JPH10135444A - 量子細線の製造方法 - Google Patents

量子細線の製造方法

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JPH10135444A JP30251296A JP30251296A JPH10135444A JP H10135444 A JPH10135444 A JP H10135444A JP 30251296 A JP30251296 A JP 30251296A JP 30251296 A JP30251296 A JP 30251296A JP H10135444 A JPH10135444 A JP H10135444A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直径が十分に小さく十分な量子効果が得られ
るシリコン量子細線を形成することができる量子細線の
製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板11を加熱しつつ金を0.
6nmの膜厚で蒸着し表面に溶融化合物合金滴を形成す
る。次いで、圧力が0.5Torr未満のシランガス雰
囲気中においてシリコン基板11を450℃以上650
℃以下に加熱する。これにより溶融化合物合金を触媒と
してシランガスの分解反応が起こり、シリコン基板11
の表面にシリコン細線13が成長する。続いて、シリコ
ン細線13の先端の合金滴を除去し(a参照)、シリコ
ン細線13の表層部を酸化する(b参照)。そののち、
表層部の酸化膜13aを除去する(c参照)。これによ
り酸化膜13aの分だけ細くなったシリコン量子細線1
3bが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン基板の表
面にシリコン細線を成長させることによりシリコン量子
細線を形成する量子細線の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】量子細線は、そのナノメータサイズの効
果によってバルクとは異なった新しい物性を得ることが
できる。例えば、シリコン(Si)量子細線は、図5に
示したように、細線径が小さくなるに従ってバンドギャ
ップが大きくなる。しかもバルクでは間接遷移型バンド
ギャップを持っている材料が、直接遷移型バンドギャッ
プを持った材料に変化する。これにより、シリコン量子
細線では、励起された電子−正孔の再結合発光効率は著
しく増加し、発光波長も短波長側にシフトして可視光発
光が可能になる。
【0003】このような物性を得ることができるシリコ
ン量子細線は、従来、シリコン基板を電子ビームリソグ
ラフィなどの方法を用いてエッチングすることにより製
造されていた。しかし、この方法では広い領域にわたっ
て形状のそろったシリコン量子細線を集積して製造する
ことが難しい。
【0004】そこで、VLS(Vapor−Liqui
d−Solid)法(E. I. Givargizov, J.Vac.Sci.Te
chno.B11(2), p.449参照)を用いてシリコン基板に直接
シリコン量子細線を多数成長させる方法が提案されてい
る。これは、シリコン基板に金(Au)を蒸着してシリ
コン基板の表面にシリコンと金との溶融合金滴を形成し
た後、シリコンの原料ガスを供給しつつ加熱してシリコ
ン量子細線を成長させる方法である(Wagner et al., A
ppl. Phys. Lett. 4, no. 5, 89 (1964), Givargizov,
J. Cryst. Growth, 31, 20 (1975) 参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法で成長させたシリコン量子細線の直径は10〜100
nm程度であり、この太さでは充分な量子効果を得るこ
とができないという問題があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、直径が小さく充分な量子効果を有す
る量子細線の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る量子細線の
製造方法は、シリコン基板の上にシリコン原料ガスの分
解反応において触媒となる金属を蒸着する蒸着工程と、
金属を蒸着したシリコン基板をシリコン原料ガス含有雰
囲気中において加熱し金属を触媒としてシリコン原料ガ
スを分解しシリコン基板の表面にシリコン細線を成長さ
せる細線成長工程と、成長させたシリコン細線を酸化し
て表層部に酸化膜を形成すると共に中心部にシリコン量
子細線を形成する酸化工程と、シリコン細線の先端の金
属を除去する金属除去工程と、シリコン細線の表層部の
酸化膜を除去する酸化膜除去工程とを含むものである。
【0008】本発明に係る量子細線の製造方法では、ま
ず、シリコン基板の上にシリコン原料ガスの分解反応に
おいて触媒となる金属を蒸着し、そののち、シリコン原
料ガス含有雰囲気中において加熱する。これにより、シ
リコン基板の上に蒸着した金属が凝集してシリコンと金
属との溶融合金滴を形成すると共に、この溶融化合物合
金滴においてシリコン原料ガスの分解反応が選択的に起
こりシリコン基板の上にシリコン細線が成長する。次い
で、このシリコン細線を酸化し表層部に酸化膜を形成す
る。これにより、シリコン細線の中心部に直径が小さい
シリコン量子細線が形成される。従って、シリコン細線
の先端の金属と表層部の酸化膜を適宜除去することによ
り、直径が小さいシリコン量子細線が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1および図2は本発明の一実施の形態に
係る量子細線の製造方法を表すものである。この実施の
形態においては、まず、図1(a)に示したように、例
えば比抵抗が0.4〜4Ωcmの(111)シリコン
(Si)基板11を図示しない真空容器内に挿入して、
例えば5×10-8Torrの真空度において1000℃
で加熱し表面の清浄化を行う。
【0011】次いで、図1(b)に示したように、この
シリコン基板11を450℃以上に加熱し、表面にシリ
コン原料ガスの分解反応において触媒となる金属である
金(Au)12を例えば0.6nm蒸着する(蒸着工
程)。シリコン基板11の加熱は、例えばシリコン基板
11の長軸に沿って直流電流を流して行い、好ましく
は、450℃以上650℃以下で加熱する。また、金1
2の蒸着は、例えばタングステン(W)フィラメントを
用いて行う。これにより、金12はシリコン基板11の
表面のシリコンを一部溶解し、凝集して、図1(c)に
示したように、溶融合金滴12aを形成する。
【0012】なお、この蒸着工程において蒸着する金1
2の厚さを0.6nmと薄くしているのは、溶融合金滴
12aの大きさを小さくすることにより後述する細線成
長工程で成長させるシリコン細線13(図1(d)参
照)の太さを細くするためである。
【0013】続いて、図1(d)に示したように、シリ
コン基板11を450℃以上(好ましくは450℃以上
650℃以下)に加熱しながら、例えばシラン(SiH
4 )ガスをシリコン原料ガスとして図示しない真空容器
内に導入する(細線成長工程)。導入するシランガスの
量は、例えば図示しない真空容器内におけるシランガス
の圧力が0.5Torr未満となるように調節する。な
お、好ましくは、0.15Torr以下となるように調
節する。
【0014】これにより、シランガスは、溶融合金滴1
2aを触媒として式1に示した分解反応により分解しシ
リコンを生ずる。溶融合金滴12aのないシリコン基板
11の表面11aにおいては、シランガスの分解反応が
起こらない。
【式1】SiH4 →Si+2H2
【0015】シランガスから分解したシリコンは溶融合
金滴12aの中に拡散し、溶融合金滴12aとシリコン
基板11との界面にエピタキシャル結合する。これによ
り、図1(d)に示したように、直径が約10〜100
nmのシリコン細線13がシリコン基板11の上に成長
する。このシリコン細線13の直径は、溶融合金滴12
aの直径により決定される。
【0016】このようにして成長させたシリコン細線1
3の一例についてSEM(ScanningElectron Microscop
e ;走査電子顕微鏡)写真を図3に示す。なお、この写
真ではシリコン基板11に対して斜め上方から撮像して
いる。このシリコン細線13は、加熱温度を500℃,
シランガスの圧力を10mTorrとして約1時間成長
させたものである。このように、直径が約100nmの
シリコン細線13がシリコン基板11に対してほぼ垂直
に成長している。
【0017】なお、この細線成長工程においてシランガ
スをシリコン原料ガスとして用いているのは、図3に示
したように太さが長さ方向において均一のシリコン細線
13を成長させることができると共に、他のシリコン原
料ガスに比べて直径が十分に小さいシリコン細線13を
得ることができるからである。
【0018】また、この細線成長工程においてシリコン
基板11の加熱温度を450℃以上,シランガスの圧力
を0.5Torr未満としているのは、加熱温度が45
0℃未満あるいはシランガスの圧力が0.5Torr以
上ではシリコン細線13がシリコン基板11に対して垂
直に成長せずに屈曲してしまい、図3に示したような良
好な形状のシリコン細線13を得ることができないから
である。
【0019】更に、この細線成長工程においてシリコン
基板11の加熱温度を好ましくは650℃以下としてい
るのは、650℃より高い温度ではシリコン細線13の
直径が太くなり、十分に細いシリコン細線13を得るこ
とができないからである。
【0020】このようにシリコン細線13を成長させた
のち、図2(a)に示したように、35℃の王水(HN
3 :HCl=1:3)に1分間浸漬してシリコン細線
13の先端の合金滴12a(すなわちシリコン基板11
の表面に蒸着した金)をエッチングし除去する(金属除
去工程)。これにより、シリコン基板11の表面にシリ
コン細線13のみが残存した状態となる。
【0021】そののち、図2(b)に示したように、こ
のシリコン細線13が成長されたシリコン基板11を例
えば酸素(O2 )ガスの圧力が500Torrの酸素ガ
ス含有雰囲気中において700℃の温度で適宜な時間加
熱する(酸化工程)。これにより、シリコン細線13お
よびシリコン基板11の表層部には酸化膜13a,11
bが形成され、シリコン細線13の中心部には酸化膜1
3aの分だけシリコン細線13よりも直径が小さく例え
ば10nm未満の直径のシリコン量子細線13bが形成
される。
【0022】シリコン細線13を酸化したのち、図2
(c)に示したように、HF(50%)に室温で1分間
浸漬してシリコン細線13の表層部の酸化膜13aおよ
びシリコン基板11の表層部の酸化膜11bをエッチン
グし除去する(酸化膜除去工程)。これにより、シリコ
ン基板11の表面にシリコン量子細線13bのみが残存
した状態となり、直径が十分に小さいシリコン量子細線
13bが得られる。
【0023】なお、このシリコン量子細線13bの一例
についてTEM(Transmission Electron Microscope;
透過型電子顕微鏡)写真を図4に示す。図4(a)は酸
化する前のシリコン細線13のTEM明視像、図4
(b)は酸化工程を経た後のシリコン量子細線13b
(Siコア部分)のTEM暗視像を示す。このシリコン
量子細線13bは、直径が約25nmのシリコン細線1
3を500Torrの酸素ガス雰囲気中において700
℃の温度で1時間加熱して形成したものである。このよ
うに、直径が約15nmと十分に小さく良好な形状のシ
リコン量子細線13bが形成されている。
【0024】このように本実施の形態に係る量子細線の
製造方法によれば、シリコン基板11の表面に溶融合金
滴12aを形成しそれを触媒としてシリコン原料ガスを
分解してシリコン基板の上にシリコン細線13を成長さ
せたのちそのシリコン細線13の表層部を酸化するよう
にしたので、直径が十分に小さく十分な量子効果を得る
ことができるシリコン量子細線13bを形成できる。
【0025】また、この量子細線の製造方法によれば、
蒸着工程において金12を0.6nmと薄い厚さで蒸着
するようにしたので、溶融合金滴12aの大きさを小さ
くすることができ、直径が十分に小さいシリコン細線1
3を成長させることができる。すなわち、直径が小さい
シリコン量子細線13bを形成することができる。
【0026】更に、この量子細線の製造方法によれば、
細線成長工程においてシリコン原料ガスとしてシランガ
スを用いるようにしたので、直径が十分に小さく太さが
長さ方向に均一なシリコン細線13を成長させることが
できる。すなわち、直径が小さく良好な形状のシリコン
量子細線13bを得ることができる。
【0027】加えて、この量子細線の製造方法によれ
ば、細線成長工程において0.5Torr未満のシラン
ガス雰囲気中で450℃以上に加熱するようにしたの
で、シリコン基板11に対してほぼ垂直なシリコン細線
13を成長させることができる。すなわち、良好な形状
のシリコン量子細線13bを得ることができる。
【0028】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態にお
いては、蒸着工程でシリコン基板11を加熱しながら金
12を蒸着し蒸着と同時にシリコン基板11の表面に溶
融合金滴12aを形成するようにしたが、シリコン基板
11に金12を蒸着したのちシランガスを含む雰囲気中
において加熱して溶融合金滴12aを形成するようにし
てもよく、シリコン基板11に金12を蒸着したのちシ
ランガスを導入する前に加熱して溶融合金滴12aを形
成するようにしてもよい。
【0029】また、上記実施の形態においては、蒸着工
程でシリコン基板11の表面に金12を0.6nmの厚
さで蒸着し溶融合金滴12aの大きさを小さくするよう
にしたが、金12の厚さが5nm以下であれば溶融合金
滴12aの大きさを上記実施の形態と同様に十分小さく
することができる。
【0030】更に、上記実施の形態においては、蒸着工
程でシリコン原料ガスの分解反応において触媒となる金
属として金12を用いるようにしたが、金12に代えて
例えば白金(Pt),銀(Ag),スズ(Sn)等を用
いるようにしてもよい。この場合も、金12と同様に、
加熱されることによりシリコンを一部溶解して凝集し、
シリコン基板11の表面に溶融合金滴を形成する。ま
た、これらの金属も、金と同様に、5nm以下の厚さで
蒸着することにより、溶融合金滴の大きさを上記実施の
形態と同様に十分小さくすることができる。
【0031】加えて、上記実施の形態においては、細線
成長工程でシランガスを直接図示しない真空容器内に導
入するようにしたが、シランガスをヘリウム(He)ガ
スやアルゴン(Ar)ガスなどの不活性ガスで希釈して
真空容器内に導入するようにしてもよい。
【0032】更にまた、上記実施の形態においては、細
線成長工程でシリコンの原料ガスとしてシランガスを用
いるようにしたが、シランガスに代えてジシラン(Si
2 6 )ガスまたはトリシラン(Si3 8 )ガスを用
いるようにしてもよく、あるいはシランガス,ジシラン
ガスおよびトリシランガスのうちの少なくとも2種以上
を混合した混合ガスを用いるようにしてもよい。これら
の場合も、シランガスと同様の条件で直径が十分に小さ
く良好な形状のシリコン細線を成長させることができ
る。
【0033】加えてまた、これらのシランガス,ジシラ
ンガスあるいはトリシランガスに限らず、水素(H2
ガスで希釈した塩化珪素(SiCl4 )ガスなど分解反
応によりシリコンを生成し得るガスであればシリコンの
原料ガスとして用いることができる。その場合のガス圧
や加熱温度はガスの種類に合わせて適宜決定する。
【0034】更にまた、上記実施の形態においては、シ
リコン細線13を成長させた細線成長工程の次に合金滴
12aを除去し、そののちシリコン細線13を酸化する
ようにしたが、細線成長工程に続いてシリコン細線13
を酸化し、そののち合金滴12aを除去するようにして
もよい。また、この際、化合物合金滴12aの除去と酸
化部13aの除去はいずれを先に行ってもよい。
【0035】加えてまた、上記実施の形態においては、
酸化工程でシリコン細線13を例えば酸素ガスの圧力が
500Torrの酸素含有雰囲気中で700℃に加熱す
るようにしたが、これらの酸化の条件はシリコン細線1
3の太さに応じて適宜決定される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る量子細
線の製造方法によれば、シリコン基板の上に触媒となる
金属を蒸着してシリコン基板の上にシリコン細線を成長
させたのちこのシリコン細線の表層部を酸化するように
したので、直径が十分に小さいシリコン量子細線を形成
することができる。よって、十分な量子効果を得ること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る量子細線の製造方
法の各工程を表す断面図である。
【図2】図1に続く各工程を表す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る方法によって成長さ
せたシリコン細線を撮像したSEM写真である。
【図4】本発明の実施の形態に係る方法によって形成し
たシリコン量子細線を撮像したTEM写真である。
【図5】シリコン量子細線の直径とバンドギャップとの
関係を表す関係図である。
【符号の説明】
11…シリコン基板、12…金(触媒となる金属)、1
2a…溶融合金滴、13…シリコン細線、13a…酸化
膜、13b…シリコン量子細線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 碓井 節夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板の上にシリコン原料ガスの
    分解反応において触媒となる金属を蒸着する蒸着工程
    と、 金属を蒸着したシリコン基板をシリコン原料ガス含有雰
    囲気中において加熱し金属を触媒としてシリコン原料ガ
    スを分解しシリコン基板の表面にシリコン細線を成長さ
    せる細線成長工程と、 成長させたシリコン細線を酸化して表層部に酸化膜を形
    成すると共に中心部にシリコン量子細線を形成する酸化
    工程と、 シリコン細線の先端の金属を除去する金属除去工程と、 シリコン細線の表層部の酸化膜を除去する酸化膜除去工
    程とを含むことを特徴とする量子細線の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記蒸着工程では、金属を5nm以下の
    厚さで蒸着することを特徴とする請求項1記載の量子細
    線の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記蒸着工程では、金を蒸着することを
    特徴とする請求項1記載の量子細線の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記細線成長工程では、シランガス,ジ
    シランガスあるいはトリシランガスのいずれか少なくと
    も1種をシリコン原料ガスとして用いることを特徴とす
    る請求項1記載の量子細線の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記細線成長工程では、圧力が0.5T
    orr未満のシリコン原料ガスを含む雰囲気中において
    450℃以上の温度で加熱することを特徴とする請求項
    3記載の量子細線の製造方法。
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