JPH10134037A - 文書編集装置及び方法 - Google Patents

文書編集装置及び方法

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JPH10134037A
JPH10134037A JP8285144A JP28514496A JPH10134037A JP H10134037 A JPH10134037 A JP H10134037A JP 8285144 A JP8285144 A JP 8285144A JP 28514496 A JP28514496 A JP 28514496A JP H10134037 A JPH10134037 A JP H10134037A
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alternative
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JP8285144A
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Masaaki Nagashima
正明 長島
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 代替文書要素の展開パターンを表示すること
によって、前もって展開パターンを確認してから文書デ
ータ中に展開することができ、誤った構造で展開してし
まうということを防ぐ効率よい構造化文書作成処理が可
能文書編集装置を提供する。 【解決手段】 文書要素を入れ子状に構造化した文書を
編集する文書編集装置であって、記憶装置10に文書要
素挿入処理12、代替要素展開処理14、展開情報作成
処理15、展開情報表示処理16の各プログラムを、記
憶装置30中に展開情報セット32、表示文字テーブル
33を備え、代替文書要素を正規の文書要素に置き換
え、かつその文書要素の内容を文書要素あるいは代替文
書要素の列に展開し、展開された文書構造の形式を表示
することにより、展開された文書構造の形式で文書デー
タ中の代替文書要素を置き換えるか否かを選択可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文書要素を入れ子状
に構造化した文書を編集する文書編集装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、SGML(ISO−8879)で
記述する構造化文書を作成編集する構造化文書編集装置
が開発されてきている。こういった構造化文書編集装置
では、予め文書型を設定し、その文書型に適合した文書
を作成する工夫がされている。
【0003】図25は、SGMLで文書型を記述した例
を示すものであるが、この文書型記述では、次のように
文書の構造が規定される。
【0004】文書は「book」という型の文書要素を
基本に持つ。以降、「x」という型の文書要素のこと
を、文書要素「x」というように記述する。文書要素
「book」は内容として、文書要素「fm」と文書要
素「bdy」をこの順で持つ。文書要素「fm」は内容
として最初の文書要素「ti」を持ち、文書要素「a
u」もしくは文書要素「cau」を0個以上持つ。文書
要素「ti」は、内容として文字列を持つ。その他の文
書要素の構造に関する説明は割愛する。
【0005】このように構造が規定されている文書を作
成するのに利用される従来の構造化文書編集装置の構成
図を図26に示す。
【0006】図26において、1はキーボード、2はマ
ウスなどのポインティングディバイス、3はCPU、4
はCRT、10は文書要素部分指定プログラム11、文
書要素挿入処理プログラム12などのプログラムを保持
するための記憶装置、20はプログラムやデータを永続
的に保持するための補助記憶装置、30はデータを保持
するための記憶装置である。以上の各構成は、それぞれ
バス9を介して互いに接続されている。なお、記憶装置
10、30と補助記憶装置20を区別せず、プログラム
・データ保持用記憶装置として利用しても良い。
【0007】図25の文書型に適合した文書例をSGM
Lで記述した例を図27と図28に示す。図27と図2
8に示す文書は、著者が人物を表す文書要素「au」で
あるか、法人を表す文書要素「cau」であるかという
点で異なっている。
【0008】次に、従来のこのような構造化文書を作成
する処理について述べる。
【0009】まず図25に示す構造化文書編集装置を起
動し、作成する文書の型をメニューより選択する。例え
ば、文書型「book」を選択すると、表示画面は図2
9に示す表示画面のようになる。図29において、40
0は文書データを表示するためのウインドウであり、こ
のウインドウ上で編集操作を行う。401はグラフィッ
クカーソルであり、マウス2を操作することによりその
動作が制御される。402は挿入カーソルであり、現時
点での挿入位置を示している。挿入カーソル402は、
マウス2やキーボード1のカーソル移動キーを使って移
動することができる。これは、マウスやカーソル移動キ
ー入力のイベントによって文書要素部分指定プログラム
11が実行され、文書データ31内の対応する位置と操
作画面上のカーソルの位置が変更される。403,40
4はそれぞれ文書要素の開始、終了記号であり、SGM
L文書の開始タグ、終了タグに相当する。
【0010】以上の処理を施された状態における文書デ
ータ31は図30のようになる。即ち、文書データ31
は、文書要素3101等をノードとし、入れ子構造を木
構造の形式で表現する形態をとる。文書内容の基本の文
書要素3101は、文書内容のルートポインタ3100
からポイントされる。各文書要素は、文書要素の種類を
表すデータ、要素の順序関係を表すリンクデータ、文書
要素の内容を表す内容データをもつ。例えば、ルートの
要素である文書要素3101は、文書要素の種類を表す
「book」という識別子を持ち、リンクデータはリン
クがないことを表し、内容データは、この時点では内容
がないことを表している。リンクがないのは、文書のお
おもとは文書要素3101がひとつだけからなるためで
ある。
【0011】挿入カーソル402が図29で表示されて
いる位置にある時、即ち、内容が空の文書要素「boo
k」の中にある時に操作画面上からメニュー選択などで
文書要素挿入コマンドを実行させると、文書要素挿入処
理プログラム12が実行される。図31に、この従来の
文書要素挿入処理のフローチャートを示す。以下、図3
1のフローチャートに従って従来の文書要素挿入処理を
説明する。
【0012】ステップS801で、現在指定されている
文書部分に入りうる文書要素をリストアップする。そし
て、現在指定されている部分を直接内容として持つ文書
要素の型の定義に従って、その部分に出現してよい文書
要素を決定する。
【0013】この例では、現在指定されている部分を直
接内容とする文書要素の型は「book」であり、図2
5の文書型の定義に従えば、文書要素「book」の内
容の最初にくる文書要素は文書要素「fm」であること
がわかる。
【0014】続いて、ステップS802で、挿入可能文
書要素を対話ウインドウ405上に表示して文書要素を
選択させる。この時の操作画面例を図32に示す。
【0015】文書編集者が文書要素を選択し、選択決定
ボタン406をクリックするとステップS803に進
み、選択された文書要素を文書データ31に登録する。
例えば、文書編集者が文書要素「fm」を選択すると文
書要素3102が生成され、文書要素3101の内容デ
ータからポイントされる。このポイントされた状態を図
33に示す。
【0016】引き続いてステップS804で、更新され
た文書データを整形して表示し直す。こうして更新され
た操作画面上の文書表示例を図34に示す。このよう
に、文書要素を挿入したり、キー入力により文字を挿入
することにより、構造化文書データを作成することがで
きる。最後に、作成した文書データを保存する時は、文
書データ31をSGMLの記述形式に変換して、補助記
憶装置20にSGML文書原稿21として出力する。こ
の時、SGML記述形式に変換せず、内部形式のままで
補助記憶装置20に保存文書データ22として出力する
場合もある。
【0017】次に既存のSGML文書データを編集する
場合について述べる。例えば、図27で表されているS
GML文書を編集する。入力したSGML文書を内部デ
ータ形式に変換し、文書データ31として記憶装置30
上に記憶すると共に、操作画面上に表示する。この時の
文書データ31を図35に、操作画面上の文書表示例を
図36に示す。
【0018】図35において、文書要素3102は種類
が「fm」であり、リンクデータは文書要素3103を
ポイントしている。これは、文書要素3101の内容
は、文書要素「fm」3102と文書要素「bdy」3
103がこの順で並んだものであることを表現してい
る。文書要素「ti」3104の内容としてポイントさ
れている文書要素3105は文字列である。これが文字
列であることを示すために、種類の識別子を「#」とす
ることで区別している。なお、この内容は文字列「いろ
はの構築」を直接もっている。
【0019】文書要素を挿入するには、挿入カーソル4
02を挿入しようとしている位置に移動し、その後、図
31の処理を行う。例えば、挿入カーソル402が、図
36で示されている位置にある時、図25の文書型定義
によると、挿入可能な文書要素は文書要素「au」か文
書要素「cau」である。そこで、対話ウインドウ40
5は、図37のように複数リストアップされる。文書作
成者がどちらかの文書要素を選択すると、その後の処理
の手順は文書作成の処理とまったく同じとなる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特定の
形式の文書に関しては、白紙の状態から作成するよりも
テンプレートを基に作成するほうが効率よく良い文書を
作成できる。テンプレートを構造情報とともに固定的な
文書を予め組み込んでおくことで対処できる。例えば、
文書データとして図35に示す文書データを用意する
と、文書作成開始時は図36のような操作画面となる。
【0021】このように、文書のスケルトンが予め表示
されると、例えば、文書の表題は「いろはの構築」であ
ることが定められており、章タイトルを記述すべきこと
が、文書要素「ct」3107の先頭を表す記号407
と最後を表す記号408によってわかる。
【0022】しかし、著者に関しては、人物を著者とし
て登録するか、法人を著者として登録するかを選択でき
るようにしているため、予め文書要素を表す記号を表示
させておくことができない。そのため、こうした文書の
テンプレートを用いると、不用意に情報のもれが生じて
しまうという問題が生じる。
【0023】また、上記の課題を解決するために、展開
パターンを予め用意しておくことが考えられる。しか
し、文書要素が展開され得るパターンは、入力候補の文
書要素の組み合わせの数だけ存在し、その数は非常に多
いのが一般的である。従って、パターン名で実際の展開
パターンの形式を想像するのは困難であり、展開した後
意にそぐわないパターンで展開されてしまうということ
がしばしば発生するという問題があった。
【0024】また、展開パターンがわかるように予めパ
ターンをすべて解析し、表示しておくことは、ワークス
テーションなどの表示領域の広さを考慮すると不可能で
あった。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、上述した課
題を解決する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0026】即ち、文書要素を入れ子状に構造化した文
書を編集する文書編集装置であって、代替文書要素を正
規の文書要素に置き換え、かつ該文書要素の内容を文書
要素あるいは代替文書要素の列に展開する代替要素展開
手段と、前記代替要素展開手段により展開された文書構
造の形式を表示する文書構造表示手段とを備えることを
特徴とする。
【0027】そして例えば、更に、前記代替要素展開手
段により展開された文書構造の形式で文書データ中の代
替文書要素を置き換えるか否かを選択するための文書構
造選択手段を備えることを特徴とする。
【0028】または、更に、前記文書構造選択手段で選
択されるために前記代替要素展開手段により展開された
文書構造を保持する文書構造保持手段を備え、前記文書
構造選択手段による選択後は前記文書構造保持手段に保
持された文書構造に従って文書データを構成することを
特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一実施形態を詳細に説明する。
【0030】<第1実施形態>図1に本発明に係る一実
施形態の文書編集装置のブロック構成図を示す。図1に
おいて、上述した図26と同様構成には同一番号を付し
詳細説明を省略する。本実施形態においても基本的には
従来例の図26と同じであるが、記憶装置10には図2
6の文書要素挿入処理プログラム12に加え、代替文書
要素展開処理プログラム14、展開情報作成処理プログ
ラム15、展開情報表示処理プログラム16、記憶装置
30中に、展開情報セット32、表示文字列テーブル3
3が別途備えられている。
【0031】以下、図1に示す構成を備える本実施形態
における文書作成処理について説明する。今回、文書要
素「book」の展開パターンとして、以下の2つの例
をとりあげる。2つのパターンA,Bの構造をそれぞれ
図2、図3に示す。実際には、文書要素「book」に
は展開パターンが2種類だけでなく、たくさん存在し得
るが、例えば、文書管理者がこの2パターンのいずれか
で文書型「book」の文書を作成して欲しい時等がこ
の状況に相当する。
【0032】図2、図3中、「?」は、代替文書要素を
示している。ここは、入り得る文書要素もしくは展開パ
ターンが複数存在するところで、図25で定義されてい
る文書構造の範囲で、文書作成者が自由に選択できると
ころである。本実施形態では、代替文書要素「?」が、
さらに2つの展開パターンに展開され得るものとして説
明する。
【0033】その2つの展開パターンを図4及び図5
に、展開情報セット32の構成例を図6に示す。図中3
201,3205,3206は、文書要素を表す。32
02,3210は、代替文書要素、3203は展開パタ
ーンリスト、3204,3207,3208,3209
は、展開パターン要素を表している。
【0034】文書要素の構成は、従来例の図30、図3
3、図35に示す文書データ31における文書要素と同
じ構成でよい。代替文書要素の構成も従来例の文書要素
の構成と同じである。ただし、文書要素名が「?」で、
内容データは、展開パターンリストへのポインタを持
つ。展開パターンリストは先頭に項目の個数を持ち、そ
の後に展開パターン名を保持するようにして実現され
る。展開情報セット32には、特定文書要素または特定
パターンの展開形式が木構造で格納されている。
【0035】図6中、文書要素「book」3201は
代替文書要素3202をポイントしている。代替文書要
素3202がポイントする展開パターンリスト3203
から、文書要素3201には展開パターンA,Bがある
ことがわかる。
【0036】展開パターンAの要素3204は、文書要
素「fm」3205をポイントしており、文書要素「f
m」のリンクデータは文書要素「bdy」3206をポ
イントしているので、この順でこれらの文書要素に展開
され、更に文書要素3205や文書要素3206に対し
ても展開が続けられることがわかる。展開パターンBの
要素3207、展開パターンCの要素3208、展開パ
ターンDの要素3209についても同様である。
【0037】この展開情報セット32には、文書管理者
が自分にとって必要な展開パターンだけを展開情報作成
処理プログラム15を用いて作成して登録する。次に、
展開情報セット32の作成処理について図7を参照して
説明する。
【0038】まず、ステップS2001で文書構造を記
述した文字列を入力する。文書構造の記述は、例えば、
文書要素「book」の構造を“book(?[A
B])”と記述する。文書要素名“book”の後の’
()’の中は、文書要素「book」を構成する文書要
素名、もしくは代替文書要素名を構成順にスペースで区
切って記述する。
【0039】今回、文書要素「book」は1つの代替
文書要素から構成されているので、代替文書要素を表す
名前“?”が1つだけ記述されている。その直後
の’[]’の中には、代替文書要素と置き換わる可能性
のある展開パターン名がスペースで区切られて記述され
ている。従って、“book(?[A B])”は、文
書要素「book」の構成は、一つの代替文書要素から
構成され、その代替文書要素は、パターンA,Bのいず
れかに展開されるということになる。
【0040】同様に、展開パターンA,B,C,Dにつ
いては、それぞれ、 “A(fm(ti(#) ?[C D]) bdy(chp(ct(#) p(#) p(#)))) ” “B(fm(ti(#) ?[C D]) bdy(chp(ct(#) sec(st(#) p(#)
p(#))))) ” “C(au(snm(#))) ” “D(cau(onm(#) odv(#))) ” と記述する。
【0041】文書要素名あるいは展開パターン名の直後
にある“()”内は、その文書要素あるいは展開パター
ン要素の内容を示している。’#’は文字列を示す。即
ち、展開パターンAでは、文書要素「fm」と文書要素
「bdy」にこの順序で展開し、さらに、文書要素「f
m」以下は文書要素「ti」と代替文書要素にこの順序
で展開することを示している。また、この代替文書要素
は、展開パターンCあるいは展開パターンDで展開する
ことを示している。他の文書要素についても、同様に展
開していくことを示している。それらについてもまった
く同様に展開できるため、詳細説明は割愛する。
【0042】ステップS2002では、ステップS20
01で入力された文字列を、文書要素名あるいは展開パ
ターン名と、展開パターンとにわけて表示文字列テーブ
ル33に登録する。上述した文書要素「book」と、
展開パターンA,B,C,Dが登録されている時の表示
文字列テーブル33の構成例を図8に示す。
【0043】続くステップS2003では、ステップS
2001で入力された文字列から展開情報セット32の
ようなリストデータを作成する。これは単に入力文字列
を構文解析し、その結果に応じて文書要素あるいはパタ
ーン要素を作成し、かつ、それらの内容データ及びリン
クデータを設定すればよい。そしてステップS2004
で、ステップS2003で作成したリストデータを展開
情報セット32に登録する。
【0044】その後ステップS2004で文書管理者が
必要とするだけの展開パターンについてすべて入力し終
えたかどうか判断する。ステップS2004で文書管理
者が必要とするだけの展開パターンについてすべて入力
し終えた場合にはステップS2005に進む。ステップ
S2004で文書管理者が必要とするだけの展開パター
ンについてすべて入力し終えていない場合にはステップ
S2001に戻り、別の展開パターンを登録する。同様
にして、展開パターンB,C,Dについても作成する。
【0045】ステップS2006では、登録した展開パ
ターンの全組み合わせの構造チェックを行う。例えば、
本実施形態では、展開パターンA、展開パターンBにつ
いてそれぞれ展開パターンC、展開パターンDの二つの
展開パターンが存在するので、全部で四つの展開パター
ンが存在することになる。ここでは、これらの展開パタ
ーンが、図25で定義したところの文書構造に添ってい
るかどうかをチェックする。これは、テキストを含まな
い四種類の構造だけの文書データを一時的に作成し、そ
の文書データを既存のパーサを用いて構造チェックすれ
ばよい。
【0046】ステップS2006では、ステップS20
05で図25に添わなかった構造を展開情報セット32
から削除することによって、展開情報セット32を更新
する。例えば、展開パターンAと展開パターンDの組み
合わせの構造が正当なものでなかったら、図6の代替文
書要素3210がポイントする展開パターンリスト32
11から展開パターンDを削除し、項目数を1減らす。
その結果の展開パターンリスト3211の例を図9に示
す。また、もしも、展開パターンAと展開パターンC、
展開パターンAと展開パターンDのどちらの組み合わせ
も正当なものでなかったら、その時点で、展開パターン
Aでは展開され得ないということがわかるので、図6の
代替文書要素3202がポイントする展開パターンリス
ト3203から展開パターンAを削除してもよい。この
時、展開パターンリスト3203は図10のようにな
る。
【0047】以上で本実施形態における文書管理者が、
図25の文書構造定義の範囲内で展開パターンを絞りこ
んで設定する操作の説明を終える。完成した展開情報セ
ットを永続的に保持しようとするならば、記憶装置20
に登録する。そして、文書作成処理の際に、記憶装置3
0内に読み出してきて格納すればよい。
【0048】次に、本実施形態における文書作成処理の
操作手順を、図11を用いて説明する。図11の例では
文書型「book」の構造化文書データを作成するもの
とする。
【0049】まず、ステップS2401で入力したい文
書型をメニュー等で選択する。続いてステップS240
2で文書型と同じ名前の文書要素を展開情報セット32
から探しだす。ステップS2402で文書要素が検出で
きなかった時は、その旨を表示して処理を中止する。ス
テップS2403では、ステップS2402で検出され
た文書要素の展開形式に従って、文書要素・代替文書要
素を作成し、文書データを構成する。そして、文書デー
タ31に格納する。
【0050】ステップS2404では、文書データ31
を整形して表示する。この時、代替文書要素の表示は、
代替文書要素の内容データがポイントする展開パターン
リストに記述されている展開パターン名を列挙するよう
に表示される。例えば、代替文書要素自体がポップアッ
プメニューのような表示形態で表示される。文書型「b
ook」を選択した時の文書データ31とその時の表示
例を、図12及び図13に示す。
【0051】図13において、409は代替文書要素4
10に埋め込まれたプッシュボタンであり、展開パター
ン名が各ボタン上に表示されている。410は代替文書
要素を表示したものである。411,412,413に
ついては後述する。文書データ31には、展開情報セッ
ト32の文書要素3201が文書要素3101に置き代
わり、また、代替文書要素3202が代替文書要素31
08、展開パターンリスト3203が展開パターンリス
ト3109におき代わり、文書データ31に納まってい
る。
【0052】以後は、文書作成者が代替文書要素上に示
された展開パターンを選択しながら処理を進める。その
処理について図14を参照して以下に説明する。本処理
は、プッシュボタン409のいずれかがマウスクリック
されることにより起動されるコールバックルーチンであ
る。
【0053】まずステップS2701で、文書作成者が
選択した展開パターン名を表示文字列テーブル33から
探し出し、その時の展開内容文字列を文書構造表示部4
11に表示する。展開パターンAを選択した時の表示例
を図15に示す。ステップS2701で文書作成者が選
択した展開パターン名が検出できなかった時は、その旨
を表示して処理を中止する。
【0054】ステップS2702では、ステップS27
01で表示した展開内容文字列が示す展開パターンで代
替文書要素を置き換えて良いかどうかを、文書作成者が
入力する。例えば、置換する時は図13のボタン412
を、キャンセルする時はボタン413をマウスクリック
する。文書作成者がいずれかのボタンをマウスクリック
したら文書構造表示部411の文字列を消す。
【0055】ステップS2703では、ステップS27
02でマウスクリックされたのがボタン412かあるい
はボタン413かを判定する。ボタン412がマウスク
リックされた時はステップS2704に進み、ボタン4
13がマウスクリックされた時は本処理を終了する。
【0056】ステップS2704では、ユーザが選択し
た展開パターン名と同じ名前を持つ展開パターン要素を
展開情報セット32から探し出す。展開パターン要素が
検出できなかった時はその旨を表示して処理を中止す
る。ステップS2705では、代替文書要素展開プログ
ラム14を起動し、代替文書要素を現在選択されている
展開パターンの展開情報に従って文書要素及び代替文書
要素を作成し、代替文書要素を選択した文書要素に置き
換える。ただし、この場合においてはリンクデータは元
の代替文書要素のリンクデータの値になる。
【0057】ステップS2706では文書データ31を
再表示する。これは、図11のステップS2404と同
じ処理である。
【0058】以上の処理を代替文書要素がなくなるまで
行うことにより、文書のスケルトンが完成する。従っ
て、その後必要な箇所に文字列を挿入することにより、
構造化文書が完成する。もちろん、スケルトンを作りな
がら、文字列を挿入していくように制御しても良いこと
は勿論である。
【0059】図16と図17に、文書型「book」を
展開パターンAで展開した時の文書データ31とその表
示例を示す。代替文書要素3110のような、展開後に
さらに出現する代替文書要素については、さらに展開を
進める。これは、表示された代替文書要素414から展
開パターンを入力して、図14と同じ処理手順で展開が
可能である。
【0060】上述例では、表示文字列テーブル33に登
録されている文字列をそのまま表示していたが、図18
に示すように表示しても良い。このように表示すること
により、より見やすくなる。図18中、415は文書構
造表示部411に表示される代替文書要素を表してい
る。これは、文字列を構文解析することによって文書構
造が分かるので、その結果から開始タグ、終了タグ、代
替文書要素を図のように図式化すればよい。
【0061】以上説明したように本実施形態によれば、
例えばパターンAを選択した時に、どのように展開され
るかが文書作成者に対して示されるので、文書作成者は
展開パターンを確認しながら、実際に文書データ中に展
開するかどうかを決めることができる。
【0062】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態を説明する。第2実施形態は、別ウインドウに
開始タグ、終了タグを示すことにより、展開パターンを
表示するものである。
【0063】第2実施形態のシステム構成は、基本的に
は上述した第1実施形態1の図1に示す構成と略同様構
成である。ただし、第2実施形態においては、第1実施
形態にある記憶装置30における表示文字列テーブル3
3は必要なく、かわりに代替要素展開パターン34が備
えられている。他の構成は同一である。このため、第2
実施形態のブロック構成図は省略する。従って、第2実
施形態においては、展開情報セット32を作成する際に
図7のステップS2002のリストデータ作成処理は行
わなくてよい。
【0064】以下、第2実施形態における文書作成処理
について説明する。第2実施形態においても、第1実施
形態と同様に図11の処理を行い、図15に示す結果を
得る。そして、以後、第1実施形態と同様に処理を進め
る。ただし、第2実施形態においては、第1実施形態の
場合に比し図14に説明した処理が異なる。第1実施形
態の図14にかわる第2実施形態の処理手順を図19に
示す。以下、図19を参照して第2実施形態における文
書作成処理を説明する。
【0065】まず、ステップS3200で代替要素展開
パターン34をクリアする。続いてステップS3201
で文書作成者が選択した展開パターン名の展開パターン
要素を、展開情報セット32から探し出す。ステップS
3202では、検出した展開パターン要素の内容である
展開パターンを代替要素展開パターン34に登録する。
ステップS3203では、ウインドウ416を開き、開
いたウインドウに代替要素展開パターン34に登録した
展開パターンを文書データ31の表示方法と同形式で表
示する。この表示状態を図20に示す。
【0066】ステップS3204では、ステップS32
03で表示した展開パターンを確認した操作者が、代替
文書要素を展開パターンで置き換えていいかどうかを確
認してその結果を入力する。例えば、置換する時には図
20に示すボタン417を、キャンセルする時にはボタ
ン418をマウスクリックする。文書作成者が、いずれ
かのボタンをマウスクリックしたらウインドウ416を
消す。次のステップS3205では、ステップS320
4でマウスクリックされたのが、ボタン417なのかあ
るいはボタン418なのかを判定する。ボタン417が
マウスクリックされた時はステップS3206に進み、
ボタン418がマウスクリックされた時は処理を終了す
る。
【0067】ステップS3206では、文書データ31
中の代替文書要素を代替要素展開パターン34に登録さ
れている展開パターンに置き換える。ただし、リンクデ
ータについては元の代替文書要素の時の値である。そし
て続くステップS3207で文書データ31を再表示す
る。これは、上述した図11のステップS2404と同
じ処理である。
【0068】なお、以上の説明では代替要素展開パター
ン34に展開パターンを登録しておいたが、本実施形態
は以上の例に限定されるものではなく、代替要素展開パ
ターン34がなくてもよい。この時は、上述のステップ
S3202の処理が必要なくなり、ステップS3206
で再びステップS2701の処理を行い、展開情報セッ
ト32から展開パターン要素を検出し、検出した展開パ
ターンを取りだして代替文書要素と置換する。以上の処
理によっても上述同様の結果が得られる。
【0069】更に、上述したステップS3203の処理
において、図20の代替文書要素419上にもプッシュ
ボタン409と同様なボタンを埋め込み、そのボタンが
マウスクリックされるとそこからさらに指定された展開
パターンが展開される様に制御してもよい。これは、図
19の処理をネストすることで可能である。
【0070】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、展開した文書構造が表示文書データと同じ形式で表
示されるため、展開パターンがユーザにとって見やすい
という利点がある。このため、文書作成者は展開パター
ンを容易に確認でき、確認した展開パターンを元に実際
に文書データ中に展開するかどうかを決めることがで
き、非常に使い易い文書編集装置とできる。
【0071】また、以上の処理において、展開パターン
をウインドウ416に表示する際に、図21に示すよう
に文書構造の深さのレベルに応じてインデントを付けて
表示すると、さらに見易いものになる。これは、ステッ
プS3203で展開パターンを表示する時に表示する文
書要素の構造の深さをカウントすることにより可能とな
る。このように制御することにより更に見易いものとで
き、更に使い易くなる。
【0072】<第3実施形態>上述した第2実施形態で
は選択する展開パターンが1つであったが、本発明は以
上の例に限定されるものではなく、複数の展開パターン
を選択して表示してもよい。例えば、第2実施形態にお
いて、展開パターンAとBの両方を指定して同時に両展
開パターンを表示し、表示された両展開パターンを見比
べて自分の意に添うものを選択できるようにしてもよ
い。このように構成した本発明に係る第3実施形態を以
下に説明する。
【0073】第3実施形態においても、システム構成は
上述した第1実施形態及び第2実施形態と同様であり、
同様構成、及び同様処理についての詳細説明を省略し、
以下異なる部分を主に説明する。第3実施形態において
は、第2実施形態の記憶装置30における代替要素展開
パターン34はなくてよい。次に、第3実施形態におけ
る文書作成処理について詳細に説明する。
【0074】第3実施形態においても、第1実施形態と
同様にまず図11の処理を行う。ただしこの時、第3実
施形態においては代替文書要求410上に埋めこむのは
図13に示すプッシュボタン409ではなく、図22に
示すリストウインドウ420を埋め込む。図22に示す
ように、リストウインドウ420にはその項目として展
開パターン名が表示されており、このリストウインドウ
420を目視確認して複数の展開パターンを選択するこ
とができる。このようにして一つあるいは複数の展開パ
ターンを選択した後、「OK」ボタン421が押される
と、上述した第1実施形態と同様に処理を進める。ただ
し第3実施形態においては、図14の処理に代わり次に
示す図23の処理を行う。
【0075】一方、「NO」のボタン422が押される
と展開パターンの選択が無効となる。複数項目の選択に
ついてはXウインドウのMOTIFプログラムですでに
実現されているので、同様な方式で実現すればよい。上
述した「OK」ボタン421が押された場合における第
1実施形態の図14に示す処理の替わりに実行される図
23の処理について以下に説明する。
【0076】図23において、まずステップS3601
で文書作成者が選択したすべての展開パターン名の展開
パターン要素を展開情報セット32から探し出し、その
数だけウインドウ416を開いてそれぞれ選択された展
開パターンを表示する。展開パターンAとBを選択した
時の表示例を図24に示す。図24の表示は、図19の
ステップS3200からステップS3203の処理(た
だし、ステップS3202の処理は無視される。)を選
択された展開パターン名の数だけ繰り返すことにより実
現できる。
【0077】続くステップS3602では、文書作成者
がステップS3601で表示された展開パターンを確認
して、表示展開パターン中に自分の意に添った展開パタ
ーンがある場合にはそのパターンが表示されているウイ
ンドウのボタン417をマウスクリックする。一方、意
に添った展開パターンがない場合にはウインドウ400
上のボタン423をマウスクリックする。そしていずれ
の場合にもステップS3603に進み、ステップS36
01で表示した全てのウインドウを消す。
【0078】続くステップS3604では、ステップS
3602でマウスクリックされたのが、ボタン417か
あるいはボタン423かを判定する。ボタン417がマ
ウスクリックされた場合にはステップS3605に進
み、ボタン423がマウスクリックされた場合には処理
を終了する。
【0079】ステップS3605では、ボタン417が
マウスクリックされたウインドウに表示してあった展開
パターンの名前を展開情報セット32から探し出し、そ
の内容である展開パターンを取り出し、代替文書要素と
置換する。一方、検出できなかった時はその旨を表示し
て処理を終了する。
【0080】ステップS3606では置換の終了した文
書データ31を再表示する。これは、図11のステップ
S2404と同じ処理である。以上説明したように第3
実施形態によれば、複数の展開パターンを同時に表示で
きるので、文書作成者が比較しながら展開パターンを選
択でき、選択が容易であると共に選択ミス等も最小限に
抑えられる。
【0081】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明は、システム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、代
替文書要素の展開パターンを表示することによって、前
もって展開パターンを確認してから、文書データ中に展
開することができるので、誤った構造で展開してしまう
ということを防ぐことができ、効率よい構造化文書作成
処理が可能になる。
【0083】また、文書要素の代用となる代替文書要素
を導入し、代替文書要素を本来の文書要素に置き換え、
かつその文書要素の内容を、さらに文書要素または代替
文書要素の列に展開し、展開された展開パターンを表示
することにより、代替文書要素を置き換えるか否かを選
択することにより、確実に誤った構造で展開してしまう
ということを防ぐことができ、効率よい構造化文書作成
処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のシステム構成図で
ある。
【図2】代替文書要素展開パターン例を示す図である。
【図3】代替文書要素展開パターン例を示す図である。
【図4】代替文書要素展開パターン例を示す図である。
【図5】代替文書要素展開パターン例を示す図である。
【図6】展開情報セットの例を示す図である。
【図7】第1実施形態における展開情報セット作成処理
を示すフローチャートである。
【図8】第1実施形態における表示文字列テーブルの構
成例を示す図である。
【図9】第1実施形態における展開情報セットの例を示
す図である。
【図10】第1実施形態における展開情報セットの例を
示す図である。
【図11】第1実施形態の文書作成処理を示すフローチ
ャートである。
【図12】第1実施形態の文書データ例を示す図であ
る。
【図13】第1実施形態の操作画面表示例を示す図であ
る。
【図14】第1実施形態の文書作成処理を示すフローチ
ャートである。
【図15】第1実施形態の操作画面表示例を示す図であ
る。
【図16】第1実施形態の文書データ例を示す図であ
る。
【図17】第1実施形態の操作画面表示例を示す図であ
る。
【図18】第1実施形態の操作画面表示例を示す図であ
る。
【図19】本発明に係る第2実施形態の文書作成処理を
示すフローチャートである。
【図20】第2実施形態の操作画面表示例を示す図であ
る。
【図21】第2実施形態の操作画面表示例を示す図であ
る。
【図22】本発明に係る第3実施形態の操作画面表示例
を示す図である。
【図23】第3実施形態の文書作成処理を示すフローチ
ャートである。
【図24】第3実施形態の操作画面表示例を示す図であ
る。
【図25】SGMLによる文書型の定義例を示す図であ
る。
【図26】従来の文書編集装置のシステム構成図であ
る。
【図27】SGMLによる文書記述例を示す図である。
【図28】SGMLによる文書記述例を示す図である。
【図29】従来の図26に示す文書編集装置における操
作画面表示例を示す図である。
【図30】文書データ例を示す図である。
【図31】従来の文書要素挿入処理を示すフローチャー
トである。
【図32】従来例の操作画面表示例を示す図である。
【図33】文書要素の内容データからポイントされた状
態を示す図である。
【図34】従来例の操作画面表示例を示す図である。
【図35】文書データ例を示す図である。
【図36】従来例の操作画面表示例を示す図である。
【図37】従来例の操作画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 キーボード 2 ポインティングデバイス 3 CPU 4 CRT 10、30 記憶装置 20 補助記憶装置 14 代替文書要素展開処理プログラム 15 展開情報作成処理プログラム 16 展開情報表示処理プログラム 31 文書データ 32 展開情報セット 33 表示文字列テーブル 34 代替要素展開パターン 3202、3210 展開情報セット中の代替文書要素 3108、3110 文書データ中の代替文書要素 411 文書構造表示部 415 ウインドウ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書要素を入れ子状に構造化した文書を
    編集する文書編集装置であって、 代替文書要素を正規の文書要素に置き換え、かつ該文書
    要素の内容を文書要素あるいは代替文書要素の例に展開
    する代替要素展開手段と、 前記代替要素展開手段により展開された文書構造の形式
    を表示する文書構造表示手段とを備えることを特徴とす
    る文書編集装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記代替要素展開手段により展開
    された文書構造の形式で文書データ中の代替文書要素を
    置き換えるか否かを選択するための文書構造選択手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載の文書編集装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記文書構造選択手段で選択され
    るために前記代替要素展開手段により展開された文書構
    造を保持する文書構造保持手段を備え、 前記文書構造選択手段による選択後は前記文書構造保持
    手段に保持された文書構造に従って文書データを構成す
    ることを特徴とする請求項2記載の文書編集装置。
  4. 【請求項4】 文書要素を入れ子状に構造化した文書を
    編集する文書編集装置における文書編集方法であって、 代替文書要素を正規の文書要素に置き換え、かつ該文書
    要素の内容を文書要素あるいは代替文書要素の列に展開
    し、展開された文書構造の形式を表示することにより、
    展開された文書構造の形式で文書データ中の代替文書要
    素を置き換えるか否かを選択可能とすることを特徴とす
    る文書編集方法。
  5. 【請求項5】 更に、前記展開された文書構造を保持す
    る文書構造保持手段を備え、 展開された文書構造の形式で文書データ中の代替文書要
    素を置き換えるか否かを選択後は前記文書構造保持手段
    で保持された文書構造に従って文書データを構成するこ
    とを特徴とする請求項4記載の文書編集方法。
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