JPH10134527A - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
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- JPH10134527A JPH10134527A JP29019396A JP29019396A JPH10134527A JP H10134527 A JPH10134527 A JP H10134527A JP 29019396 A JP29019396 A JP 29019396A JP 29019396 A JP29019396 A JP 29019396A JP H10134527 A JPH10134527 A JP H10134527A
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- JP
- Japan
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- optical disk
- warning
- detection signal
- counting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光ディスクの情報記録面の状態に応じてユーザ
に警告を発することができるようにする。 【解決手段】訂正演算処理部112は、再生したデータ
のエラー訂正の可否の判定、または訂正を実行したシン
ボル個数を算出する。訂正不能計数部202は、訂正演
算処理部112から得られるエラー訂正不能系列数、ま
たはN(Nは正の整数)シンボル以上の訂正を実行した
系列数を計数する。計数判定制御部203は、計数値の
しきい値を作成する。判定部205はしきい値と計数値
を比較し、計数値がしきい値以下の場合は、良好、しき
い値以上の場合は警告を発生すべく警告発生部206に
信号を送る。
に警告を発することができるようにする。 【解決手段】訂正演算処理部112は、再生したデータ
のエラー訂正の可否の判定、または訂正を実行したシン
ボル個数を算出する。訂正不能計数部202は、訂正演
算処理部112から得られるエラー訂正不能系列数、ま
たはN(Nは正の整数)シンボル以上の訂正を実行した
系列数を計数する。計数判定制御部203は、計数値の
しきい値を作成する。判定部205はしきい値と計数値
を比較し、計数値がしきい値以下の場合は、良好、しき
い値以上の場合は警告を発生すべく警告発生部206に
信号を送る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク再生装
置に関するもので、ディスクの再生状態を監視して警告
を発生したり、また、ディスクに付着しているほこりや
塵等を除去してディスク再生の安定化を図ることができ
るようにした装置である。
置に関するもので、ディスクの再生状態を監視して警告
を発生したり、また、ディスクに付着しているほこりや
塵等を除去してディスク再生の安定化を図ることができ
るようにした装置である。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの再生装置においては、光デ
ィスクをカートリッジに収納した状態で取り扱うもの
と、光ディスクをむき出しの状態で取り扱うものとがあ
る。光ディスクをむき出しの状態で取り扱う装置におい
ては、光ディスクに塵やほこりが付着する可能性が高
い。
ィスクをカートリッジに収納した状態で取り扱うもの
と、光ディスクをむき出しの状態で取り扱うものとがあ
る。光ディスクをむき出しの状態で取り扱う装置におい
ては、光ディスクに塵やほこりが付着する可能性が高
い。
【0003】情報がデータ圧縮されないで記録されたオ
ーディオ用光ディスクの場合、再生装置における再生時
にエラー訂正できなかった場合は、その前後のエラーの
無いデータを用いて補間を行う対策が図られている。こ
のために訂正不能なデータが発生しても大きな問題とは
ならなかった。
ーディオ用光ディスクの場合、再生装置における再生時
にエラー訂正できなかった場合は、その前後のエラーの
無いデータを用いて補間を行う対策が図られている。こ
のために訂正不能なデータが発生しても大きな問題とは
ならなかった。
【0004】ところが、最近では、オーディオ、映像、
副映像(字幕)データ等をデータ圧縮して記録するデジ
タルバーサタイルディスク(DVD)が開発されてい
る。このような光ディスクの場合、再生時にエラー訂正
不能なデータが発生すると、画面上の破綻を来たし、ま
た再生装置の内部同期事態も乱れ、回復するまでに長い
時間がかかってしまうことになる。エラー訂正不能とな
る原因としては、ディスクの面に傷が付いたり、塵、ほ
こりが付着していることが多い。ディスクが、むき出し
で取り扱われる以上、その管理はユーザにゆだねられる
ことになり、ユーザのディスクに対する管理意識が重要
である。
副映像(字幕)データ等をデータ圧縮して記録するデジ
タルバーサタイルディスク(DVD)が開発されてい
る。このような光ディスクの場合、再生時にエラー訂正
不能なデータが発生すると、画面上の破綻を来たし、ま
た再生装置の内部同期事態も乱れ、回復するまでに長い
時間がかかってしまうことになる。エラー訂正不能とな
る原因としては、ディスクの面に傷が付いたり、塵、ほ
こりが付着していることが多い。ディスクが、むき出し
で取り扱われる以上、その管理はユーザにゆだねられる
ことになり、ユーザのディスクに対する管理意識が重要
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
光ディスク再生装置において、光ディスクの取り扱い、
保管等の管理はユーザの管理意識に負うところが大き
い。そこでこの発明は、光ディスクの状態に応じてユー
ザに警告を発することができ、また、自動的にほこりや
塵を除去して管理を補足することができるディスク再生
装置を提供することを目的とする。
光ディスク再生装置において、光ディスクの取り扱い、
保管等の管理はユーザの管理意識に負うところが大き
い。そこでこの発明は、光ディスクの状態に応じてユー
ザに警告を発することができ、また、自動的にほこりや
塵を除去して管理を補足することができるディスク再生
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するために、再生したデータのエラー訂正の可否の
判定し、または訂正を実行したシンボル個数を算出する
エラー処理情報取得手段と、前記エラー処理情報取得手
段から得られるエラー訂正不能系列数、またはN(Nは
正の整数)シンボル以上の訂正を実行した系列数を計数
する計数手段と、前記計数手段で得られる計数値がしき
い値K(Kは正の定数または再生時間tの時間関数f
(t))以上またはしきい値より大きい場合に検出信号
を発生する検出信号発生手段と、前記検出信号が発生し
たことに応答して警告を発生する警告手段とを備える。
達成するために、再生したデータのエラー訂正の可否の
判定し、または訂正を実行したシンボル個数を算出する
エラー処理情報取得手段と、前記エラー処理情報取得手
段から得られるエラー訂正不能系列数、またはN(Nは
正の整数)シンボル以上の訂正を実行した系列数を計数
する計数手段と、前記計数手段で得られる計数値がしき
い値K(Kは正の定数または再生時間tの時間関数f
(t))以上またはしきい値より大きい場合に検出信号
を発生する検出信号発生手段と、前記検出信号が発生し
たことに応答して警告を発生する警告手段とを備える。
【0007】またこの発明は、再生した変調データの同
期パターンが得られると予想されるタイミングの近傍に
所定幅のウインドパルスを発生し、前記ウインドパルス
のパルス幅内に当該同期パターンが検出されたときにの
み同期検出信号を得る同期検出手段と、前記同期検出手
段から得られる前記同期検出信号を計数する計数手段
と、前記計数値としきい値K(Kは正の定数または再生
時間tの時間関数f(t))とを比較し、前記計数値が
前記しきい値よりも小さい場合には検出信号を発生する
検出信号発生手段と、前記検出信号が発生したことに応
答して警告を発生する警告手段とを備える。
期パターンが得られると予想されるタイミングの近傍に
所定幅のウインドパルスを発生し、前記ウインドパルス
のパルス幅内に当該同期パターンが検出されたときにの
み同期検出信号を得る同期検出手段と、前記同期検出手
段から得られる前記同期検出信号を計数する計数手段
と、前記計数値としきい値K(Kは正の定数または再生
時間tの時間関数f(t))とを比較し、前記計数値が
前記しきい値よりも小さい場合には検出信号を発生する
検出信号発生手段と、前記検出信号が発生したことに応
答して警告を発生する警告手段とを備える。
【0008】さらにまたこの発明は、再生した変調デー
タの同期パターンが得られると予想されるタイミングの
近傍に所定幅のウインドパルスを発生し、前記ウインド
パルスのパルス幅内に当該同期パターンが検出されなか
ったときにのみ同期非検出信号を得る非同期検出手段
と、前記非同期検出手段から得られる前記同期非検出信
号を計数する計数手段と、前記計数値としきい値K(K
は正の定数または再生時間tの時間関数f(t))とを
比較し、前記計数値が前記しきい値よりも大きい場合に
は検出信号を発生する検出信号発生手段と、前記検出信
号が発生したことに応答して警告を発生する警告手段と
を備える。上記の手段により、ディスクの状態が異常の
場合には、ユーザに対する警告を行いクリーニング等の
管理を示唆することができる。
タの同期パターンが得られると予想されるタイミングの
近傍に所定幅のウインドパルスを発生し、前記ウインド
パルスのパルス幅内に当該同期パターンが検出されなか
ったときにのみ同期非検出信号を得る非同期検出手段
と、前記非同期検出手段から得られる前記同期非検出信
号を計数する計数手段と、前記計数値としきい値K(K
は正の定数または再生時間tの時間関数f(t))とを
比較し、前記計数値が前記しきい値よりも大きい場合に
は検出信号を発生する検出信号発生手段と、前記検出信
号が発生したことに応答して警告を発生する警告手段と
を備える。上記の手段により、ディスクの状態が異常の
場合には、ユーザに対する警告を行いクリーニング等の
管理を示唆することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、例えばDVD再生装置
において実現されたこの発明の一実施の形態である。モ
ータ101は、光ディスク102を回転駆動する。光デ
ィスク102の記録情報は、ピックアップ103により
光電変換という方法で読み取られる。ピックアップ10
3で読み取られた信号は、高周波増幅器104で増幅さ
れた後、波形等価/データスライス/PLL回路部10
6に入力される。この回路部106では、波形等価処理
とデータスライス処理、及びデータ抽出のためのサンプ
リングクロックを位相ロック回路により生成している。
これにより回路部106からは、2値化された変調信号
が得られる。回路部106で得られた変調信号は、復調
/同期制御部108に入力される。復調/同期制御部1
08では同期検出回路109とともに同期検出を行う。
また変調信号を復調する処理を行う。
面を参照して説明する。図1は、例えばDVD再生装置
において実現されたこの発明の一実施の形態である。モ
ータ101は、光ディスク102を回転駆動する。光デ
ィスク102の記録情報は、ピックアップ103により
光電変換という方法で読み取られる。ピックアップ10
3で読み取られた信号は、高周波増幅器104で増幅さ
れた後、波形等価/データスライス/PLL回路部10
6に入力される。この回路部106では、波形等価処理
とデータスライス処理、及びデータ抽出のためのサンプ
リングクロックを位相ロック回路により生成している。
これにより回路部106からは、2値化された変調信号
が得られる。回路部106で得られた変調信号は、復調
/同期制御部108に入力される。復調/同期制御部1
08では同期検出回路109とともに同期検出を行う。
また変調信号を復調する処理を行う。
【0010】回路部106から得られる位相ロック状態
を示す信号やクロック、復調/同期制御部108から得
られる同期状態を示す信号や同期信号は、サーボ制御部
105にも入力されている。サーボ制御部105は、モ
ータ101の回転制御、ピックアップ103のトラッキ
ング、フォーカス制御などを行う。
を示す信号やクロック、復調/同期制御部108から得
られる同期状態を示す信号や同期信号は、サーボ制御部
105にも入力されている。サーボ制御部105は、モ
ータ101の回転制御、ピックアップ103のトラッキ
ング、フォーカス制御などを行う。
【0011】同期検出回路109では、同期信号パター
ンを検出し、一旦同期パターンが検出されると、復調/
同期制御部108では、図2(A)に示すように同期検
出用ウインドーを発生する。このウインドーは、同期信
号の周期で開くウインドーであり、全くジッターやエラ
ーがなければ図2(B)に示すようにウインドーの中に
同期信号パターンが検出される。しかし、実際には、ジ
ッターやエラーが存在し、図2(C)に示すようにウイ
ンドー内に検出できない場合もある。この場合、は、図
2(D)に示すように疑似同期信号を発生させて、この
図2(D)と図2(C)とから図2(B)に示すような
同期信号再生を行う。
ンを検出し、一旦同期パターンが検出されると、復調/
同期制御部108では、図2(A)に示すように同期検
出用ウインドーを発生する。このウインドーは、同期信
号の周期で開くウインドーであり、全くジッターやエラ
ーがなければ図2(B)に示すようにウインドーの中に
同期信号パターンが検出される。しかし、実際には、ジ
ッターやエラーが存在し、図2(C)に示すようにウイ
ンドー内に検出できない場合もある。この場合、は、図
2(D)に示すように疑似同期信号を発生させて、この
図2(D)と図2(C)とから図2(B)に示すような
同期信号再生を行う。
【0012】復調/同期制御部108で復調されたデー
タは、ECC(エラー訂正)制御部110に送られる。
ECC制御部110にはECCメモリ111、訂正演算
処理部112が接続されている。これらのエラー訂正部
112は、リードソロモン符号を用いたエラー訂正処理
を行う。
タは、ECC(エラー訂正)制御部110に送られる。
ECC制御部110にはECCメモリ111、訂正演算
処理部112が接続されている。これらのエラー訂正部
112は、リードソロモン符号を用いたエラー訂正処理
を行う。
【0013】図3には復調データのECCブロックを示
している。復調データはこのようなECCブロック単位
で、ECCメモリ111に格納される。ECCブロック
は、内符号(PI)系列182バイト(シンボル)、外
符号(PO)系列208バイト(シンボル)の積符号に
なっており、それぞれ10バイト、16バイトのパリテ
ィーが付いた構成になっている。
している。復調データはこのようなECCブロック単位
で、ECCメモリ111に格納される。ECCブロック
は、内符号(PI)系列182バイト(シンボル)、外
符号(PO)系列208バイト(シンボル)の積符号に
なっており、それぞれ10バイト、16バイトのパリテ
ィーが付いた構成になっている。
【0014】ECC制御部110は、ECCブロック単
位でエラー訂正処理を行う。まず、PI系列毎にECC
メモリ111からデータを読み出し、訂正演算処理部1
12でそのデータからエラーバイトの検出し、次に訂正
した値を求める。そしてECCメモリ111上のエラー
バイトを訂正した値に置き換える。PI系列で訂正でき
る個数は限界があり、このPI系列では最大5バイトで
ある。これよりエラー個数が多き系列は訂正をせずにそ
の系列のマーキングをしておき、全PI系列の処理が完
了したら、PO系列の処理に移行する。
位でエラー訂正処理を行う。まず、PI系列毎にECC
メモリ111からデータを読み出し、訂正演算処理部1
12でそのデータからエラーバイトの検出し、次に訂正
した値を求める。そしてECCメモリ111上のエラー
バイトを訂正した値に置き換える。PI系列で訂正でき
る個数は限界があり、このPI系列では最大5バイトで
ある。これよりエラー個数が多き系列は訂正をせずにそ
の系列のマーキングをしておき、全PI系列の処理が完
了したら、PO系列の処理に移行する。
【0015】PO系列の処理は、PO系列毎にECCメ
モリ111からデータを読み出し、先のマーキングした
系列に対応するバイトはエラーバイトであると仮定し
て、訂正演算処理部112で消失訂正を行う。この場
合、訂正可能個数は、最大16バイトでこれ以内のエラ
ーバイトであればPI系列の場合と同様に訂正実行す
る。訂正できない系列は、マーキングしておく。このよ
うに全PO系列の処理を行った後、ECCメモリ111
に格納されたECCブロックのデータを処理する。
モリ111からデータを読み出し、先のマーキングした
系列に対応するバイトはエラーバイトであると仮定し
て、訂正演算処理部112で消失訂正を行う。この場
合、訂正可能個数は、最大16バイトでこれ以内のエラ
ーバイトであればPI系列の場合と同様に訂正実行す
る。訂正できない系列は、マーキングしておく。このよ
うに全PO系列の処理を行った後、ECCメモリ111
に格納されたECCブロックのデータを処理する。
【0016】このときPI系列にもPO系列にもマーキ
ングがあるバイトは訂正できなかったエラーバイトであ
ると判断し、エラーフラッグを付けて後段へデータとと
もに出力する。
ングがあるバイトは訂正できなかったエラーバイトであ
ると判断し、エラーフラッグを付けて後段へデータとと
もに出力する。
【0017】エラー訂正後のデータは、トラックバッフ
ァ113に一旦格納される。トラックバッファ113
は、映像・音声データが可変長であるために、定レート
でディスクから再生されるデータに対するレート変換を
行っている。トラックバッファ113から出力されたデ
ータは、副映像を含む映像・音声の圧縮データである。
まず映音分離部114においては、映像、副映像、音声
信号の分離が行われる。それぞれの信号は、圧縮されて
いるのでそれぞれの圧縮方式に応じてデコードが行われ
る。例えば映像信号は、MPEG2デコーダ118でデ
コードされ、副映像は例えばランレングス圧縮されたデ
ータをデコードする副映像デコーダ119でデコードさ
れ、音声信号はAC3デコーダ120でデコードされ
る。
ァ113に一旦格納される。トラックバッファ113
は、映像・音声データが可変長であるために、定レート
でディスクから再生されるデータに対するレート変換を
行っている。トラックバッファ113から出力されたデ
ータは、副映像を含む映像・音声の圧縮データである。
まず映音分離部114においては、映像、副映像、音声
信号の分離が行われる。それぞれの信号は、圧縮されて
いるのでそれぞれの圧縮方式に応じてデコードが行われ
る。例えば映像信号は、MPEG2デコーダ118でデ
コードされ、副映像は例えばランレングス圧縮されたデ
ータをデコードする副映像デコーダ119でデコードさ
れ、音声信号はAC3デコーダ120でデコードされ
る。
【0018】MPEG2デコーダ118でデコードされ
た映像信号と副映像デコーダ119でデコードされた副
映像とは、映像出力処理回路121で合成され、テレビ
ジョンモニタ122に出力される。またAC3デコーダ
120でデコードされた音声信号は、音声出力処理回路
123で調整されアナログ信号となりスピーカ124に
供給される。
た映像信号と副映像デコーダ119でデコードされた副
映像とは、映像出力処理回路121で合成され、テレビ
ジョンモニタ122に出力される。またAC3デコーダ
120でデコードされた音声信号は、音声出力処理回路
123で調整されアナログ信号となりスピーカ124に
供給される。
【0019】次に、この発明の特徴部について説明す
る。ECC処理部において、訂正演算処理部112は、
最初の系列(PI系列)の1ECCブロック単位の例え
ば訂正不能系列数を訂正不能計数部202に供給する。
訂正不能計数部202では、1ECCブロック毎の訂正
不能系列数201を積算し、積算した訂正不能数を判定
部205に供給する。
る。ECC処理部において、訂正演算処理部112は、
最初の系列(PI系列)の1ECCブロック単位の例え
ば訂正不能系列数を訂正不能計数部202に供給する。
訂正不能計数部202では、1ECCブロック毎の訂正
不能系列数201を積算し、積算した訂正不能数を判定
部205に供給する。
【0020】また、計数判定制御部203においては、
しきい値K(K=k×N、Nは再生時間に含まれるEC
Cブロック数、kは正の定数)を生成する。判定回路2
05では、しきい値Kと訂正不能数とを比較し、訂正不
能数がしきい値Kを越えた場合には、警告信号発生部2
06を駆動し、警告信号を発生させる。この警告信号に
より、例えばインジケータ207が点灯または点滅す
る。警告信号により音声が出力されてもよい。
しきい値K(K=k×N、Nは再生時間に含まれるEC
Cブロック数、kは正の定数)を生成する。判定回路2
05では、しきい値Kと訂正不能数とを比較し、訂正不
能数がしきい値Kを越えた場合には、警告信号発生部2
06を駆動し、警告信号を発生させる。この警告信号に
より、例えばインジケータ207が点灯または点滅す
る。警告信号により音声が出力されてもよい。
【0021】上記の説明では、PI系列の訂正不能数を
積算したが、他の実施の形態としてはPO系列の訂正に
おいて、N個以上の訂正実行をした系列数を積算するよ
うにしてもよい。
積算したが、他の実施の形態としてはPO系列の訂正に
おいて、N個以上の訂正実行をした系列数を積算するよ
うにしてもよい。
【0022】上記の実施の形態は、訂正演算処理部11
2であるエラー処理情報取得手段から得られるエラー訂
正不能系列数、またはN(Nは正の整数)シンボル以上
の訂正を実行した系列数を、訂正不能計数部202が計
数する。そして計数部202で得られる計数値がしきい
値以上またはしきい値より大きい場合に検出信号を発生
するようになっている。この警告を認識することにより
ユーザは、ディスクの管理を充実させることができる。
2であるエラー処理情報取得手段から得られるエラー訂
正不能系列数、またはN(Nは正の整数)シンボル以上
の訂正を実行した系列数を、訂正不能計数部202が計
数する。そして計数部202で得られる計数値がしきい
値以上またはしきい値より大きい場合に検出信号を発生
するようになっている。この警告を認識することにより
ユーザは、ディスクの管理を充実させることができる。
【0023】図4はこの発明の第2の実施の形態であ
る。さきの実施の形態と同様な部分には同一符号を付し
ている。この実施の形態では、同期検出部109で検出
された同期信号(図2(C)参照)が検出計数部210
に入力される。検出計数部210では、同期信号の発生
回数を計数し、積算した同期信号数を判定部205に供
給する。一方、計数判定制御部203においては、しき
い値K(K=k×N、Nは再生時間に存在するべき同期
信号数、kは正の定数)を生成する。判定部205で
は、しきい値Kと積算した同期信号数とを比較し、Kの
値を越えない場合には、警告発生部206が警告信号を
発生するように制御する。
る。さきの実施の形態と同様な部分には同一符号を付し
ている。この実施の形態では、同期検出部109で検出
された同期信号(図2(C)参照)が検出計数部210
に入力される。検出計数部210では、同期信号の発生
回数を計数し、積算した同期信号数を判定部205に供
給する。一方、計数判定制御部203においては、しき
い値K(K=k×N、Nは再生時間に存在するべき同期
信号数、kは正の定数)を生成する。判定部205で
は、しきい値Kと積算した同期信号数とを比較し、Kの
値を越えない場合には、警告発生部206が警告信号を
発生するように制御する。
【0024】この実施の形態の場合は、警告信号がディ
スプレイ表示用警告キャラクタ信号であり、この信号は
映像出力処理部121に入力されて映像信号にスーパー
インポーズされるようになっている。また、警告信号は
音声警告信号であってもよい。この場合は、この音声警
告信号は、音声出力処理部123に入力され、音声とし
てスピーカから出力されるようになっている。また警告
キャラクタの表示と警告音声の両方が出力されるように
してもよい。
スプレイ表示用警告キャラクタ信号であり、この信号は
映像出力処理部121に入力されて映像信号にスーパー
インポーズされるようになっている。また、警告信号は
音声警告信号であってもよい。この場合は、この音声警
告信号は、音声出力処理部123に入力され、音声とし
てスピーカから出力されるようになっている。また警告
キャラクタの表示と警告音声の両方が出力されるように
してもよい。
【0025】このような警告を出力する装置であると、
ディスクの傷やほこり、傷などがありデータ再生が良好
でない場合には、ユーザは、音声や表示により警告を確
認することができる。これをみてユーザは、光ディスク
のクリーニングを行い管理状態を良好にすることができ
る。
ディスクの傷やほこり、傷などがありデータ再生が良好
でない場合には、ユーザは、音声や表示により警告を確
認することができる。これをみてユーザは、光ディスク
のクリーニングを行い管理状態を良好にすることができ
る。
【0026】上記の実施の形態は、同期信号が予め設定
した時間内に所定数以上得られない場合には警告を発生
するようにした。しかしこれとは逆に、予め設定した時
間内に同期信号が検出されない数(疑似同期信号が発生
する数)が所定数以上となる場合に、警告信号を発生す
るようにしても、同様な効果を得ることができる。この
場合は、検出計数部210に疑似同期信号が入力され
る。
した時間内に所定数以上得られない場合には警告を発生
するようにした。しかしこれとは逆に、予め設定した時
間内に同期信号が検出されない数(疑似同期信号が発生
する数)が所定数以上となる場合に、警告信号を発生す
るようにしても、同様な効果を得ることができる。この
場合は、検出計数部210に疑似同期信号が入力され
る。
【0027】図5はさらにこの発明の他の実施の形態で
ある。この実施の形態は、図1の実施の形態と大半が同
じであるから、先の実施の形態と同様な部分には同一符
号を付している。この実施の形態では、警告信号発生部
206から出力された警告信号が、映像出力処理部12
1に入力されて、警告キャラクタとしてテレビジョンモ
ニタ122に表示されるようになっている。
ある。この実施の形態は、図1の実施の形態と大半が同
じであるから、先の実施の形態と同様な部分には同一符
号を付している。この実施の形態では、警告信号発生部
206から出力された警告信号が、映像出力処理部12
1に入力されて、警告キャラクタとしてテレビジョンモ
ニタ122に表示されるようになっている。
【0028】特にこの実施の形態であると、ディスク1
02が回転を始めるとサーボ制御部105によりファン
モータ301がオンされる。このファンモータ301に
より得られた送風は、ピックアップ103のそばに設置
された送風口302から排出される。この場合、送風方
向は、ディスク102に向けてかつディスク102の回
転に逆らう方向である。
02が回転を始めるとサーボ制御部105によりファン
モータ301がオンされる。このファンモータ301に
より得られた送風は、ピックアップ103のそばに設置
された送風口302から排出される。この場合、送風方
向は、ディスク102に向けてかつディスク102の回
転に逆らう方向である。
【0029】図6(A)と図6(B)には上記したディ
スク102の回転方向(矢印A)と送風口302の送風
方向(矢印B)との関係を示している。これにより、軽
量なちり、ほこりについてはディスク表面から払い除け
ることができる。これにより不要に警告信号を発生する
ことはなくなる。
スク102の回転方向(矢印A)と送風口302の送風
方向(矢印B)との関係を示している。これにより、軽
量なちり、ほこりについてはディスク表面から払い除け
ることができる。これにより不要に警告信号を発生する
ことはなくなる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
光ディスクの状態に応じてユーザに警告を発することが
でき、また、自動的にほこりや塵を除去して管理を補足
することができる。
光ディスクの状態に応じてユーザに警告を発することが
でき、また、自動的にほこりや塵を除去して管理を補足
することができる。
【図1】この発明の一実施の形態を示す図。
【図2】この発明の装置に動作例を説明するために示し
たタイミングチャート。
たタイミングチャート。
【図3】エラー訂正ブロックを示す説明図。
【図4】この発明の装置の他の実施の形態を示す図。
【図5】この発明の装置のさらに他の実施の形態を示す
図。
図。
【図6】図5の装置の一部を取り出して示す説明図。
101…モータ 102…光ディスク 103…ピックアップ 104…高周波増幅器 106…波形等価/データスライス/PLL回路部 108…復調/同期制御部 109…同期検出部 110…ECC制御部 111…ECCメモリ 112…訂正演算処理部 118…副映像デコーダ 119…MPEG2デコーダ 120…AC3デコーダ 121…映像出力処理部 122…テレビジョンモニタ 123…音声出力処理部 202…訂正不能計数部 203…計数判定制御部 205…判定部 206…警告発生部 210…検出計数部 301…ファンモータ。
Claims (5)
- 【請求項1】光ディスクに記録したデータを再生する装
置において、 再生したデータのエラー訂正の可否の判定し、または訂
正を実行したシンボル個数を算出するエラー処理情報取
得手段と、 前記エラー処理情報取得手段から得られるエラー訂正不
能系列数、またはN(Nは正の整数)シンボル以上の訂
正を実行した系列数を計数する計数手段と、前記計数手
段で得られる計数値がしきい値K(Kは正の定数または
再生時間tの時間関数f(t))以上またはしきい値よ
り大きい場合に検出信号を発生する検出信号発生手段
と、 前記検出信号が発生したことに応答して警告を発生する
警告手段と を具備したことを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項2】光ディスクに記録したデータを再生する装
置において、 再生した変調データの同期パターンが得られると予想さ
れるタイミングの近傍に所定幅のウインドーパルスを発
生し、前記ウインドーパルスのパルス幅内に当該同期パ
ターンが検出されたときにのみ同期検出信号を得る同期
検出手段と、 前記同期検出手段から得られる前記同期検出信号を計数
する計数手段と、 前記計数値としきい値K(Kは正の定数または再生時間
tの時間関数f(t) )とを比較し、前記計数値が前記しきい値よりも小さい
場合には検出信号を発生する検出信号発生手段と、 前記検出信号が発生したことに応答して警告を発生する
警告手段とを具備したことを特徴とするディスク再生装
置。 - 【請求項3】光ディスクに記録したデータを再生する装
置において、 再生した変調データの同期パターンが得られると予想さ
れるタイミングの近傍に所定幅のウインドパルスを発生
し、前記ウインドパルスのパルス幅内に当該同期パター
ンが検出されなかったときにのみ同期非検出信号を得る
非同期検出手段と、 前記非同期検出手段から得られる前記同期非検出信号を
計数する計数手段と、 前記計数値としきい値K(Kは正の定数または再生時間
tの時間関数f(t))とを比較し、前記計数値が前記
しきい値よりも大きい場合には検出信号を発生する検出
信号発生手段と、 前記検出信号が発生したことに応答して警告を発生する
警告手段とを具備したことを特徴とするディスク再生装
置。 - 【請求項4】前記光ディスクの回転が開始されたとき
に、一定期間光ディスクの表面に送風を吹き付ける手段
をさらに有したことを特徴とする請求項1、2又は3の
いずれかに記載のディスク再生装置。 - 【請求項5】光ディスクを回転させて、当該光ディスク
の情報記録面に光を照射して反射させて情報を読み取る
ように構成された光ディスク再生装置において、 前記光ディスクの前記情報記録面に対して、回転方向に
逆らう方向へ送風を行いクリーニングを行う手段を設け
たことを特徴とするディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29019396A JPH10134527A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29019396A JPH10134527A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10134527A true JPH10134527A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17752964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29019396A Pending JPH10134527A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10134527A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100494252B1 (ko) * | 2001-01-29 | 2005-06-13 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 정보 재생 장치 |
US7191367B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-03-13 | Fujitsu Limited | Storage unit, condition monitoring program product, and condition monitoring program storage medium |
WO2010134328A1 (ja) | 2009-05-21 | 2010-11-25 | パナソニック株式会社 | 光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、再生処理装置及び再生処理方法 |
JP2011008891A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Teac Corp | ディスク検査装置 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP29019396A patent/JPH10134527A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100494252B1 (ko) * | 2001-01-29 | 2005-06-13 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 정보 재생 장치 |
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WO2010134328A1 (ja) | 2009-05-21 | 2010-11-25 | パナソニック株式会社 | 光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、再生処理装置及び再生処理方法 |
US8250415B2 (en) | 2009-05-21 | 2012-08-21 | Panasonic Corporation | Optical disk reproduction apparatus, optical disk reproduction method, reproduction processing device and reproduction processing method |
JP2011008891A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Teac Corp | ディスク検査装置 |
US8009537B2 (en) | 2009-06-29 | 2011-08-30 | Teac Corporation | Disk inspection apparatus |
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