JPH10128035A - 除湿素子および除湿装置 - Google Patents

除湿素子および除湿装置

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JPH10128035A
JPH10128035A JP8287866A JP28786696A JPH10128035A JP H10128035 A JPH10128035 A JP H10128035A JP 8287866 A JP8287866 A JP 8287866A JP 28786696 A JP28786696 A JP 28786696A JP H10128035 A JPH10128035 A JP H10128035A
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健司 加藤
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秀直 平沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内空気を除湿する除湿素子および除湿装置
において、室内汚染物質によって除湿部材が汚染され、
除湿性能が劣化するのを防ぐことを目的としている。 【解決手段】 除湿部材に光触媒を担持し、この除湿部
材に付着する室内汚染物質を、励起された光触媒によっ
て分解する除湿素子および除湿装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内空気を除湿す
る除湿素子および除湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の除湿装置としては冷凍サ
イクルを利用して、空気中の水分を凝縮除去するもの
や、水分を吸着する除湿ロータを利用した特開平5−2
00231号公報に記載されたものが知られている。
【0003】以下、その除湿ロータを利用した除湿装置
について図29を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、回転する除湿ロータ20
1を備え、この除湿ロータ201は、回転に伴い除湿ゾ
ーン202、再生ゾーン203、冷却ゾーン204を通
過1回転する。また室内空気205を除湿ゾーン202
に送風する除湿ファン206と、冷却空気207を冷却
ゾーン204に送風する冷却ファン208と、冷却ゾー
ン204を通過した冷却空気207を加熱するヒータ2
09を備えることにより、除湿ロータ201の回転の間
に、室内空気205を除湿ファン206で除湿ゾーン2
02に通過させて水分を除湿ロータ201で吸着除去し
て除湿後空気211としている。また、再生ゾーン20
3において、ヒータ209を通過させた加熱後の再生空
気210を通過させて、除湿ロータ201に吸着した水
分を脱着し、さらに冷却ゾーン204において、冷却空
気207で除湿ロータ201を冷却し水分を再吸着でき
るよう再生し、連続して室内空気205を除湿してい
る。また、この冷却ゾーン204通過後の冷却空気20
7を冷却ファン208でヒータ209に送風し、再生空
気210としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の除湿
装置では、長時間の運転を行ったとき、フィルタ等で除
去できないタバコのヤニ等の微量な室内汚染物質が除湿
ロータに付着し、除湿性能が劣化するという課題があ
り、室内汚染物質で除湿性能を劣化させないことが要求
されている。
【0006】また、連続して室内空気を除湿するため
に、水分を吸着できる部分が除湿ロータの一部分の除湿
ゾーンに限定されるため、除湿ロータが大きくなり結果
として除湿装置が大きくなるという課題があり、除湿装
置を小型化することが要求されている。
【0007】また、除湿ロータを再生させるため再生ヒ
ータが必要でランニングエネルギが大きいという課題が
あり、エネルギ入力が小さい省エネルギ装置が要求され
ている。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、除湿部材を常に清浄に保ち、室内汚染物
質による除湿性能の劣化を防ぐことができ、また、水分
を分解して高い除湿性能を得ることができ、また、除湿
素子の小型化と共に除湿装置を小型化することができ、
また再生ヒータの必要がなくランニングエネルギの小さ
い省エネルギ運転をすることができ、また間欠運転によ
りランニングエネルギの小さい省エネルギ運転と装置の
長寿命化を図ることができ、また起電力を利用してラン
ニングエネルギの小さい省エネルギ運転をすることので
きる除湿素子及び除湿装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の除湿素子は上記
目的を達成するために、除湿部材に光触媒を担持し、こ
の除湿部材に付着する室内汚染物質を、励起された光触
媒により分解する除湿素子としたものである。
【0010】本発明によれば、除湿部材を常に清浄に保
ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を防ぐことがで
き、水分を分解して高い除湿性能を得ることができる除
湿素子が得られる。
【0011】また他の手段は、内周面から外周面まで微
細な孔が連続する多孔体からなる筒状除湿部材に光触媒
を担持し、室内空気中の水分を筒状除湿部材で吸着し
て、一部の水分を励起された光触媒により酸素と水素に
分解し、また一部の水分を筒状除湿部材の孔を通じて排
除することにより除湿する除湿素子としたものである。
【0012】そして本発明によれば、水分を分解して高
い除湿性能を得ることができ、除湿部材を常に清浄に保
ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を防ぐことがで
きる除湿素子が得られる。
【0013】また他の手段は、筒状除湿部材の内周面に
光触媒を担持し、この光触媒を励起する励起手段を前記
筒状除湿部材の中空部に設け、室内空気中の水分を筒状
除湿部材で吸着して、筒状除湿部材の内周面に担持され
た励起状態の光触媒により一部の水分を酸素と水素に分
解し、また一部の水分を筒状除湿部材の孔を通じて排除
することにより除湿する除湿素子としたものである。
【0014】そして本発明によれば、水分を分解して高
い除湿性能を得ることができ、除湿部材を常に清浄に保
ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を防ぐことがで
きる除湿素子が得られる。
【0015】また他の手段は、筒状除湿部材の外周面に
光触媒を担持し、前記筒状除湿部材の外周面側に前記光
触媒を励起する励起手段を設け、室内空気中の水分を筒
状除湿部材で吸着して、筒状除湿部材の外周面に担持さ
れた励起状態の光触媒により一部の水分を酸素と水素に
分解し、また一部の水分を筒状除湿部材の孔を通じて排
除することにより除湿する除湿素子としたものである。
【0016】そして本発明によれば、水分を分解して高
い除湿性能を得ることができ、除湿部材を常に清浄に保
ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を防ぐことがで
きる除湿素子が得られる。
【0017】また他の手段は、内周面から外周面までハ
ニカム孔が連通しているハニカム状とした筒状除湿部材
に光触媒を担持し、この筒状除湿部材の中空部に光触媒
を励起する励起手段を設け、室内空気中の水分を筒状除
湿部材で吸着し、この水分を励起された光触媒によって
酸素と水素に分解することにより除湿する除湿素子とし
たものである。
【0018】そして本発明によれば、水分を分解して高
い除湿性能を得ることができ、除湿部材を常に清浄に保
ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を防ぐことがで
きる除湿素子が得られる。
【0019】また他の手段は、筒状除湿部材の内周面
に、多孔材からなる突起部分を中心方向に、ヒダ状に突
起させ、この突起部分を円周方向に配列させ、この突起
部分に光触媒を担持し、この光触媒を励起する励起手段
を前記筒状除湿部材の中空部に設け、光触媒の担持面積
を増加させ、室内空気中の水分を励起された光触媒によ
り、酸素と水素に分解することによって除湿する除湿素
子としたものである。
【0020】そして本発明によれば、水分を分解して高
い除湿性能を得ることができ、除湿部材を常に清浄に保
ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を防ぐことがで
き、また、除湿素子の小型化とともに、除湿装置を小型
化することのできる除湿素子が得られる。
【0021】また他の手段は、筒状除湿部材の外周面
に、多孔材からなる突起部分を外向きに、ヒダ状に突起
させ、この突起部分を円周方向に配列させ、この突起部
分に光触媒を担持し、この光触媒を励起する励起手段を
前記筒状除湿部材の中空部に設け、光触媒の担持面積を
増加させ、室内空気中の水分を励起された光触媒によ
り、酸素と水素に分解することによって除湿する除湿素
子としたものである。
【0022】そして本発明によれば、水分を分解して高
い除湿性能を得ることができ、除湿部材を常に清浄に保
ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を防ぐことがで
き、また、除湿素子の小型化とともに、除湿装置を小型
化することのできる除湿素子が得られる。
【0023】また他の手段は、筒状除湿部材の内部に複
数個の中空部を、軸方向に並行して貫通させ、前記筒状
除湿部の内周面または外周面に光触媒を担持し、室内空
気中の水分を励起された光触媒により、酸素と水素に分
解することによって除湿する除湿素子としたものであ
る。
【0024】そして本発明によれば、室内空気中の水分
を分解して高い除湿性能を得ることができ、除湿部材を
常に清浄に保ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を
防ぐことができ、また、除湿素子の小型化とともに、除
湿装置を小型化することのできる除湿素子が得られる。
【0025】また他の手段は、筒状除湿部材の多孔体を
内層と外層に2層化し、この内層と外層の間に透湿性フ
ィルムを挟み、前記内層に吸着した水分が前記外層の外
面に移行することを助長することのできる除湿素子とし
たものである。
【0026】そして本発明によれば、室内空気中の水分
を分解して高い除湿性能を得ることができ、除湿部材を
常に清浄に保ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を
防ぐことができ、また、除湿素子の小型化とともに、除
湿装置を小型化することのできる除湿素子が得られる。
【0027】また他の手段は、筒状除湿部材の外周面
に、酸化触媒を塗布した陽子交換膜を設け、筒状除湿部
材に吸着した水分を励起された光触媒により酸素と水素
に分解し、その水素は筒状除湿部材の外周面に移行し、
酸化触媒を塗布した陽子交換膜で水素イオン化され、換
気空気中の酸素と反応して水分を生成し、また、その反
応熱で蒸発を促進し、室内空気を除湿できる除湿素子と
したものである。
【0028】そして本発明によれば、除湿素子の小型化
とともに除湿装置を小型化することができ、また、再生
ヒータの必要がなく、ランニングエネルギの小さい省エ
ネルギ運転をすることのできる除湿素子が得られる。
【0029】また他の手段は、筒状除湿部材の外周面に
酸化触媒を塗布した網目状陽子交換膜を設け、筒状除湿
部材に吸着した水分を励起された光触媒により酸素と水
素に分解し、その酸素と水素は筒状除湿部材の外周面に
移行し、水素は酸化触媒を塗布した網目状陽子交換膜で
水素イオン化され、網目状陽子交換膜をすり抜けた酸素
と反応して水分を生成し、また、その反応熱で水分の蒸
発を促進し、室内空気を除湿できる除湿素子としたもの
である。
【0030】そして本発明によれば、除湿素子の小型化
とともに除湿装置を小型化することができ、再生ヒータ
の必要がなく、ランニングエネルギの小さい省エネルギ
運転をすることのできる除湿素子が得られる。
【0031】また他の手段は、筒状除湿部材の外周面
に、多孔性アノード電極膜と、酸化触媒を塗布した陽子
交換膜と、多孔性カソード電極膜を順次設け、筒状除湿
部材に吸着した水分を励起された光触媒により酸素と水
素に分解し、その水素は筒状除湿部材の外周面に移行
し、酸化触媒を塗布した陽子交換膜で水素イオン化さ
れ、換気空気中の酸素と反応して水分を生成し、その時
の起電力を送風機や励起手段の入力に利用できる除湿素
子としたものである。
【0032】そして本発明によれば、起電力を利用して
ランニングエネルギの小さい省エネルギ運転をすること
のできる除湿素子が得られる。
【0033】また他の手段は、筒状除湿部材の外周面
に、多孔性アノード電極膜と、酸化触媒を塗布した陽子
交換膜と、多孔性カソード電極膜を順次設けたものを1
ブロックとし、軸方向に平行して複数ブロック配列し、
各ブロック間を絶縁部で絶縁し、さらに各ブロック間の
前記多孔性アノード電極膜と前記多孔性カソード電極膜
を導電部で直列に結線し、水素は、酸化触媒を塗布した
陽子交換膜で水素イオン化され、換気空気中の酸素と反
応して水分を生成し、その時1ブロックで約1Vの起電
力を発生し、各ブロック間を直列に結線して送風機や励
起手段に利用し易い電力を得ることができる除湿素子と
したものである。
【0034】そして本発明によれば、起電力を利用して
ランニングエネルギの小さい省エネルギ運転をすること
のできる除湿素子が得られる。
【0035】また他の手段は、筒状除湿部材に光触媒を
担持し、軸方向に並列して複数個設け、1個あたりの筒
状除湿部材を小型化し、除湿素子全体の体積を縮小しな
がら光触媒の担持面積を増加でき、室内空気中の水分を
励起された光触媒により、酸素と水素に分解することに
よって除湿する除湿素子としたものである。
【0036】そして本発明によれば、水分を分解して高
い除湿性能を得ることができ、除湿部材を常に清浄に保
ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を防ぐことがで
き、また、除湿素子の小型化と共に、除湿装置を小型化
することのできる除湿素子が得られる。
【0037】また他の手段は、導入口と給気口を備えた
本体の内部に、室内空気を循環するファンとモータを有
する循環送風機と、光触媒を担持した除湿素子と、この
除湿素子の導入口側に光触媒を励起する励起手段と、フ
ィルタを順次設け、循環送風機により導入口から導入し
た室内空気を除湿素子に通過させ、給気口に導き室内に
給気するが、室内空気を除湿素子に通過させる時、室内
空気中の水分を光触媒により、酸素と水素に分解するこ
とによって除湿する除湿装置としたものである。
【0038】そして本発明によれば、再生ヒータの必要
がなくランニングエネルギが小さい省エネルギ運転をす
ることのできる除湿装置が得られる。
【0039】また他の手段は、導入口と給気口を備えた
本体の内部に、室内空気を循環するファンとモータを有
する循環送風機と、光触媒を担持した筒状除湿部材の中
空部に光触媒を励起する励起手段と、前記筒状除湿部材
の導入口側にフィルタを設け、本体に吸気口と排気口を
設け、循環送風機により導入口から導入した室内空気を
筒状除湿部材に通過させ、給気口に導き室内に給気する
が、室内空気を筒状除湿部材に通過させる時、室内空気
中の水分の一部を光触媒により水素と酸素に分解し、残
りの水分と共に筒状除湿部材の外周面へ移行し、換気送
風機による換気空気によって取り除かれ、室内空気を除
湿する除湿装置としたものである。
【0040】そして本発明によれば、再生ヒータの必要
がなくランニングエネルギが小さい省エネルギ運転をす
ることのできる除湿装置が得られる。
【0041】また他の手段は、導入口と給気口を備えた
本体の内部に、室内空気を循環するファンとモータを有
する循環送風機と、光触媒を担持した筒状除湿部材と、
前記光触媒を励起する励起手段と、前記除湿部材の導入
口側にフィルタと水分及び水蒸気を排出する排出口を設
け、循環送風機により導入口から導入した室内空気を筒
状除湿部材に通過させ、給気口に導き室内に吸気する
が、室内空気を筒状除湿部材に通過させる時、室内空気
中の水分の一部を光触媒により水素と酸素に分解し、残
りの水分と共に筒状除湿部材の外周面へ移行して、筒状
除湿部材の外周面に設けた陽子交換膜の反応熱により筒
状除湿部材から水分を脱着蒸発し、排出口より排出して
室内空気を除湿する除湿装置としたものである。
【0042】そして本発明によれば、再生ヒータの必要
がなくランニングエネルギが小さい省エネルギ運転をす
ることのできる除湿装置が得られる。
【0043】また他の手段は、導入口と給気口を備えた
本体の内部に、室内空気を循環するファンとモータを有
する循環送風機と、光触媒を担持した筒状除湿部材と、
前記光触媒を励起する励起手段と、前記筒状除湿部材の
導入口側にフィルタと蒸気を凝縮する凝縮部と、この凝
縮部の下方に貯水部を設け、筒状除湿部材に吸着した水
分を筒状除湿部材の外周面へ移行するが、このとき、凝
縮部で蒸気が冷却凝縮されるために、筒状除湿部材の外
周面は湿度が低く、筒状除湿部材の外周面に移行した水
分が蒸発し、さらに、この蒸気が凝縮部で冷却凝縮され
貯水部に落下して貯水し、室内空気を除湿する除湿装置
としたものである。
【0044】そして本発明によれば、除湿部の小型化と
ともに除湿装置を小型化することができる除湿装置が得
られる。
【0045】また他の手段は、給気口に湿度検知素子
と、この湿度検知素子の入力を検知する湿度検知手段
と、前記湿度検知素子と前記湿度検知手段により励起手
段を駆動させる駆動回路を設け、給気口で室内に給気さ
れる室内空気の湿度測定を行い、設定以下に除湿されて
いたなら励起手段を停止し、設定以上なら励起手段を駆
動させる除湿装置としたものである。
【0046】そして本発明によれば、間欠運転によりラ
ンニングエネルギが小さい省エネルギ運転をすることの
できる除湿装置が得られる。
【0047】また他の手段は、一定時間で接点が開閉す
る設定時間計測手段を設け、この設定時間計測手段によ
り、光触媒を励起させる励起手段を駆動させる駆動回路
を設け、励起手段を間欠運転する除湿装置としたもので
ある。
【0048】そして本発明によれば、間欠運転によりラ
ンニングエネルギの小さい省エネルギ運転をすることの
できる除湿装置が得られる。
【0049】また他の手段は、ヒータを設け、筒状除湿
部の外面に移行した水分の蒸発除去することを助長し、
室内空気を除湿できる除湿装置としたものである。
【0050】そして本発明によれば、筒状除湿部の小型
化とともに除湿装置を小型化することができる除湿装置
が得られる。
【0051】また他の手段は、湿度検知素子と湿度検知
手段によりヒータを駆動させる駆動回路を設け、給気口
で室内に給気される室内空気の湿度測定を行い、設定以
下に除湿されていたならヒータを停止し、設定以上なら
ヒータを駆動する除湿装置としたものである。
【0052】そして本発明によれば、間欠運転によりラ
ンニングエネルギの小さい省エネルギ運転をすることの
できる除湿装置が得られる。
【0053】
【発明の実施の形態】本発明は、除湿部材の表面に光触
媒を担持して、除湿できる除湿素子としたものであり、
その光触媒の酸化分解作用により除湿部材の表面が常に
浄化され、高い親水性状態が形成されるという作用を有
する。
【0054】また、内周面から外周面まで微細な孔が連
続する多孔体からなる筒状除湿部材に光触媒を担持し、
室内空気中の水分を筒状除湿部材で吸着して、一部の水
分を励起された光触媒により酸素と水素に分解し、また
一部の水分を筒状除湿部材の孔を通じて排除するという
作用を有する。
【0055】また、筒状除湿部材の内周面に光触媒を担
持し、この光触媒を励起する励起手段を前記筒状除湿部
材の中空部に設け、室内空気中の水分を筒状除湿部材で
吸着して、一部の水分を励起された光触媒により酸素と
水素に分解し、また一部の水分を筒状除湿部材の孔を通
じて排除するという作用を有する。
【0056】また、筒状除湿部材の外周面に光触媒を担
持し、前記筒状除湿部材の外周面側に前記光触媒を励起
する励起手段を設けた、室内空気中の水分を筒状除湿素
子で吸着して、一部の水分を励起された光触媒により酸
素と水素に分解し、また一部の水分を筒状除湿部材の孔
を通じて排除するという作用を有する。
【0057】また、内周面から外周面までハニカム孔が
連通しているハニカム状とした筒状除湿部材に光触媒を
担持し、この筒状除湿部材の中空部に光触媒を励起する
励起手段を設けた、室内空気中の水分を筒状除湿部材で
吸着して、この水分を励起された光触媒により、酸素と
水素に分解することによって除湿するという作用を有す
る。
【0058】また、筒状除湿部材の内周面に、多孔材か
らなる突起部分を中心方向に、ヒダ状に突起させ、この
突起部分を円周方向に配列させ、この突起部分に光触媒
を担持し、この光触媒を励起する励起手段を前記筒状除
湿部材の中空部に設け、除湿できる除湿素子としたもの
であり、光触媒の担持面積が増加するとともに、室内空
気中の水分を励起された光触媒により、酸素と水素に分
解することによって除湿するという作用を有する。
【0059】また、筒状除湿部材の外周面に、多孔材か
らなる突起部分を外向きに、ヒダ状に突起させ、この突
起部分を円周方向に配列させ、この突起部分に光触媒を
担持し、この光触媒を励起する励起手段を前記筒状除湿
部材の中空部に設け、除湿できる除湿素子としたもので
あり、光触媒の担持面積が増加するとともに、室内空気
中の水分を励起された光触媒により、酸素と水素に分解
することによって除湿するという作用を有する。
【0060】また、筒状除湿部材の内部に複数個の中空
部を、軸方向に並行して貫通させ、前記筒状除湿部の内
周面または外周面に光触媒を担持した除湿素子としたも
のであり、室内空気中の水分を励起された光触媒によ
り、酸素と水素に分解することによって除湿するという
作用を有する。
【0061】また、筒状除湿部材の多孔体を内層と外層
に2層化し、この内層と外層の間に透湿性フィルムを挟
み、筒状除湿部材の内層に吸着した水分を筒状除湿部材
の外層の外面に移行することを助長するという作用を有
する。
【0062】また、筒状除湿部材の外周面に、酸化触媒
を塗布した陽子交換膜を設け、筒状除湿部材に吸着した
水分を励起された光触媒により酸素と水素に分解し、そ
の水素は筒状除湿部材の外周面に移行し、酸化触媒を塗
布した陽子交換膜で水素イオン化され、換気空気中の酸
素と反応して水分を生成し、また、その反応熱で蒸発を
促進し、室内空気を除湿するという作用を有する。
【0063】また、筒状除湿部材の外周面に酸化触媒を
塗布した網目状陽子交換膜を設け、筒状除湿部材に吸着
した水分を励起された光触媒により酸素と水素に分解
し、その酸素と水素は筒状除湿部材の外周面に移行し、
水素は酸化触媒を塗布した網目状陽子交換膜で水素イオ
ン化され、網目状陽子交換膜をすり抜けた酸素と反応し
て水分を生成し、また、その反応熱で蒸発を促進された
水分を排除するという作用を有する。
【0064】また、筒状除湿部材の外周面に、多孔性ア
ノード電極膜と、酸化触媒を塗布した陽子交換膜と、多
孔性カソード電極膜を順次設け、筒状除湿部材に吸着し
た水分を励起された光触媒により酸素と水素に分解し、
その水素は筒状除湿部材の外周面に移行し、酸化触媒を
塗布した陽子交換膜で水素イオン化され、換気空気中の
酸素と反応して水分を生成し、その時の起電力を送風機
や励起手段の入力に利用できる。
【0065】また、筒状除湿部材の外周面に、多孔性ア
ノード電極膜と、酸化触媒を塗布した陽子交換膜と、多
孔性カソード電極膜を順次設けたものを1ブロックと
し、軸方向に平行して複数ブロック配列し、各ブロック
間を絶縁部で絶縁し、さらに各ブロック間の前記多孔性
アノード電極膜と前記多孔性カソード電極膜を導電部で
直列に結線し、水素は、酸化触媒を塗布した陽子交換膜
で水素イオン化され、換気空気中の酸素と反応して水分
を生成し、その時1ブロックで約1Vの起電力を発生
し、各ブロック間を直列に結線して送風機や励起手段に
利用し易い電力を得ることができる。
【0066】また、筒状除湿部材に光触媒を担持し、軸
方向に並列して複数個設け、1個あたりの除湿部材を小
型化し、除湿素子全体の体積を縮小しながら光触媒の担
持面積を増加することができ、室内空気中の水分を励起
された光触媒により、酸素と水素に分解することによっ
て除湿するという作用を有する。
【0067】また、導入口と給気口を備えた本体の内部
に、室内空気を循環するファンとモータを有する循環送
風機と、光触媒を担持した除湿素子と、この除湿素子の
導入口側に光触媒を励起する励起手段と、フィルタを順
次設け、循環送風機により導入口から導入した室内空気
を除湿素子に通過させ、給気口に導き室内に給気する
が、室内空気を除湿素子に通過させる時、室内空気中の
水分を励起された光触媒により、酸素と水素に分解する
ことによって除湿するという作用を有する。
【0068】また、導入口と給気口を備えた本体の内部
に、室内空気を循環するファンとモータを有する循環送
風機と、光触媒を担持した筒状除湿部材の中空部に光触
媒を励起する励起手段と、前記筒状除湿部材の導入口側
にフィルタを設け、本体に吸気口と排気口を設け、循環
送風機により導入口から導入した室内空気を筒状除湿部
材に通過させ、給気口に導き室内に給気するが、室内空
気を筒状除湿部材に通過させる時、室内空気中の水分の
一部を励起された光触媒により水素と酸素に分解し、残
りの水分と共に筒状除湿部材の外周面へ移行し、換気送
風機による換気空気によって取り除く作用を有する。
【0069】また、排出口と、導入口と給気口を備え、
室内空気を循環させるファンとモータを有する循環送風
機と、光触媒を担持した筒状除湿部材と、この筒状除湿
部材の導入口側にフィルタを設け、循環送風機により導
入口から導入した室内空気を筒状除湿部材に通過させ、
給気口に導き室内に吸気するが、室内空気を筒状除湿部
材に通過させる時、室内空気中の水分を励起された光触
媒により水素と酸素に分解し、室内空気を除湿するとい
う作用を有する。
【0070】また、導入口と給気口を備えた本体の内部
に、室内空気を循環するファンとモータを有する循環送
風機と、光触媒を担持した筒状除湿部材と、前記光触媒
を励起する励起手段と、前記筒状除湿部材の導入口側に
フィルタと蒸気を凝縮する凝縮部と、この凝縮部の下方
に貯水部を設け、筒状除湿部材に吸着した水分を励起さ
れた光触媒により酸素と水素に分解し、その酸素と水素
は筒状除湿部材の外周面に移行し、凝縮部で冷却凝縮
し、貯水部で貯水し室内空気を除湿するという作用を有
する。
【0071】また、本体内の給気口に湿度検知素子と、
この湿度検知素子の入力を検知する湿度検知手段を本体
外に設け、前記湿度検知素子と前記湿度検知手段によ
り、光触媒を励起する励起手段を駆動させる駆動回路を
設け、給気口で室内に給気される室内空気の湿度測定を
行い、設定以下に除湿されていたなら励起手段を停止
し、設定以上なら励起手段を間欠運転する作用を有す
る。
【0072】また、一定時間で接点が開閉する設定時間
計測手段を設け、この設定時間計測手段により励起手段
を駆動させる駆動回路を設け、励起手段を間欠運転する
という作用を有する。
【0073】また、ヒータを設け、筒状除湿部の外周面
に移行した水分の蒸発除去することを助長する作用を有
する。
【0074】また、湿度検知素子と湿度検知手段により
ヒータを駆動させる駆動回路を設け、給気口で室内に給
気される室内空気の湿度測定を行い、設定以下に除湿さ
れていたならヒータを停止し、設定以上ならヒータを駆
動させ、ヒータを間欠運転するという作用を有する。
【0075】
【実施例】
(実施例1)図1に示すように、活性炭不織布からなる
ロータ状の除湿部材1の表面に光触媒2を担持して除湿
素子3とし、室内空気4を除湿部材1に通過させてい
る。
【0076】上記構成により、室内空気4を除湿部材1
に通過させる時、この室内空気4の水分を除湿部材1に
吸着させるが、除湿部材1の表面に担持した光触媒2の
酸化分解作用により除湿部材1の表面が常に浄化され、
高い親水性状態が形成され、除湿部材1を常に清浄に保
ち室内汚染物質で除湿性能を劣化させない除湿素子3が
得られる。
【0077】なお、実施例では、除湿部材を活性炭不織
布からなるとしたが、シリカゲル、ゼオライト、アルミ
ナ等、吸水性のあるどんな吸着体を使用してもよく、そ
の作用効果に差異を生じない。
【0078】また、除湿部材の形状をロータ状とした
が、直方体でもよい。また、除湿部材の内部形状を不織
布としたが、焼結状、スポンジ状でもよい。
【0079】また、励起手段を記載していないが、紫外
線等の励起手段を用いても、さらに除湿装置外部からの
入射光を用いてもよい。
【0080】(実施例2)図2は、内周面5から外周面
6まで微細な孔7が連続する多孔体からなる筒状除湿部
材に、光触媒2を担持した除湿素子3を示している。
【0081】上記構成より、室内空気4中の水分を筒状
除湿部材8で吸着して、一部の水分を励起された光触媒
2により酸素と水素に分解し、また一部の水分を筒状除
湿部材8の孔7を通じて排除することにより水分を分解
して高い除湿性能を得ることができ、筒状除湿部材8を
常に清浄に保ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を
防ぐことのできる除湿素子3が得られる。
【0082】なお、実施例では、励起手段を特定してい
ないが、励起手段は波長が320〜400nmの紫外線
を照射する紫外線灯や、蛍光灯、太陽光、および、これ
らの乱反射光、除湿装置外部からの入射光を使用しても
よく、光触媒を励起する手段であればよい。
【0083】(実施例3)図3は、筒状除湿部材8の内
周面5に光触媒2を担持し、この光触媒2を励起する励
起手段9を筒状除湿部材8の中空部10に設けた除湿素
子3を示している。
【0084】上記構成により、室内空気4中の水分を筒
状除湿部材8で吸着して、一部の水分を励起された光触
媒2により酸素と水素に分解し、また一部の水分を筒状
除湿部材8の孔7を通じて筒状除湿部材8の外周面6へ
排除して高い除湿性能を得ることができ、筒状除湿部材
8を常に清浄に保ち、室内汚染物質による除湿性能の劣
化を防ぐことができる除湿素子3が得られる。
【0085】(実施例4)図4は、筒状除湿部材8の外
周面6に光触媒2を担持し、前記筒状除湿部材8の外周
面6側に前記光触媒2を励起する励起手段9を設けた除
湿素子3を示している。
【0086】上記構成により、室内空気4中の水分を筒
状除湿部材8で吸着して、一部の水分を励起された光触
媒2により酸素と水素に分解し、また一部の水分を筒状
除湿部材8の孔7を通じて筒状除湿部材8の内周面5へ
排除して高い除湿性能を得ることができ、筒状除湿部材
8を常に清浄に保ち、室内汚染物質による除湿性能の劣
化を防ぐことができる除湿素子3が得られる。
【0087】(実施例5)図5は、内周面5から外周面
6までハニカム孔11が連通しているハニカム状とした
筒状除湿部材8に、光触媒2を担持し、前記筒状除湿部
材8の中空部10に光触媒2を励起する励起手段9を設
けた除湿素子3を示している。
【0088】上記構成により、室内空気4中の水分を筒
状除湿部材8で吸着し、この水分を励起された光触媒2
により酸素と水素に分解して、高い除湿性能を得ること
ができ、筒状除湿部材8を常に清浄に保ち、室内汚染物
質による除湿性能の劣化を防ぐことができる除湿素子3
が得られる。
【0089】(実施例6)図6は、筒状除湿部材8の内
周面5に、多孔材からなる突起部分12を、中心方向
に、ヒダ状に突起させ、この突起部分12を円周方向に
配列させ、この突起部分12に光触媒2を担持し、この
光触媒2を励起する励起手段9を前記筒状除湿部材8の
中空部10に設けた除湿素子3を示している。
【0090】上記構成により、光触媒2の担持面積を増
加させ、室内空気4中の水分を励起された光触媒2によ
り酸素と水素に分解して、高い除湿性能を得ることがで
き、筒状除湿部材8を常に清浄に保ち、室内汚染物質に
よる除湿性能の劣化を防ぐことができる除湿素子3が得
られる。
【0091】(実施例7)図7は、筒状除湿部材8の外
周面6に、多孔材からなる突起部分12を外向きに、ヒ
ダ状に突起させて、この突起部分12を円周方向に配列
させ、この突起部分12に光触媒2を担持した除湿素子
3を示している。
【0092】上記構成により、光触媒2の担持面積を増
加させ、室内空気4中の水分を励起された光触媒2によ
り酸素と水素に分解して、高い除湿性能を得ることがで
き、筒状除湿部材8を常に清浄に保ち、室内汚染物質に
よる除湿性能の劣化を防ぐことができる除湿素子3が得
られる。
【0093】(実施例8)図8は、複数個の中空部10
を、筒状除湿部材8の軸方向に並行して貫通させ、前記
筒状除湿部材8の内周面5または外周面6に光触媒2を
担持した除湿素子3を示している。
【0094】上記構成により、室内空気4中の水分を励
起された光触媒2により酸素と水素に分解して、高い除
湿性能を得ることができ、筒状除湿部材8を常に清浄に
保ち、室内汚染物質による除湿性能の劣化を防ぐことが
できる除湿素子3が得られる。
【0095】(実施例9)図9は、筒状除湿部材8の多
孔体を内層13と外層14に2層化し、この内層13と
外層14の間にフッ素樹脂製の微多孔性の透湿性フィル
ム15を挟んだ除湿素子3を示している。
【0096】上記構成により、筒状除湿部材8の内層1
3に吸着した水分が透湿性フィルム15の高い透湿性に
より筒状除湿部材8の外層14の外面16に移行するこ
とを助長し、高い除湿性能を得ることができ、筒状除湿
部材8を常に清浄に保ち、室内汚染物質による除湿性能
の劣化を防ぐことができる除湿素子3が得られる。
【0097】なお実施例では、透湿性フィルムをフッ素
樹脂製の微多孔性フィルムとしたが、ポリエステル系、
セロファン、ウレタン系など高透湿性フィルムであれば
よい。
【0098】(実施例10)図10および図11は、筒
状除湿部材8の外周面6に、白金系の酸化触媒17を塗
布した陽子交換膜18を設けた除湿素子3を示してい
る。
【0099】上記構成により、筒状除湿部材8に吸着し
た水分を励起された光触媒2により酸素と水素に分解
し、その水素は筒状除湿部材8の外周面6に移行し、酸
化触媒17を塗布した陽子交換膜18で水素イオン化さ
れ、換気空気中の酸素と反応して水分を生成し、また、
その反応熱で蒸発を促進するため、除湿素子の小型化と
ともに除湿装置を小型化することができ、また、再生ヒ
ータの必要がなく、ランニングエネルギの小さい省エネ
ルギ運転をすることのできる除湿素子3が得られる。
【0100】なお、実施例では、白金系の酸化触媒を使
用したが、他の酸化触媒でもよい。 (実施例11)図12は、筒状除湿部材8の外周面6に
酸化触媒17を塗布した網目状陽子交換膜19を設けた
除湿素子3を示している。
【0101】上記構成により、筒状除湿部材8に吸着し
た水分を励起された光触媒2により酸素と水素に分解
し、その酸素と水素は筒状除湿部材8の外周面6に移行
し、水素は酸化触媒17を塗布した網目状陽子交換膜1
9で水素イオン化され、一方、酸素は網目状陽子交換膜
19をすり抜け、水素イオンと網目状陽子交換膜19に
塗布された酸化触媒17上で反応して水分を生成し、ま
た、その反応熱で蒸発を促進するため、除湿素子の小型
化とともに除湿装置を小型化することができ、また、再
生ヒータの必要がなく、ランニングエネルギの小さい省
エネルギ運転をすることのできる除湿素子3が得られ
る。
【0102】(実施例12)図13および図14は、筒
状除湿部材8の外周面6に、多孔性アノード電極膜20
と、この外面に酸化触媒17を塗布した陽子交換膜18
と、多孔性カソード電極膜21を順次設けた除湿素子3
を示している。
【0103】上記構成により、筒状除湿部材8に吸着し
た水分を励起された光触媒2により酸素と水素に分解
し、その水素は筒状除湿部材8の外周面6に移行し、酸
化触媒17を塗布した陽子交換膜18で水素イオン化さ
れ、換気空気中の酸素と酸化触媒17上で反応して水分
を生成し、その時の起電力を多孔性アノード電極膜20
と多孔性カソード電極膜21に受け、送風機(図示せ
ず)や励起手段の入力に利用してランニングエネルギの
小さい省エネルギ運転をすることのできる除湿素子3が
得られる。
【0104】なお、実施例では陽子交換膜で説明した
が、網目状陽子交換膜を用いてもよい。
【0105】また、実施例では筒状除湿部材で説明した
が、その形状はロータ状、直方体でもよい。
【0106】(実施例13)図15は、筒状除湿部材8
の外周面6に多孔性アノード電極膜20と、酸化触媒1
7を塗布した陽子交換膜18と、多孔性カソード電極膜
21を順次設けたものを1ブロックとし、軸方向に平行
して複数ブロック配列し、各ブロック間を絶縁部22で
絶縁し、さらに各ブロック間の前記多孔性アノード電極
膜20と前記多孔性カソード電極膜21を導電部23で
直列に結線した除湿素子3を示している。
【0107】上記構成により、筒状除湿部材8に吸着し
た水分を励起手段9で励起した光触媒2により酸素と水
素に分解し、その水素は、酸化触媒17を塗布した陽子
交換膜18で水素イオン化され、換気空気中の酸素と反
応して水分を生成し、その時1ブロックの多孔性アノー
ド電極膜20と多孔性カソード電極膜21間で約1Vの
起電力を発生するため、その起電力を利用してランニン
グエネルギの小さい省エネルギ運転をすることのできる
除湿素子3が得られる。
【0108】(実施例14)図16は、筒状除湿部材8
を軸方向に並列して複数個設けた除湿素子3を示してい
る。
【0109】上記構成により、1個あたりの筒状除湿部
材8を小型化し、除湿素子3全体の体積を縮小しながら
光触媒2の担持面積を増加することができ、室内空気4
中の水分を励起された光触媒2により水分を水素と酸素
に分解して、高い除湿性能を得ることができ、筒状除湿
部材8を常に清浄に保ち、室内汚染物質による除湿性能
の劣化を防ぐことができ、また、除湿素子の小型化とと
もに除湿装置を小型化することができる除湿素子3が得
られる。
【0110】(実施例15)図17は、導入口24と給
気口25を備えた本体の内部に、室内空気4を循環する
ファンとモータを有する循環送風機26と、光触媒2を
担持した除湿素子3と、この除湿素子3の導入口24側
に、光触媒2を励起する励起手段9と、フィルタ27を
設けた除湿装置28を示している。
【0111】上記構成により、循環送風機26によって
導入口24から導入した室内空気4を除湿素子3に通過
させ、給気口25に導き室内に給気するが、室内空気4
を除湿素子3に通過させる時、室内空気4中の水分を光
触媒2により水素と酸素に分解して、高い除湿性能を得
ることができ、また再生ヒータの必要がなくランニング
エネルギが小さい省エネルギ運転をすることのできる除
湿装置28が得られる。
【0112】(実施例16)図18は、導入口24と給
気口25を備え、室内空気4を循環するファンとモータ
を有する循環送風機26と、光触媒2を担持した筒状除
湿部材8と、この筒状除湿部材8の導入口24側にフィ
ルタ27を順次設け、また、他方に吸気口29と排気口
30を設け、筒状除湿部材8の外側に換気空気を送風す
るファンとモータを有する換気送風機31を設けた除湿
装置28を示している。
【0113】上記構成により、循環送風機26によって
導入口24から導入した室内空気4を筒状除湿部材8に
通過させ、給気口25に導き室内に給気するが、室内空
気4を筒状除湿部材8に通過させる時、室内空気4中の
水分の一部を光触媒2により水素と酸素に分解させ、残
りの水分と共に筒状除湿部材8の外周面6へ移行し、換
気送風機31による換気空気32によって取り除くこと
ができ、また、再生ヒータの必要がなくランニングエネ
ルギが小さい省エネルギ運転をすることのできる除湿装
置28が得られる。
【0114】(実施例17)図19は、導入口24と給
気口25を備えた本体内部に、室内空気4を循環させる
ファンとモータを有する循環送風機26と、光触媒2を
担持した筒状除湿部材8と、前記光触媒2を励起する励
起手段9と、筒状除湿部材8の導入口24側にフィルタ
27と、水分および蒸気を排出する排出口33を設けた
除湿装置28を示している。
【0115】上記構成により、循環送風機26によって
導入口24から導入した室内空気4を筒状除湿部材8に
通過させ、給気口25に導き室内に吸気するが、室内空
気4を筒状除湿部材8に通過させる時、室内空気4中の
水分の一部は光触媒2により水素と酸素に分解し、残り
の水分と共に筒状除湿部材8の外周面6へ移行して、筒
状除湿部材8の外周面6に設けた陽子交換膜18の反応
熱により筒状除湿部材8から水分を脱着蒸発させて排出
口33より排出させ、また再生ヒータの必要がなくラン
ニングエネルギが小さい省エネルギ運転をすることので
きる除湿装置28が得られる。
【0116】(実施例18)図20は、導入口24と給
気口25を備えた本体の内部に、室内空気4を循環させ
るファンとモータを有する循環送風機26と、光触媒2
を担持した筒状除湿部材8と、前記光触媒2を励起する
励起手段9と、前記筒状除湿部材8の導入口24側にフ
ィルタ27と、前記筒状除湿部材8の外周面6側に、蒸
気を凝縮する凝縮部34と、この凝縮部34の下方に貯
水部35を設けた除湿装置28を示している。
【0117】上記構成により、筒状除湿部材8に吸着し
た水分を筒状除湿部材8の外周面6に移行し、筒状除湿
部材8の外周面6は、蒸気が凝縮部34で冷却凝縮され
るために湿度が低く、筒状除湿部材8の外周面6に移行
した水分が蒸発し、さらに、この蒸気が凝縮部34で冷
却凝縮され貯水部35に落下して貯水し、除湿装置を小
型化することができる除湿装置28が得られる。
【0118】(実施例19)図21、図22および図2
3は、本体内の給気口25に湿度検知素子36と、本体
の外面に、前記湿度検知素子36の入力を検知する湿度
検知手段40と、励起手段9を駆動及び停止させる除湿
装置スイッチ37と、除湿装置スイッチ37の入力信号
を受けて、励起手段9の制御を行う制御部38を設けた
除湿装置28を示している。
【0119】図22において、制御部38には励起手段
9を駆動させる駆動回路39と、湿度検知素子36の入
力を検知する湿度検知手段40と励起手段9が駆動して
いるか判断する励起駆動判断手段41を設けている。
【0120】上記構成により、給気口25に設けた湿度
検知素子36で、室内に給気される室内空気4の湿度測
定を行い、設定以下に除湿されていたなら励起手段9を
停止し、設定以上なら励起手段9を駆動させ励起手段9
を間欠運転することとなる。
【0121】また制御部分について、励起手段9は、除
湿装置スイッチ37の運転入力の信号を受けて励起手段
9の運転を制御する駆動回路39を通じて励起手段9を
駆動させる。湿度検知手段40は、湿度検知素子36の
入力信号を受け、室内空気4の湿度測定が設定以下に除
湿されていたなら駆動回路39を通じ励起手段9を停止
し、設定以上なら駆動回路39を通じ励起手段9を駆動
させている。
【0122】図23において、除湿装置の励起手段9の
動作は、ステップ100で除湿装置スイッチ37の運転
入力を確認し、入力がなければステップ100を繰り返
す。ステップ100で除湿装置スイッチ37の運転入力
が確認されると、ステップ101へ進み、湿度検知素子
36の湿度検知をスタートさせ、ステップ102へ移
る。ステップ102で湿度検知素子36の入力信号を受
けた湿度検知手段40は、室内空気4の湿度が設定以下
ならばステップ103に進み励起手段9を駆動させ、設
定以上ならステップ105に移り励起手段9を停止させ
る。またステップ103に進み励起手段9を駆動させた
後はステップ104に移り、除湿装置スイッチ37の停
止入力を確認し、入力がなければステップ101に戻
り、停止入力を確認したならステップ105に移る。ス
テップ105では励起手段9が駆動しているか判断し、
駆動していない場合はステップ101に戻り湿度測定を
繰り返し、駆動している場合はステップ106に進み励
起手段9を停止させ、ステップ100に戻り、以上の制
御を繰り返し、間欠運転によりランニングエネルギが小
さい省エネルギ運転をすることのできる除湿装置28が
得られる。
【0123】(実施例20)図24および図25は、制
御部38に一定時間で接点が開閉する設定時間計測手段
42と、この設定時間計測手段42により励起手段9を
駆動させる駆動回路39を示している。
【0124】上記構成により、制御部38に設けた設定
時間計測手段42で時間計測を行い、励起手段9を設定
時間駆動した後停止し、設定時間停止した後、また励起
手段9を駆動し励起手段9を間欠運転することとなる。
【0125】また制御部分について、励起手段9は、除
湿装置スイッチ37の運転入力の信号を受けて励起手段
9の運転を制御する駆動回路39を通じて励起手段9を
駆動させる。設定時間計測手段42は、励起手段9の駆
動信号を受けて時間計測を行い、設定時間経過後に駆動
回路39を通じ励起手段9を停止し、励起手段9の停止
信号を受けた後、時間計測を行い、設定時間経過後に駆
動回路39を通じ励起手段9を駆動させる。
【0126】図25において、除湿装置の励起手段9の
動作は、ステップ106で除湿装置スイッチ37の運転
入力を確認し、入力がなければステップ106を繰り返
す。ステップ106で除湿装置スイッチ37の運転入力
が確認されると、ステップ107へ進み励起手段9を駆
動させ、次にステップ108に進み駆動時間を計測する
設定時間計測手段42をスタートさせ、ステップ109
へ移る。ステップ109で設定時間計測手段42の計測
時間が設定時間以内ならステップ109を繰り返し、設
定時間以上ならステップ110に進み励起手段9を停止
させ、ステップ111に進み停止時間を計測する設定時
間計測手段42をスタートさせ、ステップ112へ移
る。ステップ112で設定時間計測手段42の計測時間
が設定時間以内ならステップ112を繰り返し、設定時
間以上ならステップ113に移る。ステップ113で除
湿装置スイッチ37の停止入力を確認し、入力がなけれ
ばステップ107に戻り、停止入力を確認したならステ
ップ106に戻り、以上の制御を繰り返し、間欠運転に
よりランニングエネルギが小さい省エネルギ運転をする
ことのできる除湿装置28が得られる。
【0127】(実施例21)図26は、ヒータ43を設
けた除湿装置28を示している。
【0128】上記構成により、吸気口29より導入した
換気空気32を加温し、筒状除湿部材8の内周面5また
は外周面6に移行した水分の蒸発除去することを助長す
るので、除湿装置を小型化することができる除湿装置2
8が得られる。
【0129】(実施例22)図27および図28は、給
気口25に湿度検知素子36と、この湿度検知素子36
の入力を検知する湿度検知手段40と、ヒータ43を駆
動および停止させる除湿装置スイッチ37と、除湿装置
スイッチ37の入力信号を受けて、ヒータ43と励起手
段9の制御を行う制御部38を示している。
【0130】図27において、制御部38にはヒータ4
3を駆動させる駆動回路39と、湿度検知素子36の入
力を検知する湿度検知手段40と、ヒータ43が駆動し
ているか判断するヒータ駆動判断手段44を示してい
る。
【0131】上記構成により、給気口25に設けた湿度
検知素子36で、室内に給気される室内空気4の湿度測
定を行い、設定以下に除湿されていたならヒータ43を
停止し、設定以上ならヒータ43を駆動させヒータ43
を間欠運転することとなる。
【0132】また制御部分について、ヒータ43は、除
湿装置スイッチ37の運転入力の信号を受けてヒータ4
3の運転を制御する駆動回路39を通じてヒータ43を
駆動させる。湿度検知手段40は、湿度検知素子36の
入力信号を受け、室内空気4の湿度測定が設定以下に除
湿されていたなら駆動回路39を通じヒータ43を停止
し、設定以上なら駆動回路39を通じてヒータ43を駆
動させている。
【0133】図28において、ヒータ43の動作は、ス
テップ115で除湿装置スイッチ37の運転入力を確認
し、入力がなければステップ115を繰り返す。ステッ
プ115で除湿装置スイッチ37の運転入力が確認され
ると、ステップ116へ進み、湿度検知素子36の湿度
検知をスタートさせ、ステップ117へ移る。ステップ
117で湿度検知素子36の入力信号を受けた湿度検知
手段40は、室内空気4の湿度が設定以下ならばステッ
プ118に進みヒータ43を駆動させ、設定以上ならス
テップ119に移り除湿装置スイッチ37の停止入力を
確認し、入力がなければステップ116に戻り湿度測定
を繰り返し、停止入力を確認したならステップ120に
移る。ステップ120ではヒータ43が駆動しているか
判断し、駆動していない場合はステップ116に戻り湿
度測定を繰り返し、駆動している場合はステップ121
に進みヒータ43を停止させ、ステップ115に戻り、
以上の制御を繰り返し、間欠運転によりランニングエネ
ルギが小さい省エネルギ運転をすることのできる除湿装
置28が得られる。
【0134】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、除湿部材を常に清浄に保ち、室内汚染物質
による除湿性能の劣化を防ぐことができる除湿素子およ
び除湿装置を提供できる。
【0135】また、水分を分解して、高い除湿性能をも
つ除湿素子および除湿装置を提供できる。
【0136】また、除湿素子および除湿装置を小型化す
ることができ、また再生ヒータの必要がなくランニング
エネルギが小さい省エネルギ運転をすることのできる除
湿装置を提供できる。
【0137】また、間欠運転によりランニングエネルギ
が小さい省エネルギ運転をすることのできる除湿装置を
提供できる。
【0138】そして本発明によれば、除湿素子の小型化
とともに除湿装置を小型化することができる除湿装置を
提供できる。
【0139】そして本発明によれば、起電力を利用して
ランニングエネルギの小さい省エネルギ運転をすること
のできる除湿装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の除湿素子の斜視図
【図2】同第2実施例の断面図
【図3】同第3実施例の断面図
【図4】同第4実施例の斜視図
【図5】同第5実施例の断面図
【図6】同第6実施例の断面図
【図7】同第7実施例の斜視図
【図8】同第8実施例の斜視図
【図9】同第9実施例の断面図
【図10】同第10実施例の要部断面図
【図11】同断面図
【図12】同第11実施例の要部断面図
【図13】同第12実施例の要部断面図
【図14】同断面図
【図15】同第13実施例の要部断面図
【図16】同第14実施例の斜視図
【図17】同第15実施例の断面図
【図18】同第16実施例の断面図
【図19】同第17実施例の断面図
【図20】同第18実施例の断面図
【図21】同第19実施例の断面図
【図22】同制御のブロック図
【図23】同プログラムのフローチャート
【図24】同第20実施例のブロック図
【図25】同プログラムのフローチャート
【図26】同第21実施例の断面図
【図27】同第22実施例のブロック図
【図28】同プログラムのフローチャート
【図29】従来の除湿装置の模式図
【符号の説明】
1 除湿部材 2 光触媒 3 除湿素子 4 室内空気 5 内周面 6 外周面 7 孔 8 筒状除湿部材 9 励起手段 10 中空部 11 ハニカム孔 12 突起部分 13 内層 14 外層 15 透湿性フィルム 17 酸化触媒 18 陽子交換膜 19 網目状陽子交換膜 20 多孔性アノード電極膜 21 多孔性カソード電極膜 22 絶縁部 23 導電部 24 導入口 25 給気口 26 循環送風機 27 フィルタ 28 除湿装置 29 吸気口 30 排気口 31 換気送風機 32 換気空気 33 排出口 34 凝縮部 35 貯水部 36 湿度検知素子 37 除湿装置スイッチ 38 制御部 39 駆動回路 40 湿度検知手段 41 励起駆動判断手段 42 設定時間計測手段 43 ヒータ 44 ヒータ駆動判断手段

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】除湿部材に光触媒を担持した除湿素子。
  2. 【請求項2】内周面から外周面まで微細な孔が連続する
    多孔体からなる筒状除湿部材に光触媒を担持した請求項
    1記載の除湿素子。
  3. 【請求項3】筒状除湿部材の内周面に光触媒を担持し、
    この光触媒を励起する励起手段を前記筒状除湿部材の中
    空部に設けた請求項2記載の除湿素子。
  4. 【請求項4】筒状除湿部材の外周面に光触媒を担持し、
    前記筒状除湿部材の外周面側に前記光触媒を励起する励
    起手段を設けた請求項2記載の除湿素子。
  5. 【請求項5】内周面から外周面までハニカム孔が連通し
    ているハニカム状とした筒状除湿部材に光触媒を担持
    し、この筒状除湿部材の中空部に光触媒を励起する励起
    手段を設けた請求項2記載の除湿素子。
  6. 【請求項6】筒状除湿部材の内周面に、多孔材からなる
    突起部分を中心方向に、ヒダ状に突起させ、この突起部
    分を円周方向に配列させ、この突起部分に光触媒を担持
    し、この光触媒を励起する励起手段を前記筒状除湿部材
    の中空部に設けた請求項2記載の除湿素子。
  7. 【請求項7】筒状除湿部材の外周面に、多孔材からなる
    突起部分を外向きに、ヒダ状に突起させ、この突起部分
    を円周方向に配列させ、この突起部分に光触媒を担持
    し、この光触媒を励起する励起手段を前記筒状除湿部材
    の中空部に設けた請求項2記載の除湿素子。
  8. 【請求項8】筒状除湿部材の内部に複数個の中空部を、
    軸方向に並行して貫通させ、前記筒状除湿部の内周面ま
    たは外周面に光触媒を担持した請求項2記載の除湿素
    子。
  9. 【請求項9】筒状除湿部材の多孔体を内層と外層に2層
    化し、この内層と外層の間に透湿性フィルムを挟んだ請
    求項2または3記載の除湿素子。
  10. 【請求項10】筒状除湿部材の外周面に、酸化触媒を塗
    布した陽子交換膜を設けた請求項2または3記載の除湿
    素子。
  11. 【請求項11】筒状除湿部材の外周面に、酸化触媒を塗
    布した網目状の陽子交換膜を設けた請求項2または3記
    載の除湿素子。
  12. 【請求項12】筒状除湿部材の外周面に、多孔性アノー
    ド電極膜と、この外周面に酸化触媒を塗布した陽子交換
    膜と、カソード電極膜を順次設けた請求項2または3記
    載の除湿素子。
  13. 【請求項13】筒状除湿部材の外周面に、多孔性アノー
    ド電極膜と、この外周面に酸化触媒を塗布した陽子交換
    膜と、多孔性カソード電極膜を順次設けたものを1ブロ
    ックとし、軸方向に平行して複数ブロック配列し、各ブ
    ロック間を絶縁部で絶縁し、さらに各ブロック間の前記
    多孔性アノード電極膜と前記多孔性カソード電極膜を導
    電部で直列に結線した請求項2または3記載の除湿素
    子。
  14. 【請求項14】筒状除湿部材に光触媒を担持し、軸方向
    に並列して複数個設けた請求項2、3、4、5、6、
    7、8、9、10、11、12または13記載の除湿素
    子。
  15. 【請求項15】導入口と給気口を備えた本体の内部に、
    室内空気を循環するファンとモータを有する循環送風機
    と、光触媒を担持した除湿素子と、この除湿素子の導入
    口側に光触媒を励起する励起手段と、フィルタを順次設
    け、室内空気を除湿できる請求項1記載の除湿装置。
  16. 【請求項16】導入口と給気口を備えた本体の内部に、
    室内空気を循環するファンとモータを有する循環送風機
    と、光触媒を担持した筒状除湿部材の中空部に光触媒を
    励起する励起手段と、前記筒状除湿部材の導入口側にフ
    ィルタを設け、本体に吸気口と排気口を設け、筒状除湿
    部材の外側に換気空気を送風するファンとモータを有す
    る換気送風機を設け、室内空気を除湿できる請求項1、
    2、3、4、6、7、8、9、10、11、12、1
    3、14または15記載の除湿装置。
  17. 【請求項17】導入口と給気口を備えた本体の内部に、
    室内空気を循環するファンとモータを有する循環送風機
    と、光触媒を担持した筒状除湿部材と、前記光触媒を励
    起する励起手段と、前記除湿部材の導入口側にフィルタ
    と水分及び水蒸気を排出する排出口を設けた請求項15
    または16記載の除湿装置。
  18. 【請求項18】導入口と給気口を備えた本体の内部に、
    室内空気を循環するファンとモータを有する循環送風機
    と、光触媒を担持した筒状除湿部材と、前記光触媒を励
    起する励起手段と、前記筒状除湿部材の導入口側にフィ
    ルタと蒸気を凝縮する凝縮部と、この凝縮部の下方に貯
    水部を設け、室内空気を除湿できる請求項15または1
    6記載の除湿装置。
  19. 【請求項19】本体内の給気口に湿度検知素子と、この
    湿度検知素子の入力を検知する湿度検知手段を本体外に
    設け、前記湿度検知素子と前記湿度検知手段により、光
    触媒を励起する励起手段を駆動させる駆動回路を設け、
    室内空気を除湿できる請求項15、16、17または1
    8記載の除湿装置。
  20. 【請求項20】一定時間で接点が開閉する設定時間計測
    手段を設け、この設定時間計測手段により、光触媒を励
    起させる励起手段を駆動させる駆動回路を設け、室内空
    気を除湿できる請求項15、16、17または18記載
    の除湿装置。
  21. 【請求項21】ヒータを設けて室内空気を除湿できる請
    求項15、16、17、18、19または20記載の除
    湿装置。
  22. 【請求項22】湿度検知素子と湿度検知手段によりヒー
    タを駆動させる駆動回路を設け、室内空気を除湿できる
    請求項21記載の除湿装置。
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KR101464830B1 (ko) * 2012-11-30 2014-11-25 인더스트리얼 테크놀로지 리서치 인스티튜트 제습장치 및 그 통전형 탈리장치
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JPWO2021157317A1 (ja) * 2020-02-04 2021-08-12

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