JPH10127998A - シーツ類の分別装置 - Google Patents

シーツ類の分別装置

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JPH10127998A
JPH10127998A JP28974896A JP28974896A JPH10127998A JP H10127998 A JPH10127998 A JP H10127998A JP 28974896 A JP28974896 A JP 28974896A JP 28974896 A JP28974896 A JP 28974896A JP H10127998 A JPH10127998 A JP H10127998A
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conveyor
conveyor mechanism
cross
sheets
belt
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JP28974896A
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Hideki Toyama
秀樹 遠山
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Tokyo Sensen Kikai Seisakusho Co Ltd
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Tokyo Sensen Kikai Seisakusho Co Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造がよりシンプルなシーツ類の分別装置を
提供することにある。 【解決手段】 搬入コンベア機構と、搬入コンベア機構
にたいして直交配置されたコンベアをもつクロスコンベ
ア機構と、複数のストッカとクロスコンベア機構からス
トッカの各々にシーツ類を搬送する手段とをもつ分別機
構と、クロスコンベア機構上のシーツ類を分別機構のコ
ンベアに送り込む移送コンベア機構と、搬入コンベア機
構上のシーツ類を二つに折るクロスコンベア機構と搬入
コンベア機構との間に配置された第一の折り畳み機構
と、クロスコンベア機構上のシーツ類を搬送方向に沿っ
てさらに二つに折るためにクロスコンベア機構上に配置
された第二の折り畳み機構と、第二の折り畳み機構にお
いて折り畳まれたクロスコンベア機構上のシーツ類をさ
らに二つに折り畳むクロスコンベア機構と移送コンベア
機構との間に配置された第三の折り畳み機構とを具備
し、ストッカがクロスコンベア機構の真下に配置され、
クロスコンベア機構のコンベアの下面側がストッカとと
もに分別機構の前記搬送手段を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シーツ類の分別
装置にかかわり、さらに詳しくは、シーツ類の折り畳み
機から送り出されたシーツ類をさらに折り畳み、サイズ
ごとに分別する装置に関している。
【0002】
【従来の技術】この種の分別装置は、たとえば特公平6
−104158号公報に記載されているように、搬入コ
ンベア機構と、搬入コンベア機構にたいして直交配置さ
れたコンベアをもつクロスコンベア機構と、ストッカお
よびストッカとともにシーツ類の搬送手段を構成するコ
ンベアをもつ分別機構と、クロスコンベア機構上のシー
ツ類を分別機構の搬送手段に送り込む移送コンベア機構
と、搬入コンベア機構上のシーツ類を折るためにクロス
コンベア機構と搬入コンベア機構との間に配置された第
一の折り畳み機構と、クロスコンベア機構上のシーツ類
を搬送方向に沿ってさらに二つに折るためにクロスコン
ベア機構上に配置された第二の折り畳み機構と、第二の
折り畳み機構において折り畳まれたクロスコンベア機構
上のシーツ類をさらに二つに折り畳むためにクロスコン
ベア機構と移送コンベア機構との間に配置された第三の
折り畳み機構とを具備している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特公平6−10415
8号公報の装置では、分別機構のコンベアがクロスコン
ベア機構の真上に配置され、ストッカが送り込みコンベ
アおよびクロスコンベア機構と分別コンベアとの間に配
置され、装置長さあるいは幅を小さくしている。しか
し、分別機構のストッカがクロスコンベア機構の真上
に、分別機構のコンベアがストッカの真上に配置され、
ストッカ内のシーツ類を装置外部に搬出するコンベアが
ストッカとクロスコンベア機構との間に配置され、クロ
スコンベア機構と分別機構のコンベアとの間の距離が大
きいため、これらをつなぐ移送コンベア機構にかなり長
いものとなることをさけられない。さらに、移送コンベ
ア機構のコンベアは、長い距離にわたってシーツ類をス
ムーズに搬送しなければならないため、複雑な構造をも
つ円弧コンベアを必要とし、そのうえ、シーツ類が長い
距離を搬送するときにスリップしないようにするため
に、このような円弧コンベアを二組使用して、シーツ類
を挟んで搬送しており、構造がかなり複雑なものとなっ
ている。
【0004】本発明の目的は、装置長さあるいは幅が小
さいばかりか、構造がよりシンプルなシーツ類の分別装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシーツ類の分別装置は搬入コンベア機構
と、搬入コンベア機構と直交して配置されたコンベアを
もつクロスコンベア機構と、複数のストッカとクロスコ
ンベア機構からストッカの各々にシーツ類を搬送する手
段とをもつ分別機構と、クロスコンベア機構上のシーツ
類を分別機構のコンベアに送り込む移送コンベア機構
と、搬入コンベア機構上のシーツ類を二つに折るクロス
コンベア機構と搬入コンベア機構との間に配置された第
一の折り畳み機構と、クロスコンベア機構上のシーツ類
を搬送方向に沿ってさらに二つに折るためにクロスコン
ベア機構上に配置された第二の折り畳み機構と、第二の
折り畳み機構において折り畳まれたクロスコンベア機構
上のシーツ類をさらに二つに折り畳むクロスコンベア機
構と移送コンベア機構との間に配置された第三の折り畳
み機構とを具備し、ストッカがクロスコンベア機構の真
下に配置され、クロスコンベア機構のコンベアの下面側
がストッカとともに分別機構の前記搬送手段を形成して
いる。
【0006】分別機構がクロスコンベア機構と上下に配
置され、装置幅あるいは長さを小さくしているばかり
か、分別機構がクロスコンベア機構の真下に配置され、
クロスコンベア機構と分別機構との間の距離が短いた
め、クロスコンベア機構から分別機構の搬送手段に搬送
する移送コンベア機構の構造が簡単になり、しかも、分
別機構のストッカにたいするシーツ類の搬送をストッカ
とクロスコンベア機構のコンベアの下面側とによってお
こなって、該搬送のためのコンベアを必要としないた
め、構造がきわめてシンプルになり、装置製造コストが
低減し、装置の信頼性が向上する。
【0007】このシーツ類の分別装置において、シーツ
類は、たとえば四折りされて折り畳み機から搬出され、
本発明の分別装置の搬入コンベア機構に転送される。第
一の折り畳み機構は、搬入コンベア機構上のシーツ類を
八折りして、クロスコンベア機構のコンベアに送り出
す。第二の折り畳み機構がクロスコンベア機構のコンベ
ア上のシーツ類を十六折りし、第三の折り畳み機構がシ
ーツ類を三十二折りし、移送コンベア機構が折られたシ
ーツ類をクロスコンベア機構のコンベアの下面側とスト
ッカとによって形成される搬送手段に送り込み、分別機
構がサイズに応じて各々のストッカに収納する。これら
に際して、シーツ類の折り畳みはクロスコンベア機構の
コンベアの上面側によって搬送しながらおこない、分別
はクロスコンベア機構のコンベアの下面側とストッカと
によって形成される搬送手段に搬送しながらおこなわれ
る。本発明の実施例において、クロスコンベア機構のコ
ンベアはベルトコンベアからなり、ベルトの引張り側に
よって搬送しながらシーツ類の折り畳みをなさせ、ベル
トのゆるみ側によって前記搬送手段の形成をなさせてい
る。
【0008】本発明のシーツ類の分別装置において、移
送コンベア機構のコンベアはクロスコンベア機構の送り
方向と同じ方向およびこれと反対方向に回転可能なもの
とさせてもよく、そうすることによって、移送コンベア
機構をクロスコンベア機構の送り方向と同じ方向に回転
させ、第三の折り畳み機構の作動を停止すると、第二の
折り畳み機構による折り畳み状態でもってシーツ類の装
置からの搬出をおこなえ、さらに、移送コンベア機構を
クロスコンベア機構の送り方向と同じ方向に回転させ、
第二の折り畳み装置および第三の折り畳み機構の作動を
停止させると、第二の折り畳み機構による折り畳み状態
でもってシーツ類の装置からの搬出をおこなえる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のシーツ類の分別装置の実
施例は、以下に、図1および図2を参照して説明する。
【0010】この分別装置は、洗濯装置、ロールアイロ
ン装置、折り畳み装置などともに連続洗濯システムを構
成するもので、折り畳み装置において折り畳まれた様々
なサイズのベッド用シーツをさらに折り畳み、折り畳ま
れた大きさごとに分別するようにしている。分別装置自
体は、図1に示すように、搬入コンベア機構10と、搬
入コンベア機構にたいして直交配置されたコンベアをも
つクロスコンベア機構20と、ストッカおよびストッカ
のシャッタとともにシーツ類の搬送手段を構成する分別
コンベアをもつ分別機構30と、クロスコンベア機構上
のシーツ類を分別機構の搬送機構に送り込む移送コンベ
ア機構40と、搬入コンベア機構上のシーツ類を二つに
折るクロスコンベア機構と搬入コンベア機構との間に配
置された第一の折り畳み機構50と、クロスコンベア機
構上のシーツ類を搬送方向に沿ってさらに二つに折るた
めにクロスコンベア機構上に配置された第二の折り畳み
機構60と、第二の折り畳み機構において折り畳まれた
クロスコンベア機構上のシーツ類をさらに二つに折り畳
むクロスコンベア機構と移送コンベア機構との間に配置
された第三の折り畳み機構70とを具備している。
【0011】搬入コンベア機構10はベルトコンベアか
らなっている。ベルト車11は、ロールあるいはシャフ
トの形態をもつもので、図面の紙面の奥側に配置され
た、同形状をもつもうひとつのベルト車と間隔をおいて
配置されている。これらのベルト車は両端をフレーム8
0にある軸受に保持されている。ベルト12は多数の細
幅のエンドレスベルトからなっており、これらのエンド
レスベルトはすき間を形成してベルト車に巻き掛けられ
ている。モータが、片方のベルト車につながれ、ベルト
12を紙面の奥側から手前側に向かって回転させてい
る。
【0012】クロスコンベア機構20も、ロールあるい
はシャフトの形態をなす一対のベルト車21,22と、
これに巻き掛けられたベルト23とをもつベルトコンベ
アからなっている。このベルトコンベアは、搬入コンベ
ア機構10の下側に位置し、かつ搬入コンベア機構10
と直交して配置されている。ベルト車21,22は両端
をフレーム80にある軸受に保持されている。ベルト2
3は多数の細幅のエンドレスベルトからなっており、こ
れらのエンドレスベルトはすき間を形成してベルト車2
1,22に巻き掛けられている。モータが片方のベルト
車につながれ、ベルト23を左側から右側に向かって回
転させている。
【0013】分別機構30は、前述のように、ストッカ
31A〜31Dを具備している。ストッカ31A〜31
Dは、一対のシャッタプレート32、ガイドプレート3
3,34、ストッププレート35および受台36を備
え、シャッタプレート32が開くと、ガイドプレート3
3,34がシャッタプレート上のシーツ類を受台36に
向かって案内し、ストッププレート35が一側縁を揃え
てシーツ類を積み重ねるさせるようにしている。これら
のストッカ31A〜31Dは、クロスコンベア機構20
の下部に、クロスコンベア機構20のベルト23の下面
側あるいはゆるみ側にそって配置されていて、クロスコ
ンベア機構20のベルト23のゆるみ側とともに、シャ
ッタプレート32にシーツ類の搬送手段を形成させてい
る。
【0014】移送コンベア機構40は二つのベルトコン
ベア41,42からなっている。これらのベルトコンベ
ア41,42は、クロスコンベア機構20の端部まで搬
送されたシーツ類を、クロスコンベア機構20のベルト
23の下部側あるいはゆるみ側とストッカ31A〜31
Dとによって形成される搬送路に送り込むように、クロ
スコンベア機構20の端部に配置されている。
【0015】ベルトコンベア41は、図2によく示され
ているように、クロスコンベア機構20の搬送方向に位
置する二つのベルト車41a,41bおよびクロスコン
ベア機構20のベルト車22の下部位置するベルト車4
1cを具備している。ベルト車41a〜41cもロール
あるいはシャフトの形態をなしている。ベルト41d
は、すき間を形成して平行配置された多数の細幅のエン
ドレスベルトからなっており、ベルト車41a〜41c
に巻き掛けられている。このベルトコンベア41は、ベ
ルト41dがクロスコンベア機構20の端部に搬送され
たシーツをベルト23とともにクロスコンベア機構20
の下部に向かわせるように配置されているとともに、ベ
ルト車41a〜41cの両端をフレーム80に取り付け
られたサブフレーム81にある軸受に保持されている。
モータは、これらのベルト車41a〜41cのひとつに
つながれ、エンドレスベルト41dを左回転させている
とともに、右回転させている。もうひとつのベルトコン
ベア42はほぼ三角形配置されたベルト車42a〜42
cを備えている。これらのベルト車42a〜42cもロ
ールあるいはシャフトの形態をなしている。ベルト42
dも、すき間を形成して平行配置された多数の細幅エン
ドレスベルトからなるもので、ベルト車42a〜42c
に巻き掛けられている。このコンベア42は、ベルト4
2dがコンベア41のベルト41dおよびクロスコンベ
ア機構20のベルト23のゆるみ側に接続するように配
置され、ベルト車42a〜42cの両端をサブフレーム
81にある軸受に保持されている。モータは、これらの
ベルト車42a〜42cのひとつにつながれ、ベルト4
2dを左回転させている。テーブル82は、フレーム8
0の一部を構成するもので、表面が移送コンベア機構4
0におけるコンベア41のベルト車41aとベルト車4
1bの延長線上にほぼ位置するように配置されている。
【0016】第一の折り畳み機構50はナイフ51、コ
ンベア52およびローラ53を具備している。ナイフ5
1は、下端がベルト11の上部となる位置と搬入コンベ
ア機構10のベルト12の間を通ってベルト12のゆる
み側の下部付近となる位置との間の直線移動をおこなえ
るように、フレーム80に取り付けられたサブフレーム
に保持されている。移動はたとえば空気圧シリンダによ
ってなされている。コンベア52はロールあるいはシャ
フトの形態をなす一対のベルト車とこれらのベルト車に
すき間を形成して巻き掛けられた複数の細幅のエンドレ
スベルトとをもつベルトコンベアおよびローラ53から
なっている。ベルトコンベア52は一端を搬入コンベア
機構に向けて垂直に配置され、ローラ53はベルトコン
ベア52の上側ベルト車と同一平面内に配置されてい
る。ベルトコンベア52のベルト車およびローラ53は
両端をナイフ51を保持するサブフレームにある軸受に
保持されている。モータがコンベア52のベルト車につ
ながれ、ベルトを上から下に向かって回転させている。
【0017】第二の折り畳み機構60はナイフ61およ
び二つのコンベア62,63を具備している。ナイフ6
1は、後端がフレーム80に取り付けたサブフレームに
ある軸受に保持されていて、先端がクロスコンベア機構
20のベルト23の間を通って、クロスコンベア機構2
0のベルト23の引張り側の引張り側上部となる位置と
ベルト23の下部部となる位置との間を回転することが
できるようになっている。回転はたとえば空気圧シリン
ダによってなされている。コンベア62,63はロール
あるいはシャフトの形態をなす一対のベルト車とこれら
のベルト車にすき間を形成して巻きかけられた複数の細
幅のエンドレスベルトとをもつベルトコンベアからなっ
ている。これらのコンベア62,63は、ベルトの一部
が平行になるように組み合わされ、平行配置された部分
が第二の位置にあるナイフ61の先端付近に入口側を位
置するようにクロスコンベア機構20の上部に配置され
ている。モータはコンベア62,63のベルト車のひと
つにつながれ、各々のベルトを右回転させている。コン
ベア62,63のベルト車、空気圧シリンダおよびモー
タはナイフ61を保持するサブフレームに取り付けられ
ている。
【0018】第三の折り畳み機構70はナイフ71を具
備している。ナイフ71は、後端が移送コンベア機構4
0を保持するサブフレームにある軸受に保持されてい
て、先端がクロスコンベア機構20の搬出端と移送コン
ベア機構40のコンベア41の搬入端との間の位置と、
これから離れた位置との間を回転することができる。回
転は同じサブフレームにある空気圧シリンダによってな
されている。
【0019】この分別装置において、これらの機構にお
ける空気圧シリンダの電磁弁やモータはマイクロプロセ
ッサを備える制御装置に電気接続され、制御装置は光セ
ンサ65,72、図示を省略された搬入コンベア機構1
0の上部にある光センサおよびストッカ上部にある光セ
ンサからの信号によって各々の機構の作動を制御してい
る。
【0020】制御装置は、運転が開始されると、搬入コ
ンベア機構10のベルト12を図1において紙面の背面
側から手前側に、クロスコンベア機構20のベルト23
および第二の折り畳み機構60のコンベア62、63の
ベルトを右回転させ、移送コンベア機構40のコンベア
41,42のベルトを左回転させているとともに、第一
の折り畳み機構50のナイフ51を上昇させ、第二の折
り畳み機構60のナイフ61を下降させ、第三の折り畳
み機構70のナイフ71を上昇させている。
【0021】搬入コンベア機構10の搬入端に配置され
た折り畳み装置が、たとえば、あるサイズのシーツを長
手方向に四折りして、搬入コンベア機構10に送り出す
と、搬入コンベア機構10は短手方向を先頭にしてシー
ツWを図面の紙面の奥側から手前側に向かって搬送す
る。搬入コンベア機構10の上部に配置されている光セ
ンサがシーツの送り方向の先端を検出し、制御装置が搬
入コンベア機構10がシーツの送り方向の長さの1/2
に関連する時間をカウントすると、制御装置は第一の折
り畳み機構50の空気圧シリンダをさせる。ナイフ51
が搬入コンベア機構10のベルト上のシーツに向かって
移動し、シーツWは八折りされてコンベア52とローラ
53との間に折り込まれ、クロスコンベア機構20のベ
ルト上に送り出され、折られた側縁を先頭にしてクロス
コンベア機構20によって搬送される。シーツWが、コ
ンベア52とローラ53との間を出ると、光センサ65
がシーツWの送り方向の先端を検出し、シーツの送り方
向の二分の一の位置が第二の折り畳み機構60のナイフ
61の上部に到達する時間経過すると、制御装置が第二
の折り畳み機構60の空気圧シリンダを作動させる。ナ
イフ61が回転して、シーツWにおける送り方向の中央
がコンベア62,63の間に折り込み、シーツWはこれ
によって十六折りされるとともに、あらたに折られた側
縁を先頭にしてクロスコンベア機構20のベルト上に送
り出される。送り出され際に、光センサ72がシーツW
の送り方向の先端を検出し、シーツWの二分の一の位置
が第三の折り畳み機構70のナイフ71の上部に到達す
る時間経過すると、制御装置が第三の折り畳み機構70
の空気圧シリンダを作動させてナイフ71を回転させ
る。このときに、シーツWは中央がナイフ71の先端に
一致しているため、移送コンベア機構40のコンベア4
1とクロスコンベア機構20と端部との間に折り込ま
れ、三十二折りされ、あらたに折られた側縁を先頭にし
て、コンベア42によってクロスコンベア機構20の下
部に送り込まれる。送り込まれたシーツWは、クロスコ
ンベア機構20のベルト23のゆるみ側と分別機構30
のストッカ31A〜31Dとによって形成される搬送手
段に送り込まれる。他のサイズをもつシーツも、同様に
して三十二折りされ、クロスコンベア機構20のベルト
23の下面側に送り込まれる。これらのシーツは、移送
コンベア機構40から送り出されるごとに、ベルト23
のゆるみ側によってストッカ31A〜31Dにそって搬
送され、折り畳まれたサイズに応じてストッカ31A〜
31Dのいずれかに落し込まれる。
【0022】この分別装置において、ストッカ31Aは
たとえば三十二折りされたもっとも小さなサイズのシー
ツを、ストッカ31Dは三十二折りされたもっとも大き
なサイズのシーツを、ストッカ31B,31Cは三十二
折りされたこれらの間のサイズのシーツを収納するよう
になっている。シーツの分別は、たとえば実開平4−9
3100号公報に記載されているように、シーツのサイ
ズを光センサによって検出し、制御装置が光センサから
の信号によって対応するストッカのシャッタを開くこと
でもってなされている。より詳しく説明すると、各々の
ストッカ31A〜31Cにはシーツの幅を検出するセン
サおよびシーツの長さを検出する光センサが配置されて
いて、ストッカ31Aに対応するサイズのシーツが搬送
されてくると、制御装置がストッカ31Aに配置された
光センサ対からの信号によってストッカ31Aのシャッ
タプレート32を往復回転させて、もっとも小さなサイ
ズのシーツをストッカ31Aに落下させ、ストッカ31
Bに対応するサイズのシーツが搬送されてくると、制御
装置がストッカ31Bに配置された光センサ対からの信
号によってストッカ31Bのシャッタプレート32を往
復回転させて、二番目となるサイズのシーツをストッカ
31Bに落下させ、ストッカ31Cに対応するサイズの
シーツが搬送されてくると、制御装置がストッカ31C
に配置された光センサ対からの信号によってストッカ3
1Cのシャッタプレート32を往復回転させて、三番目
となるサイズのシーツをストッカ31Cに落下させ、い
ずれの光センサによっても検出されないシーツ、つまり
もっとも大きなサイズのシーツであると、制御装置がス
トッカ31Dのシャッタプレート32を往復回転させ、
シーツをストッカ31Dに落下させている。落下したシ
ーツは、ガイドプレート33,34によって案内されな
がら下降し、ストッププレート35に一端を当接させて
受台36に積み重なる。各々のストッカ31A〜31D
に積み重なったシーツは、作業者によって、あるいは、
受台36に組み込まれたベルトコンベアによって紙面の
手前側あるいは背面側に搬出される。
【0023】さらに、このシーツ類の分別装置では、シ
ーツが八折りでも、十六折りでも取り出すことができる
ようになっている。最終折り畳み状態が十六折りでよい
ときには、制御装置は第三の折り畳み機構70のナイフ
71が光センサ65からの信号によって回転しないよう
にさせるとともに、移送コンベア機構40のコンベア4
1が左回転するようにさせる。これによって、シーツ
は、第二の折り畳み機構60によって折り畳まれたあ
と、クロスコンベア機構20のコンベアおよび移送機構
40のコンベア42によって装置外部にあるテーブル8
0に向かって搬出される。また、シーツの最終折り畳み
状態が八折りでよいときには、制御装置は第二の折り畳
み機構60のナイフ61および第三の折り畳み機構70
のナイフ71が光センサ65,72からの信号によって
回転しないようにさせ、移送コンベア機構40のコンベ
ア41が左回転するようにさせる。そうすることによっ
て、シーツは、第一の折り畳み機構50によって折り畳
まれたあと、クロスコンベア機構20のコンベアおよび
移送コンベア機構40のコンベア42によって装置外部
にあるテーブル80に向かってそのまま搬出される。
【0024】本発明による分別装置は、このように、ス
トッカ31A〜31Dがクロスコンベア機構20の下部
に配置され、装置の幅あるいは長さが小さく、さらに、
クロスコンベア機構20とストッカ31A〜31Dとの
距離が短いため、移送コンベア機構40の構造が簡単に
なるとともに、各々のストッカ31A〜31Dにたいす
るシーツの搬送がクロスコンベア機構20のベルト23
のゆるみ側とストッカとによっておこなって、該搬送の
ためのコンベアを特別に必要としないため、装置全体の
構造がきわめて簡単になり、装置製造コストが低減し、
装置の信頼性が向上する。さらに、クロスコンベア機構
20とストッカ31A〜31Dとの距離が短いため、シ
ーツがスリップをおこさずに移送コンベア機構40から
クロスコンベア機構20のベルト23のゆるみ側とスト
ッカ31A〜31Dとによって形成される搬送手段に搬
送され、ストッカ31A〜31Dにずれることなしに積
層され、結束やラッピングを簡単にかつきれいにおこな
える。そして、左右対称の装置、つまり、第一の折り畳
み機構50、第二の折り畳み機構60、第三の折り畳み
機構70、移送コンベア機構70などが図1の状態と左
右対称に配置された装置が必要なときにも、クロスコン
ベア機構20とストッカ31A〜31Dとの距離が短
く、移送コンベア機構40の構造が簡単であり、かつサ
イズも小さいため、簡単にかつ低コストでもって組み立
てることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明のシーツ類の分別装置は、以上述
べたように、装置幅あるいは長さを小さいばかりか、ク
ロスコンベア機構と分別機構との間の距離が短く、クロ
スコンベア機構から分別機構にたいするシーツ類を移送
をシンプルな機構によっておこなえ、そのうえ、分別機
構のストッカにたいするシーツ類の搬送のためのコンベ
アも必要としないため、装置全体の構造がきわめてシン
プルになり、装置製造コストが低減し、装置の信頼性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシーツ類の分別装置の一実施例を示す
正面図である。
【図2】移送コンベア機構まわりの拡大図である。
【符号の説明】
10 …搬入コンベア機構 20 …クロスコンベア機構 30 …分別機構 31A〜31D…ストッカ 40 …移送コンベア機構 50 …第一の折り畳み機構 60 …第二の折り畳み機構 70 …第三の折り畳み機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入コンベア機構と、搬入コンベア機構
    と直交して配置されたコンベアをもつクロスコンベア機
    構と、複数のストッカとクロスコンベア機構からストッ
    カの各々にシーツ類を搬送する手段とをもつ分別機構
    と、クロスコンベア機構上のシーツ類を分別機構のコン
    ベアに送り込む移送コンベア機構と、搬入コンベア機構
    上のシーツ類を二つに折るクロスコンベア機構と搬入コ
    ンベア機構との間に配置された第一の折り畳み機構と、
    クロスコンベア機構上のシーツ類を搬送方向に沿ってさ
    らに二つに折るためにクロスコンベア機構上に配置され
    た第二の折り畳み機構と、第二の折り畳み機構において
    折り畳まれたクロスコンベア機構上のシーツ類をさらに
    二つに折り畳むクロスコンベア機構と移送コンベア機構
    との間に配置された第三の折り畳み機構とを具備し、ス
    トッカがクロスコンベア機構の真下に配置され、クロス
    コンベア機構のコンベアの下面側がストッカとともに分
    別機構の前記搬送手段を形成してなること、を特徴とす
    るシーツ類の分別装置。
  2. 【請求項2】 移送コンベア機構がクロスコンベア機構
    の送り方向と同じ方向およびこれと反対方向とに回転可
    能なコンベアからなっている請求項1に記載の装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008047498A1 (fr) * 2006-10-18 2008-04-24 Cobalt Engineering Co., Ltd. Dispositif de support de changement de drap de lit
CN110029481A (zh) * 2019-04-15 2019-07-19 江苏海狮机械股份有限公司 一种新型布草折叠机
CN110055736A (zh) * 2019-04-15 2019-07-26 江苏海狮机械股份有限公司 新型布草折叠机

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CN110055736B (zh) * 2019-04-15 2024-02-27 江苏海狮机械股份有限公司 新型布草折叠机
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