JPH10129602A - 散薬定量分割装置 - Google Patents

散薬定量分割装置

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JPH10129602A
JPH10129602A JP28562996A JP28562996A JPH10129602A JP H10129602 A JPH10129602 A JP H10129602A JP 28562996 A JP28562996 A JP 28562996A JP 28562996 A JP28562996 A JP 28562996A JP H10129602 A JPH10129602 A JP H10129602A
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JP
Japan
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hopper
blade
powder
turntable
powdered medicine
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28562996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuto Yamamoto
康人 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UEDA SEISAKUSHO KK
Canon Medtech Supply Corp
Original Assignee
UEDA SEISAKUSHO KK
Elquest Corp
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Publication date
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Publication of JPH10129602A publication Critical patent/JPH10129602A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業終了後の掻き落とし装置のブレードから
落ちる散薬をホッパに落とさないようにし、無用な汚れ
を防止する。 【解決手段】 上面に散薬が周方向均一に分布されるタ
ーンテーブル10と、ターンテーブル10の回転経路上
の所定箇所に配され、間欠送りされるターンテーブル1
0上の所定角度幅の散薬を、ターンテーブル10の内周
側から外周側へ移動するブレード15aでターンテーブ
ル10外のホッパ6内に掻き落とす掻き落とし装置15
とを備えた散薬定量分割装置において、ホッパ6の上方
に、ブレード15aが掻き落とし動作を終了して待機位
置まで移動する間に、ホッパ6の開口を閉鎖して、ブレ
ード15aから落ちる散薬を受け、且つブレード15a
の掻き落とし動作が開始する前にホッパ6の開口を開放
して、受けた散薬をホッパ6内に落とす散薬受け部材2
2を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、散薬を分包するた
めに定量分割する散薬定量分割装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転するターンテーブル上に供給
ホッパから連続的に微量の散薬を落下させることで、タ
ーンテーブル上に周方向に均一に散薬を分布させ、この
ターンテーブルをターンテーブルの回転経路上の所定箇
所に配した掻き落とし装置に間欠送りして、掻き落とし
装置でターンテーブル上の所定角度幅の散薬を下部ホッ
パに掻き落とすことにより、散薬を定量ずつ分割する散
薬定量分割装置が知られている。前記掻き落とし装置に
は、ターンテーブルの上面に接する位置で、ターンテー
ブルの内周側から外周側へ移動する回転ブレードが備わ
っており、このブレードの間欠回転により、ターンテー
ブル上の散薬を、ターンテーブルの外周側に配したホッ
パに掻き落とすようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ターンテー
ブルの内周側より外周側に移動することで掻き落とし動
作を終了したブレードは、そのまま上方を回って再び内
周側の待機位置に戻ることになるが、その際、ホッパの
上方空間を通過する間に、ブレードに付着していた散薬
がホッパ内にぱらぱらと落ちるという問題があった。ホ
ッパの下流側(下方側)では間欠動作により袋詰め作業
等を行う関係で、通常の掻き落とし動作終了後に、散薬
がぱらぱらと落ちると、周辺の汚れの原因になってい
た。
【0004】本発明は、上記事情を考慮し、通常の掻き
落とし動作終了後のホッパ内への散薬の落下を阻止し、
散薬の飛散による汚れの問題を解消することのできる散
薬定量分割装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上面
に散薬が周方向均一に分布されるターンテーブルと、該
ターンテーブルの回転経路上の所定箇所に配され、間欠
送りされるターンテーブル上の所定角度幅の散薬を、タ
ーンテーブルの内周側から外周側へ移動するブレードで
ターンテーブル外のホッパ内に掻き落とす掻き落とし装
置とを備えた散薬定量分割装置において、前記ホッパの
上方に、前記ブレードが掻き落とし動作を終了して次の
掻き落とし動作を開始するための待機位置まで移動する
間に、ホッパの開口を閉鎖する位置に変位して、ブレー
ドから落ちる散薬を受け、且つブレードの掻き落とし動
作が開始する前に、ホッパの開口を開放する位置に変位
して、受けた散薬をホッパ内に落とす散薬受け部材を設
けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態の散薬の均
一分布装置を装備した薬剤分包機の概略構成を示す全体
図である。この薬剤分包機Mは、上カバー20で覆われ
た装置フレーム1内に、散薬定量分割装置M1、錠剤定
量分割装置M2、散薬錠剤集合装置M3、袋詰装置M4
を適当に配置して組み込んだものである。
【0007】散薬定量分割装置M1は、外周部上面に断
面円弧状の環状溝(散薬分布領域)11を有し且つ水平
面内で回転させられるターンテーブル10と、ターンテ
ーブル10の環状溝11に対して散薬を落下させる2つ
の散薬供給装置12A、12Bと、ターンテーブル10
の回転経路上の所定位置に配され、間欠送りされるター
ンテーブル10上の所定角度幅の散薬を、ターンテーブ
ル10の内周側から外周側へ移動するブレードでターン
テーブル10外に掻き落とすことにより散薬を定量ずつ
分割する掻き落とし装置15とからなる。
【0008】散薬供給装置12A、12Bは、受皿状の
ホッパ13と、その下部の加振器14とを備え、回転す
るターンテーブル10の環状溝11に対して連続的に微
量の散薬を落下させることで、環状溝11上に散薬を均
一分布させるものである。また、掻き落とし装置15に
は、掻き落とし動作終了後のブレードを待機位置に戻す
際にぱらぱら落ちる散薬を受けるための散薬受け機構1
7が付設されている。また、図示しないが、全体の制御
装置の中には、ターンテーブル10の環状溝11上に散
薬を分布させる際にターンテーブル10を正逆連続回転
させると共に、掻き落とし時に間欠送りするための回転
制御装置(図示略)が含まれている。この回転制御装置
は、いずれか一方の散薬供給装置12A、12Bのホッ
パ13から散薬を落下させるとき、当該ホッパの落口の
向く方向と同じ方向にターンテーブル10を回転させる
機能を有している。
【0009】錠剤定量分割装置M2は、複数種の錠剤を
定数ずつ分割しながら錠剤ホッパ4に送り込むものであ
る。錠剤ホッパ4の下端は錠剤搬送機構5の上面にある
錠剤入口5aに接続され、錠剤搬送機構5の下面にある
錠剤出口(図示略)は、散薬錠剤集合装置M3を構成す
る集合ホッパ6の上方に開口している。また、集合ホッ
パ6の上端開口は、前記掻き落とし装置15の掻き落と
し位置の下側に配置され、この集合ホッパ6により散薬
と錠剤が合流させられるようになっている。集合ホッパ
6の下端はシュート7として絞られており、シュート7
から排出された錠剤及び散薬が袋詰装置M4の未封袋8
上に投下され、袋綴じ機9を通過することで薬剤の分包
が完成するようになっている。
【0010】図2は掻き落とし装置15および散薬受け
機構17の関係を概略的に示す側面図、図3は同関係を
概略的に示す平面図である。掻き落とし機構15のブレ
ード15aは矢印P方向に間欠回転し、ターンテーブル
10の環状溝11の上面に接しながら、環状溝11内を
ターンテーブル10の内周側から外周側に移動し、それ
により環状溝11内の散薬を、ターンテーブル10の外
周側に配した集合ホッパ6内に掻き落とすようになって
いる。
【0011】一方、散薬受け機構17は、ホッパ6の上
方に配された受皿状の散薬受け部材22を有する。散薬
受け部材22は、上端が固定ピン21に揺動自在に支持
されており、図2(a)に示すようにターンテーブル1
0側に揺動したとき、ターンテーブル10の外周縁から
ホッパ10への散薬の落下通路(落下空間)を閉鎖す
る。また、図2(b)に示すように反対側に揺動したと
き、同落下通路(落下空間)を開放する。
【0012】散薬受け部材22は、図2(a)に示すよ
うに、ブレード15aが掻き落とし動作を終了した時点
(図中二点鎖線で示す位置)で閉鎖位置に移動し、その
閉鎖位置で、掻き落とし動作を終了し上方を回る間のブ
レード15aから落ちる散薬を受ける。また、ブレード
15aの掻き落とし動作が開始する前に、図2(b)に
示すように、散薬受け部材22は開放位置に移動し、そ
の移動の際に、閉鎖時に受け止めて溜まっていた散薬
を、ホッパ6内に落とすようになっている。
【0013】図4は散薬受け機構17の具体的構成を示
す。散薬受け部材22は固定ピン21に揺動自在に吊り
支持されている。散薬受け部材22と同様に、揺動アー
ム24が別の固定ピン23に吊り支持されている。散薬
受け部材22と揺動アーム24間には、長さ調節が可能
なリンク30が配され、このリンク30の両端が、散薬
受け部材22及び揺動アーム24にそれぞれピン27、
29で回動自在に結合されている。これらピン27、2
9による結合位置は、固定ピン21、23から適当な寸
法離れた位置である。
【0014】リンク30と揺動アーム24を結合するピ
ン27には、カムフォロアとしてのローラピン28が回
転自在に取り付けられている(必ずしも回転しなくても
よい)。このローラピン28は、揺動アーム24の隣り
に配置した回転カム26に摺接するものであり、スプリ
ング25で揺動アーム24がカム26側に付勢されるこ
とで、カム26の周面に押し付けられている。そして、
掻き取り装置15のブレード15aの回転に同期してカ
ム26が回転することにより、散薬受け部材22が、開
位置(実線)と閉位置(二点鎖線)との間で揺動させら
れるようになっている。
【0015】次に動作を図2、図4を参照しながら説明
する。掻き落とし装置15のブレード15aが待機位置
から掻き落とし方向に動き始める前に、散薬受け部材2
2は開位置に移動している。この状態で、掻き落とし装
置15のブレード15aが回転することにより、ターン
テーブル10の環状溝11内の散薬がホッパ6内に掻き
落とされる。
【0016】掻き落とし動作が終了すると、その時点で
カム26の回転により散薬受け部材22が閉位置に移動
し、上を回るブレード15aから落ちる散薬を受け止め
る。したがって、ホッパ6内に散薬が落ちず、周辺の汚
れを防止することができる。ブレード15aが待機位置
に戻る間、散薬受け部材22は閉位置のままであり、再
び掻き落とし動作が開始される前に、開位置に移動す
る。このとき、散薬受け部材22の上面に溜まった散薬
が一緒にホッパ6内に落ちるので、同散薬を取り除く処
理が不要である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、掻き落とし装置のブレードが待機位置に戻る際
にブレードから落ちる散薬を散薬受け部材で受け止める
ようにしたので、ホッパの下流側での間欠処理時に無用
の散薬が落下して周辺を汚すことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の散薬定量分割装置M1を
備えた薬剤分包機Mの全体概要を示す斜視図である。
【図2】 同散薬定量分割装置M1におけるターンテー
ブル10と、掻き落とし装置15のブレード15aと、
散薬受け部材22と、ホッパ6の関係を示す側面図で、
(a)は散薬受け部材22を閉位置に操作した状態を示
す図、(b)は散薬受け部材22を開位置に操作した状
態を示す図である。
【図3】 前記散薬定量分割装置M1におけるターンテ
ーブル10と、掻き落とし装置15と、散薬受け部材2
2と、ホッパ6の関係を示す平面図である。
【図4】 前記散薬受け部材22を含む散薬受け機構1
7の具体的構成を示す側面図である。
【符号の説明】
M1 散薬定量分割装置 6 集合ホッパ 10 ターンテーブル 15 掻き落とし装置 15a ブレード 22 散薬受け部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に散薬が周方向均一に分布されるタ
    ーンテーブルと、 該ターンテーブルの回転経路上の所定箇所に配され、間
    欠送りされるターンテーブル上の所定角度幅の散薬を、
    ターンテーブルの内周側から外周側へ移動するブレード
    でターンテーブル外のホッパ内に掻き落とす掻き落とし
    装置とを備えた散薬定量分割装置において、 前記ホッパの上方に、前記ブレードが掻き落とし動作を
    終了して次の掻き落とし動作を開始するための待機位置
    まで移動する間に、ホッパの開口を閉鎖する位置に変位
    して、ブレードから落ちる散薬を受け、且つブレードの
    掻き落とし動作が開始する前に、ホッパの開口を開放す
    る位置に変位して、受けた散薬をホッパ内に落とす散薬
    受け部材を設けたことを特徴とする散薬定量分割装置。
JP28562996A 1996-10-28 1996-10-28 散薬定量分割装置 Withdrawn JPH10129602A (ja)

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JP28562996A JPH10129602A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 散薬定量分割装置

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JP28562996A JPH10129602A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 散薬定量分割装置

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JPH10129602A true JPH10129602A (ja) 1998-05-19

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ID=17694013

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115001A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 給送部
CN107662716A (zh) * 2017-09-21 2018-02-06 镇江康源新材料科技有限公司 一种可自动切换的医用pvc粒料汇集装置
CN111545862A (zh) * 2020-05-06 2020-08-18 杭州郊庸科技有限公司 一种基于间歇性运动定量刮锡膏的内存条制作装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106