JPH10129325A - トレイ付きマット - Google Patents

トレイ付きマット

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JPH10129325A
JPH10129325A JP30116696A JP30116696A JPH10129325A JP H10129325 A JPH10129325 A JP H10129325A JP 30116696 A JP30116696 A JP 30116696A JP 30116696 A JP30116696 A JP 30116696A JP H10129325 A JPH10129325 A JP H10129325A
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JP
Japan
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tray
mat
bellows
floor
portions
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Application number
JP30116696A
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English (en)
Inventor
Hidekuni Tomita
英邦 富田
Hiroshi Osawa
浩 大澤
Toshiyuki Ema
利幸 江間
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SHIZUOKA KASEI KK
Original Assignee
SHIZUOKA KASEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のトレイ部を、折れ曲がり自在なジャバ
ラ部でつないで一枚のマットを形成する。 【解決手段】 複数個のトレイ部1、1’、2と、可撓
性のあるジャバラ部5とからなるものであって、当該ジ
ャバラ部5のところに凹溝を有するものを、熱可塑性プ
ラスチック製シート材を基礎に、一体的に成形する。 【効果】 上記ジャバラ部5のところに設けられた凹溝
の底部にて形成される薄肉部51の作用により、上記ジ
ャバラ部5のところが折れ曲がりやすくなり、後席シー
トを立てた状態においても、本トレイ付きマットが、後
席シートのシートバックに沿って、更にはフロア面に沿
って円滑に設置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の荷物室内の
フロア等に設置されるものであって、当該荷物室内に敷
かれるフロアカーペットの汚れ防止等を目的に設置され
るトレイ付きのマットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種のものとしては、例え
ば、小物入れ等のトレイに関するものである場合、所定
の容器状形態からなるプラスチック製の成形トレイ等が
ある。また、フロアマットとしては、ゴム材あるいはエ
ラストマー等からなるシート状のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、例えばシート状のものにおいては、砂、小石、
水等が、当該シート状マットの上に零れた場合に、それ
らが、フロアカーペット上に零れ落ちてしまい、当該フ
ロアカーペットを汚してしまうという問題点がある。ま
た、プラスチック製の成形トレイの場合、当該トレイの
設置されるフロアが、荷物室と乗員室とが一体化されて
いるものであり、例えば、後席を倒した状態で使用され
る場合等、荷物室の形態を変化させた状態で使用される
ものにおいては、上記トレイの位置決めができず、車両
走行時において、当該トレイが移動してしまうという問
題点がある。このような問題点を解決するために、上記
成形トレイを複数個設けるようにするとともに、これら
複数個のトレイを折れ曲がり性のあるジャバラ等にて連
結し、かつ、これらを後席シートのシートバックあるい
はフロアカーペット等に結合させるようにしたトレイ付
きのマットを提供しようとするのが、本発明の目的(課
題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、車両の
フロア上に設置されるものであって、周縁部に堰状のリ
ブを有する複数のトレイ部と、これら複数のトレイ部の
うちの所定のトレイ部の間を折れ曲がり自在なように連
結するジャバラ部と、からなり、かつ、これらトレイ部
及びジャバラ部が熱可塑性プラスチック材にて一体的に
成形されるトレイ付きフロアマットに関して、上記ジャ
バラ部のところに、他の部分よりもその肉厚が薄く形成
されるようにした薄肉部を設けるようにした構成を採る
こととした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
においては次のような作用を呈することとなる。すなわ
ち、本発明にかかるトレイ付きマットは、一枚のマット
状形態からなるものであり、平面状に形成された荷物室
のフロア上、あるいは倒されたシートのシートバック上
に設置されるようになっているものである。従って、こ
のような状態においては、荷物室の全面にわたって、フ
ロアカーペットの汚れ等を防止することができるように
なる。すなわち、フロアマットとしての機能が発揮され
ることとなる。また、一方、本荷物室のフロア上には各
トレイ部が配置されるようになり、上記フロア上に複数
個の成形トレイが設置されたのと同じような状態とな
る。従って、各トレイ部のところに、所定の小物類(荷
物)等を置くことができるようになる。そして、この各
トレイ部のところには、その周縁部に、堰状のリブが設
けられるようになっていることより、上記荷物に付着し
て荷物室内に持ち込まれた泥、砂等も、各トレイ部内に
収容されることとなり、フロア上に零れ落ちたりするこ
とが無くなる。すなわち、上記トレイ部内に収容された
泥、砂等は、上記トレイ部ごと室外へ取り出すこと等に
よって、簡単に除去されることとなる。従って、上記
泥、砂等がフロアカーペット上に零れ落ちたりすること
が無くなり、これらフロアカーペット等を汚すことが無
くなる。
【0006】また、本発明にかかるトレイ付きマット
は、各トレイ部の間が、可撓性のあるジャバラ部にて連
結されるようになっているとともに、当該ジャバラ部に
は、所定の細幅状の溝からなる薄肉部が設けられるよう
になっているので、例えば、後席シートのシートバック
が立てられて、荷物室の一部が縮小されたような状態に
おいても、本マットは、上記ジャバラ部のところで折り
曲げられて収納され、荷物室には、トレイ部のみが存在
するようになる。すなわち、荷物室内のフロアは、所定
のトレイ部のみによって形成された状態となる。従っ
て、荷物室内のフロア上には、余分なものが存在せず、
整理された状態となるので、小物類(荷物)は、各トレ
イ部内に整理された状態で収納されることとなる。特
に、上記ジャバラ部の折り曲げに際して、本発明のもの
においては、上記ジャバラ部の薄肉部のところにて、ほ
ぼ直角状に折り曲げられることとなる(図5参照)。従
って、荷物室側、すなわちトレイ部の存する側を広く採
ることができるようになる。また、上記ジャバラ部のバ
ネ反力によって、上記トレイ部側が跳ね上がってしまう
ようなこともなくなる。
【0007】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載
のものと同じである。その特徴とするところは、上記ジ
ャバラ部のところに設けられる薄肉部を、本トレイ付き
マット本体の真空成形時に、同時に、所定の細幅を有す
る刃状の上型を用いることによって成形するようにした
ことである。すなわち、本トレイ付きマットを形成する
ものであって、熱可塑性プラスチック材からなるととも
に、所定の温度に加熱されたシートを、真空成形用の型
(真空成形型)上に設置する。このような状態におい
て、上記真空成形型のところに設けられた真空成形手段
にて、上記熱可塑性プラスチック材からなるシートを真
空成形型側に吸引させるとともに、このときに所定の細
幅を有する複数の刃状突起からなる上型を、上記ジャバ
ラ部を形成するところに押し付ける(図3参照)。そし
て、このときの上記上型は、室温状態に保持されてい
る。
【0008】このような工程(手順)を採ることによっ
て、上記ジャバラ部のところには、細幅状の溝が形成さ
れるとともに、この溝の底部のところに、所定の薄肉部
が形成されることとなる。このように、本発明において
は、上記ジャバラ部のところに設けられる薄肉部が、ト
レイ付きマット本体の真空成形手段による成形と同時
に、あるいは、一連の工程(手順)にて形成されること
となり、ジャバラ部に薄肉部を有するトレイ付きマット
が効率よく形成(製造)されることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図6を基に説明する。本発明の実施の形態に関
するものの、その構成は、図1に示す如く、一枚の熱可
塑性プラスチック製シート材を基礎に、複数個のトレイ
部1、1’、2と、これら複数個のトレイ部のうちの所
定のものの間を連結するジャバラ部5と、からなり、か
つ、上記ジャバラ部5のところには、他の部分よりもそ
の肉厚が薄く形成されるようにした薄肉部51を有する
ことを基本とするものである。このような構成からなる
ものにおいて、上記各部を形成する熱可塑性プラスチッ
ク材としては、塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン
(PP)、ポリエチレン(PE)、エチレン酢酸ビニー
ル(E/VAC)等の素材が挙げられる。そして、これ
ら素材に適当な可塑剤が加えられることによって、上記
各部は、所定の弾力性と剛性とを有するエラストマー状
に形成されることとなる。そして更に、このようなエラ
ストマー状の素材からなるプラスチック製シート材を基
礎にして、各部1、1’、2、5が真空成形手段等によ
り一体的に成形されるようになっているものである。
【0010】このような構成からなるトレイ部1、
1’、2は、図1に示す如く、小物類(荷物)の置かれ
るマット部15、25と、これらマット部15、25の
周縁部に堰状に形成されたリブ11、21と、からなる
ものである。そして、このリブ11、21によって、小
物類が、振動等にて、上記トレイ部1、1’、2から転
ろげ落ちたりすることがないようにしているものであ
る。また、荷物と共に荷物室内に持ち込まれた泥、砂等
が、フロアカーペット上等に飛散するのを防ぐようにし
ているものである。
【0011】また、このような構成からなる各トレイ部
1、1’、2の間を連結するジャバラ部5は、図1及び
図2に示す如く、各トレイ部1、1’、2と、同一素材
にて一体的に形成されるようになっているものである。
また、シートバック(図示せず)の移動に応じて本トレ
イ付きマットが変形をすることができるように、当該ジ
ャバラ部5は可撓性を有するようになっているものであ
る。すなわち、折れ曲がりが自在なように形成されてい
るものである。
【0012】そして、更に、上記ジャバラ部5を形成す
るところには、図1及び図2に示す如く、所定の細幅状
の溝からなる薄肉部51が設けられるようになってい
る。なお、この薄肉部51については、図2に示すよう
な、隣り合う山部52の間の谷部53のところに設けら
れるものの外に、山部52の頂部に設けられるようなも
のであってもよい。このような薄肉部51を設けること
によって、上記ジャバラ部5の折り曲げ性が良くなるこ
ととなる。
【0013】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その製造工程を、図3及び図4を
基に説明する。すなわち、本トレイ付きマットについて
の全体的な製造工程は、図3に示す如く、まず、図3
(A)において、真空成形型を形成する型6の上方部
に、所定の温度に加熱された熱可塑性プラスチック製シ
ート材69を設置する。次に、図3(B)に示す如く、
真空成形型6のところに設けられた真空成形手段にて、
上記プラスチック製シート材69を真空成形型6側に吸
引する。また、それと同時に、所定の細幅を有する複数
の刃状突起からなり、かつ、室温状態に維持された上型
(圧縮型)61を、上記ジャバラ部5を形成するところ
に押し付ける。これら工程を経ることによって、複数の
トレイ部1、1’、2と、これら各トレイ部間を連結す
るものであって、その間に薄肉部51を有するジャバラ
部5と、からなる本トレイ付きマットが一体的に成形さ
れることとなる。
【0014】次に、これら工程からなるものにおいて、
上記ジャバラ部5のところに形成される薄肉部51の製
造工程について、図4を基に説明する。まず、本トレイ
付きマットの真空成形と同時に、上記ジャバラ部5を形
成するところに、図4(ア)に示す如く、刃状の上型6
1を降下させる。そして次に、当該刃状の上型61を、
図4(イ)に示す如く、上記ジャバラ部5を形成すると
ころに押し付ける。なお、このときの上型61は、室温
状態に維持されているので、図4(イ)工程において、
ジャバラ部5の上記刃状上型61の押し付けられている
ところは冷やされ、溝部が形成されることとなる。従っ
て、このような状態において、図4(ウ)に示す如く、
刃状上型61を引き離すことによって、その刃状上型6
1の押し付けられていたところには、他の部分よりもそ
の肉厚が薄く形成された細幅状の溝が形成されることと
なる。そして、この溝の底部が薄肉部51を形成するこ
ととなる。
【0015】なお、このジャバラ部5については、この
外に、図6に示す如く、ジャバラ部5が平面状の形態か
らなるものであっても良い。そして、この場合には、そ
こに薄肉部51を形成させることによって、ジャバラ部
5に可撓性をもたせて、折り曲げを可能なようにするこ
ともできる。このような形態を採ることによって、成形
時に必要とされる金型等を簡素な形状とすることがで
き、準備費等を削減することができるようになる。従っ
て、製造コストの低減化を図ることができるようにな
る。
【0016】このような構成からなる上記マット部1
5、25の裏面側の、その適宜箇所には、図1に示す如
く、フロアあるいはフロアカーペット(図示せず)また
はシートバック等との結合に供せられるファスナ8が設
けられるようになっている。なお、このファスナ8は、
面ファスナからなるものであり、例えばベルクロファス
ナ等の繊維製のもの、あるいは織布製のもの、またはプ
ラスチック製のもの等が採用されることとなる。なお、
本実施の形態のものにおいては、上記シートバックへの
結合(取り付け)は、複数本のビスまたは複数個の面フ
ァスナ等にて行なわれるようになっている。
【0017】このような構成からなる本実施の形態のも
のについての、その作用等について説明する。すなわ
ち、本トレイ付きマットが、荷物室等のフロア上、ある
いは倒された後席シートのシートバック上等にフロアカ
ーペットを介して設置されると、複数のトレイ部を有す
るマットが荷物室の全面にわたって展開されるようにな
る。従って、当該マット部15、25及びトレイ部1、
1’、2上には大きな荷物等を収納あるいは設置するこ
とができるようになる。
【0018】また、一方、後席シートのシートバック等
が起こされた状態においては、図5に示す如く、本トレ
イ付きマットは、そのジャバラ部5のところで、簡単に
折り曲げられ、この折り曲げられた部分は、シートバッ
ク及びフロアに沿った状態で設置されることとなる。従
って、荷物室内は整理された状態となる。すなわち、荷
物室の形態に合わせて、各トレイ部1、2が設置された
状態となり、荷物室内が整理整頓された状態となる。
【0019】また、このような本実施の形態のトレイ付
きマットは、そのマット部15、25の一部に、ファス
ナ8が設けられている構成からなることより、このファ
スナ8の作用によってフロア上のフロアカーペット上等
に確実に固定されることとなる。従って、このようなフ
ロア上に固定された状態の各トレイ部1、1’、2上
に、小物類(荷物)が設置されることとなるので、荷物
の保持等が確実に行なわれるようになる。すなわち、走
行中の振動等により、各トレイ部1、1’、2内の小物
類が勝手に移動したりするようなことが無くなる。
【0020】また、各トレイ部1、1’、2には、その
周縁部に、堰状のリブ11、21が設けられているの
で、このリブ11、21の作用により、上記荷物と共
に、各トレイ部1、1’、2内に持ち込まれた泥や砂等
が、フロアカーペット上に飛び散ったりすることが無く
なる。従って、フロアカーペット等の汚れ防止が図られ
ることとなる。また、これら各トレイ部1、1’、2に
は、その裏面にファスナ8が設けられており、このファ
スナ8は、上記トレイ部1、1’、2をフロアカーペッ
ト等から簡単に取り外すことができるようになっている
ので、上記各トレイ部1、1’、2内に溜った泥、砂等
は、簡単に室外へ廃棄することができるようになる。
【0021】そして更に、本実施の形態のものにおいて
は、上記ジャバラ部5のところに、他の部分よりも肉厚
を薄くした薄肉部51が設けられるようになっているの
で、この薄肉部51の部分が積極的に折れ曲がるように
なり、図5に示す如くトレイ部1、1’とトレイ部2と
が互いに直角を成すように折れ曲がることとなる。その
結果、後席シートのシートバックの位置に対して、トレ
イ付きマットのジャバラ部5の、その折れ曲がり部を、
シートバックからフロアにかけて、これら両者に沿わせ
た状態で形成させることができるようになる。従って、
荷物室側、すなわちトレイ部1、1’、2の存する側を
広く採ることができるようになる。また、上記ジャバラ
部5のバネ反力によって、上記トレイ部1、1’、2側
が跳ね上がってしまうと言うようなことも無くなる。こ
れらのことから、全体を厚肉状にして、剛性を持たせる
ようにしたうえで、折れ曲がり性のよいジャバラ部5を
形成することができるようになる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、車両のリヤフロア上に
設置されるものであって、その周縁部に堰状のリブを有
する複数のトレイ部と、これら複数のトレイ部のうちの
所定のトレイ部の間を折れ曲がり自在なように連結する
ジャバラ部とからなり、かつ、これらトレイ部及びジャ
バラ部が熱可塑性プラスチック材にて一体的に成形され
るトレイ付きフロアマットに関して、上記ジャバラ部の
ところに、他の部分よりもその肉厚が薄く形成されるよ
うにした薄肉部を設けるようにした構成を採ることとし
たので、ジャバラ部の部分を折れ曲がりやすくすること
ができるようになった。その結果、荷物室の形態変化に
応じて、シートバック部とフロアとの間に形成される折
れ曲がり部を、両者に沿わせた状態で設置することがで
きるようになった。また、このトレイ付きマットは、熱
可塑性のプラスチック材を基礎に、各種成形手段にて一
体的に成形されるようにしたので、従来の、複数の成形
トレイを生産する場合に比べて、その生産性の向上を図
ることができるようになった。
【0023】また、上記ジャバラ部のところに形成され
る薄肉部をも含めて、全ての部分を、所定の温度に加熱
された熱可塑性プラスチック製シートを基礎に、同時
に、かつ、一体的に形成させるようにしたので、ジャバ
ラ部に薄肉部を有するトレイ付きマットの生産性の向上
を図ることができるようになった。
【0024】また、各トレイ部の周縁部には堰状のリブ
が設けられるようになっているので、このリブの作用に
より、荷物と一緒に室内に持ち込まれた泥、砂等を上記
リブのところで留め置くことができるようになった。従
って、上記泥、砂等がフロアカーペット上に落ち零れた
りすることが無くなり、フロアカーペットの汚れ防止を
図ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるトレイ付きマットの全体構成を
示す斜視図である。
【図2】本発明にかかるトレイ付きマットについて、そ
のジャバラ部のところに設けられた薄肉部の構成を示す
斜視図である。
【図3】本発明にかかるトレイ付きマットの製造工程の
全体的な流れを示す図である。
【図4】本発明にかかるトレイ付きマットの製造工程に
ついての、そのジャバラ部のところに設けられる薄肉部
の製造工程を示す図である。
【図5】本発明にかかるトレイ付きマットの一使用態様
を示す図である。
【図6】本発明にかかるトレイ付きマットの他の実施の
形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 トレイ部 1’ トレイ部 11 リブ 15 マット部 2 トレイ部 21 リブ 25 マット部 5 ジャバラ部 51 薄肉部 52 山部 53 谷部 6 型(真空成形型) 61 上型(圧縮型) 69 プラスチック製シート材 8 ファスナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロア上に設置されるものであっ
    て、周縁部に堰状のリブを有する複数のトレイ部と、こ
    れら複数のトレイ部のうちの所定のトレイ部の間を折れ
    曲がり自在なように連結するジャバラ部と、からなり、
    かつ、これらトレイ部及びジャバラ部が熱可塑性プラス
    チック材にて一体的に成形されるトレイ付きフロアマッ
    トに関して、上記ジャバラ部のところに、他の部分より
    もその肉厚が薄く形成されるようにした薄肉部を設ける
    ようにしたことを特徴とするトレイ付きマット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトレイ付きマットにおい
    て、所定の温度に加熱された熱可塑性プラスチック製シ
    ートを型上に設置するとともに、当該プラスチック製シ
    ートの上記ジャバラ部を形成するところに、その上方部
    から、一定の幅を有する刃状のものであって、その温度
    が室温状態に保持された上型を押し付け、これによって
    上記ジャバラ部のところに、本上型にて形成される細幅
    状の溝を設け、この溝の底の部分をもって、上記ジャバ
    ラ部のところに薄肉部を形成させるようにしたことを特
    徴とするトレイ付きマット。
JP30116696A 1996-10-24 1996-10-24 トレイ付きマット Pending JPH10129325A (ja)

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