JPH10132878A - 伝送路振幅特性測定装置 - Google Patents

伝送路振幅特性測定装置

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JPH10132878A
JPH10132878A JP8285267A JP28526796A JPH10132878A JP H10132878 A JPH10132878 A JP H10132878A JP 8285267 A JP8285267 A JP 8285267A JP 28526796 A JP28526796 A JP 28526796A JP H10132878 A JPH10132878 A JP H10132878A
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gps
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Toshio Saito
利雄 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路の振幅を測定する際、複数の信号が重
畳されたマルチバースト信号から単一信号を抜き取るゲ
ート信号を正確に再生する。 【解決手段】 マルチバースト発生器4ではGPS信号
より得られた基準周波数に同期した信号(例えば、正弦
波信号)を複数生成し、これらの信号を、GPSより得
られた基準時刻ごとに伝送路6に送出し、必要とするマ
ルチバースト信号を生成する。振幅測定器10ではGP
S信号より検出した時刻基準に基づいてゲート信号を得
た後、このゲート信号に基づいて必要な信号を抜き取
る。そして、抜き取られた信号の振幅を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝送路の振幅特性を
測定するシステムに関し、特に、伝送路の振幅特性を測
定するための遠端測定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、伝送路の振幅特性を測定する際
には、送信側から、同期信号付きのマルチバースト信号
を試験信号として伝送路に送出する。そして、受信側で
はこの同期信号を受信し同期信号に応じてマルチバース
トのゲート位置を決定して、必要とする信号を抜き取っ
てその振幅を測定している。
【0003】送信側でマルチバースト信号に重畳させる
同期信号として、一般に、パルス信号が用いられてお
り、パルス信号波形の所定の閾値から基準タイミングを
得てゲート信号を得ている。そして、このゲート信号に
応じてゲート位置を決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
伝送路振幅特性測定装置では、送信側でマルチバースト
信号に重畳させる同期信号はにパルス信号が用いられて
いるが、このパルス信号波形は、測定する伝送路の振幅
特性の影響を受ける。つまり、パルス信号波形は測定す
る伝送路の振幅特性に依存して変形してしまう(歪んで
しまう)。
【0005】一方、前述のように、ゲート信号を得る際
には、変形した(歪んだ)パルス信号波形の所定の閾値
から基準タイミングを得て、この基準タイミングに応じ
てゲート信号を生成しているから、ゲート位置を決定す
る際の時間軸の精度が劣化してしまうという問題点があ
る。
【0006】つまり、従来の伝送路振幅特性測定装置で
は、マルチバースト信号から単一信号を抜き取るゲート
信号を正確に再生できないという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、マルチバースト信号から
単一信号を抜き取るゲート信号を正確に再生することの
できる伝送路振幅特性測定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、受信端にお
けるタイミング再生の精度を上げるため、ゲート時間情
報としてGPS衛星の内部時刻基準を用いる。これによ
って、正確な基準種は数及び送受信点での正確な時間タ
イミングが得られる。
【0009】つまり、本発明によれば、伝送路の振幅歪
み特性を測定する測定装置であって、GPS衛星からの
GPS信号を受け該GPS信号に応じて送信側復調基準
信号を出力する送信側GPS受信手段と、前記GPS衛
星からの前記GPS信号を受け該GPS信号に応じて受
信側復調基準信号を出力する受信側GPS受信手段と、
該送信側復調基準信号に応じて複数の信号が重畳された
マルチバースト信号を前記伝送路に送出するマルチバー
スト信号発生手段と、前記伝送路を介して前記マルチバ
スト信号を受け前記受信側復調基準信号に応じてゲート
信号を生成し該ゲート信号に基づいて前記マルチバスト
信号から前記信号を抜き取って前記伝送路の振幅測定を
行う測定手段とを有することを特徴とする伝送路振幅特
性測定装置が得られる。
【0010】前記GPS信号には基準周波数及び前記G
PS衛星内の高安定時計に応じた基準時刻が含まれてお
り、前記マルチバースト信号発生手段は前記送信側復調
基準信号に同期した送信側タイミング信号を生成する位
相同期発振器と、該送信側タイミング信号に応じて動作
し前記マルチバースト信号を送出するマルチバースト発
生器とを有している。そして、前記マルチバースト発生
器は前記送信側タイミング信号に基づいて前記基準周波
数に同期して前記複数の信号を生成して前記基準時刻に
応じて順次前記複数の信号を送出して前記マルチバース
ト信号とする。
【0011】一方、前記測定手段では前記受信側復調基
準信号に応じて前記マルチバースト信号の個別の信号を
抜き取る時刻タイミング信号を生成し該時刻タイミング
信号を前記ゲート信号とする。
【0012】このように、送信側ではGPS信号より得
られた基準周波数に同期した信号(例えば、正弦波信
号)を複数生成し、これらの信号を、GPSより得られ
た基準時刻ごとに送出し、必要なマルチバースト信号を
生成する。
【0013】受信端では、GPS信号より検出した時刻
基準に基づいてゲート信号を得た後、このゲート信号に
基づいて必要な信号を抜き取る。そして、抜き取られた
信号の振幅を測定する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1を参照して、本発明による伝送路振幅
測定システムは、GPS受信空中線1及び8、GPS受
信機2及び9、位相同期発振器3、マルチバースト発生
器4、及び振幅測定器10を備えており、図示の伝送路
振幅測定システムは伝送システムに接続される。
【0016】伝送システムは、アナログ系送信装置5及
びアナログ系受信装置7を備えており、アナログ系送信
装置5及びアナログ系受信装置7は伝送路6によって接
続されている。伝送路6の振幅特定を測定する際には、
マルチバースト発生器4がアナログ系送信装置5に接続
されるとともにアナログ系受信装置7には振幅測定器1
0が接続される。
【0017】GPS受信空中線1及び8はGPS衛星
(図示せず)からのGPS信号を受信してそれぞれ送信
側及び受信側GPS受信機2及び9にGPS信号を与え
る。そして、GPS受信機2及び9ではGPS信号を復
調してそれぞれ送信側復調基準信号及び受信側復調基準
信号を得る。具体的には、GPS衛星には高安定時計が
備えられており、GPS信号にはこの高安定時計(内部
時計)による時刻情報が含まれている。従って、送信側
復調基準信号及び受信側復調基準信号はそれぞれGPS
衛星の内部時計に同期していることになる。
【0018】送信端において、位相同期発振器3は送信
側復調基準信号に同期して送信側タイミング信号を発生
しする。そして、マルチバースト発生器4はこの送信側
タイミング信号に応じて動作する。つまり、マルチバー
スト発生器4は、送信側タイミング信号に応じて、マル
チバースト信号を送出試験信号として送出する。具体的
はに、マルチバースト発生器4は送信側タイミング信号
に基づいてGPS信号の基準周波数に同期して複数の信
号を生成してGPS信号の基準時刻に応じて順次前記複
数の信号を送出してマルチバースト信号とする。
【0019】図2(A)に送出試験信号の形態を示す。
図2(A)に示すように、送出試験信号は周波数f1か
らfnの正弦波信号がそれぞれ時刻t1からtnで多重
されている。
【0020】この送出試験信号はアナログ系送信装置5
によって伝送路6に送出され、アナログ系受信装置7に
よって受信される。そして、受信試験信号として振幅測
定器10に与えられる。
【0021】一方、前述のように、受信側GPS受信機
9からは受信側復調基準信号が振幅測定器10に与えら
れており、振幅測定器10では受信側復調基準信号に基
づいて送出マルチバースト信号(受信試験信号)のゲー
ト位置を決定する。
【0022】例えば、周波数f1の信号振幅を測定する
際には、図2(B)に示すタイミングパルスで周波数f
1の信号を抜き取ることになる。つまり、受信側復調基
準信号に応じて受信側タイミング信号(f1用ゲート信
号T1)を生成して、周波数f1の信号を抜き取る。
【0023】なお、f2以降の信号にっても同様にして
信号の抜き取りを行って、各信号の振幅測定を行い、伝
送系における振幅劣化状態を測定する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、伝送
路にタイミング信号を送出していないから、つまり、伝
送特性により測定波形が歪み、その結果、測定タイミン
グが変化して測定精度が変化することがないから、安定
して伝送路振幅の遠端測定ができるという効果がある。
しかもGPS衛星からのGPS信号に応じて伝送路振幅
を測定しているから、日本国内はもとより超長距離とな
る全世界を範囲とした正確な遠端振幅特性を測定するこ
とができるという効果もある。
【0025】さらに、本発明では、同期信号のガード期
間等の配慮が不要となり、測定用のバースト信号の数を
増やすことができるばかりでなく、周波数測定ポイント
数を増やすことができる。
【0026】また、本発明では、制御用同期信号として
広帯域にわたるエネルギー成分を有するパルス状の同期
信号を用いていないから、同期パルスによる伝送路の飽
和現象等が避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による伝送路振幅測定装置の一例を説明
するためのブロック図である。
【図2】送出試験信号(マルチバースト信号)とゲート
信号との関係を示す図であり、(A)はマルチバースト
信号を示す図、(B)はゲート信号を示す図である。
【符号の説明】
1,8 GPS受信空中線 2,9 GPS受信機 3 位相同期発振器 4 マルチバースト発生器 5 アナログ系送信装置 6 伝送路 7 アナログ系受信装置 10 振幅測定器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路の振幅歪み特性を測定する測定装
    置であって、GPS衛星からのGPS信号を受け該GP
    S信号に応じて送信側復調基準信号を出力する送信側G
    PS受信手段と、前記GPS衛星からの前記GPS信号
    を受け該GPS信号に応じて受信側復調基準信号を出力
    する受信側GPS受信手段と、該送信側復調基準信号に
    応じて複数の信号が重畳されたマルチバースト信号を前
    記伝送路に送出するマルチバースト信号発生手段と、前
    記伝送路を介して前記マルチバスト信号を受け前記受信
    側復調基準信号に応じてゲート信号を生成し該ゲート信
    号に基づいて前記マルチバスト信号から前記信号を抜き
    取って前記伝送路の振幅測定を行う測定手段とを有する
    ことを特徴とする伝送路振幅特性測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された伝送路振幅特性測
    定装置において、前記GPS信号には基準周波数及び前
    記GPS衛星内の高安定時計に応じた基準時刻が含まれ
    ており、前記マルチバースト信号発生手段は前記送信側
    復調基準信号に同期した送信側タイミング信号を生成す
    る位相同期発振器と、該送信側タイミング信号に応じて
    動作し前記マルチバースト信号を送出するマルチバース
    ト発生器とを有することを特徴とする伝送路振幅特性測
    定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された伝送路振幅特性測
    定装置において、前記マルチバースト発生器は前記送信
    側タイミング信号に基づいて前記基準周波数に同期して
    前記複数の信号を生成して前記基準時刻に応じて順次前
    記複数の信号を送出して前記マルチバースト信号とする
    ようにしたことを特徴とする伝送路振幅特性測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された伝送路振幅特性測
    定装置において、前記測定手段では前記受信側復調基準
    信号に応じて前記マルチバースト信号の個別の信号を抜
    き取る時刻タイミング信号を生成し該時刻タイミング信
    号を前記ゲート信号とするようにしたことを特徴とする
    伝送路振幅特性測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030095124A (ko) * 2002-06-11 2003-12-18 조용범 Gps 기반의 정밀 동기클록장치를 이용한 전력계통선로정수 측정장치 및 방법
JP2016161573A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 キーサイト テクノロジーズ, インク. 広帯域位相スペクトル測定における使用に適合した位相勾配基準

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030095124A (ko) * 2002-06-11 2003-12-18 조용범 Gps 기반의 정밀 동기클록장치를 이용한 전력계통선로정수 측정장치 및 방법
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Effective date: 19990616