JP2810919B2 - セクタ・マークの記録方法 - Google Patents

セクタ・マークの記録方法

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JP2810919B2
JP2810919B2 JP6156412A JP15641294A JP2810919B2 JP 2810919 B2 JP2810919 B2 JP 2810919B2 JP 6156412 A JP6156412 A JP 6156412A JP 15641294 A JP15641294 A JP 15641294A JP 2810919 B2 JP2810919 B2 JP 2810919B2
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Japan
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sector mark
sector
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mark
pattern
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淳一 飯田
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Hitachi Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータの外部記憶
装置に好適なセクタ・マークの記録方法に係り、特に光
ディスク装置に使用して好適なセクタ・マークの記録方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】セクタ・マークは、連続データを、デー
タ処理単位のセクタに分割するために、セクタの先頭に
付けられたパターンであり、該セクタ・マークを基準と
して、それ以後に記録されたセクタ・アドレス用同期信
号の検出窓の設定、及び回路のリセット信号など、デー
タ抽出のためには必要不可欠な信号である。このため、
セクタ・マーク検出装置としては、安定した高い検出率
が得られることが要求される。
【0003】従来のセクタ・マーク検出装置は、特開昭
58-169337 号公報に記載されているように、データに対
する変調方式とは異なり、データ・パターンの組み合わ
せからは生じない自己直交性を持つ数種のパターンの組
合わせによって構成されたセクタ・マークを、しきい値
論理によって検出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式のセ
クタ・マーク検出装置を、比較的高い周波数で動作し、
エラー・レートの悪いディスクを使用した光ディスク装
置に用いると、使用に耐えられる検出率が得られないと
いう問題があった。
【0005】なお、この種の装置として関連するもの
に、特開昭59-19242号公報、同59-191151 号公報等に記
載された装置が挙げられる。
【0006】本発明の目的は、前記した従来装置の問題
点を除去し、光ディスクなどの比較的エラーレートの悪
いメディアを使用した場合でも、安定して高い検出率が
得られるセクタ・マークの記録方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明は、セクタ・マークを、変調データのク
ロック長パターンとは異なった一連の少なくとも3種類
の長波長パターンにより構成し、該セクタ・マークを多
数決論理により検出するようにした点に特徴がある。
【0008】
【作用】本発明によれば、システムのノイズや回転ジッ
タ、およびディスクの傷、埃等による記録媒体のエラー
に対して高い確率でセクタ・マーク検出を行えることが
できるようになる。
【0009】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明
する。図2は本発明の一実施例によるCD−RAMのデ
ィスク・フォーマット図である。光ディスク100 は、内
周から外周へ向かってらせん状に、データ記録用の溝が
走っており、この溝は、ディスクの半径方向に向ってト
ラック101 に、さらには、ディスクの周方向に向かって
セクタ102 に細分化されている。
【0010】1セクタの情報は、セクタ102 の始点を示
すセクタ・マーク103 、セクタのディスク内における情
報記録位置を示すセクタ・アドレスとその検出用同期信
号104 、プリ・フォーマット部と追記部とを分けるギャ
ップ105 、108 、データ抽出用同期信号106 、データお
よびその誤り訂正用パリティ107 によって構成されてい
る。
【0011】図1は本発明の一実施例によるセクタ・マ
ークのパターンを示す図である。該セクタ・マーク103
は、1クロック長を約36ナノ秒(ns)又は28MHz とした
時、18クロック長パターン103aと、14クロック長パター
ン103bと、10クロック長パターン103cとから構成されて
いる。すなわち、3種類の長波長パターンを含むパター
ンから形成されている。
【0012】図3はCD−RAM200 のデータ読み出し
系のブロック図である。ディスク・モータ202 により定
速の回転に制御された光ディスク100 よりレーザ・ダイ
オード・ピックアップ203 によって検出された変調デー
タは、プリアンプ204 によって増幅され、データ・スラ
イサ205 によってディジタル・データに変換された後
に、データ・プロセッサ201 へ送り込まれる。
【0013】該データ・プロセッサ201 では、変調デー
タからセクタ・マーク検出回路206によってセクタ・マ
ーク103 を検出し、同期信号検出回路207 によって、セ
クタ・アドレス・検出用同期信号104 およびユーザ・デ
ータ107 の同期信号106 が検出される。
【0014】さらに、データ復調回路208 によってデー
タ復調後に、アドレス・データ検出回路209 においてセ
クタ・アドレス情報が抽出される。このセクタ・アドレ
ス・データ104 は、同時に検出されるパリティ・データ
によって正誤判定を受けることにより、データの信頼性
が向上されている。
【0015】復調されたユーザ・データ107 は、データ
領域中にデータに付加された形で記録されたパリティ・
データを使用して、誤り訂正回路210 によって誤りデー
タを訂正した後に、システム・コントローラ211 の制御
によって外部コンピュータ212 へ出力される。
【0016】図4に該セクタ・マーク検出回路206 のシ
ステムブロック図を、図5にその動作タイム・チャート
図をそれぞれ示す。本実施例においてセクタ・マーク・
パターン403 は18クロック長パターン400 、14クロック
長パターン401 、および10クロック長パターン402 によ
って構成されている(1クロック長は約36nsまたは約27
MHz )。
【0017】このセクタ・マーク103 固有の前記3種類
の長波長パターンを含む変調データ309 は(変調データ
309 内にはセクタ・マーク以外は3クロック長〜8クロ
ック長のパターンのみ存在する)、セクタ・マーク検出
回路206 において以下の様な過程で検出される。第1の
長波長パターン検出回路300 において18クロック長パタ
ーン400 (以下18Tとする)が検出されて、18T検出信
号404 を出力する、第2の長波長パターン回路301 にお
いて14クロック長パターン401 が検出され、14T検出信
号405 が出力される。第3の長波長パターン回路302 に
おいて10クロック長パターン402 が検出されて、10T検
出信号406 が出力される。
【0018】18T検出信号404 を遅延回路303 によっ
て、14T検出信号405 を遅延回路304によってそれぞれ1
0T検出信号406 の出力時刻tまで遅延させる。多数決
論理回路305 では、前述の時刻tまで遅延された3つの
検出信号を用いて多数決論理を行い、マーク・パターン
検出信号306 を出力する。
【0019】本実施例では3つの長波長パターンの内、
2つのパターンが検出された場合にマーク・パターン検
出信号306 を出力しているが、ディスクやシステムのエ
ラーレート、および検出周波数の値によって長波長パタ
ーンの種類や、多数決論理のしきい値を設定する必要が
ある。
【0020】出力されたパターン検出信号306 は、変調
データ部104,106,107 での誤検出信号を取り除くため
に、セクタ・マーク保護回路307 中の固定クロックによ
ってマーク・パターン検出信号306 の前後2μs(この
値は、モータのワウ・フラッタなどのシステムの持つジ
ッタが許容できる範囲の値を設定する)にわたって、セ
クタ・マーク・ゲート信号407 を設定し、マーク・パタ
ーン検出信号306 とANDを取った後にセクタ・マーク
検出信号408 として出力されている。したがって、後述
の図6に示されているように、マーク・パターン検出信
号306 の中の誤検出信号は除去することができる。
【0021】セクタ・マーク保護回路307 は、バースト
・エラーなどによりセクタ・マーク検出が行われなかっ
た時のために、前述の固定クロックを用いて、セクタ・
マーク検出信号408 が出力される時刻tの付近にセクタ
・マーク保護信号409 を出力して、該セクタ・マーク検
出信号408 とORをとることにより、セクタ・マーク検
出信号408 の欠落を保護している。
【0022】図6にセクタ・マーク保護の状態を表すタ
イム・チャート図を示す。セクタ・マーク・ゲート信号
407 およびセクタ・マーク保護信号409 を発生するセク
タ・マーク保護回路307 は、水晶発振によって生成され
る固定クロックをクロック入力信号とし、セクタ・マー
ク検出信号408 をクリア信号とするカウンタ回路で構成
されているが、クリア信号となるセクタ・マーク検出信
号408 が入力されなかった場合には、1つ前のセクタ・
マーク検出信号408 からタイミングを類推して、セクタ
・マーク保護信号409 を出力して自己リセットする機能
を有する。
【0023】本実施例によれば、連続データ中の他のデ
ータ変調方式とは異なった三種の長波長パターンの組み
合わせによって構成されたセクタ・マークを用いている
ので、システムのノイズや回転ジッタおよびディジタル
変換の際の変換誤差などのシステム・エラーや、ディス
クの上の傷や誇りなどの記録メディアのエラーがあって
も、高い確率でセクタ・マーク検出を行なうことができ
る。また、セクタ。マーク保護回路によって検出漏れを
防止できる効果がある。
【0024】なお、上記の実施例ではセクタ・マークと
して三種の長波長パターンを用いたが、本発明はこれに
限定されないことは明らかである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、光ディスクなどの比較
的エラーレートの悪いメディアを使用して、セクタ・マ
ーク検出を行った場合に発生しがちである、バースト・
エラーやランダム・エラー、そしてシステムの回転ジッ
タ、ノイズおよびディジタル変換時の変換誤差などに対
して、高いセクタ・マーク検出率を維持できる。
【0026】また、セクタ・マーク全体にかかるバース
ト・エラーや、ディジタル変換を行うデータ・スライサ
のスライス・レベル変動および、許容範囲以上の回転ジ
ッタなどの致命的なエラーが発生した場合でも、検出保
護回路のよってセクタ・マーク検出信号の欠落が防止で
きる。したがって、光ディスク装置の信頼性向上に大き
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 セクタ・マークのパターンの一例を示す図で
ある。
【図2】 光ディスクの正面図およびセクタ構成図であ
る。
【図3】 CD−RAMのデータ読み出し系の構成を示
すブロック図である。
【図4】 セクタ・マーク検出回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 セクタ・マーク検出回路の動作タイム・チャ
ート図である。
【図6】 セクタ・マーク保護回路の動作タイム・チャ
ート図である。
【符号の説明】
100 ……光ディスク、103 ……セクタ・マーク、201 …
…データ・プロセッサ、206 ……セクタ・マーク検出回
路、200 ……CD−RAM。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続データをデータ処理単位のセクタに分
    割するためのセクタ・マークの記録方法において、 該セクタ・マークを、変調データのクロック長パターン
    とは異なった一連の少なくとも3種類の長波長パターン
    により構成し、該セクタ・マークを多数決論理により検
    出するようにしたことを特徴とするセクタ・マークの記
    録方法。
  2. 【請求項2】前記セクタ・マークは、光ディスク上にら
    せん状または同心円状に形成された連続データを、連続
    データ処理単位のセクタに分割するものであることを特
    徴とする請求項1記載のセクタ・マークの記録方法。
JP6156412A 1994-06-16 1994-06-16 セクタ・マークの記録方法 Expired - Lifetime JP2810919B2 (ja)

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