JPH1012817A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH1012817A
JPH1012817A JP16568996A JP16568996A JPH1012817A JP H1012817 A JPH1012817 A JP H1012817A JP 16568996 A JP16568996 A JP 16568996A JP 16568996 A JP16568996 A JP 16568996A JP H1012817 A JPH1012817 A JP H1012817A
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JP
Japan
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wiring
dummy
circuit
layer
semiconductor integrated
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Pending
Application number
JP16568996A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Nonaka
信昭 野中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡散工程終了後のFIBによる半導体集積回
路の接続変更を容易にすることを目的とする。 【解決手段】 第1に、ダミー配線34、35を最上位
層の配線で形成する。第2に、ダミー回路33の入出力
端子および修正の対象となり得るであろうNAND回路
31、32の入出力端子が3層目の配線で形成する。こ
れにより、半導体チップの面積を増大させることなくダ
ミー配線を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線接続を容易に
変更できる半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体装置の製造には長期間を必
要とするため、半導体装置にあらかじめ動作に影響を与
えないダミー回路を設けておきFIB(フッ素・イオン
・ビーム)を用いて配線の接続を変更することが行われ
ている。このFIBは、配線を切断・形成できるもので
あるが、長い配線を新たに設けることはできない。この
ため、長い配線を新たに設ける必要があるときは、ダミ
ー配線が必要となる。
【0003】以下、従来の半導体集積回路について説明
する。図5は、従来の半導体集積回路のマスクレイアウ
ト図であり、11、12はNAND回路、13はダミー
回路、14、15は1層目の配線で形成されたダミー配
線である。なお、ダミー回路13は反転回路の機能を持
つものである。そして、このマスクレイアウトに基づい
て半導体集積回路は製造される。
【0004】なお、20はトランジスタのゲートを形成
するポリシリコン、21はトランジスタのソース/ドレ
インを形成する酸化膜、22はトランジスタのゲート、
ソース/ドレインと1層目の配線を接続するコンタク
ト、23は最下位層に設けられた1層目の配線である。
【0005】図1は、図5に示すマスクレイアウト図に
対応する論理回路図であり、1、2はNAND回路、3
はダミー回路である。
【0006】いま、NAND回路1の出力の論理が反転
してNAND回路2に入力されていると仮定する。
【0007】この場合、図2に示すようにNAND回路
1とNAND回路2との間に反転回路であるダミー回路
3を挿入すれば論理の誤りを解消することができる。
【0008】そして、図6は図2の論理回路図に対応し
た拡散後の半導体集積回路の上面図であり、図5に示す
マスクレイアウト図に基づいて拡散された半導体チップ
をFIBを用いて修正したものである。
【0009】具体的には、NAND回路11とNAND
回路12との接続を断つとともに、FIBで形成した配
線16により、ダミー配線15を介してNAND回路1
1の出力端子をダミー回路13の入力端子に接続する。
また、FIBで形成した配線16により、ダミー回路1
3の出力端子をダミー配線14を介してNAND回路1
2の入力端子に接続する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体装置ではダミー配線を最下位層に設けていた
ため、チップ面積が増大してしまうという問題点があっ
た。
【0011】一般に、半導体装置を断面でみると、最下
部にトランジスタ、その上に第1の配線、さらに第2、
第3・・・第nの配線が形成されている。そして、トラ
ンジスタのゲート、ソース/ドレインと接続できるの
は、第1の配線のみである。
【0012】このため、配線の密度について考えたと
き、第1の配線の密度は他の配線と比べて高くなる。
【0013】従って、第1の配線を用いてダミー配線を
形成するには、第1の配線の密度を下げるため、チップ
面積を増大させなければならなかった。
【0014】本発明は上述従来の問題点を解決するもの
で、拡散終了後の配線の変更を容易にする半導体集積回
路を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に本発明は、配線密度の低い層に動作に影響を与えない
ダミー配線を設けたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、ダミー配線を最上位の
配線層に設けることにより、チップ面積の増大を招くこ
となく配線接続の変更を容易にするものである。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。今回は3層配線の製造プロセスを想
定して説明する。
【0018】図3は、本発明の実施の形態における半導
体集積回路のマスクレイアウト図であり、31、32は
NAND回路、33はダミー回路、34、35は3層目
の配線で形成されたダミー配線、36は3層目の配線で
形成された入出力端子である。なお、ダミー回路33は
反転回路の機能を持つものである。そして、このマスク
レイアウト図に基づいて半導体集積回路は製造される。
【0019】なお、図面では省略しているが、NAND
回路31、32、ダミー回路33の実質的なマスクレイ
アウトは図5に示す従来のものと同一である。
【0020】このマスクレイアウト図の第1の特徴は、
ダミー配線34、35が最上位層の配線であることであ
り、3層の配線を使用する製造プロセスであれば3層目
の配線で形成される。次に、第2の特徴はダミー回路3
3の入出力端子および修正の対象となり得るであろうN
AND回路31、32の入出力端子が3層目の配線で形
成されていることである。
【0021】そして、第1の特徴により、ダミー配線を
下位層の配線と立体的に形成することができるため、半
導体チップの面積を増大させることなくダミー配線を形
成することができる。また、第2の特徴により、最上部
の配線のみの加工で接続を変更することができる。
【0022】図1は、図3に示すマスクレイアウト図に
対応する論理回路図であり、従来と同様に、NAND回
路1の出力の論理が反転してNAND回路2に入力され
ていると仮定する。
【0023】この場合、図2に示すようにNAND回路
1とNAND回路2との間に反転回路であるダミー回路
3を挿入すれば論理の誤りを解消することができる。
【0024】図4は、図2の論理回路図に対応した拡散
後の半導体集積回路の上面図であり、図3に示すマスク
レイアウト図に基づいて拡散された半導体チップをFI
Bを用いて修正したものである。
【0025】具体的には、NAND回路31とNAND
回路32との接続を断つとともに、FIBで形成した配
線37により、NAND回路31の出力端子36をダミ
ー配線35を介して、ダミー回路33の入力端子に接続
する。このとき、NAND回路31の出力端子36が3
層目の配線で形成されているため、FIBで容易に接続
を変更することができる。逆に、NAND回路31の出
力端子36を1層目の配線で形成したのでは、ダミー配
線が3層目の配線で形成されているにも関わらず、FI
Bで1層目の配線まで掘り起こさなければならない。特
に、多層配線化に伴い2層目に平坦化のためのダミー配
線を形成する場合は1層目の配線が見えないため、その
効果は大きいものである。また、NAND回路31の出
力端子36が3層目の配線で形成されているため、信号
を容易に観測することも可能になる。
【0026】そして、ダミー回路33の出力端子36を
ダミー配線34を介してNAND回路32に接続する。
【0027】なお、本実施の形態では、3層の製造プロ
セスを想定して説明したがこれに限られるものではな
い。
【0028】また、ダミー回路として反転回路を用いた
がこれに限られるものではなく、NAND回路等でも良
い。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半導体チ
ップの面積を増大させることなく、ダミー配線を形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】FIB修正前の論理回路図
【図2】FIB修正後の論理回路図
【図3】本発明のマスクレイアウト図
【図4】本発明のFIB修正後の上面図
【図5】従来のマスクレイアウト図
【図6】従来のFIB修正後の上面図
【符号の説明】
1、2、31、32 NAND回路 3、33 ダミー回路 34、35 ダミー配線 36 3層目の配線で形成した入出力端子 37 FIBで形成した配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線密度の低い層に動作に影響を与えな
    いダミー配線を設けたことを特徴とする半導体集積回
    路。
  2. 【請求項2】 最上層の配線層に設けられた動作に影響
    を与えないダミー配線と、動作に影響を与えないダミー
    回路とを有し、 前記ダミー回路の入出力端子は、最上層の配線で形成さ
    れていることを特徴とする半導体集積回路。
JP16568996A 1996-06-26 1996-06-26 半導体集積回路 Pending JPH1012817A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16568996A JPH1012817A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 半導体集積回路

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JP16568996A JPH1012817A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 半導体集積回路

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JPH1012817A true JPH1012817A (ja) 1998-01-16

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ID=15817179

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JP16568996A Pending JPH1012817A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 半導体集積回路

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