JPH10126604A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH10126604A JPH10126604A JP8297898A JP29789896A JPH10126604A JP H10126604 A JPH10126604 A JP H10126604A JP 8297898 A JP8297898 A JP 8297898A JP 29789896 A JP29789896 A JP 29789896A JP H10126604 A JPH10126604 A JP H10126604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dtmf
- unit
- specific
- paper
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】受信した画像データである重要な文書等がその
他の受信した画像データである文書等に紛れてしまうお
それがあった。 【解決手段】操作表示部２からあらかじめ通常の用紙と
は異なる用紙を格納した特定の給紙トレイを選択する設
定条件を入力し、設定記憶部３は入力された設定条件を
記憶する。ＤＴＭＦ送出部５は特定の送信であることを
示すＤＴＭＦ信号を送出し、設定条件制御部１０はＤＴ
ＭＦ検出部６でＤＴＭＦ信号を検出したときに特定の給
紙トレイを選択することを指示する制御信号を送出す
る。給紙トレイ選択部１１は送られた制御信号に従って
設定記憶部３に記憶した設定条件に示された特定の給紙
トレイを選択し、通常の用紙とは異なる用紙を給紙させ
る。
他の受信した画像データである文書等に紛れてしまうお
それがあった。 【解決手段】操作表示部２からあらかじめ通常の用紙と
は異なる用紙を格納した特定の給紙トレイを選択する設
定条件を入力し、設定記憶部３は入力された設定条件を
記憶する。ＤＴＭＦ送出部５は特定の送信であることを
示すＤＴＭＦ信号を送出し、設定条件制御部１０はＤＴ
ＭＦ検出部６でＤＴＭＦ信号を検出したときに特定の給
紙トレイを選択することを指示する制御信号を送出す
る。給紙トレイ選択部１１は送られた制御信号に従って
設定記憶部３に記憶した設定条件に示された特定の給紙
トレイを選択し、通常の用紙とは異なる用紙を給紙させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像データを通
信回線を介して送信又は受信するファクシミリ装置、特
に受信した画像データを記録した用紙の確認性の向上に
関するものである。
信回線を介して送信又は受信するファクシミリ装置、特
に受信した画像データを記録した用紙の確認性の向上に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置において、受信
した画像データを記録した用紙には、例えば保存する必
要がある重要な文書等と特に保存する必要のないメモ程
度或いは不必要な情報又はダイレクトメール等がある。
これらの受信した画像データを記録した用紙は全て同一
の排出トレイに排出されるため、ユーザは排出された記
録用紙の内容を確認して仕分け作業をする必要があっ
た。また、ファクシミリ装置の送信者側には送信する画
像データに対して緊急あるいは重要又は緊急かつ重要等
の意志はあるが、あらかじめ送信者側のファクシミリ装
置から送信する画像データの重要度等をファクシミリ装
置の受信者側に別途連絡しておかない限り画像データの
受信者側ではその重要度等が判らない場合もある。更
に、これらの受信した画像データを記録した用紙が、他
の受信した画像データを記録した用紙に紛れてしまい、
送信者側が送りたかった相手に届いていない等の問題が
あった。
した画像データを記録した用紙には、例えば保存する必
要がある重要な文書等と特に保存する必要のないメモ程
度或いは不必要な情報又はダイレクトメール等がある。
これらの受信した画像データを記録した用紙は全て同一
の排出トレイに排出されるため、ユーザは排出された記
録用紙の内容を確認して仕分け作業をする必要があっ
た。また、ファクシミリ装置の送信者側には送信する画
像データに対して緊急あるいは重要又は緊急かつ重要等
の意志はあるが、あらかじめ送信者側のファクシミリ装
置から送信する画像データの重要度等をファクシミリ装
置の受信者側に別途連絡しておかない限り画像データの
受信者側ではその重要度等が判らない場合もある。更
に、これらの受信した画像データを記録した用紙が、他
の受信した画像データを記録した用紙に紛れてしまい、
送信者側が送りたかった相手に届いていない等の問題が
あった。
【０００３】そこで、従来のファクシミリ装置ではこの
ような問題を解決するために、親展送信機能を設けてい
る。この親展送信機能を有するファクシミリ装置では、
あらかじめファクシミリ装置間でパスワードの登録等を
し、送信側ファクシミリ装置で重要な文書等である画像
データを特定の相手に届けたいときは、操作表示部で親
展送信機能を選択してから網制御部によって発呼を開始
させる。通信制御部は通信プロトコルで受信側ファクシ
ミリ装置と伝送制御をおこない、例えばバイナリー符号
中のＮＳＳ信号等に選択した親展送信機能である非標準
機能を示すことで、受信側ファクシミリ装置に親展送信
機能を使用することを通知する。受信側ファクシミリ装
置は親展送信機能を使用することを通知されたときは、
受信した画像データを用紙に記録出力することなく受信
メモリに格納する。そして、あらかじめ登録されたパス
ワードを知る特定の相手によって操作表示部から入力さ
れたパスワードが適合したときのみ親展送信で格納した
画像データを用紙に記録出力し、親展送信した画像デー
タである重要な文書等を特定の相手に確実に届くように
している。
ような問題を解決するために、親展送信機能を設けてい
る。この親展送信機能を有するファクシミリ装置では、
あらかじめファクシミリ装置間でパスワードの登録等を
し、送信側ファクシミリ装置で重要な文書等である画像
データを特定の相手に届けたいときは、操作表示部で親
展送信機能を選択してから網制御部によって発呼を開始
させる。通信制御部は通信プロトコルで受信側ファクシ
ミリ装置と伝送制御をおこない、例えばバイナリー符号
中のＮＳＳ信号等に選択した親展送信機能である非標準
機能を示すことで、受信側ファクシミリ装置に親展送信
機能を使用することを通知する。受信側ファクシミリ装
置は親展送信機能を使用することを通知されたときは、
受信した画像データを用紙に記録出力することなく受信
メモリに格納する。そして、あらかじめ登録されたパス
ワードを知る特定の相手によって操作表示部から入力さ
れたパスワードが適合したときのみ親展送信で格納した
画像データを用紙に記録出力し、親展送信した画像デー
タである重要な文書等を特定の相手に確実に届くように
している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記ファクシミリ装置
では、例えば親展送信機能を用いることで送信した画像
データである重要な文書等がその他の受信した画像デー
タである文書等に紛れてしまうのを防止するとともに、
特定の相手に確実に届くようにしているが、この親展送
信機能は、あらかじめ登録されたパスワードを知る特定
の相手にしか使用することができなかった。
では、例えば親展送信機能を用いることで送信した画像
データである重要な文書等がその他の受信した画像デー
タである文書等に紛れてしまうのを防止するとともに、
特定の相手に確実に届くようにしているが、この親展送
信機能は、あらかじめ登録されたパスワードを知る特定
の相手にしか使用することができなかった。
【０００５】また、親展送信機能である非標準機能を指
示する例えばバイナリー符号中の制御信号のビット形式
等が各メーカによって異なり統一化されていないため、
ファクシミリ装置間が同一メーカの機種又は同系列機種
でなければ使用できないことが多かった。
示する例えばバイナリー符号中の制御信号のビット形式
等が各メーカによって異なり統一化されていないため、
ファクシミリ装置間が同一メーカの機種又は同系列機種
でなければ使用できないことが多かった。
【０００６】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、受信した画像データの内容に応じて
通常の画像データと区別した処理を施す非標準機能を使
用することで受信した画像データを記録した用紙の確認
性の向上を図るとともに、メーカ等に依存すること無
く、この非標準機能の利用が可能となるファクシミリ装
置を得ることを目的とするものである。
されたものであり、受信した画像データの内容に応じて
通常の画像データと区別した処理を施す非標準機能を使
用することで受信した画像データを記録した用紙の確認
性の向上を図るとともに、メーカ等に依存すること無
く、この非標準機能の利用が可能となるファクシミリ装
置を得ることを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリ装置は、操作表示部と設定記憶部とＤＴＭＦ送出部
とＤＴＭＦ検出部と設定条件制御部及び給紙トレイ選択
部とを有し、操作表示部は各々異なる記録用紙を格納し
た複数の給紙トレイの中から特定の給紙トレイを選択す
る設定条件を入力し、設定記憶部は入力された設定条件
を記憶し、ＤＴＭＦ送出部は網制御部で送信するため回
線を閉結したときに特定の送信であることを示すＤＴＭ
Ｆ信号を送出し、ＤＴＭＦ検出部は網制御部で受信する
ため回線を閉結したときに回線から送られてきたＤＴＭ
Ｆ信号を検出し、設定条件制御部はＤＴＭＦ検出部でＤ
ＴＭＦ信号を検出したときに特定の給紙トレイを選択さ
せる制御信号を送出し、給紙トレイ選択部は送られた制
御信号に従って設定記憶部に記憶した設定条件に示され
た特定の給紙トレイを選択し、選択した給紙トレイが給
紙した用紙に送られてきた画像データを記録することを
特徴とする。
ミリ装置は、操作表示部と設定記憶部とＤＴＭＦ送出部
とＤＴＭＦ検出部と設定条件制御部及び給紙トレイ選択
部とを有し、操作表示部は各々異なる記録用紙を格納し
た複数の給紙トレイの中から特定の給紙トレイを選択す
る設定条件を入力し、設定記憶部は入力された設定条件
を記憶し、ＤＴＭＦ送出部は網制御部で送信するため回
線を閉結したときに特定の送信であることを示すＤＴＭ
Ｆ信号を送出し、ＤＴＭＦ検出部は網制御部で受信する
ため回線を閉結したときに回線から送られてきたＤＴＭ
Ｆ信号を検出し、設定条件制御部はＤＴＭＦ検出部でＤ
ＴＭＦ信号を検出したときに特定の給紙トレイを選択さ
せる制御信号を送出し、給紙トレイ選択部は送られた制
御信号に従って設定記憶部に記憶した設定条件に示され
た特定の給紙トレイを選択し、選択した給紙トレイが給
紙した用紙に送られてきた画像データを記録することを
特徴とする。
【０００８】また、操作表示部と設定記憶部とＤＴＭＦ
送出部とＤＴＭＦ検出部と設定条件制御部及び画像処理
部とを有し、操作表示部は画像データを加工するための
特定の画像処理を選択する設定条件を入力し、設定記憶
部は入力された設定条件を記憶し、ＤＴＭＦ送出部は網
制御部で送信をするため回線を閉結したときに特定の送
信であることを示すＤＴＭＦ信号を送出し、ＤＴＭＦ検
出部は網制御部で受信するため回線を閉結したときに回
線から送られてきたＤＴＭＦ信号を検出し、設定条件制
御部はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号を検出したときに
特定の画像処理を選択させる制御信号を送出し、画像処
理部は送られた制御信号に従って設定記憶部に記憶した
設定条件に示された特定の画像処理で送られてきた画像
データを加工し、給紙トレイが給紙した用紙に加工した
画像データを記録すると良い。
送出部とＤＴＭＦ検出部と設定条件制御部及び画像処理
部とを有し、操作表示部は画像データを加工するための
特定の画像処理を選択する設定条件を入力し、設定記憶
部は入力された設定条件を記憶し、ＤＴＭＦ送出部は網
制御部で送信をするため回線を閉結したときに特定の送
信であることを示すＤＴＭＦ信号を送出し、ＤＴＭＦ検
出部は網制御部で受信するため回線を閉結したときに回
線から送られてきたＤＴＭＦ信号を検出し、設定条件制
御部はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号を検出したときに
特定の画像処理を選択させる制御信号を送出し、画像処
理部は送られた制御信号に従って設定記憶部に記憶した
設定条件に示された特定の画像処理で送られてきた画像
データを加工し、給紙トレイが給紙した用紙に加工した
画像データを記録すると良い。
【０００９】更に、操作表示部と設定記憶部とＤＴＭＦ
送出部とＤＴＭＦ検出部と設定条件制御部及び付加情報
追加部とを有し、操作表示部は画像データに追加する特
定の付加情報を選択する設定条件を入力し、設定記憶部
は入力された設定条件を記憶し、ＤＴＭＦ送出部は網制
御部で送信をするため回線を閉結したときに特定の送信
であることを示すＤＴＭＦ信号を送出し、ＤＴＭＦ検出
部は網制御部で受信するため回線を閉結したときに回線
から送られてきたＤＴＭＦ信号を検出し、設定条件制御
部はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号を検出したときに特
定の付加情報を選択させる制御信号を送出し、付加情報
追加部は送られた制御信号に従って設定記憶部に記憶し
た設定条件に示された特定の付加情報を送られてきた画
像データに追加し、給紙トレイから給紙した用紙に付加
情報を追加した画像データを記録することが望ましい。
送出部とＤＴＭＦ検出部と設定条件制御部及び付加情報
追加部とを有し、操作表示部は画像データに追加する特
定の付加情報を選択する設定条件を入力し、設定記憶部
は入力された設定条件を記憶し、ＤＴＭＦ送出部は網制
御部で送信をするため回線を閉結したときに特定の送信
であることを示すＤＴＭＦ信号を送出し、ＤＴＭＦ検出
部は網制御部で受信するため回線を閉結したときに回線
から送られてきたＤＴＭＦ信号を検出し、設定条件制御
部はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号を検出したときに特
定の付加情報を選択させる制御信号を送出し、付加情報
追加部は送られた制御信号に従って設定記憶部に記憶し
た設定条件に示された特定の付加情報を送られてきた画
像データに追加し、給紙トレイから給紙した用紙に付加
情報を追加した画像データを記録することが望ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】この発明のファクシミリ装置は、
ＣＰＵと操作表示部と設定記憶部と網制御部とＤＴＭＦ
送出部とＤＴＭＦ検出部とモデムと通信制御部とＲＡＭ
と設定条件制御部と給紙トレイ選択部と画像処理部と付
加情報追加部と給紙トレイ部とプロッタ及びスキャナと
を有する。ＣＰＵは装置全体の動作を管理する。操作表
示部は特定の機能を選択する設定条件を入力する。設定
記憶部は入力された設定条件を記憶する。網制御部は回
線の網制御をする。ＤＴＭＦ送出部は網制御部で送信す
るため回線を閉結したときに特定の送信であることを示
すＤＴＭＦ信号を送出する。ＤＴＭＦ検出部は網制御部
で受信するため回線を閉結したときに回線から送られて
きたＤＴＭＦ信号を検出する。モデムは画像データを変
調又は復調する。通信制御部は通信プロトコルで相手先
ファクシミリ装置との伝送制御をして画像データの送受
信をする。ＲＡＭは通信制御部で受信した画像データを
格納しＣＰＵの制御に従って格納した画像データを送出
する。設定条件制御部はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号
を検出したときに特定の機能を選択させる制御信号を送
出する。給紙トレイ選択部は送られた制御信号に従って
設定記憶部に記憶した設定条件に示された特定の給紙ト
レイを選択する。画像処理部は送られた制御信号に従っ
て設定記憶部に記憶した設定条件に示された特定の画像
処理でＲＡＭから送られてきた画像データを加工してプ
ロッタに送出する。付加情報追加部は送られた制御信号
に従って設定記憶部に記憶した設定条件に示された特定
の付加情報をＲＡＭから送られてきた画像データに追加
してプロッタに送出する。給紙トレイ部は各々異なる記
録用紙を格納した複数の給紙トレイからなり、給紙トレ
イ選択部によって選択された給紙トレイは格納した用紙
をプロッタに給紙する。プロッタは給紙された用紙に送
られてきた画像データを記録する。スキャナはＣＰＵの
制御に従って原稿の画像を読取る。
ＣＰＵと操作表示部と設定記憶部と網制御部とＤＴＭＦ
送出部とＤＴＭＦ検出部とモデムと通信制御部とＲＡＭ
と設定条件制御部と給紙トレイ選択部と画像処理部と付
加情報追加部と給紙トレイ部とプロッタ及びスキャナと
を有する。ＣＰＵは装置全体の動作を管理する。操作表
示部は特定の機能を選択する設定条件を入力する。設定
記憶部は入力された設定条件を記憶する。網制御部は回
線の網制御をする。ＤＴＭＦ送出部は網制御部で送信す
るため回線を閉結したときに特定の送信であることを示
すＤＴＭＦ信号を送出する。ＤＴＭＦ検出部は網制御部
で受信するため回線を閉結したときに回線から送られて
きたＤＴＭＦ信号を検出する。モデムは画像データを変
調又は復調する。通信制御部は通信プロトコルで相手先
ファクシミリ装置との伝送制御をして画像データの送受
信をする。ＲＡＭは通信制御部で受信した画像データを
格納しＣＰＵの制御に従って格納した画像データを送出
する。設定条件制御部はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号
を検出したときに特定の機能を選択させる制御信号を送
出する。給紙トレイ選択部は送られた制御信号に従って
設定記憶部に記憶した設定条件に示された特定の給紙ト
レイを選択する。画像処理部は送られた制御信号に従っ
て設定記憶部に記憶した設定条件に示された特定の画像
処理でＲＡＭから送られてきた画像データを加工してプ
ロッタに送出する。付加情報追加部は送られた制御信号
に従って設定記憶部に記憶した設定条件に示された特定
の付加情報をＲＡＭから送られてきた画像データに追加
してプロッタに送出する。給紙トレイ部は各々異なる記
録用紙を格納した複数の給紙トレイからなり、給紙トレ
イ選択部によって選択された給紙トレイは格納した用紙
をプロッタに給紙する。プロッタは給紙された用紙に送
られてきた画像データを記録する。スキャナはＣＰＵの
制御に従って原稿の画像を読取る。
【００１１】例えば画像データの重要度によって用紙を
変更したいときは操作表示部からあらかじめ通常の用紙
とは異なる用紙を格納した特定の給紙トレイを選択する
設定条件を入力し、設定記憶部は入力された設定条件を
記憶する。そして、操作表示部の操作により特定の送信
を開始させるとＤＴＭＦ送出部は網制御部で送信するた
め回線を閉結したときに特定の送信であることを示すＤ
ＴＭＦ信号を送出し、受信側ファクシミリ装置のＤＴＭ
Ｆ検出部は網制御部を介して送られてきたＤＴＭＦ信号
を検出する。設定条件制御部はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭ
Ｆ信号を検出したときに特定の給紙トレイを選択するこ
とを指示する制御信号を送出する。給紙トレイ選択部は
送られた制御信号に従って設定記憶部に記憶した設定条
件に示された特定の給紙トレイを選択し、通常の用紙と
は異なる用紙をプロッタに給紙させる。
変更したいときは操作表示部からあらかじめ通常の用紙
とは異なる用紙を格納した特定の給紙トレイを選択する
設定条件を入力し、設定記憶部は入力された設定条件を
記憶する。そして、操作表示部の操作により特定の送信
を開始させるとＤＴＭＦ送出部は網制御部で送信するた
め回線を閉結したときに特定の送信であることを示すＤ
ＴＭＦ信号を送出し、受信側ファクシミリ装置のＤＴＭ
Ｆ検出部は網制御部を介して送られてきたＤＴＭＦ信号
を検出する。設定条件制御部はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭ
Ｆ信号を検出したときに特定の給紙トレイを選択するこ
とを指示する制御信号を送出する。給紙トレイ選択部は
送られた制御信号に従って設定記憶部に記憶した設定条
件に示された特定の給紙トレイを選択し、通常の用紙と
は異なる用紙をプロッタに給紙させる。
【００１２】このようにして、あらかじめ特定の給紙ト
レイを選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭ
Ｆ信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従っ
て特定の給紙トレイから記録用紙を給紙するようにした
ため、受信側ファクシミリ装置では出力された記録用紙
によって送られてきた画像の例えば重要度等である内容
を容易に把握することができる。また、ＤＴＭＦ信号を
送出することのできるファクシミリ装置であればこの非
標準機能を利用することが可能となる。
レイを選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭ
Ｆ信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従っ
て特定の給紙トレイから記録用紙を給紙するようにした
ため、受信側ファクシミリ装置では出力された記録用紙
によって送られてきた画像の例えば重要度等である内容
を容易に把握することができる。また、ＤＴＭＦ信号を
送出することのできるファクシミリ装置であればこの非
標準機能を利用することが可能となる。
【００１３】上記では特定の給紙トレイを選択する場合
について説明したが、例えば画像データを縮小してから
用紙に対して右寄せにする等の特定の画像処理をするこ
とができる。この場合、例えば操作表示部からあらかじ
め画像データを縮小して右寄する等の特定の画像処理を
選択する設定条件を入力して特定の送信を開始させる。
そして、受信側ファクシミリ装置の設定条件制御部はＤ
ＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号を検出したときに特定の画
像処理を選択することを指示する制御信号を送出し、画
像処理部は送られた制御信号に従って設定記憶部に記憶
した設定条件に示された特定の画像処理で画像データを
縮小して右寄せしプロッタに送出する。そして、プロッ
タは縮小して右寄せした画像を用紙に記録する。
について説明したが、例えば画像データを縮小してから
用紙に対して右寄せにする等の特定の画像処理をするこ
とができる。この場合、例えば操作表示部からあらかじ
め画像データを縮小して右寄する等の特定の画像処理を
選択する設定条件を入力して特定の送信を開始させる。
そして、受信側ファクシミリ装置の設定条件制御部はＤ
ＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号を検出したときに特定の画
像処理を選択することを指示する制御信号を送出し、画
像処理部は送られた制御信号に従って設定記憶部に記憶
した設定条件に示された特定の画像処理で画像データを
縮小して右寄せしプロッタに送出する。そして、プロッ
タは縮小して右寄せした画像を用紙に記録する。
【００１４】このようにして、あらかじめ特定の画像処
理を選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ
信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従って
特定の画像処理を画像データに対してするようにしたた
め、受信側ファクシミリ装置では画像処理された画像に
よって内容を容易に把握することができる。また、ＤＴ
ＭＦ信号を送出することのできるファクシミリ装置であ
ればこの非標準機能を利用することが可能となる。
理を選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ
信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従って
特定の画像処理を画像データに対してするようにしたた
め、受信側ファクシミリ装置では画像処理された画像に
よって内容を容易に把握することができる。また、ＤＴ
ＭＦ信号を送出することのできるファクシミリ装置であ
ればこの非標準機能を利用することが可能となる。
【００１５】上記では特定の画像処理を選択する場合に
ついて説明したが、例えば特定の回覧等を示す付加情報
を画像データに追加することができる。この場合、操作
表示部からあらかじめ画像データに追加する例えば回覧
等の付加情報を選択する設定条件を入力して特定の送信
を開始させる。そして、受信側ファクシミリ装置の設定
条件制御部はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号を検出した
ときに特定の付加情報を選択することを指示する制御信
号を送出し、付加情報追加部は送られた制御信号に従っ
て設定記憶部に記憶した設定条件に示された特定の回覧
を示す付加情報を画像データに追加してプロッタに送出
する。そして、プロッタは例えば用紙の右端に回覧の文
字が追加された画像を用紙に記録する。
ついて説明したが、例えば特定の回覧等を示す付加情報
を画像データに追加することができる。この場合、操作
表示部からあらかじめ画像データに追加する例えば回覧
等の付加情報を選択する設定条件を入力して特定の送信
を開始させる。そして、受信側ファクシミリ装置の設定
条件制御部はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号を検出した
ときに特定の付加情報を選択することを指示する制御信
号を送出し、付加情報追加部は送られた制御信号に従っ
て設定記憶部に記憶した設定条件に示された特定の回覧
を示す付加情報を画像データに追加してプロッタに送出
する。そして、プロッタは例えば用紙の右端に回覧の文
字が追加された画像を用紙に記録する。
【００１６】このようにして、あらかじめ特定の付加情
報を選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ
信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従って
特定の付加情報を画像データに追加するようにしたた
め、受信側ファクシミリ装置では出力された記録用紙に
付加された情報によって送られてきた画像が回覧等であ
るなど内容を容易に把握することができる。また、ＤＴ
ＭＦ信号を送出することのできるファクシミリ装置であ
ればこの非標準機能を利用することが可能となる。
報を選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ
信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従って
特定の付加情報を画像データに追加するようにしたた
め、受信側ファクシミリ装置では出力された記録用紙に
付加された情報によって送られてきた画像が回覧等であ
るなど内容を容易に把握することができる。また、ＤＴ
ＭＦ信号を送出することのできるファクシミリ装置であ
ればこの非標準機能を利用することが可能となる。
【００１７】
【実施例】図１はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図に示すようにファクシミリ装置は、Ｃ
ＰＵ１と操作表示部２と設定記憶部３と網制御部４とＤ
ＴＭＦ送出部５とＤＴＭＦ検出部６とモデム７と通信制
御部８とＲＡＭ９と設定条件制御部１０と給紙トレイ選
択部１１と画像処理部１２と付加情報追加部１３と給紙
トレイ部１４とプロッタ１５及びスキャナ１６とを有す
る。ＣＰＵ１は装置全体の動作を管理する。操作表示部
２は各機能を選択する設定条件の入力と特定の送信開始
の操作をする。設定記憶部３は入力された設定条件を記
憶する。網制御部４は回線の網制御をする。ＤＴＭＦ送
出部５は操作表示部２で特定の送信の操作をした場合、
網制御部４で送信するため回線を閉結したときに特定の
送信であることを示すＤＴＭＦ信号を送出する。ＤＴＭ
Ｆ検出部６は網制御部４で受信するため回線を閉結した
ときに回線から送られてきたＤＴＭＦ信号を検出する。
モデム７は画像データを変調又は復調する。通信制御部
８は通信プロトコルで相手先ファクシミリ装置との伝送
制御をして画像データの送受信をする。ＲＡＭ９は通信
制御部８で受信した画像データを格納してＣＰＵ１の制
御に従って格納した画像データを送出する。設定条件制
御部１０はＤＴＭＦ検出部６でＤＴＭＦ信号を検出した
ときに特定の機能を選択させる制御信号を送出する。給
紙トレイ選択部１１は送られた制御信号に従って設定記
憶部３に記憶した設定条件に示された特定の給紙トレイ
を選択する。画像処理部１２は送られた制御信号に従っ
て設定記憶部３に記憶した設定条件に示された特定の画
像処理でＲＡＭ９から送られてきた画像データを加工し
てプロッタ１５に送出する。付加情報追加部１３は送ら
れた制御信号に従って設定記憶部３に記憶した設定条件
に示された特定の付加情報をＲＡＭ９から送られてきた
画像データに追加してプロッタ１５に送出する。給紙ト
レイ部１４は各々異なる記録用紙を格納した複数の給紙
トレイａ〜ｎからなり、給紙トレイ選択部１１によって
選択された給紙トレイは格納した用紙をプロッタ１５に
給紙する。プロッタ１５は給紙トレイａ〜ｎから給紙さ
れた用紙に送られてきた画像データを記録する。スキャ
ナ１６はＣＰＵ１の制御に従って原稿の画像を読取る。
ック図である。図に示すようにファクシミリ装置は、Ｃ
ＰＵ１と操作表示部２と設定記憶部３と網制御部４とＤ
ＴＭＦ送出部５とＤＴＭＦ検出部６とモデム７と通信制
御部８とＲＡＭ９と設定条件制御部１０と給紙トレイ選
択部１１と画像処理部１２と付加情報追加部１３と給紙
トレイ部１４とプロッタ１５及びスキャナ１６とを有す
る。ＣＰＵ１は装置全体の動作を管理する。操作表示部
２は各機能を選択する設定条件の入力と特定の送信開始
の操作をする。設定記憶部３は入力された設定条件を記
憶する。網制御部４は回線の網制御をする。ＤＴＭＦ送
出部５は操作表示部２で特定の送信の操作をした場合、
網制御部４で送信するため回線を閉結したときに特定の
送信であることを示すＤＴＭＦ信号を送出する。ＤＴＭ
Ｆ検出部６は網制御部４で受信するため回線を閉結した
ときに回線から送られてきたＤＴＭＦ信号を検出する。
モデム７は画像データを変調又は復調する。通信制御部
８は通信プロトコルで相手先ファクシミリ装置との伝送
制御をして画像データの送受信をする。ＲＡＭ９は通信
制御部８で受信した画像データを格納してＣＰＵ１の制
御に従って格納した画像データを送出する。設定条件制
御部１０はＤＴＭＦ検出部６でＤＴＭＦ信号を検出した
ときに特定の機能を選択させる制御信号を送出する。給
紙トレイ選択部１１は送られた制御信号に従って設定記
憶部３に記憶した設定条件に示された特定の給紙トレイ
を選択する。画像処理部１２は送られた制御信号に従っ
て設定記憶部３に記憶した設定条件に示された特定の画
像処理でＲＡＭ９から送られてきた画像データを加工し
てプロッタ１５に送出する。付加情報追加部１３は送ら
れた制御信号に従って設定記憶部３に記憶した設定条件
に示された特定の付加情報をＲＡＭ９から送られてきた
画像データに追加してプロッタ１５に送出する。給紙ト
レイ部１４は各々異なる記録用紙を格納した複数の給紙
トレイａ〜ｎからなり、給紙トレイ選択部１１によって
選択された給紙トレイは格納した用紙をプロッタ１５に
給紙する。プロッタ１５は給紙トレイａ〜ｎから給紙さ
れた用紙に送られてきた画像データを記録する。スキャ
ナ１６はＣＰＵ１の制御に従って原稿の画像を読取る。
【００１８】上記のように構成したファクシミリ装置の
動作を説明する前に、図２のファクシミリ伝送手順を示
す図を参照して特定の送信であることを示すＤＴＭＦ信
号の送出タイミングの一例を説明する。
動作を説明する前に、図２のファクシミリ伝送手順を示
す図を参照して特定の送信であることを示すＤＴＭＦ信
号の送出タイミングの一例を説明する。
【００１９】図に示す送信側ファクシミリ装置２０は、
操作表示部２の操作により特定の送信を開始させると回
線を閉結してダイヤル送出等の送信動作を開始する。受
信側ファクシミリ装置２１の網制御部４は回線から送ら
れてきた呼出し信号２２を検出して回線を閉結する。ま
た、送信側ファクシミリ装置２０の通信制御部８はＣＮ
Ｇ信号２３を送出し、受信側ファクシミリ装置２１の通
信制御部８はＣＥＤ信号２４を送出する。そして、送信
側ファクシミリ装置２０のＤＴＭＦ送出部５は通信制御
部８でＣＥＤ信号２４を検出したときに特定の送信であ
ることを示すＤＴＭＦ信号２５を送出する。受信側ファ
クシミリ装置２１の通信制御部８は例えばＤＴＭＦ検出
部６でＤＴＭＦ信号２５の検出後又はＣＥＤ信号２４を
受信してからあらかじめ定められた時間の経過後に通信
プロトコルで伝送制御を開始してＮＳＦ信号２６、ＣＳ
Ｉ信号２７等を送出し、送信側ファクシミリ装置２０か
らの画像データであるＰＩＸ信号２８を受信する。
操作表示部２の操作により特定の送信を開始させると回
線を閉結してダイヤル送出等の送信動作を開始する。受
信側ファクシミリ装置２１の網制御部４は回線から送ら
れてきた呼出し信号２２を検出して回線を閉結する。ま
た、送信側ファクシミリ装置２０の通信制御部８はＣＮ
Ｇ信号２３を送出し、受信側ファクシミリ装置２１の通
信制御部８はＣＥＤ信号２４を送出する。そして、送信
側ファクシミリ装置２０のＤＴＭＦ送出部５は通信制御
部８でＣＥＤ信号２４を検出したときに特定の送信であ
ることを示すＤＴＭＦ信号２５を送出する。受信側ファ
クシミリ装置２１の通信制御部８は例えばＤＴＭＦ検出
部６でＤＴＭＦ信号２５の検出後又はＣＥＤ信号２４を
受信してからあらかじめ定められた時間の経過後に通信
プロトコルで伝送制御を開始してＮＳＦ信号２６、ＣＳ
Ｉ信号２７等を送出し、送信側ファクシミリ装置２０か
らの画像データであるＰＩＸ信号２８を受信する。
【００２０】上記のように構成したファクシミリ装置に
おいて、例えば画像データの重要度によって画像データ
を記録する用紙を変更したいときは操作表示部２からあ
らかじめ通常の用紙とは色等が異なる用紙を格納した特
定の給紙トレイａを選択する設定条件を入力し、設定記
憶部３は入力された設定条件を記憶する。そして、操作
表示部２の操作により特定の送信を開始させた状態にお
いて、受信側ファクシミリ装置が特定の給紙トレイａを
選択するときの動作を図３のフローチャートを参照して
説明する。
おいて、例えば画像データの重要度によって画像データ
を記録する用紙を変更したいときは操作表示部２からあ
らかじめ通常の用紙とは色等が異なる用紙を格納した特
定の給紙トレイａを選択する設定条件を入力し、設定記
憶部３は入力された設定条件を記憶する。そして、操作
表示部２の操作により特定の送信を開始させた状態にお
いて、受信側ファクシミリ装置が特定の給紙トレイａを
選択するときの動作を図３のフローチャートを参照して
説明する。
【００２１】図に示すように受信側ファクシミリ装置の
網制御部４は回線から送られてきた呼出し信号を検出し
て回線を閉結する（ステップＳ１）。そして、送信側フ
ァクシミリ装置のＤＴＭＦ送出部５は特定の送信である
ことを示すＤＴＭＦ信号を送出する。受信側ファクシミ
リ装置の設定条件制御部１０はＤＴＭＦ検出部６でＤＴ
ＭＦ信号を検出したときは（ステップＳ２）、特定の給
紙トレイを選択させる制御信号を給紙トレイ選択部１１
に送出し、給紙トレイ選択部１１は送られてきた制御信
号に従って設定記憶部３に記憶した設定条件に示された
給紙トレイａを選択し例えば重要度を示す用紙をプロッ
タ１５に給紙させる（ステップＳ３）。また、設定条件
制御部１０はＤＴＭＦ検出部６でＤＴＭＦ信号を検出し
なかった場合は（ステップＳ２）、例えば通常の用紙が
格納された給紙トレイｂを選択させる制御信号を給紙ト
レイ選択部１１に送出し、給紙トレイ選択部１１は送ら
れてきた制御信号に従って給紙トレイｂを選択し通常の
用紙をプロッタ１５に給紙させる（ステップＳ４）。そ
して、プロッタ１５は給紙トレイから給紙された用紙に
ＣＰＵ１によってＲＡＭ９から選択され送られてきた画
像データを記録する（ステップＳ５）。
網制御部４は回線から送られてきた呼出し信号を検出し
て回線を閉結する（ステップＳ１）。そして、送信側フ
ァクシミリ装置のＤＴＭＦ送出部５は特定の送信である
ことを示すＤＴＭＦ信号を送出する。受信側ファクシミ
リ装置の設定条件制御部１０はＤＴＭＦ検出部６でＤＴ
ＭＦ信号を検出したときは（ステップＳ２）、特定の給
紙トレイを選択させる制御信号を給紙トレイ選択部１１
に送出し、給紙トレイ選択部１１は送られてきた制御信
号に従って設定記憶部３に記憶した設定条件に示された
給紙トレイａを選択し例えば重要度を示す用紙をプロッ
タ１５に給紙させる（ステップＳ３）。また、設定条件
制御部１０はＤＴＭＦ検出部６でＤＴＭＦ信号を検出し
なかった場合は（ステップＳ２）、例えば通常の用紙が
格納された給紙トレイｂを選択させる制御信号を給紙ト
レイ選択部１１に送出し、給紙トレイ選択部１１は送ら
れてきた制御信号に従って給紙トレイｂを選択し通常の
用紙をプロッタ１５に給紙させる（ステップＳ４）。そ
して、プロッタ１５は給紙トレイから給紙された用紙に
ＣＰＵ１によってＲＡＭ９から選択され送られてきた画
像データを記録する（ステップＳ５）。
【００２２】このようにして、あらかじめ特定の給紙ト
レイを選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭ
Ｆ信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従っ
て特定の給紙トレイから記録用紙を給紙するようにした
ため、受信側ファクシミリ装置では出力された記録用紙
によって送られてきた画像の例えば重要度等である内容
を容易に把握することができる。また、ＤＴＭＦ信号を
送出することのできるファクシミリ装置であればこの非
標準機能を利用することが可能となる。
レイを選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭ
Ｆ信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従っ
て特定の給紙トレイから記録用紙を給紙するようにした
ため、受信側ファクシミリ装置では出力された記録用紙
によって送られてきた画像の例えば重要度等である内容
を容易に把握することができる。また、ＤＴＭＦ信号を
送出することのできるファクシミリ装置であればこの非
標準機能を利用することが可能となる。
【００２３】上記では特定の給紙トレイを選択する場合
について説明したが、例えば送信する画像データが伝票
等で用紙の左側に綴代を作りたい等のときは画像データ
を縮小してから用紙に対して右寄せにする等の特定の画
像処理を選択することができる。この場合、例えば操作
表示部２からあらかじめ画像データを縮小して右寄する
等の特定の画像処理を選択する設定条件を入力して特定
の送信を開始させる。この状態において、受信側ファク
シミリ装置が特定の画像処理を選択するときの動作を図
４のフローチャートを参照して説明する。
について説明したが、例えば送信する画像データが伝票
等で用紙の左側に綴代を作りたい等のときは画像データ
を縮小してから用紙に対して右寄せにする等の特定の画
像処理を選択することができる。この場合、例えば操作
表示部２からあらかじめ画像データを縮小して右寄する
等の特定の画像処理を選択する設定条件を入力して特定
の送信を開始させる。この状態において、受信側ファク
シミリ装置が特定の画像処理を選択するときの動作を図
４のフローチャートを参照して説明する。
【００２４】図に示すように受信側ファクシミリ装置の
網制御部４は回線から送られてきた呼出し信号を検出し
て回線を閉結する（ステップＳ１０）。そして、送信側
ファクシミリ装置のＤＴＭＦ送出部５は特定の送信であ
ることを示すＤＴＭＦ信号を送出する。そして、受信側
ファクシミリ装置の設定条件制御部１０はＤＴＭＦ検出
部６でＤＴＭＦ信号を検出したときは（ステップＳ１
１）、特定の画像処理を選択させる制御信号を画像処理
部１２に送出し、画像処理部１２は送られた制御信号に
従って設定記憶部３に記憶した設定条件に示された特定
の画像処理でＲＡＭ９から送られてきた画像データを縮
小して右寄せしプロッタ１５に送出する（ステップＳ１
２）。そして、プロッタ１５は送られてきた画像データ
に従って左側に綴代を作った画像を用紙に記録する（ス
テップＳ１３）。また、設定条件制御部１０はＤＴＭＦ
検出部６でＤＴＭＦ信号を検出しなかった場合は（ステ
ップＳ１１）、画像処理のキャンセルを指示する制御信
号を画像処理部１２に送出し、画像処理部１２は送られ
た制御信号に従って画像処理をキャンセルした画像デー
タをプロッタ１５に送出し、通常の画像を用紙に記録さ
せる（ステップＳ１３）。
網制御部４は回線から送られてきた呼出し信号を検出し
て回線を閉結する（ステップＳ１０）。そして、送信側
ファクシミリ装置のＤＴＭＦ送出部５は特定の送信であ
ることを示すＤＴＭＦ信号を送出する。そして、受信側
ファクシミリ装置の設定条件制御部１０はＤＴＭＦ検出
部６でＤＴＭＦ信号を検出したときは（ステップＳ１
１）、特定の画像処理を選択させる制御信号を画像処理
部１２に送出し、画像処理部１２は送られた制御信号に
従って設定記憶部３に記憶した設定条件に示された特定
の画像処理でＲＡＭ９から送られてきた画像データを縮
小して右寄せしプロッタ１５に送出する（ステップＳ１
２）。そして、プロッタ１５は送られてきた画像データ
に従って左側に綴代を作った画像を用紙に記録する（ス
テップＳ１３）。また、設定条件制御部１０はＤＴＭＦ
検出部６でＤＴＭＦ信号を検出しなかった場合は（ステ
ップＳ１１）、画像処理のキャンセルを指示する制御信
号を画像処理部１２に送出し、画像処理部１２は送られ
た制御信号に従って画像処理をキャンセルした画像デー
タをプロッタ１５に送出し、通常の画像を用紙に記録さ
せる（ステップＳ１３）。
【００２５】このようにして、あらかじめ特定の画像処
理を選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ
信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従って
特定の画像処理を画像データに対してするようにしたた
め、受信側ファクシミリ装置では画像処理され記録用紙
に出力された画像によって内容を容易に把握することが
できる。また、ＤＴＭＦ信号を送出することのできるフ
ァクシミリ装置であればこの非標準機能を利用すること
が可能となる。
理を選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ
信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従って
特定の画像処理を画像データに対してするようにしたた
め、受信側ファクシミリ装置では画像処理され記録用紙
に出力された画像によって内容を容易に把握することが
できる。また、ＤＴＭＦ信号を送出することのできるフ
ァクシミリ装置であればこの非標準機能を利用すること
が可能となる。
【００２６】上記では特定の画像処理を選択する場合に
ついて説明したが、例えば回覧等をする必要がある原稿
と通常の原稿を区別したい等のときは特定の回覧等を示
す付加情報を選択して画像データに追加することができ
る。この場合、例えば操作表示部２からあらかじめ回覧
を示す付加情報を選択する設定条件を入力して特定の送
信を開始させる。この状態において、受信側ファクシミ
リ装置が特定の付加情報を選択するときの動作を図５の
フローチャートを参照して説明する。
ついて説明したが、例えば回覧等をする必要がある原稿
と通常の原稿を区別したい等のときは特定の回覧等を示
す付加情報を選択して画像データに追加することができ
る。この場合、例えば操作表示部２からあらかじめ回覧
を示す付加情報を選択する設定条件を入力して特定の送
信を開始させる。この状態において、受信側ファクシミ
リ装置が特定の付加情報を選択するときの動作を図５の
フローチャートを参照して説明する。
【００２７】図に示すように受信側ファクシミリ装置の
網制御部４は回線から送られてきた呼出し信号を検出し
て回線を閉結する（ステップＳ２０）。そして、送信側
ファクシミリ装置のＤＴＭＦ送出部５は特定の送信であ
ることを示すＤＴＭＦ信号を送出する。そして、受信側
ファクシミリ装置の設定条件制御部１０はＤＴＭＦ検出
部６でＤＴＭＦ信号を検出したときは（ステップＳ２
１）、特定の付加情報を選択することを指示する制御信
号を送出し、付加情報追加部１３は送られた制御信号に
従って設定記憶部３に記憶した設定条件に示された特定
の回覧を示す付加情報をＲＡＭ９から送られてきた画像
データに追加しプロッタに送出する（ステップＳ２
２）。そして、プロッタ１５は例えば用紙の右端に回覧
の文字が追加された画像を用紙に記録する（ステップＳ
２３）。また、設定条件制御部１０はＤＴＭＦ検出部６
でＤＴＭＦ信号を検出しなかった場合は（ステップＳ２
１）、付加情報追加のキャンセルを指示する制御信号を
送出し、付加情報追加部１３は送られてきた制御信号に
従って付加情報追加をキャンセルした画像データをプロ
ッタ１５に送出し、通常の画像を用紙に記録させる（ス
テップＳ２３）。
網制御部４は回線から送られてきた呼出し信号を検出し
て回線を閉結する（ステップＳ２０）。そして、送信側
ファクシミリ装置のＤＴＭＦ送出部５は特定の送信であ
ることを示すＤＴＭＦ信号を送出する。そして、受信側
ファクシミリ装置の設定条件制御部１０はＤＴＭＦ検出
部６でＤＴＭＦ信号を検出したときは（ステップＳ２
１）、特定の付加情報を選択することを指示する制御信
号を送出し、付加情報追加部１３は送られた制御信号に
従って設定記憶部３に記憶した設定条件に示された特定
の回覧を示す付加情報をＲＡＭ９から送られてきた画像
データに追加しプロッタに送出する（ステップＳ２
２）。そして、プロッタ１５は例えば用紙の右端に回覧
の文字が追加された画像を用紙に記録する（ステップＳ
２３）。また、設定条件制御部１０はＤＴＭＦ検出部６
でＤＴＭＦ信号を検出しなかった場合は（ステップＳ２
１）、付加情報追加のキャンセルを指示する制御信号を
送出し、付加情報追加部１３は送られてきた制御信号に
従って付加情報追加をキャンセルした画像データをプロ
ッタ１５に送出し、通常の画像を用紙に記録させる（ス
テップＳ２３）。
【００２８】このようにして、あらかじめ特定の付加情
報を選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ
信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従って
特定の付加情報を画像データに追加するようにしたた
め、受信側ファクシミリ装置では出力された記録用紙に
付加された情報によって送られてきた画像が回覧等であ
るなど内容を容易に把握することができる。また、ＤＴ
ＭＦ信号を送出することのできるファクシミリ装置であ
ればこの非標準機能を利用することが可能となる。
報を選択する条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ
信号を検出した場合、あらかじめ設定した条件に従って
特定の付加情報を画像データに追加するようにしたた
め、受信側ファクシミリ装置では出力された記録用紙に
付加された情報によって送られてきた画像が回覧等であ
るなど内容を容易に把握することができる。また、ＤＴ
ＭＦ信号を送出することのできるファクシミリ装置であ
ればこの非標準機能を利用することが可能となる。
【００２９】また、上記では付加情報を画像データに直
接追加することでプロッタ１５によって記録用紙に付加
情報の画像を記録させているが、例えば出力される記録
用紙にスタンプで付加情報を追加する手段を設け、設定
条件制御部１０から送られた制御信号に従って設定記憶
部３に記憶した設定条件に示された特定の付加情報のス
タンプで記録用紙に直接印字するようにしても良い。
接追加することでプロッタ１５によって記録用紙に付加
情報の画像を記録させているが、例えば出力される記録
用紙にスタンプで付加情報を追加する手段を設け、設定
条件制御部１０から送られた制御信号に従って設定記憶
部３に記憶した設定条件に示された特定の付加情報のス
タンプで記録用紙に直接印字するようにしても良い。
【００３０】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、あらか
じめ特定の給紙トレイを選択する条件を設定し、特定の
送信を示すＤＴＭＦ信号を検出した場合、あらかじめ設
定した条件に従って特定の給紙トレイから記録用紙を給
紙するようにしたから、受信側ファクシミリ装置では出
力された記録用紙によって送られてきた画像の例えば重
要度等である内容を容易に把握することができ確認性の
向上を図ることができる。また、ＤＴＭＦ信号を送出す
ることのできるファクシミリ装置であればメーカ等に依
存すること無く、この非標準機能を利用することが可能
となる。
じめ特定の給紙トレイを選択する条件を設定し、特定の
送信を示すＤＴＭＦ信号を検出した場合、あらかじめ設
定した条件に従って特定の給紙トレイから記録用紙を給
紙するようにしたから、受信側ファクシミリ装置では出
力された記録用紙によって送られてきた画像の例えば重
要度等である内容を容易に把握することができ確認性の
向上を図ることができる。また、ＤＴＭＦ信号を送出す
ることのできるファクシミリ装置であればメーカ等に依
存すること無く、この非標準機能を利用することが可能
となる。
【００３１】また、あらかじめ特定の画像処理を選択す
る条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ信号を検出
した場合、あらかじめ設定した条件に従って特定の画像
処理を画像データに対してするようにしたから、受信側
ファクシミリ装置では画像処理された画像によって内容
を容易に把握することができ確認性の向上を図ることが
できる。また、設定した画像処理内容によっては例えば
出力された記録用紙をファイルするため綴代を作り直す
等の手間を省くことができる。
る条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ信号を検出
した場合、あらかじめ設定した条件に従って特定の画像
処理を画像データに対してするようにしたから、受信側
ファクシミリ装置では画像処理された画像によって内容
を容易に把握することができ確認性の向上を図ることが
できる。また、設定した画像処理内容によっては例えば
出力された記録用紙をファイルするため綴代を作り直す
等の手間を省くことができる。
【００３２】更に、あらかじめ特定の付加情報を選択す
る条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ信号を検出
した場合、あらかじめ設定した条件に従って特定の付加
情報を画像データに追加するようにしたから、受信側フ
ァクシミリ装置では出力された記録用紙に付加された情
報によって送られてきた画像が回覧等であるなどの内容
を容易に把握することができ確認性の向上を図ることが
できる。また、画像データを記録する用紙を変更するこ
とで内容を区別させるための給紙トレイを設ける必要が
ないため、装置のコストダウンとスペース効率の向上を
図ることができる。
る条件を設定し、特定の送信を示すＤＴＭＦ信号を検出
した場合、あらかじめ設定した条件に従って特定の付加
情報を画像データに追加するようにしたから、受信側フ
ァクシミリ装置では出力された記録用紙に付加された情
報によって送られてきた画像が回覧等であるなどの内容
を容易に把握することができ確認性の向上を図ることが
できる。また、画像データを記録する用紙を変更するこ
とで内容を区別させるための給紙トレイを設ける必要が
ないため、装置のコストダウンとスペース効率の向上を
図ることができる。
【図１】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図２】設定条件を指示するＤＴＭＦ信号の送出タイミ
ングの一例を示す図である。
ングの一例を示す図である。
【図３】上記実施例の用紙を変更するときの動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図４】上記実施例の画像処理をするときの動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図５】上記実施例の付加情報を追加するときの動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
１ ＣＰＵ ２ 操作表示部 ３ 設定記憶部 ４ 網制御部 ５ ＤＴＭＦ送出部 ６ ＤＴＭＦ検出部 ７ モデム ８ 通信制御部 ９ ＲＡＭ １０ 設定条件制御部 １１ 給紙トレイ選択部 １２ 画像処理部 １３ 付加情報追加部 １４ 給紙トレイ部 １５ プロッタ １６ スキャナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 1/44 Ｈ０４Ｎ 1/44
Claims (3)
- 【請求項１】 操作表示部と設定記憶部とＤＴＭＦ送出
部とＤＴＭＦ検出部と設定条件制御部及び給紙トレイ選
択部とを有し、操作表示部は各々異なる記録用紙を格納
した複数の給紙トレイの中から特定の給紙トレイを選択
する設定条件を入力し、設定記憶部は入力された設定条
件を記憶し、ＤＴＭＦ送出部は網制御部で送信するため
回線を閉結したときに特定の送信であることを示すＤＴ
ＭＦ信号を送出し、ＤＴＭＦ検出部は網制御部で受信す
るため回線を閉結したときに回線から送られてきたＤＴ
ＭＦ信号を検出し、設定条件制御部はＤＴＭＦ検出部で
ＤＴＭＦ信号を検出したときに特定の給紙トレイを選択
させる制御信号を送出し、給紙トレイ選択部は送られた
制御信号に従って設定記憶部に記憶した設定条件に示さ
れた特定の給紙トレイを選択し、選択した給紙トレイが
給紙した用紙に送られてきた画像データを記録すること
を特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項２】 操作表示部と設定記憶部とＤＴＭＦ送出
部とＤＴＭＦ検出部と設定条件制御部及び画像処理部と
を有し、操作表示部は画像データを加工するための特定
の画像処理を選択する設定条件を入力し、設定記憶部は
入力された設定条件を記憶し、ＤＴＭＦ送出部は網制御
部で送信をするため回線を閉結したときに特定の送信で
あることを示すＤＴＭＦ信号を送出し、ＤＴＭＦ検出部
は網制御部で受信するため回線を閉結したときに回線か
ら送られてきたＤＴＭＦ信号を検出し、設定条件制御部
はＤＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号を検出したときに特定
の画像処理を選択させる制御信号を送出し、画像処理部
は送られた制御信号に従って設定記憶部に記憶した設定
条件に示された特定の画像処理で送られてきた画像デー
タを加工し、給紙トレイが給紙した用紙に加工した画像
データを記録することを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項３】 操作表示部と設定記憶部とＤＴＭＦ送出
部とＤＴＭＦ検出部と設定条件制御部及び付加情報追加
部とを有し、操作表示部は画像データに追加する特定の
付加情報を選択する設定条件を入力し、設定記憶部は入
力された設定条件を記憶し、ＤＴＭＦ送出部は網制御部
で送信をするため回線を閉結したときに特定の送信であ
ることを示すＤＴＭＦ信号を送出し、ＤＴＭＦ検出部は
網制御部で受信するため回線を閉結したときに回線から
送られてきたＤＴＭＦ信号を検出し、設定条件制御部は
ＤＴＭＦ検出部でＤＴＭＦ信号を検出したときに特定の
付加情報を選択させる制御信号を送出し、付加情報追加
部は送られた制御信号に従って設定記憶部に記憶した設
定条件に示された特定の付加情報を送られてきた画像デ
ータに追加し、給紙トレイから給紙した用紙に付加情報
を追加した画像データを記録することを特徴とするファ
クシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8297898A JPH10126604A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8297898A JPH10126604A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10126604A true JPH10126604A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17852542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8297898A Pending JPH10126604A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10126604A (ja) |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP8297898A patent/JPH10126604A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100189246B1 (ko) | 팩시밀리에서 선별적 자동메모리 수신방법 | |
| EP0166405B1 (en) | Facsimile system | |
| US6433893B1 (en) | Data communication apparatus for combining data with the same identification information | |
| JPH10126604A (ja) | ファクシミリ装置 | |
| KR100577710B1 (ko) | 복합기 및 이를 이용한 인쇄용지의 부족 알림 방법 | |
| KR100205285B1 (ko) | 팩시밀리 장치에서 문서전송 수량이 맞지 않을때 경고메세지를 전송하는 방법 | |
| JP2950269B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JPS60152170A (ja) | フアクシミリ装置 | |
| JP2798726B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JP3748029B2 (ja) | ネットワークファクシミリ装置 | |
| KR100222687B1 (ko) | 팩시밀리에서 수신메세지 원격확인방법 | |
| JP3578051B2 (ja) | 通信端末装置 | |
| JP2760139B2 (ja) | ファクシミリ通信方式 | |
| JPH10215340A (ja) | ファクシミリにおける通信情報記録方法 | |
| KR100288705B1 (ko) | 송수신 데이터의 백업방법 | |
| KR100260638B1 (ko) | 팩시밀리의동작모드제어장치 | |
| JP3514069B2 (ja) | プリンタ機能付通信端末装置 | |
| JP3565726B2 (ja) | ファクシミリ通信システム及びファクシミリ通信制御方法 | |
| KR19980066107A (ko) | 팩시밀리에서 수신 거부방법 | |
| JPH0823434A (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JP2000324288A (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JP2001320590A (ja) | カラーファクシミリ装置 | |
| JPH066559A (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JP2002057866A (ja) | 画像通信装置 | |
| JPH0662206A (ja) | ファクシミリ制御方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |