JPH10135465A - 薄膜トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタ及びその製造方法

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JPH10135465A
JPH10135465A JP28659296A JP28659296A JPH10135465A JP H10135465 A JPH10135465 A JP H10135465A JP 28659296 A JP28659296 A JP 28659296A JP 28659296 A JP28659296 A JP 28659296A JP H10135465 A JPH10135465 A JP H10135465A
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貴司 廣瀬
Nobuyuki Tsuboi
伸行 坪井
Tatsuhiko Tamura
達彦 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インジュウム錫酸化物からなる画素電極への
ソース・ドレイン電極の接続面をモリブデンにすること
により、ソース・ドレイン電極と画素電極間が良好なオ
ーミック特性で、かつ、低抵抗に接続された薄膜トラン
ジスタを得る。 【解決手段】 基板1上にゲート電極2、a−Si 膜から
なる半導体層5、チャネル保護膜6、n型にした非晶質
Siのコンタクト層7等を形成した後、Arガスを用いたス
パッタリング法によりTi 膜、Al膜、Mo膜 をこの順に成
膜した後、これらをエッチングしてソース・ドレイン下
層電極(Ti)21、ソース・ドレイン中層電極(Al)2
2、ソース・ドレイン上層電極(Mo)23を形成する。
フォトリソグラフィーにより開口部を有する有機絶縁膜
12を形成した後、この有機絶縁膜12上にITO膜を
成膜し、このITO膜を画素電極パターン状にエッチン
グ加工して画素電極9とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理端末や映像
機器等に用いられる液晶表示装置で使用される薄膜トラ
ンジスタ及びその製造方法に関し、更に詳しくはソース
・ドレイン電極と画素電極の接続特性が改善された薄膜
トランジスタ及びその製造方法に関する。。
【0002】
【従来の技術】従来、ソース・ドレイン電極上に画素電
極を形成した薄膜トランジスタおよびその製造方法につ
いては、例えば、近藤ら著、a−Si TFT−LCD
用テ゛ハ゛イスシミュレータの開発、信学技報、EID
92−80(1992−12)第23頁〜第27頁に記
載されたものが知られている。
【0003】図5はかかる従来の薄膜トランジスタの構
成を示した断面図である。図において、1はガラスから
なる基板、2は表面がゲート絶縁体層3で被覆されたゲ
ート電極、4、5、6はそれぞれ絶縁体層、半導体層、
チャネル保護膜、7は不純物添加によりn型にされてい
るコンタクト層、8はソース・ドレイン電極、9は前記
ソース・ドレイン電極8に接続した画素電極、10は保
護膜である。
【0004】この薄膜トランジスタは以下の製造工程で
製造される。まず、ガラスからなる基板1上にTaから
なるゲートパターンを形成した後、陽極酸化によって前
記ゲートパターンの表面をTa23にすることにより、
ゲート電極2およびゲート絶縁体層3を形成する。次
に、絶縁膜4となるSiN膜、a−Si膜、及びSiN
膜をこの順に成膜した後、最上層のSiN膜をパターニ
ングしてチャネル保護膜6を形成する。次に、全面に不
純物を添加してn型にした微結晶Si膜を成膜した後、
この微結晶Si膜を前記a−Si膜とともにソース・ド
レイン領域に対応した形状にパターニングしてコンタク
ト層7及び半導体層5を形成する。次に、全面にTi膜
を成膜した後、これをソース・ドレイン配線形状にパタ
ーニングしてソース・ドレイン電極8を形成する。次
に、インジュウム錫酸化物(以下、ITOと略称す
る。)を全面に成膜した後、これをパターニングして画
素電極9を形成する。最後に、全面に保護膜10を形成
して薄膜トランジスタとする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図5に示した従来
の薄膜トランジスタでは、画素電極9をソース・ドレイ
ン電極8上にまで拡張して形成し、画素電極の一部をソ
ース・ドレイン電極8の上面に接続することにより、画
素電極9の面積を大きくし、これによって、開口率の大
きな液晶表示装置を得ることを可能にしている。しかし
ながら、Tiからなるソース・ドレイン電極8にITO
からなる画素電極9を接続しているため、これらの間に
良好なオーミック特性を有しかつ充分に低抵抗な電気的
接続を得ることができないという課題があった。
【0006】本発明は前記課題に鑑みてなされたもので
あり、ソース・ドレイン電極と画素電極間が良好なオー
ミック特性を示し、かつ、充分低抵抗に接続された薄膜
トランジスタ及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の薄膜トランジスタは、ソース・ドレイン電
極上にインジュウム錫酸化物からなる画素電極を接続し
てなる薄膜トランジスタにおいて、前記ソース・ドレイ
ン電極の前記画素電極への接続面がモリブデンからなる
ことを特徴とする。このような本発明の薄膜トランジス
タでは、モリブデンとインジュウム錫酸化物がオーミッ
ク接触することから、ソース・ドレイン電極と画素電極
間が良好なオーミック特性を示し、かつ、充分低抵抗に
接続されたものとなる。また、基板上での画素電極の面
積を大きくでき、開口率の大きな液晶表示装置を得るこ
とが可能となる。
【0008】また前記本発明の薄膜トランジスタにおい
ては、ソース・ドレイン電極が開口部を有する有機絶縁
膜で覆われ、画素電極が前記有機絶縁膜の開口部から露
出する前記ソース・ドレイン電極の上面に接続されてい
るのが好ましく、このような好ましい構成により、画素
電極が段線部や過少膜厚部を生じることなくソース・ド
レイン電極に安定かつ確実に接続されたものとなり、安
定した駆動特性の得られる薄膜トランジスタとなる。
【0009】また前記本発明の薄膜トランジスタにおい
ては、ソース・ドレイン電極が、モリブデン層の単層構
造であるのが好ましく、このような好ましい構成によ
り、製造工程を簡略化できるとともに、トランジスタの
コストを下げることができる。
【0010】また前記本発明の薄膜トランジスタにおい
ては、ソース・ドレイン電極が、モリブデン層と、チタ
ン層、クロム層、またはタンタル層とからなる二層構造
であるのが好ましく、このような好ましい構成により、
ソース・ドレイン電極の厚膜化を図ることができ、前記
モリブデン層の単層構造の場合に比してソース・ドレイ
ン電極自体の抵抗(配線抵抗)を低下させることができ
る。
【0011】また前記本発明の薄膜トランジスタにおい
ては、ソース・ドレイン電極が、モリブデン層と、アル
ミニウム層と、チタン層、クロム層、またはタンタル層
とからなる三層構造であるのが好ましく、このような好
ましい構成により、前記二層構造の場合に比してソース
・ドレイン電極自体の抵抗(配線抵抗)を低下させるこ
とができる。
【0012】また、本発明の薄膜トランジスタの製造方
法は、ソース・ドレイン電極にインジュウム錫酸化物か
らなる画素電極を接続してなる薄膜トランジスタを製造
する方法であって、最上層がモリブデン層からなるソー
ス・ドレイン電極を形成した後、少なくともその一部が
前記ソース・ドレイン電極の上面に配置されるように前
記インジュウム錫酸化物からなる画素電極を形成するこ
とを特徴とする。このような構成により、前記のソース
・ドレイン電極と画素電極間が良好なオーミック特性を
示し、かつ、充分低抵抗に接続された本発明の薄膜トラ
ンジスタを簡単に製造することができる。
【0013】前記本発明の薄膜トランジスタの製造方法
においては、ソース・ドレイン電極上に開口部を有する
有機絶縁膜を形成した後、少なくともその一部が前記ソ
ース・ドレイン電極の上面の前記開口部から露出する部
分に配置されるようにインジュウム錫酸化物からなる画
素電極を前記有機絶縁膜上に形成するのが好ましく、こ
のような好ましい構成により、前記の切断部や過少膜厚
部がない一様な膜特性の画素電極を有し、安定した駆動
特性が得られる本発明の薄膜トランジスタを簡単に製造
することができる。
【0014】前記本発明の薄膜トランジスタの製造方法
においては、画素電極の形成に先だって、ソース・ドレ
イン電極の上面の有機絶縁膜の開口部から露出する部分
を酸素プラズマに露呈するのが好ましく、このような好
ましい構成により、ソース・ドレイン電極のモリブデン
からなる上面の開口部から露出する部分に付着している
有機物の被膜が酸素プラズマによって削り取られ、この
有機物の被膜が削り取られたソース・ドレイン電極の上
面にインジュウム錫酸化物からなる画素電極が接続され
るので、ソース・ドレイン電極と画素電極の接続部のオ
ーミック特性が一層改善され、かつ、抵抗が一層低減し
た薄膜トランジスタを製造することができる。
【0015】また前記本発明の薄膜トランジスタの製造
方法においては、ソース・ドレイン電極の上面の有機絶
縁膜の開口部から露出する部分を酸素プラズマに露呈し
た後、更に前記露出部分を超音波水洗するのが好まし
く、このような好ましい構成により、ソース・ドレイン
電極のモリブデンからなる上面の開口部から露出する部
分に付着している有機物が酸素プラズマで削り取られ、
更に、酸素プラズマ処理後に残留する有機物のカス
(屑)が超音波水洗によって洗い流されることとなり、
その結果、ソース・ドレイン電極と画素電極の接続部の
オーミック特性がより一層改善され、かつ、抵抗がより
一層低減した薄膜トランジスタを製造することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】前記のように、本発明は薄膜トラ
ンジスタのソース・ドレイン電極のITOからなる画素
電極への接続面をモリブデンからなる面にしたものであ
る。
【0017】ソース・ドレイン電極は一般にスパッタリ
ング法、真空蒸着法等の公知の成膜技術を用いて少なく
ともその最上層がモリブデン層からなる電極金属膜を形
成し、これを所定の形状にパターニングすることにより
形成される。ソース・ドレイン電極(電極金属膜)をモ
リブデン層の単層からなるものとする場合、通常、モリ
ブデン層の厚みは0.5〜1.0μmにする。これは、
0.5μm未満ではソース・ドレイン配線抵抗の影響に
よって画質劣化が生じやすい傾向になり、1.0μmを
越えて厚膜化すると剥離しやすくなるためである。前記
のように、ソース・ドレイン電極(電極金属膜)をモリ
ブデン層の単層からなるものとする場合、モリブデン層
の厚みを大きくしてソース・ドレイン電極の低抵抗化を
図ろうとすると、モリブデン層の被形成面への接着性が
問題になる。
【0018】従って、通常、ソース・ドレイン電極の低
抵抗化を図る場合には、ソース・ドレイン電極(電極金
属膜)を多層化する。この場合、ソース・ドレイン電極
(電極金属膜)をモリブデン層と、チタン層、クロム
層、またはタンタル層とからなる二層構造、または、モ
リブデン層と、アルミニウム層と、チタン層、クロム
層、またはタンタル層とからなる三層構造にするが好ま
しい。
【0019】二層構造の場合、モリブデン層の厚みを
0.05〜0.1μmにし、チタン層、クロム層、また
はタンタル層の厚みを0.3〜0.5μmにするのが好
ましい。三層構造の場合、モリブデン層の厚みを0.0
5〜0.1μmにし、アルミニウム層の厚みを0.2〜
0.5μmにし、チタン層、クロム層、またはタンタル
層の厚みを0.05〜0.1μmにするのが好ましい。
【0020】前記二層構造と三層構造の違いはアルミニ
ウム層を形成するか否かの点であるが、三層構造の場
合、アルミニウム層によってソース・ドレイン電極の抵
抗(配線抵抗)を大きく低減することができる。これ
は、近年の液晶表示素子の大面積化において素子の動作
特性を高速かつ安定化する上で有利である。
【0021】なお、当然ではあるが、ソース・ドレイン
電極をモリブデン層の単層構造にした場合は、二層構造
や三層構造にした場合に比べて製造工程を簡略化できる
ので、実質的にトランジスタのコストを下げることがで
きる。
【0022】ITOからなる画素電極はスパッタリング
法、真空蒸着法等の公知の成膜技術を用いて形成したI
TOからなる電極金属膜を所定の形状にパターニングす
ることにより形成される。ITOからなる電極金属膜の
厚みは特に限定されないが一般に0.05〜0.15μ
mである。
【0023】ITOからなる画素電極とソース・ドレイ
ン電極との接続は、例えば、ITOからなる画素電極を
ソース・ドレイン電極上まで拡張して形成し、画素電極
の一部をソース・ドレイン電極の上面に直接接続する方
法や、ソース・ドレイン電極上に開口部を有する有機絶
縁膜を形成した後、この有機絶縁膜上にITOからなる
画素電極を形成し、画素電極の一部をこの有機絶縁膜の
開口部を通してソース・ドレイン電極の上面に接続する
方法が採用される。前記開口部を有する有機絶縁膜は、
特にその材料及び加工方法等は限定されないが、アクリ
ル樹脂やポリアミド樹脂等のフォレジストを用いたフォ
トリソグラフィーによって形成するのが一般的である。
【0024】ところで、フォトリソグラフィーによって
開口部を有する有機絶縁膜を形成すると、開口部は有機
絶縁膜の厚み方向の下側に行くほどその開口面積が小さ
くなり、その内面が傾斜した開口部になる。このため、
ソース・ドレイン電極上に開口部を有する有機絶縁膜を
フォトリソグラフィーによって形成し、画素電極の一部
をこの有機絶縁膜の開口部を通してソース・ドレイン電
極の上面に接続した場合、以下の利点がある。すなわ
ち、前記のITOからなる画素電極をソース・ドレイン
電極上まで拡張して、画素電極の一部をソース・ドレイ
ン電極の上面に直接接続した場合、ソース・ドレイン電
極の端部が基板面に対して略垂直に立つ段差を有するこ
とから、この段差が大きい場合に画素電極がこの端部の
形状に追随できなくなって、画素電極に切断部や過少膜
厚部が生ずることがあるのに対し、フォトリソグラフィ
ーによって形成された有機絶縁膜の開口部は有機絶縁膜
の厚み方向の下側に行くほどその開口面積が小さく、そ
の内面が傾斜した開口部になることから、この有機絶縁
膜上にITOからなる画素電極を形成すると、画素電極
の一部は有機絶縁膜の上面からソース・ドレイン電極の
上面へ開口部内の傾斜した内面に沿って安定に形成さ
れ、その結果、途切れ(段線部)や膜厚の過剰に小さい
部分を生じることなく、ソース・ドレイン電極の上面に
確実に接続される。なお、有機絶縁膜に開口部を形成し
た後の開口部から露出するソース・ドレイン電極の上面
には不要な有機物の被膜が残留する。従って、有機絶縁
膜に開口部を形成した後、開口部から露出するソース・
ドレイン電極の上面にそのまま画素電極の一部を接続す
ると、前記の不要な有機物の影響によって接続抵抗が上
昇してしまう。このため、有機絶縁膜に開口部を形成し
た後の開口部から露出するソース・ドレイン電極の上面
を酸素プラズマに露呈して残留する不要な有機物の被膜
を削り取った後、画素電極を形成するのが好ましい。更
に、ソース・ドレイン電極の上面を酸素プラズマに露呈
して有機物の被膜を削り取っても、若干の削りカス
(屑)が残留する。このため、酸素プラズマに露呈後の
ソース・ドレイン電極の上面を超音波水洗して、削りカ
ス(屑)を除去した後、画素電極を形成するのがより好
ましい。
【0025】図3は本発明の薄膜トランジスタにおける
ソース・ドレイン電極と画素電極の接続部の電気特性の
評価に用いたコンタクトチェーンの要部の断面図であ
り、図において、1はガラスからなる基板(図5に示し
たものと同様のもの)、11はソース・ドレイン電極材
料膜、13は画素電極材料膜、12は前記ソース・ドレ
イン電極材料膜11と画素電極材料膜13との層間絶縁
を行うための有機絶縁膜である。かかる構造からなる以
下に記す4種のコンタクトチェーンを作製し、それぞれ
のソース・ドレイン電極材料膜と画素電極材料膜の接続
部の電気特性を評価した。
【0026】第1のコンタクトチェーンを以下のように
作製した。ガラスからなる基板1上に厚さ150nmの
Ti膜をArガスを用いたスパッタリング法により成膜
し、このTi膜をパターニングして、一つが約20μm
×60μm角の島状パターンからなるソース・ドレイン
電極材料膜11を形成する。次に、アクリル系樹脂HR
C305(JSR社製、商品名)を用いて厚さ約3μm
の有機絶縁膜12を塗布後、フォトリソグラフィーによ
りこの有機絶縁膜12の前記ソース・ドレイン電極材料
膜11上の2箇所に直径8μmの開口部を形成する。次
に、厚さ150nmのITO膜をAr/O2 の混合ガス
を用いたスパッタリング法により成膜し、このITO膜
を前記開口部を通して前記ソース・ドレイン電極金属1
1がこれによって繋がるようにパターニングして画素電
極材料膜13を形成する。
【0027】第2のコンタクトチェーンは、第1のコン
タクトチェーンにおけるソース・ドレイン電極材料膜1
1をTi膜ではなく、Arガスを用いたスパッタリング
法により成膜した厚さ150nmのMo膜にし、その他
の構成は全く同様なものとした。
【0028】第3のコンタクトチェーンは、第2のコン
タクトチェーンと同様にソース・ドレイン電極材料膜1
1をMo膜にし、有機絶縁膜12にフォトリソグラフィ
ーにより開口部を形成した後であってITOからなる画
素電極材料膜13の成膜前に、開口部から露出するソー
ス・ドレイン電極材料膜11(Mo膜)を酸素プラズマ
(0.9Torr、0.03W/cm2 )に5分間露呈
し、その他の構成は第1のコンタクトチェーンと全く同
様にした。
【0029】第4のコンタクトチェーンは、第2のコン
タクトチェーンと同様にソース・ドレイン電極材料膜1
1をMo膜にし、有機絶縁膜12にフォトリソグラフィ
ーにより開口部を形成した後であってITOからなる画
素電極材料膜13の成膜前に、開口部から露出するソー
ス・ドレイン電極材料膜11(Mo膜)を酸素プラズマ
(0.9Torr、0.03W/cm2 )に5分間露呈
し、更に超音波水洗(メガソニック:950kHz、1
200W)を5分間行い、その他の構成は第1のコンタ
クトチェーンと全く同様にした。
【0030】図4が評価結果で、図3中のAB間(すな
わち、コンタクトチェーン1本分であって、接続部が3
4個ある。)の電流・電圧特性を示している。図3中の
(−×−)が第1のコンタクトチェーンの特性線、(−
○−)が第2のコンタクトチェーンの特性線、(−□
−)が第3のコンタクトチェーンの特性線、(−△−)
が第4のコンタクトチェーンの特性線である。
【0031】この図4から、ソース・ドレイン電極材料
膜11がTi膜からなる第1のコンタクトチェーン(−
×−)の場合は、電流・電圧特性が非線形で、良好なオ
ーミック特性が得らず、接続部一つあたりの抵抗値も約
800Ω(図4中の5V印加時)と高いのに対し、ソー
ス・ドレイン電極材料膜11がMo膜からなる第2のコ
ンタクトチェーン(−○−)の場合は、第1のコンタク
トチェーンの場合に比べて電流・電圧特性が線形に近づ
き、オーミック特性が改善され、接続部一つあたりの抵
抗値も約500Ω(図4中の5V印加時)に低減されて
いることがわかる。更に、ソース・ドレイン電極電極材
料膜11をMo膜とし、画素電極材料膜13の成膜前に
Mo膜を酸素プラズマに露呈した第3のコンタクトチェ
ーン(−□−)の場合は、電流・電圧特性がほぼ線形で
良好なオーミック特性が得られ、接続部一つあたりの抵
抗値も約110Ω(図4中の5V印加時)に低減されて
いることがわかる。更にまた、ソース・ドレイン電極電
極材料膜11をMo膜とし画素電極材料膜13の成膜前
にMo膜を酸素プラズマに露呈し、更に超音波水洗をお
こなった第4のコンタクトチェーン(−△−)の場合
は、電流・電圧特性がほぼ線形で良好なオーミック特性
が得られ、接続部一つあたりの抵抗値も約100Ω(図
4中の5V印加時)に低減されていることがわかる。
【0032】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の実施例1による薄膜トラン
ジスタの構成を示した断面図であり、図2(図2(a)
〜(b))は図1に示す薄膜トランジスタの製造工程を
示した工程別断面図である。これらの図において、図5
と同一符号が同一または相当する部分を示し、21はバ
リア金属(Ti)からなるソース・ドレイン下層電極、
22は低抵抗金属(Al)からなるソース・ドレイン中
層電極、23は有機絶縁膜12を層間絶縁として前記有
機絶縁膜12に形成された開口部を介して画素電極9に
接合(接続)したMoからなるソース・ドレイン上層電
極である。
【0033】以下、図2に基づいて製造工程を説明す
る。まず、ガラス(コーニング社製、#1737ガラス
(商品名))からなる基板1上に厚さ350nmのAl
Zr合金(Zr:1原子%)膜をArガスを用いたスパ
ッタリング法によって成膜した後、ゲートパターンにエ
ッチング加工し、さらに陽極酸化によって表面をAlZ
r合金酸化膜としてゲート電極2およびゲート絶縁体層
3を形成した(図2(a))。
【0034】次に、プラズマ化学気相蒸着法(以下、p
−CVD法と略す)により、絶縁膜4となるシリコン窒
化膜(SiNx)と、半導体層5となるa−Si膜と、
後述のチャネル保護膜6となるシリコン窒化膜(SiN
x)の三層をこの順にそれぞれ厚さ200nm、50n
m、150nmにして成膜した後、上層のシリコン窒化
膜(SiNx)をパターニングしてチャネル保護膜6を
形成した(図2(b))。次に基板の全面に対してp−
CVD法により、P(リン)を不純物添加してn型にし
た非晶質Siを50nmの厚さに成膜してコンタクト層
7を形成した後、更にTiとAlとMoとをArガスを
用いたスパッタリング法によりそれぞれ厚さ100n
m、350nm、100nmに成膜した後、これらをエ
ッチング加工により前記半導体層5と前記コンタクト層
7とともにソース・ドレイン領域形状にパターニングし
て、Tiからなるソース・ドレイン下層電極21と、A
lからなるソース・ドレイン中層電極22、Moからな
るソース・ドレイン上層電極23を形成した(図2
(c))。ここで、チャネル保護膜6は前記半導体層5
をエッチング加工する際に薄膜トランジスタのチャネル
となる部分の前記半導体層5を保護するものである。
【0035】次に基板の全面に対してアクリル系樹脂か
らなる有機絶縁膜12(JSR社製、HRC305(商
品名))を厚さ約3μm塗布後、フォトリソグラフィー
により前記ソース・ドレイン上層電極23上に直径8μ
mの開口部を形成した(図2(d))。
【0036】次に、基板の全面に対して厚さ150nm
のITO膜をAr/O2 混合ガスを用いたスパッタリン
グ法によって成膜し、このITO膜をこれの前記有機絶
縁膜12の開口部の傾斜した内面に沿って前記ソース・
ドレイン上層電極23の上面に接合(接続)している部
分が残るように、所定の画素電極パターン状にエッチン
グ加工して、画素電極9を形成し、薄膜トランジスタを
完成させた(図2(e))。
【0037】このようにして得られた本実施例の薄膜ト
ランジスタは、ソース・ドレイン電極のMoからなる上
層電極23の上面にITO膜からなる画素電極9が接続
し、ソース・ドレイン電極と画素電極9が良好なオーミ
ック特性をもってかつ低抵抗(約500Ω)に接続され
ていた。また、Alからなるソース・ドレイン中層電極
22によってソース・ドレインそのものの抵抗(配線抵
抗)も充分に小さくなっていた(0.15Ω/□)。
【0038】(実施例2)本実施例2による薄膜トラン
ジスタの製造工程は前記実施例1の薄膜トランジスタの
製造工程に更に別の工程を付加したものであるので、こ
の点についてのみ詳しく説明する。
【0039】まず、実施例1と同様の工程(図2(a)
〜図2(c)参照)を経た後、有機絶縁膜12上に直径
8μmの開口部を形成した(図2(d)参照)。つぎ
に、前記開口部から露出するソース・ドレイン上層電極
23の表面を酸素プラズマ(0.9Torr、0.03
W/cm2)に5分間露呈した。次に、実施例1と同様
にして基板の全面に対して厚さ150nmのITO膜を
Ar/O2 混合ガスを用いたスパッタリング法により成
膜し、このITO膜をこれの前記有機絶縁膜12の開口
部の傾斜した内面に沿って前記ソース・ドレイン上層電
極23の上面に接合(接続)している部分が残るよう
に、所定の画素電極パターン状にエッチング加工して、
画素電極9を形成し、薄膜トランジスタを完成させた
(図2(e)参照)。
【0040】このようにして得られた本実施例の薄膜ト
ランジスタは、ソース・ドレイン電極のMoからなる上
層電極23の上面にITO膜からなる画素電極9が接続
し、ソース・ドレイン電極と画素電極9が良好なオーミ
ック特性をもってかつ極めて低抵抗(約100Ω)に接
続されていた。
【0041】(実施例3)本実施例3による薄膜トラン
ジスタの製造工程は前記実施例2の薄膜トランジスタの
製造工程に更に別の工程を付加したものであるので、こ
の点についてのみ詳しく説明する。
【0042】まず、実施例1,2と同様の工程(図2
(a)〜図2(c)参照)を経た後、有機絶縁膜12上
に直径8μmの開口部を形成した(図2(d)参照)。
つぎに、実施例2と同様に前記開口部から露出するソー
ス・ドレイン上層電極23の表面を酸素プラズマ(0.
9Torr、0.03W/cm2)に5分間露呈し、更
にソース・ドレイン上層電極23の表面を超音波水洗
(メガソニック:950kHz、1200W)を5分間
行った後、スピン乾燥させた。次に、実施例1と同様に
して基板の全面に対して厚さ150nmのITO膜をA
r/O2 混合ガスを用いたスパッタリング法により成膜
し、このITO膜をこれの前記有機絶縁膜12の開口部
の傾斜した内面に沿って前記ソース・ドレイン上層電極
23の上面に接合(接続)している部分が残るように、
所定の画素電極パターン状にエッチング加工して、画素
電極9を形成し、薄膜トランジスタを完成させた(図2
(e)参照)。
【0043】このようにして得られた本実施例の薄膜ト
ランジスタは、ソース・ドレイン電極のMoからなる上
層電極23の上面にITO膜からなる画素電極9が接続
し、ソース・ドレイン電極と画素電極9が良好なオーミ
ック特性をもってかつ極めて低抵抗(約100Ω)に接
続されていた。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の薄膜トランジス
タによれば、ソース・ドレイン電極にインジュウム錫酸
化物からなる画素電極を接続してなる薄膜トランジスタ
において、前記ソース・ドレイン電極の前記画素電極へ
の接続面をモリブデンからなる面にしたことにより、ソ
ース・ドレイン電極と画素電極間が良好なオーミック特
性でかつ低抵抗に接続されることとなり、その結果、駆
動特性が安定化して、画質の良好な液晶表示装置が得ら
れるという効果がある。
【0045】また、本発明の薄膜トランジスタの製造方
法によれば、ソース・ドレイン電極にインジュウム錫酸
化物からなる画素電極を接続してなる薄膜トランジスタ
を製造する方法であって、最上層がモリブデン層からな
るソース・ドレイン電極を形成した後、少なくともその
一部が前記ソース・ドレイン電極の上面に配置されるよ
うに前記インジュウム錫酸化物からなる画素電極を形成
するようにしたので、前記のソース・ドレイン電極と画
素電極間が良好なオーミック特性でかつ低抵抗に接続さ
れた本発明の薄膜トランジスタを簡単に製造できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1による薄膜トランジスタの
構成を示す断面図である。
【図2】 図1に示した薄膜トランジスタの製造工程を
示す工程別断面図(図2(a)〜図2(e))である。
【図3】 本発明の薄膜トランジスタにおけるソース・
ドレイン電極と画素電極の接続部の電気特性の評価に用
いたコンタクトチェーンの要部断面図である。
【図4】 図3に示すコンタクトチェーンの電気特性の
評価試験の結果(電流・電圧特性)を示す図である。
【図5】 従来の薄膜トランジスタの構成を示す断面図
である。
【符号の説明】 1 基板 2 ゲート電極 3 ゲート絶縁体層 4 絶縁膜 5 半導体層 6 チャネル保護膜 7 コンタクト層 8 ソース・ドレイン電極 9 画素電極 10 保護膜 11 ソース・ドレイン電極 12 有機絶縁膜 13 画素電極材料膜 21 ソース・ドレイン下層電極 22 ソース・ドレイン中層電極 23 ソース・ドレイン上層電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース・ドレイン電極上にインジュウム
    錫酸化物からなる画素電極を接続してなる薄膜トランジ
    スタにおいて、前記ソース・ドレイン電極の前記画素電
    極への接続面がモリブデンからなることを特徴とする薄
    膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 ソース・ドレイン電極が開口部を有する
    有機絶縁膜で覆われ、画素電極が前記有機絶縁膜の開口
    部から露出する前記ソース・ドレイン電極の上面に接続
    されている請求項1に記載の薄膜トランジスタ。
  3. 【請求項3】 ソース・ドレイン電極が、モリブデン層
    の単層構造である請求項1または2に記載の薄膜トラン
    ジスタ。
  4. 【請求項4】 ソース・ドレイン電極が、モリブデン層
    と、チタン層、クロム層、またはタンタル層とからなる
    二層構造である請求項1または2に記載の薄膜トランジ
    スタ。
  5. 【請求項5】 ソース・ドレイン電極が、モリブデン層
    と、アルミニウム層と、チタン層、クロム層、またはタ
    ンタル層とからなる三層構造である請求項1または2に
    記載の薄膜トランジスタ。
  6. 【請求項6】 ソース・ドレイン電極にインジュウム錫
    酸化物からなる画素電極を接続してなる薄膜トランジス
    タを製造する方法であって、最上層がモリブデン層から
    なるソース・ドレイン電極を形成した後、少なくともそ
    の一部が前記ソース・ドレイン電極の上面に配置される
    ように前記インジュウム錫酸化物からなる画素電極を形
    成することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  7. 【請求項7】 ソース・ドレイン電極上に開口部を有す
    る有機絶縁膜を形成した後、少なくともその一部が前記
    ソース・ドレイン電極の上面の前記開口部から露出する
    部分に配置されるようにインジュウム錫酸化物からなる
    画素電極を前記有機絶縁膜上に形成する請求項6に記載
    の薄膜トランジスタの製造方法。
  8. 【請求項8】 画素電極の形成に先だって、ソース・ド
    レイン電極の上面の有機絶縁膜の開口部から露出する部
    分を酸素プラズマに露呈する請求項7に記載の薄膜トラ
    ンジスタの製造方法。
  9. 【請求項9】 画素電極の形成に先だって、ソース・ド
    レイン電極の上面の有機絶縁膜の開口部から露出する部
    分を酸素プラズマに露呈し、更に超音波水洗する請求項
    7に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
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