JPH1013225A - クロック発生装置、pll回路及び回路装置 - Google Patents

クロック発生装置、pll回路及び回路装置

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JPH1013225A
JPH1013225A JP8157119A JP15711996A JPH1013225A JP H1013225 A JPH1013225 A JP H1013225A JP 8157119 A JP8157119 A JP 8157119A JP 15711996 A JP15711996 A JP 15711996A JP H1013225 A JPH1013225 A JP H1013225A
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voltage
controlled oscillator
circuit
signal
voltage controlled
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JP8157119A
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English (en)
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Toshiaki Hiruma
敏晃 比留間
Hideki Arai
秀喜 新井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部クロック信号を使用する場合には電圧制
御発振器の作動を停止することができるPLL回路を提
供することを目的とする。バリアブルキャパシタンスを
含む電圧制御発振器において、起動時に異常発振が生じ
ないようにすることを目的とする。 【解決手段】 本発明のクロック発生装置では外部クロ
ック信号が供給されている場合には内部クロック信号の
生成は停止され、外部クロック信号が供給されていない
場合には電圧制御発振器(VCO)によって発振信号が
生成される。バリアブルキャパシタンスを有する電圧制
御発振器(VCO)において起動時に、バリアブルキャ
パシタンスのアノードに接続された電源電圧が所定の値
を超えてから所定時間経過した後に集積回路にオン信号
が供給され発振が開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPLL回路及びPL
L回路を使用したクロック発生装置に関し、より詳細に
は、PLL方式の周波数シンセサイザを用いたクロック
発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PLL(フェーズロックループ)は周波
数負帰還回路であり典型的には位相比較器(PC)と電
圧制御発振器(VCO)と低域フィルタ(LPF)とを
有し、位相比較器(PC)の入力信号の位相に追従した
出力信号を発生する。PLLはAV機器、通信装置、産
業機器等の広い範囲にて使用されている。
【0003】図7を参照して特開平4−348616号
に記載された従来のPLL回路の例を説明する。このP
LL回路は、テレビ受像機のチューナ部における選局装
置に使用されるものであり、周波数シンセサイザ方式で
ある。このPLL回路は、位相比較器1と低域フィルタ
2とループゲインの異なる2つの電圧制御発振器(VC
O)4a、4bと1/Nの周波数分周器6と2つのスイ
ッチ回路3、5と基準信号発振器7と誤差電圧判別回路
8と結合用緩衝増幅器11とを有する。
【0004】このPLLは2つの電圧制御発振器(VC
O)、即ち、ループゲインの小さい電圧制御発振器(V
CO)4aとループゲインが大きい電圧制御発振器(V
CO)4bとを含む。2つのスイッチ回路3、5は、P
LLが同期するまでは、ループゲインの小さい電圧制御
発振器(VCO)4aを接続し、PLLが同期した後
は、ループゲインの大きい電圧制御発振器(VCO)4
bに接続する。それによって所定の周波数に同期するま
での時間、即ち、ロックアップ時間が短縮化される。
【0005】図8を参照して特開平7−58649号に
記載された従来のPLL回路の他の例を説明する。この
例ではPLL回路は、自動車搭載用の音響機器に使用さ
れるADD−ON用のFMモジュレータに使用されてい
る。このFMモジュレータは、2つの電圧制御発振器
(VCO)11、12とPLLコントローラ13と低域
フィルタ14と周波数合成器15と重畳部16とRFア
ンプ17と制御部18とマイコン19とを有する。
【0006】このPLLの動作を説明する。制御部18
からの命令信号がマイコン19に供給され、FMモジュ
レータの電源がオンにされる。マイコン19は、PLL
コントローラ13に所定の周波数を指示する周波数制御
信号を供給し、また2つの電圧制御発振器(VCO)1
1、12にVCO切り換え信号を供給する。PLLコン
トローラ13は電圧制御発振器(VCO)11又は12
より出力された変調周波数信号FOを入力して、所定の
周波数信号を生成する。それによってPLLは所定の周
波数にて同期される。
【0007】音声信号は周波数合成器15によってFM
放送用のコンポジット信号に変換され、重畳部16に出
力される。重畳部16は低域フィルタ14から出力され
た発振周波数制御電圧VTとコンポジット信号を重畳す
る。重畳部16の出力信号は、PLLコントローラ13
からのVCO切り換え信号によって指定された一方の電
圧制御発振器(VCO)11又は12に供給され、その
発振周波数を周波数変調する。
【0008】電圧制御発振器(VCO)11又は12か
らの変調出力はRFアンプ17によってアンテナ出力の
レベルまで増幅され、アンテナより出力される。アンテ
ナからの信号はFMラジオ受信機20によって受信さ
れ、音声信号に復調されスピーカによって音声に再生さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】PLLに使用される電
圧制御発振器(VCO)は様々な形式のものがあり、例
えば、電圧可変リアクタンス素子としてバリアブルキャ
パシタンスダイオード又はバリアブルキャパシタを使用
するものがある。
【0010】バリアブルキャパシタはアノードとカソー
ドの間に逆電圧を印加することによって作動させる。即
ち、カソードの電位VC はアノードの電位VA より高
い。
【0011】
【数1】VC >VA
【0012】バリアブルキャパシタは、印加される電圧
R =VC −VA が所定の範囲にある場合のみ作動す
る。
【0013】
【数2】VRMIN<VR <VRMAX
【0014】VRMIN、VRMAXは下限値及び上限値であ
り、素子毎に変わる定数である。例えば電源投入時にバ
リアブルキャパシタに印加される電圧VR が小さく、下
限値V RMINに等しいか又はそれより小さい場合がある。
【0015】
【数3】VR ≦VRMIN
【0016】この状態で電圧制御発振器(VCO)が作
動すると異常な発振現象を起こし、PLLによって所定
の周波数信号が得られない欠点があった。
【0017】従来、データ処理装置、信号処理装置等で
は内蔵したクロック発生装置からの内部クロック信号と
外付け装置からの外部クロック信号の両者を選択的に使
用することができるように構成されているものがある。
このような装置において、外部クロック信号が供給され
ている間に、内部クロック発生装置が作動しクロック信
号を発生させていると、周囲の回路系に悪影響を及ぼす
ことがある。
【0018】また一般に、クロック発生装置は、クロッ
ク信号を発生させている間、周囲の回路系に悪影響を及
ぼす可能性があり、逆に、周囲からのノイズによって誤
作動することがある。
【0019】本発明は斯かる点に鑑み、バリアブルキャ
パシタを有する電圧制御発振器(VCO)を使用するP
LL回路において、電源の立ち上げ時にバリアブルキャ
パシタに印加される電圧VR が小さいことに起因して異
常発振することがないようにすることを目的とする。
【0020】本発明は斯かる点に鑑み、外部クロック信
号を入力することができるデータ処理装置又は信号処理
装置において、外部からのクロック信号が供給されてい
る間に、内部クロック発生装置を停止させて周囲の回路
系に悪影響を及ぼすことがないようにすることを目的と
する。
【0021】本発明は、クロック信号を発生させている
間、周囲の回路系に悪影響を及ぼす可能性がない、逆
に、周囲からのノイズによって誤作動することがないク
ロック発生装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明によると、位相比
較器とローパスフィルタと電圧制御発振器とを含み電圧
制御発振器からの出力信号を上記位相比較器にフィード
バックして位相同期させるPLL回路を含むクロック発
生装置において、外部からクロック信号が供給されてい
る場合には上記電圧制御発振器の作動を停止させるため
のオフ信号を生成し外部からクロック信号が供給されて
いない場合には上記電圧制御発振器を作動させるための
オン信号を生成するVCO制御器が設けられている。
【0023】本発明によると、クロック発生装置におい
て、上記電圧制御発振器はバリアブルキャパシタを含
み、起動時に上記バリアブルキャパシタに所定電圧値よ
り小さい電圧が印加されないように電源電圧立ち上げモ
ードにて作動されるように構成されている。
【0024】本発明によると、バリアブルキャパシタと
発振回路を含む電圧制御発振器を有するPLL回路にお
いて、上記バリアブルキャパシタのカソード側に制御電
圧が接続されアノード側に電源電圧が接続され、起動時
に上記バリアブルキャパシタのカソードとアノードの間
に印加される電圧が所定の値を超えてから上記発振回路
を発振させるように構成されている。
【0025】本発明によると、シールドケースは、プリ
ント配線板を囲むように延在する枠体部と該枠体部を覆
う蓋とを有し、上記枠体は突起部を有し、該突起部は折
り曲げられて上記プリント配線板の一方の面に装着され
た金属箔に電気的に接続されるように構成されているこ
とを特徴とする。
【0026】本発明によると、第1の面に回路が装着さ
れ第2の面に金属箔が装着されたプリント配線板と上記
第1の面を覆うように配置され上記第1の面の回路を電
気的にシールドするためのシールドケースとを有する回
路装置において、上記シールドケースは端部に突起部を
有し、該突起部は折り曲げられて上記第2の面の金属箔
に接続されていることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明によるクロ
ック発生装置の例を説明する。本例によるクロック発生
装置はPLL方式の周波数シンセサイザであり、分周器
及び位相比較器11とローパスフィルタ13と電圧制御
発振器(VCO)15と分周器17と電源電圧検出器2
1とVCO制御器22とを含む。本例によるクロック発
生装置は従来のクロック発生装置と比較して電源電圧検
出器21とVCO制御器22とを含む点が異なる。
【0028】分周器及び位相比較器11は分周器と位相
比較器よりなり、それぞれ別個に設けてもよい。分周器
11は、基準クロック信号の基準周波数fREF と電圧制
御発振器(VCO)15の出力信号の周期fOUT を適当
な比率にて分周する。この分周器11は、プログラマブ
ルディバイダであり適当な分周比を設定することによっ
て所望の周波数のクロック信号を発生させることができ
る。位相比較器はこうして分周された2つの信号の位相
を比較し、誤差電圧信号を出力する。
【0029】ローパスフィルタ13は誤差電圧信号より
不要な高調波成分やノイズを除去する。このローパスフ
ィルタ13の振幅位相特性によってPLLの応答特性及
び同期特性が決まる。
【0030】電圧制御発振器(VCO)15はローパス
フィルタ13からの出力信号VF によって発振周波数を
変化させるように構成されており、電圧制御発振器(V
CO)15の出力信号は分周器及び位相比較器11にフ
ィードバックされる。一方、電圧制御発振器(VCO)
15の出力信号は分周器17によって適当に分周されて
取り出される。
【0031】本例のクロック発生装置には、電源電圧立
ち上げモード、外部クロックモード又は内部クロックモ
ードが組み込まれている。VCO制御器22はこれらの
モードの切り換えを制御し、オン/オフ信号の生成す
る。
【0032】(1)電源電圧立ち上げモード 電圧制御発振器(VCO)がバリアブルキャパシタを含
むように構成されている場合にこのモードが組み込まれ
る。電圧制御発振器(VCO)15がバリアブルキャパ
シタを含む場合には、上述のように、バリアブルキャパ
シタに印加される電圧が所定値に満たない状態(数3の
式)で、電圧制御発振器(VCO)の発振を開始すると
異常発振現象が起きる。電源電圧立ち上げモードは、バ
リアブルキャパシタを含む電圧制御発振器(VCO)に
おいて電源電圧立ち上げ時に、バリアブルキャパシタに
印加される電圧不足に起因して異常発振が発生すること
を防止するために設けられている。
【0033】本例によるとクロック発生装置は、起動時
に、電源電圧立ち上げモードにて作動される。電源電圧
検出器21はクロック発生装置の起動時に、電圧制御発
振器15に供給される電源の電圧VP を検出し、電源電
圧VP が所定の値を越えた時に、それを指示する命令信
号を生成する。それによってVCO制御器22は電圧制
御発振器15にオン信号を供給する。電圧制御発振器1
5はVCO制御器22からオン信号が供給されると発振
を開始する。後に詳細に説明するが、このとき、数2の
式の条件が満たされているから、起動時における異常発
振が防止される。
【0034】電源電圧立ち上げモードが終了した後の通
常の運転モードでは、外部クロックモード又は内部クロ
ックモードにて作動される。
【0035】(2)外部クロックモード及び内部クロッ
クモード クロック発生装置が外部からのクロック信号を受け入れ
るように構成されたデータ処理装置等に使用される場合
には、外部/内部クロックモードが組み込まれる。外部
からクロック信号が供給されている場合には外部クロッ
クモードにて作動され、電圧制御発振器15の作動は停
止される。外部クロック信号の供給が停止されると、外
部クロックモードから内部クロックモードに切り換えら
れ、電圧制御発振器15の作動が開始される。尚、この
外部/内部クロックモードを供える場合、電圧制御発振
器15の構成はどのようなものであってもよく、必ずし
もバリアブルキャパシタを使用する必要はない。
【0036】VCO制御器22は外部又は内部モード信
号を入力し、外部クロックモードにて作動するか内部ク
ロックモードにて作動するかを判定する。外部クロック
モードの場合にはVCO制御器22は電圧制御発振器1
5にオフ信号を供給する。それによって電圧制御発振器
15の作動は停止される。内部クロックモードの場合に
は、VCO制御器22は電圧制御発振器15にオン信号
を供給する。それによって電圧制御発振器15の作動は
開始される。
【0037】こうして本例によると、外部クロックモー
ド又は内部クロックモードで作動され、外部からクロッ
ク信号が供給されている場合には、外部クロックモード
にて作動され、電圧制御発振器15の作動は停止され
る。従って、本例のクロック発生装置が発生する不要な
クロック信号によって周囲の回路に好ましくない影響を
与えることがない。
【0038】図2及び図3を参照して電源立ち上げモー
ドの動作を詳細に説明する。図2は電圧制御発振器15
の構成例を示す回路図である。図3の実線の曲線は電圧
制御発振器15に供給される電源電圧VP のグラフであ
り、図3の一点鎖線の曲線はVP +VRMINのグラフであ
る。図2に示すように、本例の電圧制御発振器15は、
バリアブルキャパシタ151と2つのコンデンサ15
2、153とコイル154とVCO集積回路155と電
源スイッチ156とを含む。
【0039】尚、VCO集積回路155に電源スイッチ
156の機能が含まれる場合には、この電源スイッチ1
56は省略されてよい。この電源スイッチ156に電源
電圧VP とVCO制御器22からのオン/オフ信号が供
給される。この電源スイッチ156に供給される電源電
圧VP はバリアブルキャパシタ151に印加される電源
電圧VP と同一であってよく又は別の電源であってもよ
い。
【0040】バリアブルキャパシタ151のアノード側
端子151Aに電源電圧VP が接続されカソード側端子
151Cに制御電圧、即ち、ローパスフィルタ13の出
力信号VF が印加される。ローパスフィルタ13の出力
信号VF がカソード電圧VCであり、電源電圧VP がア
ノード電圧VA である、従って、2つの電圧VF 、V P
の間には数1の式の関係が成り立つ必要がある。
【0041】
【数4】VF >VP
【0042】2つの電圧VF 、VP の差がバリアブルキ
ャパシタ151のアノードとカソードの間に印加される
電圧VR である。
【0043】
【数5】VR =VF −VP
【0044】従って、数2の式の条件より次の関係が得
られる。
【0045】
【数6】VR =VF −VP >VRMIN
【0046】下限値VRMINは正(VRMIN>0)だから、
バリアブルキャパシタ151に印加される電圧VR は正
でなければならない。例えば、ローパスフィルタ13の
出力信号VF がVF =−4〜+12Vであるとすれば、
電源電圧VP は少なくともV P <−4でなければならな
い。
【0047】電源スイッチ156にVCO制御器22か
らオン信号が供給されると、電圧制御発振器15の動作
は開始され、VCO集積回路155より周波数fOUT
信号が出力される。電源スイッチ156にVCO制御器
22からオフ信号が供給されると、電圧制御発振器15
の動作は停止される。
【0048】クロック発生装置の起動時に、電圧制御発
振器15が正常に発振するためには上述のように数2の
式の関係が成り立つ必要がある。電源電圧立ち上げモー
ドは、数2の式の条件が満たされてから電圧制御発振器
15の作動を開始するように構成されている。
【0049】図3を参照して説明する。実線の曲線に示
されるように、クロック発生装置の起動時t=0では電
源電圧VP はゼロVP =0であり、十分時間が経過する
と一定値VP =V0 となる。電圧制御発振器15は、電
源電圧VP が少なくともこの一定値V0 に等しいときに
は、上述の数6の式の条件は満たされるように、設計さ
れている。
【0050】
【数7】VR =VF −V0 >VRMIN
【0051】即ち、ローパスフィルタ13の出力信号V
F が次の関係を満たすように設計されている。
【0052】
【数8】VF >VRMIN+V0
【0053】本例によると、電圧制御発振器15の作動
が開始されるのは、即ち、VCO制御器22から電源ス
イッチ156にオン信号が供給されるのは、起動時t=
0ではなく、電源電圧VP が略一定値V0 となった後で
ある。
【0054】より詳細には、電源電圧VP が所定値Vd
に達してから所定時間T経過した後に電源スイッチ15
6にオン信号が供給され、電圧制御発振器15の作動が
開始される。
【0055】電源電圧VP が所定値Vd に達した時点を
1 、それから時間Tだけ経過した時点をt2 とする。
時点t2 に電源スイッチ156にオン信号が供給され、
電圧制御発振器15の作動が開始される。
【0056】もしも、時点t1 に電源スイッチ156に
オン信号が供給され、電圧制御発振器15の作動が開始
されると、数6の式の条件を満たさない場合がある。出
力信号VF は数8の式を満たすように設定されるが、こ
れはVRMIN+Vd より大きい場合も小さい場合も(図3
に2つの出力信号VF の値が図示されている。)ある。
F >VRMIN+Vd の場合には、時点t1 にて数6の式
を満たしていることになるが、VF <VRMIN+Vd の場
合には、時点t1 にて数6の式を満たしていないことに
なる。
【0057】本例によると、時点t2 においてバリアブ
ルキャパシタ151に印加される電圧VR は一定値V0
に略等しくなるように、所定値Vd 及び時間Tが選択さ
れる。即ち、時点t2 においてバリアブルキャパシタ1
51に印加される電圧VR が、必ず数6の式を満たすよ
うに、所定値Vd 及び時間Tが選択される。
【0058】
【数9】VR ≒VF −V0 >VRMIN
【0059】この所定値Vd は、上述の電源電圧立ち上
げモードの切替えを判定する基準として使用されてよ
い。例えば、電源電圧VP が所定値Vd 以下である場合
には必ず電源電圧立ち上げモードが作動されるように構
成される。その場合、この所定値Vd が一定値V0 に充
分近い値であると、不都合が生じる。例えば、立ち上げ
後に、充分時間が経過して、電源電圧VP が一定値V0
にて安定しているものとする。ノイズによって電源電圧
P が僅かに変化しただけで、簡単に所定値Vdを超え
てしまう。それによって、電源電圧立ち上げモードが作
動されることとなる。
【0060】こうして本例によると、クロック発生装置
の起動時において、電圧制御発振器15の作動開始時
に、数2の式の関係が成り立つから、異常発振が起きる
ことがない。尚、図2には電圧制御発振器(VCO)と
してVCO集積回路155を使用する例を示したが、本
発明はバリアブルキャパシタを含む電圧制御発振器(V
CO)であればどのような構成のものであってもよく、
例えば上述の特開平7−58649号に開示されている
如き集積回路を使用しない構成のものであってもよい。
【0061】図4を参照して本発明によるクロック発生
装置の第2の例を説明する。本例のクロック発生装置
は、分周器及び位相比較器11とローパスフィルタ13
と2つの電圧制御発振器(VCO)15−1、15−2
と選択器23と電源電圧検出器21とVCO制御器22
とを含む。尚、選択器23の出力側に更に分周器が設け
られてよい。本例によるクロック発生装置は従来のクロ
ック発生装置と比較して電源電圧検出器21とVCO制
御器22とを含む点が異なる。
【0062】2つの電圧制御発振器(VCO)15−
1、15−2を設けたのは、本例のクロック発生装置
を、広い範囲の周波数を得ることができるように構成す
るためである。低周波数用の第1の電圧制御発振器15
−1の最大発振可能周波数f1MAXは高周波数用の第2の
電圧制御発振器15−2の最小発振可能周波数f2MIN
り大きいか又は等しく設定されてよい。
【0063】
【数10】f2MIN≦f1MAX
【0064】これによって低周波数用の第1の電圧制御
発振器15−1の最小発振可能周波数f1MINから高周波
数用の第2の電圧制御発振器15−2の最大発振可能周
波数f2MAXまで、途切れることなく広い範囲の周波数を
得ることができる。
【0065】選択器23は2つの電圧制御発振器15−
1、15−2の一方の出力信号を取り出すように構成さ
れている。VCO制御器22は第1の例と同様に、電源
立ち上げモードを制御し、外部クロックモードと内部ク
ロックモードの切り換えを行う。本例ではVCO制御器
22は更に2つの電圧制御発振器15−1、15−2の
切り換えを行う。
【0066】内部クロックモードの場合、本例のクロッ
ク発生装置には2つの電圧制御発振器15−1、15−
2のどちらを使用するかを指示するL/Hモード信号が
供給される。L/Hモード信号は、外部より供給され又
は使用者によって設定される。L/Hモード信号は選択
器23にも供給される。
【0067】尚、外部クロックモードの場合には、2つ
の電圧制御発振器15−1、15−2及び選択器23に
オフ信号が供給されている。
【0068】内部クロックモードにて、Lモード信号が
供給されると、クロック発生装置はLモードにて作動さ
れる。低周波側の第1の電圧制御発振器15−1が使用
され、高周波側の第2の電圧制御発振器15−2は停止
される。即ち、VCO制御器22は第1の電圧制御発振
器15−1にオン信号を供給し第2の電圧制御発振器1
5−2にオフ信号を供給する。選択器23は第1の電圧
制御発振器15−1に接続される。
【0069】同様に、Hモード信号が供給されると、ク
ロック発生装置はHモードにて作動される。高周波側の
第2の電圧制御発振器15−2が使用され、低周波側の
第1の電圧制御発振器15−1は停止される。即ち、V
CO制御器22は第2の電圧制御発振器15−2にオン
信号を供給し第1の電圧制御発振器15−1にオフ信号
を供給する。選択器23は第2の電圧制御発振器15−
2に接続される。
【0070】例えば、Lモードにてクロック発生装置を
起動すると、第1の電圧制御発振器15−1が立ち上げ
モードにて起動される。Lモードにて外部クロックモー
ドから内部クロックモードに切り換えられると、第1の
電圧制御発振器15−1が作動される。Hモードについ
ても同様である。
【0071】尚、LモードからHモードへの切り換え周
波数f12とHモードからLモードへの切り換え周波数f
21は同一であってよく又は異なるものであってよい。
【0072】
【数11】f21≦f12
【0073】尚、図7に示した従来例のように、ロック
アップ時間を短縮するために、第1の電圧制御発振器1
5−1のループゲインを比較的小さくし、第2の電圧制
御発振器15−2のループゲインを比較的大きく構成し
てもよい。この場合、PLLが周波数同期するまでは、
ループゲインの小さい第1の電圧制御発振器15−1が
接続され、PLLが周波数同期した後は、ループゲイン
の大きい第2の電圧制御発振器15−2が接続される。
【0074】選択器23、電源電圧検出器21及びVC
O制御器22の機能は同様である。内部クロックモード
の場合、2つの電圧制御発振器15−1、15−2のど
ちらを使用するかを指示するL/Hモード信号の代わり
にLL /HL モード信号が、VCO制御器22及び選択
器23に供給される。LL /HL モード信号は、図7に
示した如き誤差電圧判別回路によって設定される。
【0075】内部クロックモードにて、LL モード信号
が供給されると、クロック発生装置はLL モードにて作
動される。ループゲインが小さい第1の電圧制御発振器
15−1が使用されループゲインが大きい第2の電圧制
御発振器15−2は停止される。即ち、VCO制御器2
2は第1の電圧制御発振器15−1にオン信号を供給し
第2の電圧制御発振器15−2にオフ信号を供給する。
選択器23は第1の電圧制御発振器15−1に接続され
る。
【0076】同様に、HL モード信号が供給されると、
クロック発生装置はHL モードにて作動される。ループ
ゲインが大きい第2の電圧制御発振器15−2が使用さ
れループゲインが小さい第1の電圧制御発振器15−1
は停止される。即ち、VCO制御器22は第2の電圧制
御発振器15−2にオン信号を供給し第1の電圧制御発
振器15−1にオフ信号を供給する。選択器23は第2
の電圧制御発振器15−2に接続される。
【0077】内部クロックモードの場合、電源立ち上げ
時に、周波数がロックされるまでは、LL モードにてク
ロック発生装置が起動され、ループゲインの小さい第1
の電圧制御発振器15−1が立ち上げモードにて起動さ
れる。暫くして、HL モードに切り換えられ、ループゲ
インが大きい第2の電圧制御発振器15−2が作動され
る。
【0078】外部クロックモードの場合、上述のよう
に、2つの電圧制御発振器15−1、15−2はオフ信
号によって停止されている。外部クロックモードから内
部クロックモードに切り換えられると、同様に、周波数
がロックされるまではLL モードにてループゲインの小
さい第1の電圧制御発振器15−1が作動される。暫く
して、HL モードに切り換えられ、ループゲインが大き
い第2の電圧制御発振器15−2が作動される。
【0079】次に図5及び図6を参照して本例によるシ
ールドケースについて説明する。本例のシールドケース
は、枠体61と蓋62とを有し、これらは適当な導電材
料、例えば導電性金属よりなる。枠体61は互いに平行
な2つの長辺61A、61Bと2つの短辺61C、61
Dとを有する。蓋62は、上板62Eとその周囲の4つ
の側面62A、62B、62C、62Dとを有し、枠体
61を覆うような寸法を有する。
【0080】枠体61の長手方向の寸法はプリント配線
板50の長手方向の寸法より小さく設定されてよい。即
ち、枠体61の短辺61C、61Dの長さはプリント配
線板50の短辺の長さに略対応しているが、長辺61
A、61Bの長さはプリント配線板50の長辺の長さよ
り小さい。
【0081】枠体61は、プリント配線板50の3辺の
周囲を囲むように延在しており、その長辺61A、61
Bはそれぞれ下側に延在する1対の突起部61a、61
a及び61b、61bを有し、一方の短辺61Dは下側
に延在する突起部61dを有する。長辺61A、61B
の突起部61a、61a及び61b、61bは折り曲げ
可能に充分な大きさ及び寸法を有し、短辺61Dの突起
部61dはプリント配線板50の厚さに対応した細い帯
状を成している。
【0082】プリント配線板50の2つの長辺には突起
部61a、61a及び61b、61bを受け入れるため
の凹部50a、50a及び50b、50bが設けられ、
一方の短辺には突起部61dを受け入れるための凹部5
0dが設けられている。
【0083】本例のシールドケースの組立方法について
説明する。先ず、プリント配線板50の上面50A側に
枠体61を配置し、突起部61a、61a及び61b、
61bを凹部50a、50a及び50b、50bに係合
させ、突起部61dを凹部50dに係合させる。このと
き、枠体61の他方の短辺61Cはプリント配線板50
の上面50Aの破線にて示す位置にある。
【0084】長辺61A、61Bの突起部61a、61
a及び61b、61bを内側に折り曲げ、プリント配線
板50の下面50B上に接触させる。次に枠体61の上
側に蓋62を被せる。蓋62は枠体61を覆うように配
置される。
【0085】蓋62を枠体61に固定する方法は図示さ
れていないが、適当な固定方法が使用される。例えば、
枠体61の四辺61A、61B、61C、61Dの外面
に孔を形成し、それに対応して蓋62の側面62A、6
2B、62C、62Dの内面に突起を形成する。突起を
孔に係合させることによって、蓋62は枠体61に固定
されてよい。
【0086】図6に示すように、プリント配線板50の
上面50Aに回路及び電子部品52が装着され下面50
Bには金属箔51が装着されている。金属箔51は適当
な方法によって接地される。枠体61の突起部61a、
61bは内側に折り曲げられ、金属箔51に接触し、両
者ははんだ付けされている。従って枠体61及び蓋62
よりなるシールドケースは金属箔51を経由して接地さ
れる。
【0087】こうして本例のシールドケースによって、
プリント配線板50の上面50Aに配置された回路及び
電子部品は電気的にシールドされる。このプリント配線
板50に組み込まれた回路がクロック発生装置の場合に
は、このクロック発生装置は外部の信号より遮断され同
時にこのクロック発生装置から発生したクロック信号が
外部の装置に影響を及ぼすことがない。
【0088】以上本発明の実施の形態について詳細に説
明したが、本発明はこれらの例に限定されることなく特
許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更等
が可能であることは当業者にとって理解されよう。
【0089】
【発明の効果】本発明によると、バリアブルキャパシタ
を含む電圧制御発振器(VCO)において、電源立ち上
げ時におけるバリアブルキャパシタに印加される電圧が
低いことに起因する異常発振を防止することができる利
点を有する。
【0090】本発明によると、バリアブルキャパシタを
含む電圧制御発振器(VCO)を使用するPLL方式の
周波数シンセサイザにおいて、電源立ち上げ時における
バリアブルキャパシタに印加される電圧が低いことに起
因する異常発振を防止することができる利点を有する。
【0091】本発明によると、PLL方式の周波数シン
セサイザを有するクロック発生装置を含むデータ記録再
生装置において、外部クロック信号を使用する場合に、
内部のクロック発生装置を停止することによって、周囲
の回路に悪影響を及ぼすことを防止することができる利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクロック発生装置の第1の例を示
す図である。
【図2】電圧制御発振器(VCO)の構成例を示す図で
ある。
【図3】電圧制御発振器(VCO)の電源電圧を示す図
である。
【図4】本発明によるクロック発生装置の第2の例を示
す図である。
【図5】本発明によるシールドケースの組立法を示す図
である。
【図6】本発明によるシールドケースの使用法を示す図
である。
【図7】従来のPLL回路の例を示す図である。
【図8】従来のPLL方式のFMモジュレータの例を示
す図である。
【符号の説明】
11 分周器及び位相比較器 、13 ローパスフィル
タ 、15 電圧制御発振器(VCO) 、17 分周
器 、21 電源電圧検出器 、22 VCO制御器
、23 選択器 、50 プリント配線板 、51
金属箔 、52 電子部品 、61 枠体 、62 蓋

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相比較器とローパスフィルタと電圧制
    御発振器とを含み電圧制御発振器からの出力信号を上記
    位相比較器にフィードバックして位相同期させるPLL
    回路を含むクロック発生装置において、外部からクロッ
    ク信号が供給されている場合には上記電圧制御発振器の
    作動を停止させるためのオフ信号を生成し外部からクロ
    ック信号が供給されていない場合には上記電圧制御発振
    器を作動させるためのオン信号を生成するVCO制御器
    が設けられていることを特徴とするクロック発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクロック発生装置におい
    て、上記電圧制御発振器はバリアブルキャパシタを含
    み、起動時に上記バリアブルキャパシタに所定電圧値よ
    り小さい電圧が印加されないように電源電圧立ち上げモ
    ードにて作動されるように構成されていることを特徴と
    するクロック発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のクロック発生装置におい
    て、上記電源電圧立ち上げモードにて電源電圧が所定の
    値Vd を超えた時点から所定時間経過したときに上記電
    圧制御発振器の発振を開始させるように構成されている
    ことを特徴とするクロック発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のクロック発生装置
    において、上記電圧制御発振器の電源電圧を検出するた
    めの電源電圧検出器が設けられ、上記電源電圧立ち上げ
    モードにて上記VCO制御器は上記電源電圧検出器から
    命令信号が供給されてから上記電圧制御発振器にオン信
    号を供給するように構成されていることを特徴とするク
    ロック発生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載のクロック
    発生装置において、上記電圧制御発振器は発振周波数が
    低い第1の電圧制御発振器と発振周波数が高い第2の電
    圧制御発振器とを含み、上記第1及び第2の電圧制御発
    振器のいずれかが作動されるように構成されていること
    を特徴とするクロック発生装置。
  6. 【請求項6】 バリアブルキャパシタと発振回路を含む
    電圧制御発振器を有するPLL回路において、上記バリ
    アブルキャパシタのカソード側に制御電圧が接続されア
    ノード側に電源電圧が接続され、起動時に上記バリアブ
    ルキャパシタのカソードとアノードの間に印加される電
    圧が所定の値を超えてから上記発振回路を発振させるよ
    うに構成されていることを特徴とするPLL回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のPLL回路において、上
    記発振回路は集積回路よりなることを特徴とするPLL
    回路。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載のPLL回路におい
    て、上記アノード側の電源電圧が所定の値Vd を超えた
    時点から所定時間経過したときに上記発振回路を発振さ
    せるように構成されていることを特徴とするPLL回
    路。
  9. 【請求項9】 プリント配線板を囲むように延在する枠
    体部と該枠体部を覆う蓋とを有し、上記枠体は突起部を
    有し、該突起部は折り曲げられて上記プリント配線板の
    一方の面に装着された金属箔に電気的に接続されるよう
    に構成されていることを特徴とするシールドケース。
  10. 【請求項10】 第1の面に回路が装着され第2の面に
    金属箔が装着されたプリント配線板と上記第1の面を覆
    うように配置され上記第1の面の回路を電気的にシール
    ドするためのシールドケースとを有する回路装置におい
    て、上記シールドケースは端部に突起部を有し、該突起
    部は折り曲げられて上記第2の面の金属箔に接続されて
    いることを特徴とする回路装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の回路装置において、
    上記シールドケースは上記プリント配線板を囲むように
    延在する枠体部と該枠体部を覆う蓋とを有することを特
    徴とする回路装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の回路装置に
    おいて、上記第1の面に装着された回路はクロック発生
    装置を含むことを特徴とする回路装置。
JP8157119A 1996-06-18 1996-06-18 クロック発生装置、pll回路及び回路装置 Pending JPH1013225A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009540669A (ja) * 2006-06-05 2009-11-19 シグマテル インコーポレイテッド 半導体デバイス及び水晶発振体を共有するシステム並びに方法
JP2013048429A (ja) * 2004-10-04 2013-03-07 Qualcomm Inc マルチアンテナステーションのためのリモートフロントエンド

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JP2013048429A (ja) * 2004-10-04 2013-03-07 Qualcomm Inc マルチアンテナステーションのためのリモートフロントエンド
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