JPH10132377A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JPH10132377A
JPH10132377A JP30575196A JP30575196A JPH10132377A JP H10132377 A JPH10132377 A JP H10132377A JP 30575196 A JP30575196 A JP 30575196A JP 30575196 A JP30575196 A JP 30575196A JP H10132377 A JPH10132377 A JP H10132377A
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信之 江本
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  • Control For Baths (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転中に使用者が設定給湯温度の変更を何度
も繰り返すことがあっても、ハイカットエラー動作を行
ってしまうことのない給湯装置の提供を課題とする。 【解決手段】 少なくとも熱交換缶体10と該熱交換缶体
10に接続される入水路21と出湯路22とを有する主給湯器
Aを有し、設定給湯温度に対して入水温度が前記設定給
湯温度に対応する一定の条件温度以上となる場合には、
その間、主給湯器Aでの燃焼を一旦停止させるハイカッ
ト動作を行うと共に、同じ運転中に前記ハイカット動作
が複数回以上行われる場合には運転を停止する安全動作
を行うようにした給湯装置であって、同じ運転中に設定
給湯温度が変更された場合には前記ハイカット動作の回
数のカウントをキャンセルするようにしたコントローラ
30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソーラー給湯器によ
る温水を利用するのに適した給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主たる給湯器にソーラー給湯器を接続し
て、ソーラー給湯器からの温水を必要に応じて利用する
ことができるようにしたソーラー給湯機能付給湯装置が
従来より提供されている。前記従来のソーラー給湯機能
付給湯装置において、ソーラー給湯器等から入水される
温水の温度が設定給湯温度よりは低いものの、かなり設
定温度に近い温度である場合には、燃焼が行われると入
水温度が直ぐに設定給湯温度を越え、燃焼を停止すると
検出温度は低下し、再び燃焼を開始するといったことを
繰り返し、結果として頻繁に燃焼のオンとオフが繰り返
される問題があったことから、入水温度が設定温度に対
して一定の条件温度以上となる場合には、その間は燃焼
を一旦停止するようにするハイカット動作を行うように
していた。そしてそのハイカット動作が同じ運転中に複
数回繰り返される場合にはやはり燃焼ハンチングが繰り
返されることから、運転を停止する安全動作を行い、ま
たその旨の表示を行うというハイカットエラー動作を行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来にお
けるソーラー給湯機能付給湯装置において、運転中に設
定給湯温度を複数回繰り返した場合には、その設定給湯
温度の変更の温度差程度に応じて、運転がハイカット動
作されたり、またそれが解除されたりすることが繰り返
されるといったことが生じ、このため、前記したハイカ
ット動作が同じ運転中に複数回繰り返されたのと同状態
となって、ハイカットエラー動作を行ってしまうという
問題があった。
【0004】そこで本発明は、上記従来における装置の
問題を解消し、運転中に使用者が設定給湯温度の変更を
何度も繰り返すことがあっても、ハイカットエラー動作
を行ってしまうことのない給湯装置の提供を課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の給湯装置は、少なくとも熱交換缶体と該熱
交換缶体に接続される入水路と出湯路とを有する主給湯
器を有し、設定給湯温度に対して入水温度が前記設定給
湯温度に対応する一定の条件温度以上となる場合には、
その間、主給湯器での燃焼を一旦停止させるハイカット
動作を行うと共に、同じ運転中に前記ハイカット動作が
複数回以上行われる場合には運転を停止する安全動作を
行うようにした給湯装置であって、同じ運転中に設定給
湯温度が変更された場合には前記ハイカット動作の回数
のカウントをキャンセルするようにしたコントローラを
設けたことを第1の特徴としている。また本発明の給湯
装置は、上記第1の特徴に加えて、主給湯器の他に該主
給湯器の入水路に対して温水を供給できるようにした太
陽熱利用のソーラー給湯器を有することを第2の特徴と
している。また本発明の給湯装置は、上記第1又は第2
の特徴に加えて、設定給湯温度について設けられた二種
類の温度領域に対して、それぞれハイカット動作が実行
される入水温度の条件温度が予め定められており、同じ
運転中に設定給湯温度が前記二種類の温度領域間で変更
された場合にハイカット動作の回数カウントをキャンセ
ルするようにしたコントローラを設けたことを第3の特
徴としている。
【0006】上記本発明の第1の特徴によれば、同じ運
転中に設定給湯温度が変更された場合には、コントロー
ラによってハイカット動作の回数のカウントがキャンセ
ルされるようにしているので、設定給湯温度の変更によ
ってはハイカット動作の回数がカウントされることがな
く、新たにゼロからハイカット動作の回数がカウントさ
れることなり、よって前記設定給湯温度の変更操作が繰
り返されることによって運転が安全動作に至ってしまう
といった問題が解消せられる。第1の特徴において、同
じ運転中とは、運転スイッチが引き続きオンの状態で且
つ入水流量が燃焼のための最低作動水量以上が引き続き
流れている場合をいう。入水量が最低作動水量未満にな
ると、ハイカット動作のカウントはキャンセルされる。
また同じ運転中であるので、運転スイッチがオフとなれ
ばハイカット動作のカウントや前記安全動作はキャンセ
ルされる。また上記本発明の第2の特徴によれば、上記
第1の特徴による作用効果に加えて、主給湯器の他に太
陽熱利用のソーラー給湯器を有する装置においては、該
ソーラー給湯器から主給湯器に入水せられる温水が、一
定の条件温度以上の高温になることが比較的多くなる
が、そのような場合においても、前記設定給湯温度の変
更操作が繰り返されることによって運転が安全動作に至
ってしまうといった問題を十分に予防することができ
る。また上記本発明の第3の特徴によれば、上記第1又
は第2の特徴による作用効果に加えて、設定給湯温度に
ついて設けられた二種類の温度領域に対してそれぞれハ
イカット動作が実行される入水温度の条件温度が予め定
められた装置において、同じ運転中に前記二種類の温度
領域間での設定給湯温度の変更操作が繰り返されること
があっても、これによって運転が安全動作に至ってしま
うといった問題が解消せられる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態例に係
る給湯装置の全体構成図で、図2は図1に示す実施形態
例における、燃焼制御例を示すフローチャートである。
【0008】図1において、給湯装置は主給湯器Aと、
ソーラー給湯器Bと、ソーラー給湯接続ユニットCとを
有する。主給湯器Aは、熱交換缶体10と該熱交換缶体10
に接続される入水路21と出湯路22とを有し、また主給湯
器Aを制御する主コントローラ30を有する。前記主給湯
器Aの熱交換缶体10は瞬間式熱交換缶体とされており、
熱交換缶体10内に前記入水路21と出湯路22が接続するフ
ィン付きの熱交換コイル23が設けられる。入水路21と出
湯路22と熱交換コイル23は給湯回路20を構成する。前記
熱交換缶体10にはバーナ11が設けられている。前記給湯
回路20の入水路21には、ポンプ21a 、水流スイッチ21b
、水量センサ21c 、入水温度センサ21d が設けられて
いる。また前記給湯回路20の出湯路22には、出湯温度セ
ンサ22a が設けられ、末端には給湯カラン22b が設けら
れている。また前記入水路21から出湯路22へは、調節弁
24a 付きのバイパス路24が設けられている。また前記出
湯路22からは、風呂落とし込み路25が設けられており、
該風呂落とし込み路25には落とし込み開閉弁25a が設け
られている。
【0009】前記熱交換缶体10には、風呂追い焚き循環
路40が接続されている。風呂追い焚き循環路40は、熱交
換缶体10から加熱された浴槽水を浴槽44に搬送する往路
41と、浴槽44から浴槽水を熱交換缶体10に戻す復路42
と、前記熱交換缶体10内で浴槽水の熱交換加熱を行う熱
交換コイル43とからなる。前記往路41には前記風呂落と
し込み路25から落とし込まれる温水を受けるホッパー受
け部41a と三方切り替え弁41b が設けられている。前記
復路42には、循環ポンプ42a と風呂温度センサ42b と水
流スイッチ42c が設けられている。
【0010】前記主コントローラ30は主給湯器Aの各セ
ンサ類からの情報を入力し、またリモコン50からの指令
を入力し、主給湯器Aの運転の制御を行う。またリモコ
ン50との間及び後述するソーラー給湯接続ユニットCの
ソーラー給湯接続コントローラ60との間で通信し、情報
のやりとりを行う。ソーラー給湯接続ユニットCは、前
記ソーラー給湯接続コントローラ60の他に、混合調節弁
61を有する。該混合調節弁61へはソーラー給湯器Bから
のソーラー給湯路70と上水道等の水源からの給水路80が
接続され、混合調節弁61からは前記入水路21が出てい
る。ソーラー給湯接続ユニットCのソーラー給湯路70に
は電磁開閉弁等の開閉弁62、ソーラー温水温度センサ63
が設けられ、ソーラー給湯接続ユニットCの給水路80に
は給水温度センサ64が設けられ、ソーラー給湯接続ユニ
ットCの入水路21にはソーラー混水温度センサ65が設け
られている。各温度センサ63、64、65による検出温度情
報はソーラー給湯接続コントローラ60に入力され、ソー
ラー給湯接続コントローラ60は前記検出温度情報や主コ
ントローラ30から受けた制御情報等の情報に基づいて、
前記混合調節弁61の混合比率を調節し、また開閉弁62を
開閉する。
【0011】前記ソーラー給湯器Bは、前記ソーラー給
湯路70の他、ソーラー熱交換器71と、貯湯タンク72等を
有し、前記給水路80の一部が分岐して貯湯タンク72に接
続されると共に、貯湯タンク72からソーラー給湯路70が
延設されている。ソーラー熱交換器71で加熱された媒体
は貯湯タンク72内へ導かれて、該貯湯タンク72内の水を
熱交換加熱して温水とする。貯湯タンク72内の温水はソ
ーラー給湯路70を経て供給される。
【0012】次にソーラー給湯器Bからのソーラー温水
を利用した給湯を行う場合の動作を説明する。まずソー
ラー給湯接続ユニットCの図示しない電源をオンするこ
とで、ソーラー給湯接続ユニットCの運転が可能とな
る。今、主給湯器Aの電源がオンしている状態で、リモ
コン50により給湯運転スイッチをオンすると、給湯運転
スイッチのオン情報が主コントローラ30からソーラー給
湯接続コントローラ60に通信される。そして主給湯器A
側において、給湯カラン22b 若しくは風呂自動給湯のた
めの落とし込み開閉弁25a が開放されることで、入水路
21の水流スイッチ21b が最低作動水量以上を検出してオ
ンすると、その水流スイッチ21b オンの情報と、リモコ
ン50で設定された設定給湯温度の情報が主コントローラ
30からソーラー給湯接続コントローラ60に通信される。
ソーラー給湯接続コントローラ60は、受信した前記水流
スイッチ21b オンの情報によって開閉弁62を開放すると
共に、同じく受信した設定給湯温度と前記ソーラー温水
温度センサ63によるソーラー温水温度と前記給水温度セ
ンサ64による給水温度とから、設定給湯温度にするため
の混合比率を演算し、混合調節弁61が演算された混合比
率になるよう動作指令する。この場合、ソーラー温水だ
けを用いて設定給湯温度に調整できる場合には、主コン
トローラ30に対して主給湯器Aの燃焼運転が不要である
旨の信号を返す。これによって主給湯器A側において、
最初から燃焼運転を行うことなく給湯を行うことができ
る。勿論、運転途中で設定給湯温度が変更された場合に
は、その変更された設定給湯温度情報が主コントローラ
30からソーラー給湯接続コントローラ60に通信され、情
報が共有される。ソーラー給湯接続コントローラ60は新
たな設定給湯温度に基づいて制御を行う。
【0013】前記ソーラー給湯接続コントローラ60から
の燃焼運転不要の返信がない場合或いは燃焼運転要の信
号があった場合には、主コントローラ30は熱交換缶体10
のバーナ11の燃焼運転を開始させる。即ち、前記ソーラ
ー温水温度センサ63によるソーラー温水温度が設定給湯
温度未満の場合がそうである。この場合には、前記混合
調節弁61をソーラー給湯器B側全開、水側全閉とするよ
うにしてもよいし、また一定の混合比率にしておいても
よい。前記主給湯器Aにおける燃焼を伴う給湯運転の場
合における、運転の仕方の典型例を図2に従って説明す
る。この給湯装置においても、ソーラー給湯器B等から
入水される温水の温度が設定給湯温度よりは低いもの
の、かなり設定温度に近い温度である場合には、頻繁に
燃焼とその停止とを繰り返すため、入水温度センサ21d
が検出する入水温度が設定温度に対して一定の条件温度
以上となる場合には、その間は燃焼を一旦停止するよう
にするハイカット動作を行うようにしていた。そしてそ
のハイカット動作が同じ運転中に複数回繰り返される場
合にはやはり燃焼ハンチングが繰り返されることから、
運転を停止する安全動作を行い、またその旨の表示を行
うというハイカットエラー動作を行っている。そして、
設定給湯温度について設けられた二種類の温度領域に対
して、それぞれハイカット動作が実行される入水温度の
条件温度が予め定められており、同じ運転中に設定給湯
温度が前記二種類の温度領域間で変更された場合にハイ
カット動作の回数カウントをキャンセルするようにして
いる。このフローチャートで示す例において、前記設定
給湯温度に関する二種類の温度領域とは、60℃以下とい
う第1の温度領域と、75℃という第2の温度領域であ
る。そして第1の温度領域(60℃以下)に対するハイカ
ット動作のための入水温度の第1の条件温度を50℃以上
とし、解除のための入水温度の第1の解除条件温度を47
℃未満としている。また第2の温度領域(本例では75℃
の一定温度)に対するハイカット動作のための入水温度
の第2の条件温度を65℃以上とし、解除のための入水温
度の第2の解除条件温度を63℃未満としている。これら
の条件温度は予め主コントローラ30に記憶されている。
【0014】今、主給湯器Aの図示しない運転スイッチ
がオンされている場合(ステップS1でイエス)におい
て、水流スイッチ21b によって最低作動水量以上が流れ
ると(ステップ2でイエス)と、入水温度センサ21d が
検出する温度が設定給湯温度以上である場合を除き、主
コントローラ30は主給湯器Aのバーナ11の燃焼を開始さ
せる(ステップS3)。そして主コントローラ30は燃焼
中において、リモコン50での給湯温度の設定が第1の温
度領域(60℃以下)と第2の温度領域(75℃)との間で
設定変更されたか否かを監視(ステップS4)し、イエ
ス(ステップS4でイエス)の場合には、後述するハイ
カット動作の回数のカウントをキャンセルする(カウン
トをゼロとする)(ステップS5)。
【0015】前記ステップS4においてノーの場合、即
ち、設定給湯温度が第1の温度領域(60℃以下)と第2
の温度領域(75℃)との間では設定変更されていない場
合には、主コントローラ30はリモコン50で設定された設
定給湯温度が前記第1の温度領域(60℃以下)であるか
否かを確認し(ステップS6)、第1の温度領域であれ
ば(ステップS6でイエス)、さらに入水温度センサ21
d で検出される入水温度が第1の条件温度以上(50℃以
上)で有るか否かを確認し(ステップS7)、第1の条
件温度未満(ステップS7でノー)であれば、そのまま
燃焼を続けて所定の設定給湯温度になるように温度制御
する(ステップS14に進む)。一方、第1の条件温度以
上(ステップS7でイエス)であれば、燃焼を一旦停止
するハイカット動作を行わせ(ステップS8)、ハイカ
ット動作のカウントを1加える(ステップS9)。そし
て主コントローラ30はハイカット動作のカウントのトー
タル回数が一定(例えば3回)以上になったか否かを確
認(ステップS10)し、一定以上となった(ステップS
10でイエス)場合には、主コントローラ30はバーナ11の
燃焼を一旦停止する安全動作と、エラー表示とからなる
ハイカットエラー動作を行わせる(ステップS11)。前
記ステップS10でハイカット動作のトータル回数が一定
未満の場合には(ステップS10でノー)、主コントロー
ラ30は入水温度がハイカット動作解除のための第1の解
除条件温度(47℃)未満となるのを監視し(ステップS
12)、未満となれば(ステップS12でイエス)、バーナ
11の燃焼を再開始する(ステップS13)。そして、最低
作動水量以上が流れている限りにおいて(ステップS14
でノー)ステップS4に戻る。運転中に入水流量が最低
作動水量未満になる(ステップS14でイエス)と、主コ
ントローラ30は燃焼を停止し、ハイカット動作回数のカ
ウントをキャンセルする(ステップS15)。
【0016】前記ステップS6でノーの場合には(この
場合には、設定給湯温度は第2の温度領域である(75
℃)ので、ステップS17に進み、入水温度センサ21d で
検出される入水温度が第2の条件温度以上(65℃以上)
で有るか否かを確認し(ステップS17)、第2の条件温
度未満(ステップS17でノー)であれば、そのまま燃焼
を続けて所定の設定給湯温度になるように温度制御する
(ステップS14に進む)。一方、第2の条件温度以上
(ステップS17でイエス)であれば、燃焼を一旦停止す
るハイカット動作を行わせ(ステップS18)、ハイカッ
ト動作のカウントを1加える(ステップS19)。そして
主コントローラ30はハイカット動作のカウントのトータ
ル回数が一定(例えば3回)以上になったか否かを確認
(ステップS20)し、一定以上となった(ステップS20
でイエス)場合には、主コントローラ30はバーナ11の燃
焼を一旦停止する安全動作と、エラー表示とからなるハ
イカットエラー動作を行わせる(ステップS11)。前記
ステップS10でハイカット動作のトータル回数が一定未
満の場合には(ステップS20でノー)、主コントローラ
30は入水温度がハイカット動作解除のための第2の解除
条件温度(63℃)未満となるのを監視し(ステップS2
2)、未満となれば(ステップS22でイエス)、バーナ1
1の燃焼を再開始する(ステップS13)。以下、ステッ
プS14、S15に進む。尚、運転スイッチがオフした場合
には、前記安全動作やエラー表示からなるハイカットエ
ラー動作をキャンセルする。
【0017】尚、上記において、設定給湯温度に関し
て、第1の温度領域として60℃以下、第2の温度領域と
して75℃としたが、それらの値に限定されるものではな
く、他の適当な温度を採用することができる。また第2
の温度領域も、75℃等の一定温度ではなく、一定の温度
範囲を持つ領域を採用することができる。同様に設定給
湯温度の温度領域は前記第1の温度領域と第2の温度領
域の2つに限定されるものではなく、それ以上の数の領
域を採用することができる。又、前記入水温度に関し
て、必ずしも第1の条件温度を50℃とし第1の解除条件
温度を47℃とする必要はなく、他の適当な温度値を採用
することができる。同様に、入水温度に関して、必ずし
も第2の条件温度を65℃とし第2の解除条件温度を63℃
とする必要もなく、他の適当な温度値を採用することが
できる。また種々の設定給湯温度に値に対して、それぞ
れ1対1対応してハイカット動作のための条件温度と解
除条件温度を定めるようしてもよいし、ある設定給湯温
度が設定されると、その設定給湯温度よりも一定温度だ
け低い温度をハイカット動作を行う条件温度とし、さら
にその条件温度よりも一定温度低い温度を解除条件温度
とするようにしてもよい。また設定給湯温度の変更に関
しては、その設定給湯温度の変更によってハイカット動
作の入水温度条件も変更される場合には、そのような設
定給湯温度の変更は、疑似のハイカット動作の原因とな
ることから、ハイカット動作回数のカウントをキャンセ
ルする条件とする必要がある。が、ハイカット動作の入
水温度条件が変更されることのない設定給湯温度の変更
は、ハイカット動作回数のカウントをキャンセルする条
件とする必要はない。従って、例えば設定給湯温度の温
度毎にそれに対応する入水温度の条件温度が異なる場合
には、設定給湯温度が変更される都度、ハイカット動作
回数のカウントをキャンセルすることになる。さらに進
んで、ハイカット動作の入水温度条件が変更されたか否
かに拘わらず、設定給湯温度が変更されることで、ハイ
カット動作回数のカウントをキャンセルするようにして
もよい。また、前記ハイカットエラー動作をさせるため
のハイカット動作回数については、3回に限定されるも
のではなく、他の適当な複数回数を採用することができ
る。さらに、上記のハイカット動作を行わせたりする場
合は、一般にはソーラー給湯器が組み合わされた装置に
おいて、該ソーラー給湯器で得られる高温の温水を主給
湯器に入水して給湯に供する場合が多いが、必ずしも、
ソーラー給湯器を組み合わせたものに限定されるもので
はない。夏場等はソーラー給湯器を組み合わせていない
給湯器においても、入水温度が高くなる場合があるから
である。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載の給湯装置によれば、少なくとも熱交換缶体と該
熱交換缶体に接続される入水路と出湯路とを有する主給
湯器を有し、設定給湯温度に対して入水温度が前記設定
給湯温度に対応する一定の条件温度以上となる場合に
は、その間、主給湯器での燃焼を一旦停止させるハイカ
ット動作を行うと共に、同じ運転中に前記ハイカット動
作が複数回以上行われる場合には運転を停止する安全動
作を行うようにした給湯装置であって、同じ運転中に設
定給湯温度が変更された場合には前記ハイカット動作の
回数のカウントをキャンセルするようにしたコントロー
ラを設けたので、設定給湯温度の変更によってはハイカ
ット動作の回数がカウントされることがなく、新たにゼ
ロからハイカット動作の回数がカウントされるので、よ
って前記設定給湯温度の変更操作の繰り返しがなされて
も、それによって運転が安全動作に至ってしまうといっ
た問題を解消することができる。請求項2に記載の給湯
装置によれば、請求項1に記載の発明による効果に加え
て、主給湯器の他に太陽熱利用のソーラー給湯器を有す
る装置においては、該ソーラー給湯器から主給湯器に入
水せられる温水が、一定の条件温度以上の高温になるこ
とが比較的多くなるが、そのような場合においても、前
記設定給湯温度の変更操作が繰り返されることによって
運転が安全動作に至ってしまうといった問題を十分に予
防することができる。また請求項3に記載の給湯装置に
よれば、請求項1又は2に記載の発明による効果に加え
て、設定給湯温度について設けられた二種類の温度領域
に対してそれぞれハイカット動作が実行される入水温度
の条件温度が予め定められた装置において、同じ運転中
に前記二種類の温度領域間での設定給湯温度の変更操作
が繰り返されることがあっても、これによって運転が安
全動作に至ってしまうといった問題を解消することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例に係る給湯装置の全体構
成図である。
【図2】図1に示す実施形態例における、燃焼制御例を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
A 主給湯器 B ソーラー給湯器 10 熱交換缶体 21 入水路 21d 入水温度センサ 22 出湯路 30 主コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝野 公明 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも熱交換缶体と該熱交換缶体に
    接続される入水路と出湯路とを有する主給湯器を有し、
    設定給湯温度に対して入水温度が前記設定給湯温度に対
    応する一定の条件温度以上となる場合には、その間、主
    給湯器での燃焼を一旦停止させるハイカット動作を行う
    と共に、同じ運転中に前記ハイカット動作が複数回以上
    行われる場合には運転を停止する安全動作を行うように
    した給湯装置であって、同じ運転中に設定給湯温度が変
    更された場合には前記ハイカット動作の回数のカウント
    をキャンセルするようにしたコントローラを設けたこと
    を特徴とする給湯装置。
  2. 【請求項2】 主給湯器の他に該主給湯器の入水路に対
    して温水を供給できるようにした太陽熱利用のソーラー
    給湯器を有する請求項1に記載の給湯装置。
  3. 【請求項3】 設定給湯温度について設けられた二種類
    の温度領域に対して、それぞれハイカット動作が実行さ
    れる入水温度の条件温度が予め定められており、同じ運
    転中に設定給湯温度が前記二種類の温度領域間で変更さ
    れた場合にハイカット動作の回数カウントをキャンセル
    するようにしたコントローラを設けた請求項1又は2に
    記載の給湯装置。
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