JPH10127435A - ショーケース - Google Patents
ショーケースInfo
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- JPH10127435A JPH10127435A JP28950396A JP28950396A JPH10127435A JP H10127435 A JPH10127435 A JP H10127435A JP 28950396 A JP28950396 A JP 28950396A JP 28950396 A JP28950396 A JP 28950396A JP H10127435 A JPH10127435 A JP H10127435A
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- JP
- Japan
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- kick plate
- plate
- showcase
- case body
- kick
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ケース本体のフロント下部に敷設したキックプ
レートについて、その構成，取付構造を改良して機能
性，取扱い性の改善を図る。 【解決手段】ケース本体１のフロント下部にフロントパ
ネル８と並置してベース台枠１の前方を覆うように敷設
したキックプレート９を、その長手方向に沿って等分の
分割プレート９ａに分割した上で、各分割プレート９ａ
を個々に締結ねじ１１を介して取付座１０にねじ止め固
定するとともに、キックプレート９には、ケース本体１
の前面下部に配備した除霜タイマなどの電装品に対応し
た箇所に小窓の点検窓１２が開口し、かつこの点検窓１
２には開閉蓋１３をねじ１４で固定し、さらに、キック
プレート９の各分割プレート９ａごとに、その下端縁に
はパッキン部材１５を装着してキックプレートと据付け
床面との間の隙間を塞いで塵埃がケースの底部側に侵
入，堆積するのを防止する。
レートについて、その構成，取付構造を改良して機能
性，取扱い性の改善を図る。 【解決手段】ケース本体１のフロント下部にフロントパ
ネル８と並置してベース台枠１の前方を覆うように敷設
したキックプレート９を、その長手方向に沿って等分の
分割プレート９ａに分割した上で、各分割プレート９ａ
を個々に締結ねじ１１を介して取付座１０にねじ止め固
定するとともに、キックプレート９には、ケース本体１
の前面下部に配備した除霜タイマなどの電装品に対応し
た箇所に小窓の点検窓１２が開口し、かつこの点検窓１
２には開閉蓋１３をねじ１４で固定し、さらに、キック
プレート９の各分割プレート９ａごとに、その下端縁に
はパッキン部材１５を装着してキックプレートと据付け
床面との間の隙間を塞いで塵埃がケースの底部側に侵
入，堆積するのを防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段型オープンシ
ョーケース，平型ショーケースなどを対象するショーケ
ース、特にショーケースのフロント下部に敷設したキッ
クプレートの構造に関する。
ョーケース，平型ショーケースなどを対象するショーケ
ース、特にショーケースのフロント下部に敷設したキッ
クプレートの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、多段型オープンショーケースを例
に、ショーケースの全体構造，およびショーケースのフ
ロント下部に敷設したキックプレートの従来構造を図
５，図６に示す。図５において、１はショーケースのベ
ース台枠、２は台枠１の上に構築した前面開放形の断熱
筐体としてなるケース本体、３はケース本体２の内箱、
４は上下段に並べて庫内に設置した商品陳列棚、５は内
箱３を取り巻いてケース本体２の外箱との間に画成した
冷気循環通風ダクト、６は冷却器（冷凍機のエバポレー
タ）、７は庫内ファンであり、ケース本体３のフロント
下部にはケース本体２の外箱前面を覆って化粧用のフロ
ントパネル８を敷設するとともに、フロントパネル８の
下方側に並置して前記基台１の前方を覆う帯状のキック
プレート９が敷設されている。ここで、キックプレート
９はケース本体２から前方に突き出した取付座１０に締
結ねじ１１でねじ止め固定されている。また、キックプ
レート９の背後には除霜タイマを含む各種電装品１６が
支持レールなどを介してケース本体２の前面に装着され
ている。
に、ショーケースの全体構造，およびショーケースのフ
ロント下部に敷設したキックプレートの従来構造を図
５，図６に示す。図５において、１はショーケースのベ
ース台枠、２は台枠１の上に構築した前面開放形の断熱
筐体としてなるケース本体、３はケース本体２の内箱、
４は上下段に並べて庫内に設置した商品陳列棚、５は内
箱３を取り巻いてケース本体２の外箱との間に画成した
冷気循環通風ダクト、６は冷却器（冷凍機のエバポレー
タ）、７は庫内ファンであり、ケース本体３のフロント
下部にはケース本体２の外箱前面を覆って化粧用のフロ
ントパネル８を敷設するとともに、フロントパネル８の
下方側に並置して前記基台１の前方を覆う帯状のキック
プレート９が敷設されている。ここで、キックプレート
９はケース本体２から前方に突き出した取付座１０に締
結ねじ１１でねじ止め固定されている。また、キックプ
レート９の背後には除霜タイマを含む各種電装品１６が
支持レールなどを介してケース本体２の前面に装着され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のキックプレート取付け構造では次記のような問題点
がある。すなわち、 １）ケース本体１のフロント下部でキックプレート９の
背後に組み込んだ除霜タイマなどを含む各種電装品１
６，およびその配線などを点検，調整をショーケースの
ロケーション先で行う場合には、その都度キックプレー
ト９を固定している締結ねじ１１を緩めて長尺物のキッ
クプレートを外す必要があり、現場での作業が厄介であ
る。また、ケース本体２のベース側に配管したドレン排
水管を点検する場合も同様である。
来のキックプレート取付け構造では次記のような問題点
がある。すなわち、 １）ケース本体１のフロント下部でキックプレート９の
背後に組み込んだ除霜タイマなどを含む各種電装品１
６，およびその配線などを点検，調整をショーケースの
ロケーション先で行う場合には、その都度キックプレー
ト９を固定している締結ねじ１１を緩めて長尺物のキッ
クプレートを外す必要があり、現場での作業が厄介であ
る。また、ケース本体２のベース側に配管したドレン排
水管を点検する場合も同様である。
【０００４】２）キックプレート９の下端とショーケー
スの据付け床面Ａとの間には多少の隙間ｇが残ってお
り、ショーケースの使用中にこの隙間を通じて店舗内の
通路側から塵埃がケースの底部側に侵入して堆積し、こ
れが床面の汚れを招くほか、ゴキブリなどが繁殖し易く
など衛生上の問題を引き起こす。また、冷凍機内蔵形の
ショーケース（ケースのベース側に冷凍機のコンデンシ
ングユニットが組み込まれている）では、冷凍機のフィ
ルタに塵埃が目詰まりして故障を引き起こす原因とな
る。しかも、ロケーション先の据付け床面Ａが平坦でな
く、凸凹，高低段差があっても、キックプレートの取付
け高さが位置がこれに対応できない。
スの据付け床面Ａとの間には多少の隙間ｇが残ってお
り、ショーケースの使用中にこの隙間を通じて店舗内の
通路側から塵埃がケースの底部側に侵入して堆積し、こ
れが床面の汚れを招くほか、ゴキブリなどが繁殖し易く
など衛生上の問題を引き起こす。また、冷凍機内蔵形の
ショーケース（ケースのベース側に冷凍機のコンデンシ
ングユニットが組み込まれている）では、冷凍機のフィ
ルタに塵埃が目詰まりして故障を引き起こす原因とな
る。しかも、ロケーション先の据付け床面Ａが平坦でな
く、凸凹，高低段差があっても、キックプレートの取付
け高さが位置がこれに対応できない。
【０００５】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記した各課題を解決してキックプ
レートの機能，取扱い性の改善が図れるようにしたショ
ーケースを提供することにある。
であり、その目的は前記した各課題を解決してキックプ
レートの機能，取扱い性の改善が図れるようにしたショ
ーケースを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、ベース台枠の上に構築したケース
本体のフロント下部に、その長手方向に沿い化粧フロン
トパネルと並べて据付け床面との間に前記台枠の前面を
覆うようにキックプレートを敷設したショーケースにお
いて、キックプレート，およびその取付構造を次記のよ
うに構成するものとする。
に、本発明によれば、ベース台枠の上に構築したケース
本体のフロント下部に、その長手方向に沿い化粧フロン
トパネルと並べて据付け床面との間に前記台枠の前面を
覆うようにキックプレートを敷設したショーケースにお
いて、キックプレート，およびその取付構造を次記のよ
うに構成するものとする。
【０００７】１）キックプレートの板面一部にその背後
側に配置した電装部品に対する点検窓を開口し、該窓に
前方からの操作で着脱可能な開閉蓋を取付ける。これに
より、除霜タイマなどの電装品の点検，操作を、キック
プレートを取り外すことなく、点検窓の開閉蓋を外すだ
けて簡単に行える。 ２）キックプレートの下面に、据付け床面との間の隙間
を塞ぐ軟質材料で作られた帯状のパッキン部材を装着す
る。
側に配置した電装部品に対する点検窓を開口し、該窓に
前方からの操作で着脱可能な開閉蓋を取付ける。これに
より、除霜タイマなどの電装品の点検，操作を、キック
プレートを取り外すことなく、点検窓の開閉蓋を外すだ
けて簡単に行える。 ２）キックプレートの下面に、据付け床面との間の隙間
を塞ぐ軟質材料で作られた帯状のパッキン部材を装着す
る。
【０００８】これにより、キックプレートと据付け床面
との間の隙間がパッキン部材により閉塞されるので、店
内の通路側からショーケースのベース側に塵埃などが侵
入，堆積するのを防止できる。 ３）キックプレートに縦長なねじ穴を穿孔し、該ねじ穴
に締結ねじを通してキックプレートの取付位置を上下方
向へ調整可能に固定する。
との間の隙間がパッキン部材により閉塞されるので、店
内の通路側からショーケースのベース側に塵埃などが侵
入，堆積するのを防止できる。 ３）キックプレートに縦長なねじ穴を穿孔し、該ねじ穴
に締結ねじを通してキックプレートの取付位置を上下方
向へ調整可能に固定する。
【０００９】これにより、ショーケースの据付け床面の
高低段差，凹凸などに対応してキックプレートの取付け
高さを現場の状況に合わせて調整することができる。 ４）キックプレートをその長手方向で等分に分割し、各
分割プレートを個別にケース本体側の取付座にねじ止め
固定する。これにより、ケース本体のフロント下部の内
方に配備した電装品の配線，ドレン排水管などを点検，
補修する際に、必要な箇所の分割キックプレートを部分
的に外すだけで楽に作業が行え、しかも分割プレートの
長さが比較的短尺物であるので、その取扱いも容易であ
る。
高低段差，凹凸などに対応してキックプレートの取付け
高さを現場の状況に合わせて調整することができる。 ４）キックプレートをその長手方向で等分に分割し、各
分割プレートを個別にケース本体側の取付座にねじ止め
固定する。これにより、ケース本体のフロント下部の内
方に配備した電装品の配線，ドレン排水管などを点検，
補修する際に、必要な箇所の分割キックプレートを部分
的に外すだけで楽に作業が行え、しかも分割プレートの
長さが比較的短尺物であるので、その取扱いも容易であ
る。
【００１０】なお、前項１）〜４）の構成は、個別，な
いし併用してショーケースに採用することができる。
いし併用してショーケースに採用することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図１ない
し図４に基づいて説明する。なお、実施例の各図で、図
６に対応する同一部材には同じ符号が付してある。ま
ず、図１は本発明の請求項１〜４に記した各項の構造を
併用したキックプレート，およびその取付構造を表した
図であり、その各部の詳細構造は個別に図２以下に示
す。すなわち、ケース本体１のフロント下部側で、フロ
ントパネル８に並置してベース台枠１の前方を覆うよう
に敷設したキックプレート９は、その長手方向に沿って
等分の分割プレート９ａに分割した上で、各分割プレー
ト９ａが締結ねじ１１を介して取付座１０にねじ止め固
定されている。また、キックプレート９には、ケース本
体１の前面下部に配備した除霜タイマなどの電装品１６
（図５参照）に対応した箇所に小窓の点検窓１２が開口
しており、この点検窓１２には開閉蓋１３がねじ１４で
固定されている。さらに、キックプレート９の各分割プ
レート９ａごとに、その下端縁にはパッキン部材１５が
装着されている。
し図４に基づいて説明する。なお、実施例の各図で、図
６に対応する同一部材には同じ符号が付してある。ま
ず、図１は本発明の請求項１〜４に記した各項の構造を
併用したキックプレート，およびその取付構造を表した
図であり、その各部の詳細構造は個別に図２以下に示
す。すなわち、ケース本体１のフロント下部側で、フロ
ントパネル８に並置してベース台枠１の前方を覆うよう
に敷設したキックプレート９は、その長手方向に沿って
等分の分割プレート９ａに分割した上で、各分割プレー
ト９ａが締結ねじ１１を介して取付座１０にねじ止め固
定されている。また、キックプレート９には、ケース本
体１の前面下部に配備した除霜タイマなどの電装品１６
（図５参照）に対応した箇所に小窓の点検窓１２が開口
しており、この点検窓１２には開閉蓋１３がねじ１４で
固定されている。さらに、キックプレート９の各分割プ
レート９ａごとに、その下端縁にはパッキン部材１５が
装着されている。
【００１２】ここで、前記した点検窓１２，および開閉
蓋１３の詳細構造は図２に示すごとくであり、開閉蓋１
３はその下端側に形成した舌片状の係止片部１３ａを点
検窓１２の下縁内側へ差し込んで前方より点検窓１２の
前面に被せ、上端部のねじ穴１３ｂ，およびキックプレ
ート９の点検窓１２の上側に穿孔したねじ穴１２ａにね
じ１４をねじ込んで固定するようにしている。そして常
時は点検窓１２を開閉蓋１３で塞いでおき、除霜タイマ
などの電装品の点検，調整の際に開閉蓋１３を開き、前
方より点検窓１２を通して点検，調整作業を行う。
蓋１３の詳細構造は図２に示すごとくであり、開閉蓋１
３はその下端側に形成した舌片状の係止片部１３ａを点
検窓１２の下縁内側へ差し込んで前方より点検窓１２の
前面に被せ、上端部のねじ穴１３ｂ，およびキックプレ
ート９の点検窓１２の上側に穿孔したねじ穴１２ａにね
じ１４をねじ込んで固定するようにしている。そして常
時は点検窓１２を開閉蓋１３で塞いでおき、除霜タイマ
などの電装品の点検，調整の際に開閉蓋１３を開き、前
方より点検窓１２を通して点検，調整作業を行う。
【００１３】次に、キックプレート９の下端に装着した
パッキン部材１５の詳細構造，およびキックプレート９
をケース本体側の取付座１０に固定する際の高さ位置調
整法について、図３(a),(b) で説明する。まず、パッキ
ン部材１５は、ゴムなどの軟質材料で作られた帯状の成
形品であり、断面半月状のパッキン部１５ａの上部に形
成した二股状のフランジ部１５ｂをキックプレート９の
下端へ嵌め込んで装着される。そして、ショーケースの
据付け状態では、図３(b) で示すようにパッキン部材１
５のパッキン部１５ａが据付け床面Ａに接触してキック
プレート９と床面との間の隙間を塞ぎ、ケース前方の店
内通路側からショーケースのベース内に塵埃が侵入，堆
積するのを防止するようにしている。
パッキン部材１５の詳細構造，およびキックプレート９
をケース本体側の取付座１０に固定する際の高さ位置調
整法について、図３(a),(b) で説明する。まず、パッキ
ン部材１５は、ゴムなどの軟質材料で作られた帯状の成
形品であり、断面半月状のパッキン部１５ａの上部に形
成した二股状のフランジ部１５ｂをキックプレート９の
下端へ嵌め込んで装着される。そして、ショーケースの
据付け状態では、図３(b) で示すようにパッキン部材１
５のパッキン部１５ａが据付け床面Ａに接触してキック
プレート９と床面との間の隙間を塞ぎ、ケース前方の店
内通路側からショーケースのベース内に塵埃が侵入，堆
積するのを防止するようにしている。
【００１４】また、キックプレート９をその背後の取付
座１０へねじ１１で固定するために、キックプレート９
の板面に穿孔したねじ穴９ｂは、図示のように縦長な穴
（長穴寸法Ｌ）としている。そして、ショーケースをロ
ケーション先に設置する据付け施工の際に、その据付け
床面Ａに高低段差，凹凸面があったりする場合には、キ
ックプレート９をねじ穴９ｂの長穴寸法Ｌの範囲で上下
方向に取付位置を調整し、図３(b) のようにキックプレ
ート９の下端に装着したパッキン部材１５が床面Ａに丁
度よく接触するよにセットして締結ねじ１１でねじ止め
固定する。
座１０へねじ１１で固定するために、キックプレート９
の板面に穿孔したねじ穴９ｂは、図示のように縦長な穴
（長穴寸法Ｌ）としている。そして、ショーケースをロ
ケーション先に設置する据付け施工の際に、その据付け
床面Ａに高低段差，凹凸面があったりする場合には、キ
ックプレート９をねじ穴９ｂの長穴寸法Ｌの範囲で上下
方向に取付位置を調整し、図３(b) のようにキックプレ
ート９の下端に装着したパッキン部材１５が床面Ａに丁
度よく接触するよにセットして締結ねじ１１でねじ止め
固定する。
【００１５】さらに、図４(a) 〜(d) は先記した分割構
造のキックプレート９に付いて、その分割プレート９ａ
の長さとショーケースの仕様（間口寸法）との関係を表
した図である。すなわち、(a) 図のように間口寸法が６
尺のショーケースに対しては、長さ寸法３尺の分割プレ
ート９ａを２枚並べて使用するものとし、かつ各分割プ
レート９ａごとにその左右両端に長穴のねじ穴９ｂを開
口して個別にケース本体側の取付座１０（図３(b) 参
照）へねじ止めするようにする。また、間口寸法が８尺
のショーケースに対しては、(b) 図のように長さ４尺の
分割プレート９ａを２枚並べて使用する。さらに、間口
９尺，１２尺のショーケースに対しては、(c),(d) 図で
表すように、それぞれ長さ３尺，４尺の分割プレート９
ａを３枚並べて使用するものとする。
造のキックプレート９に付いて、その分割プレート９ａ
の長さとショーケースの仕様（間口寸法）との関係を表
した図である。すなわち、(a) 図のように間口寸法が６
尺のショーケースに対しては、長さ寸法３尺の分割プレ
ート９ａを２枚並べて使用するものとし、かつ各分割プ
レート９ａごとにその左右両端に長穴のねじ穴９ｂを開
口して個別にケース本体側の取付座１０（図３(b) 参
照）へねじ止めするようにする。また、間口寸法が８尺
のショーケースに対しては、(b) 図のように長さ４尺の
分割プレート９ａを２枚並べて使用する。さらに、間口
９尺，１２尺のショーケースに対しては、(c),(d) 図で
表すように、それぞれ長さ３尺，４尺の分割プレート９
ａを３枚並べて使用するものとする。
【００１６】このように、キックプレート９を等分長さ
の分割プレート９ａに分割しておくことにより、個々の
分割プレート９ａの長さが短尺物となるので施工時の取
扱いが楽になるほか、キックプレート９の背面側でケー
ス本体の底部側に配備した電装品の配線，ドレン配管な
どを点検する場合でも、キックプレート全体を取り外す
ことなく、点検箇所に対応した分割プレート９ａを外す
だけて点検作業が行える。また、分割プレート９ａをシ
ョーケースの間口寸法を等分割するような長さに設定す
ることで、分割プレートを標準系列化して部品を管理で
きる。
の分割プレート９ａに分割しておくことにより、個々の
分割プレート９ａの長さが短尺物となるので施工時の取
扱いが楽になるほか、キックプレート９の背面側でケー
ス本体の底部側に配備した電装品の配線，ドレン配管な
どを点検する場合でも、キックプレート全体を取り外す
ことなく、点検箇所に対応した分割プレート９ａを外す
だけて点検作業が行える。また、分割プレート９ａをシ
ョーケースの間口寸法を等分割するような長さに設定す
ることで、分割プレートを標準系列化して部品を管理で
きる。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、次記の効果を奏する。 １）キックプレートの板面一部にその背後側に配置した
電装部品に対する点検窓を開口し、該窓に前方から着脱
可能な開閉蓋を取付けたことにより、キックプレートの
内側に配備した除霜タイマなどの電装品の点検，操作
を、キックプレートを取り外すことなく点検窓の開閉蓋
を外すだけて簡単に行え、ロケーション先で行うメンテ
ナンス性の改善が図れる。
ば、次記の効果を奏する。 １）キックプレートの板面一部にその背後側に配置した
電装部品に対する点検窓を開口し、該窓に前方から着脱
可能な開閉蓋を取付けたことにより、キックプレートの
内側に配備した除霜タイマなどの電装品の点検，操作
を、キックプレートを取り外すことなく点検窓の開閉蓋
を外すだけて簡単に行え、ロケーション先で行うメンテ
ナンス性の改善が図れる。
【００１８】２）キックプレートの下面に、据付け床面
との間の隙間を塞ぐ軟質材料で作られた帯状のパッキン
部材を装着することにより、キックプレートと据付け床
面との間の隙間がパッキン部材により閉塞されるので、
店内の通路側からショーケースのベース側に塵埃などが
侵入，堆積するのが防止でき、特に冷凍機内蔵形のショ
ーケースでは冷凍機に組み込んだフィルタの塵埃による
目詰まり防止にも貢献できる。
との間の隙間を塞ぐ軟質材料で作られた帯状のパッキン
部材を装着することにより、キックプレートと据付け床
面との間の隙間がパッキン部材により閉塞されるので、
店内の通路側からショーケースのベース側に塵埃などが
侵入，堆積するのが防止でき、特に冷凍機内蔵形のショ
ーケースでは冷凍機に組み込んだフィルタの塵埃による
目詰まり防止にも貢献できる。
【００１９】３）キックプレートに縦長なねじ穴を穿孔
し、該ねじ穴に締結ねじを通してキックプレートの取付
位置を上下方向へ調整可能に固定したことにより、ショ
ーケース据付け床面の高低段差，凹凸などに対応してキ
ックプレートの取付け高さを現場の状況に合わせて調整
することができる。 ４）キックプレートをその長手方向で等分に分割し、各
分割プレートを個別にケース本体側の取付座にねじ止め
固定することにより、ケース本体のフロント下部の内方
に配備した電装品の配線，ドレン排水管などを点検，補
修する際に、必要な箇所の分割キックプレートを部分的
に外すだけで楽に作業が行え、しかも分割プレートの長
さが比較的短尺物でるので、運搬，施工などでの取扱い
も容易であるほか、各仕様のショーケースに対してキッ
クプレートの分割プレートを標準系列化して部品管理す
ることができる。
し、該ねじ穴に締結ねじを通してキックプレートの取付
位置を上下方向へ調整可能に固定したことにより、ショ
ーケース据付け床面の高低段差，凹凸などに対応してキ
ックプレートの取付け高さを現場の状況に合わせて調整
することができる。 ４）キックプレートをその長手方向で等分に分割し、各
分割プレートを個別にケース本体側の取付座にねじ止め
固定することにより、ケース本体のフロント下部の内方
に配備した電装品の配線，ドレン排水管などを点検，補
修する際に、必要な箇所の分割キックプレートを部分的
に外すだけで楽に作業が行え、しかも分割プレートの長
さが比較的短尺物でるので、運搬，施工などでの取扱い
も容易であるほか、各仕様のショーケースに対してキッ
クプレートの分割プレートを標準系列化して部品管理す
ることができる。
【００２０】また、前項１）〜４）のキックプレート，
およびその取付構造を併用してショーケースに採用する
ことで、ショーケースの機能，取扱性の向上化が図れ
る。
およびその取付構造を併用してショーケースに採用する
ことで、ショーケースの機能，取扱性の向上化が図れ
る。
【図１】本発明の実施例によるショーケースのフロント
下部構造を示す前面斜視図
下部構造を示す前面斜視図
【図２】図１におけるキックプレートの点検窓部の詳細
構造図
構造図
【図３】図１におけるキックプレートの取付調整部，お
よびパッキン部材の詳細構造を表す図であり、(a) はそ
の部分拡大斜視図、(b) は側断面図
よびパッキン部材の詳細構造を表す図であり、(a) はそ
の部分拡大斜視図、(b) は側断面図
【図４】ショーケースの仕様と分割構造のキックプレー
トとの関係を表す図であり、(a) 〜(d) はそれぞれ間口
寸法が６尺，８尺，９尺，１２尺のショーケースとこれ
に対応して使用する分割プレートの配列図
トとの関係を表す図であり、(a) 〜(d) はそれぞれ間口
寸法が６尺，８尺，９尺，１２尺のショーケースとこれ
に対応して使用する分割プレートの配列図
【図５】本発明の実施対象となる多段式オープンショー
ケースの構成断面図
ケースの構成断面図
【図６】図５のショーケースにおけるフロント下部の従
来構造を表す前面斜視図
来構造を表す前面斜視図
１ ベース台枠 ２ ケース本体 ８ フロントパネル ９ キックプレート ９ａ 分割プレート ９ｂ ねじ穴 １０ キックプレートの取付座 １１ 締結ねじ １２ 電装品 １２ 点検窓 １３ 開閉蓋 １５ パッキン部材
Claims (4)
- 【請求項１】ベース台枠の上に構築したケース本体のフ
ロント下部に、その長手方向に沿い化粧フロントパネル
と並べて据付け床面との間に前記台枠の前面を覆うよう
にキックプレートを敷設したショーケースにおいて、キ
ックプレートの板面一部にその背後側に配置した電装部
品に対する点検窓を開口し、該窓に蓋を取付けたことを
特徴とするショーケース。 - 【請求項２】ベース台枠の上に構築したケース本体のフ
ロント下部に、その長手方向に沿い化粧フロントパネル
と並べて据付け床面との間に前記台枠の前面を覆うよう
にキックプレートを敷設したショーケースにおいて、キ
ックプレートの下面に、据付け床面との間の隙間を塞ぐ
軟質材料で作られた帯状のパッキン部材を装着したこと
を特徴とするショーケース。 - 【請求項３】ベース台枠の上に構築したケース本体のフ
ロント下部に、その長手方向に沿い化粧フロントパネル
と並べて据付け床面との間に前記台枠の前面を覆うよう
にキックプレートを敷設し、該キックプレートをケース
本体側の取付座にねじ止め固定したショーケースにおい
て、キックプレートに縦長なねじ穴を穿孔し、該ねじ穴
に締結ねじを通してキックプレートの取付位置を上下方
向へ調整可能に固定したことを特徴とするショーケー
ス。 - 【請求項４】ベース台枠の上に構築したケース本体のフ
ロント下部に、その長手方向に沿い化粧フロントパネル
と並べて据付け床面との間に前記台枠の前面を覆うよう
にキックプレートを敷設したショーケースにおいて、キ
ックプレートをその長手方向で等分に分割し、各分割プ
レートを個別にケース本体側の取付座にねじ止め固定し
たことを特徴とするショーケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28950396A JPH10127435A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28950396A JPH10127435A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | ショーケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10127435A true JPH10127435A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17744122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28950396A Pending JPH10127435A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | ショーケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10127435A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108634903A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-10-12 | 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 | 踢脚板组件及洗碗机 |
| WO2023246787A1 (zh) * | 2022-06-24 | 2023-12-28 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 一种冰箱 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP28950396A patent/JPH10127435A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108634903A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-10-12 | 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 | 踢脚板组件及洗碗机 |
| CN108634903B (zh) * | 2018-07-17 | 2023-10-31 | 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 | 踢脚板组件及洗碗机 |
| WO2023246787A1 (zh) * | 2022-06-24 | 2023-12-28 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 一种冰箱 |
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