JPH10134582A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH10134582A
JPH10134582A JP8300812A JP30081296A JPH10134582A JP H10134582 A JPH10134582 A JP H10134582A JP 8300812 A JP8300812 A JP 8300812A JP 30081296 A JP30081296 A JP 30081296A JP H10134582 A JPH10134582 A JP H10134582A
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mosfet
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Masayuki Iwahashi
誠之 岩橋
Yasuhiro Fujimura
康弘 藤村
Keiichi Higeta
恵一 日下田
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    • G11C15/04Digital stores in which information comprising one or more characteristic parts is written into the store and in which information is read-out by searching for one or more of these characteristic parts, i.e. associative or content-addressed stores using semiconductor elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高集積化と低消費電力化を実現した記憶と比
較回路を内蔵した半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】 複数のワード線と複数の相補ビット線と
の交点に複数のスタティック型メモリセルをマトリック
ス配置し、第1のプリチャージ回路により上記相補ビッ
ト線を動作電圧の一方の電圧にプリチャージし、上記複
数の相補ビット線に対応して上記ビット線のプリチャー
ジ電圧によりオフ状態にされる第1導電型の第1のMO
SFETと上記プリチャージ電圧に対応した第1の電圧
端子と出力線との間に対応する相補ビット線から読み出
された信号に対応した比較すべき相補入力信号が交差的
にゲートに供給された第1導電型の第2のMOSFET
を直列形態に接続して比較部を構成し、上記出力線を第
2のプリチャージ回路にて上記動作電圧の他方の電圧に
プリチャージしておき、1つのワード線の選択動作によ
り上記複数の相補ビット線に読み出された記憶情報と上
記相補入力信号との全ビットを比較して上記出力線から
一致/不一致信号を得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、主としてキャッシュメモリにおけるタグメ
モリに利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャッシュメモリは、大きくわけてキャ
ッシュタグ(タグメモリ)と上記キャッシュデータメモ
リ及びキャッシュコントローラから構成される。上記キ
ャッシュタグはアドレスタグと呼ばれるアドレスの一部
を格納しており、キャッシュデータメモリはキャッシュ
タグに格納されているアドレスタグに対応するデータが
格納されている。これにより、上記キャッシュタグに格
納されているアドレスの一部が中央処理装置からのそれ
に対応するアドレスとが一致すると、キャッシュタグか
らヒット信号が出力されて、並行して選択されているキ
ャッシュデータメモリから読み出されているデータが中
央処理装置に取り込まれる。もしも、ミスヒットならメ
インメモリをアクセスすることとなる。
【0003】上記キャッシュタグとして、スタティック
型メモリセルを用いたものがある。つまり、スタティッ
ク型メモリセルをマトリックス配置し、かかるメモリセ
ルから相補ビット線に読み出された上記アドレスタグを
センスアンプで増幅し、かかる増幅出力と上記入力され
たアドレスとを比較回路で比較し、上記ヒット又はミヒ
ヒット信号を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなキャッシ
ュタグでは、アドレスタグを構成する複数の各ビットに
対応してセンスアンプを設けるものであるため、素子数
が増大するとともに差動型のセンスアンプを用いるもの
であるために、動作状態において直流電流が流れるもの
であるために消費電流が増大してしまうという問題があ
る。
【0005】この発明の目的は、高集積化と低消費電力
化を実現した記憶と比較回路を内蔵した半導体集積回路
装置を提供することにある。この発明の他の目的は、高
集積化と低消費電力化を実現したキャッシュメモリを備
えた半導体集積回路装置を提供することにある。この発
明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明
細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、複数のワード線と複数の相
補ビット線との交点に複数のスタティック型メモリセル
をマトリックス配置し、第1のプリチャージ回路により
上記相補ビット線を動作電圧の一方の電圧にプリチャー
ジし、上記複数の相補ビット線に対応して上記ビット線
のプリチャージ電圧によりオフ状態にされる第1導電型
の第1のMOSFETと上記プリチャージ電圧に対応し
た第1の電圧端子と出力線との間に対応する相補ビット
線から読み出された信号に対応した比較すべき相補入力
信号が交差的にゲートに供給された第1導電型の第2の
MOSFETを直列形態に接続して比較部を構成し、上
記出力線を第2のプリチャージ回路にて上記動作電圧の
他方の電圧にプリチャージしておき、1つのワード線の
選択動作により上記複数の相補ビット線に読み出された
記憶情報と上記相補入力信号との全ビットを比較して上
記出力線から一致/不一致信号を得るようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には、この発明の一実施例の
要部回路図が示されている。同図の回路は、特に制限さ
れないが、キャッシュメモリを構成する上記タグメモリ
(キャッシュタグ)として用いられる。同図の各回路素
子及び回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造方
法により、図示しないキャッシュメモリを構成する他の
回路ブロック及び必要に応じて搭載される他の回路ブロ
ックとともに1つの単結晶シリコンのような半導体基板
上において形成される。
【0008】同図には、ビット(bit)00につい
て、1つのメモリセルMC00、プリチャージ回路及び
比較回路が代表として例示的に示されている。メモリア
レイ全体は、特に制限されないが、ワード線の高速動作
のために、ビット00からビット17までと、ビット1
8からビット35までと2分割され、それぞれに一対か
らなるワード線駆動回路SDW00〜SDW63が設け
られる。特に制限されないが、上記ワード線駆動回路S
DW00〜SDW63を中心にして上記分割された2つ
のワード線を左右に振り分けて、均等に分割ワード線の
選択動作が行われるようにしてもよい。ワード線の選択
信号は、w00からw63の64通りからなり、上記ワ
ード線駆動回路SWD00〜SWD63の入力に供給さ
れる。以上により、64ワード×36ビットからなるメ
モリアレイが形成される。
【0009】代表として例示的に示されているメモリセ
ルMC00ように、Pチャンネル型MOSFETとNチ
ャンネル型MOSFETからなる2つのCMOSインバ
ータ回路の入力と出力とが互いに交差接続されてなるC
MOSラッチ回路と、かかるCMOSラッチ回路の一対
の入出力ノードと、相補ビット線B00,/B00との
間に設けられたアドレス選択用のNチャンネル型MOS
FETから構成される。以下の図面において、Pチャン
ネル型MOSFETは、そのゲート部分に丸印が付加さ
れることにより、Nチャンネル型MOSFETと区別さ
れる。また、記号/は、非反転と反転とからなる相補ビ
ット線のうちの反転側を表し、論理記号のバー記号に対
応したものである。
【0010】プリチャージ回路は、プリチャージ信号φ
eqを受ける3つのPチャンネル型MOSFETから構成
される。相補ビット線B00と/B00を短絡するMO
SFET、上記相補ビット線相補ビット線B00と/B
00にそれぞれ電源電圧VCCを供給する2つのMOS
FETから構成される。これにより、プリチャージ信号
φeqがロウレベルにされるプリチャージ期間において、
上記相補ビット線B00と/B00とは、上記電源電圧
VCCに等しくプリチャージされる。
【0011】ビット00に対応した比較回路は、Pチャ
ンネル型MOSFETQ1〜Q4の4つのMOSFET
から構成される。上記MOSFETQ1とQ3のソース
は、上記電源電圧VCCに接続される。これら一対のM
OSFETQ1とQ3のゲートは、ビット線B00は/
B00に接続される。上記MOSFETQ1とQ3には
それぞれ直列形態にMOSFETQ2とQ4が設けられ
る。これらのMOSFETQ2とQ4のゲートには、比
較すべき入力信号(コンペアデータ)cdi00と/c
di00とがインバータ回路を介して供給される。上記
MOSFETQ2とQ4のドレインは、出力線に共通に
接続される。上記のように比較すべき入力信号をインバ
ータ回路を介して極性を反転させて、いわば交差的に比
較入力とすることにより、不一致のときにMOSFET
Q1とQ2又はQ3とQ4との間で電流パスが形成さ
れ、一致のときにはMOSFETQ1とQ2及びQ3と
Q4には電流パスが形成されないようにするものであ
る。
【0012】上記相補ビット線B00と/B00に読み
出された信号がハイレベル/ロウレベルであり、上記コ
ンペアデータcdi00と/cdi00がハイレベル/
ロウレベルの一致のとき、そのゲート電位がハイレベル
となるPチャンネル型MOSFETQ1とQ4がオフ状
態で、そのゲート電位がロウレベルとなるPチャンネル
型MOSFETQ2とQ3がオン状態となり、上記電流
パスが形成されない。上記とは逆に、相補ビット線B0
0と/B00に読み出された信号がロウレベル/ハイレ
ベルであり、上記コンペアデータcdi00と/cdi
00がロウレベル/ハイレベルの一致のときにも、上記
とは逆にそのゲート電位がハイレベルとなるPチャンネ
ル型MOSFETQ2とQ3がオフ状態で、そのゲート
電位がロウレベルとなるPチャンネル型MOSFETQ
1とQ4がオン状態となり、上記電流パスが形成されな
い。
【0013】上記相補ビット線B00と/B00に読み
出された信号がハイレベル/ロウレベルであり、上記コ
ンペアデータcdi00と/cdi00がロウレベル/
ハイレベルの不一致のとき、そのゲート電位がハイレベ
ルとなるPチャンネル型MOSFETQ1とQ2がオフ
状態となり、そのゲート電位がロウレベルとなるPチャ
ンネル型MOSFETQ3とQ4がオン状態となって電
流パスを形成する。上記とは逆に、相補ビット線B00
と/B00に読み出された信号がハイレベル/ロウレベ
ルであり、上記コンペアデータcdi00と/cdi0
0がロウレベル/ハイレベルの一致のときにも、上記と
は逆にそのゲート電位がハイレベルとなるPチャンネル
型MOSFETQ3とQ4がオフ状態となり、そのゲー
ト電位がロウレベルとなるPチャンネル型MOSFET
Q1とQ2がオン状態となって上記電流パスを形成す
る。
【0014】上記の電流パスの有無に応じて出力信号を
形成するために、上記出力線には、比較用のプリチャー
ジ信号/φpcがインバータ回路を介してゲートに供給さ
れるNチャンネル型MOSFETが設けられる。このM
OSFETは、上記出力線のノードAを回路の接地電位
のようなロウレベルにプリチャージさせる。
【0015】これにより、上記電流パスが形成される
と、上記ロウレベルにプリチャージされた出力線のノー
ドAの電位が電源電圧VCCのようなハイレベルにチャ
ージアップされて不一致検出信号を形成するものであ
る。上記のような比較回路は、上記ビット00と同様に
ビット01からビット35までにそれぞれ設けられ、上
記出力線に共通に接続される。それ故、00から35の
36ビットについて、1つでも不一致のものがあれば、
上記比較回路にて電流パスが形成されて出力線をハイレ
ベルにチャージアップさせるものである。上記全ビット
において全て一致なら、上記電流パスが形成されないか
ら、出力線はロウレベルのプリチャージのままとされ
る。
【0016】出力線に設けられたインバータ回路N1
は、そのロジックスレッショルド電圧により、出力線の
ハイレベル/ロウレベルを判定して比較結果を出力す
る。この信号は、ナンドゲート回路G1とG2からなる
ラッチ回路に保持され、インバータ回路N2を介して比
較出力HiTxxとして出力される。この実施例を上記
のようなタグメモリに適用した場合、ヒット/ミスヒッ
ト信号として出力されるものである。
【0017】上記比較回路は、ビット線B00と/B0
0が共に電源電圧VCCのようなハイレベルにプリチャ
ージされている。そのため、相補ビット線B00と/B
00のプリチャージ動作により、比較回路を構成するM
OSFETQ1とQ3は、共にオフ状態にされる。ワー
ド線の選択動作により、相補ビット線に選択されたメモ
リセルが接続されると、相補ビット線B00か/B00
のいずれか一方においてメモリセルを通して放電経路が
形成されて上記プリチャージレベルから接地電位に向か
ってディスチャージが行われる。
【0018】例えば、上記メモリセルMC00におい
て、ビット線B00側にアドレス選択用MOSFETを
介して出力端子が接続されたCMOSインバータ回路に
おいて、Pチャンネル型MOSFETがオフ状態でNチ
ャンネル型MOSFETがオン状態なら、かかるビット
線B00はアドレス選択用MOSFET、上記Nチャン
ネル型MOSFETを通してロウレベル側に引抜きが開
始される。これに対して、ビット線/B00側にアドレ
ス選択用MOSFETを介して出力端子が接続されたC
MOSインバータ回路においては、上記とは逆にPチャ
ンネル型MOSFETがオン状態でNチャンネル型MO
SFETがオフ状態であるから、ビット線/B00の電
位がリーク電流等により低下しようとすると上記Pチャ
ンネル型MOSFETから電流供給がなされて上記ハイ
レベルを維持する。
【0019】上記のように相補ビット線B00の電位
が、Pチャンネル型MOSFETQ1のしきい値電圧以
下に低下すると、MOSFETQ1がオン状態にされ
て、コンペアデータに対応してMOSFETQ2がオン
状態なら上記のように不一致信号を形成し、MOSFE
TQ2がオフ状態なら、かかるビット00では上記不一
致信号を形成する電流パスが形成されない。
【0020】このように、相補ビット線のプリチャージ
電位を電源電圧VCC側にプリチャージさせ、かかるプ
リチャージ電圧ではオフ状態にされるMOSFETを用
いて比較回路を構成することにより、相補ビット線の電
位を従来のようにセンスアンプで増幅することなく、直
接的に比較信号として用いことができる。この結果、セ
ンスアンプが省略できる分、大幅な回路素子数の低減と
低消費電力化を図ることができるものとなる。
【0021】図2には、この発明に係る半導体集積回路
装置に設けられる比較回路の他の一実施例の回路図が示
されている。この実施例では、回路素子の低減を図るた
めに、相補ビット線B0と/B0にPチャンネル型MO
SFETQ1とQ2のソースが接続される。これら一対
のMOSFETQ1とQ2のゲートには、交差的にコン
ペアデータcdiと/cdiが供給される。つまり、非
反転のビット線B0にソースが接続されたMOSFET
Q1のゲートには、それとは逆に反転側のコンペアデー
タ/cdiが供給され、反転のビット線/B0にソース
が接続されたMOSFETQ2のゲートには、それとは
逆に非反転側のコンペアデータcdiが供給される。上
記一対のMOSFETQ1とQ2のドレインは、共通接
続されてPチャンネル型MOSFETQ3のゲートに伝
えられる。このMOSFETQ3のソースは、上記同様
に電源電圧VCCに接続され、ドレインが上記同様な出
力線に接続される。
【0022】この構成では、MOSFETQ1又はQ2
において、ビット線がロウレベルで、コンペアデータが
ロウレベルの組み合わせが不一致を検出する。この組み
合わせにおいて、MOSFETQ1又はQ2がオン状態
となるので、上記ビット線のロウレベルをMOSFET
Q3のゲートに伝えて、出力線をハイレベルにチャージ
アップさせる電流経路を形成する。この構成では、ビッ
ト当たりの比較回路を構成するMOSFETの数が3個
と削減できるものである。
【0023】図3には、この発明に係る半導体集積回路
装置に設けられる比較回路の他の一実施例の回路図が示
されている。この実施例では、図2の実施例において、
上記比較動作を行う一対のMOSFETのドレイン側に
CMOSインバータ回路が設けられる。プリチャージ動
作のときに、かかるCMOSインバータ回路のNチャン
ネル型MOSFETがオン状態となり、ロウレベルの出
力信号を形成する。この出力信号をワイヤードオア論理
のNチャンネル型からなる入力MOSFETQ10のゲ
ートに供給する。
【0024】各ビットの比較出力は、上記のようなNチ
ャンネル型MOSFET10、Q11、Q12等のゲー
トにそれぞれ供給される。これらのMOSFETQ1
0、Q11、Q12等のソースは回路の接地電位に接続
され、ドレインが出力線に接続される。出力線には、P
チャンネル型MOSFETQ13かなるプリチャージ回
路が設けられる。この構成では、上記CMOSインバー
タ回路での増幅動作が行われるので、一致/不一致出力
を高速に得る場合に好適である。
【0025】図4には、この発明に係る半導体集積回路
装置に設けられる比較回路の更に他の一実施例の回路図
が示されている。この実施例では、図3の実施例におい
て、上記比較動作を行う一対のMOSFETのドレイン
側に設けられたCMOSインバータ回路に代えて、Pチ
ャンネル型MOSFETのドレイン側にNチャンネル型
MOSFETのプリチャージMOSFETを設けるもの
である。このようにすることにより、動作の安定化を図
ることができる。
【0026】図5には、この発明が適用されるキャッシ
ュメモリにおけるデータメモリの一実施例のブロック図
が示されている。同図のデータメモリは、64KW×9
ビットのRAMを8個用いて、データD0〜8とD9〜
D17からなる合計18ビットからなるデータを記憶す
るようにされる。9ビットのうちの1ビットはパリティ
ビットとされ、パリティチェック回路PCによりエラー
検出が行われる。信号ERRORはデータに誤りがあっ
たときに出力される。
【0027】アドレス信号A0〜17は、アドレスラッ
チ回路に取り込まれ、それをデコーダ回路により解読し
て64KW×9ビットからなるRAM(メモリアレイ)
のアドレス選択動作が行われる。入力データは、データ
ラッチ回路を介してメモリアレイに書き込まれる。制御
回路CONTは、出力イネーブル信号OEと書込み信号
WEHとWELにより、上位9ビット又は下位9ビット
の単位での書込みが可能にされる。セレクタSELは、
制御信号R0〜1により選択されて上位9ビット又は下
位9ビットの単位での読み出しが可能にされる。つま
り、この実施例のデータメモリは、上位又は下位9ビッ
ト又は両方同時に18ビットの単位でのメモリアクセス
が可能にされる。このようなワード構成の切り替えに、
上記モード切り替え信号Cとそれに対応されたアドレス
信号が用いられる。
【0028】キャッシュメモリの全体は、前記説明した
ように大きくわけてキャッシュタグ(アドレスアレイ)
と上記キャッシュデータメモリ及びキャッシュコントロ
ーラから構成される。このようなキャッシュメモリその
ものは、公知であり、前記図1ないし図3にてキャッシ
ュタグが示されているので、それに対応したデータメモ
リのみが例示的に示されている。すなわち、前記キャッ
シュタグにおいてはアドレスタグと呼ばれるアドレスの
一部を格納しており、キャッシュデータメモリはキャッ
シュタグに格納されているアドレスタグに対応するデー
タが格納されている。これにより、上記キャッシュタグ
に格納されているアドレスの一部が中央処理装置CPU
からのそれに対応するアドレスとが一致すると、キャッ
シュタグからヒット信号が出力されて、並行して選択さ
れているキャッシュデータメモリから読み出されている
データが中央処理装置CPUに取り込まれる。もしも、
ミスヒットならメインメモリをアクセスすることとな
る。
【0029】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) 複数のワード線と複数の相補ビット線との交点
に複数のスタティック型メモリセルをマトリックス配置
し、第1のプリチャージ回路により上記相補ビット線を
動作電圧の一方の電圧にプリチャージし、上記複数の相
補ビット線に対応して上記ビット線のプリチャージ電圧
によりオフ状態にされる第1導電型の第1のMOSFE
Tと上記プリチャージ電圧に対応した第1の電圧端子と
出力線との間に対応する相補ビット線から読み出された
信号に対応した比較すべき相補入力信号が交差的にゲー
トに供給された第1導電型の第2のMOSFETを直列
形態に接続して比較部を構成することにより、センスア
ンプを用いることなく、上記出力線を第2のプリチャー
ジ回路にて上記動作電圧の他方の電圧にプリチャージし
ておき、1つのワード線の選択動作により上記複数の相
補ビット線に読み出された記憶情報と上記相補入力信号
との全ビットを比較して上記出力線から一致/不一致信
号を得るようにすることができるという効果が得られ
る。
【0030】(2) 上記比較回路として、上記複数の
相補ビット線に対応してそれぞれソースが接続され、ゲ
ートに対応する相補ビット線から読み出された信号に対
応した比較すべき相補入力信号が交差して供給され、対
とれるもののドレインが共通化されてなる第1導電型の
第1のMOSFETに対して、上記一方の電圧端子にソ
ースが供給され、上記対とされた第1のMOSFETの
共通化されたドレインと出力線との間に第1導電型の第
2のMOSFETを設けることにより、よりいっそうの
回路の簡素化を図ることができるという効果が得られ
る。
【0031】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、相補
ビット線を回路の接地電位のようなロウレベルにプリチ
ャージし、比較回路を構成するMOSFETとしてNチ
ャンネル型MOSFETを用いるようにしてもよい。つ
まり、上記図1〜図3の実施例のMOSFETの導電型
と電圧を逆に構成してもよい。図1において、インバー
タ回路N1を差動のセンスアンプに置き換えるようにす
るものであってもよい。この発明は、前記のようなキャ
ッシュメモリにおけるキャッシュタグの他、連想メモリ
又は内容読み出しメモリとしても同様に適用できるもの
である。このように本願発明に係る記憶と比較回路は、
上記のような記憶データと入力データとを比較する機能
を持つ各種半導体集積回路装置に広く利用できる。
【0032】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、複数のワード線と複数の相
補ビット線との交点に複数のスタティック型メモリセル
をマトリックス配置し、第1のプリチャージ回路により
上記相補ビット線を動作電圧の一方の電圧にプリチャー
ジし、上記複数の相補ビット線に対応して上記ビット線
のプリチャージ電圧によりオフ状態にされる第1導電型
の第1のMOSFETと上記プリチャージ電圧に対応し
た第1の電圧端子と出力線との間に対応する相補ビット
線から読み出された信号に対応した比較すべき相補入力
信号が交差的にゲートに供給された第1導電型の第2の
MOSFETを直列形態に接続して比較部を構成するこ
とにより、センスアンプを用いることなく簡単で低消費
電力のともに、上記出力線を第2のプリチャージ回路に
て上記動作電圧の他方の電圧にプリチャージしておき、
1つのワード線の選択動作により上記複数の相補ビット
線に読み出された記憶情報と上記相補入力信号との全ビ
ットを比較して上記出力線から一致/不一致信号を得る
ようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す要部回路図である。
【図2】この発明に係る半導体集積回路装置に設けられ
る比較回路の他の一実施例を示す回路図である。
【図3】この発明に係る半導体集積回路装置に設けられ
る比較回路の他の一実施例を示す回路図である。
【図4】この発明に係る半導体集積回路装置に設けられ
る比較回路の更に他の一実施例を示す回路図である。
【図5】この発明が適用されたキャッシュメモリにおけ
るデータメモリの一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
w00〜w63…ワード線選択信号、SWD00〜SW
D63…ワード線駆動回路、MC00〜MC63…メモ
リセル、B00,/B00…相補ビット線、cdi0
0,/cdi00…コンペアデータ、N1,N2…イン
バータ回路、G1,G2…ゲート回路、Q1〜Q13…
MOSFET、SEL…セレクタ、PC…パリティチェ
ック回路、CONT…制御回路、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と複数の相補ビット線
    と、 上記複数のワード線と複数の相補ビット線との交点に設
    けられた複数のスタティック型メモリセルと、 上記相補ビット線を動作電圧の一方の電圧にプリチャー
    ジする第1のプリチャージ回路と、 上記複数の相補ビット線に対応してそれぞれ設けられ、
    上記ビット線のプリチャージ電圧によりオフ状態にされ
    る第1導電型の第1のMOSFETと、 上記第1のMOSFETと上記プリチャージ電圧に対応
    した第1の電圧端子と出力線との間に直列形態に設けら
    れ、対応する相補ビット線から読み出された信号に対応
    した比較すべき相補入力信号が交差的にゲートに供給さ
    れた第1導電型の第2のMOSFETと、 上記出力線を上記動作電圧の他方の電圧にプリチャージ
    する第2のプリチャージ回路とを備え、 1つのワード線の選択動作により上記複数の相補ビット
    線に読み出された記憶情報と上記相補入力信号との全ビ
    ットの一致/不一致信号を上記出力線から得るようにし
    た記憶及び比較回路を具備してなることを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 複数のワード線と複数の相補ビット線
    と、 上記複数のワード線と複数の相補ビット線との交点に設
    けられた複数のスタティック型メモリセルと、 上記相補ビット線を動作電圧の一方の電圧にプリチャー
    ジする第1のプリチャージ回路と、 上記複数の相補ビット線に対応してそれぞれソースが接
    続され、ゲートに対応する相補ビット線から読み出され
    た信号に対応した比較すべき相補入力信号が交差して供
    給され、対とれるもののドレインが共通化されてなる第
    1導電型の第1のMOSFETと、 上記一方の電圧端子にソースが供給され、上記対とされ
    た第1のMOSFETの共通化されたドレインと出力線
    との間にそれぞれ設けられた第1導電型の第2のMOS
    FETと、 上記出力線を上記動作電圧の他方の電圧にプリチャージ
    する第2のプリチャージ回路とを備え、 1つのワード線の選択動作により上記複数の相補ビット
    線に読み出された記憶情報と上記相補入力信号との全ビ
    ットの一致/不一致信号を上記出力線から得るようにし
    た記憶及び比較回路を具備してなることを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記第2のMOSFETのドレインは、
    ロウレベルにプリチャージされるものであり、上記ドレ
    イン出力は第2導電型の第3のMOSFETのゲートに
    供給され、かかる第3のMOSFETのドレインが上記
    出力線に接続され、第2のプリチャージ回路は、上記出
    力線を上記一方の電圧にプリチャージさせるものである
    ことを特徴とする請求項2の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記記憶及び比較回路は、キャッシュメ
    モリを構成するタグメモリであることを特徴とする請求
    項1又は請求項2の半導体集積回路装置。
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