JPH10134433A - 情報記録媒体及び情報処理方法 - Google Patents

情報記録媒体及び情報処理方法

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JPH10134433A
JPH10134433A JP28484596A JP28484596A JPH10134433A JP H10134433 A JPH10134433 A JP H10134433A JP 28484596 A JP28484596 A JP 28484596A JP 28484596 A JP28484596 A JP 28484596A JP H10134433 A JPH10134433 A JP H10134433A
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JP
Japan
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recording medium
optical
magneto
information recording
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Application number
JP28484596A
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English (en)
Inventor
Yoji Sugiura
洋治 杉浦
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人情報や商品に関する情報を小さい領域に
高密度に記録する情報記録媒体及び情報処理方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】 情報を記録する媒体として、高密度の記
録媒体を用いるので、大量の情報をコンパクトに記録す
ることができる。従って、大量の情報を収納したカード
等のような媒体を容易に携帯することができるようにな
る。また、予め蓄積された情報を他の従来の処理と同時
に読み出して情報記録媒体に記録することができるとと
もに、その大量の情報のうち必要な情報を情報記録媒体
から取り出して加工することで、新たな情報を得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各個人の個人情報
や商品に関する情報を記録する情報記録媒体及び情報処
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の多種多量の情報化時代における多
量の情報を記録するために、例えば光による記録方法と
して光ディスクへの光による記録など各種の研究開発が
なされている。しかしながら、大量の情報を極めて小さ
な領域にすべて記録することは困難であった。
【0003】従って、大量の情報を記録するためには情
報を記録する情報記録媒体を小型化することができない
とともに、小型でも大量の情報を記録することができな
かった。また、例えば、出生してから現在に至るまでの
健康管理に関する大量の情報を小型で携帯可能な媒体に
記録できなかったため、光磁気記憶装置のある任意の場
所にて随時記録することはできなかった。
【0004】また、その1つの媒体に記録された大量の
情報を加工して例えば記録して蓄積された体重の過去か
らの情報に基づいて肥満ぎみであることがわかれば、そ
の健康維持の為の対応として食事による最適な栄養摂取
のバランスを知ることができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来
の欠点に鑑みてなされたものであって、個人情報や商品
に関する情報を小さい領域に高密度に記録する情報記録
媒体及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の情報記録媒体
は、高密度に個人情報が記録されるものであるので、大
量に存在する個人情報を小型の情報記録媒体に記録させ
ることができるので持ち運びが極めて容易である。請求
項2の情報記録媒体は、高密度に記録される前記個人情
報である、出生してから現在若しくは一生の大量な情報
である各個人の健康管理情報までも小型の情報記録媒体
に記録することもできる。
【0007】請求項3の情報記録媒体は、前記個人健康
管理情報が大量の情報である検診結果あるいは健康診断
結果情報であっても、小さい領域に高密度に記録するこ
とができる。請求項4の情報記録媒体は、高密度に商品
に関する情報が記録されるものであるので、大量にある
商品に関する情報を小型の情報記録媒体に記録させるこ
とができるので持ち運びが極めて容易である。
【0008】請求項5及び6の情報記録媒体は、前記食
品に関する情報が該食品の種類、カロリー情報あるいは
栄養素が記録されているので、それを用いて健康管理対
応ができる。請求項7の情報記録媒体は、予め蓄積され
た商品に関する情報を新たに記録する時間を要すること
なく従来の清算と同時に光磁気書き込み装置により記録
されるので、極めて短時間に記録できる。
【0009】請求項8の情報記録媒体は、予め蓄積され
た商品に関する情報を新たに記録する時間を要すること
なく従来の清算と同時にまた該商品の価格情報と同時に
光磁気書き込み装置により記録されるので、極めて短時
間に記録できる。請求項9の情報処理方法は、前記情報
記録媒体に記録された大量に存在する前記健康管理情報
を情報読み取り装置により読み取って該情報を加工する
ので、健康管理の為の対応が可能となる。
【0010】請求項10の情報処理方法は、高密度記録
媒体に記録された大量にある商品に関する情報を情報読
み取り装置により読み取り該商品に関する情報を加工す
るので、商品に関する情報に基づいた新たな情報を得る
ことができる。請求項11の情報処理方法は、前記情報
記録媒体が、高密度光磁気区を備えた高密度光磁気カー
ドであるので、極めて軽くて小さいので日常の生活の中
で携帯しておくことができるとともに、不意の健康管理
情報の記録にも即座に対応した情報の加工が随所ででき
る。
【0011】請求項12の情報処理方法は、前記情報記
録媒体が、矩形状の短辺に高密度光磁気区を備えた高密
度光磁気カードであるので、極めて軽くて小さいため日
常の生活の中で携帯しておくことができるとともに、不
意の健康管理情報の新規の記録にも即座に対応して随所
で加工することができ、さらに高密度磁気区を読み取り
装置あるいは記録装置に挿入して記録及び読み出しをす
る際に長辺側を挿入するよりも簡単にでき、情報の記録
及び読み出しが短時間にできる。
【0012】請求項13の情報処理方法は、前記情報記
録媒体が、高密度光磁気区を備えた高密度光磁気ディス
クであるので、小型のディスクとすることができ、携帯
が極めて容易になり、随所で情報の加工が可能となる。
請求項14の情報処理方法は、前記情報記録媒体が、高
密度光磁気区を備えた高密度光磁気テープであるので、
小型でありながら、大量の情報を記録することができる
とともに、テープであるので収納が容易である。
【0013】請求項15の情報処理方法は、前記情報記
録媒体が、高密度光磁気区を備えた高密度光磁気フィル
ムであるので、軽量であるとともにどのような箇所にも
貼り付けることができるため、随所で情報の加工が可能
である。請求項16の情報記録媒体は、前記情報記録媒
体に記録されている前記健康管理情報と、前記食品に関
する情報とを1つの媒体に結合させて記録するものであ
るので、これら両者の情報がリンクした形で情報加工も
可能である。
【0014】請求項17の情報記録媒体は、前記情報記
録媒体に記録されている前記健康管理情報と、前記食品
に関する情報とを結合させて最適な食事メニューを提供
するものであるので、健康状態に応じてストックされた
食品の中から最適な食品を選択して最適な食事のメニュ
ーを提供することができる。請求項18の食事メニュー
は、前記健康管理情報に基づく調理方法を提供するの
で、温度によるビタミンなどの栄養素の残存率の低下と
摂取率の向上とを勘案することが可能になり、最も効率
的な栄養の摂取ができる。
【0015】請求項19の情報記録媒体は、前記情報記
録媒体が、高密度光磁気区を備えた高密度光磁気カード
であるので、極めて軽くて小さいので日常の生活の中で
携帯しておくことができるとともに、不意の健康管理情
報の記録にも即座に対応できる。
【0016】請求項20の情報記録媒体は、前記情報記
録媒体が、矩形状の短辺に高密度光磁気区を備えた高密
度光磁気カードであるので、極めて軽くて小さいので日
常の生活の中で携帯しておくことができるとともに、不
意の健康管理情報の記録にも即座に対応でき、さらに高
密度磁気区を読み取り装置あるいは記録装置に挿入する
際に長辺側を挿入するよりも簡単にできる。
【0017】請求項21の情報記録媒体は、前記情報記
録媒体が、高密度光磁気区を備えた高密度光磁気ディス
クであるので、小型のディスクとすることができ、携帯
が極めて容易になる。請求項22の情報記録媒体は、前
記情報記録媒体が、高密度光磁気区を備えた高密度光磁
気テープであるので、小型でありながら、大量の情報を
記録することができるとともに、テープであるので収納
が容易である。
【0018】請求項23の情報記録媒体は、前記情報記
録媒体が、高密度光磁気区を備えた高密度光磁気フィル
ムであるので、軽量であるとともにどのような箇所にも
貼り付けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明が対象とする光磁気記録媒
体は、記録層に記録した信号を再生層に転写して磁区を
拡大して信号を再生する磁区増幅に係る光磁気記録媒体
である。磁区増幅により信号を再生できる光磁気記録媒
体では、記録された信号のドメインは小さくても良く、
一層の高密度記録な光磁気記録媒体の実用化が可能とな
る。この磁区増幅による光磁気記録媒体の実現により1
4GBの記録容量、即ち、コンパクトディスク(CD)
の20倍、ディジタルビデオディスク(DVD)の3
倍、DVD−ROMの5倍の記録容量を実現できる。こ
の結果、直径12cmのディスクでは、DVD並みの画
質で5時間録画ができ、また、MD2枚分を1円玉の大
きさのディスクに、CD1枚分は30〜40mmφのデ
ィスクに記録したものに相当する等のディスクの小型化
も実現できる。従って、本発明においては、記録容量の
大容量化に伴う新しい光磁気記録媒体の応用とその記録
再生装置等のシステムに関するものである。 (第1の実施形態)本発明を具体化した第1の実施形態
を図面に従って説明する。
【0020】図1を参照して、光磁気記録媒体をカード
に応用した例について説明する。カード1の一部領域に
信号の記録または/及び再生可能な記録領域2が設けら
れている。記録領域2が設けられた領域の大きさは10
mm×10mmであり、カード1の本体に貼付されてい
ても良いし、組み込まれていても良い。この10mm角
の領域に100MBの情報を記録することができる。記
録領域2は600μm角の小さなブロック2a、2b、
2c・・・に区分されている。各ブロック2a、2b、
2c・・・中にはランド/グルーブから成るトラックが
形成されており、ランドとグルーブとに信号を記録す
る。記録領域2の大きさは600μm角に限らず、1m
m角以下であればよい。また、記録領域2の形は四角形
に限らず、三角形、五角形、六角形、八角形等の多角
形、円形であってもよい。
【0021】図2を参照して、カード1に設けた記録領
域2への記録または再生の機構について説明する。カー
ド1はカード送り用ステッピングモータ3aによりレー
ル4a上を矢印5の方向に移動し、記録領域体2が光学
ヘッド6と磁気ヘッド7とが対向して設けられた領域に
到達する。記録領域2が光学ヘッド6と磁気ヘッド7と
が対向して設けられた領域に到達した後、記録領域2中
の前記各ブロック2a、2b、2c・・・のうち、再生
を開始するブロック2aに前記光学ヘッド6からのレー
ザビームが照射されるように前記光学ヘッド6と磁気ヘ
ッド7とがトラック方向送りステッピングモータ3bに
よりレール4b上を移動する。ブロック2aの再生は前
記光学ヘッド6中の図示省略したアクチュエータの移動
によりランドとグルーブ上をレーザビームが走行して行
われる。この各ブロックのサイズは1辺が0.6〜1.0
mmの範囲であるのでアクチュエータの移動可能な範囲
である。レーザビームの走査方向は矢印5方向の往復運
動でも良いし、ジグザグ運動であってもよい。図3、4
を参照して、レーザビームの走査法について説明する。
前記矢印5方向へのレーザビームの走査は対物レンズ3
1の手前側に設けられたガルバノミラー32、ポリゴン
ミラー41によって行われる。ガルバノミラー32は図
示省略した支持軸を中心に所定の範囲で回転させること
によりレーザビームの走査を行う。また、ポリゴンミラ
ー41は、八角形状に反射ミラーが設けられており、支
持軸を中心に回転することにより異なる反射面でレーザ
ビームを異なった方向に反射する。その結果、レーザビ
ームの走査を行うことが出来る。
【0022】ブロック2aの再生が終了すると、次のブ
ロック2bにレーザビームが照射できるように前記光学
ヘッド6と前記磁気ヘッド7とを前記トラック方向送り
ステッピングモータ3bにより移動させる。この移動は
矢印5と直角を成す方向に行われ、移動距離はブロック
の大きさ程度である。次のブロック2bに移動した後、
前記ブロック2aの説明と同様に再生が行われる。この
繰り返しにより第1列のブロックが再生された後、次の
列のブロックに移動するが、この移動は前記カード送り
用ステッピングモータ3aによりカード1を矢印5方向
に1ブロック分移動させることにより行う。このように
して記録領域2の再生が行われる。
【0023】カードに設けられた記録領域を再生する手
段は上記手段に限らず、図17に示す手段であってもよ
い。ペン形状をした信号の再生を行う装置170中には
固定光学ブロック171、3次元アクチュエータ17
2、対物レンズ173が配置されている。上記各ブロッ
ク2a、2b、2c・・・の所定の位置に前記固定光学
ブロック171から発せられたレーザビームが前記3次
元アクチュエータ172に固定された前記対物レンズ1
73を介して照射される。照射されたレーザビーム17
4は前記3次元アクチュエータ172の移動により1つ
のブロック内の信号が再生される。その後、次のブロッ
クが再生される場合は、所望のブロック位置に前記装置
170が移動させられて、前記所望のブロック内の信号
が再生される。
【0024】また、各ブロックの再生は第1列から順番
に行う必要はなく、外周から内周に、若しくは内周から
外周に向かって、渦巻き状に再生をしてもよい。また、
更に、前記記録領域2中に設けられたブロックの形状は
四角形に限らず、円形、多角形であってもよい。カード
1の再生に用いる光学系の構成は図5に示すものであ
る。
【0025】また、カードに形成する記録領域は図6を
参照してカード6に、カードの1方向には全領域を設け
た記録領域6aであってもよい。カード6についても上
記説明したと同様にして記録・再生が行われる。カード
上に設けられた記録領域が円形の場合の再生について図
11、12を参照して説明する。ターンテーブル111
にはカード114が装着できるような、くぼみ部118
が設けられており、ターンテーブル111は回転モータ
110により回転される機構になっている。また、前記
くぼみ部118には磁石117がカード114上に設け
られた記録領域115に対峙するように配置されてお
り、信号の記録または再生を行うために使用する。前記
ターンテーブル111にカード114が矢印113の方
向から装着されると前記モータ110により矢印112
の方向に回転し、前記ターンテーブル111が回転す
る。ターンテーブル111の回転によりカード114が
回転し、前記記録領域115の両面に対峙された前記磁
石118と光ピックアップ116とにより再生が行われ
る。
【0026】図13を参照して、カード中に円形のディ
スクがはめ込まれ、ディスクが回転することにより信号
を再生する方法について説明する。ディスク131はカ
ード130にはめ込まれており、カード130が光学ヘ
ッド6と磁気ヘッド7とが対峙した領域に挿入される
と、ディスクスピンドルモータ133に固定され、ディ
スクスピンドルモータ133により回転可能な軸134
が前記ディスク131の中心部に設けられた穴部135
に挿入する。前記ディスクスピンドルモータ133が回
転することによりディスク131が回転し、光学ヘッド
6と磁気ヘッド7とにより信号の再生が行われる。前記
光学ヘッド6と磁気ヘッド7とのディスク131の径方
向の移動はレール132、132上を移動することによ
り行う。
【0027】上記では再生について説明したが、記録に
ついても同様に行うことが出来る。 (第2の実施形態)本発明を具体化した第2の実施形態
を図面に従って説明する。図7を参照して、テープ状に
光磁気記録媒体を形成したものの記録・再生について説
明する。テープ送りモータ73によりテープ74を矢印
72の方向に移動させ、トラック方向送り用ステッピン
グモータ70により光学ヘッド6、磁気ヘッド7をレー
ル71上を移動させることにより矢印72とほぼ直角を
成す方向に移動させる。これによりレーザビームはテー
プ74の各領域に記録された信号が再生される。
【0028】また、テープ74を再生する光学ヘッド6
は図7に示すものに限らず、図8に示すものであっても
よい。テープ74は矢印82の方向に移動させられ、支
持体80上に放射状に配置された光学ヘッド81a、8
1b、81c・・・は回転モータが回転することにより
次々とテープ74状に形成された記録領域74aを再生
する。1つの光学ヘッド81aで1つの記録領域74a
の再生が終了すると次の光学ヘッド81bが次の記録領
域の再生が可能なように前記光学ヘッド81a、81
b、81c・・・が配置されている。
【0029】また、記録領域74aは、上記説明した各
ブロックから成っていてもよい。また、更に、上記方法
により記録もできることはいうまでもよい。 (第3の実施形態)本発明を具体化した第3の実施形態
を図面に従って説明する。図9を参照して、円形のディ
スクを担体に装着し、担体を回転させることによりディ
スクを回転して記録または再生する方法について説明す
る。担体93にはディスク92が担体93に設けられた
穴部にはめ込まれる形で装着される。また、担体93に
はディスクが装着された反対面に磁石91は図9(b)
に示すようにN極、S極が交互になるように配置されて
いる。また、前記磁石91と対峙した位置にはコイル9
0が図9(c)に示すように配置されている。コイル9
0に電流を流すとコイルにより発生した磁界と前記担体
93に設けられた磁石91との反発により担体93が所
定の方向に回転し、これによりディスク92が回転す
る。これ以外については、通常のディスクの再生動作と
同じである。
【0030】図10を参照して、ディスクの外周部をロ
ーラで回転させることによりディスクを回転させ、ディ
スクを記録または再生する方法について説明する。ディ
スク105は2つの支持体102、102とローラ10
0とにより3点で支持されている。支持体102、10
2、ローラ100はバネによりディスク105に押し付
けられている。また、ローラ100は回転体104とベ
ルト103と結合されており、回転体104が回転する
ことにより、回転する。前記ローラ100はディスク1
05の外周部と接触しているので、ローラ100が回転
することによりディスク105が回転する。このディス
ク105の回転によりディスクの両側に配置された光学
ヘッド6と磁気ヘッド7とにより信号の記録・再生を行
うことが出来る。ディスク105の脱着はアーム10
1、101により矢印106の方向にディスク105を
押すことにより行う。
【0031】図9、10において説明した方法により記
録または再生されるディスクは、従来のディスクとは異
なり、ディスクの中心部に穴を設ける必要はなく、ディ
スクの全領域に信号を記録または再生することもでき
る。 (第4の実施形態)本発明を具体化した第4の実施形態
を図面に従って説明する。
【0032】図14、15、16を参照して、記録領域
が設けられたカードを挟み込んで信号を記録または再生
する方法について説明する。カードを挟み込んで信号を
記録または再生する装置の外観は図14に示すものであ
る。空間部142にカード143が挿入されると固定部
140と所定の角度を成して設けられた可動部141が
矢印145の方向に移動し、カード143が挟み込まれ
る。前記装置の詳細は図15、16に示す。前記可動部
140には光学ユニット146、マグネット147、1
47が設けられている。また、前記可動部141には、
磁気ヘッド148が設けられており、前記カード143
が前記空間部142に挿入されるとカード143中の記
録領域144が磁気ヘッド148、光学ユニット146
と対峙されるようになる。光学ユニット146及びこの
光学ユニット146を駆動させるための部材と磁界を発
生させる磁気ヘッド148を有する構成において、磁気
ヘッド148を有する可動部141が矢印145の方向
に動いて、記録媒体を挟み込み、信号の記録または再生
を可能とする構成である。
【0033】光学ユニット146には対物レンズ14
9、図示省略した対物レンズ駆動(フォーカシング方向
及びトラッキング方向)部材、レーザ光源、信号検出用
センサー及び光学部品が配置されている。光学ユニット
146は板バネ147、147により保持されている。
前記板バネ150、151はマグネット147、147
及び図示省略したコイルにより発生する力により、光学
ユニット146を第1の方向に移動させる。更に、前記
板バネ150、151は板バネ152、153で保持さ
れている。前記板バネ152、153は板バネ150、
151と同様にマグネット154、154及び図示省略
したコイルにより発生する力により、前記板バネ15
2、153を第1の方向と直角を成す第2の方向に移動
させる。この結果、前記光学ユニット146は、前記第
1の方向及び前記第2の方向に移動する。カード143
を挟み込み保持した段階で、前記光学ユニット146
は、フォーカシング及びトラッキングを開始し、データ
の記録または再生を開始する。次の記録領域に移動する
場合に、前記板バネ150、151、152、153が
それぞれ移動し、前記光学ユニット146を目的のエリ
アに移動させる。
【0034】上記第1、第2、第3、第4実施形態で説
明した記録領域には記録密度が1bit/μm2〜50
0bit/μm2の範囲、好ましくは、100bit/
μm2〜300bit/μm2の範囲で記録されてい
る。また、記録領域には各種の記録媒体を用いることが
出来る。例えば、光磁気記録媒体をカード等にはめ込ん
でも良く、シート状にしてカード等に貼付してもよい。
また、円形の媒体については直径5〜310mmの範
囲、好ましくは、10〜70mmの範囲である。
【0035】次に、上記第1から第4の実施形態で説明
し記録領域に用いる光磁気記録媒体における磁区拡大に
よる再生機構、再生装置及び光磁気記録媒体への記録に
ついて詳細に説明する。 (第5の実施形態)本発明を具体化した第5の実施形態
を図面に従って説明する。
【0036】図22を参照して、本発明が対象とする光
磁気記録媒体は、ガラス、ポリカーボネート等の透光性
の基板226上にSiNから成る誘電体層225、Gd
FeCoから成る再生層224、SiN/AlTiから
成る非磁性層223、TbFeCoから成る記録層22
2、SiNから成る保護層1を順次堆積した構造であ
る。前記誘電体層225の膜厚は600〜800Å、前
記再生層224の膜厚は50〜1000Å、前記非磁性
層223の膜厚は50〜300Å、前記記録層222の
膜厚は500〜3000Å、前記保護層221の膜厚は
500〜1000Åである。前記各層はArガスを用い
たマグネトロンスパッタリング法により形成される。
【0037】また、本発明においては、前記再生層22
5はGdFeCoに限らず、GdFe若しくはGdCo
若しくはTbCo若しくはHo,Gd,Tb,Dyの中
から選択された1元素とFe、Co、Niの中から選択
された1元素とから成る磁性膜であってもよい。また、
更に前記非磁性層223はSiNの代わりにAlN若し
くはTiN若しくはSiO2若しくはAl2O3若しく
はSiC若しくはTiC若しくはZnO若しくはSiA
lON若しくはITO若しくはSnO2であってもよ
い。また、更に、前記記録層222はTbFeCoに限
らず、Tb,Dy,Ndの中から選択した元素とFe,
Co,Niの中から選択した元素とから成る単層の磁性
膜若しくは多層の磁性膜であってもよい。また、更に、
Pt,Pdの内の1元素とFe,Co,Niの中から選
択した元素とから成る単層の磁性膜若しくは多層の磁性
膜であってもよい。
【0038】レーザビームを光磁気記録媒体に照射する
と、通常、媒体上には図18に示すようにガウス分布と
なる温度分布が生じる。この温度分布を利用して再生層
にマスク機能を持たせ、記録層から再生層へ磁化を転写
し、レーザビームのスポット径より小さい磁区を再生で
きる超解像光磁気記録媒体を本発明に適用している。従
って、従来の超解像光磁気記録媒体の再生と異なる点
は、再生層へ磁化が転写され磁区が拡大された後に再生
される点である。再生に用いられるレーザビームの波長
は680〜830nmであり、レーザビームを集光する
対物レンズの開口数は0.55(許容誤差±0.05)で
あり、レーザビームのスポット径は1.0(許容誤差±
0.1)μmである。
【0039】図19を参照して、情報を読み出す窓がレ
ーザビームの中央部に形成されるCAD(Center
Aperture Detection)方式による
超解像光磁気記録媒体を用いた本発明について説明す
る。CAD方式による超解像光磁気記録媒体において
は、再生層は室温で面内磁化膜であり、所定の温度以上
で垂直磁化膜となる磁性膜が用いられる。前記所定の温
度は、通常、100〜170℃の範囲にあり、前記所定
の温度に到達すると急峻に面内磁化膜から垂直磁化膜に
変化する磁性膜が用いられる。この面内磁化膜から垂直
磁化膜へいかに急峻に変化するかを示す1つの指標とし
てカー回転角の温度係数Cがあり、本発明では前記温度
係数Cが8.0以上の磁性膜を用いている。また、前記
温度係数Cの算出方法の詳細については「鷲見等、第4
3回応用物理学関係連合講演会 講演予稿集 27p−
PD−26(1996)」に詳しい。図19を参照し
て、CAD方式による超解像光磁気記録媒体1910の
再生層4aに用いる磁性膜としては、GdFeCo、G
dFe、GdCoが適している。また、非磁性層223
としてはSiN、AlN、TiN、SiO2、Al2O
3、SiC、TiC、ZnO、SiAlON、ITO、
SnO2が適している。更に、記録層222としてはT
bFeCo、Tb,Dy,Ndの中から選択した元素と
Fe,Co,Niの中から選択した元素とから成る単層
の磁性膜若しくは多層の磁性膜であってもよい。また、
更に、Pt,Pdの内の1元素とFe,Co,Niの中
から選択した元素とから成る単層の磁性膜若しくは多層
の磁性膜であってもよい。CAD方式による超解像光磁
気記録媒体1910にレーザビームが照射されると前記
所定の温度以上になった領域の磁区227が前記非磁性
層223を介して前記再生層224に転写され、再生層
224に記録層222中の磁区227と同じ磁化を有し
た磁区228が現れる。この場合、記録層222から再
生層224への転写は非磁性層223を介して転写され
るため交換結合力ではなく、静磁結合により行われる
(図19(a))。次に再生層224に転写された磁区
を拡大するために外部磁界Hepを印加する。印加され
る外部磁界Hepは交番磁界であり、転写された磁区8
の磁化と同じ方向になった場合には磁区228の両隣の
領域にも磁区228の磁化と同じ方向の磁区8a、8b
が生じることになり、転写された磁区228が拡大され
ることになる(図19(b))。この瞬間に後述する再
生装置により再生信号として検出する。
【0040】印加される外部磁界Hepの大きさは次の
ように決定される。図20を参照して、カーブ209は
磁性膜のヒステリシス曲線を示し、Hcは磁性膜の磁区
を全て同じ方向にするのに必要な磁界の大きさを示し、
Hnは磁性膜の一部に反転磁区が存在する場合にその磁
区を拡大するのに必要な磁界の大きさを示す。従って、
磁性膜に反転磁区が存在しない場合には外部から印加す
る磁界が大きくなるに伴いカーブ209に沿って磁化さ
れる。しかし、最初に反転磁区が存在している場合には
カーブ2013に沿って磁化され、Hn以上の磁界を外
部から印加すれば磁区は拡大する。従って、本発明にお
いて前記再生層4に転写された前記磁区228を拡大す
るのに必要な外部磁界HepはHn≦Hep≦Hcであ
ればよい。図21に上記図22で図示した光磁気記録媒
体を用いて測定したHnとHcの再生パワー依存性を示
す。レーザビームの波長は830nmである。再生パワ
ーが1.0〜2.2mWの範囲では、HnとHcには明ら
かな差があるので、各再生パワーに応じて決定されるH
nとHcとの間に外部磁界Hepを決定すればよい。例
えば、再生パワーが1.4mWの場合には200〜25
0Oeの間に外部磁界Hepを設定すればよい。また、
図21より外部磁界Hepは再生パワーの増加に伴い小
さくできる。また、交番磁界の周波数は0.5〜2MH
zの範囲である。
【0041】前記再生層224に磁区を転写し、外部磁
界により磁区を拡大して再生した後は、次の記録磁区を
転写・拡大して再生するために拡大された磁区を一旦消
去する必要がある。この消去方法には、2つの方法があ
る。1つは磁性膜の種類に応じて決定される最小安定磁
区径を用いる方法である。図23を参照して、最小安定
磁区径rminは磁性膜の温度上昇と共に小さくなり、
前記再生層224に用いたGdFeCoの場合、室温で
のrminは0.5〜0.6μm、120℃でのrmin
は0.1μmである。即ち、120℃では0.1μm以上
の磁区が安定して存在できるが、室温においては0.1
μmの大きさの磁区はもはや安定に存在できなくなり、
消滅することになる。
【0042】前記再生層224に転写・拡大した磁区を
消去する他の方法は、図24を参照して、磁区拡大する
際に印加した外部磁界Hep、即ち、転写・拡大された
磁区の磁化方向と反対方向の磁界Hsrを印加すること
である。上記においては、CAD方式による超解像光磁
気記録媒体を用いた例について説明したが、これに限る
ものではなく、RAD(Rear ApertureD
etection)方式による超解像光磁気記録媒体若
しくはFAD(Front Aperture Det
ection)方式による超解像光磁気記録媒体を用い
ても良い。RAD方式による超解像光磁気記録媒体にお
いては、信号を読み出す窓はレーザビームの後方に形成
される。図25を参照して、RAD方式による超解像光
磁気記録媒体2511においては、再生層4bには垂直
磁化膜が用いられ、ザビームが照射される前に再生層4
bの磁化方法を揃えるために図示省略した初期化磁界が
印加される。レーザビームが媒体に照射され、所定温度
以上に上昇した磁区7aの磁化が記録層222から非磁
性層223を介して静磁結合により再生層4bの磁区8
cに転写される。その後の磁区拡大/消去動作は図19
の説明と同じであるので省略する。また、RAD方式に
よる超解像光磁気記録媒体1911の再生層4bとして
はTbCo、DyとFe,Co,Niの中から選択され
た1元素とから成る磁性膜が適している。また、非磁性
層223としてはSiN、AlN、TiN、SiO2、
Al2O3、SiC、TiC、ZnO、SiAlON、I
TO、SnO2が適している。更に、記録層222とし
てはTbFeCo、Tb,Dy,Ndの中から選択した
元素とFe,Co,Niの中から選択した元素とから成
る単層の磁性膜若しくは多層の磁性膜であってもよい。
また、更に、Pt,Pdの内の1元素とFe,Co,N
iの中から選択した元素とから成る単層の磁性膜若しく
は多層の磁性膜であってもよい。
【0043】図26を参照して、FAD方式による超解
像光磁気記録媒体2612においても、再生層4cには
垂直磁化膜が用いられるが、この垂直磁化膜はレーザビ
ームが照射され所定温度(キュリー温度)以上に上昇す
ると磁化が消去する性質のものである。また、この媒体
においては、信号が記録された状態では記録層222と
再生層4cとの磁化の方向は一致している。レーザビー
ムが照射され所定の温度以上に再生層4cの温度が上昇
すると、その領域8bの磁化は消去することになる。従
って、所定温度以上の領域8dがマスクとなって温度領
域の低いレーザビームの前方で信号が再生される。その
後の磁区拡大/消去動作は図19の説明と同じであるの
で省略する。FAD方式による超解像光磁気記録媒体2
612の再生層4cとしてはTbCo、DyとFe,C
o,Niの中から選択された1元素とから成る磁性膜が
適している。また、非磁性層223としてはSiN、A
lN、TiN、SiO2、Al2O3、SiC、TiC、
ZnO、SiAlON、ITO、SnO2が適してい
る。更に、記録層222としてはTbFeCo、Tb,
Dy,Ndの中から選択した元素とFe,Co,Niの
中から選択した元素とから成る単層の磁性膜若しくは多
層の磁性膜であってもよい。また、更に、Pt,Pdの
内の1元素とFe,Co,Niの中から選択した元素と
から成る単層の磁性膜若しくは多層の磁性膜であっても
よい。
【0044】図37を参照して、本発明に係る光磁気記
録媒体としてはRAD方式とFAD方式を組み合わせた
超解像光磁気記録媒体3718であっても良い。超解像
光磁気記録媒体3718の再生層4dとしてはTbC
o、DyとFe,Co,Niから選択した1元素とから
成る磁性膜が適している。非磁性層223としてはSi
N、AlN、TiN、SiO2、Al2O3、SiC、T
iC、ZnO、SiAlON、ITO、SnO2が適し
ている。更に、記録層222としてはTbFeCo、T
b,Dy,Ndの中から選択した元素とFe,Co,N
iの中から選択した元素とから成る単層の磁性膜若しく
は多層の磁性膜であってもよい。また、更に、Pt,P
dの内の1元素とFe,Co,Niの中から選択した元
素とから成る単層の磁性膜若しくは多層の磁性膜であっ
てもよい。超解像光磁気記録媒体3718は再生される
前に図示省略した初期化磁界により再生層4dは一定方
向に磁化されている。その後、前記超解像光磁気記録媒
体3718にレーザビームが照射されると前記再生層4
dの高温部3719では磁化が消去し、高温部3719
より前側の磁区3720は前記記録層222の磁区37
21と同じ方向に磁化されているので、磁区3720を
拡大することにより再生することができる。前記再生層
4dに用いられる磁性膜の特性としては、記録層222
から磁化が転写される温度と、それ以上で磁化が消去す
る温度とが存在し、磁化が転写される温度としては80
〜120℃の範囲であり、磁化が消去される温度として
は130〜170℃の範囲である。また、再生動作に入
る前の初期化磁界の大きさは1kOe以下である。
【0045】次に、本発明に係る光磁気記録媒体の再生
装置について説明する。図27を参照して、光磁気記録
媒体2710は光学ヘッド36からレーザビームを照射
し、磁気ヘッド37から磁界を印加して再生される。光
学ヘッド36により光再生された再生信号とエラー信号
は、それぞれ、再生信号増幅回路40とサーボ回路39
へ送られる。再生信号は前記再生信号増幅回路40で増
幅され、ローパス回路41へ送られる。該ローパス回路
41へ送られた再生信号は、ローパス回路41で積分さ
れ復号器43とクロック発生回路42に送られる。該ク
ロック発生回路42で発生したクロックは前記サーボ回
路39、第1同期信号発生回路44、第2同期信号発生
回路45及び復号器43に送られる。前記サーボ回路3
9は送られてきたエラー信号とクロックとによりスピン
ドルモータ38を所定の回転数で回転させると共に、前
記光学ヘッド36中の対物レンズを制御し、トラッキン
グサーボ、フォーカスサーボを行う。前記復号器43は
送られてきたクロックに同期して記録時に変調された信
号を復調し、復調された再生信号を再生データとして出
力する。前記第1同期信号発生回路44は、送られてき
たクロックに基づいてパルス化したレーザビームを照射
する同期信号を発生させ、該同期信号をレーザ駆動回路
35に送る。該レーザ駆動回路35は送られてきた同期
信号に基づいて前記光学ヘッド36を制御し、再生レー
ザビームをパルス化する。また、前記第2同期信号発生
回路45は、送られてきたクロックに基づいてパルス化
された磁界を印加する同期信号を発生させ、該同期信号
を磁気ヘッド駆動回路34に送る。該磁気ヘッド駆動回
路34は送られてきた同期信号に基づいて前記磁気ヘッ
ド37を制御し、印加磁界をパルス化する。尚、RAD
方式による超解像光磁気記録媒体11が再生される場合
には、再生動作に入る前に前記磁気ヘッド駆動34によ
り前記磁気ヘッド37を制御し、前記超解像光磁気記録
媒体11の再生層の磁化を全て初期化磁界の方向に初期
化しておく必要がある。それ以外の動作については上記
と同じである。この場合、印加される初期化磁界は1k
Oe以下の範囲である。
【0046】前記クロック発生回路42におけるクロッ
クの発生方法には3つの方法がある。第1の方法は自己
PLL同期、第2の方法は外部PLL同期及び第3の方
法は2周期サンプリングである。図28を参照して、第
1の方法である自己PLL同期は再生信号に合わせてク
ロックを発生させるものである。図29を参照して、第
2の方法である外部PLL同期は光磁気記録媒体のラン
ド部10R(若しくはグルーブ部)に一定周期でピット
10pを設けておき、該ピット10pを光学的に検出
し、検出した周期に合わせてクロックを発生させるもの
である。この場合、一定周期で前記ランド10Rに設け
るものはピットに限る必要はなく、光学的に検出できる
ものであればよい。図30を参照して、第3の方法であ
る2周期サンプリングは単位ビット間に1周期以上のク
ロックが入るように単位ビットより高い周波数のクロッ
クを発生させるものである。本発明においては、印加磁
界とレーザビームをパルス化する場合は上記3つの方法
のいずれの方法を用いてクロックを発生させても良い。
【0047】光磁気記録媒体は、磁界とレーザビームと
が印加/照射されて再生される。この場合、磁界とレー
ザビームの各々が”連続”と”パルス”のいずれかを選
択できるためにその組み合わせは次の4通りある。 (1) レーザビーム:連続光、磁界:連続磁界 (2) レーザビーム:連続光、磁界:パルス (3) レーザビーム:パルス、磁界:連続磁界 (4) レーザビーム:パルス、磁界:パルス 上記(1)の場合はレーザビームの照射と磁界の印加と
の関係は問題にならないので特に説明を要しない。上記
(2)の場合は、図31を参照して、磁区拡大のプロセ
スで印加される外部磁界Hepと磁区消滅のプロセスで
印加される外部磁界Hsrとはその大きさが等しくな
く、外部磁界Hepの方が外部磁界Hsrより小さくな
るように印加する。また、磁区拡大のための時間T1は
磁区消滅のための時間T2より短く、0.15≦T1/
(T1+T2)≦0.6を満たすように決定される。ま
た、上記(3)の場合は、レーザビームのパルスのデュ
ーティは20〜70%の範囲である。更に、上記(4)
の場合は、図32を参照して、前記T1、前記T2の各
々において、レーザビームのON/OFFが1回行われ
るようにレーザビームを照射し、磁界を印加する。本発
明においては、上記いずれの方法を用いても良い。
【0048】図33を参照して、レーザビームを連続光
とし、磁界をパルス化して再生した場合の印加磁界依存
性を示す。この場合、光磁気記録媒体の構造は図22に
示したものと同じであり、レーザビームは波長が830
nm、パワーが1.65mWであり、光磁気記録媒体の
線速度は1.7m/secである。また、記録は0.4μ
mのドメインを等間隔で記録することにより行った。磁
界のパルスのデューティはT1/T2:1である。外部印
加磁界が大きくなると共に検出される信号強度が大きく
なり、260Oeでは飽和レベルに達している。外部磁
界を印加することにより再生信号が大きくなっているこ
とは記録層から再生層へ転写された磁区が拡大している
ことを示すものである。 (第6の実施形態)上記第5実施形態においては、記録
層から再生層へ転写された磁区を外部磁界を印加するこ
とにより拡大し、再生する実施形態を示したが、本第6
実施形態においては、記録層から再生層へ転写された磁
区を外部磁界を印加せずに拡大して再生する実施形態に
ついて説明する。
【0049】図34を参照して、本第6実施例に係る光
磁気記録媒体の構造はガラス、ポリカーボネート等の透
光性の基板226上にSiNから成る誘電体層225、
GdCoから成る再生層4A、SiNから成る非磁性層
3A、TbFeCoから成る記録層222、SiNから
成る保護層221を順次堆積した構造である。前記再生
層4Aに用いられる磁性膜は、その磁区が前記記録層2
22の磁区より大きい材料である。従って、記録層2の
磁化が非磁性層3Aを介して再生層4Aに転写される
と、外部磁界の印加による磁区拡大をしなくても記録層
222の磁区を大きな磁区として再生することができ
る。また、本第6実施形態に係る光磁気記録媒体の構造
は、前記非磁性層3Aと前記再生層4Aとの間にGdF
eCoより成る中間磁性層を挿入した構造であっても良
い。
【0050】上記各層はArガスを用いたマグネトロン
スパッタリング法により形成され、各層の形成条件は第
1実施形態の図39と同じである。本第6実施形態にお
いては、光磁気記録媒体にはCAD方式による超解像光
磁気記録媒体が用いられる。図35を参照して、信号が
記録された記録層222と、非磁性層3Aと、室温で面
内磁化膜,所定の温度以上で垂直磁化膜となる再生層4
Bとから成るCAD方式による超解像光磁気記録媒体3
514にレーザビームが照射されると所定の温度以上に
昇温した領域に記録されている磁区3515の磁化が前
記非磁性層3Aを介して前記再生層4Bの磁区3516
に転写される。この場合、磁区15から磁区3516へ
の転写は静磁結合により行われる。この結果、再生層4
Bの磁区3516は全体が下向きに磁化される。従っ
て、記録層222から再生層4Bへ転写された磁区は外
部から磁界を印加することによる磁区拡大のプロセスが
なくても記録層の磁区より大きい磁区を再生層に転写で
きることになる。磁区3515が再生された後はレーザ
ビームの照射位置が次に再生されるべき磁区3517の
位置へ移動すると、磁区3516の実効的磁気異方性が
小さくなり、磁区3516の磁化は面内方向を向く。次
に再生されるべき磁区3517と、該磁区3517上の
磁区3516の領域が所定の温度以上に達した場合に
は、磁区3516は実効的磁気異方性が大きくなり、上
向きの磁化が転写され、磁区3517の信号が再生され
る。再生後は温度が低くなり磁区3516の磁化は面内
を向く。この繰り返しによりCAD方式による超解像光
磁気記録媒体3514が再生される。尚、前記再生層4
Bに用いられる磁性膜は、室温で面内磁化膜、所定の温
度以上で垂直磁化膜となり、磁区は記録層222の磁区
より大きい材料であれば良く、GdとFe,Co,Ni
の中から選択した元素とから成る磁性膜が適している。
また、前記記録層222としてはTbFeCo、Tb,
Dy,Ndの中から選択した元素とFe,Co,Niの
中から選択した元素とから成る単層の磁性膜若しくは多
層の磁性膜であってもよい。また、更に、Pt,Pdの
内の1元素とFe,Co,Niの中から選択した元素と
から成る単層の磁性膜若しくは多層の磁性膜であっても
よい。
【0051】また、面内磁化膜から垂直磁化膜へ変化す
る所定の温度は140〜180℃の範囲であり、面内磁
化膜から垂直磁化膜への変化の急峻性を示す温度係数C
は第5実施形態と同様に8.0以上である。前記超解像
光磁気記録媒体3514は図35に示す構造に限らず、
前記非磁性層3Aに代えて室温で面内磁化膜、所定の温
度以上で垂直磁化膜となる磁性膜を挿入した構造でもよ
い。図38を参照して、超解像光磁気記録媒体3822
は記録層2、中間磁性層3C、再生層4Cとから成り、
中間磁性層3Cには磁区の大きさは記録層222と同程
度で、所定の温度以上で面内磁化膜から垂直磁化膜へ変
化する磁性膜が適用される。中間磁性膜3Cとしては、
GdFeCo、GdFe、GdCoが適している。ま
た、前記再生層4Cも所定の温度以上で面内磁化膜から
垂直磁化膜へと変化するが、その温度領域は100〜1
70℃の範囲である。本構造の光磁気記録媒体において
は、中間磁性層3Cが面内磁化膜から垂直磁化膜へ急峻
に変化することが再生特性を決定する。従って、中間磁
性層3Cに用いられる磁性膜の温度係数Cは8.0以上
である。
【0052】前記超解像光磁気記録媒体3822にレー
ザビームが照射され、記録層222の磁区3823の領
域が昇温されると磁区3823の磁化が交換結合力によ
り中間磁性層3Cの磁区3824へ転写され、更に、再
生層4Cの磁区3825に転写される。これにより記録
層222の小さな磁区3823は再生層4Cの大きな磁
区3825として再生されることになる。前記中間磁性
層3Cを用いると再生層には面内磁化膜、垂直磁化膜の
いずれを用いた場合にも外部磁界を印加する必要はな
い。
【0053】本第6実施形態においては、再生層に転写
された磁区の拡大・消去の為には外部磁界を印加する必
要はない。従って、光磁気記録媒体を再生するにはレー
ザビームのみを照射するればよく、このレーザビームの
照射方法には連続光を照射する方法とパルス光を照射す
る方法とがある。パルス光の場合のデューティは20〜
70%の範囲である。
【0054】図36を参照して、本第6実施例における
超解像光磁気記録媒体の再生動作について説明する。C
AD方式による光磁気記録媒体3514は光学ヘッド3
6からレーザビームを照射して再生される。光学ヘッド
36により光再生された再生信号とエラー信号は、それ
ぞれ、再生信号増幅回路40とサーボ回路39へ送られ
る。再生信号は前記再生信号増幅回路40で増幅され、
ローパス回路41へ送られる。該ローパス回路41へ送
られた再生信号は、ローパス回路41で積分され復号器
43とクロック発生回路42に送られる。該クロック発
生回路42で発生したクロックは前記サーボ回路39、
第1同期信号発生回路44及び復号器43に送られる。
前記サーボ回路39は送られてきたエラー信号とクロッ
クとによりスピンドルモータ38を所定の回転数で回転
させると共に、前記光学ヘッド36中の対物レンズを制
御し、トラッキングサーボ、フォーカスサーボを行う。
前記復号器43は送られてきたクロックに同期して記録
時に変調された信号を復調し、復調された再生信号を再
生データとして出力する。前記第1同期信号発生回路4
4は、送られてきたクロックに基づいてパルス化したレ
ーザ光を照射する同期信号発生させ、該同期信号をレー
ザ駆動回路35に送る。該レーザ駆動回路35は送られ
てきた同期信号に基づいて前記光学ヘッド36を制御
し、再生レーザビームをパルス化する。また、前記超解
像光磁気記録媒体3514が連続光のレーザビームによ
り再生される場合には、前記第1同期信号発生回路45
から前記レーザ駆動回路35には同期信号が送られるこ
とはなく前記レーザ駆動回路35は前記光学ヘッド36
中の半導体レーザを連続点灯させる。
【0055】また、前記超解像光磁気記録媒体3514
の再生において、レーザビームをパルス化して照射する
場合に、前記クロック発生回路42でクロックを発生さ
せる方法は、第5実施形態中の図28、29及び30に
示したのと同じ3つの方法が適用可能である。尚、上記
第5実施形態、第6実施形態で示した光磁気記録媒体の
作成においては、前記基板226上にSiNから成る誘
電体層225を形成した後に再生層224を形成する
が、再生層224を形成する前に前記誘電体層225の
表面をエッチングして平坦化した後に前記再生層4を形
成する。エッチング条件は、Arガスを用いたマグネト
ロンスパッタリング法で、パワーが0.05〜0.20W
/cm2、時間が15〜30分の範囲が適している。こ
れにより異方性の大きな磁性膜を作成することができ、
光磁気記録媒体の再生特性を向上させることできる。
【0056】また、上記第5実施形態、第6実施形態で
開示した磁性膜は特にアモルファス構造が適している。 (第7の実施形態)本発明の個人情報記録媒体の第7の
実施形態を図に従って説明する。図39に本発明の情報
記録媒体を個人の健康管理情報(データ)の記録に用い
た場合の実施形態を示す。
【0057】同図に示す如く、誕生日、性別、身長、体
重測定測定日及びその結果、人間ドック受診日及びその
結果、献血日及び献血量などの個人の出生してから現在
までの健康に関係する情報をそれぞれの時点、例えば健
康診断を受けた時点などで情報記録媒体に記録する。同
図に示す如く、健康診断の検査項目の検査を行い、各項
目検査終了ごとあるいは全部の検査項目の検査終了後に
その検査結果のデータを光磁気カードに記録する。
【0058】これらの定期あるいは不定期に行った健康
診断の際に検査結果を随時光磁気カードに健康管理情報
として記録しておく。その記録は、光磁気記録装置によ
って書き込むことにより行う。この情報記録媒体につい
て説明する。情報記録媒体としては、例えば光磁気ディ
スク、光磁気テープ、光磁気カード、光磁気シールなど
があり、それらの情報記録媒体には高密度光磁気区が備
えられており高密度に記録することができる。本実施形
態においては、光磁気カード500に各個人の健康管理
情報を記録する場合を示している。
【0059】次に、図40に基づいて、上述の記録した
健康管理情報を加工して健康管理に反映させることにつ
いて説明する。例えば、高密度光磁気カードに記録され
た健康管理情報のうち、体重と身長に着目してそれらの
情報を光磁気カードから読み出す。各年齢時の体重と身
長とをグラフ化したり、あるいは過去数ヶ月の情報を同
様にグラフ化したりする。
【0060】その結果、ここ最近身長は変化していない
が体重が極めて極端に増加しているグラフになったとす
る。そうすると、その結果からトレーニングしたり、あ
るいは食事のカロリーを制限したりして肥満を解消して
対処することができる。 (第8の実施形態)図41に、本発明を商品購入時に用
いた場合の第8の実施形態を示す。
【0061】商店に陳列されている商品を購入する際
に、商店の価格清算所にて購入した商品価格の支払い清
算をするが、店員Aが購入合計金額をレジスタ501に
て算出した後に、購入者Bが所有する光磁気カードに情
報を記録する情報記録装置にて購入した商品の情報を記
録する。購入した商品を商店のレジにて清算する際に、
高密度光磁気区を備えた高密度光磁気カード500を前
記レジスタ501の高密度光磁気カードへの情報入力部
503に通す。そうすることにより、光磁気カードの光
磁気区に予め入力されている食品に関する情報が入力さ
れる。
【0062】商店に陳列されている商品、例えば食品に
関する情報を予め入力したデータベースを商店にて構築
しておき、商店のレジスタ501と連動するようにして
おく。一方のその商店のデータベースに予め蓄積されて
いる食品に関する情報としては、例えば商品の価格のみ
ならず、食品名、食品のカロリー、賞味期限、含まれる
栄養素、更には後述の購入した食品によって可能な食事
メニュー、加えてその食事メニューも健康管理情報に基
づいて当該個人の健康をも加味した食事メニューなどで
ある。
【0063】他方の購入者の所有する光磁気カードに記
録される情報は、商店のデータベースに予め蓄積されて
いる食品に関する情報とほぼ同様で例えば商品の価格の
みならず、商品購入日時、食品名、購入した食品の数
量、それぞれの食品のカロリー、賞味期限、含まれる栄
養素、使われている材料及び素材、更には購入した食品
によって可能な食事メニュー、加えてその食事メニュー
も健康管理情報に基づいて当該個人の健康をも加味した
食事メニューなどである。
【0064】そして、商店で食事に関する情報を記録さ
せた光磁気カードを例えば自宅に持ち帰り、その光磁気
カードに入力された食品に関する情報を読み取り装置に
て読み出す。読み出した食品に関する情報を既存のパー
ソナルコンピュータによって加工する。
【0065】例えば、高密度光磁気カードに入力されて
いる各食品のカロリーをもとに大人あるいは子供一人当
たりのカロリーや食品に含まれる栄養素の量と一人当た
りに必要な標準摂取量とをグラフ化することにより不足
している1日当たり必要な摂取量を知ることができる。
一人当たりに必要な標準摂取量の情報は光磁気カードに
商店で記録された情報の中に組み込まれているものであ
る。
【0066】また、特定の栄養素が足らなければ、その
栄養素を含む食品情報も表示され、次の買物の手助けに
なる。
【0067】また、読み出した食品に関する情報の他の
加工方法としては、購入した食品の種類及び数量の情報
を取り出して日々消費した食品の種類及び数量を管理す
るとともに、購入した食品のうち消費した残りの食品を
材料として、調理可能なメニューを提供することができ
る。この場合にも、調理可能なメニューの情報は光磁気
カードの中に食品購入時に価格清算と同時に情報として
記録されたものである。
【0068】更に他の加工方法は、第7の実施形態にお
いて説明した個人健康管理情報と本実施形態における食
品に関する情報とを結合させて加工する方法である。具
体的に以下に説明する。例えば、健康管理情報のうち、
糖分値が多いという検査結果が最近出たとすれば、当日
購入した食品及び現在購入してストックしている食品の
中から、糖分値が多くならないような食事のメニューを
自動的に加工(検索及び判断など)をしその結果を最適
メニューとして本人に情報提供するのである。
【0069】この情報加工は、既存のパーソナルコンピ
ュータにこのような処理を施すプログラムを設定してお
いて処理してもよいが、高密度に記録できる本発明の情
報記録媒体に組み込むこと(記録しておくこと)のほう
が、効率的であることは言うまでもない。ここで、光磁
気カードについて説明する。
【0070】本実施形態で用いる光磁気カードは、既存
のクレジットカードあるいはキャッシュカードと同様程
度の大きさ及び形状でよいが、本発明の情報記録媒体は
高密度に記録できることから、矩形状のカードにおいて
は光磁気区は、短辺側に設けている。その光磁気区の形
状は、読み出し及び記録が読み出し装置及び記録装置か
ら容易にできることから帯状が好ましく、その大きさは
情報が記録できる程度の大きさであればよい。好ましく
は、情報の記録あるいは読み出しが読み出し装置及び記
録装置容易にできる大きさであればよい。
【0071】もちろん、光磁気区の形状は帯状以外にも
円、楕円、正方形、線状など何れを選択することも可能
である。上述の本発明の実施形態に示す如く、商品、特
に食品は毎日の食事に必要不可欠のものであるから、そ
の種類はもとよりその数は莫大なものになる。まして、
それらの個々の食品に関する情報量は測りきれないもの
であるから、本発明の高密度に記録可能である光磁気カ
ードであれば、小型軽量でありながら、それらの測り知
れない量の情報を記録することができる。
【0072】
【発明の効果】本発明にあっては、情報を記録する媒体
として、高密度の記録媒体を用いるので、大量の情報を
コンパクトに記録することができる。従って、大量の情
報を収納したカード等のような媒体を容易に携帯するこ
とができるようになる。
【0073】また、本発明によれば、予め蓄積された情
報を他の従来の処理と同時に読み出して情報記録媒体に
記録することができるとともに、その大量の情報のうち
必要な情報を情報記録媒体から取り出して加工すること
で、新たな情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高密度な記録領域を有するカードを示す図であ
る。
【図2】カードに設けた記録領域への信号の記録または
再生を行う装置を示す図である。
【図3】カードに設けた記録領域への信号の記録または
再生の機構を示す図である。
【図4】カードに設けた記録領域への信号の記録または
再生を行う他の機構を示す図である。
【図5】第1実施形態における記録領域への信号の記録
または再生を行う光学系を示す図である。
【図6】他の方式の記録領域を有するカードと、そのカ
ードへの信号の記録または再生を行う装置を示す図であ
る。
【図7】テープに設けた記録領域への信号の記録または
再生を行う装置を示す図である。
【図8】テープに設けた記録領域への信号の記録または
再生を行う他の装置を示す図である。
【図9】円形ディスクへの信号の記録または再生を行う
装置を示す図である。
【図10】円形ディスクへの信号の記録または再生を行
う他の装置を示す図である。
【図11】円形の記録領域を有するカードへの信号の記
録または再生を行う装置を示す図である。
【図12】円形の記録領域を有するカードへの信号の記
録または再生を行う装置を示す図である。
【図13】カードにはめ込んだ円形のディスクへの信号
の記録または再生を行う装置を示す図である。
【図14】カードを挟み込んでカードに設けた記録領域
への信号の記録または再生を行う装置を示す図である。
【図15】カードをは挟み込んでカードに設けた記録領
域への信号の記録または再生を行う装置を説明する図で
ある。
【図16】カードを挟み込んでカードに設けた記録領域
への信号の記録または再生を行う装置を説明する図であ
る。
【図17】カードに設けた記録領域への信号の記録また
は再生を片面側から行う装置を示す図である。
【図18】レーザビームにおける温度分布を示す図であ
る。
【図19】第5実施形態のCAD方式による超解像光磁
気記録媒体における記録層から再生層への磁化の転写を
示す図である。
【図20】第5実施形態の磁区拡大のための印加磁界を
説明する図である。
【図21】第5実施形態の磁区拡大に必要な外部磁界の
大きさを決定するためのデータである。
【図22】第5実施形態の光磁気記録媒体の構造を示す
図である。
【図23】第5実施形態の最小磁区径を説明する図であ
る。
【図24】第5実施形態の磁区消滅を説明する図であ
る。
【図25】第5実施形態のRAD方式による超解像光磁
気記録媒体における記録層から再生層への磁化の転写を
示す図である。
【図26】第5実施形態のFAD方式による超解像光磁
気記録媒体における記録層から再生層への磁化の転写を
示す図である。
【図27】第5実施形態の再生装置のブロック図であ
る。
【図28】第5実施形態の自己同期を説明する図であ
る。
【図29】第5実施形態の外部同期を説明する図であ
る。
【図30】第5実施形態の2周期サンプリングを説明す
る図である。
【図31】第5実施形態の磁区拡大過程で印加するパル
ス磁界を説明する図である。
【図32】第5実施形態のパルス化されたレーザビーム
とパルス化された外部磁界との印加のタイミングを示す
図である。
【図33】第5実施形態の光磁気記録媒体における磁区
拡大を実証するデータである。
【図34】第6実施形態の光磁気記録媒体の構造を示す
図である。
【図35】第6実施形態のCAD方式による超解像光磁
気記録媒体における記録層から再生層への磁化の転写を
示す図である。
【図36】第6実施形態の再生装置のブロック図を示す
図である。
【図37】第5実施形態の超解像光磁気記録媒体の他の
例である。
【図38】第6実施形態のCAD方式による超解像光磁
気記録媒体の他の例である。
【図39】第7実施形態の情報記録媒体に記録した健康
管理情報の例を示す例示図である。
【図40】第7実施形態の情報記録媒体に記録した健康
管理情報を加工する例を示す例示図である。
【図41】第8実施形態の情報記録媒体に商品に関する
情報を記録する例を示す例示図である。
【符号の説明】
1・・・カード 2・・・記録領域 2a、2b、2c・・・ブロック 3a、3b・・・ステッピングモータ 4a、4b・・・レール 5・・・矢印 6・・・光学ヘッド 7・・・磁気ヘッド 31・・・対物レンズ 32・・・ガルバノミラー 41・・・ポリゴンミラー 74・・・テープ 90・・・コイル 91・・・磁石 100・・・ローラ 102・・・バネ付き支持体 103・・・ベルト 221・・・保護層 222・・・記録層 223・・・非磁性層 224・・・再生層 225・・・誘電体層 226・・・基板 227、228・・・磁区 229・・・ヒステリシス曲線 500・・・光磁気カード 1910・・・光磁気記録媒体

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高密度に個人情報が記録されることを特
    徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記個人情報が個人健康管理情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記個人健康管理情報が検診結果あるい
    は健康診断結果情報であることを特徴とする請求項2に
    記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 高密度に商品に関する情報が記録される
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記商品に関する情報が食品に関する情
    報であることを特徴とする請求項4に記載の情報記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 前記食品に関する情報が該食品の種類あ
    るいはカロリー情報又は栄養素であることを特徴とする
    請求項5に記載の情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 予め蓄積された商品に関する情報を該商
    品の価格の清算時に光磁気書き込み装置により記録され
    ることを特徴とする情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 予め蓄積された商品に関する情報を該商
    品の価格の清算時に該商品の価格情報と同時に光磁気書
    き込み装置により記録されることを特徴とする情報記録
    媒体。
  9. 【請求項9】 前記情報記録媒体に記録された前記健康
    管理情報を情報読み取り装置により読み取り、該情報を
    加工することを特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項10】 情報記録媒体に記録された商品に関す
    る情報を情報読み取り装置により読み取り、該商品に関
    する情報を加工することを特徴とする情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記情報記録媒体が、高密度光磁気区
    を備えた高密度光磁気カードであることを特徴とする請
    求項9または10のうちいずれか1項に記載の情報処理
    方法。
  12. 【請求項12】 前記情報記録媒体が、矩形状の短辺に
    高密度光磁気区を備えた高密度光磁気カードであること
    を特徴とする請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記情報記録媒体が、高密度光磁気区
    を備えた高密度光磁気ディスクであることを特徴とする
    請求項9または10のうちいずれか1項に記載の情報処
    理方法。
  14. 【請求項14】 前記情報記録媒体が、高密度光磁気区
    を備えた高密度光磁気テープであることを特徴とする請
    求項9または10のうちいずれか1項に記載の情報処理
    方法。
  15. 【請求項15】 前記情報記録媒体が、高密度光磁気区
    を備えた高密度光磁気フィルムであることを特徴とする
    請求項9または10のうちいずれか1項に記載の情報処
    理方法。
  16. 【請求項16】 前記情報記録媒体に記録されている前
    記健康管理情報と、前記食品に関する情報とを結合させ
    て記録することを特徴とする情報記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記情報記録媒体に記録されている前
    記健康管理情報と、前記食品に関する情報とを結合させ
    て最適な食事メニューを提供することを特徴とする情報
    記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記食事メニューは、前記健康管理情
    報に基づく調理方法を提供することを特徴とする請求項
    17に記載の情報記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記情報記録媒体が、高密度光磁気区
    を備えた高密度光磁気カードであることを特徴とする請
    求項1乃至8、16乃至17のうちいずれか1項に記載
    の情報記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記情報記録媒体が、矩形状の短辺に
    高密度光磁気区を備えた高密度光磁気カードであること
    を特徴とする請求項19に記載の情報記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記情報記録媒体が、高密度光磁気区
    を備えた高密度光磁気ディスクであることを特徴とする
    請求項1乃至8、16乃至17のうちいずれか1項に記
    載の情報記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記情報記録媒体が、高密度光磁気区
    を備えた高密度光磁気テープであることを特徴とする請
    求項1乃至8、16乃至17のうちいずれか1項に記載
    の情報記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記情報記録媒体が、高密度光磁気区
    を備えた高密度光磁気フィルムであることを特徴とする
    請求項1乃至8、16乃至17のうちいずれか1項に記
    載の情報記録媒体。
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