JPH1013397A - シリアル・データ流の高速データ捕獲のシステムと方法 - Google Patents

シリアル・データ流の高速データ捕獲のシステムと方法

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JPH1013397A
JPH1013397A JP1921797A JP1921797A JPH1013397A JP H1013397 A JPH1013397 A JP H1013397A JP 1921797 A JP1921797 A JP 1921797A JP 1921797 A JP1921797 A JP 1921797A JP H1013397 A JPH1013397 A JP H1013397A
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JP1921797A
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Fiedler Alan
フィードラー アラン
James R Welch
アール.ウェルチ ジェームズ
Iain Ross Mactaggart
ロス マクタッガート イアイン
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速シリアル・データ流にロック・オンし、
クロック同期とデータ再生を行う位相ロックループとそ
の方法を提供する。 【解決手段】 位相ロックループは多重ビット・ラッ
チ、多段電圧制御発振器、位相検出回路、帰還回路を含
む。多重ビット・ラッチは複数個のデータラッチ要素と
境界検出ラッチ要素を有する。各ラッチ要素はシリアル
・データ流を受け取るラッチ入力、サンプル・クロック
入力、及びラッチ出力を含む。多段電圧制御発振器は電
圧制御入力、複数個のサンプル・クロック出力、各サン
プル・クロック出力間で調節可能な遅延を有する。各サ
ンプル・クロック出力は対応するサンプル・クロック入
力に結合される。位相検出回路はデータ及び境界検出ラ
ッチ要素のラッチ出力に結合され、かつ位相制御出力を
有する。帰還回路は位相制御出力と電圧制御入力との間
に結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ捕獲とクロッ
ク再生のシステムと方法に関係し、特にサンプル・クロ
ックの多重位相により制御される多重ビット捕獲ラッチ
による位相ロックループに関係している。
【0002】
【従来の技術】位相検出器と位相ロックループは、クロ
ック同期とシリアル・データ流の再生用に応用特定集積
回路(ASIC)のような集積回路で使用されている。
製造過程、動作温度、電源レベル、相互接続と経路の変
動のため、個々のクロック遅延はある集積回路と他のも
のとは異なる。この差は各集積回路とシステムのクロッ
クとの間でクロックのずれを生じる。クロックのずれは
システムの性能を著しく劣化させ、個々のクロック・エ
ッジをシステム・クロック・エッジと同期させるのを困
難にする。
【0003】最初は、チップ上のクロックはシステム・
クロック又は入力シリアル・データより早いか又は遅い
かで、多分位相が合っていない。クロックずれを最小に
して同期を取るためには、位相ロックループを使用して
システム・クロック又はシリアルデータ流を追跡し、こ
れをオンチップ・クロックと比較し、位相又は周波数差
を検出し、オンチップ・クロックがシステム・クロック
と整合するまで必要な調整を行う。位相ロックループは
この時システム・クロックに「ロック・オン」してい
る。システム中の各集積回路がシステム・クロックと同
期すると、全システムは一体となって動作する。何らか
の理由で、性能を劣化させる温度増加のようにシステム
の動作条件が変化した場合、位相ロックループはシステ
ム・クロックに追随し続けて正常動作を復元させる。
【0004】標準的な位相ロックループは位相検出器、
チャージポンプ、ループフィルタ、及び電圧制御発振器
(「VCO」)を含む。VCOは発振器に印加された電
圧の関数である位相と周波数のオンチップ・クロックを
発生する。位相検出器はシステム・クロック(又はシリ
アル・データ流)とVCO出力の位相又は周波数差を検
出する。位相検出器は差の関数として位相制御信号を発
生し、この位相制御信号をチャージポンプへ印加し、こ
のチャージポンプはループフィルタ上の電圧を増減させ
る。VCOの発信周波数はループフィルタ上の電圧の関
数として増減する。
【0005】システム・クロック又はシリアル・データ
流転移がVCO出力信号転移より進んでいる時、位相検
出器はVCOにVCO出力の周波数を増加させる位相制
御信号を発生する(システム・クロック又はシリアル・
データ流転移がVCO出力より遅れている時にも、逆の
ことが言える)。VCO出力がシステム・クロックと位
相と周波数が整合したとき、位相検出器はチャージポン
プへの制御信号の送信を停止し、ループフィルタ上の電
圧は安定化する。次いでVCO出力周波数は安定化し、
位相ロックループはシステム・クロック又はシリアル・
データ流にロック・オンする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】データ転移の位相と周
波数に局所クロック信号をロック・オンすることにより
位相ロックループを使用してシリアル・データ流からデ
ータを再生できる。この時局所クロック信号を使用し
て、しばしばデータ増幅器を介してシリアル・データ流
に接続したデータ入力を有する単一の捕獲フリップフロ
ップ又はラッチを調時する。この方法の欠点は、局所発
振器が入力データ速度に等しい非常な高周波数で動作し
なければならない点である。
【0007】局所クロック信号と入力データの間の位相
比較のために多くの技術が使用された。共通技術の1つ
は2個のリセット可能なD型フリップフロップを使用し
ている。フリップフロップの出力はチャージポンプを制
御する「上」、「下」信号を形成する。この方法では、
位相検出器とチャージポンプからの系統的な位相誤りを
除去することは困難である。位相誤りが低レベルまで減
少したとしても、入力データを捕獲するフリップフロッ
プの制御不能な設定時間の問題があり、これは位相誤差
の他の要因である。これはデータを成功裏に増幅し捕獲
可能な最大速度を厳しく制限する。
【0008】他の技術がビー・キム他によるIEEE国際個
体素子回路大会技術論文要約104−105頁(199
0)の「2μmCMOSでの30MHz高速アナログ/
ディジタルPLL」に開示されている。PLLはデータ
・ウィンドウ速度の基準周波数に永久的に周波数ロック
されている32段リング発振器を有する。リング発振器
の各タップを用いてデータ・サンプルを32ラッチの内
の1つへラッチし、従って1周のトリップ(1ビット時
間)で1ゲート遅延離れた32サンプルが32個のデー
タ・ラッチに記憶される。ディジタル信号処理によって
ビット・パターンが評価され、ディジタル転移検出器を
用いたデータ・ウィンドウ中の有効な転移の位置を決定
する。現在のウィンドウの中心は現在位相タップ・レジ
スタに保持され、このレジスタは位相誤り信号により更
新される。位相誤り信号は現在のウィンドウ中心と有効
なデータ転移の発生との間のタップ位置の差である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の位相ロックループと方法
は高速シリアル・データ流にロック・オンする。位相ロ
ックループは多重ビット・ラッチ、多段電圧制御発振
器、位相検出回路、帰還回路を含む。多重ビット・ラッ
チは複数個のデータラッチ要素と境界検出ラッチ要素を
有する。各ラッチ要素はシリアル・データ流を受け取る
ラッチ入力、サンプル・クロック入力、及びラッチ出力
を含む。多段電圧制御発振器は電圧制御入力、複数個の
サンプル・クロック出力、各サンプル・クロック出力間
で調節可能な遅延を有する。各サンプル・クロック出力
は対応するサンプル・クロック入力に結合される。位相
検出回路はデータ及び境界検出ラッチ要素のラッチ出力
に結合され、かつ位相制御出力を有する。帰還回路は位
相制御出力と電圧制御入力との間に結合される。
【0010】
【実施例】本発明の位相検出器と位相ロックループは、
サンプル・クロックの多重位相により制御される多重ビ
ット捕獲ラッチを流れる高速シリアル・データ流からの
データとクロック信号を迅速に再生する。位相検出器
は、データを捕獲するものと同じ捕獲ラッチ要素を使用
しているため、本質的に零の位相誤差を有している。
【0011】位相検出器は又情報が有効となった後にの
み位相訂正情報を更新する自己調時式機能も有してお
り、これによりジッタを減少させ、位相ロックループの
ロック域を増加させ、誤った位相情報が位相ロックルー
プに送られる可能性を除去する。自己調時機能は又帯域
を増加させる。
【0012】図1は本発明の位相検出器と位相ロックル
ープの簡単化したブロック線図で、これは自己調時機能
を図示している。位相検出器10は、検出器入力14、
16に印加される入力信号の位相にロック・オンする位
相ロックループ12の一部を形成する。入力信号は例え
ばクロック信号又はシリアル・データ流を含んでも良
い。検出器入力14、16は1個以上の予充電捕獲ラッ
チ22のラッチ入力18、20に結合されている。ラッ
チ入力18、20は差動アナログ信号、1対の相補ディ
ジタル信号又は単一のディジタル信号を受け取るよう設
定可能である。ラッチ22はサンプル・クロック入力2
4と相補ラッチ出力26、28を含む。
【0013】サンプル・クロック入力24に印加された
サンプル・クロックが非能動の時には、ラッチ出力2
6、28は高レベル、低レベル又は中間レベルのような
同じ論理レベルに「予充電される」。サンプル・クロッ
クが能動状態となると、ラッチ出力26、28はラッチ
入力18、20に印加される入力信号の相対極性又は相
対論理状態の関数として相補論理状態に向かう。例え
ば、ラッチ出力26、28が高状態に予充電された場
合、サンプル・クロックの能動エッジでラッチ出力2
6、28の一方は低レベルに降下し、反対に他方の出力
は高レベルにとどまる。サンプル出力が再び非能動状態
となると、ラッチ出力26、28は高状態、予充電状態
に復帰する。ラッチ出力26、28はこのようにサンプ
ル・クロックの制御下で「能動状態」と「予充電状態」
との間を切り替わる。
【0014】位相検出器30は位相入力32と位相出力
34、36を有する。位相入力32はラッチ出力26に
結合される。位相検出器30は、入力信号の位相とサン
プル・クロックの位相との間の差を表す位相信号を位相
出力34、36上に発生する。位相検出器30は、サン
プル・クロックの位相が差入力信号の位相より遅れて、
サンプル・クロックの位相を進めるべきであることを示
している時に位相出力34(「上」と名付ける)に高信
号を印加する。位相検出器は、サンプル・クロックの位
相が入力信号の位相より進んでいて、サンプル・クロッ
クの位相を遅らせるべきであることを示している時に位
相出力36(「下」と名付ける)に高信号を与える。位
相出力34、36に印加される位相信号は、サンプル・
クロック入力24のサンプル・クロックの位相を進め
る、遅らせる又は保持する位相ロックループ12へ送ら
れる。位相検出器30は以下で図5及び図6を参照して
より詳細に説明される。
【0015】位相出力34、36に印加された位相信号
は、ラッチ22のデータ、従って位相訂正情報が有効と
なるまでサンプル・クロックが更新されることを防止す
るデータ有効回路40によりゲートされる。データ有効
回路40は排他ORゲート42、ANDゲート44及び
ANDゲート46を含む。排他ORゲート42は、ラッ
チ出力26に結合した入力48と、ラッチ出力28に結
合した入力50と、ANDゲート44、46の入力5
4、56に結合したデータ有効出力52を有する。AN
Dゲート44、46の入力58、60は各々位相検出器
30の位相出力34、36に結合されている。ANDゲ
ート44、46の出力62、64は位相出力ループ12
へのゲートされた位相制御信号を与える。
【0016】サンプル・クロック入力24へ印加される
サンプル・クロックが能動状態の時、ラッチ出力26、
28は相補状態にある。排他ORゲート42の出力は高
状態にあって、ラッチ出力26、28が有効であること
を示している。データ有効出力52上の高レベルは出力
34、36上の位相信号がANDゲート44、46から
検出器出力62、64へ通過することを可能とする。
【0017】サンプル・クロック信号が非能動状態へ復
帰した時、ラッチ出力26、28は、データ有効出力5
2が低状態となるように同じ予充電状態へ復帰する。デ
ータ有効出力52の低レベルはANDゲート44、46
の出力を低状態に保持し、これは位相出力34、36の
位相信号を阻止する。従って、ラッチ22のデータが有
効でない時、誤った位相情報は検出器出力62、64へ
は送られない。
【0018】位相ロックループ12はチャージポンプ7
0、ループフィルタ72及び電圧制御発振器(「VC
O」)74を含む。チャージポンプ70は、電流源7
6、スイッチ78、スイッチ80、電流源82、チャー
ジポンプ出力接点84を含む切替電流源である。電流源
76は電圧源端子VDDに結合される。スイッチ78は電
流源76とチャージポンプ出力接点84との間に結合さ
れる。スイッチ78は検出器出力62へ結合される制御
端子78’を有する。スイッチ80は接点84と電流源
82との間に結合される。スイッチ80は検出器出力6
4に結合された制御端子80’を有する。電流源82は
電圧源端子VSSに結合される。
【0019】ループフィルタ72は抵抗R1,R2、コ
ンデンサC1及び出力接点86を含む。抵抗R1は接点
84、86の間に結合される。抵抗R2とコンデンサC
1は接点86と電圧源端子VSSとの間に直列に結合され
る。
【0020】VCO74は接点86に結合された電圧制
御入力87と、サンプル・クロック入力24に結合され
たサンプル・クロック出力88を有する。VCO74
は、接点86上の電圧により制御される位相と周波数を
有するサンプル・クロック出力88上のサンプル・クロ
ックを発生する。検出器出力62、64上のゲートされ
た位相信号はスイッチ78、80を操作してループフィ
ルタ72の接点86上の電圧を充電、放電又は保持させ
る。検出器出力62の論理高信号はスイッチ78を閉じ
て、抵抗R1,R2を介して電流源76にコンデンサC
1を放電させ、これにより接点86の電圧を増加させ、
これはVCO74の位相を進め周波数を増加させる。検
出器出力64の論理高信号はスイッチ80を閉じて、抵
抗R1,R2を介して電流源82にコンデンサC1を放
電させ、これにより接点86の電圧を減少させ、これは
VCO74の位相を遅らせ周波数を減少させる。
【0021】検出器出力62、64の両方が論理高状態
でない場合、接点86の電圧、従ってVCO74の位相
と周波数の変化はない。それ故、データ有効出力52が
ANDゲート44、46の出力を低状態に保持している
ようにラッチ22のデータが有効でない時には、接点8
6の電圧には変化はなく、サンプル・クロック信号の位
相又は周波数にも変化はない。従って、データ有効回路
40はラッチ22のデータが有効となるまで位相情報を
位相ロックループ12へ送ることを防止する。データ有
効回路40は誤った位相訂正情報を防止しつつ位相ロッ
クループの位相訂正情報が可能な最高速度で更新される
ことを可能とする。これは位相訂正帯域を最大にし、ジ
ッタを減少させ、位相ロックループのロック域を増大さ
せる。
【0022】データ有効回路40は各種の形態を取りう
る。図2は本発明の別な実施例による位相検出器の部分
ブロック線図である。同一の要素に対しては図1で用い
たものと同じ参照番号が図2で使用されている。図2に
示す実施例では、排他ORゲート42がNANDゲート
90に置き換えられている。ラッチ22がラッチ出力2
6、28を論理低レベルとは反対に論理高レベルに予充
電した場合、NANDゲート90の出力はラッチ22の
データが有効であるかどうかの指示である。ラッチ出力
26、28の両方が高状態の時、データ有効出力52は
低状態でラッチ22のデータが有効でないことを指示し
ている。ラッチ出力26、28の一方が論理低レベルに
落ちると、ラッチ22のデータは有効で、データ有効出
力52は高状態となり、これは位相出力34、36の位
相信号にANDゲート44、46を通過させることを可
能とする。
【0023】図3では、排他ORゲート42がORゲー
ト92と置き換えられている。ラッチ22がラッチ出力
26、28を論理高レベルとは反対に論理低レベルに予
充電する場合、ORゲート92の出力はラッチ22のデ
ータが有効であるかどうかを指示している。両ラッチ出
力26、28が低状態の場合、ORゲート92の出力は
低状態で、これはANDゲート44、46の出力を低状
態に保持する。ラッチ出力26、28のどちらか一方が
高状態となると、ラッチ22のデータは有効でORゲー
ト92の出力は高状態となり、これは位相出力34、3
6の位相信号にANDゲート44、46を通過させるこ
とを可能とする。
【0024】図4では、排他OR論理ゲート42は自動
転移検出器94に置き換えられている。自動転移検出器
94は遅延インバータ96の直列ストリング、ANDゲ
ート98、NORゲート100及びORゲート102を
含む。遅延インバータ96はラッチ出力26と、AND
ゲート98とNORゲート100の第1入力との間に結
合されている。ラッチ出力28はANDゲート98とN
ORゲート100の第2入力に結合されている。AND
ゲート98とNORゲート100の出力はORゲート1
02に送られる。ORゲート102の出力はANDゲー
ト44、46に送られる。ラッチ出力26、28が論理
高レベルへ予充電されると仮定すると、ラッチ出力の一
方が論理低レベルへ降下する時には、ORゲート102
はデータ有効出力52に論理高パルスを発生し、これは
検出器出力62、64の位相信号を更新させる。
【0025】図5は位相ロックループ12のブロック線
図であり、これは高速捕獲ラッチ、位相検出器30及び
データ有効回路40を詳細に図示している。位相ロック
ループ12は検出器入力14、16に印加されたシリア
ル・データ流をサンプルするための多重ビット捕獲ラッ
チ110を含む。捕獲ラッチ110は、サンプル・クロ
ック信号CK1−CK20(CK4−CK19は図示せ
ず)に応答してわずかに異なる位相でデータ流をサンプ
ルする個々のラッチ要素L1−L20(L4−L19は
図示せず)を含む。各ラッチ要素はデータ・ビット又は
データ・ビット間の境界(すなわち転移)のどちらかに
対応する。ラッチ要素L1−L20は「D」と「B」に
名付けられて各々データ捕獲ラッチ要素と境界検出捕獲
ラッチ要素を指示する。
【0026】典型的なデータ流はNビットのデータ群に
分割される。捕獲ラッチ110はデータ群中の各Nビッ
トにたいして偶数個のラッチ要素を含むことが望まし
い。ラッチ要素間の遅延は、あるデータ・ラッチ要素が
各データ・ビットの中央に来て、ある境界検出ラッチ要
素が各転移の中央に来るように、データ転移周波数の偶
数倍の逆数を大体保持することが望ましい。
【0027】図5に示した実施例では、各データ・ビッ
トに対して2個のラッチ要素があり、これは転移周波数
の2倍でデータ流をサンプルする。例えば、データ流中
のデータが10ビットの群に分割される場合、20個の
ラッチ要素L1ーL20を使用してわずかに異なる位相
で単一クロック・サイクルの間に10データ・ビットを
サンプルする。
【0028】各ラッチ要素がデータ流をサンプルする位
相と周波数は、サンプル・クロック信号CK1−CK2
0を発生するため多重段又は位相を有するVCO74に
より制御される。各サンプル・クロック信号は、電圧制
御入力87へ印加される電圧を基にしている例えば50
0ピコ秒(ps)のような調節可能な遅延により前のク
ロック信号から遅延される。多重捕獲ラッチ要素とサン
プル・クロックの多重位相を使用することにより、発振
器がデータ転移周波数の分数でのみ発振しているのに、
本発明の位相検出器は非常に高速にデータをサンプル可
能である。
【0029】VCO74により発生された各サンプル・
クロックは複数個のサイクルを有し、各サイクルは正の
位相と負の位相を有する。VCO74が発振しなければ
ならない周波数は、サンプル・クロックの反対の位相で
データ流をサンプルする2つの群にラッチ要素を構成す
ることにより2分の1にさらに減少可能である。例え
ば、クロックCK11−CK20がサンプル・クロック
CK1−CK10の負位相又はエッジに各々対応してい
る場合、10個のサンプル・クロック信号のみがラッチ
L1−L20をトリガするのに必要である。ラッチ要素
L1−L10がサンプル・クロックCK1−CK10の
正位相上のデータ流をサンプルする間、ラッチ要素L1
1−L20はサンプル・クロックCK1−CK10の負
位相(すなわちCK11−CK20)上のデータ流をサ
ンプルする。
【0030】位相検出器30は入力データ流の転移を監
視し、VCO74の位相と周波数を調節して転移の位相
と周波数を整合させる。例えば、進んでいるデータ捕獲
ラッチが「1」を捕獲し以後の合っているデータ捕獲ラ
ッチが「0」を捕獲する場合を考える。位相検出器30
は中間の境界検出捕獲ラッチ(進んでいるデータ捕獲ラ
ッチと以後のデータ捕獲ラッチの中間の位相により調時
されている)の出力での結果を使用して、クロック転移
がデータ転移より進んでいるか又は遅れているかを決定
する。境界検出捕獲ラッチが「1」を捕獲した場合、以
後のデータ・ビットが「1」ではなく「0」であるので
境界検出捕獲ラッチのクロック転移はデータ転移より進
んでいる。境界検出捕獲ラッチが「0」を捕獲した場
合、クロック転移社データ転移より遅れている。進んで
いるデータ捕獲ラッチと以後のデータ捕獲ラッチの両方
が「0」又は「1」を捕獲した場合、相対位相の決定は
行われない。
【0031】位相検出器30は複数個の排他ORゲート
XOR1−XOR20(XOR4−XOR19は図示せ
ず)により形成される排他ORツリーにより位相を決定
する。XOR1の入力は捕獲ラッチL1とL2のラッチ
出力26に結合されている。XOR2の入力は捕獲ラッ
チL2とL3のラッチ出力26に結合されている。XO
R3の入力は捕獲ラッチL3、L4(L4は図示せず)
のラッチ出力26に結合されている。XOR20の入力
は捕獲ラッチL20とL1のラッチ出力26に結合され
ている。XOR4−XOR19の入力は同様に結合され
ている。
【0032】排他ORゲートXOR1−XOR20は
「下」、「上」と名付けられて、どの排他ORゲートが
各サンプル・クロック信号間の遅延を増加することによ
りVCO74を「遅くするか」、そしてどの排他ORゲ
ートが各サンプル・クロック信号間の遅延を減少させる
ことによりVCO74を「加速する」かを指示する。境
界検出捕獲ラッチの後にあり、かつデータ捕獲ラッチの
前にある排他ORゲートは「下」排他ORゲートと呼ば
れる。データ捕獲ラッチの後にあり、かつ境界捕獲ラッ
チの前にある排他ORゲートは「上」排他ORゲートと
呼ばれる。
【0033】境界検出捕獲ラッチL1とデータ捕獲ラッ
チL2との間のデータ転移はXOR1の出力に論理高状
態(又は「真」状態)を発生し、VCO74をわずかに
遅らせなければならないことを示す、なぜなら境界検出
捕獲ラッチL1が実際のデータ転移より前にラッチされ
たからである。データ捕獲ラッチL2と境界検出捕獲ラ
ッチL3との間の転移はXOR2に論理高レベルを発生
し、VCO74をわずかに進めなければならないことを
示す、なぜなら境界検出捕獲ラッチL1が実際のデータ
転移より後にラッチされたからである。排他ORゲート
XOR1−XOR20の出力上の論理低レベル(又は
「偽」状態)は、VCO74の位相又は周波数に何の変
更も必要ないことを指示している。
【0034】排他ORゲートXOR1−XOR20の出
力はANDゲートA1−A20を介して投票回路120
へ送られる位相信号を形成する。投票回路120は、論
理高出力を有する「下」排他ORゲートの相対数を論理
高出力を有する「上」排他ORゲートの数と比較する。
「上」より「下」の方が多い場合、投票回路120は位
相制御出力122上に論理高レベルを発生させ、チャー
ジポンプ70にループフィルタ72上の電圧をわずかに
放電させ、これはVCO74にクロック信号CK1−C
K20を遅延させる。「下」よりも「上」の方が多い場
合、投票回路120は位相制御出力124に論理高レベ
ルを発生させ、チャージポンプ70にループフィルタ7
2上の電圧をわずかに増加させ、これはVCO74にク
ロック信号CK1−CK20を進ませる。
【0035】全ての「上」、「下」排他ORゲートが低
状態であるか、又は「上」と「下」の数が等しい場合、
チャージポンプ70はフィルタ72上の電圧に何の変化
も生じさせない。1実施例では、投票回路120は組み
合わせ論理により実装されている。
【0036】データ有効回路112は、捕獲ラッチL1
−L20のデータが有効となるまで位相信号がチャージ
ポンプ70へ印加されることを防止する。データ有効回
路はANDゲートA1−A20(A4−A19は図示せ
ず)と排他ORゲートXOR21−XOR40(XOR
24−XOR39は図示せず)を含む。排他ORゲート
XOR21−XOR40は各々捕獲ラッチL1−L20
のラッチ出力26、28に結合されている。排他ORゲ
ートXOR21−XOR40のデータ有効出力DVD1
−DVD20は、ラッチL1−L20のデータが有効な
時を指示している。ANDゲートA1−A20は排他O
RゲートXOR1−XOR20と投票回路120との間
に結合されてデータ有効出力DVD1−DVD20によ
り位相信号をゲートする。各排他ORゲートXOR1−
XOR20の出力はその排他ORゲートの入力に対応す
るデータ有効出力によりゲートされる。
【0037】別の実施例では、時間に遅れた捕獲ラッチ
に対応するデータ有効出力のみを用いて排他ORゲート
XOR1−XOR20の出力をゲートする。例えば、排
他ORゲートXOR1の出力はデータ有効出力DVD2
のみによってゲート可能である。これは3入力ANDゲ
ートではなく2入力ANDゲートを使用することを可能
とし、これは本発明を実装するのに要するトランジスタ
数を減少させる。XOR1−XOR20とA1−A20
により形成されるデータ有効回路を使用して、ビット転
移を検出するため相補出力を有する予充電ラッチを使用
する任意の位相検出器の出力をゲート可能である。図5
に示した特定の位相検出器は単なる例として提示した。
【0038】図6aと図6bは図5に示した位相ロック
ループの2つの動作状態を示した発生表現図である。簡
単のため、4個の捕獲ラッチL1−L4のみがあるもの
と仮定する。図6aの波形170はナノ秒の時間で検出
器端子14、16に印加された2ビット差動シリアル・
データ流のディジタル表示である。0.5ナノ秒(n
s)、1.5ns、2.5nsでデータ転移がある。論
理「0」データ・ビットの中央は1.0nsに示され、
論理「1」データ・ビットの中央は2.0nsに示され
ている。
【0039】ブロック172はVCO74の現在の位相
と周波数調節で捕獲ラッチL1、L2、L3、L4のデ
ータを表している。捕獲ラッチL1−L4のクロック転
移が各々0.6、1.1、1.6、2.1nsでトリガ
した場合、クロック転移はわずかにデータ転移より遅れ
ている。捕獲ラッチL1−L4のデータは従ってブロッ
ク172に示すように「0011」である。
【0040】ブロック174は、捕獲ラッチL1−L4
間のデータの転移を検出する排他ORゲートXOR1−
XOR4の出力を表す。捕獲ラッチL1、L2のデータ
は同じであるため、XOR1の出力は「0」である。捕
獲ラッチL2、L3のデータは異なるため、XOR2の
出力は「1」である。捕獲ラッチL3、L4のデータは
同じであるため、XOR3の出力は「0」である。捕獲
ラッチL4、L1のデータは異なるため、XOR4の出
力は「1」である。「下」排他ORゲートXOR1、X
OR3は、サンプル・クロック間の遅延の変更は必要な
いことを示し、「上」排他ORゲートXOR2、XOR
4は遅延を減少させるべきであることを示している。投
票回路120(図5に図示)は多数の「上」位相信号を
検出し、これに従ってVCO74の位相と周波数を進め
る。
【0041】図6bでは、波形176は次のクロック・
サイクルの間の2ビット・データ流のディジタル表現で
ある。ブロック178は捕獲ラッチL1−L4のデータ
を表す。サンプル・クロックの位相をわずかに進めて、
捕獲ラッチL1−L4はわずかにデータ転移より進んで
いる2.4、2.9、3.4、3.9nsの入力データ
流をサンプルする。捕獲ラッチL1−L4のデータはブ
ロック178に図示するように「1001」である。ブ
ロック180は排他ORゲートXOR1−XOR4の出
力を表す。「1」が今では「下」スロットにあって、サ
ンプル・クロックの位相がデータ転移の位相より進んで
いることを示す。それ故VCO74は遅らされ、排他O
RゲートXOR1−XOR4の出力はブロック174に
示した状態に戻される。排他ORゲートXOR1−XO
R4の出力がブロック174、180に示した状態の間
で前後し始めると、位相ロックループは入力データ流の
位相にロック・オンする。
【0042】データ再生応用では、10個のデータ捕獲
ラッチ(図5に図示)の各々のラッチ出力は、入力デー
タ流の位相と周波数にロック・オンしたVCO74によ
り決定される速度でデータ再生記憶要素に調時入力され
る。図7は本発明の1実施例によるデータ再生記憶要素
を図示する図である。最初の5個のデータ捕獲ラッチ
(L2、L4、L6、L8、L10)の出力はクロック
信号CK10の上昇エッジにより要素190へのデータ
・ビットD0−D4として調時される。クロック信号C
K10は最初の5個のデータ・ビットが最初の5個のデ
ータ捕獲ラッチにラッチされた時間を表す。
【0043】最後の5個のデータ捕獲ラッチ(L12、
L14、L16、L18、L20)の出力はクロック信
号CK20の上昇エッジにより要素192へのデータ・
ビットD5−D9として調時入力される。クロック信号
CK20の上昇エッジは最後の5個のデータ・ビットが
最後の5個のデータ捕獲ラッチにラッチされた時間を表
す。クロック信号CK20は又ビットD5−D9が記憶
要素192へ調時入力されたときにデータ・ビットD0
−D4を記憶要素194へ調時入力するためにも使用さ
れる。クロック信号CK20の次の上昇エッジで、全て
の10データ・ビットD0−D9が利用可能となり、要
素192、194から調時出力される。
【0044】データ・ビットD0−D4とD5−D9
は、ビットD5−D9が要素192に調時入力される間
にビットD0−D4に対応する捕獲ラッチが新たなデー
タを捕獲し、データ再生の速度をさらに増加するよう互
いに分離されている。記憶要素190、192、194
はレジスタ、ラッチ又はフリップフロップのような適当
な記憶要素を含むことが出来る。データ捕獲ラッチは必
要に応じてグループ化でき、適当なサンプル・クロック
又はクロック位相を使用して捕獲ラッチ中のデータを再
生可能である。位相検出器と位相ロックループが応用特
定集積回路(ASIC)のような集積回路に埋め込まれ
ている実施例で、選択したサンプル・クロックがデータ
再生クロックとして、又同期した再生コア・クロックと
して両方で使用可能である。
【0045】図8は、投票回路120が4個の投票回路
200、202、204、206に分割されている本発
明の実施例のブロック線図である。位相検出器30の位
相出力208は5本の4群に分割され、各投票回路20
0、202、204、206に送られる。各投票回路は
マルチプレクサ218への過半数「上」又は「下」位相
制御出力210、212、214、216を発生する。
マルチプレクサ218はデータ有効出力DVD5、DV
D10、DVD15、DVD20に結合されている4個
の制御端子を有する。データ有効出力DVD5、DVD
10、DVD15、DVD20は過半数位相制御出力2
10、212、214又は216の内のどれをチャージ
ポンプ70への出力220に与えるかを選択する。5個
の捕獲ラッチ208の各群が有効となると、対応する位
相情報がマルチプレクサ218を介してチャージポンプ
70へ送られる。それ故マルチプレクサ218は位相情
報が更新される速度を最大とし、従って位相訂正帯域を
さらに増加する。位相出力と投票回路は任意の方法でグ
ループ化可能であり、適当なデータ有効信号を使用して
マルチプレクサを制御できる。
【0046】
【発明の効果】本発明の位相検出器は秒あたり1ギガビ
ットのような非常な高速度でデータを捕獲可能である。
多重ビット捕獲ラッチはサンプル・クロックの多重位相
によりデータをサンプルし、その間発振器は入力データ
の分数で発振する。発振器の動作周波数は、もはやデー
タを捕獲可能な最大速度に対する制限とはならない。位
相整合は、位相ロックした時に期待されるデータ転移速
度で調時される境界検出捕獲ラッチを用いて実行され
る。データを捕獲するために使用するものと全く同じ捕
獲ラッチを使用して位相検出が行われるため本質的に零
の位相誤りである。
【0047】データ有効回路の自己調時機能は、情報が
有効となった後でのみ位相訂正情報を更新し、従ってジ
ッタを減少させ、ロック域を増加させ、誤った位相情報
が位相ロックループへ送られる可能性を除去する。自己
調時機能は又帯域を増加させる。
【0048】望ましい実施例を参照して本発明を記述し
てきたが、本発明の要旨と範囲から逸脱することなく当
業者は形式と詳細に変更を加えうることが認識できる。
例えば、位相検出器と位相ロックループは各種の部品と
各種の構成で実装可能である。本明細書で図示した回路
構成は単なる実例として与えたものである。個々の信号
は能動高又は低で可能で、対応する回路は特定の約束に
合うように変換可能である。本発明は個別部品、集積回
路に埋め込んだディジタル論理、又はその両者の組み合
わせにより実装可能である。本発明の主要機能は又必要
に応じてソフトウェアでも実装可能である。加えて、本
発明に従って各種の位相検出方式と位相ロックループ形
態を使用可能である。明細書と特許請求の範囲で使用し
た「結合」という用語は各種の接続又は結合を含み、直
接接続又は1個以上の中間部品を介した接続を含む。用
語「ラッチ」は従来のラッチ又はエッジ・トリガのフリ
ップフロップのようなレベル及びエッジ反応記憶要素を
含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位相検出器と位相ロックループの
簡単化したブロック線図。
【図2】図1に示した位相検出器の別なデータ有効検出
器の線図。
【図3】図1に示した位相検出器のさらに別なデータ有
効検出器の線図。
【図4】図1に示した位相検出器のさらに別なデータ有
効検出器の線図。
【図5】図1に示した位相検出器と位相ロックループの
詳細なブロック線図。
【図6】図5に示した位相検出器と位相ロックループの
2つの動作状態を図示する発生表現図。
【図7】データ再生回路の線図。
【図8】本発明の別な実施例による位相検出器の部分線
図。
【符号の説明】
10 位相検出器 12 位相ロックループ 22 予充電捕獲ラッチ 30 位相検出器 40 データ有効回路 42 排他ORゲート 44、46 ANDゲート 70 チャージポンプ 72 ループフィルタ 74 VCO 90 NANDゲート 92 ORゲート 94 自動転移検出器 110 多重ビット捕獲ラッチ 112 データ有効回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ アール.ウェルチ アメリカ合衆国ミネソタ州メイプル グロ ーブ,ローズウッド レーン 8940 (72)発明者 イアイン ロス マクタッガート アメリカ合衆国ミネソタ州イーデン プレ イリー,ダーネル ロード サウス 8579

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル・データ流の位相と周波数にロ
    ック・オンする位相ロックループにおいて、 シリアル・データ流を受け取るデータ入力と、 複数個のデータ及び境界検出ラッチ要素を有し、各ラッ
    チ要素がデータ入力に結合したラッチ入力と、サンプル
    ・クロック入力と、ラッチ出力とを含む多重ビット・ラ
    ッチと、 電圧制御入力と、複数個のサンプル・クロック出力と、
    各サンプル・クロック出力間で調節可能な遅延とを有す
    る多段電圧制御発振器であって、各サンプル・クロック
    出力が対応するサンプル・クロック入力に結合されてい
    る前記多段電圧制御発振器と、 ラッチ出力に結合した位相検出入力と、位相制御出力と
    を有する位相検出回路と、 位相制御出力と電圧制御入力との間に結合された帰還回
    路と、を含むシリアル・データ流の位相と周波数にロッ
    ク・オンする位相ロックループ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位相ロックループにおい
    て、 データ・ラッチ要素の各ラッチ出力に結合された複数個
    のデータ再生入力を有し、複数個のサンプル・クロック
    出力の内の1つに結合された再生クロック入力を有する
    データ再生記憶要素と、をさらに含む位相ロックルー
    プ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の位相ロックループにおい
    て、シリアル・データ流はデータ転移周波数を有し、各
    サンプル・クロック出力間の調節可能な遅延は近似的に
    データ転移周波数の偶数倍の逆数である位相ロックルー
    プ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の位相ロックループにおい
    て、シリアル・データ流はデータ転移周波数を有し、調
    節可能な遅延は近似的にデータ転移周波数の2倍の逆数
    である位相ロックループ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の位相ロックループにおい
    て、シリアル・データ流はNビットのデータ群に分割さ
    れ、多重ビット・ラッチはデータのビットあたりラッチ
    要素の偶数個を含む位相ロックループ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の位相ロックループにおい
    て、多重ビット・ラッチはN個のデータ・ラッチ要素と
    N個の境界検出ラッチ要素を含む位相ロックループ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の位相ロックループにおい
    て、 電圧制御発振器は複数個のクロック・サイクルを有する
    サンプル・クロック出力上のサンプル・クロック信号を
    発生し、各クロック・サイクルは正の位相と負の位相を
    有しており、 データ及び境界検出ラッチ要素は第1及び第2群を含
    み、第1群のサンプル・クロック入力は正の位相で能動
    状態となり、第2群のサンプル・クロック入力は負の位
    相で能動状態となる、位相ロックループ。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の位相ロックループにおい
    て、 各境界検出ラッチ要素は時間が前のデータ・ラッチ要素
    と時間が後のデータ・ラッチ要素により時間的に隣接
    し、 位相検出回路は、 各時間が前のデータ・ラッチ要素と各境界検出ラッチ要
    素との間に結合され、上位相制御出力を有する上排他O
    R論理ゲートと、 各時間が後のデータ・ラッチ要素と各境界検出ラッチ要
    素との間に結合され、下位相制御出力を有する下排他O
    R論理ゲートと、を含む位相ロックループ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の位相ロックループにおい
    て、位相検出回路は、論理真状態を有する上位相制御出
    力の数と論理真状態を有する下位相制御出力の数とを比
    較し、比較の関数として位相検出回路の位相制御出力上
    に比較出力を発生する投票装置をさらに含む位相ロック
    ループ。
  10. 【請求項10】 シリアル・データ流のデータ捕獲とク
    ロック再生用のシステムにおいて、 シリアル・データ流を受け取るデータ入力と、 複数個のデータ及び境界検出ラッチ要素を有し、各ラッ
    チ要素がデータ入力に結合したラッチ入力と、サンプル
    ・クロック入力と、ラッチ出力とを含む多重ビット・ラ
    ッチと、 電圧制御入力と、複数個のサンプル・クロック出力と、
    各サンプル・クロック出力間で調節可能な遅延とを有す
    る多段電圧制御発振器であって、各サンプル・クロック
    出力が対応するサンプル・クロック入力に結合されてい
    る前記多段電圧制御発振器と、 ラッチ出力に結合した位相検出入力と、位相制御出力と
    を有する位相検出回路と、 位相制御出力と電圧制御入力との間に結合された位相ロ
    ック帰還ループと、 データ・ラッチ要素の各ラッチ出力に結合された複数個
    のデータ再生入力を有し、かつ複数個のサンプル・クロ
    ック出力の内の1つに結合された再生クロック入力を有
    するデータ再生記憶要素と、を含むシリアル・データ流
    のデータ捕獲とクロック再生用のシステム。
  11. 【請求項11】 シリアル入力信号の位相と周波数にロ
    ック・オンする方法において、 境界検出ラッチ要素と、時間が前のデータ・ラッチ要素
    と、時間が後のデータ・ラッチ要素とを含む多重ビット
    ・ラッチへシリアル入力信号を印加する段階であって、
    各ラッチ要素はラッチ出力を含む前記印加段階と、 第1サンプル・クロックと、第1サンプル・クロックか
    らある遅延だけ遅らせた第2サンプル・クロックと、第
    2サンプル・クロックからその遅延だけ遅らせた第3サ
    ンプル・クロックとを発生する段階と、 前のデータ・ラッチ要素を第1サンプル・クロックで、
    境界検出ラッチ要素を第2サンプル・クロックで、後の
    データ・ラッチ要素を第3サンプル・クロックで操作す
    る段階と、 時間が前のデータ・ラッチ要素と境界検出ラッチ要素の
    ラッチ出力が異なる論理状態を有する場合に遅延を減少
    させる段階と、 境界検出ラッチ要素と時間が後のデータ・ラッチ要素の
    ラッチ出力が異なる論理状態を有する場合に遅延を増加
    させる段階と、を含むシリアル入力信号の位相と周波数
    にロック・オンする方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の方法において、シリ
    アル入力流は転移周波数を有し、第1、第2、第3サン
    プル・クロックを発生する段階は、近似的に転移周波数
    の偶数倍の逆数に遅延を保持する段階を含む方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の方法において、第
    1、第2、第3サンプル・クロックを発生する段階は、
    近似的に転移周波数の2倍の逆数に遅延を保持する段階
    を含む方法。
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