JPH10127695A - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ

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JPH10127695A
JPH10127695A JP8277840A JP27784096A JPH10127695A JP H10127695 A JPH10127695 A JP H10127695A JP 8277840 A JP8277840 A JP 8277840A JP 27784096 A JP27784096 A JP 27784096A JP H10127695 A JPH10127695 A JP H10127695A
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JP
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film
tape
fastening tape
frontal
disposable diaper
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JP8277840A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kono
泰宏 河野
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックシート上のフロンタルフィルムとバッ
クシートの他の部分とを締結用テープを介して合体する
方式の使い捨ておむつにおいて、締結用テープを再剥離
自在にフロンタルフィルムに接着可能とするとともに、
十分な保持力及び剥離時の容易な剥離と不快音発生の抑
制を同時に可能にすること。 【解決手段】 締結用テープの一端がその粘着剤層を介
してバックシートの他の部分に接合されており、そして
その接合部位から延在する締結用テープの他端が自由端
部でありかつおむつの装着時にそのテープの粘着剤層を
介してフロンタルフィルムの非離型処理表面に接着可能
でありかつフロンタルフィルムの粘着剤層が(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体を主成分とする粘着剤から構
成されているように、構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使い捨ておむつに関
し、さらに詳しく述べると、締結用テープを介して着用
者に装着可能である展開型の使い捨ておむつに関する。
本発明の使い捨ておむつは、着用者に装着した時、その
フロンタルフィルムに対して締結用テープを再剥離可能
に接着可能であり、十分な保持力を得ることができ、ま
た、テープを剥離する時、安定した剥離力でこれを行う
ことができるばかりでなく、通常の締結用テープで発生
していた大きくて不快な剥離音を抑止するかもしくは少
なくとも大幅に抑制することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、乳幼児、入院患者、失禁者などの
ため、各種の使い捨ておむつが考案され、市販されてい
る。これらの商業的に入手可能な使い捨ておむつは、通
常、そのまま着用者に装着することができるパンツ型の
おむつと、ほぼ長尺の形状を有していて、着用者に適用
した後に付属の締結用テープにより装着することができ
る展開型のおむつとがある。締結用テープ(ファスニン
グテープ)は、好ましくは、おむつ本体に接着し、剥離
する動作を繰り返し行うことが可能な再剥離タイプの粘
着テープである。展開型の使い捨ておむつは、液体透過
性の内装材からなる内装シートと、そのシートを被覆す
るように重ね合わされた液体非透過性のバックシートと
を含みかつ着用者の体型に適合し得るサイズ及び形状を
有するおむつ本体と、バックシートの所定の部位に配設
された、バックシートの補強材及び締結用テープの固着
目標としてのフロンタルフィルムと、装着時におむつ本
体の2つの部位を橋架けしておむつ形状を安定に保持す
るための締結用テープとから構成されている。かかる使
い捨ておむつで使用する締結用テープは、業界において
いろいろな工夫がなされているというものの、一般的に
は、その片面に粘着剤層を有する粘着テープからなって
いて、おむつの装着時、おむつ本体のうち装着時に腰部
前方(下腹部)に位置する部分に予め取り付けられたフ
ィルム(通常、フロンタルフィルムと呼ばれる)に接着
及び締結することが可能である。締結用テープは、フロ
ンタルフィルムに対するその強い粘着力によって、不用
意な外れ、液体の漏れ等を被ることなく安定に使用可能
であることが必要である。締結用テープは、さらに、お
むつの使用途中あるいは使用後にフロンタルフィルムか
ら引き剥がす時、容易に剥離可能でなければならない。
【0003】上記したような課題を解決するために、一
部の展開型使い捨ておむつでは、その本体のバックシー
トに、一般にはウレタン等の長鎖アルキル基を有する離
型剤で離型処理した2軸延伸ポリプロピレンフィルム等
のフロンタルフィルムを配設するとともに、そのフロン
タルフィルムに付着せしめられるべき締結用テープの粘
着剤層には、スチレン−イソプレン−スチレンブロック
コポリマー(SIS)系粘着剤を使用している。このよ
うなフロンタルフィルムと適当な粘着性締結用テープの
組み合わせを使用することによって、使い捨ておむつ、
特にその締結用テープの適用部位に要求されている、外
れにくく、しかし、必要に応じて剥がし易いという構造
上の特性は、かなり改善されている。しかし、高速で引
き剥がす時には、接着感が軽すぎて不安感が生じるとと
もに、衝撃に弱いという問題がある。また、フロンタル
フィルムから締結用テープを剥がす時に耳障りな大きな
音が発生するという問題があり、この不快音を除去する
ことも望まれいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、した
がって、上記のような従来の技術の問題点を解決して、
装着時にはフロンタルフィルムと締結用テープの間の強
力な接合力及び十分な保持力によりフィルムからテープ
が外れることがなく、したがって、液漏れや位置ずれが
なく、そして、フィルムからテープを剥離する時には剥
がし易く、さらにその剥離の時に不快な剥離音を抑制す
ることができるような使い捨ておむつを提供することに
ある。
【0005】本発明の目的は、また、上記のような注目
すべき効果を、新生児用の小型のおむつに限定されるこ
となく、小児及び成人用の中型及び大型のおむつにおい
ても生じることができるような使い捨ておむつを提供す
ることにある。本発明のこれらの及びその他の目的は、
以下の詳細な説明からより容易に理解することができる
であろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、おむつ
本体のバックシートの一部分にフロンタルフィルムが付
着されており、該フロンタルフィルムの表面と前記バッ
クシートの他の部分とを締結用テープの下面の粘着剤層
を介して合体することにより着用者に装着する方式の使
い捨ておむつにおいて、前記締結用テープの一端はその
粘着剤層を介して前記バックシートの他の部分に接合さ
れており、そしてその接合部位から延在する前記締結用
テープの他端は自由端部でありかつおむつの装着時にそ
のテープの粘着剤層を介して前記フロンタルフィルムの
非離型処理表面に着脱自在に接着可能であること、及び
前記締結用テープの粘着剤層は(メタ)アクリル酸エス
テル共重合体を主成分とする粘着剤から構成されている
ことを特徴とする展開型の使い捨ておむつが提供され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、いろいろな形態で実施
することが可能である。以下、本発明のいくつかの好ま
しい形態を添付の図面を参照しながら説明することにす
る。図1は、本発明による好ましい1態様による使い捨
ておむつの使用状態を示す斜視図であり、また、この図
における締結用テープの使用状態は図2から容易に理解
されるであろう。詳細に説明する前に明らかにしておく
と、本発明の特徴は、上記したように締結用テープの構
成にあり、したがって、おむつ本体の形状及び構成は、
図示されるものに限定されるわけではなく、この技術分
野において常用のいろいろな形状及び構成を採用し得る
ことを理解されたい。
【0008】使い捨ておむつは、着用者の股の部分の体
型に適合し得るサイズ及び形状を有する長尺物の形をし
ており、未使用時にはコンパクトに折り畳まれている。
使用時、折り畳まれていたおむつを展開して着用者の股
の部分に当てがい、付属の締結用テープをフロンタルフ
ィルムに貼着する。図1に略示するようなおむつ1が完
成する。
【0009】使い捨ておむつ1の構造は、多くの文献等
から公知となっているように、多種多様である。おむつ
1は、通常、図示のように、液体吸収性の内装材(例え
ば、不織布)からなる内装シート3と、そのシートを包
み込むように外側に重ね合わされた液体非透過性のバッ
クシート2とから構成される。おむつ1のバックシート
2の前面部分には、フロンタルフィルム4がその基材8
の下面に施された粘着剤層9を介して取り付けられてい
る。さらに、おむつ1のバックシート2上の前面部分と
表裏をなす部分には締結用テープ5の末端が取り付けら
れている。締結用テープ5は、図示の通り、基材6とそ
の下面の粘着剤層7とからなっている。締結用テープ5
の先端は、フロンタルフィルム4に貼着されるもので、
自由端部となっている。締結用テープ5の粘着剤層7
は、それをフロンタルフィルム4に貼着する前、離型紙
(図示せず)によって保護されている。締結用テープ5
の先端は、必要に応じて、つまみ用タブを有していても
よい。また、図示の例の場合、締結用テープ5の末端を
粘着剤層7を介してバックシート2に取り付けているけ
れども、締結用テープ5の取り付けには、この技術分野
において一般的に用いられているその他の手法及び手段
を使用してもよい。
【0010】次いで、本発明の使い捨ておむつにおいて
用いられる各種の部材のそれぞれについて説明する。本
発明の使い捨ておむつは、好ましくは、その本体部分が
バックシートと内装シートとからなる。バックシート
は、使い捨ておむつに常用されている液体非透過性の材
料、例えば、通常のポリエチレンフィルム、多孔質のポ
リエチレンフィルムなどを使用することができる。これ
らのフィルムの厚さは任意であり、通常、約5〜60μ
mである。また、内装シートも、常用されている液体吸
収性の材料、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリエステルなどの不織布などを使用することができ
る。
【0011】おむつ本体のバックシートの一部分には、
その表面に締結用テープが貼着されるフロンタルフィル
ムが付着されている。フロンタルフィルムの表面には、
離型処理、エンボス加工等の常用の表面処理が施されて
いる必要がない。適当なフロンタルフィルムの基材とし
ては、安価で入手が容易なポリマーからなるフィルムを
挙げることができる。ここで、「ポリマー」とは、それ
を本願明細書で参照した場合、ホモポリマー(単独重合
体)及びコポリマー(共重合体)の両者を包含するもの
とし、また、共重合体は、2成分共重合体のほか、3成
分及びそれ以上の多成分共重合体も包含するものとす
る。本発明の実施において有利に使用することのできる
基材ポリマーは、以下に記載するものに限定されないと
いうものの、好ましくは、ポリエステルなどである。
【0012】フロンタルフィルムに用いる基材ポリマー
は、その強度を1%伸び率における引っ張り強度で評価
した場合、少なくとも100g/10mmの引っ張り強度
を有していることが好ましい。この引っ張り強度が10
0g/10mm未満であると、バックシートの補強材とし
ての強度を生じることができず、また、伸び易いため、
その上方に締結用フィルムを安定に保持することができ
ない。
【0013】フロンタルフィルムの形状は、矩形、その
他の任意の形であることができ、好ましくは矩形であ
り、そしておむつの大きさに応じていろいろなサイズと
することができる。また、フロンタルフィルムの厚さ
は、広く変更することができるというものの、好ましく
は、10〜60μm である。フィルムの厚さが10μm
未満であると、製造ラインにおいてフィルムに皺が入り
易く、生産性が低下する。反対に、フィルムの厚さが6
0μm を上回ると、フィルムが硬くなりすぎ、下地のバ
ックシートとの一体性がなくなり、そのごわごわ感のた
めにおむつ用途には不適当となる。なお、このフロンタ
ルフィルムの表面にコロナ放電処理することは、上記し
た一般的な物理的表面処理とは異なって、フィルム表面
に対する締結用テープの接着力を向上させるうえで効果
的である。また、フィルム表面に接着された締結用テー
プを認識し易くするために、このフロンタルフィルムの
バックシートに当接する面に印刷等を施してもよい。
【0014】フロンタルフィルムの基材は、その下面に
粘着剤層を有していて、この層を介してバックシートへ
の取り付けを行うのが好ましい。粘着剤層の粘着剤は、
バックシートに対して強力に接着できるものであれば特
に限定されるものではなく、例えば、合成ゴム系接着剤
などを挙げることができる。さらに、かかる粘着剤層の
膜厚は、広く変更することができるというものの、好ま
しくは、約5〜50μm である。また、粘着剤の使用に
代えて、他の常用の接合あるいは縫い付け手段を使用し
てもよい。
【0015】フロンタルシートに貼着される締結用テー
プは、好ましくは、基材とその下面の粘着剤層とから構
成される。この締結用テープの末端はその粘着剤層を介
してバックシートの所定の部位に接合され、そしてその
接合部位から延在する締結用テープの先端が、通常は自
由端部であるが、おむつの装着時にそのテープの粘着剤
層を介してフロンタルフィルムの非離型処理表面に接着
可能される。
【0016】締結用テープは、好ましくは矩形であり、
そしておむつの大きさ、所望とする取扱性、その他のフ
ァクタに応じていろいろなサイズとすることができる。
このテープのサイズは、好ましくは、フロンタルフィル
ムに対する十分な接合力を確保するとともに、テープの
着脱を容易にするため、約10〜50mmの幅及び約30
〜100mmの長さである。
【0017】締結用テープの基材は、以下に列挙するも
のに限定されるわけではないけれども、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、プロピレン−エチレンブロックポリ
マー、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリアセテー
ト、ポリアミドなどの合成材料あるいは木綿などの天然
産出材料を挙げることができる。これらの材料は、単独
で使用してもよく、あるいは2種類もしくはそれ以上の
材料を組み合わせて使用してもよい。特に、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、プロピレン−エチレンブロックポ
リマーあるいはその組み合わせは、テープ基材として好
適である。また、粘着剤層の形成のために施される粘着
剤の密着性を向上させるため、テープ基材の下面に、プ
ライマー処理や、マット処理などを施すことが好まし
い。さらに、締結用テープは、通常、ロール状で提供さ
れるので、積層時の付着防止のために常用の背面処理を
施すことが好ましい。
【0018】また、締結用テープの基材の厚さは、一般
に、10〜200μm であるのが好ましい。このテープ
基材の厚さが10μm 未満であると、テープの腰が弱い
ので扱いずらく、また、機械的強度に乏しいので締結用
テープの製造が困難になる。一方、テープ基材の厚さが
200μm を上回ると、テープ全体の厚さが大きくなり
過ぎて、取扱が困難になったり、耐クリープ性が低下し
たりする。テープ基材の厚さは、接着性、耐クリープ性
及び取扱性の3者のバランスが良好な点で、50〜15
0μm であるのがさらに好ましく、75〜120μm で
あるのが最も好ましい。
【0019】本発明の実施において、締結用テープの基
材に施される粘着剤層は、アクリル系粘着剤、すなわ
ち、(メタ)アクリル酸ポリマー〔アクリル酸又はメタ
クリル酸のポリマー〕を主成分とする粘着剤を使用して
構成される。粘着剤としての(メタ)アクリル酸ポリマ
ーは、好ましくは、−40〜−10℃のガラス転移温度
(Tg)がを有している。ガラス転移温度が−40℃未満
では、締結用テープの保持力が不足し、おむつ使用時に
テープが不用意に外れることがことがある。反対に、粘
着剤のガラス転移温度が−10℃を上回ると、粘着剤層
のタック性が減少し、十分な初期接着力が得られなくな
り、フロンタルフィルムに締結用テープを貼り合わせた
後、所定の時間の経過後にフィルムからテープを剥がす
時に耳障りな剥離音を生じる。また、使用する粘着剤の
ガラス転移温度は、保持力、剥離音の観点から、−38
〜−24℃であるのがさらに好ましい。なお、本願明細
書で言う剥離音の問題は、フロンタルフィルムから締結
用テープを剥離する時にジャーキーなモード(耳障りな
剥離音)がでるか否かということによって判断できる。
テープ剥離時に耳障りな剥離音を確認できない時、剥離
音の問題は「ない」と評価できる。
【0020】粘着剤としての(メタ)アクリル酸ポリマ
ーは、好ましくは、アルキル(メタ)アクリル酸ポリマ
ーであり、そしてそのアルキル基は、置換もしくは非置
換のいずれであってもよく、好ましくは、約4〜12個
の炭素原子を有している。本発明の実施において有利に
使用することのできるアルキル(メタ)アクリル酸ポリ
マーは、以下に列挙するものに限定されるわけではない
けれども、n−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキ
シル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アク
リレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)
アクリレートなどのモノマーのポリマーあるいはコポリ
マーを包含する。コポリマーは、上記したモノマーとそ
の他のモノマー、例えば官能基含有モノマー又はビニル
モノマー、例えばアクリル酸、メタクリル酸、アクリロ
ニトリル、無水マレイン酸、アクリルアミド、N−メチ
ロールアクリルアミド、イタコン酸、スチレン、酢酸ビ
ニル等とのコポリマーであってもよい。これらのアルキ
ル(メタ)アクリル酸ポリマーは、単独で使用してもよ
く、あるいは混合して使用してもよい。
【0021】上記した粘着剤としての(メタ)アクリル
酸ポリマーは、単独使用でも十分に粘着剤層の形成に寄
与することができる。そして、得られる粘着剤層におい
てより大きな凝集力を得るため、所定量の架橋剤を添加
することが好適である。架橋剤の具体例としては、以下
に記載のものに限定されないけれども、イソシアネート
系、エポキシ系、ビスアミド系等の有機化合物系架橋
剤、金属キレート系架橋剤、その他の架橋剤を挙げるこ
とができる。有機化合物系架橋剤の添加量は、(メタ)
アクリル酸ポリマー100重量部に対して、好ましくは
0.01〜3重量部、さらに好ましくは0.05〜2重
量部である。添加量が0.01重量部未満では架橋剤の
添加の効果が顕著に現れず、反対に、添加量が3重量部
を上回ると、架橋剤として使用した(メタ)アクリル酸
ポリマーの架橋が過度となり、表面粘着性が著しく低下
する。金属キレート系架橋剤の添加量は、(メタ)アク
リル酸ポリマー100重量部に対して、好ましくは0.
01〜30重量部、さらに好ましくは0.05〜20重
量部である。添加量が0.01重量部未満では架橋剤の
添加の効果が顕著に現れず、反対に、添加量が30重量
部を上回ると、架橋剤として使用した(メタ)アクリル
酸ポリマーの架橋が過度となり、表面粘着性が著しく低
下する。
【0022】さらに、粘着剤層において使用する粘着剤
には、粘着物性のバランスをとるため、粘着性付与樹
脂、軟化剤等の添加剤を必要に応じて配合するのが好ま
しい。適当な粘着性付与樹脂としては、例えば、ロジン
系樹脂、テルペン樹脂、テルペン−フェノール樹脂、脂
肪族系石油炭化水素樹脂などを、また、適当な軟化剤と
しては、例えば、ジオクチルフタレート、ミネラルオイ
ルなどを、それぞれ挙げることができる。このような粘
着性付与樹脂、軟化剤の添加量は、(メタ)アクリル酸
ポリマー100重量部に対して、好ましくは100重量
部未満、さらに好ましくは60重量部未満である。これ
らの添加剤の量が100重量部を上回ると、得られる粘
着剤層においてゴム弾性率が減少してしまい、よって保
持力、凝集力が減少してしまう。
【0023】使用する粘着剤がエマルジョン系の場合に
は、必要に応じて、その他のゴム系ラテックスを配合す
ることも好適である。粘着剤層において使用する粘着剤
には、上記したような添加剤に加えて、その他の常用の
添加剤を添加してもよい。例えば、酸化防止剤、紫外線
吸収剤などの添加剤を、通常、(メタ)アクリル酸ポリ
マー100重量部に対して0.01〜10重量部の量で
添加するのが好適である。
【0024】使用する粘着剤は、所期の効果を得るた
め、フロンタルフィルムから締結用テープを剥離する
時、低速、中速及び高速の剥離速度のそれぞれに応じて
予め定められた剥離力で剥離可能であることが好まし
い。すなわち、粘着剤は、締結用テープをフロンタルフ
ィルムの非離型処理表面に接着した後、20mm/分の引
っ張り速度で180°剥離を行う時に少なくとも100
g/25mmの180°剥離力で剥離可能であること、そ
して300mm/分ないし25m/分の引っ張り速度で1
80°剥離を行う時に250g/25mm以上ないし80
0g/25mm以下の180°剥離力で剥離可能であるこ
と、が好ましい。
【0025】粘着剤の低速での剥離力は、締結用テープ
とフルンタルフィルムの間の保持性能に関係する。使い
捨ておむつの使用時に、締結用テープがフロンタルフィ
ルムから外れる場合には、非常に遅い速度で徐々に外れ
ていく。そのため、非常に遅い20mm/分という引っ張
り速度での剥離力が、締結用テープとフルンタルフィル
ムの間の保持性能を反映することとなる。
【0026】本発明の粘着剤は、したがって、締結用テ
ープをフロンタルフィルムに接着した後、20mm/分の
低速の引っ張り速度で180°剥離を行う時に、少なく
とも100g/25mmの180°剥離力を有することが
好ましい。この180°剥離力が100g/25mm未満
では、保持力が不足し、おむつの装着時に締結用テープ
がフロンタルフィルムから不用意に外れる恐れがある。
この低速における180°剥離力は、保持力の観点か
ら、少なくとも130g/25mmであるのが好ましい。
【0027】さらに、本発明の粘着剤は、締結用テープ
をフロンタルフィルムに接着した後、300mm/分の中
速〜25m/分の高速の引っ張り速度で180°剥離を
行う時に、250g/25mm以上〜800g/25mm以
下の180°剥離力を有することが好ましい。この18
0°剥離力が250g/25mm未満では、締結用テープ
をフロンタルフィルムに接着する際に余分な負荷がかか
り、不用意に外れる恐れがあり、また、反対に800g
/25mmを上回ると、フィルムからのテープの剥離が困
難になり、取扱性が劣化する。
【0028】上記したような粘着剤は、締結用テープの
粘着剤層の形成のため、広い範囲でテープ基材に塗布す
ることができる。粘着剤の塗布量は、好ましくは、5〜
100g/m2 (平方)である。粘着剤の塗布量が5g
/m2 未満では、適当な接着力が得られず、また、反対
に100g/m2 を上回ると、粘着剤の塗布が困難にな
り、テープの生産性が低下する。粘着物性のバランスと
粘着剤塗布の容易性、テープの生産性を考慮すると、粘
着剤の塗布量は、10〜70g/m2 であるのがさらに
好ましい。このような粘着剤をテープ基材に塗布するに
当たっては、常用の塗布技法、例えばナイフコーティン
グなどを使用することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明をその実施例について詳細に説
明する。しかし、本発明はこれらの実施例に限定されな
いことを理解されたい。フロンタルフィルムI〜VIIIの調製 下記の第1表に記載の7種類のフロンタルフィルム(F
Fと略記する)を、市販の基材を利用してあるいは市販
の基材を処理して、調製した。
【0030】
【表1】
【0031】フロンタルフィルムの調製に使用した基材
は、それぞれ、下記の製造元より入手したものである。 基材(商品名) 製造元 Emblet S-20 ユニチカ株式会社 Daiamid フィルム 7000 ダイセル化学工業株式会社 PL #200 二村化学株式会社 Pylen P2101 東洋紡株式会社 Lupic H 東燃石油化学株式会社 Kapton Type H フィルム 東レ・デュポン株式会社 また、ウレタン系剥離処理フィルムは、剥離処理剤(安
原ケミカル社より入手可能なFIG−30)を固形分が
1%となるようにトルエンで希釈した後、PP基材(Py
len P2101 )の表面に2301piのグラビアでコーティ
ングし、さらに乾燥して調製した。
【0032】シリコーン系剥離処理フィルムは、剥離処
理剤(信越化学工業社より入手可能なX−62−237
8、X−92−140及びCat−PL−50T;配合
比60/40/3)を固形分が3%となるようにトルエ
ン/ヘプタン(1:1)で希釈した後、PP基材(Pyle
n P2101 )の表面に1801piのグラビアでコーティン
グし、さらに100℃で1分間加熱して調製した。
【0033】さらに、上記第1表に記載のフィルムの引
っ張り強度は、23℃/60%RHの測定環境下、単位
長さ(100mm)当たり1%(1mm)伸びた時のフィル
ムの張力から求めた。MD方向に10mm、そしてCD方
向に100mm以上にスリットしたフィルムサンプルを、
CDの間隔が100mmになるようにして両端をウレタン
ラバーのシートで挟み、引っ張り速度10mm/分で引っ
張り、チャート上で1%の伸びに相当する時の値を読み
取った。締結用テープA〜H及びJ〜Kの調製 下記の第2表に記載の8種類の締結用テープ(FTと略
記する)(アクリル系粘着剤を使用)及び下記の第3表
に記載の3種類の締結用テープ(合成ゴム系粘着剤を使
用)を、それぞれ、市販の基材を処理して調製した。
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】締結用テープの調製に使用した基材は、そ
れぞれ、下記の製造元より入手したものである。 基材(商品名) 製造元 RD1272, R21601, RD914, 住友スリーエム株式会社 RD1273, RD1295, RD2738 AE222B, SX244-A1 日本合成ゴム株式会社 M5A(金属キレート系架橋剤) 綜研化学株式会社 AE291A(エホ゜キシ系架橋剤) 長瀬化学株式会社 ColonateL(イソシアネート 系架橋剤) 日本ポリウレタン株式会社 Kraton D1107, Kraton D1112 シエル化学株式会社 Escorez 1304 トーネックス株式会社 Zonarez A25 アリゾナケミカル株式会社 Wingtack 95 グッドイヤー株式会社 また、上記第2表に及び第3表に記載の粘着剤のガラス
転移温度(Tg)は、動的粘弾性測定装置(Rheome
trics Solid AnalyzerRSAII)
を使用した測定した。圧縮モード1 rad/秒及び1Hzの
条件で得られた tanδのピーク温度より求めた。 締結用テープA〜Hの調製:ポリプロピレン−ポリエチ
レンブレンド基材(厚さ95μm )にプライマー、塩素
化PP(東洋化成工業社より商業的に入手可能な14L
LB)を2301piのグラビアでコーティングし、10
0℃で乾燥した。得られたプライマー処理ポリプロピレ
ン−ポリエチレンブレンド基材に上記第2表に記載した
アクリル系粘着剤を記載の塗布量で溶液あるいはエマル
ジョンの状態で塗布し、乾燥した。架橋剤は、上記第2
表に記載したものを記載の量(アクリル系粘着剤の固形
分を100重量部とする)で添加した。 締結用テープJ〜Kの調製:ポリプロピレン−ポリエチ
レンブレンド基材(厚さ95μm )に上記第3表に記載
した合成ゴム系粘着剤を記載の塗布量でホットメルトコ
ーティングで塗布し、乾燥した。例1〜例22 上記のようにして調製したフロンタルフィルム及び締結
用テープを下記の第4表に記載のように組み合わせて2
2種類の使い捨ておむつのサンプルを作成し、そしてそ
れぞれのサンプルに順に例1〜例22の番号を付与し
た。
【0037】次いで、得られたサンプルの締結用テープ
の剥離力を、両端のみを固定したフロンタルフィルムに
締結用テープを貼着し、次いで剥離角度180℃で引き
剥がす際の剥離力から測定した。以下にこの測定の概要
を示す。長さ100mm、幅50mm及び厚さ5mmのステン
レス鋼板の上に先に調製した長さ150mm及び幅50mm
のフロンタルフィルムを載置し、フィルムの上下両端を
ステンレス鋼板の裏側に回して、粘着剤(住友スリーエ
ム社製の#850)で固定した。固定されたフロンタル
フィルムの上に同じく先に調製した長さ75mm及び幅2
5mmの締結用テープを貼着し、得られたテストサンプル
をさらに負荷700gの加圧ローラで圧着し、その直後
(下記の表の「初期」)及び40℃/80%RHのコン
ディショニング環境下に4時間放置した後(下記の表の
「貼合経時」、カッコでくくった数値)の2回にわたっ
て締結用テープの180°剥離力を測定した。この剥離
力測定時の環境は23℃/60%RHであり、そして締
結用テープの引っ張り速度は、低速(20mm/分)、中
速(300mm/分)及び高速(25m/分)の3通りと
した。得られた結果を下記の第4表及び第5表に示す。
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】上記の第5表の結果は、第4表に記載の結
果を「180°剥離力」が良好であるか否かの評価に置
き換えたものであり、さらに、「ショック感」の有無に
ついても併記してある。ここで、「ショック感」とは、
締結用テープを剥離した時に耳障りな剥離音が顕著に発
生したことを示すものであり、また、「半ショック感」
とは、高速剥離で時おり不快な程度に剥離音が発生した
ことを示している。
【0041】例1〜例8では、フロンタルフィルムとし
てPETフィルムを使用しかつ締結用テープの粘着剤と
してTgを異にするアクリル系粘着剤を使用して剥離試験
を行った。試験の結果、例2及び例3では、低速度(2
0mm/分)における必要以上の剥離力と、中・高速度
(300mm/分〜25m/分)における適度な剥離力を
示した。例4〜例7では、十分な低速度剥離力と適度な
中・高速度剥離力を示した。特に、例4及び例5では、
スムーズに剥離が行われたので、テープ剥離時の耳障り
なノイズが存在しなかった。ところが、例1(比較例)
の、−40℃よりも低いTgを有するアクリル系粘着剤を
使用したテストサンプルでは、低速度剥離力が低く、フ
ロンタルフィルムとの保持性能が不足した。また、例8
(比較例)の、−10℃よりも高いTgを有するアクリル
系粘着剤を使用したテストサンプルでは、中速度剥離力
が高く、テープの剥離が困難であった。
【0042】例17(比較例)では、例1〜例8に記載
の手法を繰り返したけれども、締結用テープの粘着剤と
して合成ブロックコポリマーゴム系粘着剤を使用した。
中・高速での剥離力が高く、フロンタルPETフィルム
からのテープの剥離が困難であった。例9〜例16で
は、種々のフロンタルフィルムに対して締結用テープD
又はFを貼着して剥離試験を行った。例9及び例13で
はポリアミドフィルム(FF)に対して、例10及び例
14ではセロファンフィルム(FF)に対して、そして
例11及び例15ではポリプロピレン(PP)フィルム
(FF)に対して、それぞれ試験を行い、いずれの例に
おいても十分な低速度剥離力と、適度な中・高速度剥離
力を確認することができた。
【0043】さらに、例12(比較例)ではポリイミド
フィルム(FF)に対して、そして例16(比較例)で
はポリエチレン(PE)フィルム(FF)に対して剥離
試験を行った。例12では中・高速度の剥離力が高く、
例16では中・高速度の剥離力が低いことが確認され
た。例18〜例22(いずれも比較例)では、比較のた
め、締結用テープの粘着剤として合成ゴム系粘着剤を使
用した。例18及び例20ではウレタン剥離処理フィル
ム(FF)に対して、そして例19及び例21ではポリ
プロピレン(PP)フィルム(FF)に対して剥離試験
を行った。例18及び例20のようにウレタン剥離処理
されたフィルムを使用した場合には、適度な中速度剥離
力を得ることができた。例22では、締結用テープの粘
着剤として合成ゴム系粘着剤を使用して、シリコーン剥
離処理フィルム((FF)に対して剥離試験を行った。
適度な中・高速度の剥離力を得ることができたが、低速
度の剥離力は必要最小限の値であった。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、展開型の使い捨ておむつを作成するに当たって、フ
ロンタルフィルムの基材に特定の材料を使用するととも
に、その材料との相容性に優れた粘着剤を締結用テープ
の粘着剤層に施したので、おむつを着用者に装着した
時、そのフロンタルフィルムに対して締結用テープを再
剥離可能に接着可能であり、接着により十分な保持力を
得ることができる。また、フロンタルフィルムから締結
用テープを剥離する時、安定した剥離力でこれを行うこ
とができるばかりでなく、通常の締結用テープで発生し
ていた大きくて不快な剥離音を抑止するかもしくは少な
くとも大幅に抑制することができる。さらに、上記のよ
うな効果は、おむつのサイズによって制限されることも
なく、小型のおむつから中型、大型のおむつまで、遜色
のない効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による好ましい1態様による使い捨てお
むつの使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1の使い捨ておむつの締結用テープの使用状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…使い捨ておむつ 2…バックシート 3…内装シート 4…フロンタルフィルム 5…締結用テープ 6…締結用テープの基材 7…粘着剤層 8…フロンタルフィルムの基材 9…粘着剤層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 おむつ本体のバックシートの一部分にフ
    ロンタルフィルムが付着されており、該フロンタルフィ
    ルムの表面と前記バックシートの他の部分とを締結用テ
    ープの下面の粘着剤層を介して合体することにより着用
    者に装着する方式の使い捨ておむつにおいて、 前記締結用テープの一端はその粘着剤層を介して前記バ
    ックシートの他の部分に接合されており、そしてその接
    合部位から延在する前記締結用テープの他端は自由端部
    でありかつおむつの装着時にそのテープの粘着剤層を介
    して前記フロンタルフィルムの非離型処理表面に着脱自
    在に接着可能であること、及び前記締結用テープの粘着
    剤層は(メタ)アクリル酸ポリマーを主成分とする粘着
    剤から構成されていることを特徴とする使い捨ておむ
    つ。
  2. 【請求項2】 前記粘着剤を構成する(メタ)アクリル
    酸ポリマーが−40〜−10℃のガラス転移温度を有し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨ておむ
    つ。
  3. 【請求項3】 前記粘着剤が、前記締結用テープを前記
    フロンタルフィルムの非離型処理表面に接着した後、2
    0mm/分の引っ張り速度で180°剥離を行う時に少な
    くとも100g/25mmの180°剥離力で剥離可能で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の使い捨て
    おむつ。
  4. 【請求項4】 前記粘着剤が、前記締結用テープを前記
    フロンタルフィルムの非離型処理表面に接着した後、3
    00mm/分〜25m/分の引っ張り速度で180°剥離
    を行う時に250g/25mm以上〜800g/25mm以
    下の180°剥離力で剥離可能であることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
  5. 【請求項5】 前記締結用テープの粘着剤層における粘
    着剤の塗布量が5〜100g/m2 であることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨ておむ
    つ。
  6. 【請求項6】 前記フロンタルフィルムがその分子中に
    官能基として水素結合を含有するポリマーからなること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い
    捨ておむつ。
  7. 【請求項7】 前記フロンタルフィルムが少なくとも1
    00g/10mmの1%伸び率における引っ張り強度を有
    していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項
    に記載の使い捨ておむつ。
  8. 【請求項8】 前記フロンタルフィルムがポリエステル
    から構成されることを特徴とする請求項6又は7に記載
    の使い捨ておむつ。
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