JPH10128548A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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JPH10128548A
JPH10128548A JP8285421A JP28542196A JPH10128548A JP H10128548 A JPH10128548 A JP H10128548A JP 8285421 A JP8285421 A JP 8285421A JP 28542196 A JP28542196 A JP 28542196A JP H10128548 A JPH10128548 A JP H10128548A
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rotor
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arms
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和嗣 吹田
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清司 鈴木
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/30Features relating to electrodes
    • B23K11/31Electrode holders and actuating devices therefor
    • B23K11/312Electrode holders and actuating devices therefor for several electrodes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状、寸法への制約の少ない溶接ガンを有す
る溶接装置の提供。 【解決手段】 溶接ガン11を有し、溶接ガン11はア
クチュエータ13と溶接チップ14を有し、アクチュエ
ータ13は固定子16とアクチュエータ13の軸芯15
まわりに固定子16に対し相対回転可能な回転子17と
を有し、溶接チップ14は固定子16に支持された固定
子側の溶接チップと回転子17に支持された回転子側の
溶接チップ14とを含む、溶接装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接装置に関し、
とくにロボットに支持される溶接ガンからなる溶接装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の溶接ガンは、X型(たとえば、特
開平4−253576号公報に開示の溶接ガン)か、C
型かの何れかからなっている。X型溶接ガンは、図16
に示すように、支点1で連結された2つのアーム2、3
の一端に溶接チップ4、5を取付け、他端間距離をアク
チュエータ6で変えて溶接ガンを開閉する。C型溶接ガ
ンは、図17に示すように、C型フレーム7の対向端に
溶接チップ8、9を取付け、アクチュエータ10により
2つの溶接チップ8、9間距離を変えて溶接ガンを開閉
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来型の溶接
ガンはつぎの問題を有する。溶接チップが直線上で往復
運動をするように構成されているため、図14、図15
に干渉部を符号Aで示すように、溶接ガンの作動時に溶
接ガンが被溶接物と干渉しやすく、作動に制限を受けや
すい。また、図16、図17に示す溶接チップの最大開
き量X1 、溶接チップの溶接ガン本体部からの突出し量
4 に制限を受け、設計自由度が低い。本発明の目的
は、溶接チップの動き量、溶接ガンの形状、寸法への制
約を小さくすることができる溶接装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 溶接ガンを有し、前記溶接ガンは軸芯を有する
ロータリタイプのアクチュエータと溶接チップとを有
し、前記アクチュエータは、固定子と前記軸芯まわりに
前記固定子に対し相対回転可能な回転子とを有し、前記
溶接チップは前記軸芯を中心とする同一円周上に配置さ
れた、前記固定子に支持された固定子側の溶接チップと
前記回転子に支持された回転子側の溶接チップとを含ん
でいる、溶接装置。 (2) 前記溶接ガンを支持するロボットをさらに有
し、該ロボットは前記固定子を前記軸芯まわりに回転可
能に支持している(1)記載の溶接装置。 (3) 前記固定子および前記回転子は各々前記軸芯ま
わりの回転角度が調整可能である(2)記載の溶接装
置。 (4) 前記溶接チップへの溶接電流の通電経路に前記
回転子の固定子に対する相対回転によってオンオフされ
るターミナルを設けた(1)または(2)記載の溶接装
置。 (5) 前記回転子側の溶接チップが2つ設けられてお
り、前記回転子は2つのアームを有し、該回転子の2つ
のアームは互いに相反する方向に延びており、前記2つ
の回転子側の溶接チップは前記回転子の2つのアームの
各々の先端に1つづつ取り付けられており、前記固定子
側の溶接チップが2つ設けられており、前記固定子は2
つのアームを有し、該固定子の2つのアームは互いに相
反する方向に延びており、前記2つの固定子側の溶接チ
ップは前記固定子の2つのアームの各々の先端に1つづ
つ取り付けられている(1)または(2)記載の溶接装
置。 (6) 前記回転子の2つのアームは長さが互いに異な
っており、前記固定子の2つのアームは長さが互いに異
なっている(5)記載の溶接装置。 (7) 前記2つの回転子側の溶接チップは形状が互い
に異なっており、前記2つの固定子側の溶接チップは形
状が互いに異なっている(5)記載の溶接装置。
【0005】上記(1)、(2)の溶接装置では、溶接
ガンがロータリアクチュエータを有するので、溶接チッ
プを回転方向に開閉できる。これによって、被溶接物の
形状によっては、被溶接物と干渉せずに開閉することが
でき、溶接チップの動き量、溶接ガンの形状、寸法への
制約が小さくなる。上記(3)の溶接装置では、回転角
度が調節可能のため、従来のX型溶接ガンの開閉のよう
に回転子側と固定子側の両方を被溶接物に対して移動さ
せる溶接ガン開閉を行うことができるとともに、従来の
C型溶接ガンの開閉ように回転子側と固定子側の何れか
一方のみを被溶接物に対して移動させる溶接ガン開閉を
行うことができ、被溶接物の形状に合わせて最適な溶接
ガン開閉パターンを選定することが可能になり、溶接ガ
ン開閉制御の自由度が高い。上記(4)の溶接装置で
は、被溶接物をクランプして始めて溶接電流が流れるの
で、作業上の安全性が高まる。上記(5)の溶接装置で
は、回転子、固定子の各々に2つづつ溶接チップが取り
付けられているので、回転子、固定子の各々に溶接チッ
プが1つしか取り付けられていない場合に比べて溶接チ
ップの寿命が約2倍になる。また、1つの溶接位置で複
数の溶接点が打てるようになり、溶接姿勢の自由度の向
上、溶接作業の効率アップ、作業時間の短縮をはかるこ
ともできる。上記(6)、(7)の溶接装置では、異な
るタイプの溶接に1つの溶接ガンで対応することが可能
になり、溶接作業の効率アップ、作業時間の短縮をはか
ることもできるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図9、図13は本発明の第
1実施例を示し、図10、図11は本発明の第2、第3
実施例を示し、図12は本発明の何れの実施例にも適用
可能な溶接制御工程を示している。本発明の全実施例に
共通または類似の構造部分には本発明の全実施例にわた
って同じ符号を付してある。
【0007】まず、本発明の全実施例に共通または類似
の構造部分とその作動を、たとえば図1〜図9、図13
を参照して説明する。本発明の溶接装置は、図1〜図4
に詳細に示すように、あるいは図6に概略を示すよう
に、溶接ガン11と溶接ガン11を支持するロボット
(たとえば、6軸ロボット)12とを有する。溶接ガン
11は、ロータリタイプのアクチュエータ(たとえば、
モータ13)と溶接チップ14とを有する。アクチュエ
ータ13は、軸芯15を有し、アクチュエータ軸芯と共
通の軸芯15を有する固定子16と、軸芯15まわりに
固定子16に対し相対的に回転可能な回転子17を有す
る。固定子16には固定子側の溶接チップ14が支持さ
れており、回転子17には回転子側の溶接チップ14が
支持されている。固定子側の溶接チップ14も回転子側
の溶接チップ14も、軸芯15を中心とする同一円周上
に位置する。回転子17が固定子16に対し回転可能で
あるため、回転子側の溶接チップ14は固定子側の溶接
チップ14に同一円周上で回転・反回転方向に接近・離
反可能である。
【0008】ロボット12は、たとえば6軸ロボット
(たとえば、6関節ロボット)からなる。固定子16
は、図5に示すように、ロボット12の手首に、ロボッ
トの第6軸である回転軸の軸芯とアクチュエータの軸芯
15とを一致させて取り付けられている。したがって、
アクチュエータの固定子16はロボット12によって自
身の軸芯15まわりに回転可能である。回転子17は固
定子16に対して回転可能であるから、回転子17も固
定子16も軸芯15まわりに回転可能である。したがっ
て、回転子側の溶接チップ14と固定子側の溶接チップ
14は同一円周上で回転・反回転方向に接近・離反可能
である。
【0009】図1〜図4は溶接ガンの詳細構造を示して
いる。溶接ガン11のロータリタイプのアクチュエータ
13は、エア駆動式でも電気駆動式でもよく、いずれも
市販品にあるので、それらを利用することができる。電
気アクチュエータの場合には、ACサーボモータと減速
機とのアッセンブリ、またはダイレクトドライブ(D
D)方式のサーボモータなどがあるが、何れを利用して
もよい。DD方式のサーボモータはギア、減速機を用い
なくて済むので、摩耗による制御系への外乱が少なくな
り、オーバホール、メンテナンスの必要性も少なくなる
点で優れている。図示例はDD方式のサーボモータの場
合を示している。
【0010】図1〜図4において、中央部の固定子16
に回転可能に回転子17が支持されており、コイル部分
18に通電することにより回転子17を回転駆動する。
固定子16は軸方向前方に延びる延設部19を有し、延
設部19の先端部に軸芯15を中心とする円周上に延び
るアーム20を有する。同様に、回転子17は軸方向前
方に延びる延設部21を有し、延設部21の先端部に軸
芯15を中心とする円周上に延びるアーム22を有す
る。アーム20とアーム22はアクチュエータ13の軸
芯15を中心とする同じ円周上に延びている。延設部1
9、21の長さは強度、剛性が許される範囲において自
由に長くしてもよく、長くすることにより奥まった部位
の溶接も可能になる。
【0011】固定子16側のアーム20の先端には固定
子側の溶接チップ14が取り付けられており、回転子1
7側のアーム22の先端には回転子側の溶接チップ14
が取り付けられている。固定子側の溶接チップ14と回
転子側の溶接チップ14はアクチュエータ13の軸芯1
5を中心とする同一円周上にあり、相対的に接近・離反
可能である。
【0012】図6〜図9は、固定子16の延設部19か
ら屈曲して1つのアーム20が回転・反回転方向に延び
ており、回転子17の延設部21から1つのアーム22
が回転・反回転方向に延びている場合を示しているが、
アーム20、22の数は図1〜図5に示すように、それ
ぞれ2つづつであってもよい。図1〜図5では、回転子
側の溶接チップが2つ設けられており、回転子17は2
つのアーム22を有し、回転子17の2つのアーム22
は互いに相反する方向に延びており、2つの回転子側の
溶接チップ14は回転子17の2つのアーム22の各々
の先端に1つづつ取り付けられている。同様に、図1〜
図5では、固定子側の溶接チップ14が2つ設けられて
おり、固定子16は2つのアーム20を有し、固定子1
6の2つのアーム20は互いに相反する方向に延びてお
り、2つの固定子側の溶接チップ14は固定子16の2
つのアーム20の各々の先端に1つづつ取り付けられて
いる。
【0013】また、回転子17の回転角度は制御可能で
あり、アクチュエータ13に設けられたエンコーダ(図
示せず)の出力信号をロボットコントローラに送りロボ
ットコントローラでの演算値に従ってをアクチュエータ
13のサーボモータを制御することにより行うことがで
きる。また、固定子16の軸芯まわりの回転角度も制御
可能であり、ロボットコントローラによるロボットの第
6軸の回転角度制御により行うことができる。
【0014】回転子17、固定子16の回転角度を調整
可能とすることにより、溶接チップ開閉形態を選択的に
とることが可能になる。たとえば、図7は回転子17に
イコライズ機能をもたせ、溶接チップ14の接触位置が
変化してもそれに対応できるようにした場合を示してお
り、そうすることによってイコライズレス(イコライザ
を設けなくて済む)が可能である。また、図8は固定子
17を被溶接物に接触した位置で止めておき、それに対
して回転子17を駆動してクランプ開閉を行うようにし
た場合(従来のC型溶接ガンのクランプ開閉に相当)で
あり、図9は被溶接物に対して固定子16と回転子17
を両側からほぼ同量駆動してクランプ開閉を行うように
した場合(従来のX型溶接ガンのクランプ開閉に相当)
である。そして、これらのクランプ開閉パターンを被溶
接物の形状に応じて選択することにより、被溶接物溶接
部に応じた溶接を行うことが可能である。
【0015】固定子側の溶接チップ14と回転子側の溶
接チップ14との間に被溶接物がクランプされ、溶接電
流がチップ間に通電されて被溶接物が溶接される。図1
〜図4において、外部電源からの溶接電流がコネクタ2
7を介してトランス24に送られ、トランス24の正負
のターミナルから経路25、26を介して固定子側の溶
接チップ14と回転子側の溶接チップ14に通電され
る。固定子16はブラケット28を含み、ブラケット2
8部にトランス24が支持され、かつブラケット28部
でロボット12に支持される。
【0016】溶接チップ14への溶接電流の通電経路に
は、回転子17の固定子16に対する相対回転によって
オンオフされるターミナル23が設けられている。ター
ミナル23は、回転子側の溶接チップ14と固定子側の
溶接チップ14が被溶接物をクランプする角度まで互い
に接近したときに圧接してオンとなり、それより互いに
離れた角度にあるときはオフとなるように、オンオフの
角度が予め設定されている。したがって、クランプ時の
み溶接電流を回転子側の溶接チップ14と固定子側の溶
接チップ14間に流し、それ以外の時には電流を遮断す
るタイプのターミナルからなる。
【0017】本発明実施例の溶接装置の作動を図12を
参照して説明する。図12の制御ルーチンのプログラム
はロボットコントローラ(ロボートを作動させるコンピ
ュータ)に格納してあり、各溶接打点の溶接実行時に割
り込まれる。図12において、ステップ101で溶接ガ
ン11のクローズ制御モードとしてX型溶接ガン(固定
子側溶接チップ14と回転子側溶接チップ14の両方を
被溶接物に対して接近移動させて閉じる)のように溶接
チップ14を閉じるか、またはC型溶接ガン(回転子側
溶接チップ14と固定子側溶接チップ14の一方を被溶
接物に接触させておいて他方の溶接チップ14のみを被
溶接物に対して接近移動させて閉じる)のように溶接チ
ップ14を閉じるか、の何れかを選択する。X型溶接ガ
ンの閉じタイプを選択した場合はステップ102に進
み、C型溶接ガンの閉じタイプを選択した場合はステッ
プ106に進む。
【0018】ステップ102では、溶接チップ14の軌
跡中心(溶接打点位置)を入力し(読込み)、それに基
づいてステップ103で溶接ガン11を被溶接物と干渉
することなくできるだけ短い移動距離で溶接打点位置に
移動(姿勢を含む)させる軌道を演算し、ステップ10
4で演算の結果の指令値をロボット12の各軸アクチュ
エータに出力し、ステップ105でロボット12を駆動
させて溶接ガン11を溶接打点位置に移動(姿勢を含
む)させる。ステップ106では、どちらのアーム2
0、22を可動アーム(開閉アーム)とするかを決定
し、ステップ107で固定アーム(最初に被溶接物に接
触させておく側の溶接チップを取り付けたアーム)の溶
接チップ14が溶接打点にくるように溶接ガン11を被
溶接物と干渉することなくできるだけ短い移動距離で溶
接打点位置に移動(姿勢を含む)させる軌道を演算し、
ステップ108で演算の結果の指令値をロボット12の
各軸アクチュエータに出力し、ステップ109でロボッ
ト12を駆動させて溶接ガン11を溶接打点位置に移動
(姿勢を含む)させる。
【0019】溶接ガン11の移動が完了すると、ステッ
プ110に進み、加工情報データベースから溶接を実行
しようとしている溶接打点の、予め設定されている加圧
力を読込む。ついで、ステップ111でモータドライバ
に加圧開始を指令する。ステップ112で、モータドラ
イバはアクチュエータ13であるサーボモータを駆動し
被溶接物の溶接打点部位を加圧する。ステップ113で
加圧力を確認し、ステップ110で読み込まれた加圧力
になっているか否かをチェックし、なっていなければス
テップ112にフィードバックして現在の加圧力がステ
ップ110で読み込まれた加圧力になるようにモータ電
流を制御する。
【0020】加圧力がステップ110で読み込まれた加
圧力になっている状態で、ステップ114に進み、溶接
電流(溶接チップ14間に流す電流で、モータ電流とは
異なる)を流す指令を発する。この時点ではターミナル
23はオンの状態にあり、通電可能である。ステップ1
15ではステップ114の溶接電流指令とともにタイマ
がオンし一定時間溶接電流を流し、溶接を実行する。タ
イマによって定められた一定時間経過後溶接電流はオフ
し、溶接が完了する。
【0021】ついで、ステップ116に進み、溶接ガン
11のオープニング制御モードとしてX型溶接ガン(固
定子側溶接チップ14と回転子側溶接チップ14の両方
を被溶接物から離して開く)のように溶接チップ14を
開くか、またはC型溶接ガン(回転子側溶接チップ14
と固定子側溶接チップ14の一方を被溶接物に接触させ
ておいて他方の溶接チップ14のみを被溶接物にから離
して開く)のように溶接チップ14を開くか、の何れか
を選択する。X型溶接ガンの開きタイプを選択した場合
はステップ117に進み、C型溶接ガンの開きタイプを
選択した場合はステップ121に進む。
【0022】ステップ117では、溶接チップ14の軌
跡中心(溶接打点位置)を入力し(読込み)、それに基
づいてステップ118で溶接ガン11を被溶接物と干渉
することなくできるだけ短い移動距離で溶接打点位置か
ら離す(姿勢を含む)ための軌道を演算し、ステップ1
19で演算の結果の指令値をロボット12の各軸アクチ
ュエータに出力し、ステップ120でロボット12を駆
動させて溶接ガン11を溶接打点位置から離す。ステッ
プ121では、どちらのアーム20、22を可動アーム
(開閉アーム)とするかを決定し、ステップ122で溶
接ガン11を被溶接物と干渉することなくできるだけ短
い移動距離で溶接打点位置から離れるための軌道を演算
し、ステップ123で演算の結果の指令値をロボット1
2の各軸アクチュエータに出力し、ステップ124でロ
ボット12を駆動させて溶接ガン11を溶接打点位置か
ら離すように移動させる。ついで、ステップ125に進
み、つぎの溶接打点の溶接のために、上記のステップを
繰り返す。
【0023】つぎに、上記共通構成部分の作用を説明す
る。溶接ガンのアクチュエータが、従来の溶接チップを
直線上で往復運動させるアクチュエータと異なり、溶接
チップ14を回転方向に往復運動させるロータリアクチ
ュエータからなるので、回転子側の溶接チップ14と固
定子側の溶接チップ14は相対的に同一円周上で回転方
向に開閉される。これによって、被溶接物の形状によっ
ては、被溶接物と干渉せずに開閉することができ、溶接
チップ14の動き量、溶接ガン11の形状、寸法への制
約が小さくなる。
【0024】図6(本発明)と図16(従来のX型溶接
ガン)、図17(従来のC型溶接ガン)との比較によ
り、回転子側の溶接チップ14と固定子側の溶接チップ
14の開時間隔X1 、および本体からの溶接チップ突出
し量X4 は、本発明実施例溶接ガンの方が大きくとれ、
自由度が大きい。また、本発明実施例の溶接ガン11
の、回転子側の溶接チップ14と固定子側の溶接チップ
14の開時間隔X1 は、最大間隔X2 (図6の中央の図
に示してある寸法で、溶接チップ移動円の直径に等し
い)までの範囲で可変であり、調整可能である。本発明
実施例の溶接ガン11の溶接チップ突出し量X4 はアー
ム20、22の強度、剛性が許す範囲において、アクチ
ュエータ13への負担を増すことなく、自由に大きくと
ることができる。このように、本発明実施例の溶接ガン
11はパラメータの自由度が高い。
【0025】たとえば、図13は本発明の溶接装置の溶
接ガン11が被溶接物50の奥まった位置にあるスポッ
ト溶接部の溶接を実行しているところを示している。固
定子16のアーム20および回転子17のアーム22を
それぞれアクチュエータ13の軸方向に長く伸長させる
ことにより、溶接ガン11が被溶接物50に干渉するこ
となく溶接が可能である。また、クランプの開閉におい
て、溶接チップ14はアクチュエータ軸芯11まわり回
転方向に駆動されるだけであるから、溶接部の上下方向
近傍に被溶接物の一部が張り出していても、固定子16
のアーム20および回転子17のアーム22は被溶接物
の張出部と干渉することはない。
【0026】それに対し、図14は従来のX型溶接ガン
を用いて被溶接物50の奥まった位置にある溶接部をス
ポット溶接する場合を示しているが、アーム3が被溶接
物と干渉して溶接チップ4、5を溶接部まで挿入するこ
とができない。また、図15は従来のC型溶接ガンを用
いて被溶接物50の奥まった位置にある溶接部をスポッ
ト溶接する場合を示しているが、溶接チップ8、9を溶
接部まで挿入することはできても、アクチュエータ10
で開閉しようとするとC型フレーム7が被溶接物の張出
部と干渉して開閉不能である。このように、従来型溶接
ガンと比べて、被溶接物の形状によっては、本発明実施
例の溶接ガン11の作動、形状の自由度が高まる。
【0027】また、被溶接物の形状が変わってもパラメ
ータX1 、X2 、X3 、X4 の寸法を適宜に選定するこ
とにより1つの溶接ガン11で種類、形状が異なる被溶
接物に対応することができるので、クランプツールの汎
用化が促進される。これによって、自動車メインボデー
の増打ラインで従来のX型溶接ガン、C型溶接ガンで対
応した場合、従来約12種類の溶接ガンを必要としたの
に対し、本発明実施例の溶接ガン11を用いた場合に
は、3〜4種類の溶接ガンで対応することができるよう
になる。これにより、溶接ガン11の予備品数の低減が
可能な上、工程毎に溶接ガン11の種類が制約されない
ため、ロボット故障時のバックアップ、生産変動に対応
することができ、かつ複数車種に対するフレキシビリテ
ィが確保される。
【0028】また、ロータリアクチュエータ13にDD
方式(ギア、減速機を用いないディレクトドライブ方
式)の電気サーボモータを使用することにより、異常発
生時のその位置での停止が可能であり、また溶接チップ
開閉駆動機構に減速機、ギアが必要でなくなる。異常発
生時のその位置での停止により、挟まれ防止上、安全性
が高まる。減速機、ギアが必要でなくなることにより、
摩耗、摩耗によるロストモーションがなくなり、ロスト
モーションによる制御系への外乱もなくなる。また、減
速機、ギアが不要な分、溶接ガン構造がシンプルにな
り、小型化され、被溶接物との干渉防止作用を助長す
る。また、外乱要素が少なくなることによって、チップ
補正、システムダイナミクスの診断が確実かつ容易にな
り、外力検出の信頼度も高くなる。これに対し、たとえ
ば、X型溶接ガンでは、エアシリンダアクチュエータの
場合2ポジション動作のため異常発生時での緊急停止が
困難である。また、C型溶接ガンでは、サーボモータの
回転を直進動に変えるボールスクリュウや、減速機が必
要であり、それらの部分の摩耗が制御の外乱となる他、
重量が大、大型化を伴なう。
【0029】また、固定子16が互いに反対方向に延び
る2つのアーム20を有し、回転子17が互いに反対方
向に延びる2つのアーム22を有する場合は、溶接ガン
11を1つの位置に移動させ、その位置で回転子17、
または回転子17と固定子16を、アクチュエータ軸芯
15まわりに回転・反回転させることにより、2つの溶
接打点の溶接を行うことができる。従来は1つの溶接打
点の溶接を行い、溶接ガンをつぎの溶接打点に移動させ
て再び溶接を行う方法しかとれないので、従来方法に比
べて、溶接に要する時間がほぼ1/2に短縮される。と
くに、コーナ部の両側に位置する溶接打点の場合は、従
来方法では、溶接ガンの移動のみならず姿勢の変化を伴
うので、つぎの溶接打点への溶接ガンの移動、姿勢制御
に大きなロボット移動を必要としていたが、本発明では
両溶接打点の中間位置に溶接ガンのセンターをもってき
てその位置で回転子17、または回転子17と固定子1
6を回転・反回転させるだけで容易に両溶接打点の溶接
を行うことができ、溶接に要する時間を大幅に短縮する
ことができる。また、同じ溶接チップをアームに2つ装
着させることにより、溶接チップ寿命が約2倍に延び
る。
【0030】また、ターミナル23が、クランプ時のみ
溶接電流を回転子側の溶接チップ14と固定子側の溶接
チップ14間に流し、それ以外の時には電流を遮断する
タイプのターミナルからなるので、溶接チップ14が被
溶接物をクランプして始めて溶接チップ14に溶接電流
が流れ、それ以外の時は溶接電流が流れないので、した
がって挟まれたような場合には溶接電流が流れないの
で、作業上の安全性が高い。
【0031】つぎに、本発明の各実施例に特有な構成、
作用について説明する。本発明の第1実施例は、図1〜
図5に示すようにアーム20、22を延設部19、21
から互いに反対方向に延ばす場合と、図6〜図9に示す
ようにアーム20、22を延設部19、21から一方向
にのみ延ばす場合とを、含む。そして、図1〜図5に示
すようにアーム20、22を延設部19、21から互い
に反対方向に延ばす場合には、固定子16側のアーム2
0の延設部19前端からの回転・反回転方向の長さは互
いに同じであり、2つのアーム20の先端に取り付けら
れた溶接チップ14の形状は互いに同じである。また、
回転子17側のアーム22の延設部21前端からの回転
・反回転方向の長さは互いに同じであり、2つのアーム
22の先端に取り付けられた溶接チップ14の形状は互
いに同じである。このように左右対称とすることによっ
て、溶接ガン11の汎用化が促進され、たとえアーム2
0、22、溶接チップ14が損傷、摩耗しても、他の溶
接ガン11のアーム、溶接チップを転用できる。
【0032】本発明の第2実施例は、図10、図11の
各々の半分に示すように、回転子17は互いに反対方向
に延びる2つのアーム22を有し、2つのアーム22は
長さが互いに異なっており、固定子16は2つのアーム
20を有し、2つのアーム20は長さが互いに異なって
いる。このようにアーム20、22を回転・反回転方向
で長さを変えることにより、1つの溶接ガンと1つの溶
接ガン位置で異なる種類の溶接部の溶接に対応すること
ができる。これにより、被溶接部材の形状によっては、
溶接部種類に対する必要な溶接ガンの種類の数を低減す
ることができる。
【0033】本発明の第3実施例は、図10、図11の
各々の他の半分に示すように、回転子17は互いに反対
方向に延びる2つのアーム22を有し、2つのアーム2
2の先端に取り付けた溶接チップ14は形状が互いに異
なっており、固定子16は2つのアーム20を有し、2
つのアーム20の先端に取り付けた溶接チップ14は長
さが形状が互いに異なっている。このようにアーム2
0、22に取り付けた溶接チップ14を回転・反回転方
向で形状を変えることにより、1つの溶接ガンと1つの
溶接ガン位置で異なる種類の溶接部の溶接に対応するこ
とができる。これにより、被溶接部材の形状によって
は、溶接部種類に対する必要な溶接ガンの種類の数を低
減することができる。また、アームの長さを変えること
と、溶接チップの形状を変えることとの両方を行っても
よく、図10、図11は両方を行った場合を示してい
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1、2の装置によれば、溶接ガン
がロータリアクチュエータを有するので、溶接チップを
回転方向に開閉できる。これによって、被溶接物の形状
によっては、被溶接物と干渉せずに溶接ガンを開閉する
ことができ、溶接チップの動き量、溶接ガンの形状、寸
法への制約を小さくすることができる。請求項3の装置
によれば、回転角度が調節可能のため、回転子と固定子
の両方を被溶接物に対して移動させる溶接ガンの開閉を
行うことができるとともに、回転子と固定子の何れか一
方のみを被溶接物に対して移動させる溶接ガンの開閉を
行わせることができ、被溶接物の形状に合わせて最適な
開閉パターンを選定することが可能になる。請求項4の
装置によれば、被溶接物をクランプして始めて溶接電流
が流れるので、作業上の安全性が高まる。請求項5の装
置によれば、回転子、固定子の各々に2つづつ溶接チッ
プが取り付けられているので、1つの溶接位置で複数の
溶接点が打てるようになり、溶接姿勢の自由度の向上、
溶接作業の効率アップ、作業時間の短縮をはかることも
できる。また、回転子、固定子の各々に溶接チップが1
つしか取り付けられていない場合に比べて溶接チップの
寿命が約2倍になる。請求項6、7の装置によれば、異
なるタイプの溶接に1つの溶接ガンで対応することが可
能になり、溶接作業の効率アップ、作業時間の短縮をは
かることもできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る溶接装置の、回転
子、固定子の各々が2つづつアームを有する場合の、断
面図である。
【図2】図1の装置の背面図である。
【図3】図1の装置の平面図である。
【図4】図1の装置の前面図である。
【図5】図1の装置がロボットに取り付けられた状態の
斜視図である。。
【図6】本発明の第1実施例に係る溶接装置の、回転
子、固定子の各々が1つづつアームを有する場合の、溶
接ガンの、全閉状態−回転角度中間状態−全開状態を、
その順に工程順に示した図である。
【図7】図6の装置でイコライズ機能をもたせた溶接ガ
ン開閉のアーム軌跡を示す溶接ガン前面図である。
【図8】図6の装置で一方のみのアームを開閉させる場
合の溶接ガン開閉のアーム軌跡を示す溶接ガン前面図で
ある。
【図9】図6の装置で2つのアームを両方とも開閉させ
る場合の溶接ガン開閉のアーム軌跡を示す溶接ガン前面
図である。
【図10】本発明の第2実施例と第3実施例の構造のア
ームを有する溶接ガン先端部の斜視図である。
【図11】図10の装置部分の正面図である。
【図12】本発明の第1実施例、第2実施例、第3実施
例の何れにも適用可能な装置の作動制御フローチャート
である。
【図13】本発明実施例の装置で被溶接物の溶接部の溶
接を行っている状態の側面図である。
【図14】従来のX型溶接ガンで被溶接物の溶接部の溶
接を行っている状態の側面図である。
【図15】従来のC型溶接ガンで被溶接物の溶接部の溶
接を行っている状態の側面図である。
【図16】従来のX型溶接ガンの概略側面図である。
【図17】従来のC型溶接ガンの概略側面図である。
【符号の説明】
11 溶接ガン 12 ロボット 13 アクチュエータ(たとえば、モータ) 14 溶接チップ 15 (アクチュエータの)軸芯 16 固定子 17 回転子 18 コイル 19 延設部 20 アーム 21 延設部 22 アーム 23 ターミナル 24 トランス 25、26 (溶接電流の)経路 27 コネクタ 28 ブラケット 50 被溶接物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接ガンを有し、 前記溶接ガンは軸芯を有するロータリタイプのアクチュ
    エータと溶接チップとを有し、 前記アクチュエータは、固定子と前記軸芯まわりに前記
    固定子に対し相対回転可能な回転子とを有し、 前記溶接チップは前記軸芯を中心とする同一円周上に配
    置された、前記固定子に支持された固定子側の溶接チッ
    プと前記回転子に支持された回転子側の溶接チップとを
    含んでいる、溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記溶接ガンを支持するロボットをさら
    に有し、該ロボットは前記固定子を前記軸芯まわりに回
    転可能に支持している請求項1記載の溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記固定子および前記回転子は各々前記
    軸芯まわりの回転角度が調整可能である請求項2記載の
    溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記溶接チップへの溶接電流の通電経路
    に前記回転子の固定子に対する相対回転によってオンオ
    フされるターミナルを設けた請求項1または2記載の溶
    接装置。
  5. 【請求項5】 前記回転子側の溶接チップが2つ設けら
    れており、前記回転子は2つのアームを有し、該回転子
    の2つのアームは互いに相反する方向に延びており、前
    記2つの回転子側の溶接チップは前記回転子の2つのア
    ームの各々の先端に1つづつ取り付けられており、 前記固定子側の溶接チップが2つ設けられており、前記
    固定子は2つのアームを有し、該固定子の2つのアーム
    は互いに相反する方向に延びており、前記2つの固定子
    側の溶接チップは前記固定子の2つのアームの各々の先
    端に1つづつ取り付けられている請求項1または2記載
    の溶接装置。
  6. 【請求項6】 前記回転子の2つのアームは長さが互い
    に異なっており、前記固定子の2つのアームは長さが互
    いに異なっている請求項5記載の溶接装置。
  7. 【請求項7】 前記2つの回転子側の溶接チップは形状
    が互いに異なっており、前記2つの固定子側の溶接チッ
    プは形状が互いに異なっている請求項5記載の溶接装
    置。
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