JPH10127869A - 球発射装置 - Google Patents
球発射装置Info
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- JPH10127869A JPH10127869A JP28634196A JP28634196A JPH10127869A JP H10127869 A JPH10127869 A JP H10127869A JP 28634196 A JP28634196 A JP 28634196A JP 28634196 A JP28634196 A JP 28634196A JP H10127869 A JPH10127869 A JP H10127869A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 球発射装置の発射情報出力端子の出力を利用
して、球の発射に合わせてパチンコ機のゲーム性を向上
させる。 【解決手段】 操作部7と、電流制御部9と、コイル駆
動部4と、駆動コイル2a,3aと、ヨーク5と、レー
ル6とを備え、前記駆動コイル2a,3aに流れる電流
の変化を検出する検出部13を設けるとともに、この検
出部13に設けられた発射情報出力端子35から球1の
発射とともに球の発射情報を出力する構成とし、この情
報を利用して、パチンコ機のゲーム性を向上させる。
して、球の発射に合わせてパチンコ機のゲーム性を向上
させる。 【解決手段】 操作部7と、電流制御部9と、コイル駆
動部4と、駆動コイル2a,3aと、ヨーク5と、レー
ル6とを備え、前記駆動コイル2a,3aに流れる電流
の変化を検出する検出部13を設けるとともに、この検
出部13に設けられた発射情報出力端子35から球1の
発射とともに球の発射情報を出力する構成とし、この情
報を利用して、パチンコ機のゲーム性を向上させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機等に使用
する球発射装置に関するものである。
する球発射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】球を駆動コイルの電磁力により発射する
ものは、球の発射時に音や振動が出ないのでパチンコホ
ールの静音化に寄与できるものである。
ものは、球の発射時に音や振動が出ないのでパチンコホ
ールの静音化に寄与できるものである。
【0003】ここで駆動コイルの電磁力により発射する
発射装置の原理を説明する。駆動コイルに通電したと
き、その電磁力が作用する球への力は、図2のb線のご
とく球が駆動コイルに近接するに従って発射方向への吸
引力が強くなり、その後中点に向かって徐々にこの吸引
力が減少し、中点を越えても駆動コイルに通電している
と今度は破線部のごとく球を発射方向とは反対方向に吸
引する方向、つまり減速方向への吸引力が強くなり、や
がてそれも球が離れるにしたがって減少する。
発射装置の原理を説明する。駆動コイルに通電したと
き、その電磁力が作用する球への力は、図2のb線のご
とく球が駆動コイルに近接するに従って発射方向への吸
引力が強くなり、その後中点に向かって徐々にこの吸引
力が減少し、中点を越えても駆動コイルに通電している
と今度は破線部のごとく球を発射方向とは反対方向に吸
引する方向、つまり減速方向への吸引力が強くなり、や
がてそれも球が離れるにしたがって減少する。
【0004】したがって、駆動コイルに通電するとレー
ル上の球係止部に係止された球が駆動コイルに向けて吸
引される。この球が、例えば図2のb線のB点に到達し
た時点で駆動コイルへの通電を遮断するようにして球を
発射していた。
ル上の球係止部に係止された球が駆動コイルに向けて吸
引される。この球が、例えば図2のb線のB点に到達し
た時点で駆動コイルへの通電を遮断するようにして球を
発射していた。
【0005】これは、モータ方式に比べるとモータ方式
のような殴打して球を発射する発射装置を備えたパチン
コ機ではないため、打球振動が無く加えて音も出ないの
で静かにパチンコの遊技をすることができた。
のような殴打して球を発射する発射装置を備えたパチン
コ機ではないため、打球振動が無く加えて音も出ないの
で静かにパチンコの遊技をすることができた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例で問題となるのは、この発射装置を用いたパチンコ
台で遊技するものは手で握って操作するハンドルに従来
のモータ式のような打球振動が無く加えて音も出ないの
で逆にパチンコを遊技する上で物足りなさを感じること
もあった。
来例で問題となるのは、この発射装置を用いたパチンコ
台で遊技するものは手で握って操作するハンドルに従来
のモータ式のような打球振動が無く加えて音も出ないの
で逆にパチンコを遊技する上で物足りなさを感じること
もあった。
【0007】そこで本発明は遊技する者の感覚に作用
し、遊技者が満足できるようにパチンコ機のゲーム性を
向上させることを目的とするものである。
し、遊技者が満足できるようにパチンコ機のゲーム性を
向上させることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明の球発射装置は、検出部に設けられた発
射情報出力端子から球の発射とともに球の発射情報を出
力するものである。
るために本発明の球発射装置は、検出部に設けられた発
射情報出力端子から球の発射とともに球の発射情報を出
力するものである。
【0009】この構成により、発射情報出力端子の情報
出力を利用できるので、遊技者の感覚に作用し、遊技者
が満足できるようにパチンコ機のゲーム性を向上させる
ことができるのである。
出力を利用できるので、遊技者の感覚に作用し、遊技者
が満足できるようにパチンコ機のゲーム性を向上させる
ことができるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、操作部と、この操作部の操作量で制御される電流制
御部と、この電流制御部に接続されたコイル駆動部と、
このコイル駆動部に接続された駆動コイルと、この駆動
コイルが装着されるとともに空隙を有するヨークと、前
記空隙内を貫通して設けられた球を発射するレールとを
備え、前記駆動コイルに流れる電流の変化を検出する検
出部を設けるとともに、この検出部に設けられた発射情
報出力端子から球の発射とともに球の発射情報を出力す
る球発射装置としたものであり、発射情報出力端子の出
力を利用して遊技者の感覚に作用し、遊技者が満足でき
るようにパチンコ機のゲーム性を向上させることができ
る。また、この出力によって発射した球の数を計数管理
することもできる。
は、操作部と、この操作部の操作量で制御される電流制
御部と、この電流制御部に接続されたコイル駆動部と、
このコイル駆動部に接続された駆動コイルと、この駆動
コイルが装着されるとともに空隙を有するヨークと、前
記空隙内を貫通して設けられた球を発射するレールとを
備え、前記駆動コイルに流れる電流の変化を検出する検
出部を設けるとともに、この検出部に設けられた発射情
報出力端子から球の発射とともに球の発射情報を出力す
る球発射装置としたものであり、発射情報出力端子の出
力を利用して遊技者の感覚に作用し、遊技者が満足でき
るようにパチンコ機のゲーム性を向上させることができ
る。また、この出力によって発射した球の数を計数管理
することもできる。
【0011】請求項2に記載の発明の検出部は、球が正
常に発射されないときは、球の発射情報の出力を禁止す
る請求項1に記載の球発射装置であって、たとえばレー
ル上に球が複数残留していて目的とする飛距離まで球が
発射できないときや、違法な径の小さな球が発射装置内
に供給された場合など、正常な発射動作以外のときはこ
の出力を禁止して、正常な球発射の場合に限って、この
発射感を実感できるようにしたものである。
常に発射されないときは、球の発射情報の出力を禁止す
る請求項1に記載の球発射装置であって、たとえばレー
ル上に球が複数残留していて目的とする飛距離まで球が
発射できないときや、違法な径の小さな球が発射装置内
に供給された場合など、正常な発射動作以外のときはこ
の出力を禁止して、正常な球発射の場合に限って、この
発射感を実感できるようにしたものである。
【0012】請求項3に記載の発明は、発射情報出力端
子に視覚的表示装置を接続した請求項1に記載の球発射
装置であって、球の発射に合わせて視覚的表示装置から
の出力で目からの刺激が得られる。
子に視覚的表示装置を接続した請求項1に記載の球発射
装置であって、球の発射に合わせて視覚的表示装置から
の出力で目からの刺激が得られる。
【0013】請求項4に記載の発明は、発射情報出力端
子に音声出力装置を接続した請求項1に記載の球発射装
置であって、球の発射に合わせて音声出力装置からの出
力で耳からの刺激が得られる。
子に音声出力装置を接続した請求項1に記載の球発射装
置であって、球の発射に合わせて音声出力装置からの出
力で耳からの刺激が得られる。
【0014】請求項5に記載の発明は、発射情報出力端
子に触覚的出力装置を接続した請求項1に記載の球発射
装置であって、球の発射に合わせて触覚的出力装置から
の出力でハンドルを握っている手や、その他の部位に刺
激が得られる。
子に触覚的出力装置を接続した請求項1に記載の球発射
装置であって、球の発射に合わせて触覚的出力装置から
の出力でハンドルを握っている手や、その他の部位に刺
激が得られる。
【0015】請求項6に記載の発明は、発射情報出力端
子の出力で複数の装置を同時に動作させる請求項1に記
載の球発射装置であって、球の発射に合わせて人間の複
数の感覚に作用する刺激が得られる。
子の出力で複数の装置を同時に動作させる請求項1に記
載の球発射装置であって、球の発射に合わせて人間の複
数の感覚に作用する刺激が得られる。
【0016】請求項7に記載の発明は、発射情報出力端
子の出力をパチンコ機本体の制御部に入力する請求項1
に記載の球発射装置であって、球の発射と同時に発射情
報出力端子の出力をパチンコ台本体の制御部に入力する
ことで、パチンコ機本体側の表示装置や音声出力装置か
ら球の発射情報を出力することができる。
子の出力をパチンコ機本体の制御部に入力する請求項1
に記載の球発射装置であって、球の発射と同時に発射情
報出力端子の出力をパチンコ台本体の制御部に入力する
ことで、パチンコ機本体側の表示装置や音声出力装置か
ら球の発射情報を出力することができる。
【0017】以下、本発明の一実施の形態について図面
を参照しながら説明する。図1において、1は磁性体か
らなるパチンコ玉などの球である。2,3は磁力を発生
させるための第1,第2の電磁石で、夫々第1,第2の
駆動コイル(以下コイルという)2a,3aを有し、こ
れらの第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流値は
操作部7から電流制御部9、コイル駆動部4を介して制
御される。5は高透磁率の磁心材料からなるヨークで、
第1,第2の電磁石2,3の磁路を形成している。また
第1,第2の電磁石2,3の対向する磁極2bはS極、
3bはN極と異なるようになっている。これは、対向す
る磁極2b,3b間に磁束を集中するためである。6は
非磁性体からなるレールで、球1を円滑に定められた方
向に打ち出すべく、上記対向する磁極2b,3b間を貫
通して設けられている。図1,図4において、7は遊技
者が操作する操作部(ハンドル)で、この操作部の内部
に設けられ、機械的に連動された角度センサ7bにより
その回転角を電流制御部9に伝え、その回転角が大きけ
ればコイル駆動部4から第1,第2のコイル2a,3a
への通電電流値を増加させるようになっている。
を参照しながら説明する。図1において、1は磁性体か
らなるパチンコ玉などの球である。2,3は磁力を発生
させるための第1,第2の電磁石で、夫々第1,第2の
駆動コイル(以下コイルという)2a,3aを有し、こ
れらの第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流値は
操作部7から電流制御部9、コイル駆動部4を介して制
御される。5は高透磁率の磁心材料からなるヨークで、
第1,第2の電磁石2,3の磁路を形成している。また
第1,第2の電磁石2,3の対向する磁極2bはS極、
3bはN極と異なるようになっている。これは、対向す
る磁極2b,3b間に磁束を集中するためである。6は
非磁性体からなるレールで、球1を円滑に定められた方
向に打ち出すべく、上記対向する磁極2b,3b間を貫
通して設けられている。図1,図4において、7は遊技
者が操作する操作部(ハンドル)で、この操作部の内部
に設けられ、機械的に連動された角度センサ7bにより
その回転角を電流制御部9に伝え、その回転角が大きけ
ればコイル駆動部4から第1,第2のコイル2a,3a
への通電電流値を増加させるようになっている。
【0018】つまり、このような構成で操作部7を介し
て角度センサ7bを遊技者(操作者)が所定角度回転さ
せると、その回転角度に応じた信号が電流制御部9に伝
達され、その信号に基づいてコイル駆動部4から第1,
第2のコイル2a,3aへの通電量が決められる。この
通電によって第1,第2の電磁石2,3に磁力が発生
し、これにより第2の電磁石3の磁極3bから第1の電
磁石2の磁極2bに磁束が流れ、これにより図2のa線
のごとく磁界が発生する。これによりレール6に1個ず
つ供給された球1には図2のb線のごとく磁力が働く。
この結果球1はレール6上を磁極2b,3b間に向けて
走行する。そして、球1が磁極2b,3bの中心部まで
きたときに得られる第1,第2のコイル2a,3aへの
通電電流の減少に続く増加のあった時点を検出部13で
検出し、この信号を検出部13からコイル駆動部4に伝
達し第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流を切断
する。すると球1は慣性でレール6上を図1の左方へ走
行し発射されることになる。なお図2のcは球速、dは
第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流を示す。
て角度センサ7bを遊技者(操作者)が所定角度回転さ
せると、その回転角度に応じた信号が電流制御部9に伝
達され、その信号に基づいてコイル駆動部4から第1,
第2のコイル2a,3aへの通電量が決められる。この
通電によって第1,第2の電磁石2,3に磁力が発生
し、これにより第2の電磁石3の磁極3bから第1の電
磁石2の磁極2bに磁束が流れ、これにより図2のa線
のごとく磁界が発生する。これによりレール6に1個ず
つ供給された球1には図2のb線のごとく磁力が働く。
この結果球1はレール6上を磁極2b,3b間に向けて
走行する。そして、球1が磁極2b,3bの中心部まで
きたときに得られる第1,第2のコイル2a,3aへの
通電電流の減少に続く増加のあった時点を検出部13で
検出し、この信号を検出部13からコイル駆動部4に伝
達し第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流を切断
する。すると球1は慣性でレール6上を図1の左方へ走
行し発射されることになる。なお図2のcは球速、dは
第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流を示す。
【0019】図3はコイル駆動部4に流れる駆動電流波
形であり、磁界中心点15から見た、球無し状態と、球
発射状態のそれぞれの波形を示す。この図のeに示すよ
うに、球発射状態においては磁界中心点15で電流の減
少に続く増加が見られる。
形であり、磁界中心点15から見た、球無し状態と、球
発射状態のそれぞれの波形を示す。この図のeに示すよ
うに、球発射状態においては磁界中心点15で電流の減
少に続く増加が見られる。
【0020】図4は本発明の球発射装置のブロック図で
ある。図4においてハンドルを構成する操作部7は角度
センサ7b以外に操作部7に手を触れると球発射装置の
作動条件となるタッチセンサ7c、操作部7を回転させ
ると球発射装置の作動条件となる起動スイッチ7dがケ
ース7a内に含まれている。
ある。図4においてハンドルを構成する操作部7は角度
センサ7b以外に操作部7に手を触れると球発射装置の
作動条件となるタッチセンサ7c、操作部7を回転させ
ると球発射装置の作動条件となる起動スイッチ7dがケ
ース7a内に含まれている。
【0021】角度センサ7bには電流制御部9が接続さ
れ、この出力がコイル駆動部4に供給されて駆動コイル
2a,3aに通電される。
れ、この出力がコイル駆動部4に供給されて駆動コイル
2a,3aに通電される。
【0022】つまり、本実施の形態においては第1,第
2のコイル2a,3aには図2のdのごとくパルス電流
が供給されるのであるが、操作部7の回動量が多い程パ
ルス電流は大きく、逆にパルス幅は小さくなる。
2のコイル2a,3aには図2のdのごとくパルス電流
が供給されるのであるが、操作部7の回動量が多い程パ
ルス電流は大きく、逆にパルス幅は小さくなる。
【0023】これは電流が大きいほど発射される球1の
初速が速くなるので、その分磁界を遮る球1が磁極2
b,3bの中心点15まで速く到達する。そのために、
第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流の減少に続
く増加であった時点e(図3に示す)が発射後速く検出
でき、この信号により通電電流を遮断するので、その分
パルス幅が小さくなることとなる。従ってどの電流値の
ときにも球1が磁極2b,3bの中点、つまり図2のb
線の略0点に到達した時点で電流を断つこととなり、発
射距離のバラツキは小さくなる。
初速が速くなるので、その分磁界を遮る球1が磁極2
b,3bの中心点15まで速く到達する。そのために、
第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流の減少に続
く増加であった時点e(図3に示す)が発射後速く検出
でき、この信号により通電電流を遮断するので、その分
パルス幅が小さくなることとなる。従ってどの電流値の
ときにも球1が磁極2b,3bの中点、つまり図2のb
線の略0点に到達した時点で電流を断つこととなり、発
射距離のバラツキは小さくなる。
【0024】従って本実施の形態の場合、検出部13は
第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流の減少に続
く増加のあった時点e(図3に示す)を検出部13で検
出し通電電流を遮断するとともに、この検出部13に設
けられた発射情報出力端子35から球1の発射とともに
球の発射情報を出力する。したがって、この発射情報出
力端子35に接続された視覚的表示装置(図示せず)や
音声出力装置(図示せず)、触覚的出力装置(図示せ
ず)または複数の他の装置(図示せず)をこの出力を利
用して個別に動作させることもできるし、同時に動作さ
せることができるので、球1の発射と同時に人間の複数
の感覚に作用する刺激が得られ、遊技者の感覚に作用
し、遊技者の満足が得られるようにパチンコ機のゲーム
性を向上させることができる。また、この出力によって
発射した球1の数を計数管理することもできる。
第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流の減少に続
く増加のあった時点e(図3に示す)を検出部13で検
出し通電電流を遮断するとともに、この検出部13に設
けられた発射情報出力端子35から球1の発射とともに
球の発射情報を出力する。したがって、この発射情報出
力端子35に接続された視覚的表示装置(図示せず)や
音声出力装置(図示せず)、触覚的出力装置(図示せ
ず)または複数の他の装置(図示せず)をこの出力を利
用して個別に動作させることもできるし、同時に動作さ
せることができるので、球1の発射と同時に人間の複数
の感覚に作用する刺激が得られ、遊技者の感覚に作用
し、遊技者の満足が得られるようにパチンコ機のゲーム
性を向上させることができる。また、この出力によって
発射した球1の数を計数管理することもできる。
【0025】また、検出部13は、球1が正しく発射さ
れないときは、球1の発射情報の出力を禁止するので、
たとえばレール6上に球1が複数残留していて目的とす
る飛距離まで球1が発射できないときや、違法な径の小
さな球1が発射装置内に供給された場合など正常な発射
動作以外のときは駆動コイル2a,3aへの通電電流の
減少に続く増加の点が予め定められた時間より短くなる
ので、そのときはこの出力を禁止している。このように
して正常な球発射の場合に限って、この発射感を実感で
きるようにしたものである。
れないときは、球1の発射情報の出力を禁止するので、
たとえばレール6上に球1が複数残留していて目的とす
る飛距離まで球1が発射できないときや、違法な径の小
さな球1が発射装置内に供給された場合など正常な発射
動作以外のときは駆動コイル2a,3aへの通電電流の
減少に続く増加の点が予め定められた時間より短くなる
ので、そのときはこの出力を禁止している。このように
して正常な球発射の場合に限って、この発射感を実感で
きるようにしたものである。
【0026】さらに、発射情報出力端子35の出力をパ
チンコ機本体の制御部(図示せず)に入力することがで
きるので、球1の発射と同時にパチンコ台本体の制御部
(図示せず)からパチンコ機本体側の表示装置(図示せ
ず)や音声出力装置(図示せず)から球1の発射情報を
出力することができるのである。なお13Aは設定部判
定値,13Bは比較,14はセンサ検知部,16はタイ
ミングパルス発生部,18は電源部である。
チンコ機本体の制御部(図示せず)に入力することがで
きるので、球1の発射と同時にパチンコ台本体の制御部
(図示せず)からパチンコ機本体側の表示装置(図示せ
ず)や音声出力装置(図示せず)から球1の発射情報を
出力することができるのである。なお13Aは設定部判
定値,13Bは比較,14はセンサ検知部,16はタイ
ミングパルス発生部,18は電源部である。
【0027】図5は検出部13の周辺回路を示すもの
で、第1,第2のコイル2a,3aは直列に接続されて
おり、これに消磁用コンデンサ20が並列接続されてい
る。
で、第1,第2のコイル2a,3aは直列に接続されて
おり、これに消磁用コンデンサ20が並列接続されてい
る。
【0028】またこの並列接続体はダイオード21を介
してトランジスタ22のコレクタに接続されている。
してトランジスタ22のコレクタに接続されている。
【0029】トランジスタ22のベースには抵抗23と
スイッチ24と角度センサ7bが接続されており、操作
部7を大きく回動させれば角度センサ7bの抵抗値が上
昇し、トランジスタ22のバイアスが高まりこれにより
第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流値が多くな
る。
スイッチ24と角度センサ7bが接続されており、操作
部7を大きく回動させれば角度センサ7bの抵抗値が上
昇し、トランジスタ22のバイアスが高まりこれにより
第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流値が多くな
る。
【0030】検出部13はトランジスタ22のコレクタ
部とベース部への入力の抵抗23の前段の変化量を比較
入力し、第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流の
減少に続く増加のあった時点eを検出し、コイル駆動部
4に伝達している。
部とベース部への入力の抵抗23の前段の変化量を比較
入力し、第1,第2のコイル2a,3aへの通電電流の
減少に続く増加のあった時点eを検出し、コイル駆動部
4に伝達している。
【0031】高速スイッチング素子25は第1,第2の
コイル2a,3aへの通電電流の減少に続く増加のあっ
た時点を検出し、コイル駆動部4に伝達された信号によ
りトランジスタ22を高速に切断するように構成されて
いる。さらにトランジスタ22のエミッタにも抵抗26
が接続されており、定電流回路が形成されている。
コイル2a,3aへの通電電流の減少に続く増加のあっ
た時点を検出し、コイル駆動部4に伝達された信号によ
りトランジスタ22を高速に切断するように構成されて
いる。さらにトランジスタ22のエミッタにも抵抗26
が接続されており、定電流回路が形成されている。
【0032】つまり駆動コイル2a,3aは通電をくり
返すことにより発熱し、それにより抵抗値が高まり、電
流値が減少することとなるので、この発熱による抵抗値
上昇がおきても電流値が減少しないようにするために定
電流回路を設けているのである。
返すことにより発熱し、それにより抵抗値が高まり、電
流値が減少することとなるので、この発熱による抵抗値
上昇がおきても電流値が減少しないようにするために定
電流回路を設けているのである。
【0033】図6は磁界発生部の形状図であり、第1,
第2の電磁石2,3の対向する磁極2b,3b部の中心
が凸形状となるヨーク5の形状とした。すなわち、この
ような形状とすることで、球1が磁極2b,3bの中心
部まできたときに得られる第1,第2のコイル2a,3
aへの通電電流の変化量が大きくなり、減少に続く増加
の検出が容易になる。
第2の電磁石2,3の対向する磁極2b,3b部の中心
が凸形状となるヨーク5の形状とした。すなわち、この
ような形状とすることで、球1が磁極2b,3bの中心
部まできたときに得られる第1,第2のコイル2a,3
aへの通電電流の変化量が大きくなり、減少に続く増加
の検出が容易になる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の球発射装置は、操
作部と、この操作部の操作量で制御される電流制御部
と、この電流制御部に接続されたコイル駆動部と、この
コイル駆動部に接続された駆動コイルと、この駆動コイ
ルが装着されるとともに空隙を有するヨークと、前記空
隙内を貫通して設けられた球を発射するレールとを備
え、前記駆動コイルに流れる電流の変化を検出する検出
部を設けるとともに、この検出部に設けられた発射情報
出力端子から球の発射とともに球の発射情報を出力する
構成としたものである。
作部と、この操作部の操作量で制御される電流制御部
と、この電流制御部に接続されたコイル駆動部と、この
コイル駆動部に接続された駆動コイルと、この駆動コイ
ルが装着されるとともに空隙を有するヨークと、前記空
隙内を貫通して設けられた球を発射するレールとを備
え、前記駆動コイルに流れる電流の変化を検出する検出
部を設けるとともに、この検出部に設けられた発射情報
出力端子から球の発射とともに球の発射情報を出力する
構成としたものである。
【0035】この構成により、発射情報出力端子の出力
を利用して視覚的表示装置や音声出力装置、触覚的出力
装置または複数の装置を個別に動作させることもできる
し、同時に動作させることができるので、球の発射と同
時に人間の複数の感覚に作用する刺激が得られ、遊技者
の感覚に作用して臨場感が増大し、遊技者が満足できる
ようにパチンコ機のゲーム性を向上させることができ
る。
を利用して視覚的表示装置や音声出力装置、触覚的出力
装置または複数の装置を個別に動作させることもできる
し、同時に動作させることができるので、球の発射と同
時に人間の複数の感覚に作用する刺激が得られ、遊技者
の感覚に作用して臨場感が増大し、遊技者が満足できる
ようにパチンコ機のゲーム性を向上させることができ
る。
【図1】本発明の一実施の形態を示す球発射装置の断面
図
図
【図2】同、磁界等を示す波形図
【図3】同、駆動電流を示す波形図
【図4】同、全体の電気回路を示すブロック図
【図5】同、検出部の周辺を示した回路図
【図6】同、磁界発生部の形状図
1 球 2a 第1のコイル 3a 第2のコイル 4 コイル駆動部 5 ヨーク 6 レール 7 操作部 9 電流制御部 13 検出部 35 発射情報出力端子
Claims (7)
- 【請求項1】 操作部と、この操作部の操作量で制御さ
れる電流制御部と、この電流制御部に接続されたコイル
駆動部と、このコイル駆動部に接続された駆動コイル
と、この駆動コイルが装着されるとともに空隙を有する
ヨークと、前記空隙内を貫通して設けられた球を発射す
るレールとを備え、前記駆動コイルに流れる電流の変化
を検出する検出部を設けるとともに、この検出部に設け
られた発射情報出力端子から球の発射とともに球の発射
情報を出力する球発射装置。 - 【請求項2】 検出部は、球が正常に発射されないとき
は、球の発射情報の出力を禁止する請求項1に記載の球
発射装置。 - 【請求項3】 発射情報出力端子に視覚的表示装置を接
続した請求項1に記載の球発射装置。 - 【請求項4】 発射情報出力端子に音声出力装置を接続
した請求項1に記載の球発射装置。 - 【請求項5】 発射情報出力端子に触覚的出力装置を接
続した請求項1に記載の球発射装置。 - 【請求項6】 発射情報出力端子の出力で複数の装置を
同時に動作させる請求項1に記載の球発射装置。 - 【請求項7】 発射情報出力端子の出力をパチンコ台本
体の制御部に入力する請求項1に記載の球発射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28634196A JPH10127869A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 球発射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28634196A JPH10127869A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 球発射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10127869A true JPH10127869A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17703138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28634196A Pending JPH10127869A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 球発射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10127869A (ja) |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP28634196A patent/JPH10127869A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |