JPH07104986A - プログラム生成用ツール - Google Patents

プログラム生成用ツール

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JPH07104986A
JPH07104986A JP26807293A JP26807293A JPH07104986A JP H07104986 A JPH07104986 A JP H07104986A JP 26807293 A JP26807293 A JP 26807293A JP 26807293 A JP26807293 A JP 26807293A JP H07104986 A JPH07104986 A JP H07104986A
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JP
Japan
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program
screen
attribute
commentary
holding unit
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Application number
JP26807293A
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English (en)
Inventor
Kazunori Yamamori
一徳 山守
Takashi Yanagisawa
剛史 柳澤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラマーが画面生成プログラムに注釈文
を挿入したり、解説用ドキュメントを作成する時間や手
間を削減する。 【構成】 グラフィカル・ユーザ・インタフェースは、
操作画面や操作画面中の部品、あるいはその部品をクリ
ック等によって操作したときに実行される、イベント関
数等を構成要素とする。画面生成プログラムを生成する
には、グラフィカル・ユーザ・インタフェースの各構成
要素の属性を属性保持部10に保持しておく。その一方
で、解説文保持部20には、各構成要素、例えば部品の
具体的な解説等を記述した解説文を保持しておく。ドキ
ュメント生成部22は、属性保持部10の内容と解説文
保持部20の内容とを読み取り、各構成要素の属性やそ
の解説文を読み易く編集し、自動的に第三者の利用しや
すいドキュメントを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラム生成作業を
補助するために、特にグラフィカル・ユーザ・インタフ
ェースを構築する際の解説文や注釈文生成を容易にした
プログラム生成用ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置における各種アプリケーシ
ョンプログラムの作成作業は、一般に非常に多くの日数
と労力を有する。そこで、このような作業を行うプログ
ラマーを補助するために、プログラムの一部を自動的に
生成するプログラム生成用ツールが開発されている。通
常、アプリケーションプログラムを実行する場合には、
ユーザがそのプログラムを動作させるために操作画面を
表示させる。このような操作画面のデザインや、その操
作内容に応じた処理を設定するために、グラフィカル・
ユーザ・インタフェースが作成される。このグラフィカ
ル・ユーザ・インタフェースの自動生成も、プログラム
生成用ツールの機能として含まれている。
【0003】図2に、一般のグラフィカル・ユーザ・イ
ンタフェース例説明図を示す。グラフィカル・ユーザ・
インタフェースは、具体的には、この図に示すようなも
のから構成されている。アプリケーションプログラム1
の実行のためには、多数の操作画面が使用される。ここ
で、例えばそのうちの1つの操作画面2を設定する場合
には、この操作画面2の中に表示される操作ウィンドウ
3やボタン4等の配置、あるいはテキスト入力フィール
ド5の設定が必要となる。また、ボタン4等を操作した
場合に、動作するイベント処理関数6を特定する必要が
ある。従って、プログラマーは、プログラム生成用ツー
ルを起動し、このような操作画面の大きさやデザイン、
操作ウィンドウ3の位置、ボタン4の位置、対応するイ
ベント処理関数6等を順番に入力していく。これによっ
て、この図に示すような操作画面を表示する画面生成プ
ログラムが生成される。
【0004】図3に、従来のプログラム生成用ツール動
作説明図を示す。例えば、図に示すようにボタン4をマ
ウス8により左クリックで操作したとき、所定のイベン
ト処理関数が動作するものとした場合、グラフィカル・
ユーザ・インタフェース構築部7は、ボタン4の部品名
やイベント処理関数の関数名等を属性保持部10に記憶
する。プログラマーが、図2に示した操作画面2を構成
する各種の構成要素について設定を行う都度、このグラ
フィカル・ユーザ・インタフェース構築部7は、属性保
持部10に対応する属性情報を保持していく。その後、
プログラム生成部9を起動させると、属性保持部10の
内容を読み取って、画面生成プログラム11が生成され
る。プログラマーは、このようにしてグラフィカル・ユ
ーザ・インタフェースを構築した後、アプリケーション
プログラム本体とドッキングさせてアプリケーションプ
ログラムの作成作業を進める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なグラフィカル・ユーザ・インタフェースを構築した
後、これをアプリケーションプログラムに適応した際の
評価や検討あるいはその承認を得る場合には、グラフィ
カル・ユーザ・インタフェース操作のための解説等が求
められる。また、グラフィカル・ユーザ・インタフェー
ス構築のためのプログラマーとアプリケーションプログ
ラムを作成するプログラマーとが異なる場合や、あるい
は他人の構築したグラフィカル・ユーザ・インタフェー
スを利用することが多いような場合には、できるだけ分
かりやすく詳しい解説が付加されていることが望まし
い。
【0006】図4に、プログラム付属の情報説明図を示
す。例えば、図2に示した操作画面2を表示するための
画面生成プログラム12を完成した場合には、プログラ
マーは、他人の理解を容易にするためにそのプログラム
の中に適当な注釈文13を書き込んだり、あるいはプロ
グラムとは別に解説用ドキュメント14を作成する。し
かしながら、プログラム中に注釈文13を挿入する作業
や、解説用ドキュメント14を作成する作業は、プログ
ラマーにとって比較的大きな負担となり、プログラム開
発時間の短縮化の妨げともなっていた。また、画面生成
プログラム12を、その後修正したり、追加等を行った
場合には、再び注釈文13や解説用ドキュメント14も
修正する必要がある。このような作業もプログラマーの
大きな負担になっていた。
【0007】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、プログラマーが画面生成プログラムに注釈文を挿入
したり、解説用ドキュメントを作成する時間や手間を削
減して、第三者も容易にその内容を理解することができ
るようなプログラムを生成するプログラム生成用ツール
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明は、プログラム
実行のための操作画面と、その操作画面中の部品及び部
品操作により実行されるイベント処理関数を構成要素と
するグラフィカル・ユーザ・インタフェースを構築す
る、グラフィカル・ユーザ・インタフェース構築部と、
前記構成要素の属性を保持する属性保持部と、属性保持
部の内容を読み取り画面生成プログラムを生成するプロ
グラム生成部と、前記構成要素の解説を記述した解説文
を保持する解説文保持部と、前記属性保持部と前記解説
文保持部の内容を読み取り、前記画面生成プログラム解
説用のドキュメントファイルを生成するドキュメント生
成部とを有することを特徴とするプログラム生成用ツー
ルに関する。
【0009】第2発明は、プログラム実行のための操作
画面と、その操作画面中の部品及び部品操作により実行
されるイベント処理関数を構成要素とするグラフィカル
・ユーザ・インタフェースを構築する、グラフィカル・
ユーザ・インタフェース構築部と、前記構成要素の属性
を保持する属性保持部と、前記構成要素の解説を記述し
た解説文を保持する解説文保持部と、前記属性保持部と
前記解説文保持部の内容を読み取り、予め設定された位
置に注釈文を挿入した画面生成プログラムファイルを生
成する注釈文付プログラム生成部とを有することを特徴
とするプログラム生成用ツールに関する。
【0010】
【作用】グラフィカル・ユーザ・インタフェースは、操
作画面や操作画面中の部品、あるいはその部品をクリッ
ク等によって操作したときに実行される、イベント関数
等を構成要素とする。画面生成プログラムを生成するに
は、グラフィカル・ユーザ・インタフェースの各構成要
素の属性を、属性保持部に保持しておく。その一方で、
解説文保持部には、各構成要素、例えば部品の具体的な
解説等を記述した解説文を保持しておく。
【0011】ドキュメント生成部は、属性保持部の内容
と解説文保持部の内容とを読み取り、各構成要素の属性
やその解説文を読み易く編集し、自動的に第三者の利用
しやすいドキュメントを生成する。注釈文プログラム生
成部は、画面生成プログラムを生成する際に、プログラ
ム中に適宜注釈文を自動挿入する。従って、プログラマ
ーが、予めグラフィカル・ユーザ・インタフェースの構
成要素について、それぞれ必要な解説文を個別に作成
し、解説文保持部に入力しておけば、その後は自動的に
適切なドキュメントファイルが生成され、更に読み易い
注釈文付プログラムが生成される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。 [第1発明]図1は、本発明の第1発明のプログラム生
成用ツールブロック図である。このプログラム生成用ツ
ールは、グラフィカル・ユーザ・インタフェース構築部
7と、プログラム生成部9と、属性保持部10と、解説
文保持部20と、ドキュメント生成部22から構成され
る。グラフィカル・ユーザ・インタフェース構築部7
は、従来装置に既に設けられていたものと同様で、既に
図3を用いて説明したように操作画面中の部品やイベン
ト処理関数等について、その属性情報を属性保持部10
に格納する処理を行う部分である。なお、本発明におい
ては、上記のような操作画面や、操作画面中に表示され
る部品や、その部品を操作して実行されるイベント処理
関数等を、グラフィカル・ユーザ・インタフェースの構
成要素と呼んでいる。
【0013】この属性保持部10には、具体的には、例
えば図に示すように、操作画面中に表示される画面A、
画面B、あるいは各種の部品と、その部品によって操作
されるイベント処理関数名等が格納されている。一方、
本発明においては、この他に解説文保持部20を設け
る。この解説文保持部20には、上記グラフィカル・ユ
ーザ・インタフェースの各構成要素について、それぞれ
必要な分かりやすい解説文が格納されている。この解説
文は、プログラマーが必要に応じて文章編集入力部21
を用いて入力したものである。なお、文章編集入力部2
1は、キーボードやその他文章を入力するための装置か
ら構成される。この解説文は、生成される表示画面毎に
プログラマーが新たに作成する他、比較的頻繁に使われ
る部品等については、予めパターン化し蓄積しておくこ
とができる。
【0014】ドキュメント生成部22は、属性保持部1
0や解説文保持部20から、それぞれ必要な属性情報や
解説文を抽出し、これらを組み合わせてドキュメントフ
ァイル23を生成する部分である。なお、このツールに
は、従来装置と同様に属性保持部10の内容を読み取
り、画面生成プログラム11を生成するためのプログラ
ム生成部9が設けられている。本発明により生成された
ドキュメントファイル23は、例えば画面Aについて属
性保持部10に格納された情報を分かりやすい文章に直
したものである。この例の場合には、ドキュメント生成
部22が属性保持部10の内容を読み取って文章化して
いる。また、この図に示す例のように、部品について
は、属性保持部10に格納された情報と、解説文保持部
20に格納された解説文とを組み合わせ、より詳しい解
説文を生成している。
【0015】以上のような動作を行うために、解説文保
持部20の中には、属性保持部10に格納された情報以
外の付加的な情報を格納しておけばよい。ドキュメント
生成部22は、構成要素をキーとして、属性保持部10
や解説文保持部20から必要な情報を読み取り、組み合
せ、文章化してドキュメントファイル23を生成する。
ドキュメントファイル23は、画面上に構築された部品
とイベント処理関数毎に画面の解説をするドキュメント
の内容を持つファイルである。これは電子情報として保
存されてもよいし、単にプリンタにより印刷出力される
ものでもよい。
【0016】ところで、グラフィカル・ユーザ・インタ
フェースの構築において、構築時に指示した部品とイベ
ント処理関数の属性は、グラフィカル・ユーザ・インタ
フェース構築部によって、属性保持部10に部品とイベ
ント処理関数毎に入力される。文章編集入力部21を使
って入力された解説文は、解説文保持部20に部品とイ
ベント処理関数毎に保持される。このように、属性保持
部10と解説文保持部20は、部品とイベント処理関数
毎に値を持つので、構築した画面を解説するドキュメン
トファイル23は、解説文保持部20と属性保持部10
の値を部品とイベント処理関数毎に整理して、生成する
ことが可能となる。解説文には、属性保持部10に保持
されている画面や、画面の中で設置されている部品の表
示位置や名前や動作条件等の属性については、記載が不
要である。
【0017】属性保持部10に保持されている値の例と
して、「画面A:幅=WA 高さ=HA タイトル=M
MMA」「画面B:」「部品1:親=画面A 位置=X
1,Y1 幅=W1 高さ=H1 形=四角形 背景色
=白色 文字色=赤色 文字=MMM1 左クリックで
呼び出す関数=イベント処理関数1」「部品2:親=画
面A」「部品3:親=画面B 左クリックで呼び出す関
数=イベント処理関数1」「部品4:親=画面B」「イ
ベント処理関数1:画面Bを表示」という属性が入力さ
れている。更に、解説文保持部20に保持されている値
の例として、「部品1:“MMM1ボタンは、動作状態
を棒グラフで見たいときに使う。”」「イベント処理関
数1:“この関数は、動作状態の棒グラフを表示させる
関数である。”」という解説文が入力されている。
【0018】この例の場合に、ドキュメントの内容は、
「画面Aは、幅WA、高さHAを持ち、MMMAとタイ
トルが書かれた画面である」という画面を説明する文
と、「画面Aの上には部品1と部品2がある。画面Bの
上には部品3と部品4がある。」という画面の中の部品
の構成を説明する文と、「部品1は、左上からX1,Y
1の位置に幅W1、高さH1の四角形の形をしており、
白色の背景色を持ち赤色の文字でMMM1と書かれてい
る。」という部品の属性を説明する文と、「MMM1ボ
タンは、動作状態を棒グラフで見たいときに使う。」と
いう部品に対して解説文保持部に保持されていた解説文
と、「部品1を左ボタンでクリックすると、イベント処
理関数が呼ばれて、画面Bを表示する。」という部品の
動作を説明する文と、「イベント処理関数1は、画面A
の部品1または画面Bの部品3から呼び出される。」と
いうイベント処理関数の属性を説明する文と、「この関
数は、動作状態の棒グラフを表示させる関数である。」
というイベント処理関数に対して解説文保持部に保持さ
れていた解説文等から成る。
【0019】図5と、図6と、図7に、第1発明の動作
を説明するフローチャートを図示した。図5は、そのう
ちの画面解説ドキュメント生成動作フローチャートであ
る。まず、上記のドキュメント生成部は、属性保持部1
0を検索し、画面が存在するかどうかを判断する(ステ
ップS1)。ここで、画面が存在すれば、その画面の属
性を文章化し、画面を説明する文を生成する(ステップ
S2)。更に、解説文保持部20を検索して、その画面
に解説文が存在するかどうかを判断する(ステップS
3)。解説文がなければステップS5に移り、解説文が
あればステップS4において、これを抽出する。そし
て、画面の説明文の次に追加する。
【0020】ステップS5では、親の画面が存在するか
どうかを判断する。親の画面というのは、その画面を含
む画面のことである。もし、親の画面が存在する場合に
は、ステップS6において、属性保持部の中に親=とい
う表示を持つ項目を集め、その画面の部品の構成を示す
説明文を生成する。このように属性保持部に含まれる必
要な全ての画面の説明文が生成されると、この処理を抜
け、次の部品解説ドキュメント生成動作に移る。
【0021】図6は、部品解説ドキュメント生成動作フ
ローチャートである。ここでは、属性保持部10から部
品に該当する属性情報を検索する(ステップS7)。も
し、部品に相当する項目があればステップS8に移り、
部品の属性を説明する文を生成する。これは、先に画面
の説明を行ったと同様に、属性保持部10の部品に関す
る属性の情報を文章化して適当な説明文を生成する動作
を示す。次にステップS9において、その部品の解説文
が解説文保持部20に存在するかどうかを判断する。そ
して、解説文があれば解説文を抽出する(ステップS1
0)。更に、ステップS11において、クリックで呼び
出す関数が存在するかどうかを判断する。もし、該当す
るイベント処理関数等が存在すれば、ステップS12に
移り、その部品の動作を説明する文を生成する。これ
は、例えば「左クリックによりイベント処理関数が呼ば
れ、画面Bを表示する。」といった内容となる。
【0022】図6の処理により、全ての部品についての
説明文が生成されると、次にイベント処理関数の解説に
移る。図7は、イベント処理関数解説ドキュメント生成
動作フローチャートである。まず、ステップS13にお
いて、属性保持部10にイベント処理関数が存在するか
どうかを判断する。そして、存在すればステップS14
に移り、その属性を説明する情報を文章化し、必要な説
明文を生成する。次にステップS15において、そのイ
ベント処理関数の解説文が存在するかどうかを解説文保
持部20を検索して判断する。そして、解説文が存在す
れば、その解説文を抽出する(ステップS16)。こう
して全てのイベント処理関数についての解説が終了する
と、ステップS17に移り、属性保持部10に含まれる
全データの解説が終了したかどうかを判断する。そし
て、もし終了していなければ、再び図5に示す画面解説
ドキュメント生成動作に移り、これまで説明したと同様
の動作によって残りのドキュメントファイルを生成す
る。
【0023】[第2発明]図8に、第2発明のプログラ
ム生成ツールブロック図を示す。このツールは、属性保
持部10と、解説文保持部20と、注釈文付プログラム
生成部25から構成される。属性保持部10や解説文保
持部20の構成は、既に図1で説明したものと全く同様
のものである。注釈文付プログラム生成部25は、属性
保持部10に格納された属性情報と、解説文保持部20
に保持された解説文とを読み出して、注釈文を適当な箇
所に挿入した画面生成プログラムファイル26を生成す
るためのものである。
【0024】先に説明したように、プログラムの中に入
れる注釈文は、解説文保持部20の値から生成される。
属性保持部10と解説文保持部20は、部品とイベント
処理関数毎に値を持つので、プログラムの中に入れる注
釈文は、部品とイベント処理関数毎に整理して挿入する
ことが可能となる。注釈文の書式は、プログラムの文法
に則った書式であり、例えば、C言語では、「/*」と
「*/」の文字列で囲んだ文字列である。よって、解説
文保持部20に保持されている解説文を「/*」と「*
/」の文字列で囲めば、注釈文は生成できる。例えば、
イベント処理関数に対して解説文保持部20に保持され
ている解説文が、「この関数は、動作状態の棒グラフを
表示させる関数である。」である時に、注釈文は、「/
*この関数は、動作状態の棒グラフを表示させる関数で
ある。*/」となる。注釈文を挿入する位置は、プログ
ラムの文法に則った位置であり、その中でプログラムを
読み易くなる位置に挿入する。例えば、C言語では、プ
ログラムの宣言文と実行文との間に挿入する。
【0025】図9に、第2発明のファイル生成動作フロ
ーチャートを示す。上記のツールは、具体的には次のよ
うに動作し、上記のような画面生成プログラムファイル
を生成する。まず、ステップS1において、通常の動作
に従ってプログラムを生成する(ステップS1)。これ
は、既に図1で説明したプログラム生成部9が生成する
ような画面生成プログラム11の生成動作である。次
に、ステップS2において、イベント処理関数が存在す
るかどうかを判断する。そして、存在すればステップS
3に移り、先に第1発明で説明した要領で注釈文を生成
する。次に、ステップS4に移り、プログラムを宣言文
と実行文に分割する。その分割の方法や理由も既に説明
した通りである。そして、ステップS5に移り、予め生
成された注釈文を挿入する。
【0026】上記のような処理によって注釈文が挿入さ
れるが、プログラムの各所にイベント処理関数が存在す
る場合には、上記のような動作が繰り返され、プログラ
ムの各所に必要な注釈文が挿入されることになる。本発
明は以上の実施例に限定されない。上記実施例に示した
属性保持部10や解説文保持部20に入力される属性情
報、あるいは解説文の構成は、その他それぞれ対象とな
るプログラムの構成に従って、自由に変更して差し支え
ない。また、ドキュメントファイルの形式や画面生成プ
ログラムファイルへの注釈文の挿入方法等についても、
後で第三者がそのプログラムの解釈をする場合に有効な
自由な形式に変更して差し支えない。
【0027】
【発明の効果】以上説明した本発明のプログラム生成用
ツールは、グラフィカル・ユーザ・インタフェースの構
成要素について、その属性を属性保持部に保持する一
方、解説文を解説文保持部に保持し、両者の内容を読み
取りながら生成プログラム解説用のドキュメントファイ
ルを自動的に生成するようにしたので、プログラマーの
ドキュメントファイル作成作業に対する負担を軽減し、
プログラム開発作業を容易にする。また、属性保持部や
解説文保持部の内容を読み取って、プログラム中の予め
設定された位置に注釈文を自動的に挿入し、画面生成プ
ログラムファイルを生成する注釈文付プログラム生成部
を設ければ、プログラム自体も第三者に理解し易い形式
となり、この種のプログラム開発作業の便宜を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1発明のプログラム生成用ツール実
施例を示すブロック図である。
【図2】一般のグラフィカル・ユーザ・インタフェース
例説明図である。
【図3】従来のプログラム生成用ツール動作説明図であ
る。
【図4】プログラム付属の情報説明図である。
【図5】画面解説ドキュメント生成動作フローチャート
である。
【図6】部品解説ドキュメント生成動作フローチャート
である。
【図7】イベント処理関数解説ドキュメント生成動作フ
ローチャートである。
【図8】第2発明のプログラム生成用ツールブロック図
である。
【図9】第2発明のファイル生成動作フローチャートで
ある。
【符号の説明】
7 グラフィカル・ユーザ・インタフェース構築部 9 プログラム生成部 10 属性保持部 11 画面生成プログラム 20 解説文保持部 21 文章編集入力部 22 ドキュメント生成部 23 ドキュメントファイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム実行のための操作画面と、そ
    の操作画面中の部品及び部品操作により実行されるイベ
    ント処理関数を構成要素とするグラフィカル・ユーザ・
    インタフェースを構築する、グラフィカル・ユーザ・イ
    ンタフェース構築部と、 前記構成要素の属性を保持する属性保持部と、 属性保持部の内容を読み取り画面生成プログラムを生成
    するプログラム生成部と、 前記構成要素の解説を記述した解説文を保持する解説文
    保持部と、 前記属性保持部と前記解説文保持部の内容を読み取り、
    前記画面生成プログラム解説用のドキュメントファイル
    を生成するドキュメント生成部とを有することを特徴と
    するプログラム生成用ツール。
  2. 【請求項2】 プログラム実行のための操作画面と、そ
    の操作画面中の部品及び部品操作により実行されるイベ
    ント処理関数を構成要素とするグラフィカル・ユーザ・
    インタフェースを構築する、グラフィカル・ユーザ・イ
    ンタフェース構築部と、 前記構成要素の属性を保持する属性保持部と、 前記構成要素の解説を記述した解説文を保持する解説文
    保持部と、 前記属性保持部と前記解説文保持部の内容を読み取り、
    予め設定された位置に注釈文を挿入した画面生成プログ
    ラムファイルを生成する注釈文付プログラム生成部とを
    有することを特徴とするプログラム生成用ツール。
JP26807293A 1993-09-30 1993-09-30 プログラム生成用ツール Pending JPH07104986A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009524856A (ja) * 2006-01-24 2009-07-02 マイクロソフト コーポレーション 質的に注釈を付けられた注釈付きコード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009524856A (ja) * 2006-01-24 2009-07-02 マイクロソフト コーポレーション 質的に注釈を付けられた注釈付きコード

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