JPH10129222A - タイヤ空気圧検知装置 - Google Patents

タイヤ空気圧検知装置

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JPH10129222A
JPH10129222A JP30134496A JP30134496A JPH10129222A JP H10129222 A JPH10129222 A JP H10129222A JP 30134496 A JP30134496 A JP 30134496A JP 30134496 A JP30134496 A JP 30134496A JP H10129222 A JPH10129222 A JP H10129222A
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Yoshihiro Nishikawa
西川  佳弘
Yuichi Inoue
祐一 井上
Kenji Tomiita
健治 冨板
Shinjiro Fukada
伸次郎 深田
Hideki Ohashi
秀樹 大橋
Koji Umeno
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速域においてもタイヤの共振周波数を精度
よく検出し、これにより各車輪のタイヤ空気圧状態を数
値で知ることである。 【解決手段】 車輪速とタイヤの共振周波数を得るため
の車輪速センサ1a〜1dの検出信号が入力する演算処
理装置2に、前後輪の車輪速比差である車輪速偏差値の
経時変化量を演算する手段と、タイヤの空気圧が変化し
たときの共振周波数と車輪速偏差値の関係に基づいて、
車輪速偏差値経時変化量から前輪の共振周波数経時変化
量の影響を除去する補正をし、補正された回転状態値経
時変化量を上記関係に基づき後輪の共振周波数経時変化
量に換算し、車速が上限値を越える前の精度よく検出さ
れた後輪共振周波数および後輪の共振周波数経時変化量
から後輪共振周波数を推定する手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両においてパン
ク等のタイヤ空気圧の状態を検知するタイヤ空気圧検知
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ空気圧検知装置は、車両の走行中
にタイヤの空気圧状態を監視してタイヤの空気抜け等の
タイヤの異常を運転者等に知らせるもので、タイヤの空
気圧を直接検出するようにしたものの他、特開平5−1
33831号公報に記載のタイヤ空気圧検知装置(第1
従来例)のようにタイヤの空気圧とタイヤの共振周波数
との相関に着目し、タイヤの共振周波数を利用したもの
がある(共振点方式)。第1従来例では車輪速の高速フ
ーリエ変換(FFT)演算により車輪速の振動成分のス
ペクトラムを得(図14参照)、タイヤの共振周波数を
検出し、図15に示すように共振周波数が所定値を下回
るとタイヤにパンク等の空気抜けが発生したものと判断
して警告を発するようにしている。
【0003】また特開昭63−305011号公報に
は、第1従来例のようなタイヤ空気圧を共振周波数に基
づいて検出する絶対評価ではないが、タイヤ空気圧状態
(パンクの発生等)を間接的に検知するようにした車輛
の減圧タイヤの検出法が開示されている。この車輛の減
圧タイヤの検出法(第2従来例)では、4つの各車輪の
角速度を検出して対角線上に位置する2組の車輪の角速
度の和をそれぞれ算出し、これら和の差が所定値内であ
れば各車輪の角速度を4つの車輪の角速度の平均値と比
較し空気圧の低下を相対的に評価するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記第1
従来例では、車輪速がタイヤの共振周波数の他、ノイズ
となる他の共振周波数を含むことから、S/N比の良否
がタイヤ空気圧の検出精度に影響する。S/N比は高速
域で駆動輪が低下し、第1従来例の実用上の限界速度は
約60〜100km/hである。
【0005】第2従来例では、第1従来例のように車速
の制限はないが、1輪の相対的な判定しかすることがで
きず、また対角2輪のうちどちらが異常なのかも分から
ない。
【0006】そこで本発明は、高速域でもタイヤ空気圧
状態を絶対評価で行うことのできるタイヤ空気圧検知装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、車両の走行時に共振周波数抽出手段が車輪速検出手
段により検出される各車輪の車輪速から、各車輪に取り
付けられたタイヤの共振周波数を抽出し、判定手段が共
振周波数に基づいて車輪のタイヤの空気圧状態を判定す
る構成に、車輪速に基づいて従動輪における左右の車輪
の回転状態の偏度と駆動輪における左右の車輪の回転状
態の偏度の差に依存する回転状態値を演算する回転状態
値演算手段と、回転状態値の経時変化量および従動輪の
共振周波数の経時変化量を演算する回転状態値変化量演
算手段および共振周波数変化量演算手段と、記憶手段に
記憶された、タイヤの空気圧が変化したときの共振周波
数と回転状態値の関係に基づき、従動輪の共振周波数の
経時変化量を回転状態値の経時変化量に換算し、換算さ
れた経時変化量により回転状態値の経時変化量を補正す
る補正手段と、車速が予め設定した上限値以上になる
と、記憶手段に記憶された関係に基づき、補正手段によ
り補正された回転状態値の経時変化量を駆動輪の共振周
波数の経時変化量に換算し、車速が上記上限値を越える
前の駆動輪の共振周波数および上記経時変化量から後輪
の共振周波数を推定する駆動輪共振周波数推定手段とを
具備せしめ、上記判定手段を、上記上限値以上の車速に
おいて、駆動輪のタイヤ空気圧状態が、駆動輪共振周波
数推定手段により推定された共振周波数に基づいて判定
されるように設定する。
【0008】補正手段により、回転状態値経時変化量か
らタイヤ空気圧の低下による従動輪の偏度の経時変化の
影響が除去され、補正後の回転状態値の経時変化量には
タイヤ空気圧の低下による駆動輪の偏度の経時変化に依
存する成分のみが残る。この補正後の回転状態値経時変
化量を換算してタイヤ空気圧の低下による駆動輪の共振
周波数の経時変化量が知られる。しかして車速が上記上
限値を越える前の駆動輪の共振周波数および駆動輪の共
振周波数の経時変化量とから、タイヤ空気圧の低下した
駆動輪の共振周波数がよい精度で推定でき、限界速度を
上げることができる。
【0009】上記偏度は、請求項2のように車輪速比と
してもよいし、請求項3のように車輪加速度比としても
よい。
【0010】請求項4記載の発明では、車速が上記上限
値を越える前の駆動輪の共振周波数が検出不能のとき、
上記判定手段が、駆動輪のタイヤ空気圧状態を、上記補
正手段により補正された回転状態値経時変化量に基づい
て判定するように設定する。
【0011】補正された回転状態値経時変化量にはタイ
ヤ空気圧の低下による駆動輪の偏度の経時変化に依存す
る成分のみが残っている。したがって車両が急加速した
場合のように、車速が上記上限値を越える前の駆動輪の
共振周波数が検出不能で駆動輪の共振周波数の推定がで
きない場合であっても、補正された回転状態値経時変化
量より駆動輪のタイヤ空気圧状態が相対的に判定でき
る。
【0012】請求項5記載の発明では、回転状態値経時
変化量が演算不能のとき、上記判定手段が、上記回転状
態値演算手段により演算された回転状態値に基づいて駆
動輪のタイヤ空気圧状態を判定するように設定する。
【0013】車両が急加速し車速が上記上限値を越えた
場合、ごく早い時期には回転状態値経時変化量も演算不
能であるが、あるタイヤに空気圧異常が生じていれば車
輪速が他の車輪の車輪速に比して大きくなっているか
ら、回転状態値にタイヤの空気圧の異常の有無が反映す
る。したがって車両が走行開始時からあるタイヤの空気
圧が低下した状態で急加速し車速が上記上限値を越えた
場合であっても早期にタイヤの空気圧の異常を検知でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1に本発明のタイヤ空気圧検知装置
を示す。タイヤ空気圧検知装置が搭載される車両は、エ
ンジンが車両前部のエンジンルーム内にマウントされ後
輪が駆動輪であるFR車である。車両の各タイヤに対応
して設けた車輪速検出手段たる車輪速センサ1a,1
b,1c,1dと、車輪速センサ1a〜1dを入力とす
る演算処理装置2と、演算処理装置2から警告信号が発
せられるとタイヤの空気圧の低下を運転者に警告する警
告装置3とで構成してある。車輪速センサ1a〜1d
は、うち2つ(例えば1a,1b)が前輪に対応し、残
りの2つ(例えば1c,1d)が後輪に対応している。
【0015】演算処理装置2はマイクロコンピュータ等
で構成され、タイヤ空気圧状態の判定は車輪速センサ1
a〜1dからのパルス信号に基づいて演算処理装置2の
ソフトウェア上で実行される。演算処理装置2の機能構
成は、車輪速センサ1a〜1dからパルス信号として入
力する車輪速のデータが車輪速演算部2a、FFT演算
部2b、平均処理部2c、移動平均処理部2d、共振周
波数演算部2eを経て差圧判定値演算部2jおよび共振
周波数記憶部2fに入力する。上記車輪速のデータはま
た車輪速演算部2aより車輪速偏差値演算部2g、車輪
速偏差値平均処理部2hを経て差圧判定値演算部2jお
よび車輪速偏差値記憶部2iに入力するようになってい
る。共振周波数記憶部2fおよび車輪速偏差値記憶部2
iは上記マイクロコンピュータのメモリで構成される。
共振周波数記憶部2f、車輪速偏差値記憶部2iより読
み出されたデータは共振周波数演算部2e、車輪速偏差
値平均処理部2hからのデータとともに差圧判定値演算
部2j、空気圧低下判断部2kを経てタイヤ空気圧状態
の判定データに加工されて、警報装置3に出力されるよ
うになっている。
【0016】図2は演算処理装置2で実行される車輪速
演算から空気圧低下の警告までのメインルーチンの流れ
を示すものである。ステップ(以下Sと記す)100
F,S100Rは前輪共振周波数検出サブルーチンおよ
び後輪共振周波数検出サブルーチンで、それぞれ前輪車
輪速、後輪車輪速に基づいて共振周波数が抽出される。
S200では4つの車輪速に基づいて車輪速偏差値Dが
算出される。車輪速偏差値Dは車輪速センサ1a〜1d
により検出された前後左右の車輪の車輪速の関数として
与えられるもので、算出の詳細については後述する。
【0017】図3は共振周波数演算サブルーチンの流れ
を示すもので、前輪と後輪とで同一のフローである。S
110は車輪速センサ1a〜1dとともに車輪速検出手
段を構成する車輪速演算部2aの作動で、所定時間、例
えば5ms内に入力する各車輪速センサ1a〜1dから
のパルス信号の数から各車輪の車輪速を演算する。
【0018】S120〜170は共振周波数抽出手段と
しての作動である。S120はFFT演算部2bの作動
で、各車輪の車輪速をFFT演算しスペクトルデータを
得る。スペクトルデータはその各成分値が解像度Flsb
(Hz)の離散した周波数ごとに与えられる。次いで演
算回数カウンタNを1インクリイメントし、結果保存メ
モリB(N)に一時保存する(S130)。
【0019】続くS140では演算回数カウンタNを所
定値n0 と比較する。N<n0 であればS110に戻
る。N≧n0 となれば、すなわち車輪速についてFFT
演算(S120)がn0 回、行われれば、S150に進
む。
【0020】S150は平均処理部2cの作動で、結果
保存メモリB(N)より上記n0 回のFFT演算の結果
を読み出し平均化する。路面に存在する凹凸の形状(大
きさや高さ)が一定ではなくFFT演算の結果にランダ
ムなばらつきを含んでおり、これを除去するためであ
る。S160は移動平均処理部2dの作動で、S150
において平均化したスペクトルデータを移動平均により
スムージング処理を行い、高周波成分を予め除去し共振
周波数の検出精度を高めている。
【0021】S170は共振周波数演算部2eの作動
で、重心法による共振周波数演算サブルーチンである。
スムージング処理されたスペクトルデータより重心法に
より共振周波数を決定する。
【0022】図4に重心法による共振周波数演算サブル
ーチンの詳細手順を示す。先ずS171では重心法を適
用する周波数範囲について式(1)により成分値F
(i)の総和Sを算出する。ここでiは周波数に対応し
たインデックスで、重心法を適用する周波数範囲はi=
ws〜Fweである。
【0023】
【数1】
【0024】S172ではS’を0にリセットするとと
もにiをFws−1に設定する。次いでiを1、インクリ
メントし(S173)、S’にF(i)を加算し更新す
る(S174)。S175ではS’をS/2と比較す
る。S173〜S175はS’がS/2に達するまで繰
り返され、そのときのiが成分値の重心となる周波数に
対応する。このようにして得られたiに解像度Flsb
乗じて共振周波数Fk を得る(S176)。以後、共振
周波数は右側前輪をFk (FR)、左側前輪をFk (F
L)、右側後輪をFk (RR)、左側後輪をFk (R
L)で表すものとする。
【0025】図5にS200(図2)の車輪速偏差値演
算サブルーチンを示す。車輪速偏差値演算サブルーチン
は回転状態値演算手段としての作動部分である。S21
0〜230は車輪速偏差値演算部2gの作動で、S21
0,S220では前輪と後輪それぞれについて、検出さ
れた車輪速について偏度たる右側車輪と左側車輪の比F
d ,Rd を、式(2)、(3)により演算し(S21
0,S220)、これらから回転状態値たる車輪速偏差
値Dを式(4)により演算し、演算回数カウンタNを
1、インクリメントする(S230)。 Fd =FR/FL・・・・(2) Rd =RR/RL・・・・(3) D=Fd −Rd ・・・・(4)
【0026】S240では、演算回数カウンタNを所定
数n0 と比較する。N<n0 であればS210に戻る。
N≧n0 となれば、すなわち車輪速偏差値Dの演算(S
210〜230)がn0 回、行われれば、S250に進
む。
【0027】S250は車輪速偏差値平均処理部2iの
作動で、一時記憶したn0 個の車輪速偏差値Dを平均化
し、メインルーチン(図2)に返す。なお車輪速偏差値
Dの平均値も車輪速偏差値Dというものとする。
【0028】図6は車輪速偏差値Dの挙動を説明するも
のである。全車輪のタイヤ空気圧が正常で直線走行時に
は4輪とも車輪速が等しいから前輪の左右車輪速比
d 、後輪の左右車輪速比Rd はいずれも1であり、車
輪速偏差値Dは0となる。また旋回時には前輪は左右で
旋回半径が異なるため、前輪の左右車輪速比Fd は旋回
方向により1を中心に上下する。一方、後輪は特に高速
域において前輪と同じ挙動を示し、後輪の左右車輪速比
d は前輪の左右車輪速比Fd と等しい。したがって車
輪速偏差値Dは、旋回時における左右車輪速比Fd ,R
d の変化が互いに相殺し直線走行時、旋回時を問わず常
に同じ値となる。
【0029】次に例えば前輪の右側のタイヤ空気圧が低
下した場合、その車輪速は空気圧の低下にともなって大
きくなるから直線時においても前輪の左右車輪速比Fd
が増加する。一方、後輪は車輪速が左右で等しいから、
左右車輪速比Rd は1のままである。したがって車輪速
偏差値Dは、タイヤ空気圧の低下量に対応して正側に変
化する。その他の車輪のタイヤ空気圧が低下した場合も
同様に車輪速偏差値Dが変化するが、前輪の左側もしく
は後輪の右側のタイヤ空気圧が低下した場合、車輪速偏
差値Dは負値をとる。
【0030】S100,S200において前後輪の共振
周波数Fk (FR),Fk (FL),Fk (RR),F
k (RL)および車輪速偏差値Dを演算した後、S30
0に進む。
【0031】S300〜1100は判定手段たる空気圧
低下判断部2kの一部分の作動である。その他の部分に
ついては後述する。S300,S500では前輪の共振
周波数Fk (FR),Fk (FL)をそれぞれスレッシ
ョルド値Fshと比較する。スッショルド値Fshは空気抜
けのおそれありと認められる空気圧のときの共振周波数
に設定してある。前輪の共振周波数Fk (FR),Fk
(FL)がFshを越えていれば警告装置3に警告信号を
出力する(S400,S600)。警告信号は空気圧の
低下量が数値で出力され、運転者は警告装置3より空気
圧の低下を数値により絶対評価できる。
【0032】次いで車速Vを上限値たる限界速度Vsh
比較し(S700)、車速Vが限界速度Vsh以下であれ
ば共振周波数の検出精度は問題なしと判断し、後輪の共
振周波数Fk (RR),Fk (RL)をそれぞれ所定値
shと比較し(S800,S1000)、Fshを越えて
いれば警告装置3に警告信号を出力する(S900,S
1100)。限界速度VshはS100Rにおける後輪の
共振周波数Fk (RR),Fk (RL)の検出精度等に
基づいて設定する。
【0033】続くS1200は共振周波数記憶部2fの
作動で、S100F,100Rにおいて算出され空気圧
低下の判定に用いられた各輪の共振周波数Fk (F
R),Fk (FL),Fk (RR),Fk (RL)をそ
れぞれ基準値Fk (*)std (ここで*:FR,FL,
RR,RL)として更新記憶する。
【0034】S1300は車輪速偏差値記憶部2iの作
動でS200において算出された車輪速偏差値Dを基準
値Dstd として更新記憶する。
【0035】S700において車速Vが限界速度Vsh
上であればS1400に進む。S1400は差圧判定値
演算サブルーチンで、差圧判定値演算部2gの作動であ
る。
【0036】図7に差圧判定値演算サブルーチンの詳細
な流れを示す。S1410は回転状態値変化量演算手段
としての作動で、上記メモリに記憶された基準値Dstd
を読み出し、式(5)により差圧判定値ΔD’を演算す
る。 ΔD’=D−Dstd ・・・・(5)
【0037】S1420は共振周波数変化量演算手段と
しての作動で、式(6)、(7)により前輪共振周波数
の経時低下量を演算する。 ΔFk (FR)=Fk (FR)std −Fk (FR)・・・・(6) ΔFk (FL)=Fk (FL)std −Fk (FL)・・・・(7)
【0038】S1430およびS1440は補正手段と
しての作動で、S1430では、前輪差圧補正値FDC
を式(8)により演算する。式中、係数Cはタイヤ空気
圧が低下したときの共振周波数と車輪速偏差値とを換算
する係数であり、記憶手段たる上記メモリに記憶してお
く。係数Cは予め実走行状態を模した実験等により求め
ておく。例えばタイヤ空気圧が100kPa低下したと
きの差圧判定値が5/1000で共振周波数低下量が8
HzであればCは1600となる。
【0039】
【数2】
【0040】上記式(8)の右辺は前輪の左右のタイヤ
空気圧差により生じる前輪の左右輪の車輪速の偏度の変
化量を表しており、右側前輪のタイヤの空気圧低下が大
きければ正、左側前輪のタイヤの空気圧低下が大きけれ
ば負となる。
【0041】次いで差圧判定値ΔD’を前輪差圧補正値
FDCを用いて式(9)により補正する(S144
0)。式中、ΔDは補正後の差圧判定値である。 ΔD=ΔD’−FDC・・・・(9)
【0042】前輪差圧補正値FDCは上記のごとく前輪
の左右のタイヤ空気圧差により生じる前輪の左右輪の車
輪速の偏度の変化量を表しているから、補正後の差圧判
定値ΔDは後輪のタイヤ空気圧の変化にのみ依存する。
【0043】S1500〜1900は空気圧低下判断部
2kのその他の作動である。S1500では、差圧判定
値ΔDの正負を判定する。差圧判定値ΔDは上記のよう
に後輪のタイヤ空気圧にのみ依存し、右側後輪のタイヤ
の空気圧が低下していれば負値をとり、左側後輪のタイ
ヤの空気圧が低下していれば正値をとる。しかしてΔD
が負であれば右側後輪のタイヤの空気圧の低下と判断し
てS1600に進む。
【0044】S1600の前半は駆動輪共振周波数推定
手段としての作動で、右側後輪のタイヤ空気圧低下によ
る共振周波数の変化量を求める。タイヤ空気圧が低下し
たときの共振周波数と車輪速偏差値は上記係数Cにより
換算されるから、共振周波数の変化量はC・ΔDで与え
られる。共振周波数の変化の始点における共振周波数
は、メモリに記憶された共振周波数基準値Fk (RR)
std である。また右側後輪のタイヤの空気圧の低下では
ΔDが負値となる。しかして共振周波数基準値F k (R
R)std をメモリから読み出し、右側後輪の共振周波数
を、Fk (RR)std +C・ΔDと推定する。
【0045】S1600の後半は空気圧低下判断部2k
の残りの部分の作動で、推定した共振周波数を所定値F
shと比較し、Fshを越えていれば警告装置3に警告信号
を出力する(S1700)。警告信号は、推定した共振
周波数に基づき車速Vが限界速度Vshを越えない低速域
の場合と同様に、空気圧の低下量が数値で出力される。
【0046】また差圧判定値ΔDが正であれば左側後輪
のタイヤの空気圧の低下と判断してS1800に進む。
S1800は実質的に右側後輪から左側後輪に置き換え
てS1600における手順を実行するものであるが、左
側後輪のタイヤの空気圧の低下ではΔDが負値となるか
ら、左側後輪の共振周波数は、Fk (RL)std −C・
ΔDと推定する。左側後輪の共振周波数の推定値がFsh
を越えていれば、右側後輪の場合(S1700)と同様
に警告装置3に警告信号を出力する(S1900)。
【0047】図8は共振周波数および車速の経時変化を
示すもので、パンク等によりタイヤ空気圧が低下すると
共振周波数も低下する。車速Vが限界速度Vshを越える
までは共振周波数を直接演算により求め、共振周波数を
警告スレッショルド値Fshと比較し、当該タイヤの空気
圧状態の異常を警告する(共振点方式)。車速Vが限界
速度Vshを越えると、後輪については、越える前の最後
の共振周波数を共振周波数基準値としてこれらと差圧判
定値ΔDに基づいて推定により求め、推定した共振周波
数を警告スレッショルド値Fshと比較し、当該タイヤの
空気圧状態の異常を警告する。
【0048】(第2実施形態)図9に本発明の第2実施
形態を示す。第1実施形態の図1において差圧判定値演
算部2jと空気圧低下判断部2kの間に後輪周波数存在
判断部2lを設けたもので、図2のS700において車
速Vが限界速度Vshを越えた時のフロー(S1400〜
1900)を別の、差圧判定値による空気圧低下判断・
警告サブルーチンに変更している(図10)。この差圧
判定値による空気圧低下判断・警告サブルーチンを図1
1に示す。図中、第1実施形態の説明で示した図3と同
一番号を付したステップについては実質的に同じ作動を
するので第1実施形態との相違点を中心に説明する。
【0049】図11において、S2010では前輪のタ
イヤの共振周波数Fk (FR)stdおよびFk (FL)
std が検出済みであるかどうかを判定し、検出されてい
なければS100Fで演算したFk (FR),Fk (F
L)をFk (FR)std およびFk (FL)std とする
(S2020)。
【0050】続いて車輪速偏差値の基準値Dstd が検出
済みであるかどうかを判定し、検出されていなければS
200(図10)で演算した差圧判定値DをDstd とし
(S2040)、本ルーチンは終了する。
【0051】差圧判定値の基準値Dstd が検出済みであ
れば(S2030)、第1実施形態と同様に差圧判定値
演算サブルーチン(S1400)が実行され、差圧判定
値ΔDを得る。
【0052】続くS2050は後輪共振周波数存在判断
部2lの作動で、後輪のタイヤの共振周波数Fk (R
R)std およびFk (RL)std が検出済みであるかど
うかを判定する。走行直後のごく早いときには、後輪の
共振周波数を推定するのに必要な後輪の共振周波数基準
値は未だ記憶されていない。したがって例えばパーキン
グエリア等から走行車線に勢いよく加速して合流し車速
Vが限界車速Vshを越えた場合、車速Vが限界車速Vsh
を越える前の後輪の共振周波数が検出不能である。そこ
で後輪の共振周波数基準値が記憶されている場合と、記
憶されていない場合とで別の手順を実行する。後輪のタ
イヤの共振周波数Fk (RR)std およびFk (RL)
std が検出されていれば第1実施形態と同様にS150
0〜1900を実行する。
【0053】後輪のタイヤの共振周波数Fk (RR)
std およびFk (RL)std がまだ検出されていなけれ
ば(S2050)、S2060で差圧判定値ΔDの大き
さ|ΔD|をスレッショルド値Dshと比較する。差圧判
定値ΔDは後輪のタイヤ空気圧差の変化にのみ依存する
から、後輪のタイヤのいずれかの空気圧が低下していれ
ば正負何れかに大きく偏する。スレッショルド値Dsh
空気圧低下と判断し得る差圧判定値ΔDの値で、予め実
験等により設定し演算処理装置2のメモリに記憶してお
く。
【0054】|ΔD|がDshよりも大きいときは、ΔD
の符号を判定する(S2070)。右側後輪の空気圧が
低下していれば後輪左右車輪速比Rd は増加するから差
圧判定値ΔDは負値をとる。したがって差圧判定値ΔD
の符号が負であれば右側後輪の空気圧低下を警告する警
告信号を警告装置3に出力し(S2080)、逆に差圧
判定値ΔDの符号が正であれば左側後輪の空気圧低下を
警告する警告信号を警告装置3に出力する(S209
0)。
【0055】なおS2060において、|ΔD|がDsh
よりも小さいときはタイヤ空気圧状態は正常と判断す
る。
【0056】(第3実施形態)図12に本発明の第3実
施形態を示す。第2実施形態の図9において差圧判定値
演算部2jの前段に車輪速偏差値デフォルト判定部2m
を設けたもので、図11の差圧判定値による空気圧低下
判断・警告サブルーチンを別の、差圧判定値による空気
圧低下判断・警告サブルーチンに変更している。この差
圧判定値による空気圧低下判断・警告サブルーチンを図
13に示す。図中、第2実施形態の説明で示した図11
と同一番号を付したステップについては実質的に同じ作
動をするので第2実施形態との相違点を中心に説明す
る。
【0057】第2実施形態のタイヤ空気圧検知装置で
は、パーキングエリア等から走行車線に勢いよく加速し
て合流し車速Vが限界車速Vshを越え、後輪の共振周波
数が抽出不能であっても、差圧判定値ΔDを演算する
(図11のS1400)ことにより後輪各輪のタイヤ空
気圧状態が判定できる。しかし差圧判定値ΔDは2つの
時点におけるデータが必要であるから、あるタイヤの空
気圧が極めて低く大きな車輪速偏差を生じたままパーキ
ングエリア等から走行車線に勢いよく加速して合流し車
速Vが限界車速Vshを越えた場合、最初の差圧判定値Δ
Dが演算されるまでにタイムラグが生じ、後輪にパンク
等が生じていてもそれを早期に知ることができない。
【0058】そこで本実施形態では、図13において、
車輪速偏差値の基準値Dstd がまだ検出されていないと
(S2030)、車輪速偏差値Dを基準値Dstd とした
(S2040)後、車輪速偏差値Dの大きさ|D|をデ
フォルト値Ddsh と比較し、デフォルト値Ddsh よりも
大きければ警告信号を警告装置3に発する(S302
0)。これにより走行開始時から後輪のいずれかのタイ
ヤの空気圧が低い状態で、走行開始後すぐ車速Vが限界
車速Vshを越えても早期にタイヤの空気圧状態の異常を
知ることができる。
【0059】なお、上記各実施形態では左右の車輪の回
転状態の偏度を車輪速比としたが、車輪加速度を、例え
ば前後する時点における車輪速の差分より求め、左右の
車輪の回転状態の偏度を車輪加速度比としてもよい。
【0060】また回転状態値は、左右の車輪速比の前後
輪差で表した車輪速偏差値としたが、左右の車輪速比の
前後輪比等、左右の車輪の回転状態の偏度に依存し、旋
回による左右の車輪の回転状態の偏度の変化が相殺され
るような関数が用いられ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のタイヤ空気圧検知装置の構成図
である。
【図2】本発明の第1のタイヤ空気圧検知装置の作動を
説明する第1のフローチャートである。
【図3】本発明の第1のタイヤ空気圧検知装置の作動を
説明する第2のフローチャートである。
【図4】本発明の第1のタイヤ空気圧検知装置の作動を
説明する第3のフローチャートである。
【図5】本発明の第1のタイヤ空気圧検知装置の作動を
説明する第4のフローチャートである。
【図6】本発明の第1のタイヤ空気圧検知装置の作動を
説明する模式図である。
【図7】本発明の第1のタイヤ空気圧検知装置の作動を
説明する第5のフローチャートである。
【図8】本発明の第1のタイヤ空気圧検知装置の作動を
説明するグラフである。
【図9】本発明の第2のタイヤ空気圧検知装置の構成図
である。
【図10】本発明の第2のタイヤ空気圧検知装置の作動
を説明する第1のフローチャートである。
【図11】本発明の第2のタイヤ空気圧検知装置の作動
を説明する第2のフローチャートである。
【図12】本発明の第3のタイヤ空気圧検知装置の構成
図である。
【図13】本発明の第3のタイヤ空気圧検知装置の作動
を説明するフローチャートである。
【図14】従来の一のタイヤ空気圧検知装置の作動を説
明する第1のグラフである。
【図15】従来の一のタイヤ空気圧検知装置の作動を説
明する第2のグラフである。
【符号の説明】
1a〜1d 車輪速センサ(車輪速検出手段) 2 演算処理装置 2a 車輪速演算部(車輪速検出手段) 2b FFT演算部(共振周波数抽出手段) 2c 平均処理部(共振周波数抽出手段) 2d 移動平均処理部(共振周波数抽出手段) 2e 共振周波数演算部(共振周波数抽出手段) 2f 共振周波数記憶部 2g 車輪速偏差値演算部(回転状態値演算手段) 2h 車輪速偏差値平均処理部(回転状態値演算手段) 2i 車輪速偏差値記憶部 2j 差圧判定値演算部(回転状態値変化量演算手段、
記憶手段、補正手段) 2k 空気圧低下判断部(駆動輪共振周波数推定手段、
判定手段) 2l 後輪共振周波数存在判断部(判定手段) 2m 車輪速偏差値デフォルト判定部(判定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000003609 株式会社豊田中央研究所 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 (72)発明者 富永 元規 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 西川 佳弘 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 井上 祐一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 冨板 健治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 深田 伸次郎 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 大橋 秀樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 梅野 孝治 愛知県愛知郡長久手町長湫横道41番地の1 株式会社豊田中央研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行時に、各車輪の車輪速を逐次
    検出する車輪速検出手段と、車輪速検出手段により検出
    された各車輪速から各車輪に取り付けられたタイヤの共
    振周波数を抽出する共振周波数抽出手段と、上記共振周
    波数に基づいてタイヤの空気圧状態を判定する判定手段
    とを具備するタイヤ空気圧検知装置において、上記車輪
    速検出手段により検出された車輪速に基づいて、従動輪
    における左右の車輪の回転状態の偏度と駆動輪における
    左右の車輪の回転状態の偏度の差に依存する回転状態値
    を演算する回転状態値演算手段と、予め、タイヤの空気
    圧が変化したときの共振周波数と回転状態値の関係を記
    憶する記憶手段と、回転状態値の経時変化量を演算する
    回転状態値変化量演算手段と、従動輪の共振周波数の経
    時変化量を演算する共振周波数変化量演算手段と、記憶
    手段に記憶された関係に基づき、従動輪の共振周波数の
    経時変化量を回転状態値の経時変化量に換算し、換算さ
    れた経時変化量により回転状態値の経時変化量を補正す
    る補正手段と、車速が予め設定した上限値以上になる
    と、記憶手段に記憶された関係に基づき、補正手段によ
    り補正された回転状態値経時変化量を駆動輪の共振周波
    数経時変化量に換算し、車速が上記上限値を越える前の
    駆動輪の共振周波数および上記経時変化量から駆動輪の
    共振周波数を推定する駆動輪共振周波数推定手段とを具
    備し、上記判定手段はこれを、車速が上記上限値以上に
    なると、駆動輪のタイヤ空気圧状態を、駆動輪共振周波
    数推定手段により推定された共振周波数に基づいて判定
    するように設定したことを特徴とするタイヤ空気圧検知
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタイヤ空気圧検知装置に
    おいて、上記偏度を車輪速比としたタイヤ空気圧検知装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のタイヤ空気圧検知装置に
    おいて、上記偏度を車輪加速度比としたタイヤ空気圧検
    知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか記載のタイヤ
    空気圧検知装置において、上記判定手段はこれを、車速
    が上記上限値を越える前の駆動輪の共振周波数が抽出不
    能のとき、駆動輪のタイヤ空気圧状態を、上記補正手段
    により補正された回転状態値経時変化量に基づいて判定
    するように設定したタイヤ空気圧検知装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか記載のタイヤ
    空気圧検知装置において、上記判定手段はこれを、上記
    回転状態値経時変化量が演算不能のとき、上記回転状態
    値演算手段により演算された回転状態値に基づいて駆動
    輪のタイヤ空気圧状態を判定するように設定したタイヤ
    空気圧検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6940399B2 (en) 2001-02-08 2005-09-06 Nippon Soken Inc. Tire air pressure detection device for detecting air pressure based on vehicle speed signal
JP2014095609A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ空気圧低下検出装置、方法及びプログラム
KR101535856B1 (ko) * 2013-12-12 2015-07-13 현대오트론 주식회사 타이어 압력 모니터링 장치 및 방법

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