JPH0785610A - デジタル信号記録媒体再生装置 - Google Patents

デジタル信号記録媒体再生装置

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JPH0785610A
JPH0785610A JP23348493A JP23348493A JPH0785610A JP H0785610 A JPH0785610 A JP H0785610A JP 23348493 A JP23348493 A JP 23348493A JP 23348493 A JP23348493 A JP 23348493A JP H0785610 A JPH0785610 A JP H0785610A
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Akira Tsukihashi
章 月橋
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生されるメインデータを途切れさせること
なく、誤ったメインデータの読み直しが出来るように成
されたデジタル信号記録媒体再生装置において、メイン
データの連続性を確保してメモリへのメインデータの書
き込みを再開させる。 【構成】 メインデータの復号を復号処理手段14によ
りビットクロックのみに同期させて行うとともに、ビッ
トクロックに同期して復調されるアドレスコードを基に
してアドレスコードの復調間隔より細分化された細分化
アドレスコードを細分化アドレス生成手段25によりビ
ットクロックに同期させて生成し、細分化アドレスコー
ドの生成タイミングをメインデータの復号タイミングに
同期させる。それにより細分化アドレスコードを用いて
メモリ19への書き込み再開のタイミングが検出できる
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号が記録さ
れた信号記録媒体を再生するデジタル信号記録媒体再生
装置に係り、特に、デジタル信号の読み取り損じにおけ
る再生の途切れを防止したデジタル信号記録媒体再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号が記録された信号記録媒体
においては、CDに代表される如く、メインデータ(C
D−DAの場合はオーディオデータ)の他に経過時間等
の再生位置を示すアドレスコード(サブコーディング信
号のQコード等)が記録されているものがある。このよ
うな信号記録媒体を再生する再生装置は、通常、前記ア
ドレスコードを用いて入力操作等により設定される目標
位置の検索を行うアクセス動作が出来るように成されて
いる。その為、このような再生装置においては、従来、
例えば特開平4−188472号公報に示される如く、
アクセス動作を利用して耐震性能を向上させて再生の途
切れを防止したものが知られている。前記再生装置は、
信号記録媒体を定格速度より高速で駆動することにより
信号記録媒体に記録されたデジタル信号をピックアップ
で高速に読み取るとともに、その読み取られたデジタル
信号を復号して得られるメインデータをメモリに一旦記
憶して該メモリから定格速度に合わせて読み出すことに
より前記メモリから読み出されるデータの伝送速度に比
べて該メモリに書き込まれるデータの伝送速度を高速に
し、ピックアップによる読み取り位置を戻す時間を確保
してそれによりデータの読み直しを可能にし、読み取り
損じに起因して再生が途切れるのを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のデジ
タル信号記録媒体再生装置の如く、メモリ容量を有効利
用する為、メモリにメインデータのみを記憶するように
しているので、そのメインデータとアドレスコードとが
分離されており、かつ、復号されたメインデータが水晶
発振精度の基準クロックに同期されて伝送されるのに対
し、アドレスコードは信号記録媒体から読み取られたデ
ジタル信号から再生されるビットクロックに同期されて
検出されるので、メインデータとアドレスコードとの時
間的な関連性が一定ではない。その為、デジタル信号の
読み直しにより復号し直されたメインデータをメモリに
書き込む際に、既にメモリに書き込まれている最終のメ
インデータと連続性を採ることが困難であった。
【0004】デジタル信号の読み直しが行われた際にメ
モリに書き込むメインデータの連続性を採る為に、従来
としては、例えば特開平5−2839号公報に示される
如く、メモリに書き込まれた最終のメインデータまでの
所定サンプル数のメインデータと読み直しにより新たに
得られたメインデータとの信号パターンを比較すること
により行っていたが、このような方法では信号記録媒体
の無信号時部分の継ぎの点で不利であるとともに、継ぎ
点の誤検出を防止する為には比較するサンプル数を多く
しなければならず、回路構成の簡略化の点で不利であっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の欠点に
鑑みて成されたもので、信号記録媒体から読み取られた
デジタル信号中のメインデータの復号を該デジタル信号
から再生されるビットクロックに同期させて行う復号処
理手段と、信号記録媒体の再生位置を示すアドレスコー
ドが復調される度に最新のアドレスコードが更新されて
記憶されるアドレスレジスタと、デジタル信号の読み直
しの必要が検出されたときに前記アドレスレジスタに記
憶されたアドレスコードを参照して再生位置を戻すアク
セス手段と、最新のアドレスコードを基にして次のアド
レスコードが復調されるまでの間を細分化させる為の細
分化アドレスコードをビットクロックに同期させて生成
する細分化アドレス生成手段とを備え、その細分化アド
レスコードを用いてメモリへの書き込み再開のタイミン
グを検出するようにしている。
【0006】
【作用】本発明は、メインデータの伝送速度を定格速度
に戻す為に使用されるメモリにメインデータのみを記憶
するようにしたものにおいて、メインデータの復号をビ
ットクロックのみに同期させて行うとともに、ビットク
ロックに同期して復調されるアドレスコードを基にして
アドレスコードの復調間隔より細分化された細分化アド
レスコードをビットクロックに同期させて生成し、細分
化アドレスコードの生成タイミングをメインデータの復
号タイミングに同期させる。それによりメインデータの
復号タイミングと細分化アドレスコードの生成タイミン
グとの時間的な関係を一定にし、細分化アドレスコード
を用いることによりメモリへのメインデータの書き込み
を再開させるタイミングを認識できるようにして前記メ
モリに書き込まれるメインデータの連続性を採ってい
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すCD方式対応
のデジタル信号記録媒体再生装置の回路ブロック図であ
る。同図において、1はCD方式に準拠したディスク、
2はディスク1を回転させるスピンドルモータ、3は該
スピンドルモータ2の回転を制御し、ディスク1を線速
度一定で回転駆動する為のモータサーボ回路、4は光ビ
ームによりディスク1をトレースしてディスク1から信
号を読み取る為のピックアップ、5は該ピックアップ4
により読み取られた読み取り信号のRF信号(高周波信
号)を増幅し、波形整形するRFアンプ、6は該RFア
ンプ5を介して得られるRF信号に応じて前記ピックア
ップ4を駆動し、ディスク1をトレースする光ビームを
ディスク1の信号面に合焦させるフォーカシング制御及
び前記光ビームをディスク1の信号トラックに追従させ
るトラッキング制御を行うとともに、前記ピックアップ
4をディスク1の径方向に送る送り制御を行うピックア
ップサーボ回路である。
【0008】7はRFアンプ5により波形整形されてデ
ジタル信号として出力されるディスク1のEFM変調さ
れた記録信号からフレームの先頭を示すフレーム同期信
号を検出するとともに、EFM復調を行う同期検出・E
FM復調回路、8は該同期検出・EFM復調回路7によ
りEFM復調されたデジタル信号の中からサブコード信
号を分離し、該サブコード信号に含まれるQコードを復
調するサブコード分離・Qコード復調回路、9は該サブ
コード分離・Qコード復調回路8により復調されたQコ
ード中のディスク1の再生位置を示すアドレスコードが
一旦記憶されるアドレスレジスタ、10は前記同期検出
・EFM復調回路7によりEFM復調されたデジタルデ
ータの並び替えに使用される第1RAM、11は該第1
RAM10にデジタルデータを書き込むタイミング及び
デジタルデータを読み出すタイミングをそれぞれ制御す
る書き込みアドレス及び読み出しアドレスを発生する第
1RAM制御回路、12は前記第1RAM10によるデ
ジタルデータの並び替えにより復号されるメインデータ
の誤り検出・訂正を前記第1RAM10を利用して行う
誤り検出・訂正回路、13は該誤り検出・訂正回路12
により誤り訂正が不可能なメインデータをその前後に得
られたメインデータを参照して生成する補間回路であ
る。
【0009】図中、一点鎖線により囲まれている同期検
出・EFM復調回路7、サブコード分離・Qコード復調
回路8、アドレスレジスタ9、第1RAM制御回路1
1、誤り検出・訂正回路12、及び補間回路13は、デ
ィスク1から読み取られたデジタル信号をデジタル信号
処理してメインデータやサブコードを復号する為のデジ
タル信号処理回路14を構成している。
【0010】15はPLL回路により構成され、RFア
ンプ5から出力されるデジタル信号から該デジタル信号
が有するビットに同期したクロックを再生するクロック
再生回路である。
【0011】ここで、デジタル信号処理回路14を構成
する各回路は、前記クロック再生回路15により再生さ
れた再生クロックにより各信号処理が行われる。そし
て、第1RAM制御回路11から発生される書き込みア
ドレス及び読み出しアドレスは、前記再生クロックのタ
イミングに応じて発生されるので、ディスク1の回転速
度が変化した場合、ジッタを吸収することは出来ない
が、第1RAM10がオーバーフローすることが防止さ
れる。また、クロック再生回路15から得られる再生ク
ロックは、ディスク1の回転速度に応じて発生するの
で、デジタル信号処理回路14を構成する各回路は、デ
ィスク1からの信号読み取り速度に合わせて一般のCD
プレーヤより高速に各信号処理が行われる。
【0012】16はディスクの再生方法、各種サーチ方
法及びピックアップ4のフォーカシング導入方法等、基
本的なプログラムが書き込まれており、種々の基本的な
動作制御を行うとともに、表示器(図示せず)を表示す
る制御や操作キー(図示せず)の入力制御を行うマイク
ロコンピュータで構成されたシステム制御回路である。
前記システム制御回路16には、アドレスレジスタ9に
記憶されたアドレスコードを参照してピックアップサー
ボ回路6を介してピックアップ4によるトレース位置、
すなわち再生位置をディスク1の径方向に変位させるア
クセス制御を行うアクセス制御手段17が備えられてい
る。
【0013】18はデジタル信号処理回路14により復
調されたシリアルデジタル信号のメインデータをパラレ
ルデジタル信号に変換するシリアル・パラレル変換回
路、19は該シリアル・パラレル変換回路18から出力
されるメインデータが一旦記憶される第2RAM、20
は該第2RAM19へのメインデータの書き込みを制御
する書き込みアドレスを発生するとともに、前記第2R
AM19からのメインデータの読み出しアドレスを発生
する第2RAM制御回路、21は水晶振動子22を用い
て水晶発振精度の基準クロックを発生する基準発振器で
ある。
【0014】ここで、第2RAM制御回路20から発生
される書き込みアドレスは、クロック再生回路15から
の再生クロックに同期して発生され、一方、前記第2R
AM制御回路20から発生される読み出しアドレスは、
基準発振器21からの基準クロックに同期して発生され
るとともに、ディスク1にメインデータを記録する際の
サンプリング周波数に合わせて発生される。その為、第
2RAM19へのメインデータの書き込みタイミングが
前記第2RAM19からのメインデータの読み出しタイ
ミングに比べて高速になり、また、前記第2RAM19
によりメインデータの出力タイミングにおけるジッタ成
分が吸収される。
【0015】23は誤り検出訂正回路12からのメイン
データの訂正不可を示す訂正不可信号の発生状況を検出
し、その発生状況で補間回路13の補間能力を超えるこ
とを判断することにより第2RAM19へのメインデー
タの書き込み中止及び再開を行うタイミングを検出する
書き込み検出回路であり、第2RAM制御回路20が書
き込みアドレスを発生する判断の為の検出出力を発生す
る。また、前記書き込み検出回路23は、補間回路13
の補間能力を超えたとき、及び第2RAM制御回路20
により第2RAM19のオーバーフローが検出されたと
きにメインデータの書き込みを中止する旨の書き込み中
止用検出出力を発生し、その検出出力によりアクセス制
御手段17によるアクセス動作を開始させる。
【0016】24はクロック再生回路15からのビット
クロックを用いてデジタル信号処理回路14により復号
されたメインデータを再生処理するのに必要な各種パル
スを生成するパルス生成回路である。
【0017】25はアドレスレジスタ9に記憶されたア
ドレスコードを基にして次のアドレスコードが得られる
までの間を細分化させる為の細分化アドレスコードを生
成するアドレス生成回路である。前記アドレス生成回路
25は、アドレスレジスタ9に新規にアドレスコードが
記憶されるタイミングでリセットされるカウンタを備
え、パルス生成回路24により生成された所定のパル
ス、例えばメインデータ(オーディオデータ)のステレ
オ信号の左及び右チャンネルデータに対応して信号レベ
ルが反転されるLRクロックをカウントするように成さ
れており、元となるアドレスコードにそのカウント数を
加算したタイムコードを細分化アドレスコードとして発
生する。そして、前記アドレス生成回路25により生成
される細分化アドレスコードは、書き込み検出回路23
により第2RAM19へのメインデータの書き込み再生
を行うタイミングを検出する為の判断要素として用いら
れる。
【0018】26は第2RAM19から読み出されるパ
ラレルデジタル信号のメインデータをシリアルデジタル
信号に変換するパラレル・シリアル変換回路、27は該
パラレル・シリアル変換回路26から出力されるメイン
データをアナログ信号に変換するD/Aコンバータであ
る。
【0019】次に動作に付いて説明する。モータサーボ
回路3には、RFアンプ5を介して得られるデジタル信
号とクロック再生回路15から得られる再生クロック及
び基準発振器21から得られる基準クロックとが供給さ
れ、前記モータサーボ回路3はデジタル信号中の最短パ
ルスのパルス幅を検出して、そのパルス幅が所定の長さ
になるようにスピンドルモータ2を速度制御し、その上
で再生クロックと基準クロックとを各々分周した信号を
位相比較して前記スピンドルモータ2に位相サーボをか
ける。このようにしてディスク1は、定格の線速度より
高速の所定の線速度で回転される。
【0020】一方、ピックアップ4から投射される光ビ
ームによりディスクがトレースされると、ディスクに記
録された信号は、前記ピックアップ4により読み取ら
れ、RF信号(高周波信号)としてRFアンプ5に供給
される。前記RF信号は、前記RFアンプ5により増幅
され、波形整形されてデジタル信号としてデジタル信号
処理回路14に供給される。前記デジタル信号処理回路
14は、前記デジタル信号を復調し、該デジタル信号に
含まれている種々のデータを抽出するとともに、抽出さ
れたメインデータ(オーディオデータ)は誤り検出及び
誤り訂正処理が行われ、かつ欠落したメインデータの補
間が行われる。そして、前記デジタル信号処理回路14
から出力されるメインデータは、シリアル・パラレル変
換回路18によりシリアルのデジタル信号からパラレル
のデジタル信号に変換された後、第2RAM制御回路2
0からの書き込みアドレスに応じて第2RAM19に書
き込まれる。また、前記第2RAM19に書き込まれた
メインデータは、前記第2RAM制御回路20からの読
み出しアドレスに応じて読み出され、そのメインデータ
は、パラレル・シリアル変換回路26によりパラレルの
デジタル信号からシリアルのデジタル信号に変換され
る。そして、前記パラレル・シリアル変換回路26から
出力されるメインデータは、D/Aコンバータ27によ
りアナログ信号に変換されるとともに、ステレオの左及
び右のチャンネル成分に分離され、それぞれ後段のオー
ディオ回路(図示せず)に供給される。
【0021】ここで、デジタル信号処理回路14を構成
する各回路は、クロック再生回路15により再生される
ビットクロックにより作動されるので、シリアル・パラ
レル変換回路18に入力されるメインデータはビットク
ロックに同期しており、ディスクの回転変化により生じ
るジッタ成分を含んでいる。
【0022】しかしながら、シリアル・パラレル変換回
路18を介したメインデータは、ビットクロックに同期
したタイミングで第2RAM19に書き込まれた後に水
晶発振精度の基準クロックに同期したタイミングで前記
第2RAM19から読み出されるので、該第2RAM1
9によりジッタ成分が吸収されることになり、D/Aコ
ンバータ27に入力されるメインデータにはジッタ成分
が含まれない。
【0023】また、第2RAM19へのメインデータの
書き込みタイミングは、デジタル信号処理回路14から
のメインデータの出力タイミングに合わせて高速にして
あるが、前記第2RAM19からのメインデータの読み
出しタイミングは、ディスクにメインデータを記録する
際のサンプリング周波数でメインデータが読み出される
ように前記第2RAM19への書き込みタイミングに比
べて低速にしてある。その為、メインデータは定格速度
で正常に再生される。
【0024】ところで、外部からの衝撃や揺動、あるい
はディスクの傷や汚れによりピックアップ4によるディ
スク1の信号読み取りが正しく行われなくなると、誤り
検出・訂正回路12によりメインデータの誤り訂正が出
来ず、該誤り検出・訂正回路12から訂正不可信号が発
生される。そして、その訂正不可信号が補間回路13の
補間能力以上連続して発生されると、書き込み検出回路
23によりメインデータを書き込むのに不適な状態であ
ることが検出され、第2RAM制御回路20により第2
RAM19にメインデータが書き込まれるのが停止され
る。
【0025】一方、書き込み検出回路23によりメイン
データの書き込み不適状態が検出されると、アクセス制
御手段17が作動され、アドレスレジスタ9に記憶され
たアドレスコードを参照してピックアップ4はディスク
1の読み取りが正しく行われなかった位置をトレースし
直すように制御され、復号が行えなかったメインデータ
の復号のし直しが試みられる。
【0026】また、書き込み検出回路23によりメイン
データの書き込み不適状態が検出されると、該書き込み
検出回路23はその時点でアドレス生成回路25により
生成された細分化アドレスコードを取り込み、その細分
化アドレスコードを参照してメインデータの書き込み再
開のタイミングを検出する状態になる。そして、前記書
き込み検出回路23は、取り込んだ細分化アドレスコー
ドと同一の細分化アドレスコードが再びアドレス生成回
路25により生成されるのを検出し、その検出が行われ
たときにメインデータの書き込みを再開するのに適切な
タイミングであるとしてその旨の検出出力を第2RAM
制御回路20に発生する。その為、前記第2RAM制御
回路20により第2RAM19にメインデータが書き込
まれるのが再開される。
【0027】この場合、メインデータの復号タイミング
がビットクロックに同期しているとともに、アドレス生
成回路25による細分化アドレスコードの生成タイミン
グもビットクロックに同期しているので、メインデータ
の復号タイミングと細分化アドレスコードの生成タイミ
ングとの時間的な関係が一定となる。その為、復号が行
えなかったメインデータに対応する細分化アドレスコー
ドを検出してメインデータの書き込みを再開することに
より第2RAM19に書き込まれるメインデータの連続
性を採ることが出来る。
【0028】ところで、第2RAM19へのメインデー
タの書き込みタイミングは、ディスク1が回転される線
速度に合わせて高速にしてあるが、前記第2RAM19
からのメインデータの読み出しタイミングは、ディスク
1にメインデータを記録する際のサンプリング周波数に
合わせて前記書き込みタイミングに比べて低速にしてあ
る。その為、復号が行えなかったメインデータの復号の
し直しの為のディスク1の読み直し動作を行う時間が確
保出来る。
【0029】したがって、外部からの衝撃や揺動により
メインデータの復号が行えなかった場合の如く、ディス
ク自体の問題でない場合は、第2RAM19からメイン
データの読み出しを継続している状態でディスク1の読
み直し動作を行うことにより再生を途切れさせることな
く、正しいメインデータを復号し直すことが出来る。
【0030】一方、ディスク1の傷や汚れ等のディスク
自体の問題である場合は、ディスク1の読み直し動作を
行っても正しいメインデータを復号し直すことが出来
ず、誤り検出・訂正回路12から再び訂正不可信号が発
生される。その為、書き込み検出回路23によりメイン
データの書き込み不適状態が継続して検出され、第2R
AM19にメインデータが書き込まれるのが停止され続
けるとともに、再びディスク1の読み直し動作が行われ
る。この状態が続くと、第2RAM19内のメインデー
タは消費されていくのみであり、第2RAM制御回路2
0によりやがて第2RAM19内のデータ備蓄量が空に
近い所定量以下になることが検出される。その検出が行
われると、ディスク1の読み直し動作が中止され、復号
が行えなかったメインデータ部分を飛び越してピックア
ップ4による信号読み取りが行われるようになるととも
に、書き込み検出回路23からメインデータの書き込み
を再開させる検出出力が第2RAM制御回路20に発生
される。
【0031】したがって、この場合、ディスク1上の読
み取れない箇所を飛ばして再生が継続される。ところ
で、前述した如く、第2RAM19からのメインデータ
の読み出しタイミングは、該第2RAM19へのメイン
データの書き込みタイミングに比べて低速である。その
為、正常な再生が行われている場合、再生に伴って第2
RAM19のデータ備蓄量が増加してゆき、やがて該第
2RAM19がオーバーフロー状態になる。このオーバ
ーフロー状態になった際において、第2RAM制御回路
20によりそのことが検出され、書き込み検出回路23
によりメインデータの書き込み不適状態が検出される。
この場合、メインデータの復号が行えなかった場合と同
様に、アクセス制御手段17が作動され、その時点でア
ドレスレジスタ9に記憶されている。オーバーフロー状
態の発生時に対応するアドレスコードを参照して第2R
AM19に書き込めなかったメインデータ部分のディス
ク1の読み直しが行われる。そして、その間に第2RA
M19のデータ備蓄量が減少されてゆき、前記ディスク
1の読み直しが繰り返されることによりやがて前記第2
RAM19のデータ備蓄量が空に近い所定量以下になる
と、書き込み検出回路23はアドレス生成回路24によ
り生成され、メインデータの書き込み不適状態を検出し
た時点で取り込みが行われた細分化アドレスコードと同
一の細分化アドレスコードが再びアドレス生成回路25
により生成されるタイミングの検出を開始する。
【0032】書き込み検出回路23によりその検出が行
われると、その旨が第2RAM制御回路20に伝達さ
れ、該第2RAM制御回路20により第2RAM19に
メインデータが書き込まれるのが再開される。そして、
書き込み検出回路23により取り込まれた細分化アドレ
スコードと同一の細分化アドレスコードの検出を行うこ
とにより第2RAM19に書き込まれている最終のメイ
ンデータに連続するメインデータが復号されたことが検
出されるので、第2RAM19へのメインデータの書き
込みを再開することによりメインデータの連続性が確保
される。
【0033】ここで、アドレス生成回路25により生成
される細分化アドレスコードは、パルス生成回路24に
よりメインデータの復号タイミングに対応して生成され
ているクロックパルスを用いており、ディスク1に記録
されているアドレスコードを前記クロックパルスに同期
させて等分に細分化した精度であるので、ディスク1に
記録されているアドレスコードが復調される間隔より細
かい単位ごとにメインデータを取り扱うことが出来、第
2RAM19の記憶容量を有効に使用することが可能で
あるとともに、第2RAM19に書き込まれている最終
のメインデータに連続するメインデータの検出が確実で
ある。
【0034】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依れば、メモ
リから読み出されるデータの伝送速度に比べ該メモリに
書き込むデータの伝送速度を高速にすることにより誤っ
たメインデータの読み直しが可能なデジタル信号記録媒
体再生装置において、メインデータの読み直しが行わ
れ、前記メモリへのメインデータの書き込みの再開を行
う際に、信号記録媒体に記録されているアドレスコード
の復調間隔をビットクロックに同期させて等分に細分化
した細分化アドレスコードを用いているので、前記メモ
リに書き込まれている最終のメインデータに連続するメ
インデータの検出が容易で確実であるとともに、メイン
データの信号パターンに関係なく前記メモリに書き込む
メインデータの連続性を確実に採ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【符号の説明】
4 ピックアップ 7 同期検出・EFM復調回路 8 サブコード分離・Qコード復調回路 9 アドレスレジスタ 10 第1RAM 12 誤り検出・訂正回路 14 デジタル信号処理回路 15 クロック再生回路 16 システム制御回路 17 アクセス制御手段 19 第2RAM 20 第2RAM制御回路 23 書き込み検出回路 24 パルス生成回路 25 アドレス生成回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生するデータをメモリに一旦記憶して
    該メモリから定格速度に合わせて読み出すとともに、信
    号記録媒体に記録されたデジタル信号の高速読み取りや
    信号圧縮等により前記メモリから読み出されるデータの
    伝送速度に比べ該メモリに書き込むデータの伝送速度を
    高速にすることにより誤ったデータの読み直しが可能な
    デジタル信号記録媒体再生装置であって、信号記録媒体
    から読み取られたデジタル信号が有するビットに同期し
    たビットクロックを再生するクロック再生回路と、信号
    記録媒体から読み取られたデジタル信号中のメインデー
    タの復号を前記クロック再生回路からのビットクロック
    に同期させて行う復号処理手段と、信号記録媒体の再生
    位置を示すアドレスコードを復調するアドレス復調手段
    と、該アドレス復調手段により復調される最新のアドレ
    スコードが更新されて記憶されるアドレスレジスタと、
    デジタル信号の読み直しが必要になったことを検出する
    検出手段と、該検出手段によりデジタル信号の読み直し
    の必要が検出されたときに前記アドレスレジスタに記憶
    されたアドレスコードを参照して再生位置を戻すアクセ
    ス制御手段と、最新のアドレスコードを基にして次のア
    ドレスコードが復調されるまでの間を細分化させる為の
    細分化アドレスコードをビットクロックに同期させて生
    成する細分化アドレス生成手段とを備え、前記細分化ア
    ドレスコードを用いて前記メモリへの書き込み再開のタ
    イミングを検出するようにしたことを特徴とするデジタ
    ル信号記録媒体再生装置。
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