JPH10130834A - Icp源でのコイルのスパッタリング減少方法 - Google Patents

Icp源でのコイルのスパッタリング減少方法

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JPH10130834A
JPH10130834A JP9285718A JP28571897A JPH10130834A JP H10130834 A JPH10130834 A JP H10130834A JP 9285718 A JP9285718 A JP 9285718A JP 28571897 A JP28571897 A JP 28571897A JP H10130834 A JPH10130834 A JP H10130834A
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coil
target
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plasma
chamber
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JP9285718A
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Zheng Xu
スー ゼン
Fusen Chen
チェン フーセン
Jaim Nulman
ヌルマン ハイム
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    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/321Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being inductively coupled to the plasma
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
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    • H01J37/3402Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering using supplementary magnetic fields
    • H01J37/3405Magnetron sputtering

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内でプラズマを発生し、層をスパッタ堆積
するための改善された方法と装置。 【解決手段】 半導体製造装置内でプラズマ室(100) の
RFコイル(104) のスパッタリングを減らす磁気シール
ドが提供される。磁気シールドはまた、コイル上への材
料の堆積を減らし、その結果コイルにより試料上に落ち
る微粒子物質を減らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ発生器に
関し、より詳しくは半導体デバイスの製造において、材
料層をスパッタ堆積するためにプラズマを発生する方法
と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】低圧のラジオ周波数(RF)によるプラ
ズマが、エネルギーを与えたイオンと活性化した原子の
便利な供給源となり、表面処理、成膜、エッチングプロ
セス等の色々の半導体デバイス製造プロセスで使用でき
る。例えば、スパッタ成膜プロセスを使用して、半導体
ウェハ上に材料を堆積するためには、プラズマは負にバ
イアスされたスパッタターゲット材料の近くで発生させ
る。プラズマ中で発生したイオンは、ターゲットの表面
に衝突し除去する、即ちターゲットから材料を「スパッ
タ」する。スパッタされた材料は、次に移動し、半導体
ウェハの表面に堆積する。
【0003】スパッタされた材料は、ターゲットから堆
積する基体まで基体の表面に対して斜めの角度で直線経
路で移動する傾向がある。その結果、幅に対する深さの
アスペクト比の高い溝又は孔を有する半導体デバイスの
エッチングされた溝と孔に体積する材料は、ブリッジと
なり、堆積層に空洞を生じる場合があるので好ましくな
い。このような空洞が出来ないようにするため、スパッ
タされた材料がプラズマにより十分にイオン化されてい
るなら、基体を負に帯電させ、基体に隣接して適当に垂
直に向いた電場を配置することにより、スパッタされた
材料をターゲットと基体の間でほぼ垂直の経路に向け直
すことができる。しかし、低密度プラズマでスパッタさ
れた材料は、イオン化の程度が1%未満である場合が多
く、これでは通常多くの数の空洞が形成されるのを防ぐ
のに十分ではない。従って、堆積層に不所望の空洞が多
く形成されないようにするためには、プラズマの密度を
高め、スパッタされる材料のイオン化割合を増加するこ
とが望ましい。ここで使用する「高密度プラズマ(HD
P)」とは、電子とイオン密度が高いものをいう。
【0004】RFの場でプラズマを励起する公知の技術
には、容量結合、誘導結合、電波加熱等がある。標準的
な誘導結合プラズマ(IPC)発生器では、プラズマを
囲むコイルを通過するRF電流が、プラズマ中に電磁電
流を誘導する。この電流により、伝導するプラズマが抵
抗加熱で加熱され、定常状態に保持される。例えば、米
国特許第4,362,632 号に示されるように、コイルを通る
電流は、インピーダンス整合した回路網を通じて、コイ
ルに結合したRF発生器により供給され、コイルが変圧
器の第1の巻きとして作用するようにする。プラズマ
は、変圧器の1巻きの第2の巻きとして作用する。
【0005】コイルからプラズマへ移行するエネルギー
を最大にするため、コイルをプラズマ自体に出来るだけ
近く配置することが望ましい。しかし同時に、内側表面
から出る微粒子の発生を最小限にすることも望ましい。
これらの内側表面から出るる微粒子は、ウェハ自体の上
に落下し、製品を汚染する場合がある。従って、スパッ
タリング室は、一般にターゲットとウェハを支持する台
の間のプラズマ発生領域を囲む環状シールドを有するこ
とが多い。シールドの表面は、滑らかで緩やかに曲がっ
ているので、比較的清掃し易く、真空室の内側にスパッ
タリング材料が堆積するのを防止する。一方、コイルと
コイルの支持構造の表面は、比較的鋭く曲がっているの
で、コイルとその支持構造から堆積した材料を除去する
のはより難しいと考えられる。さらに、シールドの滑ら
かで緩やかに曲がった表面は、コイルとその支持構造の
鋭く曲がった表面より、出てくる微粒子が少ないと考え
られる。
【0006】従って、一方でコイルをシールドの外に置
き(本出願の出願人と同じ「プラズマ中のヘリコン波発
生方法と装置」という題の共に係属する1995年11月15日
出願の米国特許出願第08/559,345号に記載されてい
る)、コイルが堆積される材料からシールドされるよう
にするのが好ましい。このような配置にすれば、コイル
とその支持構造による微粒子の発生が最小になり、室の
清掃が容易になるであろう。他方、コイルをシールド内
側のプラズマ発生領域に出来るだけ近く置き、プラズマ
からの間隔による又はシールド自体による減衰を防ぎ、
それによりコイルからプラズマへのエネルギー移行を最
大にするのが好ましい。従って、微粒子の発生を最小に
し、室の清掃を容易にしながら、同時にコイルからプラ
ズマへのエネルギー移行を最大にするのは困難であっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、実際
的な用途で室内でプラズマを発生し、層をスパッタ堆積
するための上述の制限をなくす改善された方法と装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これら及び他の目的と利
点は、本発明の1態様に従い、プラズマとイオン化した
ターゲット材料から磁気シールドされたコイルからの電
磁エネルギーを誘導結合するプラズマ発生装置により達
成され、ターゲット材料のコイル上への堆積を最小にす
ることができる。その結果、コイルから出る微粒子物質
による汚染を減らすことができる。好適な実施例では、
試料上に材料をスパッタするため半導体製造装置内でプ
ラズマにエネルギーを与える装置は、室内にプラズマ発
生領域を有する半導体製造室と、該室に支持されエネル
ギーをプラズマ発生領域に結合するよう配置されたコイ
ルと、該コイルから試料へのスパッタリングを減らすよ
うに配置された磁場の配列とを備える。又は、磁場の配
列は、ターゲットからコイルへのスパッタリングを減ら
すように配置することもできる。ターゲットとコイル
は、両方ともチタン、アルミニウム、又は他の好適な材
料を含むことができる。この装置は、室に伴い、磁場の
配列を与えるように配置された1つまたはそれ以上の電
磁石コイルを備えるようにしてもよい。又は、この装置
は、室に支持され、磁場の配列を提供するように配置さ
れた1つまたはそれ以上の永久磁石を備えるようにして
もよい。
【0009】
【発明の実施の形態及び実施例】最初に図1〜3を参照
すると、本発明の実施例によるプラズマ発生器は、真空
室102 (図2)に収容されたほぼ円筒形のプラズマ室10
0 を備える。この実施例のプラズマ室100 は、真空室壁
108 (図2)の内側に室シールド106 により保持される
1つの螺旋形コイル104 を有する。室シールド106 は、
プラズマ室100 の内部で真空室102 の真空室壁108 (図
2)に材料が堆積するのを防止する。RF発生器3040か
らのラジオ周波数(RF)エネルギーが、コイル104 か
らプラズマ室100 の内部へ放射され、それがプラズマ室
100 内のプラズマにエネルギーを与える。イオン束が、
プラズマ室100 の上に配置され、負にバイアスされたタ
ーゲット110 に衝突する。プラズマイオンが、ターゲッ
ト110 から材料を放出させ、プラズマ室100 の底部に台
114 で保持されたウェハ又は他の試料である基体112 の
上に堆積させる。ターゲット110 上に設けられた回転磁
石組立体116 が、磁場を発生し、ターゲット110 のスパ
ッタリングにより均一に浸食するようにターゲット110
の表面の上をスイープする。
【0010】以下に詳述するように、本発明の1態様で
は、コイル104 は、電磁石コイル1000と1010により発生
する磁場により磁気的にシールドされ、コイル104 から
の材料のスパッタリングが最小になるようになってい
る。さらに、ターゲット材料のコイル104 上への堆積も
減らすことができる。その結果、コイル104 からスパッ
タされた材料による又はコイル104 から出る微粒子物質
による基体112 の汚染を減少させることができる。図3
は、この例示の実施例のプラズマ発生装置の電気接続の
概略図である。プラズマにより発生したイオンを引きつ
けるため、ターゲット110 は可変DC電源3000により負
にバイアスされるのが好ましい。同様に、台114 を可変
DC電源3010により負にバイアスし、基体112 を負にバ
イアスして、イオン化した堆積材料を基体112 に引きつ
けることができる。図4に示す他の実施例では、基体11
2 を負にバイアスするため台114 はラジオ周波数RF電
源によりバイアスされ、イオン化した堆積材料をより均
一に基体112 に引きつけることができる。台114 の一端
は、アンプと整合回路網3025の出力のようなRF電源に
結合し、その入力は、RF発生器3045に結合する。台11
4 の他端は、好ましくはコンデンサー3065を通って接地
される。コンデンサーは可変コンデンサーでもよい。又
は、基体112 の外部バイアスはなくすこともできる。こ
れは、本出願の出願人と同じ「全面高密度プラズマ物理
蒸着方法」という題の共に係属する1996年7月9日出願
の米国特許出願第08/677,588号(代理人ファイル#1402/
PVD/DV)に記載されている。
【0011】コイル104 の一端は、アンプと整合回路網
3020の出力等のRF電源に結合し、その入力は、RF発
生器3040に結合する。コイル104 の他端は、好ましくは
コンデンサー3060を通って接地される。コンデンサーは
可変コンデンサーでもよい。同様に、電磁石コイル1000
の一端は、変圧器と整流回路4020の出力等のDC電源に
結合し、その入力は、AC電力発生器4040に結合する。
電磁石コイル1000の他端は、好ましくは抵抗4060を通っ
て接地される。抵抗は可変抵抗でもよい。同様に、電磁
石コイル1010の一端は、変圧器と整流回路5020の出力等
のDC電源に結合し、その入力は、AC電力発生器5040
に結合する。電磁石コイル1010の他端は、好ましくは抵
抗5060を通って接地される。抵抗は可変抵抗でもよい。
又は、両方の電磁石コイル1000と1010を同一にすること
もでき、もちろん両方を共通のDC電力発生器に結合す
ることもでき、1つ又はそれ以上のAC電源を使用する
こともできる。高温又は低温超伝導材料の巻き線を使用
して、必要により極低温に冷却し、電磁石コイル1000と
1010の1つ又はそれ以上を超伝導とし、いったんエネル
ギーを与えたら電源からの結合を外すことができる。
【0012】図5は、電磁石コイル1000と1010の作用を
図式的に示す。即ち、コイル104 からの材料のスパッタ
リングを減らし、コイル104 による微粒子物質の発生を
減らし、それゆえ基体112 の汚染を減らす作用である。
図5に示すように、磁力線1100は電磁石コイル1000と10
10で発生し、高密度プラズマ900 でエネルギーを与えら
れた電子を磁力線1100の周りの螺旋経路1200を渦巻形に
進め、エネルギーを与えられた電子を螺旋コイル104 に
衝突しないように偏向させる。磁力線1100によるエネル
ギーを与えられた電子の偏向はまた、偏向した電子の一
般的移動方向に沿って電場を発生し、高密度プラズマ90
0 のエネルギーを与えられたイオンとターゲット材料の
イオンを螺旋コイル104 に衝突しないように偏向させ
る。さらに、磁力線1100は、高密度プラズマ900 をプラ
ズマ室100 の中心軸に向かって内側に圧縮し、コイル10
4 の半径方向内側に磁力線1100の強度によって数mmから
1cmまたはそれ以上のバッファー領域を生じ、コイル10
4 を直接プラズマで加熱しないようにできるので有利で
ある。より詳しくは、磁力線1100は、高密度プラズマ90
0 のエネルギーを与えられた電子をコイル104 から離れ
るように偏向させ、コイル104 の周り回って接地した室
シールド106 へ行くようにする。これが、エネルギーを
与えられた電子をコイル104 のすぐ近くに滞在しないよ
うにし、前駆物質のガス原子と分子をイオン化しないよ
うにし、コイル104 から材料をスパッタしないようにす
る。スパッタすると、それが次に基体112 を汚染するこ
とがある。さらに、磁力線1100は、コイル104 をある程
度までイオン化した堆積物質(元はターゲット110 から
放出された)から磁気的にシールドすることができる。
その結果、ターゲット材料のコイル104 上への蓄積を減
らすことができ、そのため微粒子の形成を減らすことが
できる。微粒子が出来ると、次にコイル104 から移動し
て落下し、基体112 を汚染する恐れがある。隣接するR
Fコイル104 の領域で電磁石コイル1000と1010で発生す
る一般的な磁場強度は、50〜110 ガウスの範囲である。
高密度プラズマ900 の一般的な電子密度は、1012cm-3
程度である。
【0013】図6は、プラズマ室100 の中心軸からの距
離xに対する、軸方向の磁場強度B z の好適な一定でな
い配列の概略を示す。例えば図6に示すように、プラズ
マ室100 の中心軸に近い軸方向の位置xa の磁場強度a
(図5)は、プラズマ室100の中心軸からより遠い軸方
向の位置xb の磁場強度b(図5)より小さい。その結
果、軸方向に磁場強度Bz の好適な一定でない配列で
は、高密度プラズマ900の中央領域での磁力線1100の影
響が減少し、一方高密度プラズマ900 の周縁部の有効磁
気シールドは高まる。図6に示すように、プラズマ室10
0 の中心軸から遠い距離xでの一般的な磁場強度Bz
大きさの値は、およそ80ガウスである。一般に好適な
実施例では、高密度プラズマ900 に比較的大きな導電性
があれば、磁場強度Bの大きさは、高密度プラズマ900
の縁部から中央領域に向かって指数関数的に減少する。
【0014】図2は、プラズマ室100 が物理蒸着(PV
D)装置に組み込まれた状態を示す。本発明のプラズマ
発生器は例示のためPVD装置と組み合わせて記載する
が、本発明のプラズマ発生器は、プラズマエッチング、
化学蒸着(CVD)、他の色々の表面処理プロセス等の
プラズマを利用する他の半導体製造プロセスで使用する
のにも適している。コイル104 は、複数のコイルの離隔
絶縁器(スタンドオフ)120 (図1)により室シールド
160 上に保持され、それが、コイル104 を支持する室シ
ールド160から電気的に絶縁する。さらに、コイルの離
隔絶縁器120 は内部ラビリンス構造を有し、ターゲット
110 からコイルの離隔絶縁器120 へ導電性材料を繰り返
し堆積しても、コイル104 から室シールド160 への完全
な導電性通路ができてコイル104 を室シールド160 (一
般に接地されている)へ短絡させることがないようにす
る。
【0015】RF電力は、貫通ボルト356 (図2)によ
りコイル104 に与えられる。貫通(フィードスルー)離
隔絶縁器124 が、コイル支持する離隔絶縁器120 と同様
に、ターゲットからコイル貫通離隔絶縁器124 へ導電性
材料の繰り返し堆積しても、導電性通路ができ、コイル
104 を室シールド160 へ短絡させることがないようにす
る。これは、本出願の出願人と同じ「プラズマを発生す
る凹部付コイル」という題の共に係属する1996年5月9
日出願の米国特許出願第08/647,182号(代理人ファイル
#1186/PVD/DV)に記載されている。図2に示すように、
コイルの貫通離隔絶縁器124 は、コイル支持する離隔絶
縁器120 と同様に、ほぼ円板形の絶縁ベース部材350
と、絶縁ベース部材350 をカバーするサンドブラストし
たチタン製のほぼ円筒形のカバー部材352 とを有する。
ベース部材350 とカバー部材352 は、コイル離隔絶縁器
120 の構造に似た内部ラビリンス構造を形成し、コイル
104とシールドの壁140 の間が短絡するのを防ぐ。貫通
離隔絶縁器124 は、中央孔を有し、そこを通ってネジ付
き導電性貫通ボルト356 が延び、そこを通ってRF電力
がコイル104 に与えられる。貫通ボルト356 は、チタン
スリーブ358 に収容され、該チタンスリーブはサンドブ
ラストしたチタン製の末端スリーブ359 を有し、それが
コイル104 を受ける。貫通離隔絶縁器124 は、絶縁ベー
ス部材350 によりシールドの壁140 の内側に固定され、
ナット366 が壁140 の他の側で貫通ボルト356 上にネジ
止めされる。ナット366 は、電気コネクター368 と絶縁
スペーサー374 により、壁140 から間隔をおいている。
電気コネクター368 は、整合回路網3020を通って(図3
に図式的に示す)、貫通ボルト356 をRF発生器3040に
結合する(図3に図式的に示す)。
【0016】図2に示すように、電磁石コイル1000と10
10は、それぞれ電磁石コイル支持具1005と1015により室
シールド106 の外に配置される。電磁石コイル支持具10
05はアダプターリング組立体152 に取り付けることがで
き、電磁石コイル支持具1015は真空室壁108 に取り付け
ることができる。図3に示すように、電磁石コイル1000
は、アダプターリング組立体の貫通部(図示せず)を通
ってDC電源に結合する。電磁石コイル1010は、真空室
壁の貫通部(図示せず)を通ってDC電源に結合する。
又は、電磁石コイル1000と1010の1つ又は両方をAC電
源に結合することもでき、そうすると高密度プラズマ90
0 が回転し、ターゲット110 から基体112 上への材料が
より均一に堆積する。図2から分かるように、この実施
例のプラズマ室100 は、上に位置するターゲット110 の
グランド面を与え、負にバイアスされたダークスペース
シールドリング130 を有する。さらに、前述の共に係属
する米国特許出願第08/647,182号に詳細に説明されてい
るように、シールドリング130 は、ターゲットの外縁を
プラズマからシールドし、ターゲットの外縁のスパッタ
リングを減少させる。ダークスペースシールドリング13
0 は、コイル104 (とコイル支持離隔絶縁器120 と貫通
離隔絶縁器124 )をターゲット110 からスパッタされる
材料からシールドするように配置されているという点
で、別の機能も行う。
【0017】この例示の実施例では、ダークスペースシ
ールドリング130 は、ほぼ逆円錐台形で、(反磁性の)
チタン又は(非強磁性の)ステンレス鋼又は(非磁性
の)ニッケルの閉じた連続リングである。ダークスペー
スシールドリング130 は、プラズマ室100 の中心に向か
って延び、1/4 インチの距離dだけコイル104 に重なり
合う。もちろん、重なり合う量は、コイル104 の相対的
な大きさと位置及び他の要因によって変えることができ
る。例えば、重なり合いを増加して、スパッタされる材
料からのコイル104 のシールドを増加させることができ
るが、重なり合いを増加すると、ターゲット110 をプラ
ズマからさらにシールドすることになり、用途によって
は好ましくない。又は、コイル104 をプラズマ室100 の
中心に近くに移動することにより、ダークスペースシー
ルドリング130 とコイル104 の重なり合う量を減らし
て、高密度プラズマ900 がエネルギーを与えるのを増加
することができる。このような重なり合いが減少する
と、ダークスペースシールドリング130 によりターゲッ
ト110 からスパッタされる材料からコイル104 のシール
ドが減るが、電磁石1000と1010により発生する磁力線に
よる磁気シールドは、ダークスペースシールドリング13
0 によるシールドの減少を完全に又は一部補償する。
【0018】室シールド106 はほぼ深皿形であり、ほぼ
円筒形の垂直方向壁140 を備え、該壁に離隔絶縁器120
と124 がコイル104 を絶縁して支持するように取り付け
られる。シールドはさらに、ほぼ環状のフロア壁142 を
備え、該壁がチャック即ち台114 を囲み、例示の実施例
では該台に直径8インチの基体112 を支持する。クラン
プリング154 がウェハを台114 に固定し、室シールド10
6 のフロア壁142 と台114 の間の間隙をカバーする。従
って、図2から明らかなように、室シールド106 がクラ
ンプリング154 と共に、プラズマ室100 内で基体112 上
に堆積する堆積材料から、真空室102 の内側を保護す
る。前述の共に係属する「全面高密度プラズマ物理蒸着
方法」という題の共に係属する1996年7月9日出願の米
国特許出願第08/677,588号(代理人ファイル#1402/PVD/
DV)に詳細に説明されているように、クランプリングは
なくすことができる。室シールド106 もまた、ダークス
ペースシールドリング130 と同様に、(反磁性の)チタ
ン又は(非強磁性の)ステンレス鋼又は(非磁性の)ニ
ッケルで形成されるのが好ましい。
【0019】真空室壁108 は、上側環状フランジ150 を
有する。プラズマ室100 は、上側環状フランジ150 に係
合するアダプターリング組立体152 により支持される。
室シールド106 は、水平に延びる外側フランジ160 を有
し、該部材は複数の固定ネジ(図示せず)により、アダ
プターリング組立体152 の水平に延びるフランジ162に
固定されている。室シールド106 は、アダプターリング
組立体152 を通って装置のアースに接地されている。ダ
ークスペースシールドリング130 はまた、上側フランジ
170 を有し、該フランジはアダプターリング組立体152
の水平のフランジ部材162 に固定される。ダークスペー
スシールドリング130 はまた、室シールド106 と同様に
アダプターリング組立体152 を通って接地される。ター
ゲット110 は、一般に円板形で、またアダプターリング
組立体152 により支持される。しかし、ターゲット110
は負にバイアスされ、それゆえ接地されているアダプタ
ーリング組立体152 からは絶縁しなければならない。従
って、ターゲット110 の下側に形成された溝176 に、セ
ラミック絶縁リング組立体172 が置かれ、該組立体はま
たアダプターリング組立体152 の上側の対応する溝174
内に置かれる。絶縁リング組立体172 は、セラミック等
の色々の絶縁材料で造ることができ、ターゲット110 を
アダプターリング組立体152 から間隔をおき、ターゲッ
ト110 が適切に負にバイアスされるようにする。ターゲ
ットとアダプターリング組立体にはOリングシーリング
表面178 を設け、真空室フランジ150 からターゲット11
0 まで、真空漏れのない組立体とする。
【0020】例示の実施例のコイル104 は、2インチ×
1/8 インチの丈夫でサンドブラストした固体高純度(好
ましくは99.995%の純度)チタン又は銅のリボンを直径
12〜14インチの3巻きの螺旋コイルに形成したものであ
る。しかし、スパッターされる材料と他の要因により、
他の高導電性材料を使用し、別の形状とすることもでき
る。例えば、リボンは1/16インチと薄くてもよい。又、
スパッタする材料がアルミニウムなら、ターゲットとコ
イルの両方を高純度アルミニウムで作るのがよい。例示
したリボンの形状に加えて、特に水冷する場合は中空チ
ューブを使用することもできる。図1〜5の実施例で
は、2つの電磁石コイル1000と1010しか使用しなかった
が、電磁石コイルは1つでもよく、10又はそれ以上の電
磁石コイルを使用することもでき、電磁石コイルと永久
磁石を組み合わせて使用することもできる。多くの電磁
石コイルを使用する利点は、多くの電磁石コイルを使用
すると、高密度プラズマ900 の整形即ち「ボトリング」
をより正確にでき、そのため高密度プラズマ900 の有効
電子密度が増加し、ターゲット110 から基体112 上へ均
一に堆積するようにし、ターゲット110 から基体112 の
精密な形状と構造、特に高いアスペクト比の深く狭い
溝、管、接触孔等に堆積する材料を磁気的に平行にす
る。
【0021】図7は、本発明の他の実施例の磁気シール
ドした螺旋コイル104 の断面図であり、幾らか異なる構
成によりコイル104 による微粒子物質の発生が減少し、
基体112 の汚染が減少している。図7の実施例では、永
久磁石2000により磁力線2100が発生し、高密度プラズマ
900 でエネルギーを与えられた電子を磁力線2100の周り
の螺旋経路1200を渦巻形に進め、エネルギーを与えられ
た電子と高密度プラズマ900 のイオン、及びターゲット
材料のイオンを螺旋コイル104 に衝突しないように偏向
させる。図7に示すように、螺旋経路1200は、磁力線21
00にほぼ垂直な平面に投影するとほぼ円形になる。図7
に示す電子の螺旋経路1200の投影は、適当である。磁力
線2100は、図7の左側の図の平面に入り、図7の右側の
図の平面から出てくるからである。k方向の磁場Bk
j方向に速度vj で動く電子上のi方向のローレンツ力
の磁気成分Fimは(方向1、2、3は右手協働系を形成
する)、
【数1】 で与えられる。ここに、電子の電荷の絶対値は1.602189
2 ±0.0000046 ×10-19 クーロン、光速cは、2.997924
58±0.000000012 ×1010cm/sec、εijk は、完全に反対
称のテンソルである(ε123=1=ε231321= -ε213= -
ε 132= -ε321 、他の全ての成分は消える)。
【0022】例えば図7において、1方向を水平、2方
向を垂直、3方向を図の平面に垂直とすると、図7の左
側では、磁力線2100が図の平面の3の負方向に入る(B1
=0,B 2=0,B3=-B )。図の平面の電子の速度が2の正方向
で上方(v1=0,v2=v,v3=0)のとき、ローレンツ力の磁気
成分は、1の正方向で右である(F1m =-ε123ev2B3/c=e
vB/c,F2m=0,F3m=0)。図の平面の電子の速度が1の正方
向で右方(v1=v,v2=0,v3=0)のとき、ローレンツ力の磁
気成分は、2の負方向で下方である(F1m =0,F 2m = -ε
213ev1B3/c=evB/c,F3m =0 )。図の平面の電子の速度が
2の負方向で下方(v1=0,v2=-v,v3=0 )のとき、ローレ
ンツ力の磁気成分は、1の負方向で左方である(F1m =-
ε123ev2B3/c=evB/c,F2m =0,F3m =0)。図の平面の電子
の速度が1の負方向で左方(v1=-v,v2=0,v3=0 )のと
き、ローレンツ力の磁気成分は、2の正方向の上方であ
る(F1m =0,F2m = -ε213ev1B3/c=evB/c,F3m =0 )。そ
の結果、電子は図7の左側に示すように図の平面で時計
回りに回転する。同様に、図7の右側では、磁力線2100
が図の平面から3の正方向に出る(B1=0,B2=0,B3=B)。
図の平面の電子の速度が2の正方向で上方(v1=0,v2=v,
v3=0)のとき、ローレンツ力の磁気成分は、1の負方向
で左である(F1m =-ε123ev2B3/c=-evB/c,F2m =0,F3m=
0)。図の平面の電子の速度が1の負方向で左方(v1=-
v,v2=0,v3=0 )のとき、ローレンツ力の磁気成分は、2
の負方向の下方である(F1m=0,F2m = -ε213ev1B3/c=-e
vB/c,F3m =0)。図の平面の電子の速度が2の負方向で
下方(v1=0,v2=-v,v3=0 )のとき、ローレンツ力の磁気
成分は、1の正方向の右方である(F1m =-ε123ev2B3/c
=evB/c,F2m =0,F3m =0)。図の平面の電子の速度が1の
正方向で右方(v1=v,v2=0,v3=0)のとき、ローレンツ力
の磁気成分は、2の正方向の上方である(F1m =0,F2m =
213ev1B3/c=evB/c,F3m =0 )。その結果、電子は図
7の右側に示すように図の平面で反時計回りに回転す
る。
【0023】永久磁石2000で発生する磁力線2100により
与えられる磁気シールドは、図1〜5の実施例のダーク
スペースシールドリング130 と同じような機能を果た
す。より詳しくは、磁力線2100は、ターゲット110 から
放出される堆積材料からコイル104 をある程度磁気的に
シールドする。さらに上述したように、磁力線2100は、
高密度プラズマ900 からエネルギーを与えられた電子を
コイル104 とコイル104の周りから離れ、接地した室シ
ールド106 へ向くように偏向させる。こうすると、エネ
ルギーを与えられた電子がコイル104 のすぐ近くに滞在
せず、前駆物質のガス原子と分子をイオン化しない。も
しイオン化すると、コイル104 から材料をスパッタし、
次に基体112 を汚染することになる。図8は、図7の他
の実施例の永久磁石2000の好適な配置の上面平面図であ
る。さらに、永久磁石2000を、コイル104 に対してプラ
ズマ室100 の中心軸の周りで機械的に回転させ、高密度
プラズマ900 のエネルギーを与えられた電子とイオン、
及びターゲット材料のイオンから、コイル104 をより均
一に磁気シールドするようにすることもできる。
【0024】上述の個々の実施例で、複数巻きのコイル
104 と204 を使用したが、もちろん代わりに1回巻きの
コイルを使用することもできる。さらに、例示のリボン
形コイル104 と204 の代わりに、コイル104 と204 の個
々の巻きを平らな開端環状リングで代用することもでき
る。これは、「プラズマ発生とスパッタリング用のコイ
ル」という題の共に係属し本出願人に属する1996年7月
10日出願の米国特許出願第08/680,335号(代理人ファイ
ル#1390-CIP/PVD/DV)に記述されている。上述の個々の
実施例は、プラズマ室内で1つのコイルを使用する。本
発明は、RFでエネルギーを与えられたコイルを2つ以
上有するプラズマ室に適用できる。例えば、本発明はヘ
リコン(螺旋)波を発生する複数コイル室に適用するこ
とができる。これは、前述の「プラズマ中でヘリコン波
を発生する方法と装置」という題の共に係属する1995年
11月15日出願の米国特許出願第08/559,345号に記述され
ている。適当なRF発生器と整合する回路は、当業者に
よく知られた部品である。例えば、整合回路とアンテナ
と最適の周波数整合を行う「周波数探索」を行うことが
出来るENI Genesis シリーズは、好適である。RF電力
をコイル104 に発生する発生器の周波数は、2MHz が好
ましいが、範囲は例えば1MHz から4MHz まで変えるこ
とができる。RF電力設定は4.5 kWが好適であるが、1.
5 〜5kWを使用できる。さらに、ターゲット110 のバイ
アスは3kWが好適であるが、2〜10kWを使用でき、台11
4 のバイアス電圧はDC−30V を使用できる。
【0025】上述の実施例では、室シールド106 の直径
は、16インチであるが、直径は6〜25インチの範囲でも
よい。シールドは、セラミック又は水晶等の絶縁材料等
の色々の材料で作ることができる。しかし、シールドと
ターゲット材料で被覆され易い全ての金属表面は、スパ
ッタされるターゲット材料と同じ材料で作るのでなけれ
ば、ステンレス鋼又は銅等の材料で作るのが好ましい。
被覆される構造材料の熱膨張係数は、スパッタされる材
料の熱膨張係数と近くし、スパッタされた材料がシール
ド又は他の構造から剥離しウェハ上に落ちないようにす
るのがよい。さらに、被覆される材料はスパッタされる
材料によく付着するのがよい。従って、堆積する材料が
チタンなら、シールド、ブラケット、被覆され易い他の
構造の好適な金属は、サンドブラストしたチタンであ
る。コイルの端部キャップと貫通離隔絶縁器等のよりス
パッタされ易い表面は、例えば高純度チタン等のターゲ
ットと同じ種類の材料で作るのがよい。もちろん、堆積
する材料がチタン以外なら、好適な金属は堆積する材
料、例えばステンレス鋼である。ターゲットをスパッタ
する前に構造をモリブテンで被覆すれば、付着性が改善
される。しかし、モリブテンはコイルからスパッタされ
れば試料を汚染するので、コイル(又は他のスパッタさ
れ易い表面)は、モリブテン又は他の材料で被覆しない
方が好ましい。
【0026】ウェハからターゲットまでの間隔は、約14
0 mm(約5.5 in)が好ましいが、約1.5 〜8inの範囲と
することができる。このウェハとターゲットの間隔で、
ターゲットから1.9 インチ間隔をおいてコイルの直径1
1.4インチで、段付きウェハの満足できる底部被覆率を
達成した。コイルの直径を大きくすると、コイルが試料
の端部から離れ、底部被覆率に悪影響があることが分か
った。一方、コイルの直径を小さくし、コイルを試料近
くに動かすと、層の均一性に悪影響がある。堆積の均一
性は、コイルのターゲットからの間隔の関数と考えられ
る。前述したように、ターゲットとウェハの間隔が140
mmでは、コイルとターゲットの間隔1.9 インチが良かっ
た。コイルを垂直にターゲット(又はウェハ)に向かっ
て又は離れるように動かすと、堆積層の均一性に悪影響
がある。プラズマを発生するのに、Ar、H2、O2、又はNF
3 、CF4 等の反応性ガスその他等の色々の前駆物質ガス
を使用することができる。前駆物質ガス圧力の範囲は、
0.1 〜50mTorr が適している。イオン化PVDでは、ス
パッタされた材料を最もよくイオン化するには、10〜10
0 mTorr の範囲の圧力が好ましい。もちろん、色々の態
様での本発明の改変は、当業者には明らかであろう。調
査して分かるものもあり、通常の機械的電気的設計事項
もある。他の実施例も可能であり、特定の設計は特定の
用途による。このように、本発明の範囲は、ここに記述
した特定の実施例に限らず、特許請求の範囲とその均等
範囲により決められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるプラズマ発生室の一部断
面にした斜視図。
【図2】図1のプラズマ発生室を真空室に組み込んだ状
態の一部の断面図。
【図3】図1、2のプラズマ発生室への電気的相互連絡
の概略図。
【図4】図1、2のプラズマ発生室への他の電気的相互
連絡の概略図。
【図5】図1〜4の実施例のプラズマ発生室の概略断面
図。
【図6】図5の磁場の軸方向磁力の大きさを示す概略
図。
【図7】本発明の他の実施例によるプラズマ発生室の断
面図。
【図8】図7の実施例によるプラズマ発生室の上面図。
【符号の説明】
100 ・・プラズマ室 102 ・・真空室 104 ・・コイル 106 ・・室シールド 108 ・・真空室壁 110 ・・ターゲット 112 ・・基体 114 ・・台 120 ・・コイル離隔絶縁器 130 ・・ダークスペースシールドリング 900 ・・高密度プラズマ 1000,1010 ・・電磁石コイル 2000・・永久磁石 3000,3010 ・・可変DC電源 3040・・RF発生器 4040,5040 ・・AC電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フーセン チェン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95014 クーパーティノ スターン アベ ニュー 10390 (72)発明者 ハイム ヌルマン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94306 パロ アルト エル カミノ ウ ェイ 4155ジー

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料を試料上にスパッタするため、半導
    体製造装置内でプラズマにエネルギーを与える装置にお
    いて、 プラズマ発生領域を内部に有する半導体製造室、 前記室に支持され、前記プラズマ発生領域にエネルギー
    を結合するコイル、及び、 前記コイルから前記試料上へのスパッタリングを減少す
    るように配置された磁場の配列を有することを特徴とす
    る装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した装置であって、チタ
    ンを含むターゲットを備え、前記コイルはチタンを含む
    ことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した装置であって、アル
    ミニウムを含むターゲットを備え、前記コイルはアルミ
    ニウムを含むことを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載した装置であって、前記
    室に支持され、前記磁場の配列を与えるように配置され
    た複数の電磁石コイルを備えることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載した装置であって、前記
    室に支持され、前記磁場の配列を与えるように配置され
    た複数の永久磁石を備えることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 材料を試料上にスパッタするため、半導
    体製造装置内でプラズマにエネルギーを与える装置にお
    いて、 プラズマ発生領域を内部に有する半導体製造室、 前記室内に支持され、第1材料で作られ、ターゲット材
    料を試料上にスパッタするように配置されたスパッタリ
    ングターゲット、 前記室に支持され、前記ターゲットと同じ種類の材料で
    形成されたコイル、及び、 前記コイルから前記試料上へのスパッタリングを減少す
    るような配置で、磁場の配列を与えるように配置された
    第1、第2電磁石コイル、を備えることを特徴とする装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載した装置であって、前記
    第1、第2電磁石コイルは、磁場強度の大きさが、前記
    室のほぼ中央領域でほぼ最小になることを特徴とする装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載した装置であって、 前記ターゲットにDCバイアスを与える第1電源、 前記試料にDCバイアスを与える第2電源、 前記コイルにRF電力を与えるRF発生器、及び、 前記第1、第2電磁石コイルにDC電力を与える第3電
    源、を備えることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載した装置であって、 前記ターゲットにDCバイアスを与える第1電源、 前記試料にDCバイアスを与える第2電源、 前記コイルにRF電力を与えるRF発生器、 前記第1電磁石コイルにDC電力を与える第3電源、及
    び、 前記第2電磁石コイルにDC電力を与える第4電源、を
    備えることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載した装置であって、 前記ターゲットにDCバイアスを与える電源、 前記試料に交流バイアスを与えるRF電源、 前記コイルにRF電力を与えるRF発生器、及び、 前記第1、第2電磁石コイルにDC電力を与える電源、
    を備えることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項6に記載した装置であって、 前記ターゲットにDCバイアスを与える電源、 前記試料に交流バイアスを与えるRF電源、 前記コイルにRF電力を与えるRF発生器、 前記第1電磁石コイルにDC電力を与える第1電源、及
    び、 前記第2電磁石コイルにDC電力を与える第2電源、を
    備えることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 材料を試料上にスパッタするため、半
    導体製造装置内でプラズマにエネルギーを与える装置に
    おいて、 プラズマ発生領域を内部に有する半導体製造室、 前記室に支持され、前記プラズマ発生領域にエネルギー
    を結合するコイル、 ターゲットから前記コイル上へのスパッタリングを減少
    するように配置された磁場の配列を有することを特徴と
    する装置。
  13. 【請求項13】 材料を試料上に堆積する方法におい
    て、 前記試料上に配置されたターゲットから前記試料上へタ
    ーゲット材料をスパッタリングし、 前記試料に隣接して配置されたコイルを磁気的にシール
    ドし、前記コイルからのコイル材料の前記試料上へのス
    パッタリングを減少することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載した方法であって、
    複数の電磁石コイルにエネルギーを与え、前記コイルの
    前記磁気シールドを与えることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載した方法であって、
    前記ターゲット材料と前記コイル材料は同じ種類の材料
    であることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載した方法であって、
    複数の永久磁石を配置し、前記コイルの前記磁気シール
    ドを与えることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 材料を試料上に堆積する方法におい
    て、 前記試料上に配置されたターゲットから前記試料上へタ
    ーゲット材料をスパッタリングし、 前記試料に隣接して配置されたコイルを磁気的にシール
    ドし、前記ターゲットからのターゲット材料の前記コイ
    ル上へのスパッタリングを減少することを特徴とする方
    法。
JP9285718A 1996-10-17 1997-10-17 Icp源でのコイルのスパッタリング減少方法 Withdrawn JPH10130834A (ja)

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