JP2666379B2 - 受信装置のアンテナ装置及び受信装置 - Google Patents

受信装置のアンテナ装置及び受信装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は小型テレビジョン受信機、FM受信機等の、高
周波放送波を用い、かつ受信周波数帯域が比較的広い受
信装置のアンテナ装置及びそれを用いた受信装置に関す
る。
[従来の技術] 従来の小型テレビジョン受信装置はモノポールのロッ
ドアンテナがほとんどであり、一部白黒テレビジョン受
信装置ではワイヤーアンテナ又はイヤホンアンテナが採
用されている。
[発明が解決しようとする課題] 小型テレビジョン受信装置のモノポールロッドアンテ
ナは長さが約60cm〜80cmであり、いつでも、どこでも使
いたいという小型テレビジョン受信装置の性質上、電車
の中又はスポーツ観戦のスタジアム等の混雑した場所で
は、視聴するためにロッドアンテナを伸すことは周囲に
対して迷惑であり、場合によっては危険でさえある。
ワイヤーアンテナ、イヤホンアンテナはこの問題から
は逃れられるが、アンテナ利得が低いこと、及び指向性
が弱くカラー放送受信時にゴーストによる画質劣化を除
去できない欠点があった。
本発明は上記の問題を解決する目的でなされたもので
あり、受信装置の使用場所を限定しない、邪魔にならな
い、感度の高い、かつ指向性の得られるアンテナ装置を
提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は従来技術の問題点を解決するため、 蛇行状又は電光状に構成した板状の電波導体を有し、該
電波導体の実効電気長をテレビジョン放送波のうちのVH
Fローバンドの波長の0.5倍〜1.5倍とした部材と、 該部材を包みベルト状にする被覆部材と、 該ベルト状の被覆部材の両端を受信装置に取付ける取
付機構とを具備し、 前記電波導体から放送波出力を取出すことを特徴とす
る受信装置のアンテナ装置において、 前記電波導体に屈曲部の内側の辺部に円形の凹部を設
けるか、前記アンテナ装置のアンテナの入力インピーダ
ンスを8Ω以下とすることを特徴とする。
また、アンテナ装置と、受信装置本体とを有する受信
装置において、 前記アンテナ装置は、上記アンテナ装置を用い、電波
導体から放送波出力を取出して、前記受信装置本体のア
ンテナ入力端子に供給してなることを特徴とする。
[実施例] 第1図は本発明実施例の肩掛けベルト式アンテナ装置
である。
肩掛けベルト(11)は布製で幅32mm、長さ116cmをル
ープ状にしたものであり、マウントネジ(113)により
小型テレビジョン受信機(12)に固定される。
肩掛けベルト内には第2図電波導体形状の平面図に示
す電波導体(111)が内蔵されており、材質は軟銅0.05m
m厚とし、形状でも電光状の屈曲部に円形の逃げを取
り、ベルトとしての柔軟性と、アンテナとしての折曲強
度を確保している。
電波導体の両端から同軸ケーブルのアンテナ接続線
(112)により、小型テレビジョン受信機の外部アンテ
ナ入力端子(121)へ電波導体に誘起した放送波が供給
される。
肩掛けベルトの長さは人間工学的に、90cm〜120cm程
度であり、このループ長にループアンテナを組込んだの
ではテレビジョン放送波VHFローバンドに対して充分な
アンテナ利得は得られない。
そのため、電波導体の薄い板を蛇行状又は電光状とし
て、機械長を90cm〜120cm程度としながら、実効電気長
をVHFローバンドの波長の0.5倍〜1.5倍、日本国内では1
60cm〜480cmとしてVHFローバンドのアンテナ利得を向上
させ、ループアンテナのループ開口面の方向により指向
性を持たせている。
また、アンテナを電波導体の薄い板として表面面積を
広くすることにより、ループアンテナの周波数特性の高
帯域化を図り、放送波の波長に対してループ長が長くな
るテレビジョン放送波UHFでのアンテナ利得の低下を防
いでいる。
第2図の形状により電波導体の機械長は115cmである
が、実効電気長は約2.3倍265cmとなっている。
第3図はループ長をlとした時のアンテナ利得を示す
図であり、265cmのループ長はVHFローバンドでkb=0.8
3,VHFハイバンドでkb=1.77,UHFでkb=5.3であり、VHF
については両バンド共アンテナ利得は高い領域にある。
第4図はループ長lとアンテナ入力インピーダンスの
関係を示す図でありΩを8以下にすればVHFローバンド
からUHF迄、アンテナ入力インピーダンスほぼ一定の広
帯域アンテナが実現可能なことが解る。
Ωはループアンテナのアンテナ素子断面の半径をaと
した場合、式(1)で表わされる。
Ω=2lnl/a ………(1) 式(1)より明らかな様にlが一定であれば、アンテ
ナ素子の断面積が広い程Ωは小さくなるので本実施例で
も、アンテナ素子の電波導体を幅広の板とすることでUH
Fでのアンテナ入力インピーダンスを低くして、小型テ
レビジョン受信機入力端での反射損を少なくし、ロッド
アンテナに比較した場合のアンテナ利得の低下を許容内
に押えている。
[発明の効果] 本発明によれば、従来の受信装置の本体サイズ小さく
ても、アンテナが長く使用条件が限定されるという問題
から脱却することが可能であり、ユーザーに新しい用途
提案ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の肩掛けベルト式アンテナ装置の
見取図。 (11)……肩掛けベルト (111)……電波導体 (112)……アンテナ接続線 (113)……マウントネジ (12)……小型テレビジョン受信機 (121)……外部アンテナ入力端子 第2図は電波導体形状の平面図。 (21)……電波導体 (211)(212)……放送波出力端子 第3図はループ長とアンテナ利得の関係図。 第4図は(a)(b)は、ループ長とアンテナ入力イン
ピーダンスの関係図。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛇行状又は電光状に構成した板状の電波導
    体を有し、該電波導体の実効電気長をテレビジョン放送
    波のうちのVHFローバンドの波長の0.5倍〜1.5倍とした
    部材と、 該部材を包みベルト状にする被覆部材と、 該ベルト状の被覆部材の両端を受信装置に取付ける取付
    機構とを具備し、 前記電波導体に屈曲部の内側の辺部に円形の凹部を設け
    てなり、 前記電波導体から放送波出力を取出すことを特徴とする
    受信装置のアンテナ装置。
  2. 【請求項2】蛇行状又は電光状に構成した板状の電波導
    体を有し、該電波導体の実効電気長をテレビジョン放送
    波のうちのVHFローバンドの波長の0.5倍〜1.5倍とした
    部材と、 該部材を包みベルト状にする被覆部材と、 該ベルト状の被覆部材の両端を受信装置に取付ける取付
    機構とを具備し、 前記電波導体から放送波出力を取出すことを特徴とする
    受信装置のアンテナ装置において、 前記アンテナ装置のアンテナ入力インピーダンスを8Ω
    以下としてなることを特徴とする受信装置のアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】アンテナ装置と、受信装置本体とを有する
    受信装置において、 前記アンテナ装置は、 蛇行状又は電光状に構成した板状の電波導体を有し、該
    電波導体の実効電気長をテレビジョン放送波のうちのVH
    Fローバンドの波長の0.5倍〜1.5倍とした部材と、 該部材を包みベルト状にする被覆部材と、 該ベルト状の被覆部材の両端を前記受信装置本体に取付
    ける取付機構とを具備し、 前記電波導体から放送波出力を取出して、前記受信装置
    本体のアンテナ入力端子に供給してなる ことを特徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】前記電波導体において、屈曲部の内側の辺
    部に円形の凹部を設けてなることを特徴とする請求項3
    記載の受信装置。
  5. 【請求項5】前記アンテナ装置のアンテナ入力インピー
    ダンスを8Ω以下とすることを特徴とする請求項3記載
    の受信装置。
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