JPH10127238A - 食品成形装置 - Google Patents

食品成形装置

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JPH10127238A
JPH10127238A JP8305989A JP30598996A JPH10127238A JP H10127238 A JPH10127238 A JP H10127238A JP 8305989 A JP8305989 A JP 8305989A JP 30598996 A JP30598996 A JP 30598996A JP H10127238 A JPH10127238 A JP H10127238A
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JP
Japan
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molding
food
rice
mold
lower mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP8305989A
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English (en)
Inventor
Kisaku Suzuki
喜作 鈴木
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SUZUMO KIKO KK
Original Assignee
SUZUMO KIKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人の手の平で握るのと同様の程よい硬さに食
品材料を成形する。 【解決手段】 上型9と下型10とで挾圧することによ
って食品材料を所定の形状に押圧成形するようにしたも
のである。そして、上記上型9と下型10における少な
くともその対向部位にシリコンゴム製の弾性成形部材1
1、12を各設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品材料、例えば
寿司やおにぎり等に用いられる米飯を人手によって握る
のと同様に成形できるようにした食品成形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような食品成形装置は、タ
ーンテーブルの外周近傍に上下方向へ貫通した複数個の
成形型を等間隔に設け、該成形型内に挿入された食品材
料、例えば握り寿司用の米飯を上下に昇降する硬質プラ
スチックあるいは硬質ゴム製の上型と下型とで挾圧する
ことにより当該米飯を所定の形状に成形するように構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記食品
成形装置では、硬い材料を使用した上下型による米飯の
成形であるから、米飯が圧迫され過ぎて固くなったり、
あるいは圧迫不足により形崩れが生じ易くなりがちであ
り、程よい硬さに成形するのは難しいものであった。
【0004】ところで、握り寿司は寿司飯の握り具合、
硬さによっても味覚に微妙な差異を生ずるので、上手に
握ることは相当熟練を要するとされている。そして、寿
司飯の硬さは、寿司店内(つけ台)で食べる場合には手
にとって崩れず、口の中に入れサラットほぐれる程度、
出前や盛りつけの場合には、ハシでつまんでも崩れない
程度に硬さに握るのがよいとされているが、このような
寿司飯の握りは寿司職人の手による作業でなければ困難
であるとされていた。
【0005】そこで、本発明は、上下型の少なくとも握
り寿司用飯との接触面に、人の手の平に極めて近似した
柔らかい触感を備えたシリコンゴムを用いることによ
り、人手による握りと同様に程よい硬さを有する米飯を
成形できるようにした食品成形装置を提供せんとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る食品成形装置は、上型と下型とで挾圧
することによって食品材料を所定の形状に押圧成形する
ようにした食品成形装置であって、前記上型及び下型に
おける少なくともその対向部位にシリコンゴム製の弾性
成形部材を各設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る食品成形装置
の一実施形態につき図面を参照して説明する。図1は食
品成形装置を装備させた寿司飯成形機の一部を切断した
概略正面図を示し、図2は食品成形装置の成形時におけ
る拡大断面図を示し、図3は他の実施形態の食品成形装
置の成形時における拡大断面図を示す。
【0008】図1に示すように、寿司飯成形機は、ケー
シング1、該ケーシング1の略中央部の上方に回転自在
に支承されている回転テーブル2、ケーシング1の後方
に配設されている上方に米飯a投入用のホッパー3を備
えた米飯aの定量圧縮移送機構4及びケーシング1の一
側に配設されている定量米飯aを所定の形状に押圧成形
する食品成形装置5とにより構成されている。
【0009】上記ケーシング1には各装置の駆動機構、
即ち回転テーブル2、米飯aの定量圧縮移送機構4及び
食品成形装置5の図示しない各駆動部が内蔵されてい
る。
【0010】上記回転テーブル2には、その外周近傍に
上下方向へ貫通した複数個の成形型6・・・が等間隔に
設けられている。各成形型6の内形状は、寿司飯成形機
の場合は末広形(クシ形)や舟形に、おにぎり成形機に
場合は三角形や円形等に形成される。
【0011】上記米飯aの定量圧縮移送機構4には、ホ
ッパー3の下方に、左右両側に対向配置された複数対の
送りローラー7・・・が、上方より下方へ行くに従って
漸次間隔が狭くなるように、図中矢印に示す如く各々内
側に向って回転自在に軸支してあり、かつ最下部の送り
ローラー7、7の下部に米飯カッター8、8が配備され
ている。
【0012】上記食品成形装置5には、回転テーブル2
の成形型6の内形と同形状の外形を有し、各成形型6に
上下方向から嵌入できるように上型9と下型10とが回
転テーブル2の上下位置に対向して各々配備されてい
る。
【0013】そして、上記上型9及び下型10には、シ
リコンゴム製の弾性成形部材11、12が各設けられて
いる。図2に示す弾性成形部材11、12は硬質上型板
9a及び下型板10aの各対向面部に固着させた実施形
態を示すもので、図3に示す弾性成形部材11、12は
硬質上型板9a及び下型板10aを芯材としてその外周
部に囲繞させた実施形態を示すもので、そのいずれの構
造でもよい。さらには、弾性成形部材11、12の全体
をシリコンゴムにて一体成形することも可能である。
【0014】弾性成形部材11、12の各対向面の形状
は、互いに近接させた米飯aの成形時に成形すべき食品
の形態に合せて成形できるように、例えば図示例では凹
面形状に形成されている。11a、12aはその凹面形
状を各示す。
【0015】食品成形装置における上型9は、ケーシン
グ1の上面に植設されたシリンダ13の昇降アーム14
にロッド15を介して垂設されている。この上型9は図
1に示す如く、成形前は回転テーブル2の成形型6の上
方にある程度の間隔を置いて位置しており、成形時に下
降して成形型6内へ嵌入されるよう構成してある。
【0016】一方、食品成形装置5における下型10
は、下面に一対のブラケット16、16が間隔を置いて
対向突設されると共に、ブラケット16、16間にピン
17によりガイドロール18が回転自在に軸支されてお
り、該ガイドロール18をケーシング1の上面の回転テ
ーブル2の各成形型6に沿って配設された環状の昇降レ
ール19上に載置することによって昇降かつ横移動自在
に支承される。この下型10は成形前は図1に示した如
く、回転テーブル2の成形型6の下方に僅かに嵌入され
た状態に保持され、成形時は図2及び図3に示した如
く、成形型6の前記状態よりやゝ上方位置に嵌入保持さ
れ、成形後は図1に示した如く、成形型6の上端面に下
型10の上端面が大体一致するように嵌入保持される。
【0017】本発明は以上のように構成されるので、ホ
ッパー3内に投入された米飯aは、その下方に位置する
圧縮移送機構4の各送りローラー7・・・によって徐々
に圧縮されて下方へ降下し、最下部の送りローラー7、
7を出た直後に米飯カッター8、8が交合して定量米飯
a′に切断され、回転テーブル2の成形型6内へ落下し
て充填される。このとき、この定量米飯a′は成形型6
内下方において下型10で受けている。
【0018】その後、当該成形型と共に回転テーブル2
は回転するが、この回転テーブル2は定量米飯a充填の
成形型6が食品成形装置5の上型9の真下に位置したと
き停止する。それから、食品成形装置5のシリンダ13
が駆動し昇降アーム14が降下してロッド15下端の上
型9が回転テーブル2の成形型6内へ所定の位置まで嵌
入されるため、弾性成形部材11が当該成形型6内の定
量米飯aを上方より成形部材11の形状に沿って押圧成
形する。
【0019】一方、回転テーブル2の回転に伴って定量
米飯aを成形型6の下方位置で受けている下型10は、
その下方に軸支されているガイドロール18が昇降レー
ル19の上面を摺動することによって回転テーブル2と
共に移動する。そして、その下型10が上型9の真下に
位置したとき成形型6内を上昇するため、弾性成形部材
12が定量米飯aを下方より成形部材12の形状に沿っ
て押圧成形する。なお、この上型9の弾性成形部材11
による押圧と下型10の弾性成形部材12による押圧は
同期して行なわれるよう調整される。
【0020】このようにして定量米飯aは上型9の弾性
成形部材11と下型10の弾性成形部材12の挾圧によ
り所定形状に押圧成形されるが、この作業の終了後上型
9が上昇して回転テーブル2の成形型6内を脱出し図1
に示す元の位置にて停止する。
【0021】ついで、再び回転テーブル2が上記定量米
飯a充填の成形型6内の下型10と共に回転し、当該下
型10が所定の位置にきたとき回転テーブル2の回転が
停止し、同時に下型10が、昇降レール19によってそ
の成形部材12の上面と成形型6の上端面とが略同一致
する位置まで成形型6内を上昇する。したがって、図1
に示した如く成形米飯Aは回転テーブル2の上面に完全
に露出するため、手に持って次の作業、例えば寿司のタ
ネ載せ等を行なう。以下、同様の作業を繰り返えす。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る食品成形装
置は、上型9と下型10とで挾圧することによって食品
材料を所定の形状に成形するようにした食品成形装置で
あって、前記上型9及び下型10における少なくともそ
の対向部位に人手に近似した感触を備えたシリコンゴム
製の弾性成形部材11、12を各設けて構成されるもの
であるから、人の手の平で食品材料、例えば寿司飯やお
にぎりを握るのと同様の程よい硬さに調整して成形する
ことが容易であると共に、同形、同大の成形米飯を確実
かつ迅速に成形することが可能であり、しかも人手によ
る成形と比べて製品コストをかなり低下させることがで
きる。
【0023】また、シリコンゴムは各種素材に対する剥
離性に優れているため、成形後上型9と下型10とが昇
降するときに各弾性成形部材11、12に米飯が付着残
存することが殆んどなく、したがって、当該成形部材1
1、12の米飯除去の手間が不要であり、成形作業の効
率を向上させることができる。
【0024】さらに、シリコンゴムは表面が平滑で、水
分をはじく性質を備えているため、水洗いをするのに適
しており、雑菌等の付着を阻止しえて衛生状態をよくす
るのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品成形装置を装備させた寿司飯成形
機の1部を切断した概略正面図を示す。
【図2】食品成形装置の成形時における拡大断面図を示
す。
【図3】他の実施形態の食品成形装置の成形時における
拡大断面図を示す。
【符号の説明】
9 上型 10 下型 11 弾性成形部材 12 弾性成形部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型とで挾圧することによって食
    品材料を所定の形状に押圧成形するようにした食品成形
    装置であって、前記上及び下型における少なくともその
    対向部位にシリコンゴム製の弾性成形部材を各設けたこ
    とを特徴とする食品成形装置。
JP8305989A 1996-10-31 1996-10-31 食品成形装置 Pending JPH10127238A (ja)

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JP8305989A JPH10127238A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 食品成形装置

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JP8305989A JPH10127238A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 食品成形装置

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JPH10127238A true JPH10127238A (ja) 1998-05-19

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ID=17951740

Family Applications (1)

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JP8305989A Pending JPH10127238A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 食品成形装置

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JP (1) JPH10127238A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005004631A1 (ja) * 2003-07-11 2005-01-20 Fuji Seiki Co., Ltd. おにぎり成形機
JP4878069B1 (ja) * 2010-09-30 2012-02-15 鈴茂器工株式会社 寿司玉成形装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005004631A1 (ja) * 2003-07-11 2005-01-20 Fuji Seiki Co., Ltd. おにぎり成形機
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JP2012075345A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Suzumo Machinery Co Ltd 寿司玉成形装置

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