JPH10127401A - 移動仮設式連続椅子 - Google Patents

移動仮設式連続椅子

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JPH10127401A
JPH10127401A JP30234396A JP30234396A JPH10127401A JP H10127401 A JPH10127401 A JP H10127401A JP 30234396 A JP30234396 A JP 30234396A JP 30234396 A JP30234396 A JP 30234396A JP H10127401 A JPH10127401 A JP H10127401A
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JP
Japan
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link
seat
section
chair
support pillar
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Pending
Application number
JP30234396A
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English (en)
Inventor
Takashi Nagata
喬 永田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は長手方への伸縮が自由であり、し
かも曲折自在でその上設置および撤去の自由な移動仮設
式連続椅子を提供しようとするものである。 【解決手段】 X字型リンク部または四角型リンク部の
複数個を連接して折り畳みリンク部を形成し、このリン
ク部に座部を備えた支柱または軸杆に設けたキャスター
部によって伸縮自在な移動仮設式連続椅子を形成したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移動仮設式連続椅
子に関し、同形状の椅子を複数個連結した連結椅子を折
り畳み自在に形成し、しかも連結している椅子相互間で
の水平方向での回動を行なわせることで前記連続椅子を
自由なわん曲をもたせて設置できるようにした移動仮設
式連続椅子に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、移動可能な機能を付与された椅子
としては単体の椅子以外の連結椅子の場合はいわゆる長
椅子といわれるものであり、同形状の椅子を複数個連結
して椅子群とした。例えば駅のベンチなどはいずれも折
り畳みのできないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は連結椅子を
形成する単体の椅子の形状を同一とし、しかも連結椅子
の格納に際して連結椅子の格納容積を縮減できる構造と
すると共に連結椅子を移動自在にするような移動式仮設
連結椅子を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は単体の椅子自
身を折り畳み自在に形成し、この折り畳み椅子の複数個
を連結して連結椅子を形成すると共に前記連結椅子のそ
れぞれの連結部で自由な水平方向回転を行なわせること
で椅子群の設置軌跡を自由なわん曲として形成させるよ
うにした移動仮設式連結椅子を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【実施例】図1により、この発明に係る移動仮設式連続
椅子の基本構造を説明すれば次のとおりである。同図は
椅子伸張時の正面図を示したもので、示す前記連続椅子
は折り畳みリンク部1と支柱2、座部3で構成されてい
る。なお図中4はキャスター部、5は側枠、6は基礎部
をそれぞれ表わしている。
【0006】折り畳みリンク部1は図1および図1の平
面図を示す図2(ただしリンク部と座部の部分を示す)
で示すように上下同形の2本のリンク杆11,11の中
間位置を杆軸12で枢着してX字型に形成し、しかも前
記リンク杆11,11と他のX字型にに形成したリンク
杆のそれぞれの両端を他の杆軸13で枢着し、前記X字
型リンクを連結するようにして形成されている。なお、
前記軸12は座部の取付位置の場合は支柱2によって代
替されている。また、キャスター部4は両端に車輪41
を設けた車軸42を杆軸12または支柱2に回転自在
(矢印参照)に取付けられている。また座部3は支柱2
の頭部に着脱自在に取付けた座枠31に張設した座布3
2ともたれ布33とで形成されている。
【0007】折り畳みリンク1を折り畳んだ状態が図3
に示されており、リンク杆11,11はいずれも杆軸1
2および他の杆軸13のそれぞれの部位で折曲され、リ
ンク面相互を連接するようにして容積量を減少してい
る。
【0008】図4および図5には図1における座部位置
の縦断面図を示したもので、支柱,座部,キャスター部
の詳細が示されている。図4は図示しない人が腰掛けた
場合の座部を示したもので、支柱2の下端は基礎部6の
保持孔61内に嵌入して支柱2の倒立を防止している。
また、クッション22によって腰掛け時のなめらかさが
得られる。キャスター部4は上下動自在な車軸42によ
って、この軸の両サイドに取付けた車輪41を基礎面に
接地させることで支柱2の傾動作用を防止している。支
柱2の頭部に着脱自在に取付けられている座部3は特に
図5で明らかなように開閉自在な座枠31とこの座枠に
張設されている座布32ともたれ布33とによって腰掛
け用椅子として機能するものである。
【0009】図5は座部の不機能時の支柱を示したもの
で、支柱2は支柱に設けられている跳ね上げバネ21に
よって上方に跳ね上げられており、この状態における座
部3は座枠31を閉じた形状とされている。椅子として
使用する場合には座枠31を左右に拡開して用いられ
る。図6は側枠5を示したもので、側枠の下端にはキャ
スター部4が設けられており、この側枠には特に図2で
明らかなようにX字型のリンク部の最初の杆軸12が設
けられている。
【0010】この発明に係る移動仮設式連続椅子の使用
態様を図1を用いて説明すれば次のとおりである。縮減
状に格納されているリンク部1を椅子の設置場所に移動
して、前記リンク部のX字型リンク11,11を引き伸
ばし支柱2を基礎部6の保持孔61に嵌着し、この支柱
に座枠31を取付けて椅子として機能する座部を形成す
るものである。
【0011】図7により折り畳みリンク部の構造を説明
すれば次のとおりである。折り畳みリンク部1は2本の
リンク11,11の中心および両端を支柱2または2個
の軸杆12,13(符号として示す)によって回転可能
に枢着して形成されるX型リンク部1’の連結結合体と
して形成されており、この折り畳みリンク部の中心部に
取付けられている支柱2の頭部に着脱自在に設けられて
いる座部は前記X型リンク部1’の伸展によって直線方
向での連結椅子として機能するものである。
【0012】〔他の実施例〕この発明の他の実施例が図
8に示されている。なお同図中の図面符号と先の実施例
における図面符号の同じものは同効部材を表わしてい
る。この実施例の場合はリンク部の結合状態を図9に示
すように形成したものである。同図から明らかなよう
に、リンク部1”は4本のリンク11のそれぞれの両部
材を枢着して、四角型に形成し、この独立した四角型リ
ンク部1”を複数個結合して折り畳みリンク部1を形成
したものである。リンク部1”は4本のリンク11,1
1の枢着部のうちの2個は符号のみとして示す杆軸1
3,13によって他の2個の枢着部は枢支環14によっ
て結合されている。
【0013】前記した2個のリンク部1”,1”を結合
する場合にはそれぞれの枢支環部を重ね合せて両枢支環
14内に支柱2を差しこんで結合するものである。この
結合手段によって支柱部の水平方向回転は自由に行なえ
るものである。この実施例の場合は四角型リンク部1”
の結合によって折り畳みリンク部を支柱2または軸杆1
2の位置で自由な方向に折り曲げできるものである。
【0014】〔その他の実施例〕図10にその他の実施
例が示されており、この実施例の場合は基礎部6に支柱
の保持孔を形成することなく、キャスター部4のみによ
って座部3付き支柱2を不倒立状に維持するもので、図
示のように支柱2の下底は基礎部表面に対接状態に維持
されている。
【0015】この発明は上記実施例に限定されるもので
なく、リンク,支柱,杆軸あるいは側枠などの形状は任
意に設計できるものであり、また座部の設置位置および
座部の形状,大きさ等は自由に設計できるものである。
その上、必要に応じて基礎部への嵌着部を省略してキャ
スター部のみで連結椅子の倒立を防止することもできる
ものである。
【0016】
【発明の効果】この発明はX字型、および四角型リンク
部を用いて折り畳みリンク部を形成し、このリンク部の
リンク連結部の所用部位に頭部に座部を設けた支柱を取
付けて移動仮設式連続椅子として機能させたもので折り
畳み自在であり、リンク部の折り畳みによって格納容積
を減少させる利点がある。
【0017】またこの発明は移動自在であり、遊園地,
博覧会会場,美術館など大勢の人が集まり、行列ができ
る場所の屋内外に自由に設置できるものである。その
上、この発明は複数個の独立した四角型リンクを連結す
ることによって折り畳みリンク部の形成できるもので、
移動仮設式連結椅子を所用部材を組立てることで得られ
るものである。しかもこの発明は移動仮設式連続椅子を
直線的あるいは曲線的に任意に配列できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動仮設式連続椅子の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】折り畳みリンク部を折り畳んだ状態を示す説明
図である。
【図4】腰掛けた場合の支柱の説明図である。
【図5】支柱の解放時の説明図である。
【図6】側枠の説明図である。
【図7】X字型リンクの説明図である。
【図8】他の実施例の説明図である。
【図9】四角型リンクの説明図である。
【図10】座部の他の実施例図である。
【符号の説明】
1 折た畳みリンク部 1’ X字型リンク部 1” 四角型リンク部 2 支柱 3 座部 31 座枠 4 キャスター部 41 車輪 42 車軸 5 側枠 6 基礎部 12 軸杆 13 軸杆 14 枢支環

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4本のリンクのそれぞれの端部を相互に
    枢着してX字型リンクを形成し、このX字型リンクを複
    数個連結して折り畳みリンク部を形成し、このリンク部
    の連結部位に頭部に座部を設けた支柱を取付けて構成し
    たことを特徴とする移動仮設式連続椅子。
  2. 【請求項2】 4本のリンクのそれぞれの端部を相互に
    枢着して四角型リンクを形成し、この四角型リンクを複
    数個連結して折り畳みリンク部を形成し、このリンク部
    の連結部位に頭部に座部を設けた支柱を取付けて構成し
    たことを特徴とする移動仮設式連続椅子。
JP30234396A 1996-10-29 1996-10-29 移動仮設式連続椅子 Pending JPH10127401A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30234396A JPH10127401A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 移動仮設式連続椅子

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JP30234396A JPH10127401A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 移動仮設式連続椅子

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JP30234396A Pending JPH10127401A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 移動仮設式連続椅子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090267322A1 (en) * 2008-04-11 2009-10-29 Holtan Paul D Cart transporting apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090267322A1 (en) * 2008-04-11 2009-10-29 Holtan Paul D Cart transporting apparatus
US8360459B2 (en) * 2008-04-11 2013-01-29 Dane Technologies, Inc. Cart transporting apparatus

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