JPH1013124A - 先端部にのみアンテナ素子を有する伸縮式アンテナ - Google Patents
先端部にのみアンテナ素子を有する伸縮式アンテナInfo
- Publication number
- JPH1013124A JPH1013124A JP19952196A JP19952196A JPH1013124A JP H1013124 A JPH1013124 A JP H1013124A JP 19952196 A JP19952196 A JP 19952196A JP 19952196 A JP19952196 A JP 19952196A JP H1013124 A JPH1013124 A JP H1013124A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- contraction
- extension
- antenna element
- transmitter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話機、ハンデイトランシーバー、コー
ドレスホン等は、人体頭部に最も近い位置で使用される
ものであるから、送信時に発射された電磁波の多くが人
体頭部に照射される。この装置は、その照射の影響を緩
和するためのアンテナを提供する。 【解決手段】 伸縮式アンテナを人体頭上に引きあげ、
その先端部のみをアンテナ素子として機能させること
で、電磁波の人体頭部への影響を緩和することを特徴と
する。
ドレスホン等は、人体頭部に最も近い位置で使用される
ものであるから、送信時に発射された電磁波の多くが人
体頭部に照射される。この装置は、その照射の影響を緩
和するためのアンテナを提供する。 【解決手段】 伸縮式アンテナを人体頭上に引きあげ、
その先端部のみをアンテナ素子として機能させること
で、電磁波の人体頭部への影響を緩和することを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、UHF帯(極超
短波帯・300MHz〜3000MHz)以上の周波数
を使用する携帯電話機、ハンデイトランシーバー、コー
ドレスホン等のアンテナに関するものである。
短波帯・300MHz〜3000MHz)以上の周波数
を使用する携帯電話機、ハンデイトランシーバー、コー
ドレスホン等のアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の伸縮式アンテナは、車載アンテナ
にみられるように、アンテナを引き伸ばした時点で、そ
の長さの全体がアンテナ素子としての役割を持ち、その
長さに応じた周波数に同調する構造になっているので、
おもにVHF帯(超短波帯・30MHz〜300MH
z)以下の周波数において使用される技術であった。一
方、UHF帯以上の周波数においては、その波長が比較
的短かいため、送受信に使用されるアンテナも短かくな
り、従来は、図2のように送受信機(4)にホイップア
ンテナ(5)を脱着させる形式のものであるとか、送受
信機内に収納されたホイップアンテナ(5′)を引き上
げて使用する形式のものであった。
にみられるように、アンテナを引き伸ばした時点で、そ
の長さの全体がアンテナ素子としての役割を持ち、その
長さに応じた周波数に同調する構造になっているので、
おもにVHF帯(超短波帯・30MHz〜300MH
z)以下の周波数において使用される技術であった。一
方、UHF帯以上の周波数においては、その波長が比較
的短かいため、送受信に使用されるアンテナも短かくな
り、従来は、図2のように送受信機(4)にホイップア
ンテナ(5)を脱着させる形式のものであるとか、送受
信機内に収納されたホイップアンテナ(5′)を引き上
げて使用する形式のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2のようなアンテナ
において輻射される電磁波はホイップアンテナ(5)と
垂直の方向に発射される量が多いため、携帯電話機、ハ
ンデイトランシーバー、コードレスホン等において送信
時に発射された電磁波は、人体の頭部(6)に直接照射
される分量が多くなる。本発明はその欠点を除くために
なされたものである。
において輻射される電磁波はホイップアンテナ(5)と
垂直の方向に発射される量が多いため、携帯電話機、ハ
ンデイトランシーバー、コードレスホン等において送信
時に発射された電磁波は、人体の頭部(6)に直接照射
される分量が多くなる。本発明はその欠点を除くために
なされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】先端部にのみアンテナ素
子を設置した伸縮式アンテナを送信機に装備することで
この課題は解決される。
子を設置した伸縮式アンテナを送信機に装備することで
この課題は解決される。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (イ) 図1のアンテナ素子(1)および給電線(2)
の外囲を柔軟で弾力的な材質(3)で覆い、送受信機
(4)内の巻き取り装置等によって、送受信機内に収
納、あるいは、繰り出しを自在にする構造にする。 (ロ) 図3のような伸縮式アンテナ(ロッドアンテ
ナ)において、先端部(1)のみがアンテナ素子を構成
しており、(7)(7′)等下部の筒体(ロッド)はセ
ラミック、樹脂、グラスファイバー等非導電物質で構成
されるものとする。また、給電線(2)は筒体内部を通
って送受信機(4)に接続され、アンテナの伸縮に応じ
て収納、繰り出しが自在にできる構造にする。 (ハ) 図4のように、アンテナ素子(1)の下部に、
ラジアル(アース)(8)を装備する場合、各ラジアル
は、アンテナ短縮時に収納の障害にならぬよう、非導電
体被覆表面に切り込まれたラジアル格納溝(9)内に矢
印方向に格納できる構造にする。
の外囲を柔軟で弾力的な材質(3)で覆い、送受信機
(4)内の巻き取り装置等によって、送受信機内に収
納、あるいは、繰り出しを自在にする構造にする。 (ロ) 図3のような伸縮式アンテナ(ロッドアンテ
ナ)において、先端部(1)のみがアンテナ素子を構成
しており、(7)(7′)等下部の筒体(ロッド)はセ
ラミック、樹脂、グラスファイバー等非導電物質で構成
されるものとする。また、給電線(2)は筒体内部を通
って送受信機(4)に接続され、アンテナの伸縮に応じ
て収納、繰り出しが自在にできる構造にする。 (ハ) 図4のように、アンテナ素子(1)の下部に、
ラジアル(アース)(8)を装備する場合、各ラジアル
は、アンテナ短縮時に収納の障害にならぬよう、非導電
体被覆表面に切り込まれたラジアル格納溝(9)内に矢
印方向に格納できる構造にする。
【0006】
【発明の効果】送受信機に装備された伸縮式アンテナ
の、アンテナ素子を先端部に限定することで、携帯電話
機、ハンデイトランシーバー、コードレスホン、等携帯
用送受信機の運用に際して、図5のように、伸縮式アン
テナを引き伸ばして使用した場合、送信時に送受信機
(4)から輻射される電磁波は、先端部のアンテナ素子
(1)より人体の頭上を、水平方向に伝搬し、人体の頭
部への電磁波の照射を大幅に緩和することができる。ま
た、アンテナ素子を高く上げることによって、送受信の
利得があがり、車や建物の窓から伸縮式アンテナの先端
部を外に出して運用すれば、感度の向上が期待できる。
なお、伸縮式アンテナは送受信機内に収納できる構造で
あるから、携帯の利便性は従来と変化がなく、伸縮式ア
ンテナをあげられないような環境にあっても、送受信は
可能であり、従来の使用感がそこなわれることはない。
の、アンテナ素子を先端部に限定することで、携帯電話
機、ハンデイトランシーバー、コードレスホン、等携帯
用送受信機の運用に際して、図5のように、伸縮式アン
テナを引き伸ばして使用した場合、送信時に送受信機
(4)から輻射される電磁波は、先端部のアンテナ素子
(1)より人体の頭上を、水平方向に伝搬し、人体の頭
部への電磁波の照射を大幅に緩和することができる。ま
た、アンテナ素子を高く上げることによって、送受信の
利得があがり、車や建物の窓から伸縮式アンテナの先端
部を外に出して運用すれば、感度の向上が期待できる。
なお、伸縮式アンテナは送受信機内に収納できる構造で
あるから、携帯の利便性は従来と変化がなく、伸縮式ア
ンテナをあげられないような環境にあっても、送受信は
可能であり、従来の使用感がそこなわれることはない。
【図 1】 本発明の断面図である。
【図 2】 従来の技術の正面図である。
【図 3】 本発明の実施の一例を示す斜視図である。
【図 4】 本発明の実施の一例を示す斜視図である。
【図 5】 本発明の効果を示す正面図である。
1 先端部アンテナ素子 2 給電線 3 非導電物質
からなる被覆 4 送受信機 5、5′ホイップアンテナ 6 人体頭
部 7、7′非導電
からなる被覆 4 送受信機 5、5′ホイップアンテナ 6 人体頭
部 7、7′非導電
Claims (1)
- 【請求項1】 図1のように、先端部にアンテナ素子
(1)を有し、その下に接続された給電線(2)を含め
た外囲の一部あるいは全体が、樹脂等の非導電物質
(3)で覆われ、伸縮の機能を備えたアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19952196A JPH1013124A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 先端部にのみアンテナ素子を有する伸縮式アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19952196A JPH1013124A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 先端部にのみアンテナ素子を有する伸縮式アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1013124A true JPH1013124A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16409218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19952196A Pending JPH1013124A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 先端部にのみアンテナ素子を有する伸縮式アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1013124A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1137101A2 (en) * | 2000-03-21 | 2001-09-26 | Sony Corporation | Antenna apparatus and wireless communication apparatus |
US6684085B1 (en) * | 1999-08-31 | 2004-01-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mobile telephone and antenna therefor |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP19952196A patent/JPH1013124A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6684085B1 (en) * | 1999-08-31 | 2004-01-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mobile telephone and antenna therefor |
EP1137101A2 (en) * | 2000-03-21 | 2001-09-26 | Sony Corporation | Antenna apparatus and wireless communication apparatus |
EP1137101A3 (en) * | 2000-03-21 | 2003-12-17 | Sony Corporation | Antenna apparatus and wireless communication apparatus |
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