JPH10135147A - 結晶薄膜の製造方法及び太陽電池の製造方法 - Google Patents

結晶薄膜の製造方法及び太陽電池の製造方法

Info

Publication number
JPH10135147A
JPH10135147A JP8307062A JP30706296A JPH10135147A JP H10135147 A JPH10135147 A JP H10135147A JP 8307062 A JP8307062 A JP 8307062A JP 30706296 A JP30706296 A JP 30706296A JP H10135147 A JPH10135147 A JP H10135147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
plane
crystal
crystalline thin
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8307062A
Other languages
English (en)
Inventor
Goji Kawakami
剛司 川上
Takashi Nishioka
孝 西岡
Takumi Yamada
巧 山田
Takeshi Yamada
武 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP8307062A priority Critical patent/JPH10135147A/ja
Publication of JPH10135147A publication Critical patent/JPH10135147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン注入量を大幅に低減し、スループット
を向上させる結晶薄膜の製造方法を提供すること。 【解決手段】 本発明は、イオン注入を部分的に行うこ
とにより、さらに結晶の劈開性を利用することにより、
全体としてのイオン注入量を大幅に減少させるものであ
る。具体的には、結晶面として劈開性を有する結晶面と
し、イオン注入を点状または線状に行うこと、さらに点
状における点を結ぶ線または線状パタンの形成する線の
方向を、劈開が容易な方向に指定するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜トランジス
タ、太陽電池などに使用される半導体材料の結晶薄膜の
製造方法、及びこれを用いた太陽電池の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】これまで薄膜トランジスタや太陽電池な
どに使用される半導体結晶薄膜の製造方法として、ゾー
ンメルト法、固相成長法などがあった。この方法は、た
とえばガラス基板上に多結晶または微結晶またはアモル
ファス層を形成した後、熱または光または電子ビームな
どで部分的に溶解または昇温させ、またはそれを走査す
ることにより結晶薄膜を作製していた。しかしこの方法
では、作製速度が遅く、いわゆるスループットが悪い上
に、作製される結晶薄膜は、多結晶または微結晶である
ため結晶品質が悪く、太陽電池等の変換効率を低下させ
るなどの問題があった。これに代わり最近、スマートカ
ットと呼ばれる方法が開発され、例えば文献エレクトロ
ニクスレーター(Electronics Letter)Vol 31, p1201-
1202(1995)に記載されている。
【0003】図7は、この方法の原理を示したもので、
(a)はイオン注入する結晶面の平面図、(b)および
(c)は同断面図で、(b)はイオン注入後剥離される
前、(c)は剥離された結晶薄膜である。剥離される結
晶薄膜の厚さは、イオン注入の際の加速電圧できまり、
1μm以下から10μm以上のものまで、任意に選定で
きる。通常、薄膜化は、SOIや太陽電池などの用途に
より別の基板、例えば他のシリコン基板や、ガラス基
板、金属基板、プラスチック基板などに張り合わせて行
われる。上記文献では、SOI用薄膜を得るために、
(100)面のシリコン基板1を用い、注入するイオン
2としてプロトン(H+ )を使用し、結晶全面に渡りド
ーズ量として面積密度2×1015〜1×1017cm-2
イオン量が打ち込まれた。このドーズ量は、通常のドー
ピングなどに用いられる半導体素子作製用のドーズ量に
比べて、2〜3桁近く多いもので、これを全面に行うこ
とは通常長時間を要する。注入されたプロトンは打ち込
み加速電圧で定まるある深さのところでその濃度のピー
クを持ち一つの層3をなす。この水素濃度の多い層は、
通常結晶歪や欠陥の多い脆弱な層であり、薄膜形成用の
分離層としてはたらく。イオン注入後別の基板に張りつ
け、室温から400〜500℃の温度まで徐々にアニー
ルしていくと、ある温度で分離層3から水素ガスの発生
が激しくなり、分離層3により注入部が基板1から分離
され、結晶薄膜4が生成される。
【0004】しかしこの方法では、イオン注入は結晶全
面で行う必要があること、イオン注入先端領域が剥離層
として働くためには大量のイオン注入を行う必要がある
ことから、形成される剥離層4中には残留する結晶欠陥
4aが多く、結晶性の劣化が全面にわたるとともに、全
体としてのイオン注入量も多量になるなどの欠点があっ
た。このため、薄膜形成に要する時間も長くなる欠点を
有していたが、所要時間の長時間化は、太陽電池のよう
に大面積の結晶薄膜が必要となるものでは、大きな障害
となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を
改善するために提案されたもので、高変換効率の薄膜太
陽電池などに用いる高品質な結晶薄膜の製造において、
イオン注入を全面に行わず部分的に行うことにより、ま
た熱アニールによる分離に加え超音波や引っ張りによる
機械的破断も併用することにより、結晶のほとんどの領
域において品質の低下を起こさせず、また全体としての
イオン注入量を大幅に低減して、スループットを向上さ
せる結晶薄膜の製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は次の各項目を発明の特徴とする。 (1)結晶基板に上面からイオン注入を行い引き続き前
記結晶基板を熱アニールすることにより、注入先端に形
成されるイオン濃度が高い層を境に基板結晶から結晶薄
膜を剥離する薄膜製造方法において、上記イオン注入を
線状または格子状もしくは点状の領域に行うことを特徴
とする結晶薄膜の製造方法。 (2)結晶基板がダイヤモンド形の(111)面または
(110)面または(100)面または(211)面で
あることを特徴とする(1)記載の結晶薄膜の製造方
法。 (3)結晶基板がジンクブレンド形の(111)面また
は(110)面または(100)面または(211)面
であることを特徴とする(1)記載の結晶薄膜の製造方
法。 (4)線状および格子状の方位、または点状の点を結ぶ
線の方位が〔100〕、または〔110〕または、〔1
11〕または“化3”である(1)又は(2)記載の結
晶薄膜の製造方法。 (5)線状および格子状の方位、または点状の点を結ぶ
線の方位が〔100〕、または〔110〕または、〔1
11〕または“化4”である(1)又は(3)記載の結
晶薄膜の製造方法。 (6)発生する結晶欠陥が前記薄膜に形成される電子デ
バイスの性能を劣化させない注入量で、イオン注入を全
面に行う第1の工程と、線状または格子状または点状に
行う第2の工程とを含むことを特徴とする(1)記載の
結晶薄膜の製造方法。
【化3】
【化4】
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、イオン注入を部分的に
行うことにより、さらに結晶の劈開性を利用することに
より、全体としてのイオン注入量を大幅に減少させるも
のである。具体的には、結晶面として劈開性を有する結
晶面とし、イオン注入を点状または線状に行うこと、さ
らに点状における点を結ぶ線または線状パタンの形成す
る線の方向を、大面積での劈開が容易な方向に指定する
ものである。
【0008】
【実施例】図1は本発明における第一の実施例であり、
(a)はイオン注入する結晶面の平面図、(b),
(c)は同断面図で、(b)はイオン注入後で剥離前、
(c)は剥離された結晶薄膜である。まずもとの結晶1
1において結晶面は劈開が容易な面であり、シリコンの
ようなダイアモンド形結晶では例えば(111)面、G
aAsのようなジンクブレンド形結晶では例えば(11
0)面である。これらはそれぞれの結晶の最も劈開の容
易な結晶面である。本実施例では、イオン注入12は平
面的にみて線状パタン13、線上方向15で行われた。
この後、従来の方法と同様な熱アニールにより、または
機械的破断の併用により薄膜の剥離、形成を行った。注
入領域13a,14aにおけるドーズ量は従来と同一量
であり、注入領域13aと非注入領域13b,14bの
比(=L/S:Line & space)として1/20でおこな
ったが、基板からの薄膜単結晶の剥離は容易であった。
これは結晶面に劈開面を使用しているため、薄層の剥離
はある線からとなりの線へ劈開の伝播16が生じている
ためである。従ってこの場合は、全体のドーズ量は1/
20となり、20倍のスループットの向上が得られた。
また単結晶層の中の非注入領域14bは、イオンが全く
打ち込まれていない領域であり、欠陥の発生は全くない
ものである。本来スマートカット法の利点は、ゾーンメ
ルトや固相成長に比べて、単結晶基板の良好な結晶特性
がそのまま使用できるところにあるが、本実施例の方法
では、従来のスマートカット法でみられたような欠陥の
導入4aはなく、部分的にイオン注入をおこなった極く
一部(本実施例では1/20)に限られる。従ってより
一層結晶性のよい薄膜単結晶が得られる。基板結晶がシ
リコンの場合、結晶面を(111)、プロトン注入の線
状方向を“化5”とすると、劈開の伝播の方向は“化
7”となり、最も少ないドーズ量でシリコン薄膜が得ら
れた。
【化5】
【化7】
【0009】上記はそれぞれ最も劈開の容易な結晶面で
行ったが、第二,第三の劈開面、(110)面,(10
0)面,(211)面などを使用してもよい。GaAs
などのジンクブレンド形半導体の場合には、最も劈開し
やすい面は(110)面であり、次いで(111)面な
どとなる。線状方向15は劈開を容易にするため、ある
いは劈開ができるだけ大きな面積で行われるように、
〔110〕,〔111〕,〔100〕,“化6”方向な
どを指定することができる。具体的な面と方向との関係
は、ステレオ投影図によって決定される。例えば、(1
00)面結晶から薄膜を得る場合には、(001)面の
投影図、図8(a)から決定される。シリコンの場合、
最も劈開しやすい面は(111)であるため、できるだ
け大きな薄膜を得るためには、(111)面を含まない
方向、即ち〔010〕または〔001〕方向の一方また
は両方が選ばれる。GaAsなどのジンクブレンド形の
場合も、同様にして決定され、〔010〕または〔00
1〕方向の一方または両方が選ばれる。
【化6】 (111)面の場合には(111)面の投影図、図8
(b)から決定されシリコン、GaAsとも〔10
1〕、〔110〕、“化8”方向の一方向または二方向
が選ばれる。なお二方向を選んだ場合、これらは互いに
α=60°で交差する。また残りの方向は自動的に含ま
れることになる。この場合、上記または従来法と比較し
面積当たりのドーズ量は幾分増大させる必要があった
が、全体のドーズ量は従来の方法に比べて1/5以下に
少なくすることができた。またイオン注入を行なってい
ない大部分の領域14bでは、元の結晶品質はそのまま
保たれたものであった。なお、イオン注入の線幅及び間
隔も結晶面と線方向により任意に指定することができ
る。劈開性の高い面では、線幅は狭くてもよく、また間
隔は広くてよい。劈開性の低い面ではこの逆である。
【化8】
【0010】図2は第二の実施例であるが、線状パタン
を2組の方向15a,15bで、即ち格子状にイオン注
入を行ったものである。なお2組の線状の交差角αは、
例えば第一の実施例に記載された方向の中から選択され
た2組の線状方位によって定まるものである。この場合
のドーズ量は、各々の方向のL/Sとして1/20およ
び1/40を選ぶと、約1/13となった。従って全面
注入に比べて13倍の高スループットが得られた。同様
に、欠陥導入領域も1/13に減少する。
【0011】図3は第三の実施例であるが、イオン注入
を点状に行ったものである。点が作る線状の方向15
a,15b,15cは第二の実施例と同様のものが選ば
れた。この場合、打ち込み領域と非打ち込み領域の比
(=D/S: dot & Space)はL/Sで1/20と1/
40にすると1/800となり、全面注入に比べて80
0倍の高スループットが得られた。欠陥導入領域は1/
800となり、ほとんど素子特性に影響を及ぼさない。
全面注入するイオンのドーズ量は、剥離した基板に電子
デバイス、たとえば太陽電池を形成する場合には、その
効率を劣化させない範囲で行えば良い。
【0012】図4は第四の実施例である。線状または格
子状または点状に行うことは第一の実施例と同じである
が、これに加えてさらに上記と比較して少量のドーズ量
(面積当たり)での全面注入を併用したものである。こ
れは、もとの結晶面が劈開面でない場合や、イオン注入
による欠陥がある量まで許される場合に用いることがで
きる。
【0013】図5は第五及び第六の実施例で、剥離する
具体的方法に関するものである。(a)は剥離工程中、
(b)は剥離後のものである。従来の方法では、熱アニ
ールのみで剥離を行っていたが、本実施例ではこれに加
えて、超音波、または機械的引っ張り力を併用する。イ
オン注入された結晶は、接着剤21を用いて保持用の他
の基板22に接着される。超音波併用の場合は、この状
態で保持用基板に超音波を印加する。超音波の振動方向
は、結晶基板に水平でかつ本実施例における線状方向、
または点が作る線状方向に直交する方向にした場合(例
えば第一の実施例で16の方向)が、最も剥離が容易で
あった。また機械的な力を併用する場合は別の治具23
を結晶裏面に接着するかまたは押し当て、基板との間で
引っ張り力を印加する。その方向は上記超音波の印加す
る方向と同一である。これにより、熱アニールだけの場
合と比べ、温度上昇を低く、イオン注入量を少なくする
ことができた。
【0014】図6は、上記発明を用いた太陽電池の作製
の一実施例である。本実施例では、太陽電池はpn接合
形であり、薄膜形成前にpn接合が作製されたもので
(a)、p形基板11aの上に、エピ成長もしくはイオ
ン注入によりn層11bが形成されている。この上面か
ら薄膜形成用部分イオン注入12が行われる(b)。こ
れに、一方の電極配線が形成してある基板22aに張り
付け、薄膜形成が行われる。この場合、接着剤は導電性
のもの21aが使用される。薄膜が形成された後、他方
の電極24、及び無反射膜(AR膜)25が形成され、
太陽電池が完成する(c)。なお剥離後の基板結晶は、
次の太陽電池作製に何度も繰り返して使用でき、従って
結晶性のよい高効率の太陽電池が大量に、シリコン原料
の使用量は極めて少なく、生産性よく作製することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、イオン
注入を部分的に行うことにより、結晶品質を上げ、スル
ープットの良好な薄膜形成法を提供することができた。
なお上記実施例では、半導体材料としてシリコンを主と
したものであったが、他の半導体材料、ゲルマニウム
や、シリコンとゲルマニウムの混晶、GaAs、InP
などの化合物半導体でも応用できる。またイオン注入は
プロトンであったが、ヘリウム等でもよくこれに限定さ
れる必要はない。また本実施例で示した太陽電池はpn
接合形の最も簡単なものであるが、p,nのタイプの逆
のものも可能であり、またアモルファスシリコンとのヘ
テロ接合型など、他のタイプの太陽電池や、高変換効率
化の電極構造や光閉じ込め構造を付加することはもちろ
ん可能である。プロセス手順も目的に応じて最適なもの
を選ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す。
【図2】本発明の第二の実施例を示す。
【図3】本発明の第三の実施例を示す。
【図4】本発明の第四の実施例を示す。
【図5】本発明の第五及び第六の実施例を示す。
【図6】本発明の太陽電池の作製例を示す。
【図7】従来例を示す。
【図8】説明図を示す。
【符号の説明】
1 半導体結晶基板 11 半導体結晶基板 2 プロトン注入 12 プロトン注入 3 プロトン注入領域 13 プロトン注入領域 13c 少ドーズ量のプロトン注入領域 4 剥離される結晶薄膜部 14 剥離される結晶薄膜部 4a 剥離される結晶薄膜部のプロトン注入領域 14a 剥離される結晶薄膜部のプロトン注入領域 14b 剥離される結晶薄膜部のプロトン非注入領域 15a プロトン注入の線状方向 15b プロトン注入の線状方向 15c プロトン注入の線状方向 16 劈開の伝播方向 21 接着剤 21a 導電性接着剤 22 保持用基板 22a 保持用基板 23 機械力印加用治具 24 電極 25 AR膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 武 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶基板に上面からイオン注入を行い引
    き続き前記結晶基板を熱アニールすることにより、注入
    先端に形成されるイオン濃度が高い層を境に基板結晶か
    ら結晶薄膜を剥離する薄膜製造方法において、上記イオ
    ン注入を線状または格子状もしくは点状の領域に行うこ
    とを特徴とする結晶薄膜の製造方法。
  2. 【請求項2】 結晶基板がダイヤモンド形の(111)
    面または(001)面または(110)面または(21
    1)面であることを特徴とする請求項1記載の結晶薄膜
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 結晶基板がジンクブレンド形の(11
    0)面または(111)面または(001)面または
    (211)面であることを特徴とする請求項1記載の結
    晶薄膜の製造方法。
  4. 【請求項4】 線状および格子状の方位、または点状の
    点を結ぶ線の方位が〔100〕、または〔110〕また
    は、〔111〕または“化1”である請求項1又は2記
    載の結晶薄膜の製造方法。 【化1】
  5. 【請求項5】 線状および格子状の方位、または点状の
    点を結ぶ線の方位が〔100〕、または〔110〕また
    は、〔111〕または“化2”である請求項1又は3記
    載の結晶薄膜の製造方法。 【化2】
  6. 【請求項6】 発生する結晶欠陥が前記薄膜に形成され
    る電子デバイスの性能を劣化させない注入量で、イオン
    注入を全面に行う第1の工程と、線状または格子状また
    は点状に行う第2の工程とを含むことを特徴とする請求
    項1記載の結晶薄膜の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記熱アニールの際に超音波を印加する
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6記載の
    結晶薄膜の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記熱アニールの際に引っ張り力を印加
    することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,
    7記載の結晶薄膜の製造方法。
  9. 【請求項9】 光電変換を行う半導体層が請求項1ない
    し8記載の結晶薄膜の製造方法で形成されることを特徴
    とする太陽電池の製造方法。
  10. 【請求項10】 剥離後の結晶基板を繰り返して使用す
    ることを特徴とする請求項9記載の太陽電池の製造方
    法。
JP8307062A 1996-11-01 1996-11-01 結晶薄膜の製造方法及び太陽電池の製造方法 Pending JPH10135147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8307062A JPH10135147A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 結晶薄膜の製造方法及び太陽電池の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8307062A JPH10135147A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 結晶薄膜の製造方法及び太陽電池の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10135147A true JPH10135147A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17964591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8307062A Pending JPH10135147A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 結晶薄膜の製造方法及び太陽電池の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10135147A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000038685A (ja) * 1998-06-27 2000-02-08 Micronas Intermetall Gmbh 基板をコ―ティングする方法
JP2007036185A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Sino-American Silicon Products Inc 複合ウエハ構造の製造方法
JP2009224430A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Shin Etsu Handotai Co Ltd 薄膜半導体基板の製造方法
JP2014007421A (ja) * 2005-02-28 2014-01-16 Silicon Genesis Corp レイヤ転送プロセス用の基板強化方法および結果のデバイス
JP2014078541A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Fuji Electric Co Ltd 半導体薄膜フィルムの製造方法
KR20140065435A (ko) * 2011-09-27 2014-05-29 소이텍 3d 통합 프로세스들로 재료의 층들을 이동시키는 방법들 및 관련 구조들 및 디바이스들

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000038685A (ja) * 1998-06-27 2000-02-08 Micronas Intermetall Gmbh 基板をコ―ティングする方法
JP2014007421A (ja) * 2005-02-28 2014-01-16 Silicon Genesis Corp レイヤ転送プロセス用の基板強化方法および結果のデバイス
JP2007036185A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Sino-American Silicon Products Inc 複合ウエハ構造の製造方法
JP4611227B2 (ja) * 2005-07-22 2011-01-12 シノ−アメリカン シリコン プロダクツ インコーポレイテッド 複合ウエハ構造の製造方法
JP2009224430A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Shin Etsu Handotai Co Ltd 薄膜半導体基板の製造方法
KR20140065435A (ko) * 2011-09-27 2014-05-29 소이텍 3d 통합 프로세스들로 재료의 층들을 이동시키는 방법들 및 관련 구조들 및 디바이스들
JP2014531768A (ja) * 2011-09-27 2014-11-27 ソイテック 3d集積化プロセスにおいて材料の層を転写する方法ならびに関連する構造体およびデバイス
JP2014078541A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Fuji Electric Co Ltd 半導体薄膜フィルムの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4704785A (en) Process for making a buried conductor by fusing two wafers
US4771013A (en) Process of making a double heterojunction 3-D I2 L bipolar transistor with a Si/Ge superlattice
JP4716733B2 (ja) 歪みシリコン・オン・インシュレータ(ssoi)を形成する方法
JP3381443B2 (ja) 基体から半導体層を分離する方法、半導体素子の製造方法およびsoi基板の製造方法
US6323109B1 (en) Laminated SOI substrate and producing method thereof
US6746903B2 (en) Method for forming crystalline semiconductor layers, a method for fabricating thin film transistors, and a method for fabricating solar cells and active matrix liquid crystal devices
JPH1093122A (ja) 薄膜太陽電池の製造方法
JPH0656887B2 (ja) 半導体装置およびその製法
EP0371862A2 (en) Method of forming a nonsilicon semiconductor on insulator structure
JP2001077044A (ja) シリコン系結晶薄板の製造方法および光電変換素子用基板の製造方法
US20030042578A1 (en) Crystal growth process, semiconductor device, and its production process
JPH10135147A (ja) 結晶薄膜の製造方法及び太陽電池の製造方法
JPH1140832A (ja) 薄膜太陽電池およびその製造方法
JP2765968B2 (ja) 結晶性シリコン膜の製造方法
JP2000150835A (ja) 非単結晶シリコン薄膜の製造方法
JPS59155121A (ja) 半導体薄膜の製造方法
US20220223467A1 (en) Method for direct hydrophilic bonding of substrates
JPH0722315A (ja) 半導体膜の製造方法
JP4003546B2 (ja) Soi基板の製造方法および半導体素子の製造方法
JPS58169905A (ja) 単結晶薄膜の製造方法
JP2762103B2 (ja) Soi膜の形成方法
JPS63117420A (ja) シリサイド層の形成方法
JPH0524884A (ja) Cu系カルコパイライト膜の製造方法
JP2779954B2 (ja) 半導体基板の製造方法
US20100167454A1 (en) Double-sided donor for preparing a pair of thin laminae