス28bに格納す
る。次いで、受信した全電子メールの分配が終了したか
否かを判断し(ステップS2)、全電子メールの分配が
終了した場合は、当該処理を終了する一方、分配が終了
していない場合にはステップS1に移行して全電子メー
ルの分配が終了するまで処理を繰り返す。
【0049】次に、上記ステップS2で示した電子メー
ル分配処理の詳細な動作を図8に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0050】図8に示す電子メール分配処理では、先
ず、電子メールの管理情報(ヘッダ部)のTO属性が設
定されている場合には、TO属性(送信先)とRAM2
3内のクライアントリスト23bとを比較する(ステッ
プS10)。受信したTO属性(送信先)がクライアン
トリスト23bと一致しない場合には、ステップS12
に移行する一方、TO属性(送信先)がクライアントリ
スト23bと一致した場合は、受信した電子メールをメ
ールボックス28内の対応するクライアント用のTOメ
ールボックス28aに格納して(ステップS11)、ス
テップS12に移行する。
【0051】ステップS12では、受信した電子メール
で未処理のTO属性(送信先)が有るか否かを判断し、
未処理のTO属性がある場合は、ステップS10に移行
して、未処理のTO属性がなくなるまで処理を繰り返
す。
【0052】一方、未処理のTO属性がない場合で、管
理情報にCC属性(送信先)が設定されている場合に
は、電子メール管理情報のCC属性(送信先)をクライ
アントリスト23bと比較する(ステップS13)。C
C属性(送信先)とクライアントリスト23bが一致し
ない場合には、ステップS15に移行する一方、CC属
性とクライアントリスト23bが一致する場合には、メ
ールボックス28内の対応するクライアント用のCCメ
ールボックス28bに格納して(ステップS14)、ス
テップS15に移行する。
【0053】ステップS15では、未処理のCC属性
(送信先)が有るか否かを判断し、未処理のCC属性
(送信先)がない場合は、当該処理を終了する一方、未
処理のCC属性がある場合は、ステップS13に移行し
て、未処理のCC属性を含む電子メールがなくなるまで
処理を繰り返す。
【0054】以上の電子メール分配処理によれば、電子
メールサーバー2では、送信先指定形式、即ち、TOか
CCかに応じて、電子メールをメールボックス28で分
別して格納する。
【0055】図9は、電子メールクライアント3が、電
子メールサーバー2に対して行う電子メール転送要求処
理を説明するためのフローチャートである。図9のフロ
ーチャートに記載した各機能を実現するプログラムはC
PU31が読み取り可能なプログラムコードの形態で上
記記憶媒体35に記憶されている。
【0056】図9において、先ず、電子メールクライア
ント3は、電子メールサーバー2に対して、電子メール
の転送を要求する場合には、上記図6に示した、転送要
求情報を設定する(ステップS20)。この転送要求情
報には、図6に示した如く、自己のメールアドレスが設
定され、また、要求属性には、メールの送信先指定形式
(TOやCC)が設定される。ついで、設定した転送要
求情報を電子メールサーバー2に対して送信する(ステ
ップS21)。そして、電子メールサーバー2から転送
される要求した属性の電子メールを受信して(ステップ
22)、当該処理を終了する。
【0057】即ち、電子メールクライアント3は、電子
メールサーバー2に電子メールの転送要求を行う際に、
転送を希望する電子メールの属性を指定した転送要求情
報を送信する。
【0058】図10は、電子メールサーバー2により実
行される電子メール転送処理を説明するためのフローチ
ャートである。図10のフローチャートに記載した各機
能を実現するプログラムはCPU21が読み取り可能な
プログラムコードの形態で上記記憶媒体25に記憶され
ている。
【0059】先ず、電子メールサーバ2は、電子メール
クライアント3から送出された電子メールの転送要求情
報を受信すると、先ず、かかる転送要求情報の自己アド
レス及び要求属性(=転送コマンド)を解析する(ステ
ップS30)。この解析の結果、要求属性がTOのみで
ある場合には、ステップS31〜S32の処理により、
電子メールクライアント3に対して、自己宛のTOの電
子メールを送出する。また、要求属性がCCのみの場合
には、ステップS34〜S36の処理により、電子メー
ルクライアント3に対して、自己宛のCCの電子メール
を送出する。また、要求属性がTOとCCである場合に
は、電子メールクライアント3に対して、自己宛の全て
(TOとCC)の電子メールを送出する。
【0060】具体的には、ステップS31で、要求属性
はTOのみであるか否かを判断し、転送コマンドがTO
のみである場合は、ステップS32に移行して、転送要
求情報を出力した電子メールクライアント宛のTOメー
ルが有るか否かを判断し、電子メールクライアント宛の
TOメールがある場合には、該当する電子メールを全て
転送して(ステップS33)、当該処理を終了する。一
方、ステップS32で電子メールクライアント3宛のT
Oメールがない場合には、電子メールの転送を行わない
で当該処理を終了する。
【0061】また、ステップS31で、要求属性がTO
のみでない場合は、要求属性がCCのみかを判断し(ス
テップS34)、要求属性がCCのみである場合は、ス
テップS35に移行して、転送要求情報を出力した電子
メールクライアント宛のTOメールが有るか否かを判断
し、電子メールクライアント宛のCCメールがある場合
には、該当する電子メールを全て転送して(ステップS
36)、当該処理を終了する。ステップS35で、電子
メールクライアント3へのTOメールがない場合には、
電子メールの転送を行わないで当該処理を終了する。
【0062】ステップS34で、要求属性がCCのみで
ない場合は、要求属性が全部(TOとCC)か否かを判
断する(ステップS37)。要求属性が全部(TO+C
C)である場合は、ステップS38に移行して、転送要
求情報を出力した電子メールクライアント宛のメールが
有るか否かを判断し、電子メールクライアント宛のメー
ルがある場合には、該当する電子メールを全て転送して
(ステップS36)、当該フローを終了する。一方、ス
テップS37で要求属性が全部(TO+CC)でない場
合、若しくは、ステップS38で転送要求情報を出力し
た電子メールクライアント宛の電子メールがない場合
は、当該処理を終了する。
【0063】即ち、電子メールサーバー2は、電子メー
ルクライアント3から電子メールの転送要求情報を受信
すると、かかる転送要求情報を解析し、要求された属性
の電子メールを転送する。
【0064】以上説明したように、本実施の形態では、
電子メールサーバー2は、電子メールクライアント宛の
電子メールを受信すると、電子メールの情報管理部(ヘ
ッダ部)に設定された宛先がTOかCCかを判別し、電
子メールをメールボックス28内の各クライアント毎に
設けられたTOメールボックス28aとCCメールボッ
クス28bのいずれかに分別して記憶する。一方、電子
メールクライアント3は、電子メールの転送を希望する
に際し、転送を希望する電子メールの要求属性を指定し
た転送要求情報を、電子メールサーバー3に送信する。
これに応答して、電子メールサーバー2は、転送要求情
報に対応する属性の電子メールを電子メールクライアン
ト3に転送する構成である。
【0065】従って、電子メールクライアント3は、電
子メールサーバー2から転送を希望する電子メールのみ
を選択して受信することができる。ところで、一般に、
ユーザーにとっては、自己宛(TO)のメールの方が、
同報(CC)のメールに比して重要であり、TOのメー
ルのみ選択してサーバーから受信することが可能な構成
であるため、CCのメールを含めて受信するよりも通信
するデータ量を低減することができ、通信時間・通信コ
ストを抑えることが可能となる。従って、公衆回線を使
用する場合、特に、通信コストが高い無線携帯端末に有
効である。また、特に、メモリ容量の少ない携帯端末器
にあっては、TOのメールのみを受信することにより、
メモリを節約することが可能となる。
【0066】尚、本実施の形態では、電子メールサーバ
ー2は、各電子メールクライアント毎に夫々TOメール
ボックス28aとCCメールボックス28bを備える構
成としたが、TOとCCのメールを同一のメールボック
スに保存して各クライアントに1つのメールボックスを
割り当てる構成としてメールボックスに要するメモリ容
量を低減する構成としても良い。
【0067】また、上記した実施の形態では、電子メー
ルクライアント3は、要求属性として送信先指定形式
(TO、CC、若しくはTO+CC)を指定し、電子メ
ールサーバー2は、かかる要求属性に対応する電子メー
ルを電子メールクライアント2に転送する構成である
が、本発明の要求属性は、送信先指定形式に限定される
ものではない。例えば、要求属性として、電子メールの
管理情報として設定される“date”や“subje
ct”等の他の情報(項目)を設定して、転送される電
子メールの属性を選択しても良い。
【0068】(第2の実施の形態)第2の実施の形態の
電子メールシステムは、図1〜図5に示した第1の実施
の形態の電子メールシステム1とほぼ同等の構成を有す
るため、その構成の詳細な説明は省略し、特徴的な事項
についてのみ説明する。
【0069】即ち、本実施の形態においては、電子メー
ルクライアント3は、電子メールサーバーから転送され
た電子メールを受信してメールボックス38に格納し、
そして、格納した電子メールの管理情報(ヘッダ部)を
分析して、個々の電子メールに対して自メールアドレス
がTOかCCに記述されているか否かを判断して、TO
とCCの電子メールを識別してメールボックス38に格
納し、また、TOとCCの電子メールを異なった表示態
様で、表示装置27の表示画面に識別表示する。
【0070】図11は、電子メールクライアント3が実
行する電子メール受信処理を説明するためのフローチャ
ートである。図11のフローチャートに記載した各機能
を実現するプログラムはCPU31が読み取り可能なプ
ログラムコードの形態で上記記憶媒体35に記憶されて
いる。
【0071】図11において、先ず、電子メールクライ
アント3は、電子メールサーバー2から転送された電子
メールを受信すると、1件毎に受信した電子メールの管
理情報を解析し、TOに自メールアドレスがあるか否か
を判断し(ステップS40)、TOに自メールアドレス
があると判断した場合には、電子メールの先頭に識別記
号を付加して表示画面に表示し(ステップS41)てス
テップS42に移行する。尚、TOに自メールアドレス
がない場合には、かかる識別記号を付加しないで電子メ
ールを表示する。また、TOに自メールアドレスがない
と判断した場合にはステップS42に移行する。
【0072】ステップS42では、全受信メールをチェ
ックしたか否かを判断し、全メールのチエックが終了し
た場合は、当該処理を終了する一方、チェックが終了し
ていない場合には全メールのチェックが終了するまで処
理を繰り返す。
【0073】図12は、当該電子メール受信処理におけ
る表示画面の表示例を示す図である。図12に示す如
く、。受信したメールの送信日“DATE”と送信先
“from”が一覧表示されており、TO属性であるメ
ールは、識別記号である“☆”が送信日の前に表示され
ている。この例では、“1995/12/26 A氏”、“1995/1
2/26 C氏”、“1995/12/26 D氏”からのメールがT
O属性であることを示している。尚、識別記号の付され
ていないものはCC属性を示す。
【0074】以上説明したように、本実施の形態では、
電子メールクライアント2は、電子メールサーバー2か
ら電子メールを受信すると、受信したメールの一覧表示
を行う。その際、各電子メール毎に管理情報の解析を行
い、TOに自メールアドレスの有る電子メールには、電
子メールの先頭に識別記号を付加して識別表示する構成
である。従って、ユーザーが受信メールがTOで届いた
のか、CC又はそれ以外で届いたのかを容易に視認する
ができ、メールを読む順番等の目安となり、使い勝手が
向上する。
【0075】また、上記した実施の形態では、メールに
TO属性であることを示す識別記号を表示する構成とし
たが、識別表示はこれに限られるものではなく、例え
ば、文字種、文字サイズ、特殊文字や、色等を使用して
識別表示を行っても良い。また、TOやCCの相違によ
る識別表示に限られるものではなく、例えば、送信日
“DATE”や表題“subject”等の情報に基づ
いて、電子メールの識別表示を行っても良い。
【0076】(第3の実施の形態)第3の実施の形態の
電子メールシステムは、図1〜図5に示した第1の実施
の形態の電子メールシステムとほぼ同等の構成を有する
ため、その構成の詳細な説明は省略し、特徴的な事項に
ついてのみ説明する。即ち、本実施の形態においては、
電子メールクライアント3のメールボックス38は、図
13に示す如く、TOメールボックス38aとCCメー
ルボックス38bを備えている。すなわち、TO用とC
C用とで電子メールを記憶する領域が区分されている。
【0077】そして、電子メールクライアント3は、電
子メールサーバー2から電子メールを受信すると、電子
メールの管理情報の送信先(TO、CC)を判断し、管
理情報のTO部分に自メールアドレスが記載されている
電子メールをメールボックス38内のTOメールボック
ス38aに格納し、他方、管理情報のCC部分に自メー
ルアドレスが記載されている電子メールをメールボック
ス38内のCCメールボックス38bに格納する。尚、
図13に示すメールボックス38の例では、TOメール
ボックス38aには “1995/12/26 A氏”、“1995/1
2/26 C氏”、及び“1995/12/26 D氏”のメールが格
納されており、CCメールボックス38bには“1995/1
2/26 B氏”及び“1995/12/26 C氏”が格納されてい
る。
【0078】図14は、電子メールクライアント3が実
行する電子メール受信処理を説明するためのフローチャ
ートであり、図15は、当該電子メール受信処理におけ
る電子メール分配処理を説明するためのフローチャート
である。これら図14及び図5のフローチャートに記載
した各機能を実現するプログラムはCPU31が読み取
り可能なプログラムコードの形態で上記記憶媒体35に
記憶されている。
【0079】図14において、電子メールクライアント
3は、電子メールサーバー2から電子メールが転送され
ると、後述する電子メールの分配処理(図15参照)を
実行して(ステップS50)、電子メールを送信先指定
形式(TO若しくはCC)に応じて、電子メールボック
ス38内のTOメールボックス38a若しくはCCメー
ルボックス38bに格納する。次いで、受信した全メー
ルの分配が終了したか否かを判断し(ステップS5
1)、全メールの分配が終了した場合は、当該処理を終
了する一方、分配が終了していない場合には全受信メー
ルの分配が終了するまで処理を繰り返す。
【0080】次に、上記ステップS50で示した電子メ
ール分配処理の詳細な動作を図15に示すフローチャー
トに基づいて説明する。
【0081】図15では、先ず、電子メールクライアン
ト3は、受信した電子メールを1電子メール毎に管理情
報の解析を行い、TOに自メールアドレスがあるか否か
を判断する(ステップS60)。TOに自メールアドレ
スがない場合にはステップS62に移行する一方、TO
に自メールアドレスがある場合には、メールボックス3
8内のTOボックス38bに分配して(ステップS6
1)、ステップS62に移行する。
【0082】ステップS62では、受信した電子メール
を1電子メール毎に管理情報を解析し、CCに自メール
アドレスがあるか否かを判断する。CCに自メールアド
レスがない場合には当該分配処理を終了する一方、CC
に自メールアドレスがある場合には、メールボックス3
8内のCCボックス38bに分配して(ステップS6
3)、当該分配処理を終了する。これらTOメールボッ
クスとCCメールボックスに格納される電子メールの一
覧は、入力装置22の指示により、表示装置23に表示
される。
【0083】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、電子メールクライアント3は、電子メールサーバ
ー2から電子メールが転送されると、電子メールの管理
情報の送信先指定形式(TO、CC)を判断し、TOの
電子メール及びCCの電子メールを夫々、メールボック
ス38内のTOメールボックス38a及びCCメールボ
ックス38bに格納する構成である。従って、所望の送
信先指定形式(TO若しくはCC)の電子メールを高速
で検索して表示することが可能となる。
【0084】尚、上記した実施の形態では、電子メール
を送信先指定形式(TO若しくCC)に応じて、メール
ボックス38内で分別して格納する構成としたが、分別
する属性はこれに限られるものではない。例えば、“d
ate”や“subject”等の他の管理情報により
分別する構成としても良い。
【0085】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電子メー
ルクライアントでは、電子メールサーバーから、転送を
希望する種類の電子メールを選択して受信することがで
き、操作者の使い勝手が良くなる。
【0086】また、請求項2の発明によれば、電子メー
ルクライアントは、電子メールサーバーから受信した電
子メールを、属性別に分類する構成であるので、電子メ
ールの属性を容易に識別することができ、また、電子メ
ールを読む順番等に優先度を付けることができるため、
操作者の使い勝手が向上する。
【0087】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項2記載の発明の効果に加えて、電子メールクライアン
ト側で、電子メール情報を属性別に区分して記憶する構
成であるので、所望の属性の電子メール情報を高速に検
索して表示することが可能となる。
【0088】また、請求項4記載の発明によれば、電子
メールを、個人宛送信(TO)と、同報送信(CC)と
に分類する構成であるので、受信した電子メールが、個
人宛送信(TO)であるか、若しくは、同報送信(C
C)であるかを容易に識別することができ、所望の宛先
(TO若しくはCC)の電子メールを先に読むことが可
能となる。
【0089】また、請求項5記載の発明によれば、電子
メールを属性別に、記憶手段の異なった記憶領域に記憶
する構成であるので、所望の属性の電子メールの高速読
み出しが可能となる。また、必要な属性の電子メールの
記憶領域のメモリ容量を大とし、あまり必要でない属性
の電子メールの記憶領域のメモリ容量を小として、メモ
リを有効に使用することが可能となる。
【0090】また、請求項6記載の発明によれば、さら
に、電子メールクライアントを低消費電力、省スペー
ス、及び携帯性とすることができ、操作者の使い勝手が
良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態において、本発明を適用した電
子メールシステムの基本構成(LAN型)を示す図であ
る。
【図2】第1の実施形態において、本発明を適用した電
子メールシステムの基本構成の他の例を示す図である。
【図3】第1の実施形態において、電子メールのフォー
マット例を示す図である。
【図4】第1の実施形態において、電子メールシステム
における電子メールサーバーの要部構成を示すブロック
図である。
【図5】第1の実施形態において、電子メールシステム
における電子メールクライアントの要部構成を示すブロ
ック図である。
【図6】第1の実施形態において、転送要求情報のデー
タフォーマットを示す図。
【図7】第1の実施形態において、電子メールサーバー
により実行される電子メール受信処理を説明するための
フローチャートである。
【図8】第1の実施形態において、図7の電子メール受
信処理における電子メール分配処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】第1の実施形態において、電子メールクライア
ントにより実行される電子メール送信要求処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図10】第1の実施形態において、電子メールサーバ
ーにより実行される電子メール転送処理を説明するため
のフローチャートである。
【図11】第2の実施形態において、電子メールクライ
アントにより実行する電子メール受信処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図12】第2の実施形態において、図11の電子メー
ル受信処理における表示画面の表示例を示す図である。
【図13】第3の実施の形態において、電子メールクラ
イアントのメールボックスの構成を示す図。
【図14】第3の実施の形態において、電子メールクラ
イアントにより実行される電子メール受信処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図15】第3の実施の形態において、図14の電子メ
ール受信処理における電子メール分配処理を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子メールシステム 2 電子メールサーバー 3 電子メールクライアント 21、31 CPU 22、32 入力装置 23、33 RAM 24、34 記憶装置 25、35 記憶媒体 26、36 印刷装置 27、37 表示装置 28、38 メールボックス 29、39 I/Oポート 30 通信端末部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子メールサーバーと電子メールクライア
    ントとを備え、データ通信により電子メールを送受信す
    る電子メールシステムであって、 前記電子メールサーバーは、 受信した電子メールのヘッダ情報を解析して、当該電子
    メールを属性別に分類するメール情報解析手段と、 前記メール情報解析手段により分類された電子メールを
    記憶する記憶手段と、 前記電子メールクライアントから送出される転送要求情
    報を解析し、対応する属性の電子メールを前記記憶手段
    から読み出して、前記電子メールクライアントに送信す
    る要求解析手段と、 を備え、 前記電子メールクライアントは、 前記電子メールサーバーが受信した電子メールで、自己
    に送信を希望する電子メールの属性を指定した前記転送
    要求情報を前記電子メールサーバーに送出する転送要求
    情報送出手段と、 を備えたことを特徴とする電子メールシステム。
  2. 【請求項2】電子メールサーバーと電子メールクライア
    ントとを備え、データ通信により電子メールを送受信す
    る電子メールシステムであって、 前記電子メールクライアントは、 前記電子メールサーバーから受信した電子メールのヘッ
    ダ情報を解析して、当該電子メールを属性別に分類する
    メール情報解析手段と、 表示画面に電子メールを表示するに際し、前記メール情
    報解析手段により解析された属性に応じて、異なった表
    示態様で当該電子メールを表示させる表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子メールシステム。
  3. 【請求項3】電子メールサーバーと電子メールクライア
    ントとを備え、データ通信により電子メールを送受信す
    る電子メールシステムであって、 前記電子メールクライアントは、 前記電子メールサーバーから受信した電子メールのヘッ
    ダ情報を解析して、当該電子メールを属性別に分類する
    メール情報解析手段と、 前記メール情報解析手段により分類された電子メールを
    属性別に区分して記憶する記憶手段と、 を備えたことを特徴とする電子メールシステム。
  4. 【請求項4】前記属性は、電子メールの送信先指定形式
    であり、個人宛送信(TO)と、同報送信(CC)とに
    分類されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の電子メールシステム。
  5. 【請求項5】前記記憶手段は、前記メール情報解析手段
    により分類された電子メールを、夫々異なった記憶領域
    に記憶することを特徴とする請求項1又は3記載の電子
    メールシステム。
  6. 【請求項6】前記電子メールクライアントは、携帯情報
    端末機であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の電子メールシステム。
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