JPH10131216A - 緑化擁壁ブロック - Google Patents

緑化擁壁ブロック

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Publication number
JPH10131216A
JPH10131216A JP31004096A JP31004096A JPH10131216A JP H10131216 A JPH10131216 A JP H10131216A JP 31004096 A JP31004096 A JP 31004096A JP 31004096 A JP31004096 A JP 31004096A JP H10131216 A JPH10131216 A JP H10131216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tree
planting
greening
retaining wall
planter
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31004096A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Suzuki
隆弘 鈴木
Shigekichi Matsuoka
重吉 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOCK KENSETSU KK
Matsuoka Concrete Industry Co Ltd
Original Assignee
LOCK KENSETSU KK
Matsuoka Concrete Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOCK KENSETSU KK, Matsuoka Concrete Industry Co Ltd filed Critical LOCK KENSETSU KK
Priority to JP31004096A priority Critical patent/JPH10131216A/ja
Publication of JPH10131216A publication Critical patent/JPH10131216A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は法面の崩落防止と緑化とを効率的に行
なうことを課題とする。 【解決手段】コンクリートブロック11の表面に緑化プ
ランター21を着脱可能に固定した緑化擁壁ブロック2
8を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は法面の崩落を防止す
るために使用される緑化擁壁ブロックに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は図9に示すように緑化ポケット
(2) を設けた擁壁ブロック(1) が使用され、該緑化ポケ
ット(2) に土壌を充填し、該土壌に播種または植物Pを
移植してこれを成長させ緑化を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では緑化
面積が擁壁ブロック(1) の緑化ポケット(2) に限られ、
日照を考慮すれば、下側の擁壁ブロック(1) の緑化ポケ
ット(2) が上側の擁壁ブロック(1) の緑化ポケット(2)
の影で干渉されないよう緑化ポケット(2) の上下間の距
離をある程度大きく設定する必要があり、したがって法
面の表面の緑化面積を大きく確保することが出来ず、ま
ばらになってしまい、望ましい自然的な景観を法面に付
与することが出来ないと言う問題点があった。更にこの
ような擁壁ブロック(1) では法面に該擁壁ブロック(1)
を張設してから緑化ポケット(2) に土壌充填、播種また
は移植等の緑化作業を行なわねばならず、緑化作業は危
険を伴い困難なものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決する手段として、コンクリートブロック(11)表面
に緑化プランター(21)を着脱可能に固定した緑化擁壁ブ
ロック(28)を提供するものである。該コンクリートブロ
ック(11)表面には該緑化プランター(21)を嵌め込む枠組
み(16)が設けられており、該緑化プランター(21)は箱
と、箱内に充填されている土壌Sと、該土壌Sに播種さ
れている植物種子および/または該土壌Sに植生されて
いる植物Pと、該箱上面に被着され該箱内の土壌Sを被
覆するネット(25)とからなる緑化擁壁ブロック(28)を提
供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一具体例を図1〜図7に
示す。図1および図2に示すようにコンクリートブロッ
ク(11)の下面には左右一対の脚部(12,12) が形成されて
おり、表面には縦横の桟(13,14) と、該桟(13,14) の隅
角および交点を支持する柱(15)とからなる枠組み(16)が
設けられている。該桟(13,14) および柱(15)は亜鉛引き
鋼材、ステンレススチール等の耐久性材料を使用する。
【0006】該枠組み(16)には3×2=6個のます(17)
が形成されており、各ます(17)毎にコンクリートブロッ
ク(11)には水抜き孔(18)が設けられており、そして図2
に示すように該柱(15)の下端からはL字形に屈曲した固
定脚(19)が差出されてコンクリートブロック(11)内に埋
着されており、上端には雄ねじ(20)が設けられている。
【0007】(21)は緑化プランターであり、図3に示す
ように底部(22)および側部(23)には多数の通水孔(24)が
設けられている。該緑化プランター(21)内には肥料、保
水材らを混合した土壌Sが充填されており、該土壌Sに
は植物種子が播かれているかまたは植物Pが移植されて
いる。該プランター(21)は耐水厚紙、プラスチック等の
耐久性軽量材料を使用する。該緑化プランター(21)の植
物Pが充分に活着成育していない段階のものを用いる時
は、該プランター(21)を目の細かい網で被覆して土壌S
の流失を防止することが望ましい。
【0008】上記コンクリートブロック(11)に枠組み(1
6)を取付けるにはコンクリートブロック(11)の成形型に
枠組み(16)をセットした上で生コンクリートを該成形型
内に打設し硬化させる。
【0009】上記コンクリートブロック(11)の枠組み(1
6)の各ます(17)には上記緑化プランター(21)が嵌込ま
れ、そしてその上からネット(25)を被着し、図4に示す
ように板ワッシャ(26)を介してナット(27)を該枠組み(1
6)の柱(15)の雄ねじ(20)に螺着締付ける。該ネット(25)
はプラスチック線、亜鉛引き鋼線、ステンレススチール
等の耐久性材料を使用し、該緑化プランター(21)がコン
クリートブロック(11)から滑落しないように阻止するも
のである。このようにして図5に示すように緑化プラン
ター(21)はネット(25)と共に該板ワッシャ(26)を介して
ナット(27)によって固定される。
【0010】このようにして図6に示すように枠組み(1
6)の各ます(17)に緑化プランター(21)を固定した緑化擁
壁ブロック(28)が構成される。該緑化プランター(21)は
植物を移植して活着し成育の段階、播種した植物種子が
発芽して植物Pが成長過程にある段階、あるいは発芽前
の段階等のいずれの段階においてもコンクリートブロッ
ク(11)は取付けられる。本発明においては、このように
緑化プランター(21)は現場ではなく、土壌充填や播種、
植物移植等の作業のし易い場所で作成することが出来
る。
【0011】上記緑化擁壁ブロック(28)は図7に示すよ
うに法面の地山Gに脚部(12)を埋込むことによって複数
個縦横に張設される。該緑化擁壁ブロック(28)はコンク
リートブロック(11)の略全面に緑化プランター(21)を固
定しているので、法面は略全域にわたって緑化が施され
ることになり、自然的な好ましい景観を付与される。ま
た垂直に近い法面でも上記緑化擁壁ブロック(28)によっ
て緑化することができる。
【0012】上記法面に取付けられた緑化擁壁ブロック
(28)にあっては、雨水は該緑化擁壁ブロック(28)の該緑
化プランター(21)表面から該プランター(21)内の土壌S
に浸透し、植物Pに供給され、残余は該プランター底部
(22)および側部(23)の通水孔(24)から下側のプランター
(21)に給水される。また地山G内に浸透した水は流下し
つゝコンクリートブロック(11)の水抜き孔(18)からプラ
ンター(21)の底部(22)および側部(23)の通水孔(24)から
土壌Sに浸透して植物Pに供給される。
【0013】該緑化プランター(21)の植物Pが枯死した
場合には、ナット(27)、板ワッシャ(26)を柱(15)の雄ね
じ(20)から取はずせば該緑化プランター(21)を取除くこ
とが出来、健全な植物Pが成長している緑化プランター
(21)に取替えることが容易に出来る。
【0014】図8には本発明のコンクリートブロックの
他の具体例が示される。本具体例では脚部(32)を有する
コンクリートブロック(31)の表面側には3×2=6個の
ます穴(37)が形成されており、各ます穴(37)の底部には
水抜き孔(38)が設けられており、各ます穴(37)に緑化プ
ランターが嵌着固定される。該緑化プランターの固定は
前具体例と同様に各ます穴(37)の隅角に設けられている
雄ねじ(40)に板ワッシャを介してナットを螺着する。
【0015】
【発明の効果】本発明では緑化擁壁ブロックの略全表面
が緑化プランターによって被覆されているので、法面の
傾斜角度に関わらず略全域にわたって緑化を施すことが
出来る。また緑化プランターは緑化作業のし易い場所で
土壌充填、播種、移植、成育栽培等を行なうことが出来
るので、急勾配の法面でも危険でかつ困難な緑化作業の
必要はなくなる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図7は本発明の一具体例を示すものである。
【図1】分解斜視図
【図2】断面図
【図3】緑化プランターの斜視図
【図4】緑化プランター固定前の部分斜視図
【図5】緑化プランター固定後の部分斜視図
【図6】緑化擁壁ブロック斜視図
【図7】緑化擁壁ブロック張設状態側面図
【図8】他の具体例の斜視図
【図9】従来例の部分斜視図
【符号の説明】
11,31 コンクリートブロック 13,14 桟 15 柱 16 枠組み 17 ます 20,40 雄ねじ 21 緑化プランター 25 ネット 26 板ワッシャ 27 ナット 28 緑化擁壁ブロック 37 ます穴 P 植物 S 土壌

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートブロック表面に緑化プランタ
    ーを着脱可能に固定したことを特徴とする緑化擁壁ブロ
    ック
  2. 【請求項2】該コンクリートブロック表面には該緑化プ
    ランターを嵌め込む枠組みが設けられている請求項1に
    記載の緑化擁壁ブロック
  3. 【請求項3】該緑化プランターは箱と、箱内に充填され
    ている土壌と、該土壌に播種されている植物種子および
    /または該土壌に植生されている植物と、該箱上面を被
    覆するネットとからなる請求項1または2に記載の緑化
    擁壁ブロック
  4. 【請求項4】該緑化プランターの植生面は該緑化擁壁ブ
    ロックが適用される法面と平行にされている請求項1ま
    たは2または3に記載の緑化擁壁ブロック
JP31004096A 1996-11-05 1996-11-05 緑化擁壁ブロック Withdrawn JPH10131216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31004096A JPH10131216A (ja) 1996-11-05 1996-11-05 緑化擁壁ブロック

Applications Claiming Priority (1)

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JP31004096A JPH10131216A (ja) 1996-11-05 1996-11-05 緑化擁壁ブロック

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JPH10131216A true JPH10131216A (ja) 1998-05-19

Family

ID=18000444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31004096A Withdrawn JPH10131216A (ja) 1996-11-05 1996-11-05 緑化擁壁ブロック

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JP (1) JPH10131216A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100617373B1 (ko) 2004-09-18 2006-08-29 재 술 나 평면식 사면안정화 보강용 구조물
US9226457B2 (en) 2009-11-09 2016-01-05 Biotecture, IP LLC Plant wall and modules for growing plants
US9837003B2 (en) 2009-08-12 2017-12-05 Sage Vertical Garden Systems, LLC Free-standing vertical structures for displaying botanic media

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KR100617373B1 (ko) 2004-09-18 2006-08-29 재 술 나 평면식 사면안정화 보강용 구조물
US9837003B2 (en) 2009-08-12 2017-12-05 Sage Vertical Garden Systems, LLC Free-standing vertical structures for displaying botanic media
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Effective date: 20040106