JPH10129644A - ネジ付き容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート成形法により、容易に成形することが
でき、開口部の強度や密閉性に優れ、空の状態で積み重
ね適性のあるネジ付き容器、及びシート成形法により、
容器本体のネジに嵌合するネジ付き蓋を作製し、ネジ付
き容器本体と組み合わせた蓋付き容器を提供すること。 【解決手段】 シート成形法により成形されたプラスチ
ック製のカップ状容器において、容器本体の開口部から
本体外周面に向けて曲折して延在させた垂下部分をネジ
状に形成したことを特徴とするネジ付き容器。シート成
形法により成形され、側壁を前記垂下部分のネジに嵌合
するネジ状に形成したプラスチック製の蓋が組み合わさ
れている前記のネジ付き容器。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、シート成形法によ
り成形されたプラスチック製のカップ状容器に関し、さ
らに詳しくは、プラスチックシートを用いて、真空成形
法や圧空成形法などのシート成形法により成形された新
規な構造のネジ付き容器に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、プラスチックシートを用い
て、真空成形法や圧空成形法などのシート成形法（熱成
形法ともいう）によりトレーやカップなどの各種容器が
成形されている。シート成形法は、一般に、ロールに巻
いたシート（フィルムを含む）または切断したシートを
加熱する工程、シートを真空または圧縮空気の力ないし
は金型に挟んで成形する工程、成形品を冷却する工程、
及び成形品から余分な部分をカットする工程から成って
いる。シート成形法は、これら全ての工程を連続的に行
うことにより、薄肉のカップ状容器を多量に生産するこ
とができ、しかも金型が射出成形用金型に比べて安価で
あるという特徴を有している。

【０００３】シート成形法によるカップ状容器におい
て、容器本体または蓋にアンダー部（垂下部分や側壁）
を設け、このアンダー部により蓋を嵌合するタイプのも
のが知られている。例えば、図４に示すように、カップ
状容器本体１３の開口部から延長したアンダー部１４を
設け、これに蓋１５を嵌合させて密閉するタイプの容器
がある。このような従来の形状の容器では、蓋がはずれ
ないように嵌合させるには、アンダー部１４を長くする
必要がある。ところが、シート成形法において、アンダ
ー部を長くすると、成形品が型から抜け難くなるという
問題があった。また、アンダー部を長くすると、蓋との
間の摩擦力が高くなりすぎて、蓋の開閉が困難になる。

【０００４】一方、金属缶、瓶、ブロー容器（インジェ
クションブロー容器やインジェクション延伸ブロー容器
等）などでは、開口部の外周面にネジが形成され、ネジ
によって、蓋をはずれないように嵌合するようにしたも
のが知られている。蓋の開閉は、蓋や容器本体を回すこ
とにより容易に行うことができる。このような容器とし
ては、例えば、図５に示すように、容器本体１６の側壁
が垂直であって、その開口部の外周面にネジ１７が形成
されているもの（ストレート容器）、または、図６に示
すように、容器本体１８の開口部を小さくすぼめ、その
外周面にねじ１９を形成したボトルがある。

【０００５】しかしながら、従来のネジ付き容器は、容
器形状に制限があるため、いわゆる空き缶状態で積み重
ねができないものが多く、倉庫費や運賃にコストがかか
るという問題があった。金属缶や瓶は、廃棄処理が困難
である。インフェクションブロー容器やインジェクショ
ン延伸ブロー容器などのブロー成形法による容器の場
合、一般に、ガスバリヤ性に優れた樹脂層を入れること
は容易ではなく、しかも使用済の多層容器は、リサイク
ルするには材質が複雑な性状となり、用途の開発が困難
な場合が多い。

【０００６】プラスチックシートを用いるシート成形法
によれば、例えば、図４に示すようなテーパー状の容器
にすれば、空き缶状態で積み重ねができる。材料がプラ
スチックであるため、リサイクルが可能である。また、
多層シートを使用すれば、ガスバリア性樹脂層を入れる
ことも簡単である。ところが、従来、シート成形法によ
るネジ付き容器やネジ付き蓋は、知られていなかった。
その理由としては、シート成形法によりネジ付き容器を
成形しようとすると、例えば、図５に示すような形状の
容器の場合には、成形時に型から成形品を離型させるの
が困難であること、図６に示すような形状の容器は成形
できないことなどが考えられる。また、仮に、シート成
形法により、図５に示すような形状の容器を成形して
も、開口部の強度や密閉性が充分ではないこと、ネジが
あるため、容器本体を積み重ねて輸送・保管ができない
ことなどの問題がある。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シー
ト成形法により、容易に成形することができ、開口部の
強度や密閉性に優れ、空の状態で積み重ね適性（スタッ
キング性）のあるネジ付き容器を提供することにある。
また、本発明の目的は、シート成形法により、容器本体
のネジに嵌合するネジ付き蓋（スクリューキャップ）を
作製し、ネジ付き容器本体と組み合わせた蓋付き容器を
提供することにある。

【０００８】本発明者らは、前記従来技術の問題点を克
服するために鋭意研究した結果、シート成形法により成
形されたプラスチック製のカップ状容器において、容器
本体の開口部から本体外周面に向けて曲折して延在させ
た垂下部分（アンダー部）を設け、かつ、該垂下部分を
ネジ状に形成することにより、前記目的を達成できるこ
とを見いだした。このネジ付き容器のネジに嵌合するネ
ジ付き蓋は、シート成形法により容易に成形することが
できる。本発明は、これらの知見に基づいて完成するに
至ったものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、シート
成形法により成形されたプラスチック製のカップ状容器
において、容器本体の開口部から本体外周面に向けて曲
折して延在させた垂下部分をネジ状に形成したことを特
徴とするネジ付き容器が提供される。また、本発明によ
れば、シート成形法により成形され、側壁を前記垂下部
分のネジに嵌合するネジ状に形成したプラスチック製の
蓋が組み合わされているネジ付き容器が提供される。本
発明のネジ付き容器は、容器本体の開口部と蓋との間に
パッキン部材及び／またはシール部材を配置することが
できる。

【００１０】

【発明の実施の形態】本発明のネジ付き容器について、
図面を参照しながら説明する。図１は、本発明のネジ付
き容器とネジ付き蓋を組み合わせた容器の一例の外観図
である。容器本体５の開口部から本体外周面に向けて曲
折して延在させた垂下部分６を設け、該垂下部分をネジ
状に形成してある。容器本体の側壁７をテーパー状にす
ることにより、空の状態で容器本体を積み重ねて、輸送
・保管することができる。蓋１もシート成形法により成
形し、その側壁２を容器本体の前記ネジに嵌合するネジ
状に形成してある。密閉性を高めるために、容器本体開
口部と蓋との間に、薄いフィルムなどで形成されたシー
ル部材４、発泡ポリエチレンシートなどからなるパッキ
ン部材３を介在させることができる。また、ポリエチレ
ンフィルムやポリプロピレンフィルムなどのヒートシー
ル性のあるプラスチックフィルムをシール部材として使
用し、容器本体開口部にヒートシールすれば、内容物を
密閉することができる。

【００１１】このような形状のネジ付き容器本体及びネ
ジ付き蓋は、ネジ型を備えた金型を用い、シート成形時
に、金型をまわして離型することにより製造することが
できる。例えば、図２には、ネジ付き蓋を作製するため
の金型９に密着して成形された蓋の上面８と側壁２の断
面の一部を示す。金型９をまわせば、蓋は容易に離型す
る。図３には、ネジ付き容器本体の成形時におけるネジ
部分の金型１１、垂下部分６、及び容器内面の開口部に
近い側壁１０の断面図の一部が示されている。金型１１
は、容器本体の形状に沿ったメス型になっているが、容
器本体の開口部では、図３に示すようにネジ型となって
いる。このような金型の形状であると、成形時に、金型
をまわすことにより成形品を容易に離型させることがで
きる。金型をまわすのは、回転機構を金型に接続して、
回転時期と回転回数を制御すればよい。金型と成形品の
ネジ部とは、ネジ機構により嵌合しているので、ネジが
解ける方向に金型を回転すれば、成形品は容易に離型す
る。したがって、ネジ状のの垂下部分（アンダー部）を
長くして、嵌合力を高めることができる。

【００１２】本発明のネジ付き容器は、以下のような特
徴を有している。 （１）容器本体にネジが形成されているにもかかわら
ず、開口部にはネジ部分がないため、図１に示すような
テーパー状の側壁７を形成すれば、空の容器を積み重ね
ることができ、輸送・保管の場所を取らない。 （２）種々のプラスチックシートを使用することができ
るので、例えば、ガスバリア性が必要な容器の場合に
は、ガスバリア性樹脂層を積層した多層シートを使用す
ることができる。 （３）シート成形のため、安価な金型を使用することが
できる。 （４）シート成形のため、生産性が高い。 （５）容器本体の開口部から本体外周面に向けて曲折し
て延在させた垂下部分をネジ状に形成しているため、垂
下部分（アンダー部）を長くして蓋との嵌合力を高める
ことができる一方、ネジが解ける方向に蓋または容器本
体をまわせば、容易に蓋を開けることができる。したが
って、蓋の開閉が容易である。

【００１３】（６）容器本体の開口部から本体外周面に
向けての曲折部（図３の１２）が存在するため、蓋との
間におけるシール性が高く、シール部材やパッキン部材
を介在させて、シール性をさらに高めることもできる。
また、プラスチックフィルムからなるシール部材を容器
本体の開口部にヒートシールすれば、内容物を密閉する
ことができる。 （７）容器の上部は、容器本体の開口部側壁１０と一定
の間隙をおいて垂下部分６を設けた二重構造になってい
るため、強度が高く、ネジを強く閉めたり、開閉を繰り
返しても、耐久性が損なわれることがない。 （８）原料がプラスチックシートなので、リサイクルが
容易である。 （９）軽量で、取り扱いが容易である。

【００１４】シート成形法で使用するプラスチックシー
トは、特に限定されず、各種熱可塑性樹脂からなる単層
または多層のシートを用いることができる。プラスチッ
クシートは、熱可塑性樹脂を用いて、カレンダー成形、
Ｔダイ押出成形、インフレーション成形などにより得る
ことができる。その原料樹脂の種類は、例えば、汎用樹
脂としては、ポリプロピレン（ＰＰ）やポリエチレン
（ＰＥ）などのポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル
（ＰＶＣ）、ポリスチレン（ＰＳ）、耐衝撃性ポリスチ
レン（ＨＩＰＳ）、アクリロニトリル−スチレン共重合
体（ＡＳ樹脂）、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン系樹脂（ＡＢＳ樹脂）、ポリメチルメタクリレート
（ＰＭＭＡ）、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥ
Ｔ）、ＰＥＴＧなどが挙げられ、エンジニアリングプラ
スチックとしては、ナイロン（Ｎｙ）、ポリカーボネー
ト（ＰＣ）、ポリフェニレンエーテル（ＰＰＥ）、ポリ
（４−メチル−１−ペンテン（ＰＭＰ）、ポリエーテル
イミド（ＰＥＩ）、ポリオキシメチレン（ＰＯＭ）、ポ
リエーテルスルホン（ＰＥＳ）、ポリエチレンナフタレ
ート（ＰＥＮ）、ポリスルホン（ＰＳＦ）、ポリウレタ
ン（ＰＵＲ）、ポリアクリロニトリル（ＰＡＮ）などが
挙げられる。ガスバリア性樹脂としては、例えば、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体（ＥＶＯＨ）、ポリ塩
化ビニリデン（ＰＶＤＣ）などが挙げられる。これらの
樹脂を発泡させた発泡シート、共押出成形で積層した多
層シート、各種の接着加工で積層した多層シートなども
使用することができる。これらの樹脂に、各種充填剤な
どを混練した複合材料も、熱可塑性である限り、該シー
トの原料として利用することができる。多層シートとし
ては、例えば、Ｎｙ／ＰＰ、ＰＣ／ＰＰ、ＰＰ／ＥＶＯ
Ｈ／ＰＰ、ＰＰ／ＰＶＤＣ／ＰＰ、ＰＰ／ＰＶＤＣ／Ｅ
ＶＯＨ／ＰＰなど挙げることができるが、これらのもの
に限定されない。

【００１５】使用するプラスチックシートの厚みは、特
に限定されないが、強度や耐久性の観点から、通常、
０．２〜２ｍｍ、好ましくは０．２５〜１．５ｍｍの範
囲であることが望ましい。容器本体の大きさや形状は、
特に限定されないが、ネジ状に形成した垂下部分（アン
ダー部）６の長さは、通常、１０ｍｍ以上、好ましくは
１０〜３０ｍｍ程度あることが、当該部分にネジを形成
し、かつ、密閉する上で望ましい。曲折部１２の幅は、
通常、１ｍｍ以上、好ましくは１〜５ｍｍ、より好まし
くは２〜３ｍｍとすることが、成形性、シール性などの
観点から、望ましい。

【００１６】シート成形法は、特に限定されず、各種の
方法を採用することができる。ネジ付き容器本体を成形
する方法としては、例えば、（１）成形用シートをクラ
ンプにて固定し、メス型をシートの下方に配置し、加熱
したシートを降下させるか、メス型を上昇させ、減圧に
よりシートをメス型に密着させる方法、（２）成形用シ
ートをクランプにて固定し、メス型をシートの下方に配
置し、プラグをシートの上方に配置し、加熱したシート
を降下させるか、メス型を上昇させ、プラグによる押し
込み、次いで、減圧による大気圧操作により賦形する方
法、（３）成形用シートをクランプにて固定し、メス型
をシートの下方に配置し、シートを加熱後、圧空ボック
スを降下させ、シート上方から空気圧を作用させる方
法、（４）成形用シートをクランプにて固定し、シート
の下方にメス型を配置し、圧空ボックスの降下、プラグ
の降下による予備伸長、次いで、シート上方から空気圧
を作用させて賦形する方法、（５）加熱板に成形用シー
トをのせ、メス型を下げてシートの外周を固定し、減圧
にてシートを加熱板に密着させ、次いで、シートの下方
から空気圧を作用させて、型に押しつける方法などがあ
る。

【００１７】成形後は、冷却し、かつ、金型をまわして
成形品を取り出す。ネジ付き蓋を作製するには、金型と
してオス型を用いて成形を行い、成形後には、冷却し、
金型をまわして成形品を取り出す。ただし、これらのシ
ート成形においては、使用するシートの収縮性等を考慮
して、オス型の代わりにメス型を、逆に、メス型の代わ
りにオス型を用いることが好ましい場合がある。シート
成形時に、紙やフィルムで作成したラベルなどを予め金
型内に配置しておき、成形と同時にラベルなどを容器本
体の側壁（胴部）外面や蓋の上面などに接着させること
ができる。この場合、ホットメルト型接着剤を接着面に
塗布した紙やフィルムを用いることが好ましい。容器に
は、容器本体の開口部と蓋との間にシール部材やパッキ
ン部材を配置することができる。シール部材（トップシ
ール）としては、ＰＰやＰＥなどのポリオレフィン系樹
脂フィルム、各種複合フィルム、紙などを用いることが
できる。シール部材には、接着剤を塗布してもよい。ま
た、シール部材の形状は、通常、円形やＯ−リング状な
どである。パッキン部材としては、発泡ポリエチレンシ
ート、シリコーンシート等を用いることができる。

【００１８】

【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明についてより
具体的に説明する。

【００１９】［実施例１］Ａ−ＰＥＴシート（厚み０．
８ｍｍ）を用いて、図３に示すネジ型部分を有するメス
型を用いシート成形を行った。シート成形の条件は、次
の通りであった。 （１）シート温度：１２０℃ （２）圧空圧力：５ｋｇ／ｃｍ （３）圧空時間：２秒 （４）冷却時間：５秒 その結果、図１に示す構造のネジ付き容器が得られた。
容器本体の開口部の直径６８ｍｍ、屈曲部の幅２ｍｍ、
垂下部分の長さ１５ｍｍ、底部の直径５５ｍｍのテーパ
ー状の容器であった。垂下部分のネジの構造は、外側に
凸のネジ山を形成したものである。一方、同じＡ−ＰＥ
Ｔシートを用いて、ネジ付き蓋をシート成形により作製
した。その結果、図１に示す形状のネジ付き蓋が得られ
た。直径７９ｍｍ、側壁の長さ１７ｍｍであった。側壁
のネジの構造は、外側に凹部の形状のネジを形成したも
のである。ネジ付き容器本体にネジ付き蓋をかぶせてま
わすことにより、しっかりと蓋を閉めることができ、か
つ、反対方向に蓋をまわすことにより容易に蓋を開ける
ことができた。

【００２０】［実施例２］ＰＰ／ＥＶＯＨ／ＰＰ積層構
成のガスバリア性多層シート（厚み１．０ｍｍ）を用い
たこと以外は、実施例１と同様にシート成形を行って、
容器本体及び蓋を作成した。ただし、シート成形の条件
は、次の通りであった。 （１）シート温度：１６０℃ （２）圧空圧力：５ｋｇ／ｃｍ （３）圧空時間：２秒 （４）冷却時間：５秒

【００２１】［実施例３］容器本体を成形するための金
型の中に、ホットメルト接着剤を塗布した紙製ラベルを
予め挿入しておいたこと以外は、実施例１と同様にして
容器本体をシート成形した。この結果、容器本体の胴部
外周面にラベルが接着したネジ付き容器を得ることがで
きた。ただし、シート成形の条件は、次の通りであっ
た。

【００２２】

【発明の効果】本発明によれば、シート成形法により容
易に成形することができ、開口部の強度や密閉性に優
れ、空の状態で積み重ね適性（スタッキング性）のある
ネジ付き容器が提供される。本発明のネジ付き容器は、
同じくシート成形法により作製されたネジ付き蓋（スク
リューキャップ）により容易に開閉することができる。
本発明のネジ付き容器は、強度、密閉性などに優れるた
め、食品、医薬品、インキなど様々な物品の収納・包装
容器として使用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の蓋付き容器の一実施例を示す略図であ
る。

【図２】ネジ付き蓋と成形金型を示す断面図（一部）で
ある。

【図３】ネジ付き容器本体と成形金型を示す断面図（一
部）である。

【図４】従来のアンダー部を設けた容器と蓋の断面略図
である。

【図５】従来のネジ付きストレート容器の断面略図であ
る。

【図６】従来のネジ付きボトルの断面略図である。

【符号の説明】

１：ネジ付き蓋 ２：ネジ状に形成した側壁 ３：パッキン ４：トップシール ５：ネジ付き容器 ６：ネジ状に形成した垂下部分（アンダー部） ７：テーパー状の側壁 ８：蓋の上部 ９：ネジ付き蓋用の金型 １０：容器本体の開口部内面 １１：ネジ付き容器成形用金型 １２：曲折部 １３：容器本体 １４：アンダー部 １５：蓋 １６：ストレート容器 １７：ネジ部 １８：インジェクションブロー容器 １９：ネジ部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シート成形法により成形されたプラスチ
   ック製のカップ状容器において、容器本体の開口部から
   本体外周面に向けて曲折して延在させた垂下部分をネジ
   状に形成したことを特徴とするネジ付き容器。
2. 【請求項２】 シート成形法により成形され、側壁を前
   記垂下部分のネジに嵌合するネジ状に形成したプラスチ
   ック製の蓋が組み合わされている請求項１記載のネジ付
   き容器。
3. 【請求項３】 容器本体の開口部と蓋との間にパッキン
   部材及び／またはシール部材を配置した請求項２記載の
   ネジ付き容器。